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アルファード、ヴェルファイアの荷室の良い点5つと悪い点4つ!荷物収納スペースが広くて充実?

トヨタ アルファード、ヴェルファイアは大型の高級ミニバンで、その圧倒的な広さの車内スペースと質感と利便性の高い車内スペースは高い人気を持っています。

今回はそんなアルファードおよびヴェルファイアのラゲッジスペースについてご紹介しましょう

アルファード、ヴェルファイアの荷室・トランクの容量・寸法

トヨタ アルファード参考:toyota.jp

アルファードおよびヴェルファイアは国産車の中で最大級のボディサイズを保つ大型ミニバンで、ゆとりのあるボディを活かした広い車内は高い快適性を誇ります。

アルファードとヴェルファイアは基本設計を同一とする兄弟車で、エクステリアデザインやインテリアデザインで差別化されていますが基本的なレイアウトは同一の車です。

今回はアルファードおよびヴェルファイアのラゲッジスペースを詳しく見ていきますが、どちらの車種もラゲッジスペースのレイアウトや容積などは同一ですので一緒にご紹介していきます。

ではまずアルファードとヴェルファイアの大まかなサイズ感とラゲッジスペースの寸法などをご紹介しましょう。

スペックアルファード、ヴェルファイア
乗車定員7名〜8名
全長4,945mm〜4,950mm
全幅1,850mm
全高1,935mm〜1,950mm
室内長3,210mm
室内幅1,590mm
室内高1,400mm
ラゲッジルーム高さ1,200mm(フロア-天井後方)〜1,355mm(フロア-セカンドシート後方)
930mm(ホイールハウス間)〜1,410mm(ラゲージサイドトリム間)
奥行きサードシートまで使用時:150mm〜220mm
セカンドシートまで使用時:940mm〜1,240mm
フロントシートのみ使用:1,830mm〜2,330mm
ラゲッジ容量・サードシートまで使用時
サードシート後ろ位置 :163L〜205L
サードシート前位置:616L〜890L
・セカンドシートまで使用時
セカンドシート後ろ位置:960L(キャプテンシート947L)〜1,388L(キャプテンシート1,346L)
セカンドシート前位置:1,322L(キャプテンシート1,467L)〜1,891L(キャプテンシート2,207L)
・フロントシートのみ使用:1,743L〜2,691L
運転席寸法高さ1,300mm
約500mm
奥行き約1,100mm
助手席寸法高さ1,300mm
約500mm
奥行き約1,100mm
2列目寸法高さ約1,300mm
約600mm✕2(7人乗り)
約1,400mm(8人乗り)
奥行き約1,200mm
3列目寸法高さ約1,300mm
約1,400mm
奥行き約900mm

アルファードおよびヴェルファイアはハッチバックタイプのミニバンで、5,000mm近い大柄なボディに3列シートを備えた車です。

全幅や全高も大型のサイズ感になっており、そのボディサイズをほぼ車内スペースに充てているためスクエアボディのミニバンスタイルです。

ポイント

車内スペースは3列シートの前から後ろまでが3,200mmもの長さを持っているのですが、3列目シートまで利用している際には最後尾にあるラゲッジスペースがわずか200mm前後しかありませんので、車内スペースの殆どを居住スペースであることがわかるでしょう。

そのラゲッジスペースの容積もサードシートが後ろまでスライドされていると200L程度しかなく、コンパクトカーのラゲッジスペースが300L前後と考えるとかなり狭いラゲッジスペースです。

一方でアルファードとヴェルファイアは3列シートに前後へのスライド機能やさまざまなレイアウトに組み替えるシートアレンジ機能が備わっており、シートアレンジやスライド位置によってはラゲッジスペースの大きさが大幅に変化します。

3列目シートを展開した状態でもサードシートを1番前にスライドさせれば600L〜900Lぐらいの容積が確保でき、これだけのスペースがあれば大きな荷物が載せられるサイズになります。

さらにサードシートの格納やセカンドシートの移動、シートアレンジを利用することでその何倍ものラゲッジスペースが生まれますので、乗車人数を調整することで広い車内スペースをしっかりラゲッジスペースに活用できる車でもあります。

シートアレンジでの変化は後ほど詳しくご紹介しますが、基本的には1列目〜3列目までのシートの前後の奥行きが座席になるかラゲッジスペースになるかで変化しますので、それぞれラゲッジスペースの変化は1,000mm前後になっているのが分かるでしょう。

ではアルファードとヴェルファイアのラゲッジスペースについて詳しくご紹介します。

アルファード、ヴェルファイアの荷室・トランク・荷物収納スペースの良い点

ではまずアルファードとヴェルファイアのラゲッジスペースの良い点をご紹介しましょう。

圧倒的な利便性を持つ車内スペース

アルファードおよびヴェルファイアのラゲッジスペースは容積自体がかなりの大きさを持っており、最大限車内スペースを活用すると貨物車にも匹敵するラゲッジスペースを確保できます。

アルファード ラゲッジ参考:toyota.jp

アルファードおよびヴェルファイアは3列シートを展開したフル乗車状態ではシートのスペースに車内スペースが充てられていますので、サードシートがある状態ではラゲッジスペースは小さいです。

サードシートは前にスライドさせればある程度ラゲッジスペースが拡大でき、中型車クラスのラゲッジ容量であればこの状態で十分利用できるラゲッジスペースになります。

またアルファードおよびヴェルファイアのラゲッジスペースはハッチバックタイプなのでテールゲート式ですが、その開口部は上下左右とも1,000mm〜1,400mmもの広々としたテールゲートになっていますので、荷物の積み込みのときにも邪魔なものがほとんどなくて便利です。

さらにはラゲッジスペースの床面は地面からわずか600mmほどの低い位置にありますので、大きな荷物を高く持ち上げる必要がなく荷物の上げ下ろしも楽になっています。

アルファードやヴェルファイアのラゲッジスペースでは、サードシートを展開した状態でも上下方向にはスペースがありますのでゴルフバッグなどを3個程度であれば立てる形で積込むことはできます。

シートアレンジによってサードシートを収納すると1,300L程度までのラゲッジスペースが確保でき、このサイズがあればゴルフバッグや大型スーツケースなどを複数個横積みして積み込むことが可能であり、安定感のある積み方ができるでしょう。

また車椅子やベビーカーといったある程度サイズの大きなものについてもサードシートの収納のみで搭載は可能であり、普段使いについてはサードシートを収納するだけでも十分です。

MEMO

さらにセカンドシートは前後スライドおよび背もたれのリクライニングで調整ができるのですが、セカンドシートを1番前までスライドさせれば自転車などの大きな長い荷物までしっかりと積み込むスペースが出来ます。

この状態だと容積が2,000L前後の大きさがありますので、軽自動車の商用バンに匹敵するサイズ感です。

普段使いのほとんどの荷物や家具などの大きなものまで十分搭載できるスペースになりますので、乗車人数を少なくすることでラゲッジスペースは大幅に広がります。

なおアルファードやヴェルファイアではセカンドシートが豪華なキャプテンシート式になるグレードがありますが、キャプテンシートは質感や座り心地などを重視した大型のシートとなっていますのでラゲッジスペースの確保としては通常のシートよりも若干狭くはなります。

シートアレンジでフレキシブルに調整できるラゲッジスペースサイズ

アルファードやヴェルファイアの車内スペースはシートアレンジによってラゲッジスペースの容積を大きく変化できますが、さらにシートアレンジをしっかり駆使することでさまざまなシーンに対応できます。

アルファードやヴェルファイアのシートアレンジは基本的にセカンドシート、サードシートなどそれぞれの列単位でシートを収納する形になります。

例えばサードシートなどはシート自体を収納して左右に跳ね上げることで格納できるので、サードシートがあった部分がほぼ全てラゲッジスペースに変化します。

セカンドシートに関しては跳ね上げ機構はないので前後スライドのみとはなりますが、セカンドシートへ座らない前提であればよりコンパクトに収納する機能もあります。

ですがそれだけではなく、各座席は左右に分割してそれぞれ格納したりスライドしたりも可能な構造になっています。

この機能を活かすとセカンドシートやサードシートの左右どちらかだけをラゲッジスペースにすることが可能で、片方の座席は座れるシートに残すことで乗車人数もある程度確保できます。

サードシートは3人掛けですが、左右跳ね上げ式なので片方を上げれば1人は座れるようになり、その状態で400Lぐらいのラゲッジスペースが確保できるので、普段使いならこれでも十分なシーンは多いです。

セカンドシートは2人掛けのキャプテンシートか3人掛けのベンチシートになりますが、こちらも左右に分割してスライドさせたりリクライニングさせたりできるので、サードシートと組み合わせれば車の左右どちらかのスペースを座席として、もう片方をラゲッジスペースにすれば前後に長い荷物を積み込みながら乗車人数を確保することができます。

こういった機能を活かすことでさまざまなシーンに対応できるようになるでしょう。

大容量のアンダーラゲッジも装備

アルファードやヴェルファイアは標準的なスペースでも十分な大きさのラゲッジスペースが確保できますが、それに加えてアンダーラゲッジもありますので非常に利便性が高いです。

アンダーラゲッジは標準のラゲッジスペースの床下に確保されたちょっとした荷物を入れられるスペースのことで、アルファードやヴェルファイアではサードシートより後側の標準的なラゲッジスペースの床下にそなわっています。

ポイント

ラゲッジスペースの床面にはデッキボードと呼ばれる取り外し可能なボードがあり、これを跳ね上げることでアンダーラゲッジが出現します。

アンダーラゲッジは上から見ると3分割になっておりセンター部分には2本のシート用のレールがありますので、一つの大きなアンダーラゲッジではなく部屋が3つあるような感じです。

しかしシートレールの下側も空間になっていて繋がっていますので、容積としては全体をまとめて利用できます。

通常の車のアンダーラゲッジはそんなに容量の大きくないものなのですが、アルファードやヴェルファイアではアンダーラゲッジでも150L前後もの大容量のスペースがあり、ある程度大きな荷物でも十分積み込めます。

このスペースはオプション装備であるスペアタイヤを収めるためにも利用されるので大きなサイズは元々必要なのですが、実際にはスペアタイヤが乗っていても半分ぐらいのスペースがアンダーラゲッジとして利用できるほどです。

MEMO

デッキボードを外してアクセスしなければならないので多少大変ではありますが、内側が防水仕様になっていますので汚れ物や濡れたものなども積み込めてかなり便利です。

なおアンダーラゲッジを展開すると上下方向にもより大きな荷物を積み込めるようになりますが、アルファードやヴェルファイアではシートレールがありますので全体的に上下方向を広げることができません。

それでもシートレールの左右のスペースだけでも結構な深さがありますので、細長い物を積み込むときには有効でしょう。

キャンプやアウトドアでも1台でまかなえるラゲッジスペース

アルファードやヴェルファイアのラゲッジスペースの容量は実に多くの荷物を積み込むことができ、キャンプやアウトドアでも1台で十分まかなえる車になっています。

キャンプやアウトドアではかなり大きな荷物をいくつも積んでいく必要があり、テントや食器、食材、バーベキューグリルなどかなりかさばる荷物があります。

その他に個人の荷物もありますし、アウトドアではレジャーに使うための道具類などもありますので車の積載量というのは大きければ大きいほどよいのです。

頻繁にキャンプやアウトドアに行く方は特に積載性を重視して商用車ベースの車に乗る方もいらっしゃるのですが、商用車ベースの車では積載性はともかく車の乗り心地や普段使いで不便な点もあるものです。

アルファードやヴェルファイアではサードシートまで使っているとラゲッジスペースはあまり広くありませんが、シートアレンジを駆使するとかなり大きなラゲッジスペースが確保することができます。

特にアルファードやヴェルファイアのボディサイズが上下方向に大きいためラゲッジスペースも上下に積み上げるような積み込み方が得意であり、キャンプ用品を載せるにはもってこいのスペースとなります。

乗車人数を4名〜5名程度に抑えればその分多くの荷物を積み込めますので、キャンプやアウトドアではこのぐらいの人数ならば1台の車で十分な積載性を発揮できるでしょう。

それでいて高級で質感の高い高級ミニバンですので、普段使いの利便性や乗り心地もよくデメリットをほとんど感じずに両方の使い方をこなせるでしょう。

使い勝手の良いラゲッジスペース装備

アルファードやヴェルファイアにはいくつかラゲッジスペース周りの装備がそなわっており、使い勝手の良いものが揃っています。

まずアルファードおよびヴェルファイアのラゲッジスペースには照明がそなわっているので夜間でも便利であり、サードシート後ろのラゲッジスペースの脇にあって手元を照らしてくれます。

その照明の脇には荷物をひっかけられるフックがあり、ちょっとした荷物をここにかけられます。

さらにハイブリッドモデルに関してはラゲッジスペースの脇にAC100V 1,500Wの電源コンセントを装備することが可能であり、キャンプやアウトドアの際にこちらから電源を取り出すことでかなり高い利便性を発揮します。

またアルファードやヴェルファイアにはテールゲートに電動開閉用スイッチがあり、手がふさがった状態でもテールゲートを閉められるのが便利な点です。

加えてアルファードやヴェルファイアのラゲッジスペースはほぼフラットなラゲッジ床面を備えており、荷物を前後に移動させる際に引っかかるものが少なくて便利です。

ただし後述するシートレールに関しては若干邪魔になることもあるのですが、基本的にはセカンドシート後方からテールゲートまで前後にフラットには利用できますので重たい荷物を持ち上げずにスライドさせることで積み込みやすくなっています。

さらにこのフラットな床面を活かして車中泊などにも活用できますし、シートレールも周りを盛り上げることで邪魔にはならなくなるでしょう。

アルファードとヴェルファイアの荷室・トランク・荷物収納スペースの悪い点

アルファードとヴェルファイアのラゲッジスペースは広々とした容積があってかなり使い勝手の良いものとなっていますが、次のような点はちょっとしたシーンで気になる部分です。

フル乗車時のラゲッジスペースの小ささ

まずアルファードやヴェルファイアのラゲッジスペースで気になる部分はフル乗車時のラゲッジスペースのサイズ感で、サードシートまで満足に座れるようにするとラゲッジスペースはコンパクトカー並みのものしか確保できません。

アルファードのサードシートまで利用したときの容量は163L〜890Lまで変化するのですが、最大限のラゲッジスペース容量を確保するときにはサードシートがほぼセカンドシートに触れるぐらいまで前に出ているので、この状態では基本的にサードシートには座れません。

ポイント

そのためサードシートに快適に座りながら確保できるラゲッジスペースは300L程度となり、コンパクトカーの標準的なラゲッジスペース容量と同じぐらいになります。

同様のことがセカンドシートにもあり、セカンドシートを残したままでラゲッジスペースを最大限確保しても、セカンドシートに座るのが厳しいのでは微妙な面があります。

そのためアルファードやヴェルファイアで7人〜8人のフル乗車をする場合には、座席を優先することでどうしてもラゲッジスペースが少なくなってしまいます。

それぞれの乗員が手荷物を持っているぐらいならともかく、もっとたくさんの荷物を一緒に運ぶときにはラゲッジスペースの小ささが気になる点になります。

このあたりは乗車人数を抑えめにするか、荷物をそれぞれの足の上に載せられるぐらいにすれば残ったラゲッジスペースでもそれなりには利用できるでしょう。

邪魔な場合がある跳ね上げ式サードシート

アルファード ラゲッジ参考:toyota.jp

アルファードやヴェルファイアのラゲッジスペースで意外に邪魔なのが跳ね上げた後のサードシートです。

アルファードやヴェルファイアのサードシートはラゲッジスペースを拡大するときには左右に跳ね上げる形で収納する構造になっており、シートアレンジを行なった後は左右のボディに沿うようにサードシートが折り畳まれた状態で残っています。

この折りたたんだサードシートがあっても十分なサイズのラゲッジスペースが確保できて入るのですが、最大限ラゲッジスペースに荷物を積み込もうというような際には邪魔になることがあります。

このあたりは荷物の大きさや形状によるところが大きいので必ず邪魔になるわけではありませんが、ほかのシート収納方式と比べると若干弱い部分です。

3列シート車では多くの車がラゲッジスペースを拡大するシートアレンジを備えており、そのシートの収納方法はさまざまです。

アルファードやヴェルファイアのような左右跳ね上げ式も標準的な仕様の一つですが、その他にシートを床下に収納する方式もあり、こちらでは完全にシートが見えなくなるので邪魔にはなりません。

ですがその代わりにシート自体の厚みをどうしても薄くしなくてはならず乗り心地などの面では不利であり、左右跳ね上げ式ではそういった部分で性能を高める余裕があります。

アルファードやヴェルファイアはなにより車内の居住性や快適性が重視されているので左右跳ね上げ式になっており、車の性格によるものといって良いでしょう。

ラゲッジスペース上面が汚れやすいカーペット生地

アルファードやヴェルファイアのラゲッジスペースには質感を高めるカーペットが敷いてあるのですが、キャンプやアウトドアではこれは不便な場合もあります。

アルファードやヴェルファイアは何より車内の高級感や質感が重要な車であり、車内の床にも質感の高いカーペットが敷かれています。

車内の内装色やシートに合わせたカーペットは実に満足感の高いものではありますが、防水性などはないファブリックな生地ですのでどうしても汚れには弱いです。

このカーペットは運転席や助手席の足下からラゲッジスペースの後部までほぼすべての床部分に敷いてあり、意外と気を配らないといけない点です。

しかしアルファードやヴェルファイアはその積載性の高さを活かしてキャンプやアウトドアに便利に使うこともあるのですが、その際にはカーペットが汚れないように気をつけなくてはなりません。

泥汚れや水汚れが一度ついてしまうとなかなか掃除しづらいので、あらかじめ防水性のあるシートを敷いておくか荷物をくるんだりしてあまり車内に漏れないようにあらかじめ準備したほうが良いでしょう。

なおこういった汚れ物を載せるときには前述したアンダーラゲッジを活用するのが便利であり、容積も大きいのである程度のサイズのものまで収められます。

フロアにあるスライドレールが邪魔

アルファードやヴェルファイアのラゲッジスペースでは床面にシートのスライドレールがあり、安定感の欲しい荷物を積み込むときには結構邪魔になります。

アルファードやヴェルファイアはセカンドシートもサードシートも前後への大きなスライドが可能となっており、そのスライドは床面に設けられたスライドレールに沿って動いています。

スライドレールはほぼラゲッジスペースを3分割するように左右に1本ずつ装備されており、セカンドシートとサードシートのスライドレールは前後に繋がっています。

ポイント

このシートレールはラゲッジスペースの床面より僅かに盛り上がっており、この構造はアルファードを始めとしたミニバンでは標準的な構造です。

シートレールの盛り上がりはそこまで大きくはないので一見すると気にならないようにも見えますが、大きめの荷物でしっかり床面に設置させて載せたいときなどにはシートレールが邪魔して不安定になることがあります。

これも載せる荷物によるのですが、安定感を保つためにはシートレール分の盛り上がりを是正するような装備が必要で、また前後に荷物を移動させたいときなどにも邪魔になることがあります。

ただしアルファードやヴェルファイアのオプション装備になる専用のフロアマットを敷くことである程度は解消することができ、シートレールの左右を埋めるようなフロアマットなのでどうしても邪魔なときにはこちらを利用しましょう。

なおフロアマットは意外とオプション価格がしますので、度々シートレールが邪魔になるようなことがなければほかの手段で段差を解消してもよいでしょう。

アルファード、ヴェルファイアの荷室・トランク・荷物収納スペースの口コミ・評判

アルファードやヴェルファイアのラゲッジスペースについてはtwitterでもいろいろな投稿がありますが、その中からいくつかご紹介しましょう。

こちらの方は自家用車の点検に際してアルファードを体験されたようなのですが、感触がよく価格以外は魅力的なようです。

アルファードに試乗してみるとシートアレンジでのラゲッジスペースの広さや様々な装備が体験でき、車内スペースの利便性の高さが大きな魅力となります。

こちらの方はアルファードと商用バンであるハイエースを比較されていますが、アルファードの跳ね上げ式のサードシートが若干邪魔に感じていらっしゃるようです。

最大限積載性を重視するのであれば跳ね上げ機構ではないハイエースなどのほうがよく、用途によってはあるアルファードでも不便なことがあるのです。

総評

アルファードおよびヴェルファイアはトヨタ最上級の大型高級ミニバンとして、利便性の高さや動力性能の高さ、車内の質感の高さなど実に魅力的な車です。

ラゲッジスペースに関してもフル乗車時のラゲッジスペースは多少狭めではあるもののシートアレンジを駆使することで大幅に利便性を高めることができ、この車が1台あれば様々なシーンでしっかり活躍できる車です。

最上級ミニバンということで価格は高いのですが、それにもかかわらずさまざまな世代に人気が高い車となっており、ファミリーカーとして最高の車を探している方にはおすすめです。