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アルファード、ヴェルファイアにはチャイルドシートが2~5台取り付け可能?おすすめのチャイルドシートはこれ!

トヨタ アルファード、ヴェルファイアはトヨタの最上級ミニバンで、圧倒的な車内の広さと豪華なインテリアなどが魅力の人気車種です。

今回はアルファードおよびヴェルファイアへのチャイルドシートの適応についてご紹介します。

アルファードおよびヴェルファイアのチャイルドシートの設置可能場所

トヨタ アルファード参考:toyota.jp

トヨタ アルファード、ヴェルファイアは大型ミニバンに分類される乗用車で、競争の激しいミニバン市場でも常に高い人気を持っている車です。

アルファードはトヨタ初の高級ミニバンとして登場時から一気に人気になり、大柄なボディで価格帯も高いにもかかわらずファミリーカーのミニバン市場でトップクラスのシェアを誇ります。

そんなアルファードには派生車種としてヴェルファイアという車種もあるのですが、アルファードとヴェルファイアはコンポーネントなどの多くを共通化しながらフロントマスクデザインや内装のデザインなどを差別化しており、アルファードとヴェルファイアは姉妹車といえる位置づけです。

この2車種は先日最新モデルにフルモデルチェンジを果たしており、アルファードは4代目、ヴェルファイアは3代目になったばかりの新しい車種です。

今回はチャイルドシートの設置に関するご説明ですが、アルファードとヴェルファイアへの取り付け状況などは同一となるため一緒にご紹介します。

スペックアルファード、ヴェルファイア
乗車定員7名
全長4,995mm
全幅1,850mm
全高1,945mm
室内長3,005mm
室内幅1,660mm
室内高1,360mm
運転席寸法高さ約1,300mm
約500mm
奥行き約1,100mm
助手席寸法高さ約1,300mm
約500mm
奥行き約1,100mm
2列目寸法高さ約1,300mm
約600mm✕2(7人乗り)
奥行き約1,200mm
3列目寸法高さ約1,300mm
約1,400mm
奥行き約900mm

アルファード及びヴェルファイアはどちらも3列シートを車内に持つミニバンですが、先代モデルまでは8人乗りモデルと7人乗りモデルの2種類があったのですが現行モデルでは7人乗りモデルのみとなっています。

7人乗りモデルではセカンドシートが左右分割式のセパレートシートとなっており、サードシートには3名が座れるベンチシートが設置されています。

またボディサイズが大きいことで室内スペースもかなり広々としており、セカンドシートやサードシートの足下空間や頭上空間にゆとりがあり、解放感を感じながら乗車できる快適な車です。

このアルファードおよびヴェルファイアへのチャイルドシート設置可能場所についてまずはご紹介しましょう。

アルファードおよびヴェルファイアのチャイルドシート設置場所

アルファード チャイルドシート参考:toyota.jp

アルファードとヴェルファイヤへのチャイルドシート設置は車内のシートの上が基本となっています。

チャイルドシートは乳幼児や幼児など体が幼い子供を安全に車に乗せるための器具であり、安全性の確保のため車内にしっかりと固定する必要があります。

チャイルドシートの固定には基本的にシートに備え付けのシートベルトを利用するようになっており、シートベルトによってシートにくくりつけることでチャイルドシートがずれたり、事故の際に外れてしまうのを防いでいます。

ただしシートベルトと言っても3点式シートベルトが必須であり、簡易的な2点式シートベルトには対応していません。

ポイント

アルファードやヴェルファイヤでは車内の7席全てに3点式シートベルトが設置されており、運転席を除けば残りの6席にチャイルドシートを設置することが可能です。

ですが助手席へのチャイルドシートの設置についてはあまり推奨されるものではなく、助手席は正面衝突などの事故の際の影響が後ろの席よりも大きいため、子供を保護するチャイルドシートを設置するためには適していません。

そのためアルファードやヴェルファイヤでチャイルドシートを設置できるのはセカンドシートの左右席2席と、サードシートの3席部分になります。

実際にはチャイルドシートの固定構造やチャイルドシート自体のサイズで取付可能な個数は変化しますが、大型ミニバンなのでチャイルドシートの設置できるゆとりはかなり大きいものになるでしょう。

アルファードおよびヴェルファイアのチャイルドシートの可能台数

アルファードやヴェルファイアへのチャイルドシートの設置可能な個数はチャイルドシート自体の固定構造で変化があり、シートベルト固定式とISOFIX式の2種類があります。
この2種類それぞれでのチャイルドシート設置可能台数をご紹介しましょう。

シートベルト固定式のチャイルドシート設置可能台数

アルファード チャイルドシート参考:toyota.jp

アルファードとヴェルファイアへのチャイルドシート設置はシートベルトでの固定が基本であり、シートベルト固定方式のチャイルドシートは数多く取り付けができます。

シートベルト固定式のチャイルドシートは3点式シートベルトがあれば取り付けができるので汎用性が高く、アルファードとヴェルファイアではセカンドシートとサードシートのどの席にも取り付けが可能です。

セカンドシートについては左右に分割されたセパレートシートナので、左右にそれぞれ1つずつチャイルドシートを取り付けることが可能です。

アルファードやヴェルファイアではセカンドシートの空間が広いので子供さんをチャイルドシートに乗せるゆとりも多く確保できており、左右のスライドシートからすぐにアクセスできるのでチャイルドシートを運用するにはベストの座席でしょう。

一方でサードシートは左右分割式ではなく3席が横につながったベンチシートになっており、その3席のどの席にもシートベルト固定式のチャイルドシートを取り付けが出来ます。

ただし3席全てにチャイルドシートを設置しようとするとチャイルドシートのサイズによっては左右が窮屈で取り付けできない場合もあり、3つの取り付けにはチャイルドシートの種類の選定が必要でしょう。

サードシートに関してもシートの前後のゆとりが広いですし、またセカンドシートもサードシートも前後スライドが可能なので、チャイルドシートを数多く設置してもアクセスには困ることはなさそうです。

さらにセカンドシートがセパレートシートになっていることでセンター部分が通路になっており、サードシートへのアクセスが行いやすいレイアウトになっています。

このレイアウトによってサードシートへ子供を乗せる時にセカンドシートが邪魔になりませんので、かなりフレキシブルに取り付け位置や設置台数を調整できるでしょう。

ISOFIX固定式のチャイルドシート設置可能台数

ISOFIX式のチャイルドシートは専用の固定器具を利用した固定規格になっており、シートベルト式より強固な固定ができる規格となります。

ISOFIX式の固定構造はチャイルドシート側と車側にある専用の金具類を組み合わせて固定する方式であり、シートベルトでシートに縛り付ける方式と比べると金具によって頑丈な取り付けができます。

ISOFIX式のチャイルドシートを取り付けるには車側にも専用の器具が必要ですので取り付けられる位置は限られており、アルファードやヴェルファイヤではセカンドシートの左右席のみにISOFIX式の固定器具が設置されています。

そのためサードシートへはISOFIX式チャイルドシートが取り付けできないので、設置可能個数は2つとなります。

ISOFIX式のチャイルドシートだけに限ると2つが設置可能個数ですが、それ以上取り付けたい場合にはシートベルト固定式のチャイルドシートを併用すると良いでしょう。

セカンドシートに2席ともISOFIX式チャイルドシートを取り付けてもサードシートへのアクセスは可能なので、併用すれば4つ〜5つぐらいはチャイルドシートが取り付けられるでしょう。

なおアルファードのサードシートはシートアレンジで左右跳ね上げ式で収納できるのですが、跳ね上げるとサードシートの左右どちらかとセンター席が使えなくなるのでチャイルドシートの設置可能個数は大幅に減少します。

アルファードおよびヴェルファイアでのチャイルドシートの使用感

アルファードやヴェルファイヤでのチャイルドシートの使用感についてはX(twitter)でもいろいろな投稿があり、その中Kラいくつかご紹介します。

なおアルファードの使用感とヴェルファイヤの使用感は同一なので、これらのレビューはどちらの車種にも適用できるでしょう。

こちらの方はアルファードをお知り合いにおすすめされているようで、アルファードのさまざまな利便性の高さが理由のようです。

その中でチャイルドシートを乗せやすい上に荷物もたくさん積めるということで、子育て世代にはもってこいの車でしょう。

こちらの方はアルファードについて価格の高さや内装について言及されていますが、チャイルドシートを乗せる車として考えるとちょっともったいないと感じていらっしゃいますね。

アルファードはセカンドシートもサードシートも非常に座り心地が良く快適なシートに仕上がっているので、チャイルドシートに専有されるのがなんとなく気になるのはわかります。

それでもアルファードの車内スペースの広さは子育て世代にピッタリなのは確かなので、長年付き合える車といえるでしょう。

この写真にある仕様はアルファードの最上級グレードであるエグゼクティブラウンジのシートなのですが、セカンドシートがより豪華で肘置きの大きなシートになっています。

このシートは座り心地が最高でさすが最上級車種というクオリティなのですが、もしこのシートにチャイルドシートを設置する場合に回転式のチャイルドシートが取り付けられないかもしれなといわれています。

実際にはチャイルドシート形状や仕様によって状況が変わるのですが、もしエグゼクティブラウンジにチャイルドシートを設置するときにはあらかじめ搭載性を確認したほうが良いでしょう。

アルファードおよびヴェルファイアのおすすめのチャイルドシート

では最後にアルファードとヴェルファイヤへ設置できるおすすめのチャイルドシートをご紹介します。

トヨタ純正 NEO G-Child i-Size

トヨタにはメーカー純正品としてのチャイルドシートが販売されており、そのうちの一つがNEO G-Child i-Sizeです。

トヨタ純正 NEO G-Child i-Size参考:toyota.jp

NEO G-Child i-Sizeは新生児から4歳頃まで利用することの出来るチャイルドシートで、子育て世代の大事な時期を保護してくれるチャイルドシートとなります。

ポイント

NEO G-Child i-SizeはISOFIX固定式のチャイルドシートになっており、頑丈で安全性の高い取り付けが可能となっています。

さらにNEO G-Child i-Sizeにはチャイルドシートから床面までを固定するサポートレッグも装備されており、より走行中の安定性が向上したり安全性も高いものとなっているので、トヨタ車にはピッタリの製品と言えます。

またNEO G-Child i-Sizeはチャイルドシートの取り付け向きを前向きと後ろ向きの2種類に分けることができ、これによって1台のチャイルドシートをベビーシートとしても利用できます。

乳幼児の頃には頭部の保護などのためにチャイルドシートは後ろ向きにする必要があるのですがこれにNEO G-Child i-Sizeは対応しており、ある程度年齢が高くなってくれば前向きにすぐ変更できます。

1台のチャイルドシートを長く活用できますし、2人目、3人目のチャイルドシートに使うときにもフレキシブルに調整できるのが良いですね。

KATOJI エレベート

KATOJI エレベートはユニークな構造を持つチャイルドシートで、アルファードやヴェルファイヤで長い期間利用できるチャイルドシートです。

KATOJI エレベート参考:www.katoji.co.jp

エレベートはシートベルト固定式のチャイルドシートであり、アルファードやヴェルファイアではセカンドシートおよびサードシートのどの席にも取り付けができます。

エレベートは乳幼児よりもう少し大きな子供から利用できるチャイルドシートですが、1歳ごろから12歳ごろまでという幅広い期間で利用できるのが特徴です。

シートベルト式で取り付けも取り外しも楽ですので、子供の成長に合わせてチャイルドシートの取り付け位置をフレキシブルに変化させることができます。

またエレベートの特徴としてチャイルドシートの形状を変化させられる点があり、チャイルドシートのヘッドレストの位置やシートベルトの位置や仕様を3種類のモードで変化させられます。

1台のチャイルドシートでここまで変化が出来る製品も珍しく、何人も子供さんがいるようなご家庭ではエレベートが1台〜2台あれば長年活用できるでしょう。

さらにエレベートはモードによっては横幅を控え目にすることができるので、年齢に合わせて調整すればアルファードやヴェルファイアのサードシートに3つのチャイルドシートを取り付けるのも不可能ではないでしょう。