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CR-Zのメーター表示の見方!ランプの点滅などの意味も全解説!

ホンダ CR-Zはハイブリッドカーのスポーツカーで、ホンダの走りを体現する環境対応車です。

今回はこのCR-Zのメーターについてご紹介します。

CR-Zのメーターのデザイン

ホンダ CR-Z参考:honda.co.jp

ホンダ CR-Zはクーペタイプのスポーツカーでありながらハイブリッド専用車となっており、走りと環境性能の両立を目指した車です。

CR-Zは2010年から2017年の間生産、発売された車で、後継者などがなかったので1代限りのスペシャルな車です。

CR-Z登場当時はハイブリッドカーは環境性能を重視することから落ち着いた走りが一般的だったのに対し、CR-Zはハイブリッドカーのモーターを走行アシストにも積極的に活用しよりキビキビした走りを目指した車です。

また車内レイアウトが2+2という後部座席が補助的な仕様のスポーツカーらしいレイアウトとなっており、なによりドライバーが走りを楽しむ車に仕上がっています。

今回はこのCR-Zのメーターについて詳しくご紹介します。

CR-Zのメーターのデザインについて

CR-Z メーター参考:honda.co.jp

CR-Zのメーターはスポーツカー向けの特徴的なデザインとなっており、他に似たデザインがあまり見られない仕様となっています。

CR-Zはメーターの配置としてはオーソドックスなドライバーの目の前の配置になっており、ドライバーから視認性の良好な位置になっています。

ポイント

CR-Zのメーターのデザインの大きな特徴としてメーター中央に大型の円形メーターがあり、メーターフードもこの円形メーターを強調するデザインとなっているのでここがメインのメーターです。

円形メーターにはアナログタイプのタコメーターが演習場に配置されており、その中央にはディスプレイがそなわっています。

このディスプレイにはデジタル式スピードメータを始めとしていくつかの表示があり、走行中はこの中央メーターをメインに確認しておけばよいでしょう。

また円形メーターの左右にはデジタル式の計器類が4種類配置されており、向かって右側には燃料計および瞬間燃費表示があります。

左側にはハイブリッドシステム関連の計器類がまとまっており、「IMA」と呼ばれる当時のホンダのハイブリッドシステムに関してバッテリー残量表示やチャージメーター、モーターアシスト表示など走行状態を示すメーターがあります。

MEMO

左右のデジタルメーターは中央のメーターに比べると落ち着いた雰囲気になっており、CR-Zが走りを楽しむスポーツカーであることを強調しています。

さらにメーター右側の下側の位置にはマルチインフォメーションディスプレイがそなわっており、細かい情報はほとんどこちらに表示されます。

さらに中央メーターにはアンビエントメーターと呼ばれるエコ走行時などに特徴的な点灯をするイルミネーション機能があり、メーター全体で連動して色が変わるのでさまざまな表情を魅せてくれます。

仕様としてはシンプルなメーターになっていますがデザインはかなり満足感の高いものとなります。

CR-Zのメーターのデザインについての評判

CR-ZのメーターのデザインについてはX(twitter)にも投稿があり、その中からいくつかご紹介します。

こちらの方は最近CR-Zを納車されたそうで、さまざまな点に魅力を感じて購入されたようです。

その魅力ポイントの一つにメーターが入っており、デザインのかっこよさを気に入られたようですね。

こちらの方はCR-Zのさまざまな点を評価されており、いくつか気になる部分も挙げられています。

ですがメーターについては近未来的と良い評価をされており、CR-Zの魅力としてしっかり存在感があるものとなっています。

CR-Zのメーター表示の意味・見方

次にCR-Zのメーター表示について詳しくご紹介します。

メーター表示メーター機能
メーター表示デジタルスピードメーター走行時速度表示
タコメーターエンジン回転数表示
燃料計燃料残量表示
瞬間燃費表示現在の瞬間燃費を表示
アンビエントメーター運転状態を表示する。省燃費状態のときは緑色に変化する。
チャージメーター表示(CHRG)/モーターアシスト表示(ASST)高電圧バッテリーへの充電状態表示、モーターでのアシストの作動状態表示
IMAバッテリー残量表示ハイブリッド駆動用バッテリーの残量表示
マルチインフォメーションディスプレイさまざまな情報を表示できるディスプレイ 一部の情報は切り替え式で表示
・オドメーター
・トリップメーター
・外気温表示
・時計
・ECOドライブディスプレイ/ECOドライブバー
・平均燃費履歴表示
・平均燃費表示A
・平均燃費表示B
・後続可能距離表示
・経過時間表示
・平均車速表示
・エネルギーフロー/エンジン作動表示
・ユーザーカスタマイズ
・OFF表示
警告灯ブレーキ警告灯:赤色・パーキングブレーキ作動時に点灯
・ブレーキフルード量低下時に点灯
・ブレーキシステム異常
・電子制御パーキングブレーキの異常
・走行中にパーキングブレーキスイッチを引き続けたとき
・ブレーキペダルを踏まずにパーキングブレーキスイッチを押したとき
ブレーキシステム警告灯:黄色・ブレーキに関係するシステムの異常
・電子制御パーキングブレーキ、オートマチックブレーキホールドシステムの異常
・シティブレーキアクティブシステムの異常
油圧警告灯エンジン油圧の低下、異常
12Vバッテリー充電警告灯充電システムの異常
PGM-FI警告灯・エンジンの排気ガス制御システムに異常があると点灯
・エンジン各気筒の失火状態を検知したときに点滅
シートベルト非着用警告灯・運転席シートベルトの非着用警告
・パワーモードがON時に後席のシートベルトを外すとしばらく点灯
・走行中にシートベルト装着していない際にブザーと点灯表示
トランスミッション警告灯トランスミッションの異常
EPS(電動パワーステアリング)システム警告灯EPSシステムの異常
燃料残量警告灯・燃料残量が規定値以下
・燃料計の異常
ABS(アンチロックブレーキシステム)警告灯・ABS(アンチロックブレーキシステム)の異常
・ブレーキアシストの異常
エアバッグシステム警告灯・エアバッグシステムの異常
・プリテンショナーシステムの異常
高水温警告灯エンジン冷却水温度の上昇、異常
VSA(ビークルスタビリティアシスト)警告灯・VSA作動時表示
・VSAシステム、ヒルスタートアシストシステム、電子制御ブレーキアシスト、発進補助ブレーキ機能、アジャイルハンドリングアシストのいずれかの異常
VSA(ビークルスタビリティアシスト) OFF警告灯VSA OFF時の表示
ドア/テールゲート開閉警告灯ドア、テールゲートが完全に閉まっていないときに点灯
IMAシステム警告灯IMA制御システムの異常
表示灯方向指示器/非常点滅表示灯・方向指示器の点灯表示
・非常点滅灯の点灯表示
ライト点灯表示灯車幅灯、尾灯の点灯表示
ハイビーム表示灯・ハイビーム作動時の表示
・アダプティブドライビングビーム作動時の表示
フォグライト点灯表示灯フォグランプ作動時表示
シフトポジション表示灯現在のシフトポジションを表示
インフォメーション表示灯異常検知時に警告音が鳴り、マルチインフォメーションディスプレイにメッセージが表示される
イモビライザーシステム表示灯イモビライザーシステムがキーの情報を認識できないときに表示
セキュリティアラームシステム作動表示灯セキュリティアラームシステムのセット時に点灯
ECON表示灯ECON ON時表示
SPORTモード表示灯パワーモードON時にSPORTモードをONにすると表示
NORMALモード表示灯NORMALモードをONにすると表示
オートアイドルストップ表示灯オートアイドルストップシステム作動時の表示
クルーズメイン表示灯クルーズスイッチを押してクルーズコントロールをONにすると点灯
クルーズコントロール表示灯クルーズコントロール作動時の表示
シフトアップ/ダウン表示灯シフトアップ、ダウン推奨時に点灯
低水温表示灯エンジン水温が低いときに表示
プラススポーツシステム表示灯プラススポーツシステム使用可能状態時に点灯
プラススポーツREADY表示灯プラススポーツシステム使用可能状態時にシステムが作動すると点灯
プラススポーツ表示灯プラススポーツシステム使用可能状態時に点灯、システム待機中もしくは作動中の時に点灯
セレクトポジション表示灯現在のセレクトレバーのポジション点灯
シフトインジケーター/M(7速マニュアルシフトモード)表示灯SPORTモードで7速マニュアルシフトモードのときに点灯 7速マニュアルシフトモードのギア位置を表示
シティブレーキアクティブシステム表示灯・パワーモードON時に点灯
・カスタマイズでシステムを停止すると点灯
・フロントガラス上部にあるレーザーセンサー付近に汚れ、氷、霜などの遮蔽物があるときに点灯(雨、霧、雪など悪天候の時にも点灯することがある)
・ボンネットに雪などが積もっているときに点灯することがある
・フロントガラス上部にあるレーザーセンサーの温度が高温になると点灯
・シティブレーキアクティブシステムの異常時に点灯

CR-Zのメーター表示

CR-Zのメーター表示はデザインと別に機能面はマルチインフォメーションディスプレイが大きなウェイトを占めています。

CR-Zのメーターの基本的なレイアウトは前述したとおりですが、とにかく中央の円形メーターが派手で目立つ仕様となっており、スポーツカーらしい特徴的でスタイリッシュなデザインになっています。

機能面ではタコメーターはアナログ式ですがスピードメーターがデジタル式のみとなっていますので、アナログ式スピードメーターに慣れてきた方には少し違和感を感じて慣れが必要な部分です。

また中央メーターの押し出し感がとにかく強いので、左右の燃料計などの計器類はイルミネーションの一部のような感じもあります。

なおスポーツカーのメーターには水温計や油温計などが装備されてスポーツ走行時に確認できたりするのですが、CR-Zのメーターにはこれらの表示がないのでカスタマイズとして車外メーターを装着する方は結構多いです。

またマルチインフォメーションディスプレイはメーター右下に装着されていますが、最近の車から見ればかなり小さめのディスプレイとなっています。

MEMO

ここにはオドメーターやトリップメーター、時計、外気温表示など基本的な表示が常時ありますが、その他にさまざまなシステム関連の表示を切替式で表示できます。

その中にはハイブリッドシステム関連のECOドライブディスプレイやエネルギーフロー、エンジン作動表示などがあり、ハイブリッド車としてのシステムを確認したいときにはこの表示にすると良いでしょう。

また表示をOFFにすることやカスタマイズも可能となっており、ドライバーに合わせた表示が出来るのも面白い点となっています。

CR-Zの警告灯

CR-Zのメーターには各種警告灯もそなわっているのですが、警告灯はメーターの各所に分散して配置されています。

警告灯は車のシステムに問題が起こった際などに点灯する表示灯で、普段は基本的に消灯しています。

CR-Zの警告灯は他のホンダ車と同じく1つの警告灯に複数の内容が含まれていることがあり、点灯状態や点滅状態などから取扱説明書やメーターに表示されたメッセージで内容を確認することになるでしょう。

ブレーキ警告灯やPGM-F1警告灯、シートベルト非装着警告灯、VSA警告灯などがこれにあたり、点灯した際には一度車を停車させて内容を確認しましょう。

またCR-Zには最近の車種に多い安全システムや走行支援システムなどが結構少なく、警告灯としてもVSA警告灯ぐらいしかありません。

ですがVSA警告灯は安全に車を走行させるためのシステムなので、点灯した際には車を停車させて対応を考える必要があります。

そのほかハイブリッドシステム関連の警告灯としてIMA警告灯や12Vバッテリー充電警告灯などがありますので、エンジン関連のPGM-F1警告灯と合わせて重要な警告灯になっています。

CR-Zの表示灯

CR-Zのメーターには警告灯の他に表示灯もそなわっており、こちらはメーターの見えやすい場所に配置されているものもあります。

表示灯は車の走行中の状態やドライバーの操作に合わせて点灯する表示で、使用頻度の多いものもあります。

ポイント

特に使うことの多い表示灯としては方向指示器表示灯やライト関連のハイビームやライト点灯表示などがあり、これらはメーター中央の円形メーター中心に表示されていて走行中に特に見やすい配置となっています。

そのほかこのセンター部分にはシフトインジケーターおよびM(7速マニュアルシフトモード)表示灯があり、走行に必要な情報が集約されています。

その他の警告灯は基本的にメーターの外周やマルチインフォメーションディスプレイに表示されるのですが、そこにはSPORTモードやNORMALモード、ECON表示灯などハイブリッドシステムに関する表示灯があります。

また走行支援システムとしてクルーズコントロール表示灯やシフトアップ、ダウン表示等などがあり、これらは運転を楽にしてくれます。

そのほか最近ではあまり見られない表示等としてプラススポーツシステムの表示灯やシティブレーキアクティブシステムなどがあり、複数の表示灯やいくつもの内容が集約された表示等なので取扱説明書でしっかり確認すると良いでしょう。

CR-Zのメーターの見やすさ

次にCR-Zのメーターの見やすさについてご紹介します。

CR-Zのメーターの見やすさについて

CR-Zのメーターは特徴的なデザインをしており、メーターの見やすさについては結構慣れでの影響があります。

メーターの見やすさにはメーターの各種表示の形状や配置、メーターの大きさや明るさなどがあり、そのほかにドライバー自身のメーターへの慣れや好みも大きく影響します。

CR-Zはメーターのレイアウトが一般的な乗用車とは少し違うものになっており、スポーツカーとしてスタイリッシュなデザインや走りの楽しさが優先されたデザインとなっています。

またイルミネーションなども特徴的なメーターになっており、初めてCR-Zに乗ったときにはまずはメーター配置に慣れる必要があるでしょう。

そのほかCR-Zのメーターの見やすさに関係する点としてはスピードメーターの仕様があり、CR-Zはスピードメーターがデジタル表示のもののみとなっています。

一般的な乗用車ではスピードメーターがアナログ式やアナログ表示のデジタルメーターであることが多く直感的に確認できる表示なのですが、デジタル表示では数字による確認なので慣れないうちは結構見づらいものです。

そしてマルチインフォメーションディスプレイもサイズが小さめなので表示内容が結構複雑なことがあり、通常の車よりもメーターの見やすさについてはドライバーの慣れによる影響は強めでしょう。

CR-Zのメーターの見やすさについての評判

CR-Zのメーターの見やすさについてはX(twitter)にも色々な投稿があり、その中からいくつかご紹介します。

こちらの方はCR-Zのメーターについて乗っていてもわからなかった機能があるようで、最近把握されたようです。

CR-Zのメーターは特徴的なデザインで表示も独特なものがあるので、一度取扱説明書などを確認すると良いでしょう。

こちらの方はCR-Zのメーターについてはデジタル式のメーターが好みではないようです。

特にデジタルスピードメーターは見づらいと感じる方も少なくなく、先進的なメーターでも不便さを感じる方はいらっしゃいます。

CR-Zのメーターの故障

最後にCR-Zのメーターの故障についてご紹介します。

メーターは車の部品の中では比較的故障の少ない箇所であり、主に経年劣化による故障がメインになります。

CR-Zは2010年〜2017年の間に生産された車であり、現在は結構年式が古くなった車も出てきています。

そのためメーターの故障についても頻度は増加傾向にあり、特に初期型などは経年劣化が進んでいる車も多いでしょう。

もしメーターの機械部分やデジタル部分が故障したときには基本的にはメーターの交換が必要ですが、警告灯や表示等などの電球が切れたときなどは一部の修理でも可能な場合があります。

またCR-Zには中古部品も多く流通していますので、メーターの交換の際に利用することで費用を抑えて修理が出来るでしょう。

新品部品であれば30,000円前後の修理費用が必要ですが、中古部品であれば10,000円台でも修理できますので積極的に利用していきましょう。