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C-HRのメーター表示の見方!ランプの点滅などの意味も全解説!

トヨタC-HRはコンパクトカーベースのクロスオーバーSUVで、力強いデザインとコンパクトなサイズ感が特徴です。

今回はC-HRのメーターについてご紹介します。

C-HRのメーターのデザイン


トヨタ C-HRはコンパクトカーのプラットフォームやコンポーネントを活用したクロスオーバーSUVで、扱いやすさとSUVらしさを併せ持つ車になっています。

C-HRは2016年から2023年までと長期に渡って生産された人気車種で、小さい車ながら存在感のあるフロントマスクデザインはコンパクトクロスオーバーSUVの魅力を十分に伝えるモデルでした。

オフロードよりもオンロードメインの車ながらスポーティなフォルムも持っており、斬新なスタイリングは若者を始めとして幅広い層に人気となりました。

2024年現在は後継車種こそ無いものの、まだまだ中古車市場を中心として人気が継続している車種です。

ではこのC-HRのメーターについて詳しくご紹介していきましょう。

C-HRのメーターのデザインについて

C-HRのメーターは基本的にはコンパクトカー仕様を踏襲しており、シンプルながら使い勝手の良いメーターになっています。

C-HRのメーターは配置としてはドライバーの目の前に設置されるオーソドックスなタイプで、ハンドルの間から覗き込む形で確認します。

ポイント

C-HRのメーターのデザインは前述したとおり円形メーターが2種類横並びになった2連メーターで、スピードメーターとハイブリッドシステムインジケーターもしくはタコメーターが配置されます。

最近では車のメーターのデジタル化が進んでアナログタイプのメーターが少なくなっていますが、C-HRではシンプルながら馴染みのあるアナログ式メーターとなっているのは慣れている方にはうれしい点でしょう。

そして左右の円形メーターの間には縦長のマルチインフォメーションディスプレイが配置されており、左右とセンターそれぞれに役割がしっかり別れたシンプルなデザインのメーターとなります。

マルチインフォメーションディスプレイにはオドメーター/トリップメーターやシフトポジションインジケーター、時計や外気温などは常時表示されており、これらを走行中に常に確認できます。

またマルチインフォメーションディスプレイはカラーディスプレイになっていますので鮮やかな表示となっており、SUVらしいクールなデザインを形作るのにも役立っています。

C-HRのメーターのデザインについての評判

C-HRのメーターのデザインについてはX(twitter)にも投稿があり、その中からいくつかご紹介します。

こちらの方はC-HRのメーターについて高い評価をされているようで、すごいとまでおっしゃっていますね。

トヨタ車というと以前は地味なイメージもあったのですが現在はそんなことはなく、C-HRのメーター1つ見てもかなりクールでかっこいいものになっていますね。

こちらの方はC-HRの内装について結構良い評価をされて入るのですが、メーターについては残念な部分があるようです。

2連の円形メーターなのでデザイン的にメガネのようになっているのでしょうが、乗る方によってはかっこいいと感じる方も微妙と考える方もいらっしゃいます。

C-HRのメーター表示の意味・見方

では次にC-HRのメーター表示について詳しくご紹介します。

メーター表示メーター機能
メーター表示アナログスピードメーター走行時速度表示
タコメーター
※ガソリンエンジンモデルのみ
エンジン回転数表示
ハイブリッドシステムインジケーター
※ハイブリッドモデルのみ
ハイブリッドシステムの出力や回生レベルについての表示
マルチインフォメーションディスプレイさまざまな情報を表示できるディスプレイ
・ドライブインフォメーショ(瞬間燃費、平均燃費、航続可能距離などの表示)
・オーディオシステム連携表示
・走行支援システム連携画面
・警告メッセージ表示画面
・設定画面
外気温表示外気温の測定値を表示
シフトポジション、シフトレンジ表示現在のシフトポジション、シフトレンジを表示
時計現在時刻表示
燃料計燃料残量表示
オドメーター/トリップメーター走行距離、総走行距離の表示
オドメーター、トリップメーター表示切り替えボタン
※切り替えスイッチはハンドル部
走行距離、総走行距離の表示の切り替え
水温計エンジン冷却水の温度表示
警告灯電子制御ブレーキ警告灯、ブレーキ警告灯:赤色、黄色赤色:ブレーキ液不足、ブレーキ系統の異常
黄色:電子制御ブレーキシステム異常
高水温警告灯エンジン水温の異常
ハイブリッドシステム過熱警告灯ハイブリッドシステムの高温異常
充電警告灯充電系統の異常
油圧警告灯エンジンオイル圧力の異常
エンジン警告灯・エンジン電子制御システムの異常
・電子制御スロットルの異常
SRSエアバッグ/プリテンショナー警告灯・SRSエアバッグシステムの異常
・プリテンショナー付きシートベルトシステムの異常
ABS&ブレーキアシスト警告灯・ABS(アンチロックブレーキシステム)の異常
・ブレーキアシストの異常
パーキングブレーキ表示灯パーキングブレーキの異常
燃料残量警告灯燃料残量が規定値以下
運転席・助手席シートベルト非装着用警告灯運転席、助手席シートベルトの非着用警告
リア席シートベルト非装着警告灯セカンドシートのシートベルト非着用警告
スリップ表示灯・TRC(トラクションコントロール)システムの異常
・VSC(ビークルスタビリティコントロール)システムの異常
・ヒルスタートアシストコントロールシステムの異常
PCS(プリクラッシュセーフティ警告灯)プリクラッシュセーフティの異常
LTA(レーントレーシングアシスト)表示灯LTA(レーントレーシングアシスト)の異常
クリアランスソナーOFF表示灯クリアランスソナーの異常
PKSB OFF表示灯PKSB(パーキングサポートブレーキ)の異常
RCTA OFF表示灯RCTA(リアクロストラフィックアラート)の異常
ブレーキホールド作動表示灯ブレーキホールドシステムの異常
ブレーキオーバーライドシステム/ドライブスタートコントロール・ブレーキオーバーライドシステム、ドライブスタートコントロール作動時の表示
・ブレーキオーバーライドシステム、ドライブスタートコントロールの異常
表示灯方向指示表示灯ウインカー向き表示、駐車灯表示
尾灯表示灯尾灯点灯時の表示
ハイビーム表示灯ヘッドライト、スモールランプ点灯表示
オートマチックハイビーム表示灯ヘッドライトハイビーム表示
READYインジケーターイグニッションONの状態表示およびハイブリッドシステムON状態の表示
フロントフォグランプ表示灯フロントフォグランプ点灯時の表示
リアフォグランプ表示灯リアフォグランプ点灯時の表示
クルーズコントロール表示灯クルーズコントロール作動時の表示
レーダークルーズコントロール表示灯レーダークルーズコントロール作動時の表示
クルーズコントロールセット表示灯クルーズコントロールセット時の表示
LTA(レーントレーシングアシスト)表示灯LTA作動時の表示
パーキングブレーキ表示灯パーキングブレーキ作動時の表示
クリアランスソナーOFF表示灯クリアランスソナーの異常
PKSB OFF表示灯PKSB(パーキングサポートブレーキ)システムOFF時の表示
BSMドアミラーインジケーターBSM(ブラインドスポットモニター)ドアミラーインジケーターの作動表示
BSM OFF表示灯BSM(ブラインドスポットモニター)システムOFF時の表示
RCTA OFF表示灯RCTA(リアクロストラフィックアラート)のシステムOFF時の表示
セキュリティ表示灯イモビライザーシステム作動時の表示
スリップ表示灯・VSC(ビークルスタビリティコントロール)、TRC(トラクションコントロール)、ABSの作動時
VSC OFF表示灯VSC(ビークルスタビリティコントロール)OFF時表示灯
ブレーキホールド作動表示灯ブレーキホールドシステムON時の表示
ブレーキホールドスタンバイ表示灯ブレーキホールド作動時の表示
SPORT表示灯SPORTモードON時の表示
エコドライブモード表示灯エコドライブモードON時の表示
EVインジケーターEVドライブモード(電気自動車モード)のON時の表示
EVドライブモード表示灯EVドライブモードON時の表示
低温表示灯エンジン水温の状態表示
スマートエントリー&スタートシステムスマートエントリーシステム、スタートシステムの動作表示
オートパーキングブレーキ OFF 表示灯オートパーキングブレーキシステムをOFFにして手動でパーキングブレーキを掛けられる状態となる
iMT表示灯iMT(インテリジェントマニュアルトランスミッション)作動時の表示

C-HRのメーター表示

C-HRのメーター表示は基本的にアナログ式の表示になっており、直感的に確認できるメーターになっています。

C-HRのメーターはいわゆる2メーター式のアナログメーターとなっており、メーターの右側にはアナログ式のスピードメーターがあります。

左側にはハイブリッドモデルがハイブリッドシステムインジケーター、ガソリンエンジンモデルがタコメーターが配置されており、左右の円形アナログメーターでシンプルなメーターデザインを形作っています。

また左右の円形メーターの下部分は水温計と燃料残量計が円形デザインにマッチするように配置され、全体的なデザインに統一性があります。

そしてそれ以外の細かい情報がすべてマルチインフォメーションディスプレイに表示されるようになっており、車の運転時に補助となるオドメーターやトリップメーター、時計、外気温計などはイグニッションONにすることでディスプレイに表示されます。

そのほかのシステム関連の表示は切替式で表示できるもので、特にドライブインフォメーションで燃費や航続距離、平均車速などを確認する使い方がメインとなるでしょう。

またC-HRのドライブインフォメーションには珍しい機能としてGモニターがあり、こちらは走行時にかかっているGを表示する機能でありスポーツカーのような機能となっています。

さらにガソリンエンジン仕様の4WDモデルには4WDコントロールという機能もあり、各タイヤにかかる駆動力を表示できる点などはSUVらしい機能となっています。

C-HRの警告灯

C-HRのメーターには各種警告灯が配置されており、円形メーターの内側や外側、一部はマルチインフォメーションディスプレイに表示されます。

警告灯は車のシステムに異常が発生した際に表示されるもので、ドライバーに車の異常を伝える機能で普段は消灯しています。

警告灯の基本的な表示としてはエンジン警告灯やブレーキ警告灯、高水温警告灯などがあり、一部の警告灯はディスプレイにマークで表示されます。

またハイブリッドモデルにはハイブリッドシステム過熱警告灯などがあり、ハイブリッド車特有のシステムに対する安全機能となっています。

また燃料残量警告灯やシートベルトの警告灯など普段から見かけることの多い警告灯もあり、これらの警告灯は点灯してもすぐに問題が解消するでしょう。

ですがブレーキ関係の警告灯や走行安全性に関するスリップ表示灯、PCS警告灯などの点灯時には、車を停車させてから対応を考える必要があります。

またC-HRにはLTAを始めとした運転支援システムもありますので、これらも安全に走行するためには警告灯が消灯している必要があります。

その他最近話題の誤発進抑制機能としてブレーキオーバーライドシステムやドライブスタートコントロールなどもありますので、こういった安全関係の警告灯が点灯しているときには車を発進させるのは避けたほうがよいでしょう。

C-HRの表示灯

C-HRのメーターには警告灯の他に各種表示灯があり、表示灯は普段から見かけることの多い表示です。

表示灯は車の走行時の状況や各種操作の作動状態を表示するために点灯するもので、一部の表示灯は車に乗っていると頻繁に使用するものもあります。

ポイント

方向指示表示灯やライト関係のハイビーム、オートマチックハイビーム表示灯、フォグランプ表示灯などがもっとも使用頻度の多い表示灯で、これらはメーターの見えやすい位置に配置されています。

またC-HRにはクルーズコントロールやLTAなどの走行支援システムがありますが、これらはマルチインフォメーションディスプレイにグラフィック表示などを合わせて表示されるので作動状態がわかりやすい表示です。

そのほか一部の表示等にはシステムOFF時に点灯する表示灯があり、C-HRではPKSB、BSM、RCTAなどのシステムとVSC OFF表示灯があります。

これらのOFF機能は特定の走行条件で一時的にシステムをOFFにした際に表示するものですので、普段の走行時に表示灯が付いていたらスイッチの誤操作かもしれないので確認しましょう。

また表示灯にはハイブリッド車のみ、ガソリンエンジン車のみの表示があり、ハイブリッド車ではEVインジケーターやEVドライブモード表示等などハイブリッド走行用の表示灯があります。

ガソリンエンジン車にはオートパーキングブレーキOFF表示灯やiMTなどマニュアルモードで操作する際に使う機能があり、ハイブリッドモデルとガソリンエンジンモデルの大きな違いと言えるでしょう。

C-HRのメーターの見やすさ

次にC-HRのメーターの見やすさについてご紹介します。

C-HRのメーターの見やすさについて

メーターの見やすさについてはさまざまな要素が関係してくるのですが、C-HRのメーターは基本的には見やすいメーターです。

メーターの見やすさについては計器類の大きさや表示の明るさ、配置などがありますが、そのほかにドライバーの好みやメーターへの慣れも大きく関係します。

特にメインのスピードメーターやハイブリッドシステムインジケーター、タコメーターなどがアナログ式かデジタル式かでも見やすさが大きく変わってくる部分であり、最近はデジタル式が増えてきたことでメーターに慣れないドライバーも少なくありません。

C-HRのようなアナログ式メーターが基本のメーターは情報を直感的に把握することが出来ますので、従来のオーソドックスなメーターと使用感がかわらず多くの方に馴染みのあるメーターとなるでしょう。

一方でマルチインフォメーションディスプレイに関してはかなり情報量が多い部分となっており、場合によっては煩雑な印象を受ける部分です。

C-HRのメーターのマルチインフォメーションディスプレイはサイズがそこまで大きくありませんし、オドメーターなどの基本表示とシステム関係の表示が混在していますので慣れないうちは必要な情報を探すのが大変でしょう。

ただしマルチインフォメーションディスプレイはカラーディスプレイなので鮮やかさなどは使いやすい部分ですし、ドライバーがメーターに慣れれば自然と必要な情報は得やすくなるでしょう。

C-HRのメーターの見やすさについての評判

C-HRのメーターの見やすさについてはX(twitter)にもさまざまな投稿があるのですが、その中からいくつかご紹介していきます。

こちらの方はC-HRのデザインについて良好とおっしゃっていますが、メーターに関しても配置について評価されています。

コンパクトカーではメーターがセンターに配置されるタイプの車もあるのですが使い勝手には賛否両論あり、C-HRのようなオーソドックスな配置のほうが使いやすい場合があります。

こちらの方はC-HRをHPと実車で見比べていらっしゃるのですが、さまざまな点で残念な部分があったようです。

その中でメーターも挙げられておりワクワク感がなかったとおっしゃっていますが、スポーティなエクステリアデザインに対して確かにメーターがシンプルな点はあり、C-HRのイメージとは乖離しているのかもしれませんね。

C-HRのメーターの故障

最後にC-HRのメーター故障についてご紹介します。

メーターは車の各種部品の中では耐久性の高い部品であり、普通はそこまで故障することはありません。

故障するときは経年劣化による故障がほとんどであり、車の年式が古くなってくると起こってきます。

C-HRは最終モデルこそまだまだ新しいものの初期モデルでは8年近く経過していますので、年式の古いモデルに関してはメーター故障の可能性は高くなってきています。

メーターが故障した際には基本的にはメーター全体の交換が必要ですが、C-HRのメーターはアナログ式で警告灯や表示灯の電球切れぐらいであれば小さな修理で済む場合もあります。

またメーター交換となった場合でも、C-HRは生産終了からまだそこまで時間が経っていませんので新品の部品が十分にあり満足行く修理が可能です。

修理費用としては新品部品を使うと30,000円前後といったところですが、中古部品などがあれば修理費用はぐっと抑えられるでしょう。