1分で車を60万円値引きする裏技

FJクルーザーにはチャイルドシートが2~3台取り付け可能?おすすめのチャイルドシートはこれ!

トヨタ FJクルーザーはかなり変わった経歴を持つSUVで、トヨタ車の中でも特に遊び心に溢れた車です。

今回はこのFJクルーザーにチャイルドシートを搭載したときの状況についてご紹介しましょう。

FJクルーザーのチャイルドシートの設置可能場所

 

この投稿をInstagramで見る

 

cawataya(@cawataya)がシェアした投稿

トヨタ FJクルーザーは大型のボディを持つSUVですが、その来歴は珍しく海外から日本へ逆輸入という形で導入された車です。

FJクルーザーは現在ではラインナップされていませんが、日本で販売されていたのは2010年〜2018年の間です。

ですがFJクルーザーはそれより以前の2006年から北米市場で登場した車であり、日本車にはないポップなデザインや遊び心のある仕掛けで個人で逆輸入している方もいらっしゃったぐらいコアな人気を持っています。

そういった動きがあったことで正式にトヨタが国内向けにも販売した車となっており、1車種のモデルとしては非常に長く国内でも8年、海外では17年もの長きに渡ってラインナップされた車になっています。

今回はこのFJクルーザーにチャイルドシートを搭載したときの状況についてご紹介します。

スペックFJクルーザー
乗車定員5名
全長4,635mm
全幅1,905mm
全高1,840mm
室内長1,785mm
室内幅1,560mm
室内高1,225mm
ラゲッジルーム高さ878mm
1,085mm
奥行き925mm
運転席寸法高さ約1,100mm
約500mm
奥行き約900mm
助手席寸法高さ約1,100mm
約500mm
奥行き約900mm
後席寸法高さ約1,100mm
約1,400mm
奥行き約800mm

FJクルーザーは北米市場で販売されていた車だけあって、そのサイズはワイドで全高の高い存在感のある大きさをしています。

ただし全長は思ったよりも短めであり、海外では中型車種と言った位置づけです。車内レイアウトはオーソドックスな5人乗りレイアウトですが、本格的な走破性を発揮するラダーフレーム構造を取り入れているため最近のクロスオーバー系のSUVよりは車内スペースは意外と狭めとなっています。

また大きな特徴として左右のフロントドア、リアドアがつながって開く観音開き式になっている点があり、SUVでは他にあまり類をみない構造で遊び心のある車に仕上がっています。

ではこのFJクルーザーでチャイルドシートが取り付けられる箇所をご紹介しましょう。

FJクルーザーのチャイルドシート設置場所

 

この投稿をInstagramで見る

 

はなやん☆(@hanayantaro)がシェアした投稿

FJクルーザーは車内が5人乗りとなっており、フロントシートに2名、セカンドシートに3名が乗車できます。

チャイルドシートは子供専用の小型のシートなのですが、車の通常のシートは子供の小さな体には小さすぎて安全な保護ができないためある程度の年齢まではチャイルドシートが必須となっています。

チャイルドシートは車のシートの上に乗せて使う器具であり、チャイルドシートをシートに固定することで走行中や事故の際の安全性を確保します。

チャイルドシートの固定にはシートに備え付けのシートベルトを利用するのが一般的なのですが、シートベルトは簡易的な2点式シートベルトではなく安定性のある3点式シートベルトが必要となります。

ポイント

FJクルーザーではフロントシートにもセカンドシートにも前席に3点式シートベルトがそなわっており、基本的には運転席を除いてどの席にもチャイルドシートを乗せることは出来ます。

ですが助手席については通常チャイルドシートを乗せるのは避けるべきとされており、助手席が車の前側にあって事故の際の影響が強くなる箇所のため保護の必要な子供を乗せる場所には不適当なのです。

そのためFJクルーザーのチャイルドシートの設置場所は基本的にセカンドシートになっており、セカンドシートの3席のどこでもチャイルドシートが設置できます。

しかしチャイルドシートを車内に設置するには左右のドアから積み込むことになるのですが、FJクルーザーは左右ドアが観音開きになっていることでセカンドシート左右へのアクセス性があまりよくありません。

後部ドアはサイズが小さく開いただけでは乗り込むのが大変で、フロントシートを一部倒すことで乗り込む形になっています。

こういった構造からチャイルドシートを積み込むときにしっかりスペースを確保しなければなりませんし、子供さんをチャイルドシートに乗せるときにもフロントシートを倒すという手間がかかる点が不便な部分ではあります。

FJクルーザーのチャイルドシートの可能台数

FJクルーザーへのチャイルドシートの設置可能台数はチャイルドシートの固定構造で決まっており、シートベルト固定方式とISOFIX式の2つがあります。

そのためこの2種類の構造についてそれぞれチャイルドシートの設置可能台数をご紹介します。

シートベルト固定式のチャイルドシート設置可能台数

シートベルト固定式のチャイルドシートは基本的な固定構造を持つものとなっており、こちらは汎用性も高いものとなります。

シートベルト固定式のチャイルドシートは3点式シートベルトがあれば固定できるので、多くの車に対応した方式になっています。

シートベルト固定式のチャイルドシートはシートにシートベルトで縛り付けるようにして固定しますので取り付けは行いやすいのですが、FJクルーザーの場合は車内の設置場所まで持ち込むのが少し大変かもしれません。

また車内でチャイルドシートを左右に移動したりするのにも便利に使えますし、FJクルーザーでも出来る左右分割式のシートアレンジを活用するときにも調整が出来て便利です。

FJクルーザーではセカンドシートの3席全てにシートベルト固定式のチャイルドシートが装備できますので、最大搭載する形であれば3つまでチャイルドシートを取り付けできます。

FJクルーザーは室内幅が広いのでチャイルドシート自体のサイズによっては3つ横並びにすることも不可能ではなく、左右に2席取り付けた後にその間のセンター席に座るスペースもしっかり残っています。

ですがFJクルーザーはセカンドシートの前後サイズがそこまでゆとりがありませんので、チャイルドシートのサイズによっては車内での移動が大変になりますので複数取り付けるにはこの点が問題となるでしょう。

ISOFIX式のチャイルドシート設置可能台数

ISOFIX式はチャイルドシート専用の固定規格となっており、頑丈な固定が出来る方式です。

ISOFIX式はチャイルドシートの固定に特化した固定規格であり、金属の固定具で固定するためシートベルト固定方式よりもさらに強固な固定ができる方式です。

ISOFIX式のチャイルドシートは車のシート側にも同じ規格の固定具が必要なのですべての座席には取り付けできませんが、最近では多くの車種にISOFIX式の固定具がそなわっているので心配はそこまでありません。

ISOFIX式のチャイルドシートからは金属製の足が出ていますのでこれをシート側に差し込むことで固定するのですが、その作業のためには多少シート周りにゆとりが欲しいところです。

FJクルーザーは基本設計がかなり古い車ではありますが、ISOFIX式の固定器具はしっかりそなわっています。

ISOFIX式の固定器具はセカンドシートの左右席に1組ずつそなわっており、ISOFIX式のチャイルドシートは2つまでFJクルーザーに搭載できます。

ただしISOFIX式のチャイルドシートはサイズの大きな物が多く、FJクルーザーのセカンドシートに設置するときには少し手間がかかります。

さらにISOFIX式のチャイルドシートは一度取り付けるとすぐには外せませんので、汎用性の面では少しシートベルト固定式に及ばない面もあります。

FJクルーザーでのチャイルドシートの使用感

FJクルーザーでのチャイルドシートの使用感についてはX(twitter)にも投稿がありますのでいくつかご紹介します。

こちらの方は実際にFJクルーザーにチャイルドシートを設置して運用されていますが、初装着ということで結構大変だったようです。

車への乗り降りだったりシート間のスペースが狭めということで使い勝手の面では少し不便さはあるようです。

こちらの方は結構長い期間FJクルーザーを運用されているようなのですが、実際ファミリーカーとしての使い勝手はあまり良くないようです。

ただし慣れればチャイルドシートの装着やベビーカーの搭載なども行えるそうなので、少しの期間運用してみるのも良さそうですね。

FJクルーザーのおすすめのチャイルドシート

では最後にFJクルーザーに装着できるチャイルドシートをいくつかご紹介します。

コンビ ウィゴーサイドプロテクション エッグショックLH

コンビ製のチャイルドシートはいろいろな製品がありますが、FJクルーザーで便利に使える製品としてこのウィゴーサイドプロテクションがあります。

コンビ ウィゴーサイドプロテクション エッグショックLH参考:www.combi.co.jp

ウィゴーシリーズはコンビのチャイルドシートの中でベーシックなモデルとなっており、いくつか種類があります。

ポイント

その中でウィゴーサイドプロテクションは比較的コンパクトなサイズ感のチャイルドシートとなっており、セカンドシートがあまり広くないFJクルーザーでは取り付けやすいチャイルドシートとなっています。

ウィゴーサイドプロテクションはシートベルト固定式のチャイルドシートとなっており、取り付けも行いやすい点もFJクルーザーには向いています。

またウィゴーサイドプロテクションは0歳児から使える製品で、4歳頃まで活用できるチャイルドシートとなります。

チャイルドシートは新生児の間は後ろ向きに取り付けを行うのですが、ウィゴーサイドプロテクションであればサイズがコンパクトなのでFJクルーザーのセカンドシートのサイズにも収まります。

取り付けにはチャイルドシート全体を前後に付け替えられるので、それ以降の年齢では前向きにして活用します。

加えてリクライニング機能やクッション性の高さなどさまざまな点で便利なので、1台持っていて損はしないチャイルドシートとなります。

日本育児 トラベルベスト EC FIX

日本育児製のチャイルドシートであるトラベルベスト EC FIXは横幅が小さめの搭載性のよいチャイルドシートで、FJクルーザーのセカンドシートに収めやすい製品です。

日本育児 トラベルベスト EC FIX参考:www.nihonikuji.co.jp

トラベルベスト EC FIXはISOFIX固定式のチャイルドシートで、取り付けにはセカンドシートに装備されているISOFIX式の器具を使用します。

若干高さのあるチャイルドシートではありますが、全体的なサイズがコンパクトなのでFJクルーザーに装着もしやすいものです。

さらにはシートベルト固定式としても使えるチャイルドシートとなっていますので、ISOFIXが使えないセンター席に装着するような使い方が出来てフレキシブルです。

またトラベルベスト EC FIXは新生児の間は使えないのですが、その後1歳から11歳ごろまで使える製品となっており長期に渡って活用できるチャイルドシートとなります。

体の成長に合わせてトラベルベスト EC FIXの背もたれの調整なども出来るので便利ですし、折り畳んで収納も出来るのでシートアレンジの邪魔になりづらいです。

なによりトラベルベスト EC FIXは横幅がコンパクトなので複数個チャイルドシートを搭載する使い方に向いており、セカンドシートに複数のチャイルドシートを取り付ける際にはとても便利な1台でしょう。