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レクサスLXの後部座席(2列目/3列目)の広さは狭い?倒す方法(リクライニング)も解説!

レクサスLXは高級車ブランドであるレクサスの最上級SUVで、オフロード性能と高級車としての質感を持つ車となっています。

今回はこのレクサスLXの後部座席について見ていきます。

レクサスLXの後部座席の2列目・セカンドシート

レクサス LX参考:lexus.jp

レクサスLXは2022年に4代目にフルモデルチェンジした最新の車で、レクサスのSUVラインナップの中で最上級車です。

今回はこのレクサスLXの後部座席について見ていきますが、レクサスLXは2列シートモデルと3列シートモデルがありますので、両方の後部座席について見ていきます。

そのまえにまずはレクサスLXの大まかなサイズ感から見ていきましょう。

スペックレクサスLX
乗車定員標準仕様:5名、7名
エクゼクティブ:4名
全長5,100mm
全幅1,990mm
全高1,885mm
室内長5人乗り:1,950mm
7人乗り:2,755mm
エクゼクティブ:2,005mm
室内幅1,630mm
室内高1,190mm
ラゲッジルーム高さ約1,000mm
約1,000mm
奥行き5人乗り、エクゼクティブ:約1,000mm
7人乗り:約300mm
運転席寸法高さ約1,000mm
約500mm
奥行き約900mm
助手席寸法高さ約1,000mm
約500mm
奥行き約900mm
2列目寸法高さ約1,000mm
5人乗り、7人乗り:約1,500mm
エクゼクティブ:約500mm×2
奥行き5人乗り:約1,000mm
7人乗り:約800mm
エクゼクティブ:約1,100mm
3列目寸法高さ約1,000mm
約1,000mm
奥行き約800mm

レクサスLXは高級車ブランドのレクサスの中でも少し特異なオフロード走行も可能な本格的なSUVで、SUVならではの堅牢なフレームやトルクフルなエンジンを持ちながら、エクステリアデザインやインテリアは高級車としてのクオリティを持っている車です。

そのボディサイズは大型の一言で、長い全長とワイドで直線的なスクエアボディを持ち、更にSUVの走破性を確保する全高の高さも持っています。

一方でレクサスLXはオフロード向けのクロスカントリーSUVとして車体とボディが独立した構造をしており、室内長や室内高はミニバンほど大きくはなく、室内幅のみスクエアボディを活かして広くなっています。

またレクサスLXには標準モデルやオフロードモデルには2列シート5人乗りモデルのほかに3列シート7人乗りモデルがあり、7人乗りモデルならファミリーカーとしてミニバンのような使い方ができます。

その他に最上級の高級車グレードとして「エクゼクティブ」があり、このモデルは2列目シートが広々として質感の非常に高い左右独立式のシートになり、乗車定員は4名と少ないながら満足感が素晴らしい車に仕上がっています。

ではまずはレクサスLXの2列目シートについて見ていきますが、エクゼクティブについては別で解説します。

レクサスLXの2列目シートの広さ・居住性

レクサス LX シート参考:lexus.jp

レクサスLXはSUVとしてのオフロード性能の高さもあるのですが、1番の魅力は高級感があって居住性の良いキャビンにあり車室内の広さはかなり良好なものとなっています。

まずはレクサスLXの5人乗りモデル及び7人乗りモデルの2列目シートを見ていきますが、この2つのモデルはどちらも2列目シートは3人掛けのベンチシート式となっています。

ポイント

ベンチシートは3席が左右に繋がったタイプの座席となっており、その横幅はレクサスLXのワイドなボディを活かして1,500mm程度の広々とした座席になっており、左右に2名乗車であれば快適でゆとりがあり、3人掛けでもそんなに窮屈さを感じない広さがあります。

また2列目シートへの乗り込みは左右の後部ドアから行うタイプになっており、大柄なボディでドアの開口部も広く天井も高いので乗り込むのは楽な車です。

またレクサスLXの後部座席に座ったときの足下空間も広々としたスペースが確保されており、座席に座って運転席や助手席のシートバックとの間のニースペースは拳2個〜3個分ぐらいは確保できていますのでゆったりと楽に座ることができます。

シートに座ったときの頭上空間も大柄なボディを活かして拳1個〜2個ぐらいのスペースはあり、大型ミニバンほどではないにしても窮屈感は感じることなく、高級車としてのくつろぎ空間が広がっています。

ベンチシートは全体的にフラットに近い形状ですが、そのおかげで座面の高さや角度が座りやすいデザインとなっており、楽な体勢で座れる後部座席に仕上がっています。

レクサスLXはSUVとして性能だけでなく高級車としての魅力も必要な車種なので、2列目シートの広さはそれに十分なクオリティを持っています。

レクサスLXの2列目シートのチャイルドシート対応

レクサスLXはその利便性の高さからファミリーカーとしても乗られる事の多い車ですが、ファミリーカーとしてはチャイルドシートへの対応は必要となります。

チャイルドシートは子供専用の小型のシートのことで車のシートの上に乗せて使うのですが、車の通常のシートは子供の身体には大きすぎて安定してホールドできないのでチャイルドシートが必要となります。

チャイルドシートには乳幼児用や幼児用、学童用など年齢や身体の大きさに合わせたバリエーションがいくつもあり、これらの搭載位置は多くは後部座席や2列目座席に搭載する場合が多いです。

またチャイルドシートの固定にはシートベルトをつかうことが一般的なのですが、近年ではチャイルドシート専用の固定規格である「ISOFIX」が普及して来ており、これに対応したチャイルドシートと車であればより確実な固定が可能となっています。

レクサスLXの2列目シートにはこのチャイルドシート固定用のISOFIX対応の金具が設定されており、後部座席の左右の座席にそれぞれ1組ずつあるのでこれを活用すると2つのチャイルドシートを固定することができます。

2つ固定すると流石にそのあいだのセンター席には座りづらくなりますが、レクサスLXは車内が広く後述する3列目シートなどもありますので、チャイルドシートを2つ搭載しても乗員の数や積載性はまだ十分あるのが嬉しいです。

またチャイルドシートの上側を固定するストラップを引っ掛ける「トップテザーアンカー」もシートの背面に装備されていて確実な固定が可能で、安全性もしっかりと確保できます。

チャイルドシートは最終的に搭載できるかどうかは後部座席のスペースとチャイルドシート自体のサイズにかかっているのですが、レクサスLXの2列目シートは十分なスペースがあるので心配することはないでしょう。

またISOFIX対応のチャイルドシートでなくてもシートベルトを活用すればしっかりと固定は可能となります。

レクサスLXの2列目シートの座り心地

レクサスLXの2列目シートは座り心地も上質感のあるものとなっており、まさに高級車といった感触があります。

レクサスLXは車内のシートがひと目見ただけでも豪華なものとなっており、本革仕様など高級感あふれる仕様です。

クロカンSUVのシートというと固い感触で長距離には向かないものが多いのですが、そこはさすがレクサスということでレクサスLXでは柔らかくてゆったり座れる疲れにくいシートになっています。

その分オフロード走行時には少しホールド性は足りませんが、レクサスLXは基本的にはオンロードで走る高級SUVなので、国内で乗っている限りでは柔らかいシートで不便に感じるシーンはほとんどないでしょう。

レクサスLXの後部座席のスペースが広々としているので、シートの座り心地と合わせてとても快適なシートに仕上がっています。

またレクサスLXの後部座席には3席全てに大型のヘッドレストが装備されており、特に左右の座席のヘッドレストが大きいです。

ヘッドレストは普段は乗員が頭を置いておくクッションのような役割を果たす部品ですが、事故の際などの万が一の際には頭を前後にしっかりと支えることでむち打ちを防ぐ効果があり、安全性を高める効果が重要視されています。

ヘッドレストは大型のほうが安全性が高く2列目シートの左右の席はしっかりしたクオリティがありますが、センター席は多少小型ながら安全性は十分です。

また3席のヘッドレストはすべて上下への調整機能がありますので、頭の位置に合わせた調整が出来てとても便利です。

レクサスLXの2列目後部座席の装備

レクサスLXの2列目シート周りの装備は非常に充実したものに囲まれており、2列目シートがこの車の中で最も快適な座席となっています。

まずレクサスLXの2列目シートのシートベルトについて見ていきますが、2列目シートの3席全てにウンテンセキや助手席同様の3点式シートベルトが装備されており安全性はしっかりしています。

ポイント

小型の車だと特に2列目シートのセンター席のシートベルトが簡易的になってしまったり天井から出るような変則的な構造なこともあるのですが、レクサスLXではセンター席もシートの脇から自然に出てくる3点式シートベルトなので使い勝手は良好です。

またレクサスLXの2列目シートは比較的フラットでホールド性はそこまで高くないデザインですが、3点式シートベルトを使うことで走行中も安定するので便利です。

その他にレクサスLXの2列目シートに座ると各種装備に囲まれているような感じであり、まず運転席と助手席の間のセンターコンソール裏には2列目用のエアコンダクトとそのコントローラーが設置されていて前席とは独立した空調の温度や風量が設定できるので非常に快適です。

また収納としては左右の後部ドアに設けられた大きなドアポケットや前席シート裏のシートバックポケットがありますが、更に前席のセンターコンソールも後部座席からでもアクセス出来るような構造となっているので様々な箇所に物を収納することができます。

MEMO

エンターテインメント関係では2列目シート用のリアスピーカーが左右のドアに設けられていて音響が良いのですが、それに加えて前席シートバックの上辺りに2列目シート用のモニターを設置することが可能で、左右にそれぞれ1つずつあるモニターで後部座席でくつろぎながら映画などを楽しめます。

さらには2列目シートのセンター席の背もたれからはリアセンターアームレストを引き出して使えるようになっており、ドリンクホルダーも併設されているので左右席に座ったときに利用すると快適です。

また左右の2列目シート脇のウインドウにはなんと電動式サンシェードまで用意されているので、2列目シートではいたれりつくせりの装備が揃っており満足感は十分すぎるほどでしょう。

レクサスLXの2列目シートのリクライニング・シートアレンジ

レクサスLXの2列目シートではシートアレンジが充実しており、さまざまなシーンでの使い分けができます。

レクサスLXの2列目シートの座席では運転席などにあるような前後へのスライド機能や背もたれのリクライニング機能などはなく、5人乗りや7人乗りモデルの2列目シートは基本的には固定式のシートとなっています。

ですが2列目シートには「電動アシストタンブル」機能が設けられており、2列目シート自体を前側に跳ね上げることで3列目シートへの乗り込みをする通路を開ける機能で、電動式なのでシートの上にあるスイッチを操作することで非常に楽に操作できます。

また2列目シートのタンブル機能を使うとラゲッジスペースを拡大するためにも利用できますので、5人乗りモデルで3列目シートがなくても有用な装備となっています。

さらにはレクサスLXの2列目シートの背もたれだけを前に倒するようなシートアレンジも可能で、ラゲッジスペースに収まらないような長い荷物を積み込む際に利用できます。

タンブル機能では跳ね上げたシートの一部が前側に残るので長い荷物を積み込むときに制限があるのですが、背もたれだけを前に倒すシートアレンジであれば2列目シート以降のスペースをラゲッジスペースとして使えるのでタンブル機能と使い分けるとよいでしょう。

また2列目シートは左右の6:4分割式となっているので電動アシストタンブルやシートアレンジは左右どちらかだけでも可能となっており、乗車人数と荷物の大きさや量、または車内の使い勝手によってフレキシブルに利用することが出来るのも便利ですね。

レクサスLXの後部座席の3列目・サードシート

レクサス LX シート参考:lexus.jp

次にレクサスLXの3列目シートについてご紹介しますが、3列目シートはレクサスLXの7人乗りモデルのみの仕様であり、3列目シートは2名乗車の座席となっています。

ではこの3列目シートを詳しく見ていきましょう。

レクサスLXの3列目シートの広さ・居住性

レクサスLXの3列目シートは5人乗りモデルの2列目シートの後ろに設けられた2席の座席で、ラゲッジスペースの空間をほとんどシートとして利用しています。

レクサスLXの3列目シートは2席の座席が左右に繋がったベンチシート式の座席ですが、運転席や助手席、2列目死糸などに比べると全体的に非常にシンプルなシートになっています。

3列目シートはベンチシート式ではありますが左右の座席の座面は多少セパレート式になっており、独立した座席のように利用します。

2席をつなげた左右のサイズはおよそ1,000mm程度で他のシートとそこまで大差はありませんが、座面が別れている分座る部分は多少狭くなっています。

また3列目シートへの乗り込みは2列目シートの横の左右のドアから行いますが、乗り込むときに邪魔な2列目シートは前述した「電動アシストタンブル」機能によってシートを跳ね上げて通路を作る形です。

そのため乗り込みに多少の手間がかかるのですが、シートの跳ね上げが電動式なので不可は少なく女性でも十分利用できます。

MEMO

またこの3列目シートの前後サイズは2列目シートと比べると少し狭めのサイズ感となっており、窮屈すぎることはないもののシートに座ったときの前席シートとの間のニースペースは拳1個分ぐらいは十分確保できます。

シートの左右の脇はすぐタイヤの収まるタイヤハウスになっているので空間が広いわけではないのですが、2名で座るぐらいであれば窮屈さは感じないぐらいのゆとりも確保されています。

また上下の空間については座面の位置が2列目シートとあまり変わらずスクエアボディで天井までの距離も変わらないので、上下のスペースも窮屈さはそこまで感じません。

ですが3列目シートは2列目シートに比べると全体的に補助シートとしての役割が強めのものとなっており、ラゲッジスペースを座席のスペースとして利用しているので7人乗りモデルのラゲッジスペースは非情に前後スペースが狭いものとなっています。

レクサスLXの3列目シートのチャイルドシート対応

次にレクサスLXの3列目シートでもチャイルドシートが利用できるかどうかを見ていきましょう。

チャイルドシートはできるだけ正面衝突時に安全性を確保できる位置に置きたいものであり、それもあってチャイルドシート助手席に置くよりも2列目シートに搭載することが多いです。

ですがレクサスLXが特にそうですが2列目シートは非情に皆適性の高いシートになっていておもてなしもできる座席なので、チャイルドシートでスペースを取られるよりは3列目シートに乗せたいと考える方もいらっしゃいます。

基本的にはレクサスLXの3列目シートでもチャイルドシートの利用は可能であり、3列目シートには2列目シートのようなISOFIX対応の固定器具が用意されていないため、チャイルドシートの固定にはシートベルトを使って固定する形となっています。

ポイント

ですが3列目シートにチャイルドシートを搭載する際には不便な点も多く、2列目シートに搭載する場合よりも使い勝手は悪いです。

まずチャイルドシート自体はISOFIX対応のものが使えないので一部の金具などを外して搭載する必要があり、さらにチャイルドシート自体を3列目シート乗せるのも少し大変です。

レクサスLXには2列目シートにタンブル機能があることで積み込み自体は楽な車になっていますが、2列目に搭載するよりは手間がかかります。

また3列目に搭載したチャイルドシートに子供さんを乗せるときにも2列目シートを跳ね上げた上で乗せなければならず、手がふさがった状態でいろいろ操作するのも面倒です。

ですがほかの3列シートの車と比べれば2列目シートを電動で跳ね上げることの出来るレクサスLXは3列目へのチャイルドシート搭載には向いています。

また2列目シートにチャイルドシートを搭載するとメリットである電動タンブル機能が利用できなくなりますので、そういった場合にも3列目にチャイルドシートを搭載するのもよいでしょう。

レクサスLXの3列目シートの座り心地

レクサスLXの3列目シートは座り心地としては少し硬めのものとなっており、このあたりも補助シートとしての役割が見えるところです。

レクサスLXの3列目シートは2列目シートに比べると座面や背もたれの厚みが結構薄いものとなっており、ひと目見てもクッション性は2列目シートほどあるものではありません。

これには後述する理由があるのですが、一方で座り心地としてはどうしても固い感触となっており、普段からどっしりくつろぐというよりは大人数で移動するときに使えれば良いと行った感じです。

またシート全体がかなりフラットな形状になっているのでホールド性もそこまで高くなく、近距離走行であれば十分ではあるのですが長距離走行となると助手席や2列目シートと比べるとちょっと疲れやすいシートになります。

またオフロード走行時なども他の座席よりも跳ね上げなどが強くなるので、そういう用途でもちょっと不便です。

ですが3列目シートには左右の座席にしっかりした大型ヘッドレストは装備されており、いくら補助シート的な役割が強いといっても安全性が高いのはさすがレクサスと言えるでしょう。

ヘッドレストの形状はかなりシンプルな四角いクッションではありますが、サイズが大きいのでヘッドレストとしての役割には十分であり使い勝手も悪くありません。

このヘッドレストには上下への調整機能もあるので機能性は十分であり、万が一の際にも信頼できる3列目シートに仕上がっています。

レクサスLXの3列目シートの後部座席の装備

レクサスLXの3列目シートでは周辺の装備は2列目シートよりは少なくなりますが、意外と基本的な装備は充実しています。

まずレクサスLXの3列目シートのシートベルトについて見ていきますが、3列目シートであってもこの車では3点式シートベルトが左右に装備されており安全性は十分です。

3列目シートの車ではどうしても3列目シートは簡易的な装備が多くてシートベルトなども2点式や変則的なものになることも多いのですが、レクサスLXではきちんと座席の左右のボディ部分からシートベルトが出てきていますので使い勝手は他の座席と大差はありません。

またシート自体にホールド性が少ない3列目シートですがシートベルトを締めることで身体をある程度はサポートしてくれますので、そういった面でも3点式シートベルトはありがたいです。

またその他の装備としては3列目シート用のエアコンダクトが3列目シート脇のルーフ部分やウインドウのピラー部分に設けられており、コントロール自体は2列目シートなどで行いますがしっかり3列目シートでも空調が効くのは嬉しい装備です。

MEMO

3列目シートの左右のそれぞれの脇には結構容量のあるサイドポケットの収納とそれに付属のドリンクホルダーが設けられており、上下2段の収納なので色々なものを収納しておけます。

このサイドポケットにはなんとUSBの充電ポートなども設けられており、3列目シートでこれだけの装備が利用できるのはさすがレクサスといえるでしょう。

なお3列目シートにはセンターアームレストなどはありませんが、左右のポケット部分がアームレスト状にも使えるので結構便利です。

レクサスLXの3列目シートのリクライニング・シートアレンジ

レクサスLXの3列目シートではリクライニング機能やシートアレンジ機能がしっかり充実しており、この点では利便性の高いシートに仕上がっています。

ポイント

まず3列目シートのリクライニング機能についてですが、3列目シートには電動式のリクライニング機能というものが搭載されており、簡単な操作でシートの背もたれの角度を調整できます。

この機能はおもに7人乗りモデルのラゲッジスペースを多少広げるために使うのですが、座席の座り心地を調整するのにも利用できますので便利な機能となっています。

ただレクサスLXの3列目シートの後ろにはすぐにテールゲートが来るので倒せる角度はそこまで大きくはありませんが、3列目シートという簡易的なシートでもこういった便利な機能が装備されているというのはレクサスならではのものといえるでしょう。

さらにこの3列目シートはシートアレンジとして床下にスッキリと収納することが可能になっており、3列目シートを収納するとフラットで5人乗りモデルとほぼ同様の広いラゲッジスペースが広がっています。

MEMO

3列目シートの収納も電動格納式となっており、3列目シートの左右の脇、もしくはラゲッジスペースの左右の脇に設けられているスイッチを操作することでヘッドレストの収納からシートの折りたたみまでをすべて自動で行なえます。

このモードになれば乗車人数が少ないときには沢山の荷物を積み込めるようになり、大人数で移動するときには座席に出来るので使い勝手が良いです。

また3列目シートは左右分割式で収納することが出来るので、2列目シート同様乗車人数と荷物の大きさや量によってフレキシブルに使い分けができます。

なおこの収納機能はラゲッジスペースの床下にほぼ完全に収納するのでフルフラットなスペースを作ることができ、車中泊などには利用できます。

一方でこの収納機能のために3列目シート自体を全体的に薄くしなければならず、座面や背もたれの座り心地が悪くなる結果になっています。

レクサスLX エグゼクティブの2列目・セカンドシート

レクサス LX シート参考:lexus.jp

次にレクサスLXの最上級グレードである「エグゼクティブ」の2列目シートについて見ていきます。

エクゼクティブは乗車人数がレクサスLXのような大型車にもかかわらず4名となっており、運転席、助手席に1名ずつと2列目シートにわずか2名だけが座るという非情に豪華な仕様となっています。

レクサスLX エグゼクティブの2列目シートの広さ・居住性

レクサスLX エグゼクティブの2列目シートはリムジンのような最高のくつろぎ空間を演出する仕様となっており、レクサスLX最大級のシートの広さを持っています。

レクサスLXのエグゼクティブは2列目シートが左右分割式の座席となっており、標準モデルでベンチシート式だった座席が1人でゆったりと座れるソファーのようなシートになっています。

左右のシートの横幅は運転席や助手席とほぼ同サイズのシートになっており、センター席がありませんので横の方と身体がぶつかることなくいつでもくつろげるシートになります。

またエグゼクティブには3列目シートを持つモデルがありませんのでシートの折りたたみや収納機能などを搭載する必要がなく、エグゼクティブならではの最高のクオリティのシートを装備できるというのが大きなメリットとなっています。

またエグゼクティブの2列目シートの前後サイズは標準モデルよりも広々とした空間が確保されており、より快適性を追求したシート仕様となっています。

そのためシートに座ったときのニースペースは標準モデルよりもかなり広く確保されているので足をある程度伸ばしてくつろげるほどのスペースがあり、最上級車種としての快適性を確保しています。

MEMO

上下のサイズについては基本的には変更はありませんが、標準モデルのベンチシートよりもどっしりと座ることの出来るシートになっていますので、上下空間も幾分ゆとりのあるようなサイズ感となるでしょう。

なおエグゼクティブでの2列目シートの左右座席の間は完全なセパレート式ではなく後述するリアコンソールがありますので、大型ミニバンのように2列目シートからラゲッジスペースへアクセスすることはできません。

しかしレクサスLX エグゼクティブの使い方としてはそういった使い方はあまり必要がないので、この仕様で十分です。

レクサスLX エグゼクティブの2列目シートのチャイルドシート対応

レクサスLXのエグゼクティブは車の仕様的にファミリーカーよりもラグジュアリーカーとしての役割が強い車ですが、2列目シートはチャイルドシート対応も出来ています。

レクサスLX エグゼクティブの2列目シートは標準モデルと違ってシートが左右に完全にセパレートされているのですが、セパレートシートでも左右それぞれにISOFIX対応の金具はしっかり設定されており、チャイルドシートを利用するときにもしっかりした固定が出来ます。

もちろんシート裏にはトップテザーアンカー用のフックもあって固定機能としては標準モデルと変わらず、チャイルドシートへの対応がしっかり出来ている高級車といえます。

レクサスLX エグゼクティブは4人乗りなので大人数のファミリーカーとしてはあまり適していないものの、高級車としての魅力とファミリーカーとしての利便性がしっかり両立しているのは嬉しい点です。

またチャイルドシートの搭載性や子供さんの乗降性も基本的には標準モデルと変わらず使い勝手は良好ですが、一方で標準モデルと違って2列目シートの左右シートの間には大型のセンターコンソールがありますので乳幼児や幼児を乗せるときには少し不便な部分もあります。

特に子供さんが小さいときには走行中などは保護者の一人がチャイルドシートの横に乗っていろいろな世話や安全性の確保などを行うのですが、レクサスLX エグゼクティブのレイアウトでは左右どちらかにチャイルドシートを乗せても走行中などは保護者が手を伸ばさないと世話が出来ない位置関係です。

またセンターコンソールによってウォークスルーもしづらいデザインなので、こういった面で標準モデルでチャイルドシートを運用するときよりも不便な点があります。

レクサスLX エグゼクティブの2列目シートの座り心地

レクサスLX エグゼクティブの最大の魅力は2列目シートの座り心地にあり、最高級のシートと広々としたスペースで素晴らしい快適性を持っています。

レクサスLX エグゼクティブの2列目シートは標準モデルよりも各所のスペースが広くて快適なのですが、シート自体のクオリティも1段高いものに仕上がっています。

ポイント

シート表皮がより高級感のある仕様になっているとともにソファーのように深々と座り込めるような気持ちの良いシートになっていて、その座り心地は快適の一言でしょう。

このシートであれば近距離であっても長時間の走行であってもくつろいで乗りづつけることができ、最高に疲れにくいシートともいえるでしょう。

一方でレクサスLXのもう一つの特徴であるオフロード走行には向いているわけでは無いのですが、最上級グレードであるエグゼクティブでオフロード走行をする人もまずいないので問題になることはないでしょう。

また当然ながらレクサスLX エグゼクティブの2列目シートでも大型のヘッドレストが装備されており、衝突時の安全性も確保されています。

むしろ標準モデルより大型で調整機能も備わっているヘッドレストですので、よりむち打ちを防ぐ効果は高くなっておりラグジュアリー性を確保するとともに高い安全性も盛り込んでいるのはさすがレクサスというところでしょう。

レクサスLX エグゼクティブの2列目シートは国産車としては最上級クラスのクオリティと質感の高さ、座り心地の良さなどを持つシートに仕上がっており、大型SUVとしてもこれ以上の高級感を持つ車はそうそうありません。

レクサスLX エグゼクティブの2列目シートの後部座席の装備

レクサスLX エグゼクティブの2列目シートでの装備は標準モデルよりも更に充実しており、より2列目シートでの居住性が高いものとなっています。

まずレクサスLX エグゼクティブでの2列目シートでは標準モデルと同じく3点式シートベルトが装備されており、安全性やホールド性がしっかりしているのは当然となっています。

またエグゼクティブでも基本的に車体の構造やドアの構造などは標準モデルと同じなので、2列目シート周辺のシートバックポケットや左右ドアのドアポケットなどの収納、その他のエアコンダクトなどの基本装備は標準モデル同様の使い勝手の良いものが装備されています。

一方でドアトリムや各所の布系の生地はシートに合わせた質感の高い仕様となっており、全体的に豪華さを感じられるものとなっています。

そしてレクサスLX エグゼクティブの専用の装備としては大型のリアセンターコンソールがあり、これは運転席と助手席の間によくあるコンソールボックスを2列目シートにも設けたような装備です。

MEMO

このリアセンターコンソールにはセンターアームレスト機能や内側の収納ボックス、前方へ展開するタイプのドリンクホルダーが設けられており、2列目シートでどっしりくつろぐときに手元でさまざまな操作ができるようになっています。

さらに最も目を引くのがコンソールボックスの前に備え付けられている大型のコントロールパネルで、タッチ式のパネルで後部ZAぜきの空調、オーディオ、シートの硬さややリクライニングの調整、各種ランプの操作など、2列目シート周辺の装備のコントロールが出来るとても便利な装備となっています。

このセンターコンソールの豪華さと機能性の高さもレクサスLX エグゼクティブの大きな魅力の一つであり、目立たない位置に充電ポートなども設けられているのでこれ以上無いほど装備が充実しているモデルといえるでしょう。

レクサスLX エグゼクティブの2列目シートのリクライニング・シートアレンジ

レクサス LX シート参考:lexus.jp

レクサスLX エグゼクティブではリクライニングやシートアレンジ機能が標準モデルとは大きく異なっており、標準モデルではおもに車内の移動などの利便性やラゲッジスペースの拡大のために使うシステムでしたが、エグゼクティブではより2列目シートで快適に過ごせる仕様となっています。

まずレクサスLX エグゼクティブでは2列目シートの機能として電動リクライニング機能が備わっており、センターコンソールにあるコントロールパネルから調整ができます。

2列目シートの後ろにはラゲッジスペースがあるだけでゆとりがあるので結構な角度まで後ろにリクライニングすることができ、より快適で好みに合わせたしーとぽじしょんが取れるのは最高です。

標準モデルでは2列目シートのリクライニング機能がありませんでしたのでさすが最上級グレードといった利便性の高さを持っており、電動式なので細かな調整が出来るのも嬉しい点です。

もちろん左右の座席をそれぞれ独立して調整できますのでラグジュアリーカーとして十分な機能性です。

また標準モデルでは2列目シートに電動アシストタンブル機能を備えてラゲッジスペースの拡大や3列目シートへのアクセスを行うようになっていましたが、レクサスLX エグゼクティブではこの機能自体がなく基本的にラゲッジスペースの拡大機能はありません。

その代わりとしてエグゼクティブのみ助手席側にオットマン機能が備わっており、前席の助手席自体を前側に跳ね上げることによって助手席側の2列目シートで前後に足を伸ばせるほどの圧倒的な広さを確保する機能です。

オットマン式なのでふくらはぎのあたりをサポートするようなクッションも備わっていますので、前述のリクライニング機能と合わせることで最高級のマッサージチェアのような体勢でくつろぐことができるシートとなっています。

このオットマン機能があるのでレクサスLX エグゼクティブでの最高の座席は2列目シートの助手席側となっており、可能であればここに座って運転は別の方におまかせしたいところですね。

レクサスLXの後部座席の評価・口コミ

レクサスLXの後部座席についてはtwitterでもいろいろな投稿があり、その中からいくつかご紹介しましょう。

この方はどなたかお知り合いのレクサスLXの後部座席にどうやら座られたようなのですが、その快適性の高さにかなり満足感を得られているようです。

レクサスLXの後部座席であれば家のソファーでゆったりくつろいでいるような座り心地を得られ、同乗させてもらうのには嬉しい車です。

こちらの方はレクサスLXのエグゼクティブを見学に行かれたようなのですが、やはり2列目シートの素晴らしさが魅力的だったようです。

この広さや快適さを見てしまうともし手に入れても自分では運転するのではなく後部座席に座っていたいものです。

総評

レクサスLXは高級車ブランドのレクサスの中ではほぼ唯一のオフロード性を持つクロカンSUVですが、エクステリアデザインやインテリアのクオリティはまさにレクサスといった佇まいを持っており非常に高級感のある車に仕上がっています。

特に後部座席の質感やスペースの広さ、各種装備の充実さはほかのレクサスの高級セダンに並ぶほどのものであり、最上級モデルであるエグゼクティブの存在もあってレクサス最上級のSUVとなっています。

最上級のSUVということでその価格帯はベースモデルでも10,000,000円超えの非常に高額な車にはなっていますが、それだけのクオリティと満足感の高さは得られる車ですのでSUV系の最高の車を手に入れたい方はレクサスLXが目標の一つとなるでしょう。