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黒いプリウスはかっこいい?評判・人気が高い?値段まで解説!

トヨタ プリウスはトヨタのハイブリッドカーで燃費の高さが世界トップクラスの車です。

今回はそんなプリウスのボディカラーの黒色についてご説明していきます。

黒色のプリウスのデザイン

トヨタ プリウス参考:toyota.jp

トヨタ プリウスは世界初の量産型ハイブリッドカーとして登場した車で、現行モデルで4代目となります。

プリウスの初代は1999年に登場してそれまでハイブリッドカーというものがないところに圧倒的な燃費性能で一気に人気車種に上り詰めました。

初代こそ販売台数は少なかったものの2代目から人気が一気に高まり、国内の販売台数でトップを何度も獲得するほどの人気車種になりました。

その後3代目、そして現行モデルとなる4代目に進化しており、その人気はとどまるところを知りません。

プリウスはその性格としてはハッチバックタイプの乗用車であり、ハイブリッドシステムによる燃費の良さに加えて車としての使い勝手も良くなっています。

またデザイン的に近年はシャープな印象の車となっていて、それに伴ってボディカラーなどにも変遷が見られます。

今回はその中から特に黒色に焦点を当ててご紹介しますが、まずはプリウスの各モデルの黒色がどのような印象なのかを見ていきましょう。

黒色プリウスのエクステリア

プリウスはこれまで4代に渡ってモデルチェンジを行ってきましたが、その主要なボディカラーは次のとおりとなっています。

ボディカラー
初代プリウス・スーパーホワイトⅡ
・シルバーメタリックグラファイト
・ダークグリーンマイカ
・グリーンマイカメタリック
・ダークブルーマイカメタリック
・ボルドーマイカ
・ライトアクアメタリックオパール
・ブルーマイカメタリック
2代目プリウス・スーパーホワイトⅡ
・ホワイトパールクリスタルシャイン
・シルバーメタリック
・ブラック
・ダークレッドマイカメタリック
・ブロンズマイカメタリック
・ジェイドグリーンマイカメタリック
・ブルーマイカ
3代目プリウス・スーパーホワイトⅡ
・ホワイトパールクリスタルシャイン
・シルバーメタリック
・ブラック
・レッドマイカメタリック
・ボルドーマイカメタリック
・フロスティーグリーンマイカ
・ライトパープルマイカメタリック
4代目プリウス・エモーショナルレッドⅡ
・ブラッキッシュアゲハガラスフレーク
・グレーメタリック
・アティチュードブラックマイカ
・ブルーメタリック
・スーパーホワイトⅡ
・プラチナホワイトパールマイカ
・シルバーメタリック

これを見てもわかるようにプリウスのボディカラーに「ブラック」が登場したのは2代目からであり、初代プリウスにはそこまで濃い色はグリーンかブルー系しかありませんでした。

初代プリウスは初めて登場するハイブリッドカーということで、ボディカラーも環境に配慮したイメージのアースカラーがベースとなっており、定番のホワイトやシルバーを除けば印象の強い黒色はありません。

しかし2代目プリウスで車のデザインが一気にシャープなものとなったことでブラックがボディカラーとして設定され、3代目プリウスまでは他の定番色とともにブラックが設定されています。

その後最新モデルの4代目プリウスでは他のボディカラーも一新され、黒色も「ブラック」から「アティチュードブラックマイカ」へと変更されています。

このアティチュードブラックマイカはいわゆるメタリックカラーの一種であり、それまでのブラックに比べて輝きや光沢のある明るいブラックという印象です。

トヨタ車は他の車種もブラックはアティチュードブラックマイカに置き換わる車種が増えてきており、今後のトヨタの定番となるでしょう。

ではそんなプリウスの黒色について、実際の車の画像をご紹介しましょう。

このプリウスは2代目の20プリウスで、デザインが一気に垢抜けた印象となったプリウスになります。

このブラックカラーはソリッドなブラックでシックな印象ではありますが、プリウスのライトまわりやボディラインがシャープな印象となっているためなかなかかっこよくまとまっていますね。

2代目プリウスは全体的にシンプルな印象を持つデザインですが、定番色のホワイトやシルバー系よりブラックのほうが若者には人気でした。

こちらは3代目の30プリウスになりますが、30プリウスのコンセプトは20プリウスのキープコンセプトになっておりデザイン面でヘッドライトなどを除けばほとんど似たラインで構成されています。

そのため変わらずブラックのボディカラーはシャープなボディラインにフィットしており、落ち着いた印象ながら存在感もバッチリです。

4代目の現行モデルのプリウスはデザインがそれまでと一新され、かなり押し出し感の強いデザインになりました。

フロントマスクやリアのデザインが非常に特徴的で一気にスポーティな印象となり、それに合わせたアティチュードブラックマイカのメタリックカラーが映えています。

メタリックカラーはソリッドなブラックよりも高級感を与えてくれるカラーになっているので、一新されたプリウスのデザインにしっかりマッチするものとなっています。

黒色プリウスのインテリア

プリウス インテリア参考:toyota.jp

プリウスのインテリアについては黒色は基本色となっており、その落ち着いた印象から導入する方も多い印象です。

プリウスは初代だけはボディカラー同様インテリアカラーも明るいもので統一されており、初代プリウスではブラックインテリアはありませんでした。

ポイント

しかし2代目プリウスからはインテリアカラーの基本の2色のうち一つがブラックとなり、もう一色が明るいグレー系なのでブラックは男性向けや若者向けとして選ばれています。

その後の3代目や4代目プリウスでもインテリアカラーの傾向は一緒であり、ブラック系と明るいグレーやブルー系のカラーが定番となっています。

そんなプリウスのブラック系のインテリアも画像でご紹介します。

こちらの方はプリウスの内装を多少カスタマイズされてブラックインテリアに仕上げていらっしゃいますが、プリウスの未来的なコクピットがブラックで引き締まってなかなかカッコいい内装に仕上がっていますね。

シートにもレザー調のブラックの表皮に張り替えられたようで、シックな内装に高級感を与えていますね。

こちらのプリウスにはブラックインテリアに黒木目調のパネルが映える内装に仕上がっており、より高級感を感じるインテリアです。

こういったインテリアパネルはカスタマイズパーツとして販売されているものですが、ノーマルのインテリアパネルと交換することでより満足感の高いブラックインテリアが完成します。

プリウスにはこういったカスタマイズパーツも多いので自分だけの内装を作り上げることができます。

黒色のプリウスは人気か?

プリウスには前述したとおり各世代で何種類ものボディカラーが設定されているのですが、その中でブラックは結構人気のボディカラーとなっています。

プリウスには定番色であるホワイト系やシルバー系が複数設定されているとともにアースカラーと呼ばれるブルーやグリーン系統のボディカラーが何色か設定されており、ブラックに関しては2代目〜4代目プリウスまでそれぞれ1色ずつの展開となっています。

そんなボディカラーはそれぞれのカラーが平均的に売れるわけではなく、かなりの偏りが発生するものです。

一般的には定番カラーの割合が大半を占めており、レッド、ブルー、イエローなどの派手なカラーは全体の数%と少なくなります。

プリウスのブラック系のカラーは定番カラーの1色に数えられるほど人気のカラーで、ホワイトパールやシルバーメタリックと並んで選択されることが多いカラーです。

現行プリウスでのアティチュードブラックマイカなどは1番人気のホワイトパールクリスタルシャインについで販売台数の多いカラーとなっており、シャープになったプリウスのデザインや新色のメタリックなブラックが大人気となっています。

またその他の指標として中古車市場での人気カラーというものもあるのですが、プリウスは全体的にホワイトパールが人気が高いのは変わらないものの、その他ではブラック系統はシルバーと二分する人気を持っています。

参考 【愛車は色で選ぶ!】「トヨタプリウス」の人気カラーランキング&全カラー紹介!カルモマガジン 参考 【営業電話ラッシュなし】トヨタ プリウス 買取相場・査定価格MOTA車買取

黒色のプリウスの評判

黒色のプリウスについてはtwitterにもいろいろな評判が上がっており、その中からいくつかご紹介しましょう。

こちらの方は妹さんが3代目のプリウスに乗り換えられたそうなのですが、中古車市場ではブラックが結構人気だったようです。

全国的な中古車市場ではやはりホワイト系のボディカラーが変わらず人気なのですが、場所によってはブラックが人気で台数が少ないということもあります。

こちらの方はプリウスαの中古に乗り換えをされたようなのですが、なんと黒色は中古車価格が高くて仕方なくシルバーにされたそうです。

新車では一部の追加費用のかかるカラーを除いてボディカラーによる価格差はあまりないのですが、中古車市場になるとボディカラーの差で中古車価格の差がけっこうあります。

こちらの方は外出先で現行モデルの50プリウスを見られたそうなのですが、ブラックでかなりカッコいいという印象を得られたそうですね。

現行のプリウスはデザイン的にも非常に印象的な車に仕上がっているので、そこに存在感のある黒色が組み合わされるとバッチリ決まった車に仕上がります。

黒色のプリウスの欠点

黒色のプリウスはボディカラーとして人気が高いカラーですが、他のカラーと比べて欠点もいくつかあります。

キズが目立ちやすい

まず黒色のボディカラーの宿命のようなものですが、黒色はキズが目立ちやすいという欠点があります。

車のボディの塗装はどのボディカラーでもかなりの強度を持っていて車がさらされる厳しい環境、高温環境や紫外線、風雨に対して高い耐久性を持っています。

しかし細かいところではボディカラーによってメリット、デメリットがあるのですが、黒色は特にボディ表面についたキズが他の色より見えやすくなる傾向にあります。

注意

車の表面は普通にしていれば大きなキズなどはほとんど発生しないのですが、体が擦れたり物を少しぶつけたり、洗車したりすると細かいキズは増えてきます。

細かいキズが出てきても例えばホワイト系のカラーであればそこまで目立たないのですが、キズは光にかざすと白くなるのでブラックのボディカラーには浮いて見えてしまいます。

プリウスはフルモデルチェンジの度に塗装技術などもクオリティがアップしているので昔より現行モデルのほうがキズには強いのですが、それでも同じモデルの明るい色と比べるとどうしてもキズの目だち方は変わってきます。

とはいっても走っているときに他の人から目立つような見え方はしないので、あくまでユーザーが気にするかどうかのレベルでしょう。

経年劣化で色あせしやすい

黒色のボディカラーは長年乗り続けると表面の色が色あせしやすいというデメリットもあります。

車のボディは非常に長期間の厳しい条件にさらされる環境にあり、1台の車が新車から廃車になるまで最近は10年でも普通、長ければ15年〜20年以上もの間使用されます。

その間車の表面の塗装面には太陽光線の紫外線が当たりやすい環境であり、長期に渡って紫外線にさらされるといくら耐久性の強い車の塗装面であっても色の変化や色あせが発生します。

これもホワイト系やシルバー系のボディカラーなら色が変化しても車全体なのでそこまで目立たないのですが、黒色のボディカラーでは艶のあった黒色が次第に色あせていくので目立つのです。

この色あせはすべてのボディカラーで発生するものですが、赤や黄色、青などの明るい色や黒色などで特に目立つものであり、ホワイト系のカラーが人気なのはそういった要件もあってです。

それでも黒色の色あせは数年では目立つほどの影響はありませんので普通に乗っている間はあまり気になりませんが、10年近くに渡って乗り続けたり年式の古い中古車で黒色を選択すると発生する可能性は高くなります。

色あせの発生する原因はほぼ紫外線の影響なので走行時は仕方ないとしても、保管時に太陽の当たらないガレージや地下駐車場などに収めておくと比較的色あせを防ぐことができます。

洗車時の拭き残しが目立ちやすい

黒色のボディカラーは細かなキズも目だちやすいのですが、その他に洗車をしたときの拭き残しなども他のボディカラーより目だちます。

車のボディは風雨や泥土汚れ、排気ガスなどによって汚れるのですが、そういった汚れに対してはホワイト系のカラーでは汚れが目立つのですが、黒色のボディカラーは比較的目立ちにくいのはメリットです。

しかしいくら黒色でも汚れがついてきたら洗車する必要があり、ガソリンスタンドの洗車機や自宅の水道などできれいに洗ったりするでしょう。

ポイント

洗車機などをつかうと細かなキズがついて黒色のボディカラーでは目だちやすいという点もありますが、それ以外に洗車で濡れたボディをしっかり拭き取らないと水の跡が残りやすくなります。

洗車のときにボディが濡れたままでしっかり拭かない場合でも自然乾燥で水滴などは一応なくなるのですが、その際に細かく見てみると水滴があった場所に白い跡が残ります。

これはしっかり水滴を布などで拭き取れば発生しないのですが、黒色の場合には特にこの水滴跡が目立ってしまうので、洗車の際にはしっかり拭き取りしなければなりません。

水滴のあともついてすぐなら再度水拭きなどでなくすことはできますが、長期間放っておくと塗装面に残り続けてしまうので黒色のプリウスで洗車するときはしっかり拭き取りましょう。

車内の温度上昇が早い

黒色のボディカラーでは意外なデメリットとして車内の温度上昇が他の色より早いという点があります。

色はその色ごとに光の反射率が違うという特性があり、白色が一番反射率が高い反面、黒い色は光を最も吸収する色となっています。

車は走行中や駐車場に停車しているときに太陽光線が直接当たる環境にあり、ウインドウなどから太陽光線が車内に入って暖めるとともにボディ自体も熱くなって結果的に車内の温度を上昇させます。

その際白やシルバーのボディカラーでは比較的太陽光線を反射しやすいので他の色に比べて車内の温度上昇を多少減らすことができるのですが、黒色のボディカラーでは逆の現象が起こります。

黒色のボディカラーの車ではボディの熱吸収率が他の色よりも高いので、ボディがより熱を吸収して車内が熱くなります。

一説には白系のボディカラーより黒系のボディカラーのほうが5℃程度温度上昇が早いとも言われており、特に太陽の影響が強い夏場などでは車内が熱くなりやすいのです。

最近の車はエアコンを効かせればすぐに車内が冷えるのですが、その際にはエンジンの出力を余計に使っていることになるので、結果的には黒色のボディカラーでは燃費も若干悪化するでしょう。

夜間の他の人からの視認性が下がる

黒色のボディカラーは自分のデメリットの他に他人からの夜間の視認性が下がるという特徴もあり、大きなデメリットではないものの他の色に比べると気になる点です。

車のボディカラーは夜間だとその色で視認性が随分変わってくるもので、こちらも光の吸収率が低い白色やシルバーは夜間の視認性も良くなります。

その逆で夜の暗い環境に溶け込んでしまう黒色のボディカラーでは、周りの人からの視認性が比較的低くなります。

もちろん運転している自分には視認性の影響はないのですが、他の車や歩行者などから見えにくくなります。

黒色のボディカラーだからといって視認性の悪化で事故率が大幅に上がるわけではありませんが、白色などと比べると多少の影響はあるでしょう。

相手が車であればヘッドライトなどで影響は少ないのですが、特に自転車に乗っている人だと黒色のボディカラーの車は見えにくいものです。

特に完全に陽が落ちた夜間ではなく、陽が落ちる直前の夕方が一番視認性が悪化するので、もし自転車などとすれ違う際にはそういう影響も考えて落ち着いた走行をすると良いでしょう。

黒色のプリウスの値段

最後に黒色のプリウスの価格について見ていきますが、基本的に新車の状態であれば黒色は追加費用などもなく基本価格として設定できるカラーです。

新車価格と中古車価格でプリウスの黒色の価格はずいぶん違いますが、同じ定番カラーで人気であるホワイトパール系のボディカラーとの比較をしてみましょう。

プリウスボディカラー新車価格中古車価格相場
20プリウス(2代目)ブラック1,890,000円〜3,250,000円 ※塗装の追加費用なし168,000円〜590,000円
ホワイトパールクリスタルシャイン1,890,000円〜3,250,000円 +塗装追加費用31,500円(消費税抜き30,000円) ※販売当時の消費税率90,000円〜549,000円
30プリウス(3代目)ブラック2,050,000円〜3,435,428円 ※塗装の追加費用なし148,000円〜1,980,000円
ホワイトパールクリスタルシャイン2,050,000円〜3,435,428円 +塗装追加費用32,400円(消費税抜き30,000円) ※販売当時の消費税率190,000円〜2,438,000円
50プリウス(4代目、現行モデル)アティチュードブラックマイカ2,597,000円〜3,640,000円 ※塗装の追加費用なし699,000円〜3,850,000円
プラチナホワイトパールマイカ(前期型はホワイトパールクリスタルシャイン)2,597,000円〜3,640,000円 +塗装追加費用33,000円(消費税抜き30,000円) ※販売当時の消費税率898,000円〜3,980,000円

参考:s.kakaku.com

まず新車価格についてですが、プリウスの新車価格はフルモデルのたびに少しずつ高くなっており、2代目プリウスと現行モデルを比較すると400,000円〜800,000円ぐらいは車両価格が高くなっています。

しかし塗装費用に関してはブラック系は追加費用無しで選択できるのに対し、ホワイトパール系はどの世代でもオプション設定扱いで一律税抜きで30,000円の追加費用がかかります。

そのため新車価格としては同じグレードでもブラックとホワイトパールではブラックの方が多少安価に購入できます。

ポイント

一方で中古車価格については現行モデルの中古車で見ると一番人気のホワイトパールのほうが全体的に高めの相場となっており、ブラック系は200,000円ぐらいは全体的に安価となっています。

それ以前の世代で2代目などはかなり年式も古いことからブラックとホワイトパールで目立った価格差もないのですが、3代目プリウスに関しては以前ホワイトパール系のほうがブラックより高めの相場になっています。

この中古車価格の差は単純な人気の差であり、定番カラーとして新車でホワイトパールを選択した場合には中古車買取価格などもブラックより多少高めの価格設定にはなるでしょう。

とはいえブラックもボディカラーとしては人気の部類であり、もっと他のボディカラーに比べれば中古車価格の相場は高い方に入ります。