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ランドクルーザープラドのサイズ/広さ/大きさは狭い?寸法(車高/長さ/車幅/最低地上高/重さ)まとめ!

トヨタ ランドクルーザープラドは中大型の高級SUVで、一般道でもオフロードでも対応できる幅広さが特徴です。

今回はそんなランドクルーザープラドのサイズや寸法について見ていきましょう。

ランドクルーザープラドのサイズ・寸法と広さ・大きさ

ランドクルーザープラド フロント

ランドクルーザープラドはトヨタの大型SUVであるランドクルーザーシリーズの1台ですが、ヘビーデューティなランドクルーザーに対してもう少し都会寄りのライトデューティとして登場したのがランドクルーザープラドとなっています。

ランドクルーザープラドは初代が1990年に登場して現行モデルで4代目となりますが、4代目は2009年に登場して以降モデルチェンジを繰り返しながら継続する長寿モデルになっています。

ランドクルーザープラドは伝統的に耐久性の高いラダーフレーム構造を持ち、耐久性の高いサスペンションやディーゼルエンジンの採用などオフロード向けの性能が高い車です。

しかしデザイン的には都会的なスタイリッシュなボディを持っており、内装も豪華で高級感もある車に仕上がっています。

現在SUVという車種は世界中で人気の高い車種となっており、ランドクルーザープラドもそこに含まれます。

しかし主流はクロスオーバーSUVという一般道走行がメインのSUVで、こちらはモノコックボディやハイブリッドモデルなど普通の乗用車の延長線上にあるような車です。

そのためランドクルーザープラドはSUV市場の中では珍しいタイプの車になってきており、本格的なオフロード走行が可能なSUVは貴重です。

またもう一つランドクルーザープラドの特徴としては2列シート5人乗りか3列シート7人乗りかを選べる点にあり、SUVでミニバンのような3列シート車という点も魅力の1つです。

ではそんなランドクルーザープラドのサイズについて、まずは外観サイズを見てみましょう。

ランドクルーザープラドの外観

ランドクルーザープラド サイド

ランドクルーザープラドは2009年にフルモデルチェンジした車ですが、現行モデルは2017年にビッグマイナーチェンジとしてフロントマスクのデザインや安全装備などを更新した仕様となります。

スペックランドクルーザープラド
乗車定員5名または7名
全長4,825mm
全幅1,885mm
全高TZ-G:1,835mm その他の仕様:1,850mm
ホイールベース2,790mm
トレッド(前/後)1,585/1,585mm
最低地上高220mm
車両重量2,050kg〜2,320kg
タイヤサイズフロントタイヤ265/65R17 265/60R18
リアタイヤ265/65R17 265/60R18
ウインドウサイズフロントウインドウ約1,300mm✕400mm
サイドウインドウ約2,400mm✕400mm
リアウインドウ約1,200mm✕400mm
ミラー幅約2,100mm
エンブレム・ロゴサイズ約100mm✕100mm

ランドクルーザープラドの寸法

国産車はランドクルーザープラドのようなSUVを含めてサイズや寸法に2種類の大きな区分があり、5ナンバーサイズと3ナンバーサイズというものがあります。

この区分はナンバープレートの区分で車のサイズ感を分けるもので、以前は税金の差などもありましたが現在では別の制度になっています。

5ナンバーサイズは普通車の中でも比較的コンパクト〜中型のサイズとなっており、車のセールス上でも扱いやすい車として注目されることの多い区分です。

以下の5ナンバーサイズを1つでも超えると3ナンバーサイズとなりますが、こちらは比較的大型の車を指すことが多いです。

スペック5ナンバー3ナンバー
エンジン排気量2,000cc以下2,001cc以上
全長4,700mm以下4,701mm以上
全幅1,700mm以下1,701mm以上
全高2,000mm以下2,001mm以上

これに対してランドクルーザープラドの外観寸法は3ナンバーサイズとなっており、結構大きな車であることがわかります。

全長は4,825mmと5ナンバーサイズを100mm以上超えていますが、それでもシリーズである大型SUVのランドクルーザーが4,950mmあることを考えればちょうど中間に位置するサイズといえます。

また全幅も1,885mmあってかなりワイドですが、こちらもランドクルーザーは1,980mmあるので5ナンバーサイズとの中間程度です。

また全高は1,835mm〜1,850mm程度あり、5ナンバーサイズ以内ではありますが車としてはかなり車高が高い車になっています。

SUVは大きなタイヤや最低地上高の確保などで車高が高くなる傾向にあり、前述したクロスオーバーSUVなども車高が高く設計されています。

ランドクルーザープラドは駐車場に収まるか?

次にランドクルーザープラドが駐車場に収まるかどうかを見ていきますが、ランドクルーザープラドのような大きな車を購入する際には駐車時の取り回しは注目される点です。

駐車場には大きく分けて2種類のサイズがあり、一般的な平置きの駐車場と立体駐車場があります。

このうち平置きの駐車場は自宅の駐車場や有料駐車場、ショッピングセンターなどの駐車場としてよく見られるものです。

MEMO

そのサイズは施設によってまちまちですが、おおよそ幅が2.5m・奥行き5.0mぐらいが一般的なサイズとなっています。

このサイズに対してランドクルーザープラドの外観サイズでは全幅はしっかり納まり、全長もちょうど収まるぐらいのサイズ感となっています。

もう一つの立体駐車場は駅前の狭い土地などでよく見られるものであり、ビルのような駐車場に上下方向にエレベーターで駐車する形の駐車場となっています。

ポイント

この駐車場は車の車高に対しての制限があり、昔からある立体駐車場では「高さ制限1.57m」といった所が多いです。

ですがこの高さ制限に対してはランドクルーザープラドの車高では駐車は不可能となっています。

昔からランドクルーザープラドのような車高の高い車はこの点が購入する際のネックの一つでした。

ですが近年は大型ミニバンやSUV人気の高まりに合わせて高さ制限を緩和した立体駐車場が増えてきており、高さ制限が2.0m以上というところもあるのでランドクルーザープラドでも駐車が可能な立体駐車場は増えてきています。

その他の外観のサイズ感

ランドクルーザープラドの大きな特徴はその車高の高さにあり、クロスカントリーSUVの悪路走破性には必要なスペックとなっています。

ランドクルーザープラドの車高の高さの原因の1つは最低地上高の高さからきており、地上と車の底面との距離を確保するために車体が全体的に上に配置されています。

ランドクルーザープラドの最低地上高は220mm確保されていますが、これはオフロードで岩や倒木の乗り越えや凸凹の悪路の走破時にぶつからないようにするためのもので、クロスカントリーSUVではこのぐらいの最低地上高が必要となります。

現在人気のクロスオーバーSUVには最低地上高が低い車も多いのですが、こういった車ではランドクルーザープラドのような悪路走破性は得られません。

もう1つはランドクルーザープラドの車体構造にあり、ボディとは別のラダーフレーム構造を持つためにそのスペース確保で車体の位置が高めになっています。

クロスオーバーSUVを始めとする一般車はボディとフレームが一体化したモノコック構造となっていて省スペース化されていますが、オフロード走行時の耐久性を確保するためにラダーフレームが必要でランドクルーザープラドに採用されています。

こういった点からランドクルーザープラドは車高が高く大きな車となっていますが、さまざまな路面に対応した多目的車として必須のサイズ感といえるでしょう。

ランドクルーザープラドの内装

ランドクルーザープラド 荷室

次にランドクルーザープラドの車内のサイズ感を見ていきますが、ランドクルーザープラドの5人乗りと7人乗りでは車体のサイズは変わっていません。

スペックランドクルーザープラド
室内長7人乗り:2,520mm 5人乗り:1,825mm
室内幅1,565mm
室内高1,240mm
ラゲッジルーム高さ7人乗り:450mm 3列シート格納時460mm 5人乗り:860mm
1,010mm
奥行き7人乗り:250mm 3列シート格納時1,010mm 5人乗り:750mm
運転席寸法高さ約1,100mm
約500mm
奥行き約1,000mm
助手席寸法高さ約1,100mm
約500mm
奥行き約1,000mm
2列目寸法高さ約1,100mm
約1,400mm
奥行き約1,000mm
3列目寸法高さ約900mm
約1,000mm
奥行き約800mm

ランドクルーザープラドの車内の広さ

ランドクルーザープラドは外観も大きいですが車内も広く取られており、同じ車体で最大7人までの乗車が可能です。

ランドクルーザープラドの5人乗りは2列シート、7人乗りは3列シートとなっていますが、3列シートのスペースは5人乗りのラゲッジルームの一部を使用して設置されています。

ポイント

そんなランドクルーザープラドの室内長ですが、5人乗り2列シートで1,825mm、7人乗り3列シートで2,520mmとなっており、サイズ感としてはミニバンほど広くはないものの普通の乗用車クラスの前後寸法となります。

室内幅や室内高に関しては5人乗りでも7人乗りでも違いはなく、ワイドな車体を活かして室内幅は1,565mmとそれなりに広々としています。

ランドクルーザープラドの2列目は3人掛けのベンチシートとなりますが、3人座りでもそこまで窮屈ではないレベルの寸法です。

室内高は1,240mmと車高の高さに比較するとそこまで広くはありませんが、これは前述した最低地上高の確保などの要件からキャビン自体が上に上がっていることであまり大幅に室内高を高くできない理由があるためです。

ランドクルーザープラドのラゲッジルームの広さ

次にランドクルーザープラドのラゲッジルームのサイズを見ていきますが、こちらも5人乗り2列シートと7人乗り3列シートでは差があります。

ランドクルーザープラドの5人乗りのラゲッジルームは2列目の後ろのスペースで、その奥行きは750mm程度確保されています。

またラゲッジルームの高さも860mm程度は確保されており、それなりに広々としたラゲッジルームとなります。

幅については狭い箇所でも1mを超えているので、横方向に置けばキャンプ道具など大型の荷物でもたくさん載せられるスペースとなり、利便性は高いです。

一方で7人乗りの仕様はそのラゲッジスペースに3列目シートが配置されるため、5人乗りほどラゲッジスペースは広くありません。

一応3列目シートの後ろに若干スペースはありますが、その奥行きは250mm程度でありちょっとした荷物を載せるぐらいのスペースとなっています。

MEMO

さらに上下の高さも3列シートやテールゲートなどが邪魔をしているので実質的には450mm程度しかなく、乗車定員が多い分荷物を運ぶのには不便です。

ですがその3列目シートは前側に倒して折りたたむことが出来、そうすることで7人乗り車もラゲッジスペースを一時的に広げることは可能です。

とはいえ折りたたんだシートなどの関係で5人乗り車ほど高さはとれず、ラゲッジの奥行きで1,010mm程度、高さで460mmとなっています。

それでも7人フル乗車することが少ない状況であればラゲッジとして普段は有効活用すればよく、いざというときにはシートとして使うような形が理想的です。

その他の内装のサイズ感

ランドクルーザープラドの大きな特徴は3列目シートの存在ですが、サイズ的には3列目は補助シート的な役割となっています。

ランドクルーザープラドの1列目および2列目のシートはその奥行きが1,000mm前後確保されており、座ったときに前席との足元空間はそれなりに広くなっています。

ランドクルーザープラドはクロカンSUVではありますが、乗用車としての使い勝手も重要となっており車内空間は結構快適です。

一方で3列目シートはシートの奥行きが800mm程度となっており、1列目2列目に比べれば狭めのサイズとなっています。

3列目シートは前に比べると補助シートのような使い方がメインとなっており、前述のラゲッジの狭さなどもあって普段はラゲッジに使うことが多いでしょう。

またリアタイヤの間にシートが配置されているのですが、ランドクルーザープラドのタイヤの張り出しが結構大きいので横幅も2列目ほど大きくありません。

こういった点があるので3列目シートの快適さは2列目などには劣りますが、十分使い勝手のよいものではあります。

ランドクルーザープラドの運転

ランドクルーザープラド メーター

次にランドクルーザープラドの運転性に関するスペックを見ていきます。

スペックランドクルーザープラド
最小回転半径5.8m
ハンドルサイズ370mm

ランドクルーザープラドの旋回性

まず運転性で気になる点は小回りがきくかというところですが、これは車の最小回転半径が関係しています。

最小回転半径は車の小回りの小ささを表すスペックで、車のハンドルを左右どちらかに最大限切った状態で低速走行をし、その後に車を360°旋回させるのに必要な半径を指します。

ポイント

このスペックが小さいほど小回りがきくということですが、主に軽自動車では4.5m前後、5ナンバー車で5.0m〜5.5mぐらいが標準的なスペックになります。

これに対してランドクルーザープラドの最小回転半径は5.8mとなっており、5ナンバー車などに比べれば小回りが効きづらい車といえます。

ですがランドクルーザープラドと同じぐらいのサイズの大型ミニバンなどはこのぐらいの最小回転半径なので、サイズ的には妥当な旋回性といえます。

SUV、とくにランドクルーザープラドのようなクロカンSUVは足回りの構造的に最小回転半径は大きくなる傾向にありますが、ランドクルーザープラドはその中にあっても十分小回りが効く車といえます。

ランドクルーザープラドの走行感覚

次にランドクルーザープラドの走行感覚を見ていきますが、クロカンSUVは乗用車とは少し違う感覚を持っています。

ランドクルーザープラドの外観デザインはクロカンSUVのオーソドックスなものであり、スクエア基調のボディデザインと車高の高さが特徴になっています。車のサイズとしては結構大きな車です。

車の取り回しとしては慣れが必要なサイズ感ではありますが、一度慣れればスクエアデザインなので車の前方の車両感覚はつかみやすいです。

またサイド方向も直線基調のデザインなので張り出しなどは少なく、SUVにしては狭い道も運転しやすいでしょう。

一方でリア側の走行感覚については車の全長が長いこともあり少し掴みづらく、バックの際には慣れないうちは注意が必要でしょう。

車高も高いので車の影になる死角も多くなっており、特にバックのときに注意したほうが良いでしょう。

ランドクルーザープラドの車内の運転感覚

ランドクルーザープラドの車内からの運転感覚はSUVらしい特徴のあるもので、案外一般道路走行時には便利な点もあります。

ランドクルーザープラドの特徴である車高の高さはキャビンの高さにつながっており、運転するドライバーの視点も高くなっています。

視点が高いと運転時に遠くまで見通すことができ、運転が楽になるとともに大きな車も扱いやすくなります。

またオーバーハングの大きいランドクルーザープラドのボンネットも見通しが良くなるので、大きな車ですが案外運転はしやすいです。

一方で車の形状からくる死角もそれなりに多く、フロント側はAピラーが立っていることからドライバーから左右の視界がいまいちという点があります。

またリアに関してもリアウインドウが高い位置にあるので車の下側に死角が多く、バックミラーだけではなかなか死角はなくせないでしょう。

近年はカメラシステムなどの搭載によってかなりの部分まで後方視界が得られるので、バックの際にはこれらを活用すると良いでしょう。

ランドクルーザープラドのサイズの評判

ランドクルーザープラドのサイズや寸法についてはtwitterにもさまざmな評判が投稿されていますが、その中からいくつかご紹介します。

こちらの方はランドクルーザープラドに実際に乗っていらっしゃるようですが、この車は視界も良く見切りも良くて運転は案外やりやすいそうです。

エンジンのパワーもしっかりあるので大きなボディでもしっかり走れるのも魅力だそうです。

こちらの方はランドクルーザープラドの魅力をあげていらっしゃいますが、その中で小回りも案外できる点をあげていらっしゃいますね。

大きな車ではありますが、そのスペックを見ると案外小回りが効くことがわかりますし案外使い勝手は良いそうです。

ランドクルーザープラドを他の車と比較

では最後にランドクルーザープラドのライバル車とのサイズ感を比較してみましょう。

とはいえランドクルーザープラドの直接的なライバル車というのは現在ほとんど存在しておらず、以前あった車種もモデルが廃止になるなどフレーム構造のSUVは減少傾向にあります。

ですがランドクルーザープラドのように7人乗りまで可能なSUVは増えてきており、今回はそれらの車とサイズ感を比較してみます。

スペックランドクルーザープラドマツダ CX-8日産 エクストレイル三菱 アウトランダー
価格3,603,600円〜5,462,600円2,948,000円〜5,000,600円2,272,600円〜3,546,400円2,725,800円〜3,421,000円
乗車定員5名または7名6名または7名5名または7名7名
全長4,825mm4,900mm4,690mm4,695mm
全幅1,885mm1,840mm1,820mm1,810mm
全高TZ-G:1,835mm その他の仕様:1,850mm1,730mm1,740mm1,710mm
ホイールベース2,790mm2,930mm2,705mm2,670mm
トレッド(前/後)1,585/1,585mm1,595/1,600mm1,575/1,575mm1,540/1,540mm
最低地上高220mm200mm205mm190mm
車両重量2,050kg〜2,320kg17インチタイヤ装着車:2WD 1,710kg〜1,720kg 4WD:1,850kg〜1,860kg 19インチタイヤ装着車:2WD 1,730kg〜1,830kg 4WD 1,860kg〜1,890kg ルーフレール装着車:2WD 1,760kg〜1,840kg 4WD 1,890kg〜1,910kg1,510kg〜1,660kg1,500kg〜1,590kg
タイヤサイズフロントタイヤ265/65R17 265/60R18225/65R17 102H 225/55R19 99V 225/55R19 99V225/65R17(20S、20Xi HYBRID レザーエディション、20Xi HYBRID、20S HYBRID) 225/60R18(20Xi レザーエディション、20Xi)225/55R18 98H 215/70R16 100H
リアタイヤ265/65R17 265/60R18225/65R17 102H 225/55R19 99V 225/55R19 99V225/65R17(20S、20Xi HYBRID レザーエディション、20Xi HYBRID、20S HYBRID) 225/60R18(20Xi レザーエディション、20Xi)225/55R18 98H 215/70R16 100H
室内長7人乗り:2,520mm 5人乗り:1,825mm2,690mm2列シート車:2,005mm 3列シート車:2,555mm2,580mm
室内幅1,565mm1,540mm1,535mm1,495mm
室内高1,240mm1,250mm1,270mm(サンルーフ付き車は1,220mm)1,265mm
ラゲッジルーム高さ7人乗り:450mm 3列シート格納時460mm 5人乗り:860mm750mm845mm865mm
1,010mm1,400mm1,050mm1,000mm
奥行き7人乗り:250mm 3列シート格納時1,010mm 5人乗り:750mm・500mm(3列シート使用時) ・1,100mm(3列シート収納時)・300mm(3列シート使用時) ・950mm(3列シート収納時)・410mm(3列シート使用時) ・1,015mm(3列シート収納時)
最小回転半径5.8m5.8m5.6m5.3m

ランドクルーザープラドとマツダ CX-8のサイズ感の比較

マツダCX-8はマツダの大型クロスオーバーSUVですが、この車はマツダのミニバン需要にも対応するためのSUVとなっており最大7人乗りまで可能となっています。

CX-8はクロスオーバーSUVなのでランドクルーザープラドと違ってモノコック仕様のボディとなっており、メインは一般道路の走行となっています。

その外観のサイズ感はランドクルーザープラドと結構近いサイズ感であり、全長はCX-8のほうが長くなっています。

一方で全幅はランドクルーザープラドのほうが大きくなっており、よりワイドなのはランドクルーザープラドとなります。

ポイント

車高についてはCX-8のほうが低いのですが、最低地上高は20mm程度しか差がないのでランドクルーザープラドのオフロード向けの構造から車高が高くなっています。

車内のサイズについてCX-8には2列シート車がありませんので、3列シートのサイズが基本となります。

室内長はランドクルーザープラドの3列シート仕様と比べても少し長くなっており、シート間のゆとりは広く居住性は高くなっています。

室内幅や室内高はランドクルーザープラドとCX-8はほとんど同じサイズ感ですので、全体的にはCX-8が多少広めといえるでしょう。

ラゲッジルームのスペースに関しても車体に余裕のあるCX-8のほうが広くなっており、3列シートでもラゲッジルームの奥行きがしっかりあって使い勝手も良いです。

価格面においてもCX-8はランドクルーザープラドよりコストパフォーマンスが高いのですが、高級感としてはランドクルーザープラドのほうが上です。

ランドクルーザープラドと日産 エクストレイルのサイズ感の比較

日産 エクストレイルは中型のクロスオーバーSUVですが、オフロード走行も可能な性能が魅力の車です。

エクストレイルは以前はランドクルーザープラドと同じようなフレーム構造のSUVでしたが、現行モデルではトレンドに合わせてモノコック構造のクロスオーバーSUVとなりました。

車のサイズ的にはエクストレイルはランドクルーザープラドより一回り小型の車で、全長、全幅ともエクストレイルのほうが小さくなっています。

ですがエクストレイルにも3列シート7人乗りのモデルが設定されており、ランドクルーザープラドと同じような特徴もあります。

室内のサイズに関しては外観サイズが大きなランドクルーザープラド7人乗りとエクストレイルの7人乗りはほとんど変わりませんが、一方で5人乗り仕様についてはエクストレイルのほうが長くなっています。

室内幅はランドクルーザープラドのほうが僅かに広いですが、室内高はエクストレイルが結構高くなっており、5人乗り車であればエクストレイルも広めの室内となっています。

このあたりもエクストレイルがモノコック構造となったことで広くなった車内となっており、ある意味正常進化といえます。

なおラゲッジルームに関してはランドクルーザープラドとエクストレイルは結構近いサイズ感であり、使い勝手はエクストレイルでも悪くはありません。

加えて最小回転半径の小さくコストパフォーマンスもあるので、エクストレイルも魅力は高いです。

ランドクルーザープラドと三菱 アウトランダーのサイズ感の比較

三菱 アウトランダーはエクストレイルと同クラスの中型クロスオーバーSUVで、3列シート7人乗りモデルがあります。

ランドクルーザープラドとアウトランダーのサイズ感を比較するとサイズの大きなランドクルーザープラドが全長、全幅とも大きくなっています。

また全高もランドクルーザープラドのほうが高くなっていますが、アウトランダーは最低地上高の低い一般道路向けのクロスオーバーSUVなので、全高が低くても問題ありません。

その分アウトランダーはオフロード走行には向きませんので、そういった用途にはランドクルーザープラドでなくては対応できません。

車内のサイズ感としては全長の長いランドクルーザープラドよりアウトランダーのほうが室内長が長くなっており、車の外観サイズとは必ずしも比例しないことがわかります。

一方で室内幅についてはさすがにサイズの大きなランドクルーザープラドのほうが広くゆとりはありますが、室内高はアウトランダーのほうが広めです。

ラゲッジルームの広さもアウトランダーが全体的に広めとなっており、車内の使い勝手はアウトランダーも決して悪くありません。

価格帯はランドクルーザープラドのほうが高いですが、それに見合った質感はたしかに持っており、高級感という点ではアウトランダーは一歩及ばない点です。

総評

ランドクルーザープラドはSUV人気に乗って長年任期のある車になっていますが、現在主流のクロスオーバーSUVと比較すると車体構造の違いからくる車内の広さが少し狭めです。

ですがランドクルーザープラドにしかないオフロード走破性や高級感は魅力であり、価格が高めでもそれだけの価値は十分にある車といえます。