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エクストレイルのメーター表示の見方!ランプの点滅などの意味も全解説!

日産 エクストレイルは中型クラスのクロスオーバーSUVであり、日産を代表する車種の一つです。

今回はエクストレイルのメーターについてご紹介します。

エクストレイルのメーターのデザイン

日産 エクストレイル参考:www3.nissan.co.jp

日産 エクストレイルはスタイリッシュなデザインを持つクロスオーバーSUVで、現行モデルで4代目を数える人気車種となっています。

エクストレイルは初代、2代目はクロスオーバーSUVの中でもオフロード性の強いモデルでしたが、3代目から都会派のクロスオーバーSUVとして刷新されトレンドに合わせた車種になりました。

3代目エクストレイルからハイブリッドモデルの追加など環境性能も考慮された車種となりましたが、4代目エクストレイルでは「e-power」と呼ばれる日産独自のハイブリッド専用車となっており、より環境対応車としての側面が強いSUVになっています。

またエクストレイルは中型SUVではありますが5人乗りの他に7人乗りモデルも備えており、ファミリーカーとしてもとても便利な車種になっています。

ではこのエクストレイルのメーターについて詳しくご紹介します。

エクストレイルのメーターのデザイン

エクストレイル メーター参考:www3.nissan.co.jp

エクストレイルはe-power仕様のみのハイブリッド専用車種となっていますが、メーターについては2種類の仕様が用意されています。

ポイント

近年は1つの車種で通常のエンジン車とハイブリッド車が設定されてメーターなども差異があったりするのですが、エクストレイルに関してはハイブリッド車の中で2種類のメーターが設定されています。

メーターの配置としてはドライバーの目の前にあるオーソドックスなタイプで、2種類のメーターどちらでも変わりません。

ですがベーシックグレード向けには「タイプB」と呼ばれるアナログタイプメーターが設定されていますが、上級グレード向けには「タイプA」と呼ばれる先進的なフルデジタルメーターが採用されています。

タイプBのアナログメーターは従来どおりの円形メーターが黄本となる2メーター式のメーターで、こちらのメーターでもハイブリッド車であるエクストレイルe-powerの機能は基本的にあつかえます。

MEMO

ですがタイプAのフルデジタルメーターではメーター全体がディスプレイ方式となっているため、表示される情報のレイアウトやデザインに大きな自由度があり、横長の広々とした液晶メーターパネルにメーターが投影されます。

その表示も比較的オーソドックスなクラシック表示とよりデジタル表示を強調したエンハンス表示の2種類から選択できるようになっており、上級グレード向けの質感の高いメーターに仕上がっています。

さらにはグレードによってはヘッドアップディスプレイのメーター表示も追加することができ、ドライバーの目線の先に投影するメーター機能があります。

エクストレイルのメーターのデザインの評判

エクストレイルのメーターのデザインについてはX(twitter)にもいろいろな投稿があり、その中からいくつかご紹介します。

こちらの方はエクストレイルのタイプAのメーターについて色々切り替えて使っていらっしゃるようですが、実用時に良さを実感できるメーターのようです。

メーター表示の切り替えはドライバーの好みで行なえますし表示もはっきりしていますので、機能の多いメーターながら使いやすいものになっているのでしょう。

こちらの方はエクストレイルに試乗して色々な点を評価していらっしゃいますが、その中に液晶メーターの良さも入っているようです。

試乗では短時間しか使い勝手を確かめられないものの、フルデジタルメーターの便利さやデザインの良さはわかりやすく伝わるものです。

エクストレイルのメーター表示の意味・見方

では次にエクストレイルのメーターの機能や特徴について詳しくご紹介しますが、こちらではタイプA、タイプB、ヘッドアップディスプレイとそれぞれの機能をご紹介します。

メーター表示メーター機能
メータータイプAクラシック表示デジタルスピードメーター走行時速度表示
アナログスピードメーター走行時速度表示
燃料計/航続可能距離表示・燃料残量表示
・現在の燃料残量と平均燃費から、走行可能な距離を表示
パワーメーター走行中の出力(加速力)と回生量(電力の回収量)を表示
外気温表示外気温を表示
時計現在時刻を表示
最高速度標識検知表示カメラで最高速度標識を検知しアドバンスドドライブアシストディスプレイに表示
EVモード ・チャージモードインジケーター ・マナー(EV)モードインジケーターEV走行モードの表示
・チャージモード:リチウムイオンバッテリー充電モード
・マナーモード:エンジン始動を極力抑えて走行するモード
リチウムイオンバッテリー残量計現在のリチウムイオンバッテリーの残量を表示
オドメーター(積算距離計)/トリップメーター(区間距離計)総走行距離、区間走行距離を表示
ポジションインジケーターセレクトレバーのシフトポジションを表示
e-Pedalインジケーターe-PedalスイッチON時の表示
ドライブモード現在選択されているドライブモードが表示される
・2WDドライブモード:SPORT、STANDARD、ECO
・4WDドライブモード:OFF-ROAD、SNOW、AUTO、ECO、SPORT
アドバンスドドライブアシストディスプレイ・ホーム
・オーディオ情報
・ナビゲーションシステム情報
・車速
・ドライブコンピュータ
・平均燃費/エコイン ジケータ/エコペダ ルガイド
・2分間燃費
・エネルギーモニター
・ナビゲーション
・マップ表示
・コンパス表示
・オーディオ
・運転支援
・クルーズ(CRUISE)
・制限速度標識
・警告
・設定
パーソナルディスプレイアドバンスドドライブアシストディスプレイで設定したパーソナルディスプレイの表示項目を表示
エンハンス表示デジタルスピードメーター走行時速度表示
燃料計/航続可能距離表示・燃料残量表示
・現在の燃料残量と平均燃費から、走行可能な距離を表示
パワーメーター走行中の出力(加速力)と回生量(電力の回収量)を表示
外気温表示外気温を表示
時計現在時刻を表示
最高速度標識検知表示カメラで最高速度標識を検知しアドバンスドドライブアシストディスプレイに表示
EVモード ・チャージモードインジケーター ・マナー(EV)モードインジケーターEV走行モードの表示
・チャージモード:リチウムイオンバッテリー充電モード
・マナーモード:エンジン始動を極力抑えて走行するモード
リチウムイオンバッテリー残量計現在のリチウムイオンバッテリーの残量を表示
オドメーター(積算距離計)/トリップメーター(区間距離計)総走行距離、区間走行距離を表示
ポジションインジケーターセレクトレバーのシフトポジションを表示
e-Pedalインジケーターe-PedalスイッチON時の表示
ドライブモード現在選択されているドライブモードが表示される
・2WDドライブモード:SPORT、STANDARD、ECO
・4WDドライブモード:OFF-ROAD、SNOW、AUTO、ECO、SPORT
アドバンスドドライブアシストディスプレイ・ホーム
・オーディオ情報
・ナビゲーションシステム情報
・車速
・ドライブコンピュータ
・平均燃費/エコイン ジケータ/エコペダ ルガイド
・2分間燃費
・エネルギーモニター
・ナビゲーション
・マップ表示
・コンパス表示
・オーディオ
・運転支援 ・クルーズ(CRUISE)
・制限速度標識
・警告
・設定
パーソナルディスプレイアドバンスドドライブアシストディスプレイで設定したパーソナルディスプレイの表示項目を表示
メータータイプBアナログスピードメーター走行時速度表示
燃料計燃料残量表示
航続可能距離表示現在の燃料残量と平均燃費から、走行可能な距離を表示
パワーメーター走行中の出力(加速力)と回生 量(電力の回収量)を表示
外気温表示外気温を表示
時計現在時刻を表示
最高速度標識検知表示カメラで最高速度標識を検知しアドバンスドドライブアシストディスプレイに表示
EVモード ・チャージモードインジケーター ・マナー(EV)モードインジケーターEV走行モードの表示
・チャージモード:リチウムイオンバッテリー充電モード
・マナーモード:エンジン始動を極力抑えて走行するモード
リチウムイオンバッテリー残量計現在のリチウムイオンバッテリーの残量を表示
オドメーター(積算距離計)/トリップメーター(区間距離計)総走行距離、区間走行距離を表示
ポジションインジケーターセレクトレバーのシフトポジションを表示
e-Pedalインジケーターe-PedalスイッチON時の表示
ドライブモード現在選択されているドライブモードが表示される
・2WDドライブモード:SPORT、STANDARD、ECO
・4WDドライブモード:OFF-ROAD、SNOW、AUTO、ECO、SPORT
アドバンスドドライブアシストディスプレイ・ホーム
・オーディオ情報
・ナビゲーションシステム情報
・車速
・ドライブコンピュータ
・平均燃費/エコイン ジケータ/エコペダ ルガイド
・2分間燃費
・エネルギーモニター
・ナビゲーション
・マップ表示
・コンパス表示
・オーディオ
・運転支援
・クルーズ(CRUISE)
・制限速度標識
・警告
・設定
ヘッドアップディスプレイ車速表示走行時速度表示
速度標識表示検知した速度標識を表示
ナビゲーションシステム表示ナビゲーションシステムと 連動し次の右左折地点までの距離などを表示
メッセージ表示プロパイロット操作ガイドなどが表示
プロパイロット(ナビリンク機能付)/走行支援システム表示プロパイロット(ナビリンク機能付)の作動状態、先行車や車線の検知状態を表示
警告メッセージ次のシステムの作動時に警告メッセージが表示
・プロパイロット(ナビリンク機能付)
・インテリジェント エマージェンシー ブレーキ
・ 踏み間違い衝突防止アシスト
警告灯油圧警告灯e-POWERシステムが作動しているとき、 エンジン内部を潤滑しているオイルの圧 力が低下すると点灯
e-POWERシステム警告灯パワースイッチがONのとき、モーターや高電圧システムなどに異常が発生すると点灯します。
12V系充電警告灯走行可能表示灯が点灯して いるとき、12Vバッテリーの充電系統に異 常があると点灯
故障警告灯(MIL)e-POWERシステムが作動しているとき、 エンジン電子制御システムに異常がある と点灯または点滅
ABS警告灯ABSのシステムに異常があると点灯
電動パーキングブレーキ警告灯パワースイッチがONのとき電動パーキング ブレーキのシステムに異常があると点滅
ブレーキ警告灯 (赤色)パワースイッチがONの時、次の場合に点灯
・ブレーキ液が不足しているとき
・ブレーキシステムに異常があるとき
ブレーキシステム警告灯(黄色)パワースイッチがONの時、次の機能に異常があると点灯
・ブレーキシステム
・回生ブレーキ
・ヒルスタートアシスト
・電動パーキングブレーキ
シートベルト警告灯・パワースイッチがONの時に乗員がシート ベルトを着用していないと点灯
・シートベルトを着用していない状態で走 行すると(約15km/h以上)警告灯が点滅
・シートベルトを着用していない状態で走 行すると(約15km/h以上)、警告灯が点 滅
SRSエアバッグ警告灯SRSエアバッ グのシステム、プリテンショナー機能に 異常があると点灯
VDC(ビークルダイナミクスコントロール)警告灯・VDC作動時に点滅
・VDCシステム異常時に点灯
EPS(電動パワーステアリング)警告灯電動パワー ステアリングのシステムに異常があると点 灯
燃料残量警告灯燃料の残量が少な いと黄色に点灯
出力制限表示灯パワースイッチがONの時、次の場合に点灯
・リチウムイオンバッテリーの残量が極 端に低下しているとき
・真冬の屋外などで、リチウムイオン バッテリーの温度が極端に低いとき
・上り坂の連続走行などで、走行用モー ターやリチウムイオンバッテリーなど の温度が極端に高いとき
・発電出力が制限されているとき
・シフトポジションがNで停車中、アクセルペダルを踏み込んだとき
電制シフト警告灯電制シフトに異常があると点灯
インテリジェントエマージェンシーブレーキ警告灯次の場合に点灯
・インテリジェント エマージェンシーブ レーキをOFFにしているとき
・VDCをOFFにしているとき
・インテリジェント エマージェンシーブ レーキまたはインテリジェント FCW (前方衝突予測警報)のシステムに異 常が発生しているとき
・フロントガラスの汚れなどにより、マ ルチセンシングフロントカメラが前方 を認識できなくなったとき
・前方からの強い光により、カメラが前 方を認識できなくなったとき
・炎天下に駐車したときなど、カメラが 高温になったとき
・フロントガラスの結露やくもりなどに より、マルチセンシングフロントカメ ラが前方を認識できなくなったとき
周辺の電波源の影響を受けているとき
・センサーの汚れなどで、インテリジェ ント エマージェンシーブレーキが一時 的に作動できない状態になっていると き
踏み間違い衝突防止アシスト警告灯次の場合に点灯
・踏み間違い衝突防止アシストをOFFにしているとき
・VDCをOFFにしているとき
・踏み間違い衝突防止アシストのシステ ムに異常が発生しているとき
次の場合はゆっくり点滅
・踏み間違い衝突防止アシストのシステ ムが一時的に使用できない場合
マスターウォーニングメーターに警告メッセージが表示される と同時に点灯
車両接近通報システム警告灯車両接近通報装置に異常があると点灯
手放し警告灯・プロパイロット(ナビリンク機能付)で ハンドル支援を行っているとき、ハンド ルを持っていないまたはハンドル操作が 検出されないと点灯
・手放し警告灯が点灯しているにもかかわ らず、運転者のハンドル操作が検出され ない場合は、警告音とともに手放し警告 灯が点滅し、ハンドル支援は解除
・プロパイロット(ナビリンク機能付)の システムに異常があると点灯
表示灯方向指示表示灯方向指示器を作動させると、作動させた側のみ点滅
ヘッドランプ上向き表示灯ヘッドランプのハイビーム(上向き)を 点灯させると点灯
ヘッドランプ下向き表示灯ヘッドランプのロービーム(下向き)を 点灯させると点灯
テールランプ表示灯車幅灯、尾灯、番号灯を点灯させると点 灯
フォグランプ表示灯フォグランプを点灯させると点灯
リヤフォグランプ表 示灯リヤフォグランプを点灯させると点灯
VDC(ビークルダイナミクスコントロール) OFF表示灯VDCをOFFにしていると点灯
ハイビームアシスト 表示灯ハイビームアシストをONにすると点灯
アダプティブLEDヘッドライト表示灯アダプティブLEDヘッドライトシステムをONにすると点灯
オートブレーキホールド表示灯(白色)オートブレーキホールドが待機状態のと き白色に点灯
オートブレーキホールド表示灯(緑色)オートブレーキホールドが作動しているとき緑色に点灯
走行可能表示灯・走行できる状態になると点灯
・e-POWERシステム始動時、走行可能な状 態になるまで点滅
低水温表示灯エンジン冷却水の温度が低いと点灯
アドバンスドヒル ディセントコントロール表示灯アドバンスドヒル ディセントコントロールの作動が可能なときに点灯

エクストレイルのメータータイプAの機能

まず最初にエクストレイルのメータータイプAの機能についてご紹介します。

Aタイプメーターは上級グレード向けの高機能なメーターであり、クラシック表示とエンハンス表示の2種類のデザインで大きく表示部分が変わります。

まずクラシック表示ですが、こちらはメーターの左右に大型の円形メーターが2つ表示される2タイプメーター式になっており、向かって右側がアナログ式スピードメーター、左側がハイブリッドシステムの稼働状態を示すパワーモーターになっています。

また右のスピードメーターの内側にはデジタル式のスピードメーターも併設されており、2種類の表示で速度を確認できます。

一方でエンハンス表示では円形メーターが左右の隅に移動したようなデザインとなり、その間のディスプレイ部分の表示エリアが広くなります。

MEMO

左側のメーターはクラシック表示同様のパワーメーターですが、右側はアナログ式スピードメーターはなくなりデジタルスピードメーターのみの表示となります。

そしてメーター中央部分は大きな広さのアドバンスドドライブディスプレイとなっており、さまざまな情報をデジタル式で多数表示できます。

このディスプレイサイズはクラシック表示よりエンハンス表示が左右に広くなっており、表示内容は変わらないもののよりグラフィック表示を大きく表示できたりとエンハンス表示ならではの表示が可能です。

アドバンスドドライブディスプレイには切替式でオーディオやナビゲーションシステムの情報、燃費情報や運転支援機能、標識認識機能などさまざまな表示があり、このディスプレイの使い方でタイプAメーターの機能性をフルに活用できます。

またメーターの上下にはオドメーターやトリップメーター、シフトインジケーター、リチウムイオンバッテリー残量計、時計や外気温表示、燃料計など走行中に必要な情報が固定式で表示されており、これらは常に走行中に情報を確認できます。

こちらの表示はクラシック表示でもエンハンス表示でも表示箇所と内容が変わりませんので、とっさに表示を切り替えても必要な情報はすぐに入手できるでしょう。

エクストレイルのメータータイプBの機能

エクストレイルのメータータイプBはベースグレード向けのオーソドックスなアナログメーターとなっており、機能よりもコストパフォーマンスに優れた仕様となっています。

タイプBのメーターはメーターの左右に大型の円形メーターが配置されており、どちらも機械式のアナログタイプメーターです。

左右のメーター配置はAタイプと同じく右側がアナログスピードメーター、左側がパワーメーターになっていますが、スピードメーターに関してはデジタル表示はありません。

またパワーメーターもアナログ表示であり表示切り替えなどはできませんが、メーターの動きや表示内容については基本的に同一となっています。

そして左右の円形メーターの内側下には燃料計やリチウムイオンバッテリー残量計が配置されており、これらもアナログタイプのメーターとなります。

MEMO

そして円形メーターの間には液晶ディスプレイが配置されており、このエリアがアドバンスドドライブディスプレイとなっています。

表示される内容はタイプAメーターと同様なので各種システムは同じく使用できますが、表示エリアやグラフィック表示などはタイプBメーター専用のものとなっています。

またオドメーターや燃料残量計などその他の基本的な表示はアドバンスドドライブディスプレイの上下に集中して配置されており、中央付近の情報量が多いメーターになっています。

ただしメインの円形メーターが完全なアナログ式となっているため直感的な把握が行いやすくなっており、実用性は良好なメーターでしょう。

エクストレイルのヘッドアップディスプレイの機能

エクストレイルにはグレードによってヘッドアップディスプレイを装備できますが、ヘッドアップディスプレイは補助的な機能としては十分な情報量があります。

ポイント

ヘッドアップディスプレイはダッシュボードの上辺りに投影方式で表示されるメーター情報で、使用頻度の多いメーターの一部の機能を表示できます。

ヘッドアップディスプレイのメリットはドライバーが視線をメーターに落とさなくても情報を読み取れる点で、ドライバーの視線の先のフロントウインドウに表示されるような形になるため前をずっと向いていても問題ない点で安全性が高くなります。

ヘッドアップディスプレイの表示にはある程度慣れが必要ですが、使い慣れれば安全な走行ができるでしょう。

エクストレイルのヘッドアップディスプレイでは基本的な車速表示や速度標識表示、カーナビの表示の一部などが表示されており、ここを確認するだけでも通常の走行時には十分な機能といえます。

またさまざまなシステムに関連したメッセージ表示も可能となっており、日産の運転支援システムであるプロパイロット関連のメッセージや走行支援システムの表示もあります。

さらにいくつかのシステムに対する警告メッセージ表示もあり、緊急時の対応も行えるので安心感がありますね。

エクストレイルの警告灯

エクストレイルのメーターには各種警告灯がそなわっており、警告灯についてはタイプA、タイプBそれぞれのメーターで基本的に種類は変わりません。

警告灯は車のシステムに何かしら問題が起こった際にドライバーに通知するための表示灯で、通常時には基本的に消灯しています。

エクストレイルの警告灯には従来の車と同じ警告灯やハイブリッドシステム関連の警告灯などがあり、基本的な警告灯としては油圧警告灯やブレーキ警告灯、シートベルト警告灯などがあります。

その他ハイブリッドシステム関連の警告灯としてe-powerシステム警告灯や12Vバッテリー充電警告灯、故障警告灯などがあり、比較的新しいマークの警告灯もあることから一度取扱説明書を確認しておくと良いでしょう。

またエクストレイル警告灯には1つの警告灯にさまざまな内容が含まれている場合があり、出力制限表示灯はハイブリッド関連のシステムの異常などで出力制限があるときに表示されるものとなっています。

インテリジェントエマージェンシーブレーキ警告灯などはブレーキ関連のシステム警告の他に、システムで使用するカメラやセンサーなどの汚れによるトラブルなども表示されるため、場合によってはドライバーがきれいに清掃することで解消する内容もあります。

さらに異常の検知ではなく走行中の安全システムとして手放し警告灯のようなものがあり、半自動運転を行うプロパイロット機能ではハンドルにドライバーが手を触れている必要があるため、その状態になっていないときなどに通知のために警告灯が点灯します。

こういった先進システムの警告灯は一見すると内容が良くわからない場合がありますが、アドバンスドドライブディスプレイに表示されるメッセージなどでも判別できるためメーターをしっかり確認しましょう。

エクストレイルの表示灯

エクストレイルのメーターには各種表示灯もそなわっており、こちらは走行中などに使用する表示となります。

表示灯は車の走行状態やドライバーの操作状態によって表示するもので、普段から使用頻度の高い表示灯もあります。

エクストレイルのメーターでは表示灯に関してもタイプA、タイプBで種類は変わりませんが、表示灯が表示される箇所には違いがあります。

基本的な表示灯としては方向指示器表示灯やヘッドランプの上向き、下向き表示灯、テールランプやフォグランプなどライト関連の表示灯があり、運転中には毎回使用するものとなるでしょう。

またハイビームアシストという走行支援システムなどがあり、こちらがONになっていると専用の表示灯が点灯します。

その他の表示灯は意外と数が少なめで配置されていますが、VDCOFF表示灯は特定の道路条件でVDCをカットした際に表示されるものであり、普段はそこまで使用しません。

また安全機能としてブレーキホールドシステムの待機状態および作動状態でわかりやすく表示灯の色がかわったり、ハイブリッドシステムが走行可能になった際に表示される走行可能表示灯などユニークなものもあります。

そのほかアドバンスドヒル ディセントコントロール表示灯はこのシステムの使用可能な状態のときに点灯するもので、山道や魚度で便利に活用できるため表示灯でシステムの作動状態を確認しておきましょう。

エクストレイルのメーターの見やすさ

次にエクストレイルのメーターの見やすさについてご紹介します。

エクストレイルのメーターの見やすさについて

エクストレイルのメーターについては2種類のタイプがありますので、見やすさは結構違いがあります。

ポイント

メーターの見やすさについてはさまざまな要素が関係してくるものであり、各種メーター類の配置やレイアウト、メーター自体の大きさや文字のフォント、メーターの明るさなどが要素としてあります。

またドライバーのメーター表示への慣れやデザインへの好みなども関係するものであり、乗り慣れている車と同じメーター仕様のほうが一般的には使いやすいものとなります。

その点においてエクストレイルのタイプBメーターは従来の車でも多く使われているアナログメーターが基本の仕様となっており、中央にアドバンスドドライブディスプレイが配置されるレイアウトもありがちな仕様なので、タイプBメーターは意外と多くの方が受け入れやすいメーターと言えるでしょう。

一方でタイプAメーターについてはフルデジタルメーターとなったことで表示の自由度が高くなっており、情報量も格段に向上しました。

MEMO

ですがメーターの表示がクラシック表示であっても、アナログ式メーターとデジタルメーターが混在していたりメーター各所に情報が分散していたりして、結構メーターに慣れないと見やすいメーターにはならないでしょう。

さらにエンハンス表示になるとかなり先進的なデザインとなってアナログ式メーターは最小限となりますので、デジタルメーターに馴染みがない方には受け入れづらい仕様となります。

クラシック表示とエンハンス表示はドライバーの好みで切り替えられるのですが、車の購入時にはタイプBメーターも含めてメーターの見やすさを事前に確認しておくと良いでしょう。

エクストレイルのメーターの見やすさについての評判

エクストレイルのメーターの見やすさについてはX(twitter)にもいろいろな投稿があり、その中からいくつかご紹介します。

こちらの方はエクストレイルのメーターについては見やすいとおっしゃっておりデザインも気に入っていらっしゃいますが、エネルギーモニターの表示はエンハンス表示のほうが良いようです。

2種類のメーター仕様から選択できるのは好みに合わせられる面白い機能ですが、もっと細かく設定できるとさらに使いやすくなりそうですね。

こちらの方はエクストレイルのメーターのアドバンスドドライブディスプレイに表示がされないことに四苦八苦されているようで、表示を切り替えた際にうまく表示できないようです。

取扱説明書のどこかに操作が載っているはずなのですが、メーターが多機能ゆえの複雑さで直感的に機能がわからない部分はやはり慣れが必要なのでしょう。

エクストレイルのメーターの故障

最後にエクストレイルのメーター故障についてご紹介しましょう。

エクストレイルはメーターに2種類の仕様がありますが、メーターの故障率に関してはどちらの仕様でも信頼性は高く、基本的には経年劣化による故障がメインとなります。

ですが現行エクストレイルは発売からまだ日が浅い車なので耐久性は十分に残っており、メーターの故障についてはそこまで心配することはないでしょう。

それでももしメーターが故障してしまった場合にはタイプAメーターでもタイプBメーターでもメーター全体の交換が必要となり、結構大掛かりな修理となります。

またメーター交換の際には部品費用および取り付け費用などがかかりますが、部品については現行エクストレイルでは新品部品が使用できるので良好な修理が可能です。

費用については合計でおよそ30,000円〜50,000円ぐらいの範囲が相場となりますが、基本的に故障の確率は低いので費用の心配を普段からすることはないでしょう。

なおタイプBメーターはアナログ式メーターなのでモーター故障などの可能性もあるのですが、その際も一部の修理ではなく基本的にメーター全体の交換となります。