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キャラバンのメーター表示の見方!ランプの点滅などの意味も全解説!

日産 キャラバンは商用バンがメインの積載性の高い車種で、商用ユースからプライベートユースまで幅広く活躍する車です。

今回はキャラバンのメーターについてご紹介します。

キャラバンのメーターのデザイン

日産 キャラバン参考:www3.nissan.co.jp

キャラバンは日産の商用車の売れ筋車種で、圧倒的な荷室の広さを持つ車です。

現行キャラバンは2011年に登場した車種ですが、当初はNV350キャラバンという車種名で長年販売されていました。

最新型のキャラバンとして性能面でもデザイン面でも大きく進化した車であり、従来の大きな積載性をよりパワーアップさせて実用性と魅力を増した車となっています。

その後2021年のガソリン車のマイナーチェンジ時に車名がNV350キャラバンからキャラバンに回帰し、2022年にはディーゼルエンジン車もマイナーチェンジで車名がキャラバンに戻りました。

ではこのキャラバンのメーターについて詳しくご説明しましょう。

キャラバンのメーターのデザイン

キャラバン メーター参考:www3.nissan.co.jp

キャラバンのメーターは商用車らしくシンプルな仕様となっていますが、先進的なデジタル表示も取り入れられています。

ポイント

キャラバンはエンジンが運転席の下側にあるキャブオーバーバンで、運転席周りは商用車らしく質実剛健なシンプルなデザインです。

ですがメーターは結構大きなサイズのパネルが装備されており、実用性と視認性の高いメーターになっています。

メーターの配置はハンドル奥のオーソドックスな配置であり、使用感は他の乗用車などと変わらない実用性の高い仕様となります。

そしてキャラバンのメーターはアナログメーターが左右に1つずつ配置された2メーター式の仕様で、右側にスピードメーター、左側にタコメーターが配置されています。

さらに円形メーターの間には縦長のディスプレイが装備されており、日産ではアドバンスドドライブアシストディスプレイと呼ばれています。

このアドバンスドドライブアシストディスプレイに細かな情報が数多く表示できるので、商用車としてはかなり機能性の高いメーターに仕上がっています。

キャラバンは商用ユースだけでなく乗用車としてのニーズも高い車種なので、このメーターは魅力的な仕様と言えるでしょう。

キャラバンのメーターのデザインについての評判

キャラバンのメーターのデザインについてはX(twitter)にも色々な投稿があり、その中からいくつかご紹介します。

こちらの方はキャラバンのメーターが好きとおっしゃっており、特に夜のイルミネーションが良いようですね。

商用車のメーターとなると実用性一辺倒であまりデザイン的な魅力は少ないものですが、キャラバンはそういった面でも欲しくなる車です。

こちらの方はキャラバンのメーターの機能性について述べられており、商用車ながらさまざまな点で先進的な機能があります。

キャラバンは乗用車としても便利に使える車なので、こういった機能性の高さは実用上かなりうれしい点ですね。

キャラバンのメーター表示の意味・見方

次にキャラバンのメーターの表示について詳しくご紹介します。

メーター表示メーター機能
メーター表示アナログスピードメーター走行時速度表示
タコメーターエンジン回転数表示
燃料計燃料残量表示
外気温表示外気温を表示
時計現在時刻を表示
水温系エンジン水温表示
最高速度標識検知表示カメラで最高速度標識を検知しアドバンスドドライブアシストディスプレイに表示
オドメーター(積算距離計)総走行距離を表示
トリップメーター(区間距離計)区間走行距離を表示
ポジションインジケーターセレクトレバーのシフトポジションを表示
アドバンスドドライブアシストディスプレイ・ホーム
・航続可能距離
・平均車速
・ドライブ情報
・燃費情報
・AdBlue残量(ディーゼル車)
・速度標識表示
・走行支援
・警告確認
・設定
警告灯油圧警告灯エンジン内部を潤滑しているオイルの圧力が低下すると点灯
充電警告灯走行可能表示灯が点灯して いるときバッテリーの充電系統に異 常があると点灯
故障警告灯(MIL)・エンジン電子制御システムに異常がある と点灯または点滅
・エンジン回転中、尿素 SCR システム (ディーゼル車)に異常があると点灯
ABS警告灯ABSのシステムに異常があると点灯
ブレーキ警告灯パワースイッチがONの時、次の場合に点灯
・ブレーキ液が不足しているとき
・ブレーキシステムに異常があるとき
・パーキングブレーキをかけているとき
シートベルト警告灯・パワースイッチがONの時に運転者がシート ベルトを着用していないと点灯
SRSエアバッグ警告灯SRSエアバッ グのシステム、プリテンショナー機能に 異常があると点灯
4WD警告灯・4WDシステムに異常があると点灯
・4WDで走行中に前後輪の回転数の大きい状態が続き、駆動系部品の油温が異常に高くなると点滅
VDC(ビークルダイナミクスコントロール)警告灯・VDC作動時に点滅
・VDCシステム異常時に点灯
インテリジェントエマージェンシーブレーキ警告灯次の場合に点灯
・インテリジェント エマージェンシーブ レーキまたは踏み間違い衝突防止アシストのシステムに異常が発生しているとき
・フロントガラスの汚れなどにより、マ ルチセンシングフロントカメラが前方 を認識できなくなったとき
・前方からの強い光により、カメラが前 方を認識できなくなったとき
・炎天下に駐車したときなど、カメラが 高温になったとき
・フロントガラスの結露やくもりなどに より、マルチセンシングフロントカメ ラが前方を認識できなくなったとき
周辺の電波源の影響を受けているとき
・レーダーセンサー周辺に雪や氷、泥など の付着により、レーダーセンサーが前方 を認識できなくなったとき
・インテリジェント エマージェンシーブ レーキ、または踏み間違い衝突防止アシ ストが作動したとき 点滅
マスターウォーニングメーターに警告メッセージが表示される と同時に点灯
A/T電子制御システム警告灯オートマチックトランスミッションシス テムに異常があると点灯
DPF警告灯(ディーゼル車)エンジン回転中、DPFにPM(粒子状物質)が一定量たい積すると点灯
尿 素 SCR システム警告灯 (ディーゼル車)・エンジン回転中、尿素水(AdBlueR) の残量が減り、走行可能距離が 800km以下になったときに点灯
・尿素SCRシステムに異常があるときに点灯
・走行可能距離が0kmになると、点灯から 点滅に変わる
フューエルフィルター水位警 告灯(ディーゼル車)エンジン回転中、フューエルフィルター内に水がたまると点灯
表示灯方向指示表示灯方向指示器、または非常点滅表示灯を作動さ せると点滅
ヘッドランプ上向き表示灯ヘッドランプのハイビーム(上向き)を 点灯させると点灯
テールランプ表示灯車幅灯、尾灯、番号灯を点灯させると点 灯
フォグランプ表示灯フォグランプを点灯させると点灯
4WD表示灯(4WD車)4WDモードに切り替わると点灯
VDC(ビークルダイナミクスコントロール) OFF表示灯VDCをOFFにしていると点灯
セキュリティーインジケーターキースイッチ(電源ポジション)がON以外 のときに点滅
ハイビームアシスト表示灯ハイビームアシストをONにすると点灯
インテリジェントエマージェンシーブレーキOFF表示灯・インテリジェントエマージェンシーブ レーキをOFFにすると点灯
・VDCをOFFにすると点灯
予熱表示灯(ディーゼル車)キースイッチ(電源ポジション)をONにすると点灯し、グロープラグの予熱が完了する と消灯

キャラバンのメーター表示

キャラバンのメーター表示はオーソドックスな表示の中にデジタル表示があり、使い勝手の良い仕様となっています。

キャラバンのメーターはアナログスピードメーターとタコメーターが基本の表示となっており、商用車らしくシンプルなメーターです。

また円形メーターの下側のエリアに燃料残量計と水温計が設置してあり、右側が燃料計、左側が水温計となります。

大きなメーター表示としてはこの4つであり、商用車でありながらタコメーターが常時確認できるのは便利な点です。

さらに円形メーターの周囲などにイルミネーションがそなわっており、明るいメーター表示で視認性も高いです。

その他の細かい情報は円形メーターの間にあるアドバンスドドライブアシストディスプレイに表示されており、縦長のディスプレイの上下には常時表示される情報としてオドメーター、トリップメーター、時計や外気温表示など走行に必要な情報がしっかり表示されます。

MEMO

さらに最高速度標識検知表示という道路標識の認識機能があり、見落としの少ない安全走行ができます。

そのほかディスプレイの中央エリアには切替式でさまざまな情報を表示でき、燃費情報や走行支援情報、設定などがこちらに表示できます。

そしてキャラバンにはガソリンエンジン車とディーゼルエンジン車があるのですが、ディーゼルエンジン車のみには「AdBlue残量」の表示ができます。

AdBlueはディーゼルエンジン車の排気ガス浄化に必須の装置であり、無くなると正常な走行ができませんのでたまに残量を確認しておくと良いでしょう。

キャラバンの警告灯

キャラバンのメーターには各種警告灯もそなわっており、メーターの各所に分散配置されています。

警告灯は車の走行状態や走行システムなどに問題が起こった際に表示されるもので、普段の正常時には基本的に消灯しています。

キャラバンには商用車でもさまざまな最新システムが搭載されており、それに伴って警告灯もかなり多く設置されています。

基本的な警告灯としては油圧警告灯や故障警告灯などのエンジン関係や、ブレーキ警告灯、ABS警告灯など安全に関する警告灯があります。

また故障警告灯には前述したAdBlueを使用する排気ガス浄化システムであるSCRシステムに関する警告が含まれており、こちらはディーゼルエンジン車のみで表示されます。

またキャラバンの警告灯には1つの警告灯に多くの内容が含まれているものがあり、インテリジェントエマージェンシーブレーキ警告灯にはシステムの異常の他に、各種カメラやセンサーの読み取り不良やその他の影響でシステムに誤作動が起こった際などにも点灯しますので、車の状態をしっかり確認して対処しましょう。

マスターウォーニングによって問題点があるとディスプレイにメッセージが表示されたりしますので、そちらを確認するとわかりやすいです。

そしてディーゼルエンジン車のみには専用の警告灯がいくつも設置されており、尿素SCRシステムやDPF、フューエルフィルターなど特殊な対応が必要となりますので取扱説明書を確認しながら対処しましょう。

キャラバンの表示灯

キャラバンのメーターには警告灯の他に表示灯があり、こちらは使用頻度の多いものもあります。

ポイント

表示灯は車の走行状態や操作状態を表示するもので、運転中に頻繁に使うものもあります。

方向指示器表示灯はキャラバンのメーターの上辺りに設置されており、ドライバーからの視認性が良いので使い勝手が良好です。

またライト関係の表示灯がいくつも設置されており、ハイビームの表示灯やテールランプ、フォグランプなどの表示灯があり細かな表示が出来るようになっています。

またキャラバンには4WD仕様があり切替式で2WD、4WDが選択できますが、4WDを選択したときには表示灯も点灯します。

その他の表示灯としてはVDCをカットした際の表示灯やセキュリティインジケーターなどの状態表示がありますが、VDC OFF表示灯はそこまで使用頻度は高くありません。

MEMO

VDC OFF時にはインテリジェントエマージェンシーブレーキ表示灯も点灯し、こちらはシステムOFF時にも点灯します。

さらにディーゼルエンジン車には予熱表示灯という専用の表示灯があり、こちらはディーゼルエンジンの始動に必要なのでガソリンエンジン車にはありません。

ディーゼルエンジン車のキーON時には予熱表示灯が点灯し、こちらが消灯したらエンジンがかかるようになります。

キャラバンのメーターの見やすさ

次にキャラバンのメーターの見やすさについてご紹介します。

キャラバンのメーターの見やすさについて

キャラバンのメーターはシンプルでオーソドックスな仕様となっており、見やすさは良好です。

メーターの見やすさにはメーターのサイズや表示の位置、照明の明るさなどの要素に加えて、アナログ表示かデジタル表示でも変わってきます。

またドライバーの好みや慣れによる影響も大きなものであり、最近増えてきたデジタル表示に慣れない方も少なくありません。

その点についてはキャラバンのメーターは基本的にアナログメーターとなっており、従来の乗用車などと近い仕様ですので使い勝手は悪くなく見やすさも悪いということはないでしょう。

一方でアナログメーターの間にあるアドバンスドドライブアシストディスプレイは表示エリアが比較的小さめであり、数多くの情報が表示されているとすこし複雑な感じはあります。

縦長のディスプレイなので上下の固定表示の情報とセンター部分の切り替え表示がまとまっており、情報量が多いパネルとなっています。

キャラバンは商用車ではありますがアドバンスドドライブアシストディスプレイの情報でかなり利便性が向上しますので、切り替え表示に慣れるとよいでしょう。

キャラバンのメーターの見やすさについての評判

キャラバンのメーターの見やすさについてはX(twitter)にも投稿があり、その中からいくつかご紹介します。

こちらの方はキャラバンのアドバンスドドライブアシストディスプレイについて高い評価をされており、商用車の中でも先進的な仕様となっていることで機能性は高いようです。

バックカメラの映像などもメーターに表示できるとかなり便利であり使い勝手の良いディスプレイと言えるでしょう。

こちらの方はキャラバンのディーゼルエンジン車に乗っていらっしゃるようなのですが、どうやら予熱表示灯が点灯したままのようだったようです。

ガソリンエンジン車にはない表示灯の使い方なので、車に慣れていないときには始動時に戸惑うこともあるでしょう。

キャラバンのメーターの故障

最後にキャラバンのメーターの故障についてご紹介します。

メーターは車の部品の中では故障の少ない部分であり、年式が古くなって経年劣化が進んだことによる故障がメインとなります。

現行のキャラバンは2011年から現行車として長期間生産されており、その間メーターの仕様も変化してきています。

初期型のキャラバンでは年式が10年以上経過しているためメーターの故障は増えてきているのですが、最新のメーター仕様のキャラバンではそこまで故障は多くないでしょう。

キャラバンのメーターは全体的にアナログ式メーターが基本となっており、メーターの機械的な部分の故障や警告灯、表示灯の電球切れぐらいであれば一部の修理だけでも対応できます。

ですがデジタル表示部分の故障に対してはメーター全体の交換が必要であり、その際には30,000円前後の修理費が必要でしょう。

またキャラバンのメーターの仕様の違いにはマイナーチェンジ前後の互換性は基本的にありませんので、昔の仕様であれば中古部品などを活用することも考えると良いでしょう。