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【動画あり】アクアミサイルとは?プリウス並に事故が多発している?!

トヨタ アクアはトヨタのコンパクトハイブリッドカーですが、ハイブリッドカーとしての高い性能と扱いやすいサイズ感を持っていて大人気の車種となっています。

今回はそんなアクアについて”アクアミサイル”という言葉についてご説明していきます。

アクアミサイルとは

トヨタ アクア参考:toyota.jp

トヨタ アクアはトヨタのハイブリッドカーの中では最もコンパクトな車ですが、そんなアクアでミサイルという言葉はちょっと合わないものです。

トヨタ アクアはトヨタが2011年に発売したハイブリッドコンパクトカーで、トヨタの元祖ハイブリッドカーであるプリウス以来の大ヒットモデルとなりました。

アクアはコンパクトカーの中でも小型のボディを持っていてスタイリッシュな車ですが、ハイブリッドシステムは本格的なシステムが搭載されていて非常に高い低燃費性能を持っています。

それでいてコンパクトカーということでコストパフォーマンスに優れるハイブリッドカーに仕上がっており、そのバランスの良さからトヨタ車の中でトップクラスの販売台数を持っています。

トヨタ車では長年プリウスが国内販売台数でトップを獲得していたのですが、アクアの登場以降はその座をプリウスと争うような大人気車になりました。

そんなアクアですが、当然ながら「ミサイル」などという物騒な単語とは縁の無い車ではあるのですが、あるインターネット上のミーム(小ネタ)の1つとして”アクアミサイル”という言葉が生まれました。

アクアミサイルはアクアを運転している時に車が他の車に突っ込んだり、道路の脇の店舗や家の塀などに突っ込んだりした姿を揶揄した言葉で、まるでアクアがミサイルのように突っ込んでいることからこう言われています。

MEMO

アクアミサイルはこういった事故の正式な名称ではないのですが、インターネットの一部の界隈ではアクアが事故を起こした映像や動画があるとアクアミサイルと呼ばれることがあります。

また同じトヨタのハイブリッドカーであるプリウスでの同様の事故がプリウスミサイルと揶揄されていることからも、アクアの事故がアクアミサイルなどと呼ばれます。

アクアミサイルはもちろん不名誉な現象を指す言葉になっていますが、すべての車でそれぞれの車名でミサイルという言葉が使われているわけではなく、アクアやほかのいくつかの車種でしか見られないものです。

その理由は後ほどご説明しますが、まずはどんな状況がアクアミサイルと呼ばれるかをご紹介しましょう。

アクアミサイルの画像

アクアミサイルはインターネット上のミームだけのことはあり、twitter上には実際のアクアミサイルの画像がたくさん投稿されています。

それをいくつかご紹介してアクアミサイルがどういうものかを見てみましょう。

こちらの画像ではアクアが道端の店舗に突っ込みそうな状態となっていますが、横断歩道の上に乗っかっているのを見ると運転操作を間違えて歩道に乗り上げたような感じですね。

この状態では一応まだギリギリ事故にはなっていないようですが、プリウスミサイルという現象はこういった感じのものを指します。

こちらでは道路を走行中の車からの動画が投稿されていますが、なんとその車の左側でアクアが道路の中央にあるポールに突っ込んでひどい状態になっていますね。

こういった状態がまさにアクアミサイルであり、結構スピードが出ている状態で突っ込んでしまったということなのでしょう。

この写真の車はアクアではないのですが、どうやら車の左側面にアクアが突っ込んできたあとのようで、大きく凹んでいますね。

アクアミサイルは道端に突っ込むだけではなく、こういったほかの車に突っ込んできたようなときにも当てはまる言葉です。

この画像ではアクアがコンビニの駐車場から店舗の方に突っ込んでいったような形になっていて、まさにミサイルのように突っ込んだような形になっています。

こちらの画像もほぼ同様のシーンでこちらは交差点から店舗に突っ込んだような形になっていますが、ニュースになるほど注目されています。

テレビを見ていてもこういった映像が流れればアクアミサイルと思う人は結構いるようですね。

この動画はなかなか衝撃的なものなのですが、アクアがフロント部分を大破させた状態で走行しています。

どうやら他の車にアクアミサイルで突っ込んだあとに当て逃げしている間のようで、こういった車を見るとまさにアクアミサイルという言葉がピッタリです。

アクアミサイルの動画

アクアミサイルにつながる動画は動作投稿サイトであるyoutube上にも投稿されており、その中からいくつかご紹介します。


こちらの動画ではある方の車のドライブレコーダーの映像が移されていますが、道路脇で事故が起こっており路線バスにアクアが右斜め後ろから突っ込んでいる形になっています。

事故が起こった状況はよくわかりませんが、バスはどうやらバス停に停車しているようなので、乗降中で停車しているバスにアクアが突っ込んだような形の事故でしょうね。

この状況ではアクアのドライバーが運転操作をミスって突っ込んだ可能性が非常に高く、まさにアクアミサイルと読んでも良い事故でしょう。


こちらの動画は非常に珍しい場所を捉えたドライブレコーダーの映像ですが、道路の脇にある役所か病院のような建物から道路に出てきたアクアが、前方を走行中の車に突っ込みかけた映像です。

両方のドライバーが気づいてブレーキを踏んだことですんでのところで事故を回避しているのですが、動画の状況を見る限りアクアのドライバーが道路に走行している車を見落としていて道路に出ようとした状況のようですね。

これで道路を走行中の車に突っ込んでいればまさにプリウスミサイルの状態になるでしょうし、こういったシーンは決して少なくはないでしょう。

アクアミサイルの原因

アクアミサイルが起こる原因はいくつかあるのですが、大まかに分けてドライバーの運転ミスと車の構造的なものとによるものがあります。

アクセルの踏み間違いによるアクアミサイル

アクア インテリア

まずアクアミサイルが起こる原因はアクアを運転しているドライバーの運転ミスがあり、アクアミサイルはほぼこの原因があるでしょう。

アクアミサイルはドライバーが意図しないようなときに車が前進もしくは後退したりして起こるのですが、そういった運転ミスはさまざまな点で起こってしまうものです。

ポイント

アクアミサイルでは駐車場に車を停めるときや発進時に起こることが多いのですが、この際に車のアクセルとブレーキを踏み間違いをして、停車しようとしたときに逆に発進してしまうことがあります。

車のアクセルペダルとブレーキペダルは横並びで配置されていて、アクアの場合にはどちらも右足で踏み変えるような形で操作します。

車の運転に慣れればアクセルとブレーキペダルの踏み変えは間違えずにスムーズに出来るのですが、ボーッとしているときや急に人や車が飛び出したりすると焦って踏み間違ってしまいます。

また交差点や信号での停車の時にも踏み間違いは発生し、ブレーキを踏む勢いでアクセルを踏んでしまうと一気に加速してしまってアクアミサイルが起こってしまいます。

ドライバーとしては踏み間違いをしたときにはほとんど操作を直す時間がないので、注意しておかなければアクアミサイルが起こる可能性は常にあります。

シフトレバー操作ミスによるアクアミサイル

もう1つアクアミサイルの起こる原因としては車のシフトレバー操作ミスによるものがあります。

アクアは車の構造としてはオートマチック車となっており、構造的には電動モーターと遊星ギアを使ったトヨタのハイブリッド車特有の構造をしています。

しかしアクアでは車の操作系自体は普通のコンパクトカーと変わらず、シフトレバーにはゲート式というレールを動かして確実な操作が出来る構造となっています。

このシフトレバーをドライブに入れたりリバースに入れたりして前進、後退を調整するのですが、このシフトレバー操作を間違っていると前進と後退が逆になることがあります。

もし駐車場に駐車している時にバックしようとしてリバースにシフトレバーを入れるのですが、このときに間違ってドライブに入れてしまっているとドライバーが意図しない形で車が前進して店舗などに突っ込んでしまうアクアミサイルとなってしまいます。

また逆のパターンもあり前進の代わりに交代してしまうこともあるのですが、こちらは前進よりはスピードが出にくいので危険性は多少下がります。

シフトレバーの操作も車の操作に慣れていればそんなに間違えることはないのですが、やはり慌てている時や眠気がある時などに操作してしまうと間違えてしまうことはあるでしょう。

ドライバーの年齢による注意力の低下

アクア 運転参考:toyota.jp

アクアミサイルの起こる原因としては車の操作ミスがほとんどなので上記の2種類の運転ミスが考えられますが、そういった操作ミスはドライバーの注意力が低下していることも原因です。

ポイント

車の運転というのは若い方から高齢の方まで様々な年齢層の方が運転されていますが、運転時の注意力はどうしても高齢になってくると低下してくる傾向にあります。

その原因は体力の低下や視力の低下などさまざまなものがあるのですが、以前は出来ていたことでも年齢と共にどうしても運転時の操作ミスは出てきてしまいます。

ちょっとした操作ミスぐらいならリカバリーすることも出来るのですが、アクアミサイルが起こるような急な状況ではなかなか対応が難しいです。

実際アクアミサイルが起こっているような事故では高齢の方の運転が報道されている傾向にあり、イメージ的にもアクアミサイルにそういった操作ミスのイメージがついています。

実際にはさまざまな状況の事故があるので詳細はわかりませんが、ドライバーの操作ミスが注意力低下にあることも真実です。

アクアミサイルを防ぐためには何より落ち着いた運転操作が必要であり、シフトレバーを確実に操作してアクセルとブレーキの踏み間違いをしないようにすることが事故を防ぐことになります。

アクアは事故が起こりやすい車なのか

アクアミサイルの原因はドライバーの運転ミスによるものがほとんどなのですが、車自体には欠陥がないのかどうかはいつも議論される点です。

現在の車はアクアを含めてほとんどの車がコンピューター制御によるものとなっており、アクセル操作やシフト操作もドライバーの操作が直接エンジンに伝わるわけではありません。

ドライバーの操作は一度車のコンピューターに伝わってその後にエンジンを操作するので、構造的に制御系に問題があるとシフト操作やアクセル操作が誤動作する可能性は0ではないでしょう。

アクアでもこういった点で誤動作があればアクアミサイルが起こる可能性はあり、どんなに信頼性のある車でも可能性はなくせません。

ただ車の事故が起こりやすいかどうかは1つの指標として保険料率というものがあり、これは保険会社が車ごとに設定した事故率の高さのようなものです。

保険料率はある程度の範囲の数字で決められていて中央より大小によって事故が多いか少ないかということを決められていて、保険料率が小さいほど過去にその車では事故が少ないということで保険料が安く設定されています。

逆に保険料率が大きな車種は事故が多いと想定される車種となっていて、スポーツカーなどではその性格から保険料率は高めに設定されています。

これに対してアクアの保険料率は概ね真ん中から多少小さめのところに設定されており、全体的には事故が多いとは言えないでしょう。

保険料率だけでは一概にアクアミサイル全ては説明できませんが、少なくとも車自体の信頼性は十分確保されていて車自体の問題による事故というのは少ないといっても良いでしょう。

また同じような事例の事故としてプリウスミサイルというものもありますが、こちらもプリウスの保険料率はアクアとほぼ同等のレベルなので、アクアとプリウスを比較しても特別事故が多いということはないでしょう。

アクアミサイルの対策

走っているアクア参考:toyota.jp

アクアミサイルは車が急に発進したりすることで起こる事故なので相手側から防ぐことは完全にはできません。

しかし歩行者の立場からアクアミサイルの事故に巻き込まれないように注意することはできるでしょう。

アクアミサイルが起こるのは車が不意に前進したり後退したりすることで起こるのですが、その車が店舗に突っ込んだり他の車に突っ込んでいくこと自体は他の人からは防ぎようがありません。

しかし事故に巻き込まれないようにするにはなにより車の前や後ろに入らないようにするのが1番で、車は横方向には絶対に動きませんのでこの方法が1番の防ぎ方です。

つまり車にドライバーが乗っている状態や発進、駐車、後退などの動作をしようとしている時に注意するとよく、車の進行方向に入るだけでなくその逆方向も入らないほうが安全です。

駐車場などでも車が前進で発進しようとしていると後ろには下がってこないと思いがちですが、アクアミサイルが起こるような際にはドライバーも全く注意できない操作ミスなどで起こるので、完全に巻き込まれないようにするには車の動く方向に入らないことです。

車が発進しようとしている時などにドライバーが譲ってくれることなどもありますが、そういうときにも注意だけはしておいたほうが良いでしょう。

車の事故にはアクアミサイルだけを注意するわけにはいかないのですが、とくに駐車場から動き出そうとしている時にはドライバーも不注意が増える状況なので気にしておいたほうが良いです。

アクアには欠陥があるのか?

トヨタ アクアでのアクアミサイルには車自体の欠陥が無いのかどうかはよく議論の的になりますが、アクア自体は信頼性の高さが保険料率などの面でもある程度は証明されていて車としては事故が多いということはないでしょう。

しかしそれでもアクアでアクアミサイルが注目されている背景にはその販売台数の多さは1つ理由であり、道路に走っているアクアの台数が多いことでその分事故が起こる可能性は当然増えてきます。

トヨタは国内の車のシェアで半数以上を獲得しているメーカーであり、そのトヨタの中でもアクアはプリウスと並んで国内販売台数で1、2を争う大人気車種となります。

そういった背景があるのでアクアでの事故件数自体は多くなってしまい、アクアミサイルなども目立つようになります。

ポイント

ですがトヨタはアクアミサイルが起こるような誤発進の対策の1つとして「誤発進抑制機能」をアクアを始めた主要車種に組み込んでおり、停車からの急なアクセル操作に対してコンピューターが介入するシステムがあります。

誤発進抑制機能があると例えば駐車時にブレーキと間違えてアクセルを踏んでしまった際に、コンピューターがその操作を検知して加速を緩やかにし、ドライバーが操作間違えに気づいてブレーキを踏む時間の余裕を増やしてくれます。

それでもアクセルを踏み続ければ車は加速して事故が起こってはしまうのですが、ドライバーの操作時間を確保することで全体的な誤発進を減らすことはできるでしょう。

こういった対策は新車で発売されているアクアだけでなく後付も可能なシステムとなっているため、アクアという車自体は事故や操作ミスを減らしてくれる信頼性の高い車種になっているのは間違いないでしょう。