ダイハツ ウェイクは軽自動車のスーパーハイトワゴンで、車内スペースの広さが特徴です。
今回はウェイクにチャイルドシートを設置したときの状況についてご紹介しましょう。
ウェイクのチャイルドシートの設置可能場所
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ダイハツ ウェイクは数ある軽自動車の中でも最大クラスの車であり、スクエアボディの箱型ワゴンになります。
ウェイクは2014年〜2022年まで生産された軽自動車で、現在ではラインナップからは落ちています。
ウェイクはそれまでのトールワゴン系軽自動車と比べて全高が最大クラスの車で、スーパーハイトワゴンの中でも最大クラスです。
ウェイクはボンネットやボディのスタイルがほぼ完全な直線基調であり、サイズの限られた軽自動車の中で最大限車内スペースを確保するレイアウトになっています。
またウェイクのデザインは意外とアウトドア感のあるものとなっており、キャンプやアウトドアスポーツなどを意識した車になっています。
ではこのウェイクにチャイルドシートを搭載したときの状況をご紹介します。
| スペック | ウェイク | |
| 乗車定員 | 4名 | |
| 全長 | 3,395mm | |
| 全幅 | 1,475mm | |
| 全高 | 1,835mm | |
| 室内長 | 2,215mm | |
| 室内幅 | 1,345mm | |
| 室内高 | 1,455mm | |
| ラゲッジルーム | 高さ | 1,140mm |
| 幅 | 875mm | |
| 奥行き | 330mm | |
| 運転席寸法 | 高さ | 約1,300mm |
| 幅 | 約600mm（ベンチシート式） | |
| 奥行き | 約900mm | |
| 助手席寸法 | 高さ | 約1,300mm |
| 幅 | 約500mm（ベンチシート式） | |
| 奥行き | 約900mm | |
| 後席寸法 | 高さ | 約1,300mm |
| 幅 | 約1,100mm（ベンチシート式） | |
| 奥行き | 約1,200mm | |
ウェイクは全高が1,835mmと軽自動車の中では最大クラスであり、その高さは中型ミニバンに匹敵するほど高いものとなっています。
ですがあくまで軽自動車なので全長や全幅には軽自動車規格の縛りがあり、全長および全幅は軽自動車枠ギリギリのサイズ感となっています。
車内にはフロントシート2席、セカンドシート2席の計4人乗りとなっており、セカンドシートへの乗り込みは車左右のリアドアから行えるのでアクセス性は悪くありません。
ではこの車内にチャイルドシートを設置できる場所をご紹介します。
ウェイクのチャイルドシート設置場所
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ウェイクへのチャイルドシート設置はセカンドシートが基本となっており、軽自動車ながら設置も楽な点が魅力的です。
チャイルドシートは子供専用の小型のシートのことで、車の通常のシートが子供には大きすぎるためある程度の年齢まではチャイルドシートが必要となります。
チャイルドシートは車のシートの上に乗せて使う器具であり、チャイルドシートを車のシートに何かしら固定する必要があります。
チャイルドシートの固定には主にはシートに備え付けの3点式シートベルトを使うようになっており、簡易的な2点式シートベルトでは固定には向きません。
ウェイクは軽自動車なのでフロントシート2席、セカンドシート2席の4席レイアウトですが、その4席全てに3点式シートベルトはそなわっています。
運転席を除けばウェイクの助手席およびセカンドシートにチャイルドシートが設置できそうですが、助手席についてはチャイルドシートの設置には向いていません。
助手席は車の前側にあって事故の際に影響が強いため、最も保護の必要な子供の乗るチャイルドシートを設置する場所としては不適当なのです。
そのためウェイクでチャイルドシートを設置できるのはセカンドシートの2席であり、2席がベンチシート式で繋がっているので広いスペースを座席としてもチャイルドシートの設置場所としても使えます。
またウェイクは左右のリアドアが大型のスライドドアになっており、車高の高さから室内高も高くて広いのでチャイルドシートを設置する際や子供さんをチャイルドシートに乗せるときなどに広いスペースで作業できるのが楽な点です。
ウェイクのチャイルドシートの可能台数
ウェイクへのチャイルドシート設置可能な台数はチャイルドシート自体の固定規格で決まるものであり、シートベルト固定式とISOFIX式の2種類があります。
この2種類の方式についてそれぞれでチャイルドシート設置可能台数をご紹介します。
シートベルト固定式のチャイルドシート設置可能台数
シートベルト固定式のチャイルドシートは基本的な固定構造を持つ方式で、汎用性も高いものです。
シートベルト固定式のチャイルドシートは3点式シートベルトさえあれば良いので多くの車に対応しやすく、軽自動車でも普通車でも取り付けしやすいものです。
シートベルト固定式のチャイルドシートはシートにチャイルドシートで縛り付けるようにして固定しますので、その取り付けは楽であり作業性も良いです。
特にウェイクは軽自動車ながら室内高が高くセカンドシートの足下空間も広いので、大きなサイズのチャイルドシートであっても結構搭載可能となります。
ウェイクはセカンドシートが2席ですのでシートベルト固定式のチャイルドシートは2つまで設置可能です。
セカンドシートの横幅は軽自動車では最大クラスで広いので、あ片側に1席載せたあとでも隣の座席に大人がしっかり座れるスペースが残ります。
ただウェイクは車内スペースのほとんどを座席が占めているのでもともとラゲッジスペースが狭いのですが、もしチャイルドシートを2つ設置してしまうとシートアレンジでラゲッジスペースを拡大するような使い方ができなくなるため、2台フルに搭載するかどうかはその他の利便性を考えて決めることになるでしょう。
ISOFIX式のチャイルドシート設置可能台数
ISOFIX式のチャイルドシートは専用の固定構造を持つ方式で、頑丈な固定が出来る点が魅力です。
ISOFIX式はチャイルドシートの固定のための専用規格であり、チャイルドシートと車のシート側にそれぞれ規格にあった金具で固定します。
ISOFIX式の固定器具は金具同士での固定なのでシートベルト固定式より安定感や安全性が高く、最近では多くの車種に固定器具が設置されていて使いやすくもなっています。
一方でISOFIX式の器具のある決められた座席でしか固定はできず、取付時にも多少手間がかかるものとなっているのでシートベルト固定式より汎用性では一歩及ばないといったところです。
ウェイクではISOFIX式の固定器具はセカンドシートの左右席に1組ずつそなわっており、セカンドシートに2つまでISOFIX式のチャイルドシートを取り付けできます。
ISOFIX式のチャイルドシートは取付時にはある程度シートの前側にスペースが必要ですが、ウェイクのセカンドシートの広さであれば楽に取り付けできるでしょう。
またISOFIX式のチャイルドシートとシートベルト固定式のチャイルドシートを併用する使い方も出来ますので、他の車から移設したりして使っても良いでしょう。
ウェイクでのチャイルドシートの使用感
ウェイクでのチャイルドシート設置時の使用感についてはX（twitter）に色々な投稿があり、その中からいくつかご紹介していきます。
中古で買った別のチャイルドシートを日常使い車に取り付けて、シート位置など調整したところ、十分な隙間が生まれて、エンゲルの蓋の開閉もし易くなった😀やっぱりWAKEは広いな！子連れでのちょっとしたレジャーでも救われるだろう。 pic.twitter.com/9ynVnstcey
— 西からMAMBOW∈(°θ° )∋ (@mammam20181) November 19, 2020
こちらの方はウェイクのセカンドシートにチャイルドシートを取り付けていらっしゃいますが、ゆとりのある車内を活用できているようです。
チャイルドシートの設置自体も行いやすいようですし、足下空間に荷物を置くようなスペースもあり日常使いは行いやすい車です。
てか今日掃除してて思ったけどやっぱチャイルドシート2つ乗せたらまぢで荷物乗らんね🙄
ドデカク乗ろうよ！ウェイクだよ！やのに。(笑)— しおぽん (@Inosio109) February 23, 2017
こちらの方はウェイクにチャイルドシートを2つ設置して運用されているのですが、さすがにフル搭載すると荷物が乗らずに厳しい場面もあるようです。
ウェイクは軽自動車とは思えない車内の広さを持つ車ではありますが、それでもあくまでサイズに制限のある軽自動車なので限界はどうしてもあります。
ウェイクのおすすめのチャイルドシート
では最後にウェイクに装着可能なチャイルドシートをいくつかご紹介します。
ダイハツ純正 ISOFIXチャイルドシート（i-Size）
ダイハツにはメーカー純正品となるチャイルドシートが販売されており、その中で活用できる製品にISOFIXチャイルドシート（i-Size）があります。
ウェイクは現在ダイハツのラインナップから外れているため厳密には適合性の確認ができませんが、ISOFIXチャイルドシート（i-Size）はウェイクと同クラスの軽自動車で設置可能なのでウェイクでも十分使用できます。
ISOFIX式のチャイルドシートなので取り付けに関しても問題なく装着でき、ウェイクのセカンドシートに2つまで取り付けできます。
さらにこのチャイルドシートは取付部のベースから車内の床面までサポートレッグを伸ばせるようになっていますので、ISOFIX式の固定構造と合わせて安定感のある固定が可能となっています。
ISOFIXチャイルドシート（i-Size）は新生児から使用できる製品ですが、新生児の間はチャイルドシートは後ろ向きに取り付ける必要があります。
これに対してISOFIXチャイルドシート（i-Size）はチャイルドシートの座面部分の取り付け向きを前向き、後ろ向きに変更させることができますので、新生児から4歳頃まで活用できる製品となっています。
またこのチャイルドシートはダイハツ車の多くにも取付可能なので、乗り換えをする際などにもそのまま使える場合が多いでしょう。
アップリカ フォームフィット
アップリカ製のチャイルドシートであるフォームフィットはコンパクトなサイズのチャイルドシートであり、軽自動車にはもってこいの製品です。
フォームフィットはISOFIX式のチャイルドシートですが、ISOFIX式にしては結構全体のサイズがコンパクトにまとまっているので車内スペースをあまり専有せずに済みます。
フォームフィットは後ろ向きの取り付けができないので新生児には使用できませんが、それ以降は11歳頃まで長い期間に渡って使用できる製品です。
保護性能も高いしっかりしたチャイルドシートなので、1台持っておけば2人目などにも対応しやすいです。
ウェイクはチャイルドシートを2つ搭載するとラゲッジスペースが狭くなりがちですが、フォームフィットであればセカンドシートを前に出来る限りスライドさせることでラゲッジスペースを広げることができます。
ウェイクのセカンドシートには左右のスライドドアでアクセスできるので乗降性が良い点があり、ラゲッジスペースのサイズとバランスを取ることで利便性が高いものになるでしょう。
そしてフォームフィットは体の成長に合わせて背もたれを上下に調整できる機能がありますので、ウェイクの室内高であれば余裕で対応できています。
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