ヴォクシー、ノアは車中泊が快適な理由7つ！フルフラット化のやり方も！人数は2～3人まで！

トヨタのヴォクシーとノアは車高の高い中型ミニバンで、車内の使い勝手が非常に良い車です。

今回はそんなヴォクシーとノアの車中泊について見ていきましょう。

ヴォクシーとノアの車中泊が快適な理由

参考：toyota.jp

ヴォクシーおよびノアはトヨタのトールワゴンタイプのミニバンで、この2台は兄弟車となっています。

トヨタには何種類ものミニバン系車種があるのですが、ヴォクシーとノアはその中でもトップの売れ行きを誇る車です。

近年車の利用方法として車中泊というものが注目されており、旅行の際にホテルや旅館、もしくはキャンプで宿泊するのではなく車内で一晩を過ごす方法です。

車中泊は宿泊にかかる費用が抑えられるというのが最大の魅力ですが、車の車内で寝るという非日常感も面白い点です。

ヴォクシーやノアといった車内の広いミニバンでは車中泊が特に注目されるのですが、この車のスペックであれば車中泊にマッチするものとなっています。

そんなヴォクシーとノアの車中泊に向いている点を見るために、大まかなサイズを見ていきましょう。

ヴォクシーとノアの外観サイズの特徴としてほとんどのグレードが5ナンバーサイズに収まっているという点があり、日本の狭い道でも扱いやすい車になっています。

ですが全高がしっかり高くなっており車内の広さが広々と確保されているのが特徴です。またボディデザインがスクエアデザインとなっており、車内の広さを最大限確保できるようになっています。

この車内の広さが車中泊にもマッチしており、車中泊に対して次のようなメリットを持っています。

そんなヴォクシーとノアの車中泊に向いている点をご説明します

車内が広いフルフラットモードとなる

参考：toyota.jp

まずなによりヴォクシーやノアが車中泊に向いている点としてはシートアレンジにあり、2列目シートと3列目シートを倒すことでフルフラットモードになります。

後ほどシートの凸凹については問題点はご説明しますが、それでも車中泊用のスペースとしては最上級のものです。

またこの寝台の前後サイズは約2,000mm近くあり、大人の人がしっかり足を伸ばして寝れるだけのサイズがあります。

車中泊には何よりこの前後のサイズが必要であり、狭い車では足を曲げて寝たりしなければならなく快適ではない場合もあります。

ですがヴォクシーとノアの車内サイズであれば非常に快適なものとなるでしょう。

室内幅が広く3人でも寝れるスペース

またヴォクシーとノアのフルフラットスペースは横幅も広くなっており、広い車内サイズを活かして横に3人ぐらいまでなら寝ることができます。

そのためヴォクシーとノアの車中泊では一番楽に寝れるのは2人で寝ることですが、サイズ的には3人横並びで寝ることも十分に可能です。

一人あたり500mm程度の横幅なので手が当たるなどはあるかもしれませんが、車中泊としてはしっかり寝ることができるサイズ感です。

大人3人でも寝ることはできますが、子供さんを入れて親子3人で寝るなどであれば結構快適です。

室内高が高く広々としている車内

参考：toyota.jp

ヴォクシーとノアの車内は奥行きと幅が広いのですが、それに加えて車高の高さを活かした室内高の高さも車中泊には向いています。

車中泊で何より重要なのは足をしっかり伸ばして横にもゆとりのある寝台なのですが、室内高が高いとさらに別の楽しみがあります。

また体が起こせるサイズがあれば車内で寝るだけでなく、キャンプでテントの中でできるようなことが可能となります。

車内で飲食をしたりゲームなどの娯楽を楽しんだりと車中泊の楽しみが一気に広がります。ヴォクシーとノアの車内の広さであれば車中泊を最大限楽しむことができるので、いろいろなことが試せるでしょう。

7人乗りでも8人乗りでも車中泊は可能

ヴォクシーとノアには通常モデルの8人乗りのほかに、上級グレードの7人乗りモデルがあります。

ほかのミニバンだと7人乗りだと車中泊に微妙なこともあるのですが、ヴォクシーとノアの場合は7人乗りでも車中泊ができます。

しかしこのキャプテンシートはシートアレンジをすると3列目シートとの間でフルフラットになるので、8人乗りとほぼ同様の使い勝手の良さがあります。

トヨタでは大型ミニバンのアルファードなどにも7人乗りのキャプテンシートモデルがありますが、この場合は2列目シートの左右の間に広い空間があいており、通常はここをウォークスルーできるという特徴があります。

しかしこの状態でフルフラットにするとその隙間が寝台としては凹みになるので不利なのですが、ヴォクシーやノアの場合はこの隙間があまり大きくないので気になるスペースではありません。

このことから7人乗りのキャプテンシートモデルとしてみるとヴォクシーやノアは車中泊に便利な車となります。

車中泊時にも荷室が広い

ヴォクシーやノアは車中泊に使える空間が広いのですが、車内のスペースがとても広いので荷物の載せ場所も多くて便利です。

車内が狭い車だと車中泊で寝るスペースを確保するためにラゲッジスペースをすべて使うことが多く、この場合旅行の荷物がいっぱいあるとその置き場所に意外と苦労します。

そのため荷物を前席やダッシュボードの上などにたくさん置くことができ、とても使い勝手が良い車になっています。

また車中泊で使う寝台でも前後の奥行きが2,000mm近くありますので、寝るスペースの足の下などにはまだ余裕がありそちらにも荷物が置けます。

さらにフルフラットのシートの下側などもスペースが空いており、長物などの収納にぴったりです。

車中泊をキャンプで使うときなどには荷物の置き場所に特に困るものですが、ヴォクシーやノアならそんなに苦労することもないでしょう。

ハイブリッドモデルに1,500Wコンセントが使える

ヴォクシーとノアにはトヨタが得意とするハイブリッドモデルがあるのですが、この仕様では車中泊にも便利な1,500Wコンセントが利用できます。

ハイブリッドカーは燃費向上のためにモーターを初めとしたハイブリッドシステムと大型の駆動用バッテリーを搭載しています。

このバッテリーは非常に性能の高いバッテリーとなっており、駆動用の他に車内のコンセント用の電源としても活用されます。

このコンセントを使えば車中泊ならではの車内で電化製品を使った快適な空間として過ごすことができ、いろいろなカスタマイズも出来ます。キャンプなどではあまり電化製品は使えないので、車中泊だけの特徴ともいえるでしょう。

なお電化製品を使う際にはバッテリーが上がるのを防ぐためにエンジンはアイドリング状態にしておく必要があります。

車中泊用の純正アクセサリーが豊富

参考：www.modellista.co.jp

ヴォクシーやノアにはメーカー純正のアクセサリーが豊富に用意されていますが、その中には車中泊に利用できるものもあります。

純正アクセサリーということでヴォクシーやノアの車内にピッタリマッチするものとなっているので非常に使い勝手の良い装備です。

またその他にはウインドウの車高をする装備も必須なのですが、純正アクセサリーには「室内カーテン（遮光機能付き）」と「網戸付きサンシェード」というものがあり、この2つを装備すれば車内を完璧に遮光できます。

純正品なのでウインドウのサイズにピッタリフィットするとともに、カーテンは普段使いでも便利に使えるので装着しておいて損はありません。

これらのアクセサリーには社外品もたくさん販売されているのですが、装着感の良さはこれらの純正品にはかないません。

ヴォクシーとノアで車中泊をする方法

では次にヴォクシーとノアで車中泊をするための方法をご紹介しましょう。

車内をフルフラットモードにする

参考：toyota.jp

ヴォクシーとノアの車中泊では車の2列目シートと3列目シートを使用するので、この2箇所でフルフラットモードを作ります。

この空間で車中泊が可能となるのですが、さらに前後のスペースを広げたいのであれば前席も前側にスライドさせると最大限前後サイズが広がっています。

ですが普通に寝るだけであれば2列目と3列目のスペースだけでも十分ですので、運転席と助手席は荷物置きやその他の用途に使うと良いでしょう。

またフルフラットモードにしてもそのシートの下側にはスペースも空いており、ここに靴を収めたりいろいろ便利な使い方も出来ます。

車中泊用のアイテムを揃える

参考：toyota.jp

車中泊には前述で触れたようにさまざまな専用のアイテムが必要となりますが、必須なのはマットと遮光カーテンもしくは遮光ボードです。

この2つのアイテムはヴォクシーとノアには純正アクセサリーとして設定があるので、一番楽なのは車の購入時にこれらも用意しておくことです。

また車の購入後であってもアクセサリーは追加購入することができるので、トヨタのディーラーなどでも購入できます。

そのほかのアクセサリーについても車中泊に便利に使えるものもたくさんありますので、アクセサリーカタログを確認してみると良いでしょう。

車中泊には決まった道具やアイテムなどは決まっていませんので、さまざまな物の中から好きにカスタマイズするのも楽しみの一つです。

車中泊の注意点

車中泊には広い車内や車中泊用のアイテムが必要ですが、その他にも快適に就寝するには注意点があります。

ですがこの状態だと防犯面での問題があったり外の音が入ってくるなど気になる点が多いのですが、それを解消するためにはエアコンを外気循環モードで稼働させておく方法もあります。

これであれば窓を締め切っていても車内の換気ができますし、またエアコンで車内温度の管理もできるので快適な車内空間をキープできます。

なおこのときはバッテリーあがりを防ぐためにエンジンはアイドリング状態にしておく必要があり、 燃料の残量などにも気をつけましょう。

なおエンジンをかけているときに積雪などでマフラーが塞がるとガスの逆流などの問題がありますので、もしそういったシーンで車中泊をする際にはエアコンは使わず窓を開けるほうが懸命です。

ヴォクシーとノアの車中泊に向かない点

ヴォクシーとノアは車内レイアウトの点で車中泊に非常に向いている車なのですが、一点シートの凹凸については車中泊に向かない点があります。

ヴォクシーで2列目と3列目シートをフルフラットモードにすると前方から後方までほぼ平面となるのですが、実際にはシートの座面や背もたれなどはホールド性確保のために複雑な形状となっています。

そのためフルフラットモードといってもその上面は結構凸凹が多く、そのまま寝てみると意外と寝づらいことがわかるでしょう。

もちろん前後のスペースは広いのでしっかり足を伸ばしては寝れるのですが、なれないと快眠は難しいでしょう。

ヴォクシーやノアの場合は室内高が高く余裕があるので、純正アクセサリーのマットなどではなくても社外品の分厚いマットレスなどを使うと楽でしょう。

ヴォクシーとノアの車中泊の口コミ・評判

ヴォクシーやノアの車中泊についてはtwitterにもいろいろな評判が投稿されていますが、その中からいくつかご紹介します。

スノボー前に車中泊してみたり、BBQの荷物たくさん積んでみたり、ホントに懐かしい。
日本帰ったらヴォクシーもう一回勝ってもいいんだけど、通勤時は空気しか運んでないんだよなぁ（泣 pic.twitter.com/l9lWIrXLdN

— よっくん (@yokkun_esora) August 3, 2018

こちらの方はヴォクシーでいろいろな用途に活用していらっしゃいますが、車中泊にもしっかり利用されています。

沢山の荷物を積み込んだり車内で一晩を過ごせたりと非常に利便性の高い車となっており、この1台があればほぼすべてのシーンで不便なことはないでしょう。

ノアの車中泊ベッド作り直しした！これで居住性と収納スペースアップや！！早く車中泊行きたい( ･ิω･ิ) pic.twitter.com/Rgfmm3yUDH

— イノチン@ (@magurosukui) October 18, 2020

こちらの方は車中泊用に専用のベッドを制作されており、ノアのシートを利用するのではなく完全にフラットな寝台を作っていらっしゃいます。

ノアやヴォクシーは室内高が高いのでこういった車中泊の方法もでき、さまざまなカスタマイズが可能なのが魅力です。

総評

ヴォクシーとノアはトヨタの売れ筋ミニバンであり、その車内の広さや使い勝手の良さは非常に高いレベルでまとまっています。

その特徴は車中泊においてもさまざまなメリットを持っており、車中泊用に考えるのであればベストの選択肢の一つでしょう。

また車中泊だけでなく普段もとても便利な車という点も魅力です。

たった1分で車を60万円値引きできる裏技

これから車を買おうとしている方、値引き交渉の正しいやり方はご存知ですか？

値引き交渉は正しくやらないと、車を買う際に60万円以上の損をする可能性があります。

「値引きしてくれませんか？」「オプションをつけてくれませんか？」と何も考えずに交渉すると、営業マンに舐められます。

「この客はバカだなwww」と足元を見られ、値引きは低くなってしまうでしょう。

この正しいやり方さえ知っていれば、最大限まで確実に値引きできます。詳しくは下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技！』ページをご覧ください。

たった1分で車を60万円値引きできる裏技！安く購入する秘密のテクニックとは？！