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セレナは車中泊が快適な理由7つ!フルフラット化のやり方も!人数は2人~3人まで!

日産セレナは日産の中型ミニバンで、スタイリッシュなデザインと車内の広さが特徴の車です。

今回はそんなセレナでの車中泊について見ていきます。

セレナの車中泊が快適な理由

日産 セレナ参考:www3.nissan.co.jp

日産 セレナは日産のミニバンのベストセラー車で、車高の高いトールワゴンミニバンです。

セレナは日産車の中でもトップクラスの販売台数を持つ車で、中型車ながら車内の圧倒的な広さと運転のしやすさでミニバンの中でも人気があります。

セレナは3列シート8人乗りのモデルが基本でガソリンエンジンモデルとハイブリッドモデルがあるのですが、その他に先進的なハイブリッドシステムを持つセレナe-powerがあります。

セレナe-powerはスペシャリティのあるモデルとして7人乗りが基本となっており、2列目シートが左右独立式のキャプテンシートとなっています。

そんなトールワゴンタイプのミニバンの利用法の1つとして近年注目されているのが車中泊で、車中泊は旅行の際に車の車内で一晩を過ごす方法です。

旅行の際にホテルや旅館に宿泊したりキャンプをしなくて済むので費用面でお得なのが人気のもとですが、そのほかにも車の中で寝るという非日常感も面白い点です。

ミニバンのような車内が特に広い車種は車中泊への注目も高く、セレナもそのひとつです。

そんなセレナが車中泊に向いているかどうかを見るために、まずは大まかなサイズ感を確認しましょう。

スペックセレナ
価格2,576,200円〜3,594,800円
乗車定員ガソリン車/S-HYBRID車:8名 e-POWER:7名
全長4,685mm〜4,770mm
全幅1,695mm〜1,740mm
全高1,865mm
室内長3,170mm〜3,240mm
室内幅1,545mm
室内高1,400mm
ラゲッジルーム高さ1,220mm
940mm
奥行き・360mm(3列シート使用時) ・1,080mm(3列シート収納時)
運転席寸法高さ約1,300mm
530mm
奥行き約900mm
助手席寸法高さ約1,300mm
520mm
奥行き約900mm
後席寸法高さ約1,300mm
車/S-HYBRID車:8名乗り 1,320mm e-POWER車:7名乗り 約500mm✕2
奥行き約1,000mm
3列目寸法高さ約1,200mm
1,270mm
奥行き約800mm

セレナは中型ミニバンということでその全長および全幅が5ナンバーサイズに収まるように設計されていますが、一部の上級グレードでは主にエクステリアデザインの違いで多少5ナンバーサイズより大きくなっています。

ですが基本的には取り回しのしやすいサイズ感を持つ車となっており、大きな車に見えますが狭い道でも運転しやすい車です。

また全高は1,865mmとかなり高くなっており、車内の広さを確保するために背の高い車となっています。

そんな全高の高さを持つセレナなので車内は非常に広々としており、室内高は1,400mmと広大な頭上空間を確保してあります。

また室内長は3,200mm前後と中型ミニバンとしてはトップクラスのサイズ感で、室内幅も中型車にしては1,545mmととても広々としています。

さらにラゲッジスペースは高さや幅はしっかりあり、奥行きもシートアレンジを駆使すればかなりの奥行きを確保することができます。

このように広々とした車内スペースは車中泊にもとてもマッチしており、セレナは次のような点で車中泊に向いている車といえるでしょう。

車内をフルフラットモードにできる

セレナ フルフラットシート参考:www3.nissan.co.jp

まずセレナの車内で車中泊を行うために必要な構造としてフルフラットモードにできるメリットがあります。

車の車内で快適な睡眠をするためには快適な寝台が必要ですが、それにはできるだけ自宅で寝るときのように平らな面が必要です。

車内はいろいろな凹凸があって必ずしもフラットにはならない場合もあるのですが、セレナではシートアレンジの一つとしてフルフラットモードがあります。

ポイント

セレナはシートアレンジでフラットにするのに前席だけとか後席だけとかいろいろなシートの構成ができるのですが、車中泊の場合には2列目シートと3列目シートを活用するのが一般的です。

このフルフラットモードでは2列目シートの背もたれと3列目シートの背もたれを後ろに倒し、またシートの前後スライドを適正に行うことで2列目シートの前端から車内の最後端までのスペースでフルフラット化できます。

このとき寝台となるのはシートの上面になるので多少シートの段差や凹凸はあるものの、セレナのシートアレンジの中ではもっとも広く車内を活用できるモードになります。

簡易的に寝るだけなら2列目シートだけを倒すモードでも良いのですが、しっかり足を伸ばして寝るような車中泊では2列目と3列目でのフルフラットモードがベストです。

室内の奥行きが広く車中泊にもってこい

このフルフラットモードでは車内のフラットな面を広く使えますが、その奥行きはかなり身長の高い人でもしっかり寝れるサイズ感です。

車中泊ではなにより寝台の前後のサイズ感が非常に重要で、足をしっかり伸ばして寝られるかどうかが快適な車中泊ができるかどうかを決めています。

身長が低めの人なら小さな車でも車中泊ができる一方で、身長が高めの大人の男性などでは寝るときに足を曲げたり斜めに寝たりして工夫しなければならない場合があります。

この奥行きは身長にたいしてギリギリのサイズではちょっと不足であり、実際には身長よりゆとりがなければ窮屈さを感じずに快眠できないものです。

セレナの室内長は3,200mmととても広々としたものですが、車中泊でフルフラットモードにするとその半分以上を利用できます。

2列目シートおよび3列目シート、ラゲッジスペースまでの空間をすべて寝台として活用できるため、その奥行きは2,200mmぐらい確保できており非常に広々とした寝台になります。

このサイズ感であれば身長がかなり高い人でも十分に足を伸ばして寝ることが可能で、車中泊にかなり向いているサイズといえます。

なおこれだけの奥行きがあれば車中泊で寝るだけでなく、頭上や足元の空間に荷物を置くことも出来ます。

室内幅が広く3人ぐらいまでなら寝られる

セレナは室内の奥行きも広いですが左右の室内幅も広めとなっており、最大で横に3人で寝ることも可能でしょう。

車中泊では奥行きが足りていてシートアレンジをしっかり行えば、1台の車で左右に分かれて2名で寝ることは可能です。

これは4名乗りの軽自動車などでも十分可能なサイズ感ですが、さずがにその間にもう一人入れて3人で寝るのは難しいでしょう。

もっと大きな普通車であっても3人での車中泊には横幅が不足している車は多く、1台の車で一緒に車中泊旅行に行ける人数に制限がかかります。

ですがセレナのように室内幅が1,545mmもある場合であれば、2人での車中泊はもちろん余裕ですし多少野窮屈さを許容するのであれば3人でも寝られるでしょう。

3人で寝る場合でも一人あたりの横のスペースは500mm程度確保できるのであり、1畳のサイズより少し狭めのサイズなので寝ることは可能です。

横の人と手がぶつかったりすることもあるでしょうが、ギリギリ快適に寝られるサイズといえるでしょう。

そのためセレナ1台で3人までなら一度に車中泊旅行が可能で、友達同士や子供連れのファミリーでも車中泊ができることになります。

室内高が高いので車内で楽に過ごせる

セレナは車内の広さとして室内高が広々としているのが特徴で、この点は車中泊の大きなメリットの1つです。

車中泊は基本的に車内で一晩寝られるのが第一なので、寝台の前後の奥行きや幅は重要なのですが高さはそこまででもありません。

寝るだけであればそんなに高さが必要ないので車中泊は車高の低いセダン系の車種やステーションワゴン系の車種でも可能です。

しかし室内高が低いと寝ている人から天井までの距離が近いので窮屈さを感じたり、車中泊時に使い勝手が悪いこともあります。

ポイント

ですがセレナは室内高が高いのでフルフラットモードの上を寝台としてもかなり天井まで余裕があります。

寝台の上にはマットレスなどを敷くので多少狭まりはしますが、それでも寝台の上でしっかり身体を起こせるぐらいのスペースがあります。

そのためこれをしっかり活用すれば寝台の上で寝返りがしやすかったり、またはキャンプのように寝台の上でさまざまな活動をすることができます。

セレナでの車中泊ならば車内で食事をしたり、さまざまな娯楽を楽しんだりといった使い方も十分できるでしょう。

荷室が広く荷物が多くても積んでおける

セレナ ラゲッジ参考:www3.nissan.co.jp

セレナは室内の広さを活かして快適な車中泊が可能ですが、その残りのスペースも荷室としてしっかり活用できます。

車中泊は旅行の宿泊手段やキャンプやアウトドア用として利用するのが一般的なので、通常は旅行用の荷物などが結構たくさんあります。

セレナは車室内が広いのでラゲッジルームやシートの上などを活用すればかなりたくさんの荷物を載せることができるのですが、車中泊をするときにはそのままではできません。

2列目シート、3列目シート、ラゲッジスペースをすべて活用する形となるので、基本的に荷物はそれ以外のスペースに載せ替えることになります。

ですがセレナの車内のサイズなら荷室のスペースはたくさん残っており、まずフルフラットモードの寝台の上で頭上や足元空間に荷物を載せて置けます。

その他には寝台の下側にあたるところは空間があいているので、長いものや平べったいものであればこのスペースにしっかり載せておけます。

更にはフルフラットモードにした場合でも前席は座れるだけのサイズでスペースが残っているので、前席やダッシュボードの上なども荷室として使えます。

このように車中泊の際でも荷物を載せる場所がたくさん残っており、非常に便利なサイズ感といえるでしょう。

車中泊に活用できる純正アクセサリーがある

セレナ カーテン参考:www.nissan.co.jp

車中泊には快適に寝ることのできるスペースや寝台の形状など重要なことがあるのですが、それらが揃った上で車中泊に必須のアイテムがあります。

ポイント

それは後ほどご紹介する車中泊用のマットのほかにウインドウを遮光するためのアイテムが必要なのですが、そのうち遮光アイテムに関してはセレナのメーカー純正アクセサリーで便利なアイテムがあります。

セレナの純正アクセサリーには遮光カーテンがあるのですが、これを装着すればリアウインドウを含んだ2列目以降のウインドウすべてを遮光できるようになり、また車中泊をしないときにはカーテンなので簡単に収納することも出来ます。

遮光アイテムは車中泊ではとても重要なアイテムで、ウインドウが空いたままだと寝ているときに外の街灯の光が入ってきたり、他の車のヘッドライトの光が入ってきたりします。

そうなると車内とはいってもかなり気になるので、安眠のためにはしっかりとウインドウを遮光して外からの光を遮断しなければなりません。

なおセレナは遮光カーテンでかなりの部分ウインドウを遮光できるのですが、フロントウインドウとフロントサイドウインドウに関しては遮光カーテンが付きませんので、ここは別のアイテムが必要です。

それには後ほど詳しくご説明する社外品の遮光ボードなどが便利です。

セレナの車中泊専用モデルがある

セレナ マルチベッド参考:www.autech.jp

セレナはノーマル仕様でもしっかり車中泊ができるサイズ感を持つ車なのですが、その改修モデルとしてセレナの車中泊専用モデルというものがあります。

この仕様は日産の特装車を主に手がけるオーテックジャパンが販売するモデルで、車中泊専用モデルの「セレナ マルチベッド」という車です。

この車は動力性能や外観など基本的なスペックはセレナと変わらないのですが、大きな違いとしてセレナ マルチベッドは前席と後席の2列シート5人乗りモデルとなります。

通常のセレナの3列シートを取り外した形となるのですが、その代わりに専用のベッドキットが付属しており、2列目シートを収納した状態で完全なフルフラットモードを作り出せます。

通常のセレナのフルフラットモードではフルフラットといっても実際にはシートの凹凸や段差があり、それを解消しなければ快適には寝ることができません。

MEMO

しかしセレナ マルチベッドは2列目シートの背面とその後ろに専用ベッドキットを組み立てて設置することで、まさに理想的なフルフラットモードとなるのです。

このスペースならば最高に快適な車中泊が過ごせるようになっており、その他にも専用の荷物用フックなども設置してあります。

セレナ マルチベッドは2020年 2月に登場した新しいモデルであり、国内の車中泊の人気の高まりと共に登場したといえます。

なお価格については3,231,800円~3,994,100円となっており、専用モデルなので通常のセレナよりは多少高めの価格設定となります。

セレナで車中泊をする方法

次にセレナの車内で車中泊をする方法を簡単にご紹介しましょう。

車内をフルフラットモードにする

まずセレナの車内で快適に寝ることのできる寝台が必要なので、シートアレンジをフルフラットモードに変更します。

ポイント

フルフラットモードにするためには2列目シートと3列目シートを使いますが、まずはどちらもヘッドレストをすべて取り外して邪魔にならないところへ置いておきましょう。

次にシートの背もたれを後ろに倒すのですが、その際にシート自体も前後にスライドさせないと完全にはフラットにはなりません。

シートのスライドとシートを倒すリクライニングはそれぞれ一般的なシート操作なので難しいことはないでしょう。

これだけの操作で基本的には車内がフルフラットモードになって寝台として使うことができるのですが、もっと前後の奥行きを伸ばしたいのであれば前席シートを前にスライドすることも可能です。

寝るだけであればそこまでのサイズはいらないと思いますが、キャンプのように広々とした空間を楽しみたいならそういった使い方もありでしょう。

シートアレンジは初めて操作する際にはわからない点も多いので、まずは自宅で一度フルフラットモードにしてみると車中泊の際にスムーズです。

なお前述でご紹介した特別モデルであるセレナ マルチベッドではフルフラットモードにする方法が全く違うので、説明書等で確認するようにしてください。

車中泊用のアイテムを揃える

 

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次に車中泊で快適に睡眠するために様々なアイテムを導入する必要がありますが、その中で必須なものは2種類あります。

そのうち1つ目は前述で触れた遮光アイテムで、車内へ入ってくる外の光を遮断して安定した睡眠環境をつくるものです。

これにはセレナの遮光カーテンを利用するのが便利ですが、純正アクセサリーの遮光カーテンはフロントウインドウとフロントサイドウインドウは塞げません。

そのためここには社外品の車中泊アイテムなどで遮光カーテンや遮光ボードを設置する必要がありますが、汎用品の遮光ボードを加工してセレナにピッタリマッチするものを作っても良いでしょう。

もう一つは車中泊用のマットで、これはクッション性のあるマットを寝台の布団代わりのものとなります。

セレナではシートの上に寝るような形にはなるものの、安眠するには少し硬めの感触なので車中泊マットは欲しくなります。

またセレナのフルフラットモードではその上面がシートの凹凸や背もたれと座面との段差などもあり、それを車中泊マットの弾力で吸収するものとしても必要となります。

セレナでは車内でキャンプのように過ごせるので、その他にも掛け布団や枕などの就寝具や、一晩を楽しく過ごす娯楽品、飲食物などいろいろなものを揃えるととても楽しい車中泊となるでしょう。

車中泊の注意点

車中泊には車内のサイズやフルフラットモード化など快適性を高めるためにはいくつかポイントがありますが、そのほかに注意点もあります。

注意

それは車内の換気についてなのですが、車は窓を締め切るととても密閉度の高い空間となり、もし防犯などを考えて締め切った状態で一晩を過ごすと問題点が見えてきます。

そういった状態で一晩車内で寝てみると、朝起きたときに息苦しさを感じたり汗をかいていたりします。

これは車内の空気を呼吸で消費して二酸化炭素濃度が高まったためで、密閉度の高い車内で寝るという特殊な状況で起きることです。

その症状は一晩程度であれば健康に関わるほどではないのですが、快適な車中泊を過ごすためには車内の換気が必要です。

一番簡単な方法は車の窓を少しでも開けておくことなのですが、そうすると外から虫が入ってきたり外の音が入ってきてうるさかったり問題もあります。

そのため一番便利なのは車のエアコンを外気循環モードで一晩中稼働させておくことで、エアコンなので車内の温度管理も出来て一石二鳥です。

MEMO

なおその場合にはバッテリーがあがるのを防ぐために車のエンジンはアイドリング状態にしておく必要があり、燃料の残量には注意しましょう。

またアイドリング時に排気管が積雪などで詰まると排気ガスの逆流などの問題がありますので、そういった危険が考えられるときは窓も空けておいたほうが安全です。

セレナの車中泊に向かない点

セレナは車内のサイズやシートアレンジなど車中泊向けのスペックがあるのですが、一方で多少不便な部分もあります。

ハイブリッドモデルでも1,500Wコンセントが使えない

セレナにはハイブリッドモデルがありますが、アクセサリーとして1,500Wコンセントが使えない点が車中泊に少し不便です。

セレナは現行モデルでは大きく分けて3タイプの仕様があり、その2つはハイブリッドモデルです。

ポイント

近年ハイブリッドカーにはミニバンを主として100V 1,500Wの大容量コンセントを使える車が増えてきており、車内で様々な電化製品が使えます。

これは車中泊のときにも便利な機能で、キャンプのような使い方でありながら便利な家電製品を組み合わせられるのがメリットとなります。

ですがセレナではハイブリッドモデルでもこのアクセサリーが設定になく、そのかわり低容量のコンセントなら使えます。

しかし低容量では家電製品のほとんどが使えなくちょっとしたものにしか対応できません。そのため車中泊でもあまり便利に活用できる場面はなく、ほかのミニバンと比べると利便性が下がる点です。

フルフラットモードでも段差がある

セレナの車中泊には2列目と3列目を使うフルフラットモードとなりますが、これには段差が多少あり解決しなければならない点です。

車中泊にはしっかりとフラットになった面が最良であり、セレナの特別仕様では専用設計でフルフラット化していました。

ですが標準モデルでは2列目シートを後ろに倒したときに、その背もたれと座面にはちょっと大きめの段差が生まれる形状になっています。

このままでも一応車中泊は可能ではありますが、快適に寝るためにはこの段差はなくしたいところです。

段差の解消には車中泊マットの分厚さや弾力で解決する方法もありますが、その他に段差を解消する専用のボードなどを駆使しても良いでしょう。

またフルフラットモードではシートに元々ある凹凸も結構あり、これも車中泊にはちょっと邪魔です。

これも車中泊マットなどで解決することはできるので、車中泊をする前にあらかじめ段差の解消を考えておくと良いでしょう。

e-power仕様は7人乗りで不便な点がある

セレナ シート参考:www3.nissan.co.jp

セレナには人気モデルとしてハイブリッドカーのセレナ e-powerがあるのですが、車中泊用のモデルとしては少し微妙な点があります。

セレナe-powerはハイブリッドカーの中では特別な構造を持つ車で、走行のメインはモーターでエンジンは発電専用となっています。

この構造から走りが良好で燃費も良いので人気のモデルとなっており、プレミアムな価値観を与えるためにセレナ e-powerでは2列目シートが左右分割式の高級感のあるキャプテンシートとなっています。

またシートアレンジが独特で、3列目シートの真ん中を前側に移動して2列目シートにつなげることができ、2列目に3人、3列目に2人といった使い分けもできるようになっています。

ですが車中泊として考えるとこの構造には不便な部分があり、2列目と3列目でフルフラットモードにすると2列目シートの間に空間が出来てしまいます。

そうすると、ここを車中泊用の寝台にするとちょうど真ん中部分が抜けてしまい、車中泊マットなどを敷いてもそこが沈んでしまうことになります。

一応ここをボードやクッションなどで埋めれば解消できる点なのですが、通常の8人乗りモデルと比較すると不便な点です。

とはいえセレナ e-powerは人気のモデルなので、7人乗りモデルで車中泊をするのであれば事前にしっかり準備しましょう。

セレナの車中泊の口コミ・評判

セレナの車中泊についてはtwitterにもさまざまな口コミや評判が投稿されているのですが、その中からいくつかご紹介します。

こちらの方はセレナの車内を車中泊仕様としておられますが、車中泊用のマットや布団などを準備して折られます。

車内のスペースを最大限活用した寝台となっており、かなり快適な車中泊スペースであるといえるでしょう。

こちらの方はセレナの車中泊用仕様を展示車で見られているのですが、実際にこの車を見ると車中泊をする方は欲しくなるでしょう。

セレナは基本モデルでも扱いやすい車ですが、セレナ マルチベッドのフルフラット空間を見ると車中泊への魅力が一気に高まるでしょう。

総評

セレナは中型のトールワゴンミニバンとして非常に高い人気を誇るモデルで、燃費の良さやデザインの良さに加えて車内が広々としている点が大きな特徴です。

この特徴は車中泊の際にもしっかりと活かせる点であり、7人乗りモデルは少し使い勝手の悪い部分もありますが全体的には車中泊にピッタリの車と言えるでしょう。