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セレナのメーター表示の見方!ランプの点滅などの意味も全解説!

日産 セレナは中型ミニバンのベストセラー車であり、利便性の高い人気車種です。

今回はセレナのメーターについてご紹介します。

セレナのメーターのデザイン

日産 セレナ参考:www3.nissan.co.jp

日産 セレナは日産車の中でも圧倒的な人気を持つミニバンで、多人数乗りのできるセレナはファミリーカーにもってこいの1台です。

セレナはミニバンとしては比較的初期の頃に登場した車種で、現行モデルはなんと6代目に登っています。

6代目セレナではガソリンエンジン車とハイブリッドモデルであるe-powerの2タイプが展開されており、それぞれのモデルでフロントマスクデザインが違うなど差別化も図られています。

車内には7人〜8人乗りが可能な3列シートが配置されており、シートアレンジによってラゲッジスペースも大幅に広くなることからさまざまなシーンに対応できる車になっています。

ではこのセレナのメーターについて詳しく見ていきましょう。

セレナのメーターデザインについて

セレナ メーター参考:www3.nissan.co.jp

現行セレナにはメーターのデザインが大きく分けて2種類設定されており、グレードやオプションによって変わってきます。

ポイント

セレナは先代モデルまではダッシュボードの上にメーターが配置されるセンターメーターレイアウトを採用していましたが、現行モデルからは比較的オーソドックスなハンドル奥に配置されるメーターになりました。

メーター全体のデザインが非常に先進的なものとなり、長方形のディスプレイがそのままメーターパネルとして独立して配置されていて、カーナビの画面ともデザイン的に繋がっているので未来的な印象を与えています。

メーターは全体がデジタル表示のメーターになっているのですが、仕様によって7インチディスプレイしようと12.3インチディスプレイ仕様があり、それぞれメーターの機能が違います。

12.3インチディスプレイ仕様は上級グレード向けのメーターであり、セレナの取扱説明書では「メータータイプA」となっています。

こちらは表示エリアが広いため情報量の多いメーターになっており、後述するようにメーターの表示デザインの変更なども可能となっています。

MEMO

一方で7インチディスプレイ仕様はベースグレード向けの仕様であり、こちらは「メータータイプB」と呼ばれていてデザインは固定です。

これに加えてグレードによってはヘッドアップディスプレイも搭載可能であり、ダッシュボードの上辺りに投影されるようにメーターの一部の情報が表示されます。

セレナは全グレードでデジタルメーターを採用している点は最新の仕様であり、これまでのアナログメーター仕様はすべて廃止されています。

セレナのメーターのデザインについての評判

セレナのメーターのデザインについてはX(twitter)にもいろいろな投稿があり、その中からいくつかご紹介します。

こちらの方は代車か何かで数日間新型セレナに乗っていらっしゃったようで、フル液晶のデジタルメーターは未来感があって好印象のようです。

一方でメーターの配置の角度が立っていたりドライバーに近かったりと結構気になる部分もあったようですね。

こちらの方はセレナのメーターについて他の車種との共通化を考えていらっしゃいます。

フル液晶メーターは1つの仕様を多くの車種に展開できるのが魅力であり、セレナのメーターの仕様やデザインも他の日産車で見ることはあるかもしれませんね。

セレナのメーター表示の意味・見方

次にセレナのメーター表示について詳しく見ていきますが、ここではそれぞれのメータータイプについてご紹介します。

メーター表示メーター機能
メータータイプAクラシック表示デジタルスピードメーター走行時速度表示
アナログスピードメーター走行時速度表示
タコメーター(ガソリン車)エンジン回転数表示
パワーメーター(e-power車)走行中の出力(加速力)と回生量(電力の回収量)を表示
燃料計燃料残量表示
航続可能距離表示現在の燃料残量と平均燃費から、走行可能な距離を表示
外気温表示外気温を表示
時計現在時刻を表示
水温計エンジン冷却水の温度を表示
オドメーター(積算距離計)/ト リップメーター(区間距離計)総走行距離、走行距離表示
最高速度標識検知表示カメラで最高速度標識を検知しアドバンスドドライブアシストディスプレイに表示
EVモードインジケーター(e-power)EV走行モードの表示
・チャージモード:リチウムイオンバッテリー充電モード
・マナーモード:エンジン始動を極力抑えて走行するモード
ポジションインジケーターセレクトレバーのシフトポジションを表示
e-Pedalインジケーター(e-power)e-PedalスイッチON時の表示
ドライブモードインジケーター現在選択されているドライブモードを表示
アドバンスドドライブアシストディスプレイ・ホーム
・エンハンス表示変更
・ドライブコンピュータ
・平均燃費/エコイン ジケータ/エコペダ ルガイド
・2分間燃費(e-power)
・エネルギーモニター(e-power)
・アイドリングストップ(ガソリン車)
・ナビゲーション
・マップ表示
・コンパス表示
・オーディオ
・運転支援
・クルーズ(CRUISE)
・制限速度標識
・警告
・設定
エンハンス表示デジタルスピードメーター走行時速度表示
タコメーター(ガソリン車)エンジン回転数表示
パワーメーター(e-power車)走行中の出力(加速力)と回生量(電力の回収量)を表示
燃料計燃料残量表示
航続可能距離表示現在の燃料残量と平均燃費から、走行可能な距離を表示
外気温表示外気温を表示
時計現在時刻を表示
水温計エンジン冷却水の温度を表示
オドメーター(積算距離計)/ト リップメーター(区間距離計)総走行距離、走行距離表示
最高速度標識検知表示カメラで最高速度標識を検知しアドバンスドドライブアシストディスプレイに表示
EVモードインジケーター(e-power)EV走行モードの表示
・チャージモード:リチウムイオンバッテリー充電モード
・マナーモード:エンジン始動を極力抑えて走行するモード
ポジションインジケーターセレクトレバーのシフトポジションを表示
e-Pedalインジケーター(e-power)e-PedalスイッチON時の表示
ドライブモードインジケーター現在選択されているドライブモードを表示
アドバンスドドライブアシストディスプレイ・ホーム
・エンハンス表示変更
・ドライブコンピュータ
・平均燃費/エコイン ジケータ/エコペダ ルガイド
・2分間燃費(e-power)
・エネルギーモニター(e-power)
・アイドリングストップ(ガソリン車)
・ナビゲーション
・マップ表示
・コンパス表示
・オーディオ
・運転支援
・クルーズ(CRUISE)
・制限速度標識
・警告
・設定
メータータイプBデジタルスピードメーター走行時速度表示
タコメーター(ガソリン車)エンジン回転数表示
パワーメーター(e-power車)走行中の出力(加速力)と回生量(電力の回収量)を表示
燃料計燃料残量表示
航続可能距離表示現在の燃料残量と平均燃費から、走行可能な距離を表示
外気温表示外気温を表示
時計現在時刻を表示
オドメーター(積算距離計)/ト リップメーター(区間距離計)総走行距離、走行距離表示
最高速度標識検知表示カメラで最高速度標識を検知しアドバンスドドライブアシストディスプレイに表示
EVモードインジケーター(e-power)EV走行モードの表示
・チャージモード:リチウムイオンバッテリー充電モード
・マナーモード:エンジン始動を極力抑えて走行するモード
ポジションインジケーターセレクトレバーのシフトポジションを表示
e-Pedalインジケーター(e-power)e-PedalスイッチON時の表示
ドライブモードインジケーター現在選択されているドライブモードを表示
アドバンスドドライブアシストディスプレイ・パワーメーター
・ドライブコンピュータ
・平均燃費/エコイン ジケータ/エコペダ ルガイド 2分間燃費(e-power)
・エネルギーモニター(e-power)
・アイドリングストップ(ガソリン車)
・水温計
・運転支援
・クルーズ(CRUISE)
・制限速度標識
・警告
・設定
ヘッドアップディスプレイ車速表示走行時速度表示
最高速度標識検知表示検知した速度標識を表示
ナビゲーションシステム表示ナビゲーションシステムと 連動し次の右左折地点までの距離などを表示
メッセージ表示プロパイロット操作ガイドなどが表示
プロパイロット2.0/走行支援システム表示プロパイロット(ナビリンク機能付)の作動状態、先行車や車線の検知状態を表示
警告メッセージ次のシステムの作動時に警告メッセージが表示
・プロパイロット2.0
・インテリジェント エマージェンシー ブレーキ
・ 踏み間違い衝突防止アシスト
警告灯油圧警告灯エンジン内部を潤滑しているオイルの圧 力が低下すると点灯
e-POWERシステム警告灯( e-power)パワースイッチがONのとき、モーターや高電圧システムなどに異常が発生すると点灯します。
12V系充電警告灯(e-power)走行可能表示灯が点灯して いるとき、12Vバッテリーの充電系統に異 常があると点灯
充電警告灯(ガソリン車)エンジン回転中バッテリーの充電系統に異常があると点灯
故障警告灯(MIL)e-power車:e-POWERシステムが作動しているとき、 エンジン電子制御システムに異常がある と点灯または点滅
ガソリン車: エンジン回転中、エンジン電子制御システムに異常があると点灯または点滅
ABS警告灯ABSのシステムに異常があると点灯
電動パーキングブレーキ警告灯パワースイッチがONのとき電動パーキング ブレーキのシステムに異常があると点滅
ブレーキ警告灯 (赤色)パワースイッチがONの時、次の場合に点灯
・ブレーキ液が不足しているとき
・ブレーキシステムに異常があるとき
ブレーキシステム警告灯(黄色)パワースイッチがONの時、次の機能に異常があると点灯
・ブレーキシステム ・回生ブレーキ
・電動パーキングブレーキ
シートベルト警告灯・パワースイッチがONの時に乗員がシート ベルトを着用していないと点灯
・シートベルトを着用していない状態で走 行すると(約15km/h以上)警告灯が点滅
・シートベルトを着用していない状態で走 行すると(約15km/h以上)、警告灯が点滅
SRSエアバッグ警告灯SRSエアバッ グのシステム、プリテンショナー機能に 異常があると点灯
VDC(ビークルダイナミクスコントロール)警告灯・VDC作動時に点滅
・VDCシステム異常時に点灯
EPS(電動パワーステアリング)警告灯電動パワーステアリングのシステムに異常があると点 灯
燃料残量警告灯燃料の残量が少な いと黄色に点灯
出力制限表示灯(e-power)パワースイッチがONの時、次の場合に点灯
・リチウムイオンバッテリーの残量が極 端に低下しているとき
・真冬の屋外などで、リチウムイオン バッテリーの温度が極端に低いとき
・上り坂の連続走行などで、走行用モー ターやリチウムイオンバッテリーなど の温度が極端に高いとき
・発電出力が制限されているとき
・シフトポジションがNで停車中、アクセルペダルを踏み込んだとき
電制シフト警告灯電制シフトに異常があると点灯
インテリジェントエマージェンシーブレーキ警告灯次の場合に点灯
・インテリジェント エマージェンシーブ レーキをOFFにしているとき
・VDCをOFFにしているとき
・インテリジェント エマージェンシーブ レーキまたはインテリジェント FCW (前方衝突予測警報)のシステムに異 常が発生しているとき
・フロントガラスの汚れなどにより、マ ルチセンシングフロントカメラが前方 を認識できなくなったとき
・前方からの強い光により、カメラが前 方を認識できなくなったとき
・炎天下に駐車したときなど、カメラが 高温になったとき
・フロントガラスの結露やくもりなどに より、マルチセンシングフロントカメ ラが前方を認識できなくなったとき
周辺の電波源の影響を受けているとき
・センサーの汚れなどで、インテリジェ ント エマージェンシーブレーキが一時 的に作動できない状態になっていると き
踏み間違い衝突防止アシスト警告灯次の場合に点灯
・踏み間違い衝突防止アシストをOFFにしているとき
・VDCをOFFにしているとき
・踏み間違い衝突防止アシストのシステムに異常が発生しているとき
次の場合はゆっくり点滅
・踏み間違い衝突防止アシストのシステ ムが一時的に使用できない場合
マスターウォーニングメーターに警告メッセージが表示される と同時に点灯
車両接近通報システム警告灯車両接近通報装置に異常があると点灯
手放し警告灯・プロパイロット2.0で ハンドル支援を行っているとき、ハンド ルを持っていないまたはハンドル操作が 検出されないと点灯
・手放し警告灯が点灯しているにもかかわ らず、運転者のハンドル操作が検出され ない場合は、警告音とともに手放し警告 灯が点滅し、ハンドル支援は解除
・プロパイロット2.0の システムに異常があると点灯
表示灯方向指示表示灯方向指示器を作動させると、作動させた側のみ点滅
ヘッドランプ上向き表示灯ヘッドランプのハイビーム(上向き)を 点灯させると点灯
ヘッドランプ下向き表示灯ヘッドランプのロービーム(下向き)を 点灯させると点灯
テールランプ表示灯車幅灯、尾灯、番号灯を点灯させると点 灯
フォグランプ表示灯フォグランプを点灯させると点灯
リヤフォグランプ表 示灯リヤフォグランプを点灯させると点灯
VDC(ビークルダイナミクスコントロール) OFF表示灯VDCをOFFにしていると点灯
ハイビームアシスト 表示灯ハイビームアシストをONにすると点灯
アダプティブLEDヘッドライト表示灯アダプティブLEDヘッドライトシステムをONにすると点灯
オートブレーキホールド表示灯(白色)オートブレーキホールドが待機状態のとき白色に点灯
オートブレーキホールド表示灯(緑色)オートブレーキホールドが作動しているとき緑色に点灯
走行可能表示灯(e-power)・走行できる状態になると点灯
・e-POWERシステム始動時、走行可能な状 態になるまで点滅
アイドリングストッ プ表示灯(緑色) (ガソリンエンジン車)・アイドリングストップ中に点灯
・アイドリングストップシステムに異常があると点滅
アイドリングストッ プ表示灯(白色) (ガソリンエンジン車)・アイドリングストップ中にボンネットが 開いたときに点灯
・車両停止時にアイドリングストップが作動しない場合に点灯
アイドリングストッ プOFF表示灯 (ガソリンエンジン車)アイドリングストップ作動停止中に点灯
低水温表示灯エンジン冷却水の温度が低いと点灯
ソナー検知表示灯ソナーにより障害物を検知したときに点 滅

セレナのメータータイプAのメーター表示

まずセレナのメータータイプAの表示についてご紹介します。

セレナのメータータイプAは機能性の高いデジタルメーターとなっており、広いディスプレイを活かしてゆとりのある情報配置になっています。

メータータイプAにはクラシック表示とエンハンス表示という2種類のデザインが用意されており、どちらの表示にするかはドライバーの好みで選択できます。

クラシック表示ではディスプレイの左右に円形のアナログタイプメーターが1つずつ配置され、右側はスピードメーター、左側はガソリンエンジン車がタコメーター、e-power車はハイブリッドシステムの作動状態を表示するパワーメーターになっています。

左右の円形メーターの中心にも別の情報が配置されており、スピードメーターの内側にはデジタルスピードメーターと標識認識機能が、左側のメーターにはポジションインジケーターやドライブモード、EVモードなどの表示があります。

円形メーターの下側には燃料計や水温計が配置されており、メーター全体にかなりの情報量が詰まっています。

そして円形メーターの間にはアドバンスドライブアシストディスプレイという情報表示エリアがあり、さまざまな走行支援システムや情報などを切替式で表示できます。

MEMO

その上下には時計や外気温、オドメーター、トリップメーターなどが常時表示されます。

そしてメータータイプAは切り替えることでエンハンス表示になりますが、エンハンス表示ではアナログメーターの表示をほぼなくしたかなり先進的なデザインとなります。

メーターパネルの上にはすべてデジタル表示でタコメーター、スピードメーター、燃料計などが横並びで整然と並べてあり、その下側のエリアがすべてアドバンスドライブアシストディスプレイになっています。

ディスプレイ左側や下側には各所に細かな表示がありますが、エンハンス表示ではアドバンスドライブアシストディスプレイに大きく情報を表示できるのが特徴であり、運転支援システムやナビゲーションシステムなどを強く扱えるタイプといえます。

クラシック表示とエンハンス表示どちらにするかはドライバーの好みや使い勝手によって決めるとよく、エンハンス表示の先進的なデザインはかなり使う人を選ぶでしょう。

セレナのメータータイプBのメーター表示

メータータイプBについてはタイプAのような切り替え表示はできませんが、メーター全体のデザインはかなり先進的なものです。

メータータイプBはベースグレード向けのコスト重視の仕様ではありますが、フルデジタルメーターではあるのでかなり自由度の高いデザインとなっています。

メータータイプBではディスプレイの左右エリアで表示が分かれており、右側にはデジタル式のスピードメーターと燃料計、航続可能距離表示、オドメーターやトリップメーターといった走行中に必要な情報がまとまっています。

いずれもアナログメーターではないので特にスピードメーターの読み取りには慣れが必要ですが、表示自体は大きくてはっきりしています。

左側のエリアはアドバンスドライブアシストディスプレイをメインとしたエリアになっており、基本的な表示としてはガソリンエンジン車ではタコメーター、e-power車ではパワーメーターが表示されます。

このメーターはアナログ表示のメーターですが、メータータイプAとはデザインが違う専用表示となり、このメーターと他のシステム関係の表示を切替式で表示するシステムです。

その他時計や外気温、ポジションインジケーターやドライブモード、EVモードインジケーターなども左のエリアに固まっており、全体的にアシスト用の表示エリアといえるでしょう。

メータータイプBは全体に渡って表示エリアのゆとりが大きく取られていて表示の見やすいメーターですが、先進的な表示が多いので使い慣れるのには少し時間がかかるでしょう。

セレナのヘッドアップディスプレイのメーター表示

ヘッドアップディスプレイはセレナの一部の仕様で使用できる機能で、メーターの補助機能となっています。

ポイント

ヘッドアップディスプレイは情報をダッシュボードの上に投影する機能で、まるでフロントウインドウに情報が浮いているように見えます。

ヘッドアップディスプレイがあるとドライバーはメーターの情報確認に視線を落とす必要がなく、まっすぐ向いたまま確認できるため安全性が高いのです。

ヘッドアップディスプレイにはメーターのすべての情報は表示できませんが、走行に必要な情報が表示できるので便利です。

セレナのヘッドアップディスプレイにはスピードメーターや標識認識表示などのほかにカーナビの情報を表示でき、ヘッドアップディスプレイを確認するだけでナビを確認しながら満足に走行できます。

また各種メッセージの表示やプロパイロットに関する表示もあり、走行支援システムの情報確認も可能です。

さらに警告メッセージの表示もできますのでいくつかのシステムに問題が起こったときにも把握しやすく、実用性と安全性を兼ね備えたヘッドアップディスプレイは有効な装備となります。

セレナの警告灯

セレナのメーターには各種警告灯もデジタル表示で表示されるようになっており、通常時には基本的に消灯しています。

セレナにはメータータイプがA、Bの2種類があったり、メータータイプAには2種類のデザインが用意されていたりしますが、警告灯の表示場所は多少違うものの種類はほぼ同一です、

ガソリンエンジン車とe-power車で一部表示の種類が違いますが、警告灯では充電警告灯およびe-powerシステム警告灯、出力制限表示灯などが違っています。

その他の警告灯については通常の日産車でよく見られる表示で、油圧警告灯や故障警告灯、ABSや電動パーキングブレーキ警告灯などがあります。

またブレーキ警告灯には表示の色によって2種類の警告灯があり、それぞれ内容が違うので取扱説明書などで内容を確認すると良いでしょう。

またセレナの警告灯には2種類以上の内容を含んでいるものがあり、出力制限表示灯はe-powerシステムに関する各種問題が起こった際の表示で、出力制限表示灯点灯中は走行システムに制限がかかります。

MEMO

インテリジェントエマージェンシーブレーキ警告灯ではシステムの問題時の表示であるとともに、システムに関する各種センサーやカメラの異常での作動不良に対しても警告灯が点灯します。

さらに手放し運転警告灯は結構珍しい表示ですが、プロパイロットという半自動運転システムに関する警告灯で、システム作動中にハンドルから手が離れたりすると点灯します。

これらの警告灯の内容は比較的簡単に解消するものもありますので、内容を確認の上対処できるものはその場で対処しましょう。

セレナの表示灯

セレナのメーターには各種表示灯も揃っており、表示等に関してもメーターの種類では配置こそ違えど内容はほとんど同じです。

表示灯は車の操作状態やドライバーの操作によって点灯する表示で、こちらは使用頻度の高いものもあります。

表示灯に関してもガソリンエンジン車とe-power車では違いがあり、ガソリンエンジン車ではアイドリングストップ関係の表示灯、e-powerではハイブリッドシステムに関連した走行可能表示灯があります。

そのほか使用頻度の高い表示灯としては方向指示器表示灯やライト関係のヘッドランプ上向き、下向き表示灯、フォグランプ、テールランプ表示灯などがあり、これらは走行中にほぼ必ず使うシーンがあるでしょう。

また安全システムとしてオートブレーキホールドシステムの表示灯がありますが、この表示灯は色で待機状態と作動状態を表しています。

ガソリンエンジン車のアイドリングストップ表示灯も色によって作動状態を表しており、そのほかにシステムOFF時の表示灯などもあります。

そのほか運転支援システム関連のVDC OFF表示灯がありますが、こちらはVDCをOFFにする特殊な環境下で表示されるだけなので、普段は基本的に消灯したままです。

セレナのメーターの見やすさ

次にセレナのメーターの見やすさについてご説明します。

セレナのメーターの見やすさについて

セレナのメーターは2種類のメーター仕様やデザインの変更ができるのですが、見やすさについてはけっこう差があります。

ポイント

メーターの見やすさはいろいろな要素が関係してくるものであり、メーターの表示のサイズからメーターのレイアウト、明るさなどがあります。

またアナログ表示とデジタル表示の違いや、ドライバー自身の慣れや好みによっても見やすさというのは変わってきます。

セレナは現行モデルですべての仕様がフルデジタルメーターとなった上、メーター表示にもアナログ表示が少なくデジタル表示がほとんどとなったため、アナログ表示に慣れた方には少し見づらいめーたーになったといえるでしょう。

特にメータータイプAのエンハンス表示などは非常に先進的な表示となっていて慣れが必要ですが、メータータイプAはクラシック表示にもすぐに切り替えられるため多少の調整は可能です。

MEMO

また現行セレナのメーターの見やすさについてはそもそものメーター配置の課題がよくいわれており、メーターパネルがハンドル奥に配置されたことでかなり見やすさがかわっています。

セレナのメーターパネルはかなり垂直に配置されるようにレイアウトされており、ドライバーの視線にも近いことから結構違和感を感じる方はいらっしゃいます。

特に先代セレナではメーターパネルがドライバーから遠い位置にありましたので、そちらから乗り換えをした方にはかなり不便さを感じるメーターになっているでしょう。

多少は慣れによって解消するものの、メーターパネル自体のレイアウトはどうしようもありませんので使いづらさが残ります。

セレナのメーターの見やすさについての評判

セレナのメーター飲みやすさについての評判はX(twitter)にも投稿が多くあり、その中からいくつかご紹介していきます。

こちらの方は現行セレナのメーターが直角に配置されていて見づらいとおっしゃっており、現行セレナから多く出てきた意見です。

多少でも調整が出来ればよかったのですが、固定式のため見づらいままで対応することができないのは不便です。

こちらの方は現行セレナでメーターの位置が変わったことでドライブポジションの調整が行いやすくなったとおっしゃっており、ネガティブな意見だけではないようです。

先代セレナのセンターメーターはドライバーの視線によってはどうしてもハンドルに隠れてしまう場合があったため、ハンドル奥の配置になってその点の調整がうまくいったのでしょう。

セレナのメーターの故障

最後にセレナのメーター故障についてご紹介します。

メーターは車の部品の中では信頼性の高い部品であり、故障に関しては結構信頼性の高い部品です。

特に現行セレナは2022年にフルモデルチェンジしたこともあってまだまだ年式が新しく、現時点で故障の可能性は殆ど無いでしょう。

ですが万が一にメーター表示が故障した場合には基本的にメーター全体の交換が必要であり、セレナの場合にはメーターパネルごと交換するような形になるでしょう。

メーターパネルの交換にはメーターがフルデジタル式ということもあってそこそこ費用のかかるもので、30,000円〜50,000円ぐらいが相場でしょう。

アナログメーターのような機械式の可動部がありませんので基本的にはディスプレイの故障であり、修理は全体の交換でしか行なえません。

現時点では年式の新しさから故障を心配することはありませんが、セレナの2種類のメーターでは互換性などはありませんので修理の際にはそれぞれの仕様を取り付けましょう。