1分で車を60万円値引きする裏技

S660の値引き平均相場(目標額)と限界額【2019】体験レポート口コミ情報まとめ!

ホンダからの久しぶりのスポーツ軽自動車S660。

リアエンジン・リアドライブのパッケージングはまさにピュアスポーツたる車体ですし、そこに軽自動車らしくパワーを使い切りながら走らせることのできるドライブは、まさに走る喜びにあふれています。

MTミッションはもちろんのこと、エンジンの良いパワーバンドを使いながら加速するCVTの走りも非常によく、ビートの後継機としてつくられたという、ホンダの本気度が伝わる車です。

そんな人生を潤すセカンドカーとして最高のS660ですが、購入するとなれば大幅値引きを獲得して、できるだけ安く購入したいものです。

ここではS660の平均値引き額や最大値引き額、そして価格交渉のポイントまで解説していきます。

S660の値引き額の平均相場

ホンダ S660参考:www.honda.co.jp

S660はクーペスタイルでエンジンやミッションもスポーツ走行の楽しめる、ピュアスポーツ軽自動車です。

スポーツカー人気が下火の現在、直接のライバルは少なく趣味性の高い車ですので、使命買いということが多く、値引き合戦にもちこむのは難しくなっています。

さてそんなS660の値引き額は一体どのくらいが平均となっているのでしょうか。ここではS660の平均値引き額を見ていきます。

本体値引きは7万円

現在のS660は平均的に7万円前後の値引きとなっています。これは車両価格の割合から言うと約3%程度の金額です。

珍しいパッケージングであることや販売台数などを考えると妥当なところですが、当然厳し目の値引き額です。

S660からは車両価格の3%以上金額が値引きされていれば、十分な値引き額であると言えます。

オプション値引きは1割引きから2割引き

ディーラーでS660の見積もりを作ってもらっています。そこでなんとか7万円の値引きを提示されました。”普段は値引きができない車ですが今日はキャンペーンなので、決めていただけるならここまでやります”と言われました。

値引きの平均額に達していますしスポーツタイプは値引きは厳しいのもしっていますので、これで決めました。というのも良いですが、ここを読んでいるユーザーとしては、もう一回り上の値引きを獲得しましょう。

7万円というのはあくまで車両本体からの値引きです。見積書には車両以外にもフロアマットやナビ、セキュリティ用品などといった高額なディーラーオプションがついていると思います。新車値引きは車両本体からだけでなく、オプションからも値引きはできるのです。

このディーラーオプションからの値引きは、金額の1割から2割ほどが相場となっています。ただ注意が必要なのはディーラーオプションからの値引きは、販売している地域やディーラーの販売力によっても違うことです。ネットでは2割引きと書いてあったのにと言われても、無理なところは無理なのです。

注意

オプション値引きで注意してほしいのは、オプションからの値引きを本体値引きと総額で提示してくることです。

車の値引きをよくわかってない人には、はじめから総額で表示して値引き額が多く感じさせることができれば印象が良いですし、このまま車両からの値引きを抑えて契約できれば、ディーラーとしては好都合です。

交渉の際には冷静に、車両値引きとオプション値引きを計算して、後々値引きが思ったより少なかったなどと後悔することのないように注意が必要です。

値引きの平均金額

車両本体、オプションそれぞれの平均相場が出ました。では見積書からどれくらい値引きがでていれば平均的なのでしょうか。グレードやオプションを使って一例を上げて紹介します。

価格値引き額
S660218万円7万円
オプション30万円3~6万円
値引き計10~13万円

この条件であれば、合計10万円から13万円ほどの値引きが出れば平均的な値引きと言えるでしょう。

値引き額の月変動

ここでS660の値引き額の変動を見ていきます。2015年4月に登場したS660は、その後どのような値引き額になっていくのでしょうか。

販売時期値引き額
2015年4月から0~8万円

S660の値引き額はゆるやかに伸びてきています。発売当初は値引きなしでしたが、モデルライフが長くなるに連れて、適正値引きとなっていく印象です。

仕様向上などもありますが、外観などの大きな変更はないためか値引きは引き締められることなく、8万円近くにまでなっています。

現在ではその流れのまま来ており、値引き額は7万円前後となっています。

値引き額が10万円から13万円になる理由

現在S660の平均値引き額は10万円から13万円となっています。

S660の平均値引き額がこれほどの額になるには、どういった要因があるのでしょうか。ここでは値引き額の要因を解説していきます。

モデルライフが長い

S660は発売から今年で4年です。一般的な車のモデルライフであればマイナーチェンジ等で仕様変更が行われ、値引きが引き締める時期ですがS660はまだモデルチェンジが行われていません。

そのため年数の経過による新車効果の薄れとモデルチェンジへの期待が、値引き幅が広がる要因として現れています。

数の出るモデルではない

S660はそのスタイルや走行性能からも非常に人気のあるスポーツモデルです。

とはいってもワゴン車やミニバンなどのように、誰でも買っていくような車でもないのでそんなに数は出ません。そして購入する人は使命買いのようなものなので、値引きをしなくても購入していきます。

そのためそこまで過度な値引きは行う必要がないというのが、値引きがそこまで大きくならない要因になります。

軽スポーツはコストが高い

S660はアルトワークスなどのようにベースの車をチューニングしたホットハッチと違い、新規から作られています。

そのため製造コストは非常に高くなりますし、さらにこうしたスポーツタイプはブレーキなどと言った足回りからボディの補強や専用のターボエンジンなど非常にコストが掛かっています。

ピュアスポーツモデルは車両価格が高くても、製造コストもあわせてかかっているので利益率が低く、値引きがそれほどまでに大きくならない要因の一つと言えます。

S660の値引き額の最大・限界額

S660がなぜこれほど車体価格が高くて平均値引き額が低いのか、そして値引き額が大きくならない理由を解説しました。

そんな現状でもがんばって交渉し、大きな値引きを獲得している人もいます。ここではS660から引き出された最大の値引き額をご紹介していきます。一体どのような数値が出てくるのでしょうか。

S660の最大値引きは20万円

現在S660から出ている最大値引きは、20万円という額でした。

オプションの装着内容などもありますので一概には言えませんが、このタイプの軽自動車としても異常な値引き額です。これは奇跡的な条件だといえるでしょう。

そこまで及ばなくても比較的値引きの大きな人は、15万円の値引きを獲得している人が多いです。

最大値引きが出た理由

利益の低い軽スポーツのS660から、15万円を超える値引き額を得るからにはやはりそれなりの理由があります。ここではその理由を解説します。

ライバル車としっかり競合させた

S660の鉄壁のガードを崩すために、まず重要な要素が他社競合です。

S660は単体で交渉しようとすると、そのピュアスポーツらしいパッケージは非常に希少価値も高いため簡単に値引いてくれません。さらに直接ライバルとなる車はほぼいないため確実に足元を見られてしまうでしょう。

そこで他メーカー車をしっかりリサーチして競合車を定め、うまく値引きを交渉することでガードの固いS660の値引きをまず崩します。この競合をうまくできたかどうか、今後の値引き額を大きく左右します。

値引きが大きい店舗を選んだ

値引きのガードが硬いS660から大幅値引きを獲得するには、他社競合だけでなく値引きに対してある程度寛容なディーラーを選ぶことも必要です。

やはりスペシャリティカーのような立ち位置のS660はメーカーとしても値引きは抑えるように指示しているため、簡単に値引いてくれません

S660を販売しているホンダのディーラーはホンダカーズ〇〇という名前で、〇〇が違えば経営する会社が違います。

こういった店舗をいくつか見つけて比較することで値引きに寛容なディーラーをみつけましょう。これらは扱っている車種は同じでも、経営する会社が違うので販売方針がそれぞれ違います。

一台一台の利益を考えて大事に車を売る販売店や、達成ノルマを重視して値引きを大きくしてでも販売したいと考える販売店までさまざまです。

販売方針の違いはそれぞれ必ずありますので、値引きの大きな店舗を選んだというのが一つの大きな要因と言えます。

値引きがしやすい時期

値引きの交渉も重要ですが、9月の半期決算や3月の決算月のようにディーラーは普段よりも値引きしやすい環境が揃っているタイミングを狙うのも重要です。

MEMO

この時期はメーカーからのノルマを達成するために必死に攻勢をかけますので、値引きの感覚がゆるくなります。

これはメーカーからの決算期に合わせた値引き施策や販売台数達成に対する施策があるからなのです。そのため多少値引きが多くなったとしても、ディーラーとしては施策を獲得した方が得になります。

そのため決算期には通常では出せないような、車両値引きやオプション値引きといった条件が提示される場合もあります。

値引きが大きくなった要因をまとめると、S660の値引き額が最大となった要因は他車や同じS660同士の競合で値引きを広げたこと、そして決算期のタイミングが上手くハマったことが、最大の値引きとなった理由だといえます。

S660の値引きのレポート・体験・口コミ

S660はガードが硬いので、値引きのゆるい店舗を探して競合などをつかってうまく交渉しないと、大幅な値引きは得られない車種だということがわかりました。

では実際にS660を購入したユーザーはどうやって交渉して、どれくらい値引きを獲得したのでしょうか。ここではツイッター上からその実態を紹介していきます。

いきなり20万円の大台が登場しました。ディーラーオプションでかなり高額になっていたり、下取りもディーラーで行うとのことなので値引きを大きくする要素はありますが、それでもかなり優秀な値引き額です。

支払いの総額は大きいですが、しっかり交渉することでここまで値引きはできるということですね。

前の方は20万円の値引きまで到達していましたが、こちらの方は購入の意志を示していても10万円値引きが夢のような額だという印象とのことです。

見積もりの内容などの違いなどもあるとは思いますが、すでに足元を見られている感じがありますので、こういった場合は別のディーラーへいってみるのが良いでしょう。

ツイッター上での意見では、値引きなしという意見が半分近くと非常に多く、逆に獲得している人は10万円以上の値引きを獲得しています。

ほとんどの場合値引きがなされないようなので、交渉はちょっと無理があるかなと思うぐらい遠慮せずに交渉する必要があります。

S660の値引き目標金額

電卓

ツイッターでも値引きのガードの厳しさがはっきりわかるS660。

購入する人によって値引きされる金額は結構違いがあるようですが、なんとか安く購入するためにも、絶対重要なのが目標値引き額です。

目標がなければ営業マンが値引きを提示してきても、それが好条件なのかどうか判断できませんね。S660はいくらを目標に値引き金額に設定すればよいのでしょうか。

値引き目標額は本体で8万円、オプションで2割

S660の目標値引きは、現在の相場では本体価格から最大8万円です。そしてフロアマットやナビなどといったディーラーオプションからの値引きは1割引きはもちろんのこと、2割引きまで引き出せれば完璧です。

ポイント

S660は利率の低い軽自動車であり、ガードも硬いので大幅な値引きは簡単には出ません。そこで利益のあるディーラーオプションをサービスしてもらうなど、オプションからの値引きを含めた総額値引きで勝負するのも重要です。

目標値引きは8万円ですが、実際に可能かどうかは仕入れ価格にもよるので、地域差やディーラーの販売力によって差ができます。しかしこの金額を目標としておけば購入時の値引きが妥当かは判断できるでしょう。

交渉の際にはそれぞれの目標値引き額をしっかり把握して、事前準備もしっかりして、営業マンの説得をうまく覆して最大の値引きをいただきましょう。

あとは購入の時期をしっかり配慮することで、プラスαの値引きを追加したいところです。

S660の目標値引き額まとめ

今までの情報をまとめると、S660の値引き目標金額はこのようになります。

本体値引き8万円
オプション値引きオプションから2割
時期的なもの最大3万円
合計額14~17万円

S660購入の際には、この条件を引き出すことを目標としましょう。これが今現在の値引き額の、ほぼ上限です。

時期的なものは、メーカーが出してくるディーラーの支援施策で変わってきます。決算期やボーナス商戦など時期によって内容も違いますので、この程度の場合もあればもう少し低い場合もあります。

S660の値引き交渉のポイント

ポイント

S660の値引きのポイントや目標金額が見えてきました。あとは目標の値引きを手にするだけです。しかし目標だからといってやたらと”値引き、値引き”と要求していては、厄介なお客だと認定されてしまいます。

そうなれば営業マンもアフターがめんどくさそうなお客には無理して売りたくありませんし、値引きを抑えられてしまうかもしれません。

有効な値引きを引き出していきたいところですが、どのように交渉すればよいのでしょうか。S660の値引き目標金額を獲得する方法を考察していきます。

値引きがしやすい時期を狙う

値引きが引き出しやすい時期は、モデルチェンジの直前やディーラーが車の販売に攻勢をかけている時です。突然車が必要になったという状況ではない限り、購入する時期はできるだけ狙いましょう。

モデルチェンジ前は買い控えや他社との競合のために、値引きはゆるくなりやすいです。ただS660は現在マイナーチェンジなどの噂はありません。

さらにこういったモデルはモデルライフも比較的長めの車なのですぐにモデルチェンジもなさそうなので、このタイミングはそれほど気にする必要はないでしょう。

次に重要なのが購入の時期です。ディーラーが値引きに対してゆるくなるのは1から3月の決算時期や8から9月の半期決算です。7月のボーナス商戦もなかなか外せません。

決算期となると売上が必要なので、3月や半期決算の9月中に売上の確定するナンバー登録を間に合わせたいものです。

この決算にあわせるとなれば、S660の納期からすると遅くとも登録タイミングの1月から2月前までに、ディーラーに出向きましょう。

S660にはこの車で競合をしよう

S660で値引きを獲得するために、まず重要なのが他社競合です。

S660は走りもスタイルもスポーツカーらしくなっており、競合車は限られてきます。S660が値段を落とさなくてはならない状況にするには、しっかりとした理由のある他社競合は避けられません。

ポイント

S660と競合させる車は同じようなスポーツタイプである、ダイハツのコペンが適任です。スポーティなパッケージで、外装パーツの付替えで個性的を演出できますし、さらにFF仕様で普段遣いなどには最適な車です。

スポーツ性能で比較するとS660に軍配が上がってしまうので、本格的な走りよりも実用性とスポーティなスタイリング重視ということであればS660にも暗雲は立ち込めます。

その他にも自分はS660が良いんだけど、奥さんが実用性のあるアルトワークスが良いといっているので、説得するためにもなんとか良い条件を出してくれないか、というような話であれば営業マンも頑張って値引きしてくれるでしょう。

競合で真剣に悩んでいることや営業マンを味方に引き入れるような商談で、営業マンが勝負を仕掛けやすい状況を作ってあげてください。

S660同士で競合させる

がんばって競合させたけどあまりうまく値引きを引き出せず、平均値引きにも程遠い結果にしかならなかったという場合もあると思います。そんなときは割り切って別系列のホンダディーラーでS660同士の競合しましょう。

ある程度値引きが出ている見積もりがあるのであればそれを持っていって、こちらのほうがこの条件より良く、納得できる条件であれば今日購入しますと交渉するだけで十分です。

すでに他社で話をし、条件だけいうことであれば、一台が欲しい営業マンであればしっかり対応してくれます。

たまたま県内のディーラーが値引きに対して消極的で、別系列の店へ行くと値引きが急に大きく出てきたということもあります。ガードの厳しい車ですので、妥協せずにしっかりと交渉しましょう。

大幅値引きを狙うには3月

決算最終月の3月に、もしS660の在庫がうまくあったとするならば、ギリギリの契約はかなりの効果があります。

3月は1年を締めくくる決算最終月で、メーカー契約を達成させる重要な月です。ただこの頃になると売れ筋の車種の新規受注はまず納期が合わないので、登録が思うように行かない場合があります。

となるとディーラーは抱えている在庫で、契約に足りない台数を未使用車として登録して数を合わせます。しかしこれは負債になりますしメーカーからもあまり良く思われません。

そんなときにたまたま3月登録ができるS660があって、それを買いに来たお客さんがいたとなれば、営業マンも会社も一丸となって値引きを頑張ってくれるでしょう。

こういった偶然をしっかり掴み取ってでも、S660の値引きを積み上げるしか方法はありません。