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S660の納期/納車待ちの最新情報【2019】納車期間に遅れはあるかチェック!

S660はホンダがラインナップする軽自動車ですが、軽自動車では珍しい純粋なスポーツカーです。

今回はそんなS660の納車期間についてご説明します。

S660の納車期間・納期状況

ホンダ S660参考:www.honda.co.jp

S660は2015年に新発売された車種ですが、それまでのホンダ車とは全く違う構造を持つ軽自動車であり、2シーターのミッドシップスポーツカーという非常に特殊な車です。

以前ホンダにはビートという同じコンセプトを持つ車が1990年代にありましたが、ビートは1996年に生産中止となり、それから実に20年が経過して後継車種が登場したことになります。

そのためS660は発表されたときから非常に注目されており、受注状況は流動的でした。そんなS660の現在の納期は次の通りとなっています。

S660の納車期間

S660の現在の納車期間は1ヶ月〜2ヶ月となっており、現時点では通常の新車の納車期間ほとんど変わりません。

ですがS660の発売当時は状況がずいぶん違い納期も非常に長い時期がありました。S660の発売以前からこの車の予約が殺到し、発売したあとも注文が絶えなかったために、当初は納期不明とまで言われていました。

最初期に注文した人でも3ヶ月、それ以降に注文した人では1年近く待った人もいて、非常に長い納期が必要な車でした。

その状況も結構続いたのですが、さすがに発売から4年経過するとバックオーダーも落ち着いており、一般的な車の納期に収まるようになってきています。

S660は現在でも注文は続いているものの、2シータースポーツカーということもあって需要は一巡して落ち着いています。

S660の納期の口コミ

S660の納期に関する口コミはTwitterにも数多く投稿されており、当初長期間だったために注目度も高くなっています。

この方は最近契約をされたようで、3月中注文で5月納車予定ということで、およそ1ヶ月半といったところです。

S660のイメージカラーであるイエローを選択されたようで、とても楽しみにされていますね。

この方は去年の12月に注文されたのですが、その頃は納期は3ヶ月ほどだったようですね。S660のバックオーダーが完全に落ち着いてきたのはまさに最近のことなのです。

この方は比較的初期にS660を注文、納車されたのですが、その頃は1年もの納車期間がかかり非常に待つのが長いころでした。

1年も待たないと車が手にはいらないというのは普通に考えれば注文するのをためらうものですが、S660という特別な魅力を持つ車だからこそのことといえるでしょう。

S660の納車期間・納期の理由

S660という車は軽自動車でありながら2シータースポーツカーという珍しいコンセプトの車ですが、この車が当初数年待ちという納期がかかり、現在は落ち着いているのにはこの車独特の理由があります。

他にはないS660の人気の高さ

S660はかつてのホンダ ビートの再来といえる車で、昔から待ち望む人が多かった車です。

S660のようなコンセプトを持つ車は普通車ではスポーツカーで見られますが、日本独自の軽自動車という規格の中ではS660しかありません。

エンジンを車の中央に搭載して後輪を駆動するMR方式を取ってわずか2人しか乗れないこの車は、小型軽量で本格的なスポーツカーとして成り立っており、車好きにとってはたまらない車です。

スポーツカーにとって軽量小型なことは走行性能、加速性能、旋回性能などさまざまな点にメリットがあるもので、軽自動車という小型の規格をうまく活用した車となっています。

軽自動車なのでエンジンは小型で非力ですが、この点も軽量というメリットが活かされます。さらにMR方式は世界的なスーパーカーに採用される形式であり、軽自動車でスーパーカーの気分が味わえるというのはなかなかありません。

こういった車好きにとってたまらない要素が詰め込まれたS660ですので、発売当初のオーダーが爆発的に増えたのは当然といえるでしょう。

特別な生産方式による生産台数の少なさ

S660はこれまでも軽自動車を数多く手がけてきたホンダの車ですが、S660だけ他の車と構造が大きく違うこともあって特別な生産ラインが必要になっています。

そういったこともあってS660はもともと生産台数がそこまで多くないことも、長い期間バックオーダーを抱えた理由です。

S660は車体構造からして専用設計になっており、ホンダの一般的な車体構造の製造ラインとは全く別のものとなります。

ポイント

少量生産のため手作業で行っているところも多く、一般的な軽自動車よりも生産ペースが遅いのです。ホンダの売れ筋軽自動車であるN-BOXが月間10,000台以上生産しているのに対して、S660はわずか800台という計画で発売されました。

ですが実際のオーダーはその生産能力を大幅に上回るものとなり、発売からわずか4日で5,000台以上を受注するような状況です。

それ以降もオーダーが増えたためホンダのS660生産ラインがフル稼働しても、ほかの軽自動車ほど生産台数がないことからバックオーダーの解消に時間がかかったのです。

需要の落ち着き

発売から数年もの間長期の納車期間が必要となったS660ですが、現在では月間販売台数200台前後と非常に落ち着いており、このことが納期の正常化に結びついています。

S660は珍しいコンセプトを持つ車で魅力の多いのは確かなのですが、一方で便利な車としてみた場合には決して使いやすいわけではありません。

軽自動車はやはり日常の使い勝手を重視することもあり、S660のように走行性能に特化してトランクルームが狭かったり2人しか乗れないような車は不便な面も多々あります。

S660を購入する人の多くはこの車をセカンドカーとして手に入れており、別に便利な車があるからこそ安心して所有できるのです。

そんな事情があるため、最初こそ熱狂的なファンや車好きの方の支持を一手に集めたわけですが、現在はその需要も一段落して販売台数が落ち着いています。

S660は車に便利さを求める層は購入しないことが多いので、今後またオーダーが増えるような自体はあまり考えられないでしょう。

S660のグレード・仕様・色ごとの納車期間・納期

S660には主に2種類のグレードと複数のボディカラーが設定されており、バックオーダーの多かった頃にはこれらの中で人気グレードを選ぶことで多少納期が前後していました。

S660にはベースグレードの「β」と上級グレードの「α」がありますが、どちらもエンジンは同一でスペックに差はありません。

ポイント

違いは安全装備やオプション装備などの面で、人気だったのは選択肢の多いαでした。価格差はあるものの趣味性の高い車ということで、より満足感の高い車を選ぶ人が多いようです。またβとαでは選択できるボディカラーの種類にも差がありました。

ボディカラーに関して最も人気のあるのは、やはり定番のホワイト系である「プレミアムスターホワイトパール」です。

その次点には普通の車種ではブラック系がつくのですが、S660に関してはイメージカラーでありイエロー系の「カーニバルイエローⅡ」が次に人気となっています。

3位にはグレー系の「アドミラルグレーメタリック」がつけ、よりかっこよさを求めるボディカラーに人気が出ました。

現在では生産が落ち着いたこともありグレードやボディカラーでの納期の差はほとんどありません。

S660の納車期間・納期の今後

S660の納車期間は前述したとおり落ち着いた状況にあり、今後これ以上早くなることはないでしょう。

またマイナーチェンジなどによって一時的に需要が増えることも考えられますが、現時点ではマイナーチェンジがあるとしたら2020年以降になるのではと言われており、まだ数年の間は需要が落ち着いた状況が続くでしょう。

そのため現状がS660を購入するには都合の良い時期とも言えますね。

S660の納車期間・納期を早める方法

S660の納車期間に関しては現時点の1ヶ月〜2ヶ月というのは最短期間と言えるほどのものであり、通常の状態ではこれ以上納期が短くなることはないでしょう。

それでも少しでも早く納車したい、という方には「登録済み未使用車」をあたってみることをおすすめします。

登録済み未使用車とはディーラーが販売ノルマ達成のために新車を自社で購入したもので、それを中古車として販売している車です。

新車を登録しただけでほとんど走行していない車なので、”未使用車”ということになります。扱いは中古車で中古車市場で取引されますが、ほとんど新車同然で手に入れることができます。

新車同然とはいえ既に完成した車なので、グレードやボディカラー、オプション装備などの選択ができないのはデメリットとなります。

ですが納車は中古車なので即納が可能であり、1ヶ月も待ちたくないという方におすすめです。価格的にはほとんど新車と同じなので中古車としてのコストパフォーマンスはありません。

他の車の納車期間・納期

ダイハツ コペン参考:www.daihatsu.co.jp

S660の納期が長い場合には別の車を比較対象として考えることもありますが、S660のような特殊な車種にはあまり比較対象がないのも事実です。

ポイント

ですが現在唯一比べられる車種として挙げられる車に、「ダイハツ コペン」があります。コペンもS660と同じく軽自動車で、2シータースポーツカーという非常に近いコンセプトを持つ車です。

S660との大きな違いはエンジンと駆動方式で、S660がMRであるのに対しコペンはFFです。ですがそれ以外はよく似たコンセプトを持っているので、この2車種はよくライバル関係で見られます。

コペンも登場から数年が経過したことで販売台数は落ち着いており、こちらも1ヶ月〜2ヶ月の納車期間で手に入れることが出来ます。

ディーラー同士で比較しなければなりませんが、グレードやカラーによってはS660よりも多少早まる可能性もあるでしょう。

S660の納車後・納車式の口コミ・レビュー

では最後に実際にS660が納車された方々の喜びの声をTwitterから見てみましょう。

この方はS660が納車されたことがとても喜ばれています。S660のようなコンセプトの車はなかなかありませんので、ワクワクが止まらないでしょうね。

この方も先日S660を納車されたようですが、ようやく納車時期が正常化のした後ですね。新車を購入する時は1ヶ月の納期でも気になるものなので、納期が落ち着いていてよかったです。