パッソにはチャイルドシートが2台～3台取り付け可能？おすすめのチャイルドシートはこれ！

トヨタ パッソはコンパクトカーの中でもサイズの小さなサブコンパクトカーで、トヨタの普通車の中では最小クラスの車です。

今回はパッソへのチャイルドシート設置についてご紹介します。

パッソのチャイルドシートの設置可能場所

参考：toyota.jp

トヨタ パッソは扱いやすいサイズ感のサブコンパクトカーで、小型でコストパフォーマンスにも優れた車です。

パッソはなによりも軽量でコンパクトに収まっているモデルであり、価格帯も低めなので普通車のエントリーモデルという位置づけです。

またパッソにはフロントマスクデザインに種類があり、比較的シャープなフロントマスクと、モダンで丸みを帯びたフロントマスクとありますので好みで選べるのも面白いです。

今回はこのパッソにチャイルドシートを取り付ける際の状況についてご紹介します。

パッソはサブコンパクトカーということで外観サイズはかなり小さなものとなっており、全長は3,700mmにも満たない短い車です。

全幅は1,665mmあるのでそこそこワイドになっており、全体的にまとまりの良いサイズ感です。

ではこのパッソの車内においてチャイルドシートの設置できる場所をご紹介しましょう。

パッソのチャイルドシート設置場所

参考：toyota.jp

パッソにはチャイルドシートを設置できる場所がしっかり設けられており、ファミリーカーとしての運用も出来ます。

チャイルドシートは子供専用の小型のシートのことで、車の通常のシートが子供には大きすぎるサイズなのである程度の年齢まではチャイルドシートが必要です。

チャイルドシートは車内のシートの上に乗せて使う器具なのですが、その際チャイルドシートは安全性や安定性を確保するためにシートにしっかり固定する必要があります。

チャイルドシートの固定にはシートに備え付けの3点式シートベルトを活用するのですが、簡易的な2点式シートベルトではなく3点式シートベルトでなければチャイルドシートに対応していません。

助手席は車の前側にあるため正面衝突などの事故の際の影響が強くなっており、子供さんを保護するためのチャイルドシートの設置場所には適していないのです。

そのためパッソのチャイルドシートの設置可能場所はセカンドシートとなり、セカンドシートの3席すべてが設置可能な場所ではあります。

パッソのチャイルドシートの可能台数

パッソへのチャイルドシート設置可能台数はその固定機構で決まる部分があり、固定機構にはシートベルト固定式とISOFIX式の2種類があります。

この2種類の固定機構についてそれぞれのチャイルドシート設置可能台数をご紹介しましょう。

シートベルト固定式のチャイルドシート設置可能台数

シートベルト固定式のチャイルドシートは基本的な固定構造であり、汎用性も高い規格となっています。

シートベルト固定式のチャイルドシートは多くのチャイルドシートで採用されている固定規格で、3点式シートベルトが装備されていれば搭載できるため多くの車に対応しています。

シートベルト固定式のチャイルドシートは車のシートにシートベルトで縛り付ける形で固定するので、取り付けも簡単で便利です。

特にパッソはセカンドシートの奥行きや上下の高さが控え目な車なので、シートベルト固定式のチャイルドシートがセカンドシートの左右から積み込みやすく使い勝手が良いでしょう。

そのため実用的にはパッソのセカンドシートには2つぐらいのチャイルドシートがギリギリであり、その間のセンター席は座るには結構窮屈な広さとなります。

もし3つチャイルドシートを搭載したいときは横幅の短いチャイルドシートにする必要があり、サブコンパクトカーなので特にチャイルドシートの選定が重要です。

ISOFIX式のチャイルドシート設置可能台数

ISOFIX式はチャイルドシート専用の固定機構を採用したチャイルドシートとなっており、特定の座席に取り付けられるチャイルドシートです。

ISOFIX式の規格はチャイルドシートの固定のための規格であり、専用の金具で固定する構造なのでシートベルト固定式より頑丈な固定ができます。

ISOFIX式のチャイルドシートからは固定用の足となる金具が飛び出ており、これを車のシートの奥にそなわっている固定器具に差し込むことでチャイルドシートを固定します。

ISOFIX式の固定器具があるシートにしか取り付けできないので汎用性は低めになりますが、その分強固で安全性の高い固定が出来るのが魅力です。

ですがISOFIX式のチャイルドシートは横幅が大きいものが多いので、シートベルト固定式のチャイルドシート以上に2包み込むとその間のセンター席に座るのは大変でしょう。

一応シートベルト固定式との併用が可能ですので、片側を横幅の小さめなチャイルドシートにすれば少しはスペースが増えるでしょう。

パッソでのチャイルドシートの使用感

パッソへチャイルドシートを装着した際の使用感はX（twitter）にも投稿があり、その中からいくつかご紹介します。

綺麗な代車貸してもらえた…正規ディーラーの力…！
でもパッソは子育て向きじゃないね、チャイルドシートに乗せる時狭い…

— わさん (@a7xwasan666) December 17, 2021

こちらの方は修理などの代車としてパッソを貸し出されたようなのですが、チャイルドシートを元の車から移動して載せられたようです。
ですが搭載時に結構狭かったようで使い勝手はそこまで良くなかったようですね。

昨日は車屋🚗巡りしてきた。
今はパッソに乗ってるんだけど、チャイルドシート２台乗せるならスライド軽が良いかな？と思って、次回車検までに買い替え検討中。

お店はどこもキッスコーナーが充実しててありがたい。

大きさはウェイクが一番広そう。

皆さん何に乗ってます？

— 葉月🌸🔔 (@612fqNt6rnkjKAg) March 2, 2019

こちらの方は現在パッソに乗っていらっしゃいますが、チャイルドシートを2つ搭載して運用されているようです。

ですがどうやら車内への乗り込みの際に不便だったようで、スライドドアを持つ車への乗り換えも検討されています。

パッソは通常のドアなので開閉角度自体は大きめなのですが、どうしても乗り込むスペースが小さくなりますので子供さんをチャイルドシートに乗せるときには不便さがあるようです。

パッソのおすすめのチャイルドシート

最後にパッソにおすすめのチャイルドシートをご紹介します。

トヨタ純正 NEO G-Child BABY

トヨタにはメーカー純正のチャイルドシートがいくつかラインナップされているのですが、その中でパッソで便利に使えるものとしてNEO G-Child BABYがあります。

参考：toyota.jp

トヨタのチャイルドシートにはISOFIX式のチャイルドシートもありますが、このNEO G-Child BABYはシートベルト固定式のチャイルドシートとなります。

またNEO G-Child BABYは0歳ごろから4歳ごろまで使える製品なのですが、0歳の乳幼児の間はチャイルドシートは後ろ向きに取り付ける必要があります。

それ以降の年齢では前向きに取り付ける必要があるのですが、この取り付け方の変化はチャイルドシート自体の取り付け向きを変えることで対応できます。

メーカー純正のチャイルドシートなのでパッソへの適応性はしっかりあらかじめ確認されており、安心して購入できるチャイルドシートとなります。

日本育児 トラベルベストECプラス

日本育児製のチャイルドシートであるトラベルベストECプラスはコンパクトなチャイルドシートで、パッソのようなコンパクトカーにぴったりです。

参考：www.nihonikuji.co.jp

トラベルベストECプラスはシートベルト固定式のチャイルドシートですが、1歳ごろから仕様の製品となっており乳幼児の間は使用できません。

なによりトラベルベストECプラスはチャイルドシートの横幅や全体的なボリュームの小さなチャイルドシートとなっており、パッソに横並びで3つ搭載してもなんとか座れるぐらいのサイズになっています。

実際には3つも必要ないかもしれませんが、左右席の片方にサイズの大きなチャイルドシートを取り付けたとして、片側がトラベルベストECプラスであれば残ったスペースで座ったり荷物置きに使えたりするので、うまい使い分けが出来る製品となっています。

また取り外した際にはコンパクトに折りたたむことも出来ますので、シートアレンジなどの際には邪魔にならずにおいておくことができるでしょう。

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