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NV350キャラバンの給油口の開け方を画像付きで解説!開かない場合の対処法も!

日産 NV350キャラバンは商用ベースの中型バンで、車内の広さが何よりの魅力です。

今回はこのNV350キャラバンの給油口についてご説明します。

NV350キャラバンの給油口の位置

日産 NV350キャラバン参考:www3.nissan.co.jp

日産 NV350キャラバンは商用車としてのニーズが高いキャブオーバーバンで、日産車の中でも歴史の長い車種となっています。

キャラバンという車種は現行モデルで5代目となるのですが、そのコンセプトは一貫して車内スペースの確保にあり、商用車として沢山の荷物を載せるための車になっています。

キャブオーバーバンというのは車の部品の中でもスペースを取るエンジンを前席のシートの下に収めたタイプの車種で、エンジンに座るような形になるのでスペース効率がよくその分車内や荷室のスペースを最大化できます。

その分振動や音などのデメリットもあるのですが、キャラバンは商用車なのである程度割り切りが可能であり、なにより商用車としての使い勝手を優先しています。

そんなキャラバンは日産の商用車の中では重要な位置にあり、現行モデルは車名をNV350キャラバンとして実用面やデザインの面で大きく進化した車となっています。

NV350キャラバン リア参考:www-asia.nissan-cdn.net

そんなNV350キャラバンの給油口は車の右側後部に位置しており、キャブオーバーバンではありますが一般的な乗用車と同じ構成です。

キャブオーバーバンではトラックなどの設計をベースにしていると車の前側に燃料タンクが位置していることもあるのですが、キャラバンでは専用設計のため乗用車と同じレイアウトになっています。

キャラバンの給油口は右の後席スライドドアの更に後ろにあり、リアタイヤとリアコンビランプに挟まれたような位置にある四角いフタが給油口となっています。

NV350キャラバンの給油口の開け方

給油口

NV350キャラバンは前述の写真にあるように給油口のフタを開いて給油するような形になりますが、まずはその開閉方法をご紹介します。

なお給油の際には車のウインドウやドアをしっかり閉めて密閉状態を保ち、パーキングブレーキもしっかりかけてからエンジンをきちんと切っておきましょう。

NV350キャラバンの給油口の開閉

NV350キャラバンの給油口は開閉方式がボタン式となっており、車内から簡単に開くことができます。

MEMO

昔の車種では給油口の開閉方式というのは鍵穴式が一般的であり、給油口の近くや給油口に直接設けられた鍵穴に車のキーを差し込んで回すことでロックを解除して開くことができました。

鍵穴式は結構長い間主流だったのですが、そのうちもっと簡単に開閉できる方式としてレバー式が登場し、この方式は車内に設定したレバーを引いたりボタンを押したりすることで給油口のロックを解除する方式です。

この方式だと車内から解除できるので楽なのですが、初期にはまだまだ信頼性の低さなどからフェールセーフのために鍵穴も並行して設定されており、どちらからでも開けることができました。

その後信頼性が向上してレバー式だけでほとんど問題がなくなったため鍵穴はほとんどが廃止され、車外から見たときにはただのフタがあるだけとなっています。

ポイント

NV350キャラバンの給油口もこのボタン式で構成されており、給油口には鍵穴などはなく車内からのみ開くことができます。

NV350キャラバンの運転席のハンドルの下辺りには「フューエルフィラーリッドオープナースイッチ」というスイッチがあり、このスイッチを押すことで車の後部の給油口のロックが解除されます。

ロックが解除されると給油口のフタが少しだけ浮き上がるように開くので、あとは車の外に出て手動で給油口のフタを全開まで開く形になります。

なおフューエルフィラーリッドオープナースイッチは結構奥まったような位置にあり、ハンドルの影になるので運転席に座ったままだと多少見えづらい位置です。

ですがスイッチにガソリンスタンドの給油機のマークが入っていますので、一度場所を見つけてしまえば次からは大丈夫でしょう。

NV350キャラバンの車内に備え付けられている取扱説明書にも場所の記載がありますので、そちらを参照してください。

NV350キャラバンの給油の方法

NV350キャラバンの給油口のフタが開いたらその後は給油を開始する作業となります。

給油口のフタが開くとその中には燃料タンクまでつながる燃料口があるのですが、その燃料口には燃料口キャップがはまっておりこれを取り外す必要があります。

燃料口キャップは燃料口にねじ込み式で固定されているのですが、左に回すことで燃料口キャップを取り外すことができます。

取り外した燃料口キャップは紛失防止のために車体と樹脂製のひもでつながっていますが、その燃料口キャップのひもは給油口のフタの後ろにひっかけられる部分があるのでブラブラしないように掛けておきましょう。

そして燃料口キャップが外れたら燃料口が開きますので、ガソリンスタンドの給油機のプロープを差し込んで給油を実施します。

給油が完了しましたらプロープを給油口から抜いてスタンドの設備に戻し、給油口を閉める作業にうつります。

MEMO

まず燃料口キャップをもとのように締め付けて固定しますが、燃料口に燃料口キャップを右回しでねじこんでいき、ある程度で「カチッカチッ」という音がしますのでこの音がしたら締め付け完了の合図となっています。

燃料口キャップがきっちりしまったらその後は給油口を閉めますが、給油口は手動で押し込んでいくとある程度のところでロックがかかって固定完了となります。

なお燃料口キャップが閉まっていないと給油口を閉めるときにひもなどがひっかかって閉まらないのですが、これによって燃料口が閉まっていないことに気づくことができます。

もし給油口を閉めてもしっかり閉まらないときには燃料口キャップがきちんと固定されているかどうかを確認しましょう。

NV350キャラバンの給油口が開かない場合の対処法

NV350キャラバンの給油口の開閉方式は比較的シンプルな構造とはなっていますが、万が一故障したりすると対処が結構大変です。

またNV350キャラバンのようなスライドドアを持つ車種での給油口のトラブルについても一緒にご紹介します。

NV350キャラバンの給油口の故障

NV350キャラバンの給油口の故障は頻度としては非常に引くのですが、一度故障すると緊急時にはかなり致命的な故障でもあります。

NV350キャラバンの給油口の開閉方式はボタン式であり、ボタンと給油口のロックは電気的につながっています。

ボタンを押すと電気的な信号が車内のハーネスで伝わって給油口の電子ロックを解除し、そのあとはバネの力で自動的に少しだけ開く形となります。

この電気式の開閉機構はNV350キャラバンのほかの電装品と同じように信頼性は高いものなのですが、車が古くなっていって経年劣化していくと故障する可能性はゼロではありません。

電気式なのでワイヤーなどによる機械的な故障はそこまで多くはないのですが、その代わりにフューエルフィラーリッドオープナースイッチの故障や給油口のロックのモーター、リンク機構の故障などによって動かなくなることはあります。

もしNV350キャラバンの給油口が開かなくなると、いくらフューエルフィラーリッドオープナースイッチを押しても給油口が閉じたままになってしまいます。

また昔のように鍵穴もないので他に給油口を開ける方法はなくなっており、もしNV350キャラバンの燃料が少なくなった状態で給油口が開かなくなってしまうと燃料給油が不可能なので、場合によっては遠くまで移動できなくなることもあります。

MEMO

また給油口が故障すると個人での修理や対処などは厳しいものであり、ディーラーや自動車修理工場による修理が必要な内容となります。

そのためガソリンスタンドなどで故障を発見したとしても、対処としては基本的にディーラーなどに電話で連絡して対応を相談することになります。

ディーラーや自動車修理工場が近距離にあるのであれば残った燃料でも自走して修理に持っていけるかもしれませんが、距離が遠かったら燃料が足りなくなるので陸送などの手段も考えないといけなくなります。

スライドドアと給油口の関係

NV350キャラバンではスライドドアと給油口の位置関係から給油時には気をつけることがあり、操作を間違えると給油時に危険なこともあります。

NV350キャラバンでは現行モデルは左右の後部ドアがどちらもスライドドアとなっており、スライドドアは左右どちらとも手動で開く方式となっています。

またスライドドアの右側の後部に給油口が位置しているのですが、前述の写真を見ても分かるとおり給油口はスライドドアのレールのすぐ下にあります。

この位置関係ではスライドドアを開けると給油口の上にしっかりかぶさるような位相対位置になるのですが、もし給油口のフタが開いているときにスライドドアを動かしてしまうと完全にぶつかってしまいます。

ポイント

特に1番危険なのはガソリンスタンドで給油機のプロープを差し込んでいるときにスライドドアを開けることで、給油中の給油口のフタやプロープにスライドドアがぶつかってしまう可能性があります。

乗用車の電動スライドドアの車ではフェールセーフとして給油口が開いているときには電動スライドドアが途中で止まるようにもなっているのですが、NV350キャラバンはマニュアル式のスライドドアですので操作する人が気をつけなくてはなりません。

ドライバーは給油中には給油に専念するのでスライドドアを操作することはほとんどないのですが、同乗者が給油に気づかずにスライドドアを開けたりするとトラブルのもとになります。

こういった問題はスライドドアを持つ車全般に言えますが、フェールセーフがないNV350キャラバンでは特に注意しましょう。

NV350キャラバンの給油口ボタンが壊れた場合の対処法

NV350キャラバンの給油口のボタンやロック機構が故障してしまうと、どうしてもきちんとした修理が必要となります。

NV350キャラバンのフューエルフィラーリッドオープナースイッチから給油口のロックまでは機械的な要素や電気的な要素でつながっているのですが、その間で故障するとなると途中の経路が断線したり電気的な部分で接触不良になったりすることで起こります。

これをまた動くようにするには部品交換による修理が必須なのですが、その経路は車の車内の見えない箇所を通っていますので簡単にアクセスすることができません。

車内のダッシュボードの中やシートの下、車内のパネルやカーペットの奥などでケーブルや電線ハーネスがつながっており、その修理にはディーラーや自動車修理工場での専門的な技術が必要です。

その為緊急時であっても個人での対処は難しく、またガソリンスタンドのスタッフなどでも対処は厳しいものとなるでしょう。

一部の車種にはこういった緊急時の対処をするために、給油口のロックに車内などから直接アクセスできるアクセスホールが設けられている車種もあります。

ですがNV350キャラバンではこういった構造は設けられていないので、故障の際にもちょっと燃料を補給したくてもできません。

緊急時には何より燃料の残量が重要であり、修理が出来る場所まで自走できるかどうかをディーラーや自動車修理工場などとしっかり相談して対処しましょう。

NV350キャラバンの給油口カバー・ステッカーおすすめ

では最後にNV350キャラバンの給油口をドレスアップするアフターパーツについてご紹介しましょう。

まずこちらのドレスアップパーツはNV350キャラバンの給油口をメッキパーツで豪華に飾ることが出来るパーツで、シンプルなデザインであるNV350キャラバンのエクステリアデザインにアクセントを与えてくれます。

メッキパーツであるとともに凹凸のある造形となっており、存在感のあるパーツとなっています。

また取り付けは両面テープなどでの取り付け方式なので簡単に施工でき、個人でも十分作業が可能な便利なドレスアップパーツとなっています。

こちらのドレスアップパーツもステッカータイプのアクセントを与えてくれるパーツになっており、こちらはカーボン帳のデザインでシックなカッコよさがあります。

こちらのステッカーもシール式で取り付けが楽なものであり、柔らかいステッカーなので前述のメッキパーツよりさらに取り付けやすいでしょう。

またこちらのドレスアップパーツは給油口ではなくその中にある燃料口キャップをドレスアップするパーツですが、このパーツはディーゼル用ということでNV350キャラバンにはぴったりのパーツです。

NV350キャラバンにはガソリンエンジンモデルとディーゼルエンジンモデルがあるのですが、この2つは燃料が違うので燃料口キャップで分けられていると非常にわかりやすいです。

特にこのドレスアップパーツはシールタイプで簡単に燃料口キャップに貼り付けができ、また色やロゴでわかりやすくなっているので間違える可能性が低くなるでしょう。