トヨタ ノア、ヴォクシーは中型の箱型ミニバンでファミリーカーにもってこいの車で、国内市場で高い人気を誇っています。
今回はノア、ヴォクシーのメーターについてご紹介します。
ノア、ヴォクシーのメーターのデザイン
参考:toyota.jp
トヨタ ノア、ヴォクシーは中型車サイズの扱いやすいミニバンで、この2車種はコンポーネントを共通化した兄弟車です。
ノアとヴォクシーは中型ミニバン市場で高い人気を誇る車種で、箱型のボディと圧倒的に広い車内スペースはファミリーカーとしての利便性が高い車種となっています。
ノアとヴォクシーはフロントマスクなどのエクステリアデザインが違うのですが車種自体はほぼ共通の兄弟車であり、デザイン的な部分での差別化がされています。
またノアやヴォクシーは近年フルモデルチェンジされた最新型のミニバンでもあり、コンポーネントなども最新化しています。
今回はノアとヴォクシーのメーターについてご紹介しますが、メーターは2車種どちらも共通となっていますので一緒にご紹介します。
ノア、ヴォクシーのメーターのデザイン
参考:toyota.jp
ノアとヴォクシーは仕様によってメーターの種類が2つあり、さらにヘッドアップディスプレイも装備されている充実さです。
ノアとヴォクシーのメインのメーターは運転席の目の前であるハンドルの奥に配置されており、スタンダードな配置のメーターとなっています。
メーターは「4.2インチディスプレイ」メーターと「7インチディスプレイ」メーターの2つが用意されており、グレードやオプション装備の状況によってメーターの仕様も変わります。
この2つのメーターの詳細は後述しますが、最も大きな違いは装備されているマルチインフォメーションディスプレイのサイズが違うことで、サイズの大きな7インチディスプレイメーターが上級仕様となっています。
メーター自体の機能性にも多少の違いはありますが、大きく違うのはメーターの計器類の配置とデザインの違いとなっています。
またノアとヴォクシーのメーターは基本的な表示はドライバーの目の前のメーターに集約されているのですが、補助的な役割としてヘッドアップディスプレイも装備されています。
ヘッドアップディスプレイはドライバーの視線の先であるフロントウインドウの下側に投影する形で表示されるディスプレイで、ドライバーが視線を動かさなくても情報を得られる点がメリットです。
ヘッドアップディスプレイには一部のメーターの情報やカーナビの情報が表示されるので、通常の運転時にはヘッドアップディスプレイの確認だけでも十分となります。
このメインの2種類のメーターデザインとヘッドアップディスプレイの装備がノアやヴォクシーのメーターの特徴であり、最新のメーターとして高い機能性を発揮しています。
ノア、ヴォクシーのメーターのデザインについての評判
ノアやヴォクシーのメーターのデザインについてはX(twitter)にもさまざまな投稿がありますが、その中からいくつかご紹介します。
新型ノアのメーターパネルってアナログとデジタル表示のふたつあったんですね。
知らなかったわ。 pic.twitter.com/hmaJz6hmc2— Kei Utsuki (@keiphotostudio) February 13, 2023
こちらの方はノアの7インチディスプレイ搭載モデルに乗っていらっしゃるのですが、メーターのデザイン切り替えが出来ることに気づかれたようですね。
この切り替え機能は最近のトヨタ車で増えてきた機能であり、デジタル表示とアナログ表示を切り替えられることでドライバーの好みに合わせられる機能になっています。
ヴォクシーS-G のメーターごちゃごちゃしてるなあ。#新型ヴォクシー#ヴォクシー pic.twitter.com/WLa4QwJij6
— tomi- (@tomi_monkeyyy) September 18, 2022
こちらの方は4.2インチディスプレイのメーター仕様のヴォクシーに乗っていらっしゃいますが、メーターのセンターにあるディスプレイの表示がごちゃごちゃしているとおっしゃっています。
このディスプレイには実にさまざまな情報を表示できるのですが、そのために複雑になってしまう点はあるので使い勝手が悪いと感じる方もいらっしゃいます。
ノア、ヴォクシーのメーター表示の意味・見方
次にノア、ヴォクシーのメーターの詳細についてご紹介します。
メーター表示 | メーター機能 | |
4.2インチディスプレイ | スピードメーター | 走行時速度表示 |
ハイブリッドシステムインジケーター ※ハイブリッドモデルのみ | ハイブリッドシステムの状態表示 | |
タコメーター ※ガソリンエンジンモデルのみ | エンジンの回転数表示 | |
マルチインフォメーションディスプレイ | 以下の表示をディスプレイの各所に表示 ・走行情報表示 ・運転支援情報表示 レーダークルーズコントロール、LTA(レーントレーシングアシスト) ・RSA(ロードサインアシスト)、LDA(レーンディパーチャーアラート)、PDA(プロドライビングアシスト)等 ・時計表示 ・オーディオシステム連携表示 ・車両情報表示 ・設定機能 ・提案サービス機能 | |
燃料計 | 燃料残量表示 | |
オドメーター&トリップメーター | 走行距離、総走行距離の表示 | |
オドメーター、トリップメーター、メーター輝度粗表示切り替えボタン | 走行距離、総走行距離、メーター輝度表示の表示の切り替え | |
外気温表示 | 現在の外気温の表示 | |
水温計 | エンジン冷却水温度の表示 | |
シフトポジション表示 | 現在のシフトポジションを表示 | |
インストルメントパネル輝度調整スイッチ | インストルメントパネルの輝度調整用アナログスイッチ | |
時計 | 現在時刻の表示 | |
7インチディスプレイ | スピードメーター | 走行時速度表示 ※デジタルスピードメーターと切替式 |
ハイブリッドシステムインジケーター ※ハイブリッドモデルのみ | ハイブリッドシステムの状態表示 | |
タコメーター ※ガソリンエンジンモデルのみ | エンジンの回転数表示 | |
ハイブリッドシステムインジケーター | ハイブリッドシステムの状態表示 | |
マルチインフォメーションディスプレイ | 以下の表示をディスプレイの各所に表示 ・走行情報表示 ・運転支援情報表示 レーダークルーズコントロール、LTA(レーントレーシングアシスト) ・RSA(ロードサインアシスト)、LDA(レーンディパーチャーアラート)、PDA(プロドライビングアシスト)等 ・時計表示 ・オーディオシステム連携表示 ・車両情報表示 ・設定機能 ・提案サービス機能 | |
燃料計 | 燃料残量表示 | |
オドメーター&トリップメーター | 走行距離、総走行距離の表示 | |
オドメーター、トリップメーター、メーター輝度粗表示切り替えボタン | 現在の外気温の表示 | |
外気温表示 | 現在の外気温の表示 | |
水温計 | エンジン冷却水温度の表示 | |
シフトポジション表示 | 現在のシフトポジションを表示 | |
インストルメントパネル輝度調整スイッチ | インストルメントパネルの輝度調整用アナログスイッチ | |
時計 | 現在時刻の表示 | |
ヘッドアップディスプレイ | 車速表示 | デジタル式で現在の車速を表示 |
シフトポジション、RSA(ロードサインアシスト)表示エリア | シフトポジションと標識灯のRSAを表示するエリア | |
運転支援システム表示エリア、ナビゲーションシステム連携表示エリア | 運転支援システムやナビの道順表示を表示するエリア | |
ハイブリッドシステムインジケーター、タコメーター、外気温表示エリア | エコ走行に関する情報や各種走行情報を表示するエリア | |
警告灯 | 電子制御ブレーキ警告灯、ブレーキ警告灯:赤色、黄色 | 赤色:ブレーキ液不足、ブレーキ系統の異常 黄色:パーキングブレーキシステム異常 |
高水温警告灯 | エンジン冷却水の高温異常 | |
ハイブリッドシステム過熱警告灯 | ハイブリッドシステムの異常 | |
エンジン警告灯 | ・エンジン電子制御システムの異常 ・電子制御スロットルの異常 | |
SRSエアバッグ/プリテンショナー警告灯 | ・SRSエアバッグシステムの異常 ・プリテンショナー付きシートベルトシステムの異常 | |
ABS&ブレーキアシスト警告灯 | ・ABS(アンチロックブレーキシステム)の異常 ・ブレーキアシストの異常 | |
ブレーキオーバーライドシステム/ドライブスタートコントロール警告灯 | ・ブレーキオーバーライドシステムの異常 ・ドライブスタートコントロールの異常 ・ドライブスタートコントロール作動時 | |
パワーステアリング警告灯 | EPS(エレクトリックパワーステアリング)の異常 | |
燃料残量警告灯 | 燃料残量が規定値以下 | |
運転席・助手席シートベルト非装着用警告灯 | 運転席、助手席シートベルトの非着用警告 | |
リア席シートベルト非装着警告灯 | セカンドシードのシートベルト非着用警告 | |
スリップ表示灯 | ・TRC(トラクションコン トロール)システムの異常 ・VSC(ビークルスタビリティコントロール)システムの異常 ・ヒルスタートアシストコントロールシステムの異常 | |
PCS(プリクラッシュセーフティ警告灯) | プリクラッシュセーフティの異常 | |
ブレーキホールド作動表示灯 | ブレーキホールドシステムの異常 | |
LTA(レーントレーシングアシスト)表示灯 | LTA(レーントレーシングアシスト)の異常 | |
LDA(レーンディパーチャーアシスト)表示灯 | LDA(レーンディパーチャーアシスト)の異常 | |
PDA(プロドライビングアシスト)表示灯 | PDA(プロドライビングアシスト)の異常 | |
運転支援情報表示灯 | ・PCS(プリクラッシュセーフティ)の異常 ・LDA(レーンディパーチャーアシスト)の異常 ・後方車両への接近警報 | |
クルーズコントロール表示灯 | クルーズコントロールシステムの異常 | |
レーダークルーズコントロール表示灯 | レーダークルーズコントロール表示灯 | |
パーキングブレーキ表示灯 | パーキングブレーキが完全にかかっていない。または解除されていない | |
ブレーキホールド作動表示灯 | ブレーキホールドシステムの異常 | |
表示灯 | 方向支持表示灯 | ウインカー向き表示、駐車灯表示 |
尾灯表示灯 | 尾灯点灯時の表示 | |
ハイビーム表示灯 | ヘッドライト、スモールランプ点灯表示 | |
オートマチックハイビーム表示灯 | ヘッドライトハイビーム表示 | |
READYインジケーター | イグニッションONの状態表示およびハイブリッドシステムON状態の表示 | |
クルーズコントロール表示灯 | クルーズコントロール作動時の表示 | |
レーダークルーズコントロール表示灯 | レーダークルーズコントロール作動時の表示 | |
LTA(レーントレーシングアシスト)表示灯 | LTA作動時の表示 | |
LDA(レーンディパーチャーアシスト)表示灯 | LDA作動時の表示 | |
LDA(レーンディパーチャーアシスト)OFF 表示灯 | LDAシステムOFF時の表示 | |
BSMドアミラーインジケーター | BSM(ブラインドスポットモニター)ON時表示 | |
PDA(プロドライビングアシスト)表示灯 | PDA(プロドライビングアシスト)の作動時表示 | |
運転支援情報表示灯 | ・PCS(プリクラッシュセーフティ)の作動時 ・LDA(レーンディパーチャーアシスト)の作動時 ・後方車両への接近警報 | |
クリアランスソナーOFF表示灯 | クリアランスソナーOFF時の表示 | |
スリップ表示灯 | ・VSC(ビークルスタビリティコントロール)、TRC(トラクションコントロール)、ABSの作動時 | |
VSC OFF表示灯 | VSC(ビークルスタビリティコントロール)OFF時表示灯 | |
スマートエントリー&スタートシステム表示灯 | スマートエントリー、スタートシステムの作動時表示 | |
EVドライブモード表示灯 | EVドライブモードON時の表示 | |
パーキングブレーキ表示灯 | パーキングブレーキ作動時の表示 | |
ブレーキホールドスタンバイ表示灯 | ブレーキホールドシステムスタンバイ時の表示 | |
ブレーキホールド作動表示灯 | ブレーキホールドON時の表示 | |
EVインジケーター | EVドライブモード(電気自動車モード)のON時の表示 | |
セキュリティ表示灯 | イモビライザーシステム作動時の表示 | |
エコモード表示灯 | エコドライブモードON時の表示 | |
パワーモード表示灯 | パワーモードON時の表示 | |
ITS Connectアイコン表示灯 | ITS Connect作動時の表示 | |
低温表示灯 | エンジン水温の状態表示 | |
プラスサポート表示灯 | プラスサポート作動時の表示 |
ノア、ヴォクシーの4.2インチディスプレイメーターのメーター表示
まずはノア、ヴォクシーの4.2インチディスプレイ仕様のメーターについてご紹介します。
4.2インチディスプレイ仕様はメーターが大きく3箇所に分かれている仕様で、メーター左右には大きな円形のアナログタイプメーターが配置されています。
そして円形メーターの間には縦長のマルチインフォメーションディスプレイが装備されており、このディスプレイのサイズから4.2インチディスプレイメーターとなっています。
円形のアナログメーターはハイブリッド仕様では右側がスピードメーター、左側がハイブリッドシステムインジケーターとなっており、走行中の速度とエコ運転の度合いを確認できます。
またガソリンエンジンモデルでは左側のメーターはタコメーターとなっており、走行状態の確認が出来ます。
そして2つの円形メーターの下側には水温計と燃料残量計がそなわっており、メーターの主要計器はアナログタイプとなっています。
そしてセンターにあるマルチインフォメーションディスプレイにはさまざまな情報を表示でき、基本的な表示としてオドメーター /トリップメーター、時計、シフトインジケーター、外気温表示などが表示されています。
そのほかにも切替式で走行情報の表示や運転支援システムの表示、カーナビのインジケーターなどを表示知ることができ、RSAと呼ばれる路上の標識などについての情報も表示できるなど非常に多機能な装備となっています。
またメーターの設定などもこの部分で確認しながら調整することができ、その操作はハンドル部分のボタン類などで操作するものとなっています。
4.2インチディスプレイメーターは最もベーシックな仕様のメーターですが、十分な機能性を備えているものとなっています。
ノア、ヴォクシーの7インチディスプレイメーターのメーター表示
7インチディスプレイ仕様はノア、ヴォクシーの上級グレード向けのメーターであり、4.2インチディスプレイ仕様とはデザインや一部の機能が違います。
7インチディスプレイメーターはメーターの外観は左右に円形メーターがありそうなデザインなのですが、実際にはメインのメーターは中央に設置された大型マルチインフォメーションディスプレイに表示されます。
基本的にはマルチインフォメーションディスプレイには半円形の大きなアナログタイプスピードメーターがありますが、これはデジタル表示式のアナログタイプメーターとなります。
そして円形メーターの中央に各種情報の表示場所があり、メッセージ等もここに表示されます。
そしてマルチインフォメーションディスプレイの左右には半円状に他のメーターがあり、ハイブリッド仕様では左側にハイブリッドシステムインジケーター、右側には上下に分かれて水温計と燃料残量系が配置されます。
またガソリンエンジンモデルでは左側の半円形メーターがタコメーターになります。
また7インチディスプレイメーターの大きな特徴としてメーターのデザイン切り替えが可能であり、マルチインフォメーションディスプレイに表示されるアナログタイプのスピードメーターを消してデジタルスピードメーターに変更できます。
この方式にすることでメーター全体の表示がシンプルになりますので、少し複雑すぎるという方はこちらのメーターにいつでも変更することができます。
そしてデジタルスピードメーターになった状態でもハイブリッドシステムインジケーターやタコメーターなどの計器類やマルチインフォメーションディスプレイに表示される各種表示はほぼそのままであり、ドライバーのスピードメーターの好みで変えると良いでしょう。
マルチインフォメーションディスプレイに表示できる情報としては4.2インチディスプレイ仕様とほぼ同じでグレードやオプション装備で多少変わってきますが、ディスプレイが大きくなったことでグラフィックによる表示などが大きくなりあるところでわかりやすいメーターになっています。
ノア、ヴォクシーの警告灯
ノア、ヴォクシーのメーターには各種警告灯も設置してあり、状況に応じて点灯します。
警告灯は車のシステムに問題が起こった際にドライバーに通知するためのもので、通常は消灯しています。
ノア、ヴォクシーには4.2インチディスプレイ仕様と7インチディスプレイ仕様の2種類のメーターがありますが、警告灯についてはこの仕様差での違いはなくグレードや装備によって多少変わる程度です。
また警告灯はマルチインフォメーションディスプレイに表示されるものだけではなくアナログメーターの内側などにも表示され、メーター全体に配置されている形です。
基本的な警告灯としてはエンジン警告灯やブレーキ警告灯、高水温警告灯などさまざまな警告灯があり、表示のわからない警告灯については車に備え付けの取扱説明書を確認すると良いでしょう。
またノアやヴォクシーにはさまざまな安全装備や走行支援システムなどがそなわっており、それらに対する警告灯も数多くあります。
スリップ表示灯やブレーキ関係の警告灯など安全に関するものは結構多く、これらの警告灯が点灯した際には車を停車させてから対応を考える必要があります。
そのほか運転の支援を行う各種システムについてはマルチインフォメーションディスプレイに作動状態や問題についてのメッセージなども表示されるため、そちらで状況確認をすると良いでしょう。
なお7インチディスプレイメーターはメーターデザインの変更ができますが、警告灯については変更はないので基本的にはスピードメーターの見え方で決めると良いでしょう。
ノア、ヴォクシーの表示灯
ノア、ヴォクシーのめーたーには表示灯も数多くあり、マルチインフォメーションディスプレイを活用する表示灯もあります。
表示灯は車の運転状態や走行状態、システムの動作状態などをドライバーに伝える表示で、運転中に見かけることの多い表示です。
基本的な表示としては方向支持表示灯やライト関係の表示灯があり、これらは比較的メーターの上側の見やすい位置に配置されています。
またアナログメーターの内側などにも表示される表示灯もありますが、使用頻度の多いものはそこまでありません。
表示等に関してもメーターの種類によって位置は多少変わるものの機能的にはほぼ同一です。
そして表示灯はマルチインフォメーションディスプレイに表示されるものもいくつかあり、特にLDAやLTAなどの作動時にはわかりやすいように表示がでます。
クルーズコントロールの表示などもグラフィックでわかりやすく表示されますので、表示面積の大きな7インチディスプレイモデルのほうが使いやすい場合もあります。
そのほかハイブリッド関係ではEVインジケーターやEVドライブモードの表示があったり、車の走行モードの選択時の表示灯があったりと結構情報量が多いため、取扱説明書であらかじめひと通り見ておくことをおすすめします。
ノア、ヴォクシーのメーターの見やすさ
ノア、ヴォクシーのメーターの見やすさについてはメーターの種類などによる違いがあり、ドライバーによるところも大きいです。
ノア、ヴォクシーのメーターの見やすさについて
ノア、ヴォクシーのメーターの見やすさは表示の大きさや配置の位置、ディスプレイのサイズなど色々な要素がありますが、ドライバーごとに見にくい、見やすいが出てくる点です。
まず4.2インチディスプレイのメーターについては基本的な情報が大きめに表示されていると言った印象で、アナログ式のメーターがほとんどなため直感的にスピードやタコメーター、ハイブリッドシステムインジケーターなどが把握できます。
燃料計や水温計はあまり目立たない配置ですが、デザイン的には整然と配置されているので結構見やすいメーターです。
一方でマルチインフォメーションディスプレイが小さめなサイズで縦長なためこちらに情報が集中しやすく、複雑な情報を複数把握する際などには気になる方もいらっしゃるでしょう。
これに対して7インチディスプレイモデルではメーターの計器類がアナログ式なのは同一ですが、センターの大型メーターと左右に配置されてデザイン的に特徴的な半円メーターの組み合わせで未来館を感じるものではあります。
その分情報量が多くなっていますし、マルチインフォメーションディスプレイのサイズが大きいことからもさまざまなグラフィック表示などが増えていますので、多くの情報を一度に確認したい方には向いているでしょう。
また7インチディスプレイメーターは最も目立つスピードメーターをシンプルなデジタル式に切り替えすることができますので、あまりに複雑だと感じる方はこちらで調整できるのも便利な点です。
ノア、ヴォクシーのメーターの見やすさについての評判
ノア、ヴォクシーのメーターの見やすさについてはX(twitter)にも投稿があり、その中からいくつかご紹介していきます。
【新型ノアHVファーストインプレッション:良い点】
・フロントガラス大きくて広く感じる
・メーターはデジタル表記の方がスッキリしてて好み
・ナビ案内がメーター内に簡易的に表示される
・アドバンスドドライブは、慣れるとブレーキが楽になる(街中)
※慣らし中なので走行面は後日に pic.twitter.com/pdNrs8TyFe— 美月御影/結城朝美🍊 (@kananfenrir) April 30, 2022
こちらの方はノアのハイブリッドモデルに乗っていらっしゃいますが、メーターは7インチディスプレイモデルのようで切り替え機能を活用していらっしゃいます。
デジタル式のほうが好みだと感じていらっしゃいますし、メーターのディスプレイにナビ情報が表示されるのも使いやすいようです。
ノア・ヴォクシーの数少ない不満点としてメーターの視認性が挙げられる。
情報が整理されておらずごちゃごちゃしてる上に、メーターの針が短く保護色なので、パッと見た時に今何キロなのかわかりにくい。
同じヤリスクロス等の7インチメーターとも配置が異なり、メーカー内でも統一が取れてない。 pic.twitter.com/MZW0sPvawY— ドラヨス@ワンソクTube クルマ買う系YouTuber (@phoshiaki) May 20, 2023
こちらの方は逆にノア、ヴォクシーのメーターに不満を持っていらっしゃっており、情報がごちゃごちゃしているとおっしゃっています。
メーターの針が短く色がわかりにくいことで把握しにくいようで、仕様による使い勝手の違いも確認したほうが良いようです。
ノア、ヴォクシーのメーターの故障
最後にノア、ヴォクシーのメーターの故障についてご紹介します。
メーターは車の部品の中では信頼性の高い部品であり、故障する可能性はあまり高くありません。
特にノア、ヴォクシーの現行車はフルモデルチェンジからまだあまり時間が経っていないので耐久性は十分に残っており、当分メーターの故障について心配することはないでしょう。
またトヨタ車は国産車の中では特に耐久性が高いことで定評のあるメーカーですので、複雑な仕様のメーターですが信頼性に足る部品となっています。
それでももしメーターが故障してしまった場合には基本的にはメーター全体の交換が必要であり、一部の修理などは基本的に行いません。
交換部品としてはまだ純正部品がしっかり残っており新品が基本なので、中古部品などはなかなか見つからないでしょう。
交換費用としては部品費用で50,000円〜60,000円ぐらいの部品となっており、そこそこの交換費用が必要な修理となります。