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ムーヴの荷室の良い点5つと悪い点2つ!荷物収納スペースが広くて充実?

ダイハツ ムーヴは軽自動車のトールワゴン系車種で、ある程度の車内スペースの広さと使い勝手の良さが特徴です。

今回はムーヴのラゲッジスペースについて詳しくご紹介します。

ムーヴの荷室・トランクの容量・寸法

 

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ダイハツ ムーヴはダイハツの軽自動車の代表的な車種の一つで、車内スペースの広さが特徴です。

ムーヴは最新モデルが6代目となるほど世代を重ねている車で、車高の高いトールワゴン系軽自動車の先駆け的な1台です。

現在はムーヴよりももっと車高の高いスーパーハイト系ワゴンが主流ですが、ムーヴは全高がある程度控え目なため走行性能や重量、燃費などの面でメリットのある車となっています。

ムーヴには標準モデルとデザインが変更されたムーヴカスタムがありますが、どちらも車内スペースやラゲッジスペースのサイズは同一となります。

なおムーヴは6代目モデルが2023年で一旦生産終了となっており、現在では中古車としての入手のみとなっています。

ではムーヴの大まかなサイズ感やラゲッジスペースのサイズなどについてご紹介していきましょう。

スペックムーヴ
乗車定員4名
全長3,395mm
全幅1,475mm
全高1,630mm
室内長2,080mm
室内幅1,320mm
室内高1,280mm
ラゲッジルーム高さ825mm
1,030mm(タイヤハウス間)
1,200mm(サイドトリム間)
奥行きセカンドシート展開時:320mm〜560mm
セカンドシート収納時:1,270mm(フロントシート背面〜テールゲート)
ラゲッジ容量
運転席寸法高さ約1,100mm
約600mm
奥行き約900mm
助手席寸法高さ約1,100mm
約450mm
奥行き約900mm
後席寸法高さ約1,100mm
約1,100mm
奥行き約1,000mm

ムーヴは軽自動車として標準亭なサイズ感を持つ車で、全長や全幅は軽自動車の規格ギリギリのサイズ感となっています。

ムーヴの全高は1,630mmとなっており、最近の軽自動車の中では中間的なサイズなのである程度の車内スペースの広さとあまり全高が高くないことによる走行安定性などを持っています。

ポイント

また車内スペースに関しても広々としたシートの足下空間や1,280mmある室内高によって解放感のある車内となっており、窮屈さをあまり感じずに過ごせる車内となっています。

そんなムーヴの標準的なラゲッジスペースはセカンドシートからテールゲートまでの間のスペースとなっており、その奥行きは320mm程度となっているのであまり広いスペースではありません。

ですがムーヴにはセカンドシートの前後スライド機能が装備されており、240mmものロングスライドが出来るのでラゲッジスペースの奥行きを500mm以上に広げることが可能です。

またラゲッジスペースの横幅もタイヤハウス間でも結構広いですし、室内高が高めなのでラゲッジスペースの高さも広くて使い勝手の良いスペースとなっています。

ムーヴの荷室・トランク・荷物収納スペースの良い点

ムーヴのラゲッジスペースは全体的に使い勝手はよいものとなっており、軽自動車なのである程度制限はあるものの普段使いには十分でしょう。

後席スライドによって変化できる標準ラゲッジスペース

ムーヴでは標準的なラゲッジスペースがスライド機能で変化できるので、いろいろなシーンに対応できるのが便利です。

ムーヴの標準ラゲッジスペースはセカンドシートの前後位置でそのサイズが決まっており、セカンドシートが最も後ろにスライドしてあると320mm程度の奥行きとなります。

このサイズではあまり大きな荷物が積み込めるようなサイズではないのですが、普段使いの買物の荷物ぐらいならば十分に収まるスペースとなります。

またラゲッジスペースの横幅がありますので少し長めのものは横積みすると対応できるでしょう。

何よりこのモードだとセカンドシートの足下空間がかなり広めなため、普段はこのモードにしたままのほうが快適でしょう。

MEMO

またセカンドシートは前後に240mmもスライドできるのは軽自動車にしては珍しい仕様で、最も前にスライドすることで標準ラゲッジスペースが大幅に拡大します。

500mm以上の奥行きがあれば結構なサイズの家具やダンボールなどを積込むことが可能で、週末に大きな荷物を積込むときなどはこのモードが良いでしょう。

またムーヴのラゲッジスペースは高さがあるので車いすやベビーカーなどを折り畳んでから立てたまま積込むことが可能で、ファミリーカーとしても使いやすい仕様となっています。

1番前にセカンドシートをスライドさせると足下空間はそこそこ狭くなるものの、全く座れないほどではないので実用上は必要十分でしょう。

なおゴルフバッグぐらいのサイズの大きなものとなるとさすがに標準ラゲッジスペースには積み込みづらく、後述するシートアレンジが必要です。

またスーツケースなども中型サイズぐらいまでならば横積みするなどで積み込めるのですが、大型スーツケースとなると1つをぎりぎり積み込めるぐらいでしょう。

シートアレンジで拡大するラゲッジスペースサイズ

 

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ムーヴのラゲッジスペースではセカンドシートを収納することでサイズを拡大することができ、ラゲッジスペースの広さが必要な際に活用できます。

ムーヴのセカンドシートはシート全体が前後スライドしますが、それに加えてセカンドシートの背もたれを前に折りたたむことでよりスペースを拡大できます。

このモードはシートアレンジによってセカンドシートスペースをラゲッジスペースとするもので、ムーヴでは背もたれを折りたたみつつ前後スライド位置も任意の位置に出来ます。

このモードになるとラゲッジスペースの奥行きが1,300mm弱は確保でき、かなりの長い荷物や大量の荷物を積み込めるようになります。

このモードであればゴルフバッグなどを前後に収めることができ、レジャーにも活用できるでしょう。

またムーヴのセカンドシートは左右分割構造となっており、シートスライドの際に1席ずつ好みの位置に調整できるようになっています。

MEMO

この仕様はシートアレンジにも適用されており、セカンドシートの背もたれを倒すのも片側だけとすることが可能です。

こうすることで乗車人数を3名キープしつつ片側を奥行きの広いラゲッジスペースとして使えるので、旅行やレジャーの際に活用できる機能です。

これに加えてスライド機能がありますので、足下空間やシート後ろの空間をかなり細かく調整することができ、軽自動車とは思えないフレキシブルさを発揮できるでしょう。

深底のアンダーラゲッジボックス装備

ムーヴのラゲッジスペースには床下にアンダーラゲッジボックスが装備されており、結構広いサイズなので使い勝手も良いです。

アンダーラゲッジは床下に設けられた収納スペースのことで、最近では軽自動車にも装備されるようになってきています。

ムーヴにも標準ラゲッジスペースの床下にアンダーラゲッジが設定されており、アンダーラゲッジに樹脂製のトレイが装着されたアンダーラゲッジボックスとなっています。

ポイント

アンダーラゲッジボックスの深さはそこそこのサイズがあり、ちょっとした小物や工具を収めておくのにはピッタリのスペースです。

またアンダーラゲッジには防水性がありますので、靴などを収めておくのにも良い収納となっています。

またアンダーラゲッジは上をデッキボードで覆っており使うときにはデッキボードを跳ね上げるのですが、跳ね上げたままの状態でキープすることができます。

ムーヴのデッキボードには1箇所ワイヤーが装備されており、これをシートに引っ掛けるなどすると常にアンダーラゲッジが開いた状態となります。

この状態になるとアンダーラゲッジの深さを標準ラゲッジスペースの上下サイズにプラスして活用できるため、背の高い荷物を積み込むときに重宝します。

特に植木など横倒しできないものを積み込むには最適であり、シーンによってアンダーラゲッジまでしっかり活用すると良いでしょう。

シートアレンジ後にフラット部分が生まれるラゲッジスペース

ムーヴのラゲッジスペースはシートアレンジでサイズが大幅に拡大しますが、その際にフラットで荷物を積み込みやすいスペースが作れます。

ムーヴのセカンドシートは背もたれ部分を前側に折り畳んで収納するのですが、その収納したシートの背面は上面となりフラットな面を作り出します。

フラットといってもセカンドシートと標準ラゲッジスペースの間に段差があったり、また収納した背もたれの角度が完全にフラットではないため少し斜めに持ち上げるような積み込み方にはなります。

それでもセカンドシートスペースの部分は段差がなくて荷物を移動させやすいので、積み込むものによっては便利に活用できるでしょう。

またムーヴはセカンドシートが前後スライドしますので、ラゲッジスペースを最大限活用するときには1番前までスライドしておくと良いでしょう。

スライド位置が後ろだとセカンドシートの前に大きめの隙間が出てくるため、隙間を可能な限りなくすにはスライド位置が1番前が良いでしょう。

こうすることでセカンドシート部分のラゲッジスペースを便利に活用することができるようになりますし、うまく積み込めば軽自動車とは思えない積載性を発揮するでしょう。

使いやすいラゲッジ周りの装備

ムーヴのラゲッジスペースにはシンプルながら使い勝手の良い装備が揃っています。

まずムーヴはセカンドシートについて前後スライドや背もたれを前に倒して収納する機能がありますが、この操作はシート側からだけでなくラゲッジスペース側からでも操作できます。

セカンドシートの肩口にはシートを前に倒すためのレバーがそなわっており、こちらは前からでも後ろからでも手を伸ばせば届く位置にあります。

前後スライドに関してはシートの足下部分で操作するのですが、それ以外にシート背面に設けられたレバーを使うことでラゲッジスペース側からでも操作が出来るようになっています。

ラゲッジスペースからシートアレンジが操作できると荷物を積み込むときにスムーズに操作でき、使い勝手抜群の仕様となっています。

またその他には車内に照明がそなわっているのですが、ラゲッジスペースにも向かって左側の側面に1箇所照明があります。

ラゲッジスペースに証明があれば夜間に荷物を積み込むときに見通しが良くなりますし、手元なども見やすいので便利な機能です。

前後スライドを操作するレバーなども照明で照らされる位置にありますので、こちらも夜間にしっかり操作できるのは便利そうですね。

ムーヴの荷室・トランク・荷物収納スペースの悪い点

ムーヴのラゲッジスペースは基本的に使い勝手の良い仕様となっていますが、次のような部分は少し不便さを感じる点です。

シートアレンジ後に段差が大きい

ムーヴのラゲッジスペースではシートアレンジでせかんどしーと部分はフラットになるものの、標準ラゲッジスペースとの間の段差は少し残念な部分です。

最近の乗用車ではシートアレンジの設計に力が入れられており、シートアレンジ後には可能な限りラゲッジスペースがフルフラットに近いものが多くなっています。

ポイント

軽自動車でもシートの収納構造を工夫してセカンドシート部分と標準ラゲッジスペースがほぼ同じ高さになるのですが、ムーヴはいかんせん基本設計が少し古いため標準ラゲッジスペースとの間に段差が生まれます。

段差の高さは数十mm程度で荷物を持ち上げられないほどではないのですが、最近のフルフラットな荷室を作れる車と比べるとやはり不便さはあります。

シートアレンジ後のスペースに段差があると大きな荷物や重量物を積み込むときに不便さがあり、荷物を後ろから前に押し込んで載せたいときに障害となります。

特に重量物は小さな段差だけでも乗り越えるのに労力がかかりますので、重たいものを奥に押し込む際には少し持ち上げ気味にしなければならないでしょう。

普段使いのシーンで大幅に不便ということはないものの、咄嗟の際などにはやはり不便さを感じる部分です。

防水性がなく水や汚れには弱い

ムーヴのラゲッジスペースでは全体的に防水性がないため、汚れに対しては弱い部分があります。

ムーヴのラゲッジスペースは一般的な乗用車と同じくラゲッジスペース上面がカーペット生地で覆われており、シートアレンジ後のスペースも基本的には柔らかめの素材で覆われています。

カーペット生地は荷物によって車体が傷つくのを防げたり、逆に車体が傷つくのも防げるので、基本的な使い勝手は良いです。

またカーペットの上を荷物を滑らせる際にも抵抗が少なく、普段使いの使い勝手は良いでしょう。

注意

一方でカーペット生地は水で濡れたり泥汚れが付いたりするとシミになってしまう危険があり、一度シミがついてしまうと掃除もむずかしめです。

ムーヴを活用するシーンでこういった汚れたものを積み込むシーンは少なめではありますが、趣味の車としてキャンプやレジャーに行く際には汚れに気をつけなくてはなりません。

もし汚れるシーンが考えられる際にはあらかじめ防水シートなどを敷いておくとよく、また靴や小物であれば防水性のあるアンダーラゲッジを積極的に利用すると良いでしょう。

ムーヴの荷室・トランク・荷物収納スペースの口コミ・評判

ムーヴのラゲッジスペースについてはtwitterでもいろいろな投稿があるのですが、その中からいくつかご紹介します。

こちらの方はムーヴから別の車に乗り換えられたようなのですが、新しい車はラゲッジスペースの使い勝手があまりよくなかったようで、その原因はスライド機能にあるようです。

ムーヴのセカンドシートの前後スライド機能はかなりいろいろなシーンで便利に使える機能だったようで、無くなった途端にその利便性がわかるようですね。

こちらの方はムーヴをレンタカーとしてのっていらしゃるようなのですが、全体的に不満を感じていらっしゃるようです。

ラゲッジスペースについても狭さが気になるようで、どうしても軽自動車なので仕方ない部分はあるでしょう。

そのあたりはシートアレンジによって細かく調整するともう少し利便性があがったのでしょうね。

総評

ダイハツ ムーヴはトールワゴン系軽自動車の人気車種で、ある程度の車内の広さとバランスの取れた走行性能などが魅力の車です。

ラゲッジスペースについては標準的なサイズは狭めなものの、前後スライド機能やシートアレンジを駆使することで色々な使い方ができるでしょう。

また価格帯も比較的安価なので手に入れやすく、現在は中古車のみということでコストパフォーマンスも抜群です。