ムーブキャンバスはダイハツの軽自動車の1台で、背の高いトールサイズワゴンです。
今回はそんなムーブキャンバスのサイズや寸法についてご説明します。
ムーブキャンバスのサイズ・寸法と広さ・大きさ
ムーブキャンバスは軽トールサイズワゴンというタイプの車種で、小型のサイズながら車高が高く車内が広いという特徴があります。
ダイハツにはこれまでも「ムーブ」というトールサイズワゴンをラインナップしており、ダイハツの主力車種として今でも現役です。
それに対してムーブキャンバスはムーブをベースとして車体設計やデザインコンセプトを大きく変更した車で、ムーブが比較的シャープなデザインであるのに対しムーブキャンバスはポップでオシャレなデザインを重視したものとなっています。
またムーブキャンバスには後部ドアに左右ともスライドドアが採用され、ムーブキャンバスよりも乗車性や使い勝手の上で大きなメリットがあります。
動力性能などはムーブより多少おとなしめですが、よりファミリーカーとしての便利さが向上しており人気車種となっています。車種としては2016年に登場した新しい車であり、ムーブとは違った魅力があります。
まずはそんなムーブキャンバスのサイズや寸法感をみていきましょう。
ムーブキャンバスの外観
ムーブキャンバスの外観サイズは基本的にムーブと共通の部分も多いですが、車高などには違いがあります。
スペック | ムーブキャンバス | |
全長 | 3,395mm | |
全幅 | 1,475mm | |
全高 | 1,655mm | |
ホイールベース | 2,455mm | |
トレッド(前/後) | 1,305/1,295mm 1,305/1,265mm | |
最低地上高 | 145mm〜150mm | |
車両重量 | 910mm〜970mm | |
タイヤサイズ | フロントタイヤ | 155/65R14 75S |
リアタイヤ | 155/65R14 75S | |
ウインドウサイズ | フロントウインドウ | 約1,300mm✕450mm |
サイドウインドウ | 約2,300mm✕450mm | |
リアウインドウ | 約1,200mm✕400mm | |
ミラー幅 | 約1,800mm | |
エンブレム・ロゴサイズ | 約100mm✕100mm |
ムーブキャンバスの寸法
ムーブキャンバスの外観寸法は軽自動車の規格で決まっており、サイズには制限があります。
軽自動車は日本の狭い道に適合した国民車として制定された規格で、世界的に見てもとても小型な車になっています。
その規格はエンジンの排気量の制限や4人乗りまでという制限のほかに、そのサイズが「車両寸法が長さ3.40 m (3,400 mm) 以内、幅1.48 m (1,480 mm) 以内、高さ2.0 m (2,000 mm) 以内」と決められています。
ムーブキャンバスの外観サイズは軽自動車規格を最大限活用したものとなっており、その全長が3,395mm、全幅が1,475mmといずれも規格ギリギリのサイズ感です。
このサイズ感はムーブキャンバスだけのものではなく現行の軽自動車のほぼ全てがこのサイズを採用しており、限られたスペースの有効活用がされています。
ですが全高に関しては軽自動車規格は2,000mmまでとかなり緩やかなサイズ感となっており、主に軽トールワゴンはこちらのサイズを広げることで車内を広くしています。
現行の軽自動車の中でもっとも車高が高い車で1,800mm前後なのでムーブキャンバスの車高はそれに次ぐ高さの車種となります。
またベースとなっているムーブが1,630mmなのでムーブキャンバスはそれよりも25mm車高が高くなっており、より広さを重視した車になっています。
ムーブキャンバスは駐車場に収まるか?
次にムーブキャンバスのサイズ感で駐車場に収まるかという点を見ていきますが、こちらは平置き駐車場と立体駐車場という2つの駐車場を確認します。
まず平置きの駐車場は自宅の駐車場や街中の有料駐車場やショッピングセンターなど、さまざまな施設で見ることのできる基本的な駐車場です。
そのサイズは施設によってまちまちなのですが、おおよそ幅が2.5m・奥行き5.0mぐらいが一般的であり、ムーブキャンバスのサイズ感であれば十分平置きの駐車場には納まります。
駐車場に対してゆとりも大きいので、バックで駐車するときなどもストレスが少なくて済むでしょう。
もう一つの立体駐車場に関しては街中の中心部にあるスペース効率が高い駐車場となっており、車をビルのような施設に上下に収める関係で車の高さに制限があります。
昔からある立体駐車場では高さ制限が「1.57m」となっている所が多く、このサイズ感はセダンやコンパクトカーなどは収まるのですがムーブキャンバスの車高だと駐車することはできません。
ですが近年はミニバンの増加によって高さ制限の緩和された立体駐車場が増えてきており、高さ制限が2.0m以上の所が多いのでムーブキャンバスでも駐車可能です。
そのためムーブキャンバスを立体駐車場に駐車する際には、高さ制限をまず確認するようにしましょう。
その他の外観のサイズ感
ムーブキャンバスはそのサイズ感とともにデザインが直線基調で、ウインドウなどもフロントからリアにかけてまっすぐ構成されているようなデザインです。
そのウインドウサイズは軽自動車にしては広々としており、ムーブキャンバスの車内の快適さを大きく高めています。
フロントウインドウの横幅は軽自動車規格で制限があるので一般的な大きさですが、ウインドウの高さは450mm程度は確保されておりとても広々としたものです。
このウインドウによって車内からの視界は良好であり、また明るくなることで開放感も高くなります。
またサイドウインドウも余計なピラー部分が薄めに設計されていることで広々としており、後席に座っていてもその開放感はしっかり恩恵を受けられます。リアウインドウも同様に広いので運転の際にも視界が広くて使い勝手も便利になります。
全体的にムーブキャンバスは、デザイン的に車の上半分がすべてウインドウのような構成になっており、その見た目はミニバスのようです。
ムーブキャンバスの内装
次にムーブキャンバスの内装のサイズ感についてご説明していきます。
スペック | ムーブキャンバス | |
室内長 | 2,115mm | |
室内幅 | 1,345mm | |
室内高 | 1,285mm | |
ラゲッジルーム | 高さ | 855mm |
幅 | 880mm | |
奥行き | 330mm | |
運転席寸法 | 高さ | 約1,100mm |
幅 | 約600mm | |
奥行き | 約900mm | |
助手席寸法 | 高さ | 約1,100mm |
幅 | 約500mm | |
奥行き | 約900mm | |
後席寸法 | 高さ | 約1,100mm |
幅 | 約1,100mm | |
奥行き | 約1,100mm |
ムーブキャンバスの車内の広さ
ムーブキャンバスの車内のサイズは外観サイズが軽自動車規格で決まっていることから圧倒的に大きくはできませんが、それでも限界まで広く確保されています。
まず車内長ですが、ムーブキャンバスでは車内長が2,115mmも確保されており、軽自動車としてはかなり広々とした車内が形作られています。
車内幅については左右の制限が大きいので1,345mmと軽自動車として一般的なサイズにはなっていますが、前席も後席も2人乗りなので窮屈すぎるということはありません。
さらに車内高については軽自動車ながら1,300mm弱の高さが確保されており、車高の高さを活かして広々とした車内サイズになっています。
さすがに大型ミニバンほどの広さはありませんが、座っていればその圧倒的な頭上空間の広さにびっくりするはずで、実際かなり開放感は高いです。
また前述したウインドウサイズの広さもあるので、車内が明るくサイズ感以上の広さを感じられるでしょう。
ムーブキャンバスのラゲッジルームの広さ
次にムーブキャンバスのラゲッジルームの広さを見てみましょう。このスペックもファミリーカーとしてはとても重要なものです。
まずムーブキャンバスのラゲッジルームは高さと幅が900mm弱の寸法となっているのですが、これは同クラスの軽自動車と比較すると多少小さめのサイズ感になっています。
ムーブキャンバスは結構デザインも重視した車であることからその影響がラゲッジルームにも現れているのですが、それでも大幅に狭いということはないので普段使いであれば十分な容積はあります。
また奥行きに関しても330mmとラゲッジルームとしてはそんなに大きくないのですが、これはムーブキャンバスがラゲッジルームより車内長を重視した設計をしているためで、シートのスペースを多く確保することでラゲッジルームはそれなりの寸法となっています。
ですがムーブキャンバスのリアシートは格納することでラゲッジルームの奥行きを広げることが可能で、そうすれば大きな荷物も載せることが可能となります。
このシートアレンジをうまく活用することで、乗車キャビンとラゲッジルームを使い分けることが可能です。
その他の内装のサイズ感
ムーブキャンバスの車内のサイズ感で面白い点としてはシートの構成があり、ムーブキャンバスは後席だけでなく前席もベンチシート形式となっています。
ベンチシートは左右のシートが一続きでつながっている形式のシートであり、分割されていないことから左右の行き来がしやすいシートです。
自動車のリアシートは一般的にはベンチシート式であり、座ったときの開放感の高さに加えて後席に買物の荷物を載せるときの使い勝手も考えてベンチシートとなっています。
しかしムーブキャンバスは前席も左右がつながっているベンチシート式になっていて、通常シートの間にあるシフトレバーはインパネに設置されています。
前席はあくまで運転席と助手席の2名乗車ではありますが、シートが左右で規制されていないのでパッと見でも窮屈な感じがなく快適です。また運転席から助手席にスライドして移動するのも楽であり、子育て世代などにも嬉しい点です。
さらにムーブキャンバスのシートにはもう一つ特徴があり、後席の座席の下がすべて収納となっていて小物の収納スペースに優れる点です。
小物を入れる他にも買物した荷物を支えるスペースとしても活用でき、立てたままにしておきたいものを置くのに最適です。
こうした機能的なシート構成がムーブキャンバスの魅力の一つでもあります。
ムーブキャンバスの運転
では次にムーブキャンバスの運転性について見ていきましょう。
スペック | ムーブキャンバス |
最小回転半径 | 4.4m |
ハンドルサイズ | 370mm |
ムーブキャンバスの旋回性
まず車の運転性で一番気になる点としては小回りが効くかということがあり、これには車の最小回転半径が関係しています。
最小回転半径はその車がどのぐらい小さい半径で転回できるかという数値で、車のハンドルを左右どちらかに最大限切ったあとに低速で走行し、360°回転するのに要する半径を表しています。
この数値が小さければ小さいほどその車は小回りが効くことになり、狭い道でも運転しやすくなります。
軽自動車は一般的には最小回転半径4.5mぐらいが標準で、それより大きなコンパクトカークラスだと5.0m前後にまで大きくなります。
ムーブキャンバスの最小回転半径はスペック上4.4mとなっており、軽自動車の標準からしたら少し小回りがより効くということになります。
ムーブキャンバスは男性だけでなく女性もターゲットにした車になっていますので、小回りの効きのよさは何より喜ばれる点と言えるでしょう。
ムーブキャンバスの走行感覚
次にムーブキャンバスの走行感覚ですが、車のデザインが直線基調となっているので車のサイズ感をつかみやすい車です。
ムーブキャンバスはそもそも軽自動車という全長も全幅も小さめの車なので、走行感覚はとてもつかみやすく運転しやすい車といえます。
またムーブキャンバスはボンネットのオーバーハングが小さいので、ドライバーから車の前方までの距離が短いこともあって前方のサイズ感や左右の角の位置も把握しやすい車といえます。
またムーブキャンバスはフロントからリアにかけて全体的に直線的なデザインで構成されており、フロントマスクもサイドのデザインもリアゲートなども直線基調です。
余計な出っ張りがないので運転時にはサイドのサイズ感やリアバンパーの位置なども把握しやすく、狭い道でもすれ違いやバックなどが行いやすい車です。
ムーブキャンバスの走行感覚は軽自動車の中でも良好であり、運転の苦手な方でも乗りやすいでしょう。
ムーブキャンバスの車内の運転感覚
ムーブキャンバスの車内からの運転感覚もかなり良好で、そのウインドウサイズの広さから視界が良好です。
ムーブキャンバスのウインドウサイズはその車高の高さもあって広々としており、前述でも述べたとおり前方視界は良好です。
またボンネットのオーバーハングも小さいので視界の妨げになるものも少なく、ドライバーは運転しやすい車といえます。
フロントのサイド側はAピラーなどで視界の邪魔になるものが多いのですが、ムーブキャンバスではそこに大型の三角窓が設置されているので死角が少なくなっていて左右の視界も見やすいです。
またリア側に関してもピラーを薄くすることで最大限ウインドウを設けるような形になっていて、ドライバーが振り返って後方や後方サイドの確認をするときにも死角が少ないです。
リアウインドウについても上下の幅もしっかり確保されているので後方の視界も広く、バックの際などにも確認がしやすい車です。
全体的にムーブキャンバスの車内からの運転感覚はとても良く、初めて運転する人でもすぐに慣れるでしょう。
ムーブキャンバスのサイズの評判
ムーブキャンバスのサイズ感などについてはtwitterにもさまざまな情報が投稿されており、その中からいくつかご紹介しましょう。
ダイハツのムーブキャンバスすげぇいいなぁ。特に女性なんかはこれ最高なんじゃないかな。急加速しにくい、雑なアクセルワークに過敏に反応しない、荷物入れなどの使い勝手が素晴らしい。
— くきちとん@懲罰部隊Su-34 (@kukichiton) October 2, 2016
こちらの方はムーブキャンバスを試乗されたのか運転してとても良い感想を持たれたようです。
使い勝手も良いし動力性能が控えめなのも女性にはうれしい点であり、小物入れなどの充実も良いですね。
ムーブキャンバス、初めて運転したけどウインカーがよくわかんなくて一瞬えっえってなった…その他は乗りやすい〜。プリとかアクア乗ってるから余計そう感じるんかもしれんけど視界広いな。
— 空野むつ (@mutsu_b767) November 6, 2018
こちらの方はムーブキャンバスを初めて運転されたそうですが、最初はいろいろ手間取る部分もあったものの乗りやすい車といえます。
普通車と比べても視界が広いと感じられたようで、軽自動車ながらとても大きなメリットです。
ムーブキャンバスを他の車と比較
では最後にムーブキャンバスとライバル車を、そのサイズ感などを比較してみましょう。
スペック | ムーブキャンバス | スズキ ワゴンR | ホンダ N-BOX | ダイハツ タント | |
価格 | 1,276,000円〜1,710,501円 | 1,098,900円〜1,544,400円 | 1,411,300円〜1,926,100円 | 1,243,000円〜1,765,500円 | |
全長 | 3,395mm | 3,395mm | 3,395mm | 3,395mm | |
全幅 | 1,475mm | 1,475mm | 1,475mm | 1,475mm | |
全高 | 1,655mm | 1,650mm | 1,790mm(FF車) 1,815mm(4WD車) | 1,755mm | |
ホイールベース | 2,455mm | 2,460mm | 2,520mm | 2,460mm | |
トレッド(前/後) | 1,305/1,295mm 1,305/1,265mm | 2WD:1,295/1,300mm 4WD:1,295/1,290mm | 1,305/1,305mm | 1,300/1,295mm | |
最低地上高 | 145mm〜150mm | 150mm | 145mm | 150mm〜160mm | |
車両重量 | 910kg〜970kg | 730kg〜850kg | 890-1,030kg | 880-1000kg | |
タイヤサイズ | フロントタイヤ | 155/65R14 75S | 155/65R14 165/55R15 | 155/65R14 | 155/65R14 |
リアタイヤ | 155/65R14 75S | 155/65R14 165/55R15 | 155/65R14 | 155/65R14 | |
室内長 | 2,115mm | 2,450mm | 2,240mm | 2,180mm〜1,910mm | |
室内幅 | 1,345mm | 1,355mm | 1,350mm | 1,350mm | |
室内高 | 1,285mm | 1,265mm | 1,400mm | 1,370mm | |
ラゲッジルーム | 高さ | 855mm | 840mm | 1,230mm | 1,040mm |
幅 | 880mm | 1,165mm | 1,120mm | 950mm | |
奥行き | 330mm | 280mm | 345mm | 360mm | |
最小回転半径 | 4.4m | 4.4m | 4.5m〜4.7mm | 4.4m〜4.7mm |
ムーブキャンバスとスズキ ワゴンRのサイズ感の比較
スズキ ワゴンRは軽トールサイズワゴンの代表格とも言える車種で、ムーブキャンバスの直接的なライバル車種と言えます。
まずは外観のサイズについてですが、ムーブキャンバスとワゴンRはどちらも軽自動車の枠で決められた車種ですので、その全長や全幅は軽自動車規格ギリギリの3,395mmと1,475mmで全く同一となっています。
違うのは全高ですが、こちらもムーブキャンバスが1,655mmに対してワゴンRは1,650mmと5mmしか違っていなくて、外観サイズはほぼ同一といってもよいでしょう。
外観サイズはほとんど同一のこの2車種ですが、一方で車内のサイズには差があり、室内長はムーブキャンバスよりワゴンRのほうが広く確保されています。
そのためシートの足元空間などもワゴンRのほうが良好であり、室内幅などもわずかながらワゴンRが広くなっています。
室内高についてはムーブキャンバスのほうが多少高めではありますが、室内長の大きさがあるのでワゴンRのほうが広々としている印象です。
一方でラゲッジルームの奥行きに関してはムーブキャンバスのほうが広くなっており、ワゴンRは室内長を大きく取ったことによってラゲッジルームが狭めになっています。
ワゴンRもムーブキャンバス同様シートアレンジでラゲッジルームの拡大は可能なので、普段使いのラゲッジルームとしては多少ムーブキャンバスが有利と言えるでしょう。
ムーブキャンバスとホンダ N-BOXのサイズ感の比較
ホンダ N-BOXは現在国内の軽自動車市場の中でもっとも売れている軽自動車です。
そんなN-BOXはムーブキャンバスよりも更に車高の高い軽スーパーハイトワゴンというタイプの車種で、ムーブキャンバスのような軽トールサイズよりより車内を広くすることを目的としています。
N-BOXの車高は1,790mm〜1,810mmと1,800mm前後になっており、ムーブキャンバスよりも150mm近く高くなっています。
一方で全長や全幅に関してはN-BOXも軽自動車規格ギリギリのサイズになっており、ムーブキャンバスと同一サイズです。
またこの車高の高さは室内高の高さにも反映されており、ムーブキャンバスが1,285mmであるのに対してN-BOXは1,400mmも確保されていて中型ミニバンクラスの大きさがあります。
室内長もN-BOXのほうが長く全幅も少しだけ大きいので、室内の広さは大きく違います。ラゲッジルームも高さや幅とともに奥行きもムーブキャンバスよりは広く、全体的に車内が大きいです。
一方でN-BOXは価格面ではムーブキャンバスより上の価格帯であり、全体的に200,000円程度はムーブキャンバスのほうがコストパフォーマンスが高いのでその点はムーブキャンバスのメリットでしょう。
ムーブキャンバスとダイハツ タントのサイズ感の比較
ダイハツ タントはN-BOXと同様の軽スーパーハイトワゴンで、こちらもムーブキャンバスより販売台数の多い車種です。
タントの外観サイズも全長や全幅はムーブキャンバスと同じく軽自動車規格ギリギリのサイズですが、車高についてはムーブキャンバスより100mm近く大きな1,755mmとなっています。
車高はN-BOXほど高くはありませんがムーブキャンバスなどからすればかなり外観の印象が違っており、大きな車に見えます。
車内のサイズについてもタントの車内高は高く、ムーブキャンバスよりこちらも100mm近く高い1,370mmになっています。
室内長についてはタントの仕様によってはムーブキャンバスより短い仕様もありますが、全幅などをみても全長や全幅はほとんど同サイズと言って良いでしょう。
しかし室内高が高いのでタントのほうが広々とはしており、ラゲッジルームもタントが広くなっています。
なお価格についてはタントとムーブキャンバスはほとんど同価格帯となっており、価格面は同一と言っても良いでしょう。
総評
ムーブキャンバスは軽自動車としては背の高めのトールサイズワゴンで、車内が広くて使い勝手もよく運転性も良好な便利な車です。
ですが現在はより車内の広い軽スーパーハイトワゴンが何車種も出てきていて利便性の面では必ずしもメリットにはなっていませんが、その分ムーブキャンバスはコストパフォーマンスに優れていることが多くその点がメリットと言えるでしょう。
しかしなによりムーブキャンバスの特徴はそのポップなデザインにあり、車内の広さなどよりこの点が気に入って購入する人が多い車です。