マツダ MAZDA3は中型車クラスの乗用車で、マツダのスタンダードモデルの1つです。
今回はMAZDA3のメーターについて詳しくご紹介します。
MAZDA3のメーターのデザイン
マツダ MAZDA3は中型車のハッチバックカーおよびセダンタイプの車種で、扱いやすいサイズ感の車です。
MAZDA3は以前はアクセラと呼ばれていた車種で、マツダ車の車名変更に合わせて現在のMAZDA3となりました。
MAZDA3にはハッチバックタイプのMAZDA3 FASTBACKとセダンタイプのMAZDA3 SEDANがあり、フロントマスクのデザインなどを共通化しながら2種類のボディタイプから選択できる車種となっています。
またMAZDA3にはほかのマツダ車と同じくガソリンエンジンモデルのほかにディーゼルエンジンモデルがあるのですが、MAZDA3クラスの乗用車でディーゼルエンジン搭載車は非常に少ないので貴重な1台にもなっています。
ではこのMAZDA3のメーターについて詳しく見ていきましょう。
MAZDA3のメーターのデザインについて
MAZDA3のメーターはアナログ式とデジタル式がバランスよく合わさったデザインになっています。
MAZDA3のメーターは配置場所はオーソドックスな仕様となっており、ドライバーの目の前にあるハンドルの奥の配置です。
メーターのデザインとしては左右に円形メーターが1つずつ配置されるとともにセンターには大型のディスプレイが配置されており、近年の車のメーターとして標準的な仕様になっています。
円形メーターは左側がタコメーター、右側には上下に分けて燃料計と水温計が配置されており、比較的シンプルなアナログメーターになっています。
そして中央のディスプレイはマルチインフォメーションディスプレイとなっていますが、基本的な表示としてアナログタイプのスピードメーターをデジタル表示されており、3眼タイプのメーターのような仕様となっています。
マルチインフォメーションディスプレイはスピードメーターのほかにもさまざまな情報を表示でき、大型の横長のディスプレイなのでグラフィック表示も交えたわかりやすい表示になっています。
オドメーターやトリップメーター、外気温計、シフトポジションなどの必要な情報は常時表示されており、メーター全体として情報が分散してしっかり配置されています。
さらに中央部分の表示は運転支援システムやハイブリッド関係の表示、半ドア表示などが表示でき、切替式でいろいろな表示に変えることができます。
さらにはメーターの中央にインテリジェント・ドライブ・マスターというエコ運転の状況を示すインジケーターや、トリップメーターとオドメーターの切り替えスイッチなども配置され、使い勝手の良いメーターに仕上がっています。
さらにMAZDA3にはメーターフードの上にアクティブ・ドライビング・ディスプレイと呼ばれるヘッドアップディスプレイが設定されており、メーターの一部の情報を投影表示しています。
アクティブ・ドライビング・ディスプレイは高機能の仕様ですが、ドライバーが視線を前方に固定したまま走行情報が確認できるので、安全性も高い機能になっています。
MAZDA3のメーターのデザインについての評判
MAZDA3のメーターのデザインについてはX(twitter)にもいろいろな投稿があり、その中からいくつかご紹介します。
Mazda3のIG-ON。
白くすっきり。
中央のメーターは液晶画面で、絵が数種類あります。#Mazda3 pic.twitter.com/lMOsreiTP9— 友梛(ゆうな) (@SSignifie4) April 21, 2020
こちらの方はMAZDA3のメーターについて白色でスッキリしたデザインが気に入っておられるようで、いろいろな演出を楽しんでいらっしゃいます。
シンプルなメーターながらかっこいい演出もありますので、満足感の高い車になっています。
友達の付き添いでMAZDA3横乗り。
メーターがとても好きです。 pic.twitter.com/8Cptr4bW6n— ぴーなっつ (@peanut_dp0) February 25, 2024
こちらの方は友達の方のMAZDA3に乗っていらっしゃるのですが、メーターが好きとおっしゃっています。
同乗者の方にもMAZDA3のメーターは魅力的に映るようで、ドライバーはなおさらでしょう。
MAZDA3のメーター表示の意味・見方
メーター表示 | メーター機能 | |
メーター表 示 | スピードメーター | 走行時速度表示 |
タコメーター | エンジン回転数表示 | |
燃料計 | 燃料残量表示 | |
水温計 | エンジン冷却水温度表示 | |
パネルライトコントロールスイッチ | パネルライトコントロールスイッチをまわすと、メー ターおよびインストルメントパネルの明るさを調節 | |
マルチインフォメーションディスプレイ | 次の情報を切り替え式で表示 ・スピードメーター ・オドメーター ・トリップメーター ・シフトポジション表示 ・外気温 ・走行可能距離 ・平均燃費 ・瞬間燃費 ・回生ブレーキ充電表示 (e-SKYACTIV G、e-SKYACTIV X) ・i-ACTIVSENSE表示 ・半ドア警告表示/トランクリッド開警告表示/リアゲート開警告表示/ボンネット開警告表示 ・メッセージ表示 | |
インテリジェント・ドライブ・マスター (i-DM) | ・インテリジェント・ ドライブ・マスター (i-DM) ランプ:走行中の運転操作 (アクセル、ブレーキ、ハンドル) の状態を診断し、ランプの色で運転者に 運転操作の状況を知らせる ・インテリジェント・ドライブ・マスター (i-DM) 表示 :運転の評価をスコア (点数) で表示 | |
TRIPスイッチ | オドメーター、トリップメーターの切り替えスイッチ | |
アクティブ・ドライビング・ディスプレイ | アクティブ・ドライビング・ディスプレイの各種情報表示エリア | ・前側方接近車両検知 (FCTA) 警報を表示するエリア ・i-ACTIVSENSE情報と警告ガイダンスを表示するエリア ・ブラインド・スポット・モニタリング (BSM) 警報を表示するエリア ・車速と設定した車速を表示するエリア ・ナビゲーション情報を表示するエリア |
警告灯 | ブレーキ警告灯 | ・パーキングブレーキをかけているとき点灯し、解除すると消灯 次のようなときは点灯 ・ブレーキ液が不足しているとき ・ブレーキ装置 (電子制御制動力配分システム) に異常があるとき |
充電警告灯 | 充電装置に異常があると点灯 | |
オイル警告灯 | エンジン回転中、エンジンオイルの圧力が低下したときに点灯 | |
高水温警告灯 | エンジン冷却水の温度が異常に高くなったときに点滅し、さらに高くなると点灯 | |
電動パワーステアリング警告灯 | エンジン回転中、電動パワーステアリングに異常があると点灯/点滅 | |
マスター警告灯 | システムに異常があると点灯 | |
ABS警告灯 | ABSシステムの異常時に点灯 | |
電動パーキングブレーキ (EPB) 表示灯(赤) | 電動パーキングブレーキ (EPB) をかけているときに点灯し、解除すると消灯 点灯するとき ・電動パーキングブレーキ (EPB) スイッチを解除しても点灯し続けるときは、システムの異常が考えられる 点滅するとき ・システムに異常があると点滅 | |
ブレーキコントロールシステム警告灯 | システムに異常があるときに点灯 | |
エンジン警告灯 | 次の場合に点灯 ・エンジンコントロールシステムに異常があるとき ・エミッションコントロールシステムに異常があるとき ・トランスミッションコントロールシステムに異常があるとき (e-SKYACTIV G) ・M ハイブリッドに異常があるとき ・燃料残量が異常に少ないとき | |
i-stop 警告灯 | i-stopシステムの異常時に点灯 | |
ガソリンパティキュレートフィルター警告灯 | ガソリンパティキュレートフィルター警告灯が点灯したまま走行を続けると、さらにPMが堆積し、ガソリンパティキュレートフィルター警告灯が点滅に変わることがあり、点検が必要 | |
ディーゼルパティキュレートフィルター警告灯 | ・“フィルター内にススが多く堆積しています警告灯が消えるまで走行してください”が表示される/点灯するとき PM (Particulate Matter:粒子状物質)の除去が自動で行なわれず、ディーゼルパティキュレートフィルターで捕集したPMが規定量以上になると表示/点灯 PMを除去するために、完全暖機 (水温80 ℃以上) のときに、アクセルペダルを踏み15 km/h以上でおよそ15分から20分走行する ・“フィルター内のススの堆積量が異常です点検を受けてください” が表示される/点滅するとき システムに異常があると表示/点滅 | |
オートマチックトランスミッション警告灯 | オートマチックトランスミッションシステムの異常時に点灯 | |
TCS/DSC作動表示灯 | DSC、TCS、またはヒル・ローンチ・アシスト (HLA) の異常 | |
AWD警告灯 | 点灯するとき ・AWDシステムに異常があるとき ・前後輪のタイヤサイズが大きく異なるとき 点滅するとき ・ディファレンシャルオイルの温度が異常に高くなったとき ・ぬかるみから脱出しようとする場合など前後輪のタイヤに大きな回転差が生じたとき | |
エアバッグ警告灯/プリテンショナー警告灯 | エアバッグ/プリテンショナーの異常時に点灯 | |
KEY 警告灯 | ・システム異常時に点灯 キーが次の状態の時に点滅 ・キーの電池が切れたとき ・キーが作動範囲内にないとき ・キーが作動範囲内にないとき ・キーに類似した他社のキーが作動範囲内にあるとき ・電源ポジションをOFFにせずに、キーを車外に持ち出したあと、すべてのドアを閉めたとき | |
セキュリティ表示灯 | ・運転中にセキュリティ表示灯が点灯/点滅した場合はエンジンを停止せず、そのままマツダ販売店で点検を受けること。エンジンを停止すると、再度エンジンを始動できない場合がある ・エンジンが始動できないときは一度、車両の電源をOFFにもどし、キーを作動範囲内の別の場所に置いて、再度エンジンを始動すること ・セキュリティ表示灯を確認し、消灯しない場合は (点灯/点滅したままなど)、もう一度車両の電源をOFFにもどし、しばらく待って再度エンジンを始動する ・3回行なってもエンジンが始動しないときはシステムの異常が考えられますので、マツダ販売店で点検を受けること | |
アダプティブ・LED・ヘッドライト (ALH) 警告灯 | アダプティブ・LED・ヘッドライト (ALH)システム異常時に点灯 | |
ハイ・ビーム・コントロールシステム (HBC) 警告灯 | ハイ・ビーム・コントロールシステム (HBC) システム異常時に点灯 | |
i-ACTIVSENSE警告灯 | i-ACTIVSENSE関連システムに異常があると点灯 | |
エクステリアランプ警告灯 | エクステリアランプ (番号灯は含まない) に異常があると点灯 | |
燃料残量警告灯 | 電源ポジションがONのとき、燃料が少なくなると点灯 | |
エンジンオイルレベル警告灯 | エンジンオイルの量がオイルレベルゲージの下限付近になっているときに点灯 | |
シートベルト警告灯 (フロント) | 点灯するとき ・電源ポジションがONのとき、運転席/助手席シートベルトを着用していないと点灯 点滅するとき ・運転席/助手席シートベルトを着用しないまま約20km/h以上になるとしばらくの間点滅 | |
シートベルト警告灯 (リア) | 電源ポジションがONのとき、後席シートベルトを着用していないとしばらくの間点灯し、その後消灯 また着用していた後席シートベルトを外すとしばらくの間点灯し、その後消灯 | |
ウォッシャー液残量警告灯 | 電源ポジションがONのとき、ウォッシャー液が少なくなると点灯 | |
半ドア警告灯/トランクリッド開警告灯/リアゲート開警告灯/ボンネット開警告灯 | いずれかのドア/トランクリッド/リアゲート/ボンネットが確実に閉まっていないときに点灯 また、いずれかのドア/リアゲートが閉まっていないときに走行すると、チャイムも鳴る | |
レンチ表示灯 | あらかじめ設定されたメンテナンス時期になると点灯 | |
表示灯 | シートベルト表示灯 (リア) | 電源ポジションがONのとき、リアシートのシートベルトを着用するとしばらくの間点灯し、その後消灯 |
KEY表示灯 | キーの有無を表示 | |
i-stop 表示灯 | 〈i-stop警告灯 (橙)〉 点灯するとき ・電源ポジションをONにすると点灯し、エンジンがかかると消灯 ・i-stop OFFスイッチを押してシステムを解除すると点灯 〈i-stop表示灯 (緑)〉 点灯するとき ・アイドリングストップ中に点灯し、エンジンが再始動すると消灯 点滅するとき (マニュアル車) アイドリングストップ中、チェンジレバーをニュートラル以外の位置にしたとき点滅 クラッチペダルを踏み込むと自動でエンジンが再始動し消灯 | |
セレクトレバー位置表示 | 使用中のセレクトレバーのセット位置を表示 | |
セレクトモード表示灯 | SPORTモード使用時の表示 | |
車幅灯表示灯 | 各ランプが点灯すると、メーター内の車幅灯表示灯が点灯 | |
ヘッドランプ上向き表示灯 | ヘッドランプが上向き (ハイビーム) で点灯しているときは、メーター内のヘッドランプ上向き表示灯が点灯 | |
方向指示/非常点滅表示灯 | 方向指示器、非常点滅灯使用時の表示 | |
リアフォグランプ表示灯 | リアフォグランプが点灯しているときは、メーター内のリアフォグランプ表示灯が点灯 | |
オートホールド作動表示灯 | オートホールド機能作動時に表示 | |
TCS/DSC 作動表示灯 | 点走行中にTCSまたはDSCが作動すると点滅 | |
DSC OFF 表示灯 | TCS OFFスイッチを押して、TCSを停止すると点灯 | |
警報・リスク回避支援表示 | 警報・リスク回避支援表示は、次のシステムの作動状態を示 ・車線逸脱警報システム ・ブラインド・スポット・モニタリング (BSM) ・交通標識認識システム (TSR) ・ディスタンス & スピード・アラート (DSA) ・前側方接近車両検知 (FCTA) ・後側方接近車両検知 (RCTA) ・レーンキープ・アシスト・システム (LAS) ・スマート・ブレーキ・サポート (SBS) の前方検知機能 ・スマート・ブレーキ・サポート (SBS) の前方検知機能 ・スマート・ブレーキ・サポート (SBS) の後方検知機能 ・スマート・ブレーキ・サポート (SBS) の後進時左右接近物検知機能 ・AT誤発進抑制制御 [前進時] ・AT誤発進抑制制御 [後退時] | |
アダプティブ・LED・ヘッドライト (ALH) 表示灯 | 電源ポジションがONの状態でランプスイッチがの位置のときにヘッドランプを上向き (ハイビーム) にすると作動し、同時にメーター内のALH 表示灯 (緑) が点灯 | |
ハイ・ビーム・コントロールシステム (HBC) 表示灯 | 周囲の明るさからHBCが夜と判断すると作動し、同時にメーター内のHBC表示灯 (緑) が点灯 | |
LAS &車線逸脱警報システム OFF 表示灯 | 車線逸脱警報システムOFF時の表示 | |
マツダ・レーダー・クルーズ・ コントロール (MRCC) スタンバイ表示 灯 | MODEスイッチを押すと速 度の設定や追従走行時の車間距離の設定ができる状態になり、MRCCディスプレイ表示およびMRCC作動状態表示 (白) がアクティブ・ドライビング・ディスプレイに表示 | |
マツダ・レーダー・クルーズ・ コントロール (MRCC)セット 表示灯 | MRCCの速度設定セット時に点灯 | |
クルーズスタンバイ表示 (白) | クルーズコントロールスタンバイ時の表示 | |
クルーズセット表示 (緑) | クルーズコントロール速度セット時の表示 | |
クルージング & トラフィック・サポート(CTS)スタンバイ表示 (白) | CTSは、高速道路や自動車専用道路での運転者の負担を軽減するシステムで、システムスタンバイ状態の場合白色で表示 | |
クルージング & トラフィック・サポート(CTS)セット表示 (緑) | CTSの速度設定をセットした際に表示 | |
スマート・ブレーキ・サポート (SBS) OFF 表示灯 | SBS OFF時に表示灯が点灯 |
MAZDA3のメーター表示
MAZDA3のメーター表示はアナログメーター基本の仕様となっており、初めて扱う方にも使いやすいメーターになっています。
車のメーターは従来はアナログタイプのメーターが基本であり、アナログタイプは直感的に情報を把握できる点が便利です。
MAZDA3のメーターは左右に機械式のアナログメーターがあり、左側はタコメーターなのでMAZDA3のスポーティなフォルムにマッチしたメーターです。
また右側の円形メーターのエリアには燃料計とともに水温計がありますので、乗用車として確認したい情報はしっかり配置されています。
中央のマルチインフォメーションディスプレイにもオドメーターなどの細かい情報がしっかり表示できますので、全体的に情報をパット把握できて使いやすいメーターです。
マルチインフォメーションディスプレイへの表示はアナログタイプのスピードメーターが基本であり、大型のスピードメーターなので視認性がかなり良いものとなっています。
スピードメーターの中央部分には切替式でさまざまん情報が表示でき、特にi-ACTIVSENSEという安全システムを統合した情報表示が可能となっています。
i-ACTIVSENSEにはブレーキサポートシステムや車線逸脱防止機能、衝突回避機能などがあり、それぞれの機能に対してグラフィック表示などもありますので非常にわかりやすい表示が魅力です。
なおその表示の際にスピードメーターはアナログタイプからデジタルタイプの数字表記へと変わる場合があり、ここは多少慣れが必要です。
MAZDA3のアクティブ・ドライビング・ディスプレイの表示
MAZDA3にはアクティブ・ドライビング・ディスプレイがほぼ標準装備として採用されており、先進的で扱いやすい機能です。
アクティブ・ドライビング・ディスプレイはまるでフロントウインドウに情報が表示されるように見えるヘッドアップディスプレイで、ドライバーの視線の先に投影されるため走行中に逐一確認できます。
表示される情報は長方形の投影範囲にエリア分けされて表示されるようになっており、切替式ではないので多くの情報に常に接することができます。
基本的な情報としてはスピードメーターやカーナビの方向指示など走行に必要な情報で、わざわざメーターやカーナビの画面を確認することなく把握できるので便利です。
そのほか運転支援システムとして前方からの接近車両検知や、i-ACTIVSENSEで扱うさまざまな安全支援機能も表示されるため、かなり情報量の多いヘッドアップディスプレイになっています。
またMAZDA3はBSM(ブラインドスポットモニター)によってドライバーの死角の障害物などを検知できるのですが、その情報もアクティブ・ドライビング・ディスプレイに表示されるので危険がある際に即座に把握することができます。
運転中の視界に情報が入ってくるので最初は慣れが必要ですが、一度慣れるととても使いやすい機能となるでしょう。
MAZDA3の警告灯
MAZDA3のメーターには各種警告灯もそなわっており、問題が生じたときにドライバーに通知するようになっています。
警告灯は車の走行状態や各種システムに以上が発生したときに点灯や点滅する表示灯で、通常時は基本的に消灯しています。
MAZDA3に限らずマツダ車は他のメーカーの車に対して警告灯の数が非常に多い傾向にあり、MAZDA3も警告灯が30種類近く用意されています。
その中でも基本的な警告灯としてはブレーキ警告灯や充電警告灯、オイル警告灯や高水温警告灯などエンジンを始めとした車の主要コンポーネントに対するものがあり、車の異常を数多くの警告灯で細やかに把握することができます。
一方で警告灯の数が多いので初めて見る警告灯もあり、わからない警告灯が点灯、点滅しているときには取扱説明書を確認しましょう。
またさまざまなシステムに関する警告灯も数多くあり、安全システム関連だと電動パワーステアリング警告灯やブレーキコントロールシステム警告灯、セキュリティ警告灯などがあります。
そのほか運転支援システムなどの警告灯もありますが、こういったシステム関連の警告灯は安全な走行のために点灯時に車を停車させ、その後に対応を考える必要があるでしょう。
さらにMAZDA3にはガソリンエンジンモデルの他にディーゼルエンジンモデルがあるのですが、ディーゼルエンジンには専用の警告灯としてディーゼルパティキュレートフィルター警告灯があり、正常な運転に戻すためにメッセージにしたがった走行が必要になるでしょう。
またガソリンエンジンモデルにも珍しくガソリンパーティキュレートフィルター警告灯があり、年々厳しくなる排気ガス対策に対して警告灯も増加傾向にあるようです。
MAZDA3の表示灯
MAZDA3のメーターには警告灯の他に各種表示灯もあり、表示灯もメーター各所に配置されています。
表示灯は車の走行状態やドライバーの操作状態を表示するためのもので、運転時に必ず使用する表示灯もあります。
表示等に関してもマツダ車はかなりの種類が設定されており、MAZDA3にも30種類近い表示灯があります。
表示灯の中で使用頻度の多いものとしては方向指示/非常点滅表示灯や、ヘッドライト上向き表示灯、車幅灯表示灯などのライト関連の表示灯があり、これらは運転中にほぼ必ず使用するのでメーターの視認性の良い位置に配置されています。
またシートベルト表示灯やKEY表示灯など運転前に確認したい内容も表示灯で把握することができます。
その他の表示灯としてはまずi-stop表示灯があり、こちらはアイドリングストップ関連の表示灯で点灯と点滅の状態で内容が変わってきます。
また警報・リスク回避支援表示には複数の安全支援システムや運転支援システムに関する表示がまとまっており、表示灯の点灯と合わせてマルチインフォメーションディスプレイにメッセージなどが表示されるのでその内容をしっかり確認すると良いでしょう。
さらにクルーズコントロールやCTSなどの運転支援システムに関する表示灯はシステム作動時に色が変わったりしますので、かなり細かく表示等を把握する必要があります。
とはいってもすべての表示灯を把握するのは大変なため、わからないときにはしっかり取扱説明書を確認すると良いでしょう。
MAZDA3のメーターの見やすさ
次にMAZDA3のメーターの見やすさについてご紹介します。
MAZDA3のメーターの見やすさについて
MAZDA3のメーターは全体的にシンプルな表示であり、見やすさもあるメーターになっています。
メーターの見やすさに関してはメーター自体の機能として、メーター類の配置やレイアウト、サイズ感や明るさなどが関係してきます。
またドライバー自身の好みや慣れ、メーターのアナログタイプかデジタルタイプかでも変わってくるもので、かなり賛否両論ある部分です。
近年はデジタル化が進むとともにあまり馴染みのないメーター表示が見にくい場合が出てきているのですが、MAZDA3のメーターに関してはメインの表示がアナログタイプであり、直感的な把握がしやすいという点が見やすさにつながっています。
またマルチインフォメーションディスプレイのサイズも大きいので情報を把握しやすく、見やすいディスプレイとなります。
そのほかアクティブ・ドライビング・ディスプレイの存在も見やすいメーターになっており、走行時に必要な情報はほぼアクティブ・ドライビング・ディスプレイに表示されています。
ドライバーが目線を前方に固定したままでもこれらの情報にアクセスできますので、アクティブ・ドライビング・ディスプレイを装着してある方がかなり利便性があがるでしょう。
全体的にシンプルで先進的な感じのないメーターデザインのMAZDA3ですが、実用面で見ると十分見やす仕様になっていると言えるでしょう。
MAZDA3のメーターの見やすさについての評判
MAZDA3のメーターの見やすさについてはX(twitter)にもいろいろな投稿があり、その中からいくつかご紹介します。
スピードメーターとその脇は液晶だけど、言わなきゃ気づかないくらいに違和感がないMAZDA3のメーター。シンプルで見やすくて好き pic.twitter.com/PaGNYL7lax
— atmark (@atmarkatmark) February 21, 2020
こちらの方はMAZDA3のメーターについてスピードメーターが液晶ディスプレイに表示されていることを気にされています。
ですが見た目的には違和感を感じないほどアナログメーター式になっているようで、見やすくて好きとおっしゃっていますね。
MAZDA3ってメーターのウインカーもフワッと消えるタイプなんだね
黒抜き矢印なのもカッコいいなぁ pic.twitter.com/PFxNeuSRqF— ひこライス (@hppinsight) September 3, 2022
こちらの方はMAZDA3のメーターのウインカー(方向指示器)について見ていらっしゃいますが、点灯のパターンが特徴的で気に入っていらっしゃるようですね。
デザイン的にもかっこいいようで使い勝手の良さがわかります。
MAZDA3のメーターの故障
最後にMAZDA3のメーターの故障についてご紹介します。
メーターは車の部品の中では故障の少ない信頼性の高い部分であり、主に経年劣化による故障がメインとなっています。
MAZDA3はアクセラからの名称変更が2019年であり、名称変更後として考えても5〜6年近いモデルが初期型となります。
初期型でもまだメーターの故障はそこまで多くはないのですが、もし故障した場合にはメーターパネル全体の交換が基本的には必要です。
MAZDA3のメーターはアナログメーターもあり一部の修理で直る場合もあるのですが、デジタル表示が多いので基本的にはメーター全体の交換となるでしょう。
交換費用としてはおよそ20,000円〜30,000円ぐらいの価格が必要であり、新品部品が入手できるので修理自体はしっかりしたものとなります。
近年増えてきているフルデジタルメーターに比べて修理費用は控え目なので、修理費用を心配することはないでしょう。