1分で車を60万円値引きする裏技

レガシィB4は車中泊が快適な理由5つ!フルフラット化のやり方も!人数は2人まで!

スバル レガシィB4はスバルの最上級セダンで、ゆとりのある車体とスバルらしい走行性能が魅力の車です。

今回はそんなレガシィB4での車中泊についてご紹介していきます。

レガシィB4の車中泊が快適な理由

スバル レガシィB4参考:www.subaru.jp

スバル レガシィはスバルが代々ラインナップしている大型車で、スバルのフラッグシップモデルとなっています。

レガシィで有名なのはステーションワゴンタイプのレガシィツーリングワゴンですが、その他にセダンタイプのレガシィB4もあり、こちらのセダンがスバルのラグジュアリーカーの一つとなっています。

レガシィB4はスバルでも大きなサイズの車であり、大柄なボディや性能の高いエンジンは満足感の高いものです。

またラグジュアリーカーでありながらレガシィB4には強力なAWDシステムが用意されており、スバルが得意とする悪路走破性の高さがセダンであるレガシィB4でも扱えるのも魅力です。

今回は車中泊という車の利用法についてご説明しますが、これは旅行の際に車の車内で一晩を過ごす方法です。

車中泊では旅行で必要なホテルや旅館の予約が不要なためその分の費用を浮かせることができ、また車での移動先でそのまま寝ることができる機動性の高さも魅力です。

また車中泊ではキャンプでのテントの代わりをすることも出来、車中泊専用のオートキャンプ場なども登場しています。

今回はセダンであるレガシィB4での車中泊ということであまりイメージには無いものなのですが、それでも車中泊ができるかどうかを車のサイズから見ていきます。

スペックレガシィB4
価格3,135,000円〜3,300,000円
乗車定員5名
全長4,800mm
全幅1,840mm
全高1,500mm
室内長2,030mm
室内幅1,545mm
室内高1,220mm
ラゲッジルーム高さ500mm
900mm
奥行き1,070mm
運転席寸法高さ約1,000mm
約500mm
奥行き約900mm
助手席寸法高さ約1,000mm
約500mm
奥行き約900mm
後席寸法高さ約1,000mm
約1,300mm
奥行き約900mm
3列目寸法高さ3列目シートなし
奥行き

レガシィB4はスバルの最上級車種の一つということで外観サイズは大きな車になっており、全長が4,800mmとかなり大きなサイズです。

また全幅も1,840mmと結構ワイドなサイズであり、国産セダンとしてみてもゆとりのある車です。一方で全高は1,500mmとセダンらしい低いフォルムになっており、スバルらしいスポーティなデザインによってスタイリッシュな車に仕上がっています。

車内のサイズについても大型セダンクラスでゆとりがあり、室内長が2,030mmとシートの足元空間などが余裕の多い車です。

室内幅も1,545mmとかなりワイドな横幅が設定されていますので、後席に3人座りしても楽でありラグジュアリーカーとしてのサイズ感がしっかりあります。

またレガシィB4はセダンなのでラゲッジスペースはトランクルームとなりますが、トランクルームのサイズも広々としており使い勝手は良好です。

このようなサイズ感を持つレガシィB4ですが、意外や意外で車中泊にしっかり対応できる車であり、次のような点が車中泊向きといえます。

トランクスルーを利用して車内に寝台が作成できる

 

この投稿をInstagramで見る

 

naoki miura(@jota4608)がシェアした投稿

レガシィB4は車内スペースが決して広々とした車デはないのですが、トランクスルーという機構を備えていることで車中泊に対応できています。

車中泊を快適に過ごすためには車のサイズは構造でいくつか条件があるのですが、その中で重要な点は車内にフルフラットな寝台を作れるかどうかという点があります。

車の車内というのは車体構造や車内のシートの位置、車内デザインなどでフラットな部分はほとんど無く、車中泊が出来るスペースはあまりありません。

ですが最近の車種では車内のシートアレンジによってフルフラットな空間を作り出すことも出来、特に後部座席を収納することでラゲッジスペースとつなげてラゲッジスペースを広げる構造が一般的になってきています。

ポイント

レガシィB4のようなセダン系の車種は車室とトランクルームが独立した構造を持つ車で、ハッチバックカーやミニバンのように車内からラゲッジスペースには基本的にアクセスできません。

ですがレガシィB4にはトランクスルーという機能があり、後部座席の背もたれを前に倒すことでトランクルームと車室内を繋げることができます。

レガシィB4のトランクスルーではその上面がほぼフルフラットな形状となっているので、車中泊の寝台としても十分活用できるものです。

寝台の前後サイズは車中泊に十分なサイズ

レガシィB4の車内の寝台はサイズも車中泊には十分であり、セダンとは思えないほどしっかり寝ることができます。

車中泊には車内の寝台の形状の他にそのサイズも重要な要素で、寝る方がしっかり足を伸ばして寝られるサイズがほしいところです。

その必要なサイズは寝る方の身長によって変わってくるのですが、身長170cmぐらいの人を想定すると最低でも1,700mmの寝台の長さがないと足を曲げて寝なくてはならなくなります。

ですがサイズギリギリでも窮屈感はありますので、快適性を高めるためには1,800mm〜1,900mmぐらいは必要となります。

これに対してレガシィB4は通常状態では後部座席でもラゲッジスペースでも1,000mm程度の前後サイズしか確保できないのでとても寝られないのですが、トランクスルー機構を使うことでその合計サイズが寝台として利用できてかなり広々としています。

トランクスルーを使った寝台の前後サイズは1,900mm近くはあり、これだけあればほとんどの方がしっかり足を伸ばした形で寝ることが出来るでしょう。

セダンという車種はいくらトランクスルー機構があってもそんなに前後サイズが広く取れるわけではないのですが、レガシィB4は車のサイズが大きいことからこういった面でメリットがあります。

室内幅的にギリギリ2名で寝ることができる

レガシィB4の車内では横幅的になんとか2名ぐらいなら並んで寝ることは可能で、複数人での車中泊もできないわけではありません。

レガシィB4の車内は室内幅が広々とした車種となっており、室内幅が1,545mmというサイズは国産セダンとしてかなりゆとりのあるサイズです。

このサイズであれば後部座席に3人で座る時にも窮屈なことはなく、そこそこゆとりのある車内サイズが確保できています。

そしてトランクスルー機能を使うと後部座席のスペースをほぼ全て活用でき、横幅の広い空間が確保できます。

このサイズなら横向きに2名もしくは3人で寝ることも出来るサイズなのですが、レガシィB4の場合にはトランクルームの横幅的に2名までが限界でしょう。

MEMO

トランクルーム部分には後部タイヤのタイヤハウスが飛び出してきており、そのため横幅が多少小さくなって1,000mm程度の横幅となります。

このサイズだと横並びで2名で寝るのが限界ですが、セダンという車種でも複数人での車中泊旅行ができるというのは驚くべきところでしょう。

そのためカップルや夫婦での車中泊旅行や友達同士でも可能ですし、もちろん一人旅行での車中泊であればかなり広々と寝台を利用できるでしょう。

車中泊という車内スペースが必要な使いかたでここまでしっかり寝台を作れるレガシィB4は便利な車です。

車中泊時の荷室はそこそこ確保できる

車中泊のときには車の車内にある程度の荷物置き場が必要なのですが、レガシィB4であればなんとかそれは確保できるでしょう。

車中泊となるとどうしても車内にしっかりした寝台を作ることが優先であり、そのためには車内スペースの殆どを使ってしまいます。

後部座席とラゲッジスペースを使ったシートアレンジで寝台とするのが一般的ではあるのですが、このときラゲッジスペースを利用してしまうので、そのラゲッジスペースに積み込んであった荷物を別の場所に置かなければなりません。

ですが車中泊は旅行のときに利用するのが一般的ですので、荷物の量が通常より多くなり積み替えもなかなか大変です。

ポイント

レガシィB4でも車中泊時にはトランクルームを使用しますので、トランクルームに積み込んである荷物は別の場所に移動させなくてはなりません。

ですがレガシィB4では寝台は後部座席とトランクルームだけでサイズが十分確保できるので、車の前部座席はしっかり残っていてここを荷室として使うことができます。

また前席と後部座席の間にもある程度のスペースがありますので、これらを組み合わせれば十分な荷室のスペースは確保できるでしょう。

ただトランクルーム全部の容量ほどはありませんので、車中泊旅行をする時には過剰な荷物を持っていかないようにするとよいでしょう。

アンダーラゲッジも小さいながら便利

レガシィB4にはトランクルームの下にアンダーラゲッジが確保されており、サイズはそんなに大きくありませんが便利に使えます。

アンダーラゲッジはトランクルームなどのボードの下に設置された荷室部分で、そのサイズはあまり大きくないものの使い勝手は良好です。

レガシィB4にもアンダーラゲッジが設定されており、トランクルームの上面ボードを取り外すことでアクセスすることができます。

レガシィB4のアンダーラゲッジは専用の仕切板などがありますが、ある程度の大きさの荷物が入るサイズはありなかなか便利です。

レガシィB4では車中泊時に前席シートなどで荷室のスペースがあるのですが、アンダーラゲッジには急に取り出す必要のないものを入れておけば使い分けができます。

アンダーラゲッジの大きさではそこそこのものしか入りませんが、ちょっとした汚れ物や靴などを入れるには十分です。

アンダーラゲッジは車中泊時には寝台の真下に位置するため寝ている間は開くことが出来ないので、使うときには事前にトランクルームからアクセスして荷物を入れておきましょう。

レガシィB4で車中泊をする方法

次にレガシィB4での車中泊の方法をご説明します。

トランクスルーでの寝台の構成

まずレガシィB4の車内で車中泊を過ごすための寝台を作るところから始まりますが、トランクスルー機構はあまり使ったことのない人も多いので自宅などで一度試してみると良いでしょう。

ポイント

トランクスルー機構はセダンの後部座席の背もたれを前側に倒すことでトランクルームとつなげる機能で、後部座席にあるレバーを操作することで背もたれを倒すことができます。

この機能は操作自体は簡単でほぼワンタッチで背もたれを収納状態にすることができます。またこのトランクスルーを使う時には後部座席のヘッドレストは取り付けたままで大丈夫で、ヘッドレストを一番下まで収納した状態で倒しましょう。

前席などは特別な操作は必要なく、トランクスルー機構そのままで十分な寝台のサイズが確保できるため前席が荷室として使えます。

このトランクスルーをした状態でも寝台として十分使えますが、後述するようにこの寝台には多少段差が生まれており、これを解消することでより快適な寝台が作れます。

段差の大きさはそんなに大きくありませんので自宅にあるクッションや布団などを敷き詰めるだけでも良いですし、車中泊用の段差吸収ボードを準備しておいて底上げをしても良いでしょう。

そこまですれば後部座席の前端からトランクルームの後端まで完全にフラットにでき、快適に寝ることができるでしょう。

車中泊アイテムの準備

 

この投稿をInstagramで見る

 

おちゅ。(@ochumaru_sh)がシェアした投稿

次に車中泊用のアイテムをいくつか準備するのですが、その中で必須なものは2つあります。

1つ目は車中泊時の布団代わりとなる車中泊マットで、これはトランクスルーで作り出した寝台の上にさらに敷き詰めるためのアイテムです。

ポイント

トランクスルー機構で作った寝台の上面は樹脂製の素材となっているので寝台として見ると感触が硬く、そのままではあまり快適に寝ることができません。

そこで寝台の上にクッション性のある素材のマットが必要で、市販品でさまざまな車中泊マットが販売されているのでその中からレガシィB4の車内にマッチするものを探すと良いでしょう。

その際にはレガシィB4の寝台は上下方向のサイズがあまり大きくないため、多少薄めのものが使いやすいです。

もう1つは車内の遮光アイテムで、これは車中泊の最中に外から車内に光が入ってこないようにするものです。

車中泊の際にウインドウが開いたままだと外の街灯の光であったり他の車のヘッドライトの光が車内に入ってきてしまい、そのままではしっかり寝る妨げとなってしまいます。

そのため車中泊のときにはウインドウは完全に遮光して車内を暗くするのが一番であり、それには市販品の遮光カーテンや遮光ボードなどを使用します。

遮光ボードには大きなサイズの汎用品などもありますので、これを自分で加工してウインドウにフィットするように出来ると便利なアイテムを用意できるでしょう。

車中泊時の注意点

車中泊には事前の準備が様々必要なのですがその他にも注意点があり、車内の換気をしっかり行わなければなりません。

注意

車中泊の際には防犯などを考えると車のウインドウを閉めた状態で過ごしたいものなのですが、もし閉め切った状態で一晩を過ごすと朝起きた時に息苦しさを感じたり汗をかいていたりします。

これは密閉度の高い車内という空間で寝ていることで車内の空気を呼吸で消費しており、その結果二酸化炭素濃度が増加してしまったためです。

そのままでも一晩ぐらいであれば健康に問題があるほどではないのですが、安眠するためには車内を換気して綺麗な空気と入れ替えをしたほうが良いです。

車中泊時に換気をする一番簡単な方法はウインドウを少しだけておくことなのですが、ウインドウが空いていると外から虫が入ってきたり外の音が聞こえやすくなってあまり快適ではありません。

そこで車のエアコンを活用するのが便利な方法で、エアコンを外気循環モードで動かせば車内の温度管理も出来て便利です。

その際はバッテリーが上がるのを防ぐためにエンジンはアイドリング状態にしておいたほうがよく、燃料の残量などにも気をつけましょう。

ただアイドリング時に急な積雪などで排気管が詰まったりすると排気ガスの逆流の問題がありますので、そういったシーンが想定される時には安全のためにウインドウは少し空けておいたほうが安全です。

レガシィB4の車中泊に向かない点

レガシィB4はセダンにしては車中泊が行いやすい車ではありますが、やはりセダンという車種でのデメリットもあります。

車中泊時の高さが窮屈

レガシィB4 シート参考:www.subaru.jp

まずなによりレガシィB4の車内で車中泊に不便な点は上下サイズにあり、トランクルームに身体を押し込むことになるのでかなり窮屈さはあります。

車中泊ではなにより車内でしっかり足を伸ばして寝ることの出来る寝台を作れるかどうかがポイントであり、そのためには車内の寝台の前後サイズや横幅の確保が最優先です。

セダン系の車種は車内とトランクルームが独立しているのでそもそも前後方向のサイズ確保が難しい車ですが、レガシィB4ではトランクスルーという機構によってこれをクリアしています。

ですが寝る時には車室内に体の上半身、トランクルームに下半身が収まるような寝方になってしまい、身体の殆どはトランクルームの高さで上下が規制されています。

ポイント

レガシィB4のトランクルームの上下サイズは500mm程度となっており、このサイズだと仰向けで寝るのがやっとのサイズであり横向きで寝たりするのは現実的ではありません。

また仰向けで寝ていたとしても寝返りをうったりすればトランクルームの上側にぶつかってしまいますので、身体が多少拘束されたような寝方でかなり窮屈です。

また寝台の上で体を起こすのも大変であり、一応寝ることはできますが慣れていないと身体が痛いこともあるでしょう。

寝台へのアクセスが大変

レガシィB4のトランクスルーでは車内でなんとか寝ることができるスペースは確保できますが、実際にそこで寝るためにアクセスするのがなかなか大変です。

レガシィB4の車内で寝台を作る時には車外からや後部座席側から操作すればよく、それ自体はそんなに難しい操作にはなりません。

トランクルームの中を寝台にするときに車中泊マットを敷き詰めるのはちょっと大変ですが、それに関しても工夫すれば比較的楽に準備することができるでしょう。そしていざその寝台で寝ようとすると、そこに身体を押し込むのがなかなか大変なのです。

寝台にアクセスするのに一番楽なのはトランクルームの後側から入ることなのですが、そうするとトランクルームを閉めるのが大変で施錠もしなくてはならないので、あまり現実的ではありません。

そのため後部座席側から身体を入れていくことになりますが、結構狭い空間で仰向けに寝た状態で入っていくことになりますので、コツを掴まないと結構大変でしょう。

寝台には少し段差がある

レガシィB4の車内の寝台はほぼフルフラットな形状になっているのですが、実際には後部座席とトランクルームの間に小さな段差があります。

この段差は後部座席の背もたれを収納した時に生まれるのですが、これは背もたれが後部座席の座面に乗り上げるような形で出てきます。

これはシートの構造からして仕方ない点ではありますが、実際にその段差の大きさはほんの少しでありそのままの状態でも寝ることは不可能ではありません。

ですがそのままだとちょうど寝ている時に腰や背中の部分に段差がきてしまい、慣れていないと安眠を妨げることになってしまいます。

そのためこの段差は前述したように段差吸収ボードなどで底上げしてなくしておいたほうがよく、あらかじめ準備しておけば難しいことはありません。

また車中泊用に用意した車中泊マットの厚みで解消することも出来、その際には厚みのある車中泊マットを使ってみると良いでしょう。

ですがレガシィB4のトランクルームでは高さ方向が狭いのであまり分厚いマットは使うことができず、そのあたりの調整はあらかじめ自宅で調整しておくと良いでしょう。

レガシィB4の車中泊の口コミ・評判

レガシィB4での車中泊についてはtwitterでもいろいろな評判が投稿されており、その中から2つご紹介します。

こちらの方はレガシィB4でかなり長距離の旅行をされたようで、その時の宿泊手段として車内で車中泊をされたそうです。

車での軽快な移動に加えて移動先でどこでも寝ることの出来る車中泊は、こういった1人旅には便利な使いかたです。

こちらの方はスバルの車種をいくつか検討されているようですが、レガシィB4より小型のインプレッサを検討されていますね。

ですがハッチバックカーではあるものの車内の小ささから車中泊を考えると難しく、そういったニーズでセダンではあってもレガシィB4のほうが有利となりそうです。

総評

レガシィB4はスバルの最上級セダンとして存在感のある車に仕上がっており、その質感や車のサイズ、車内の広さや走行性能の高さなどいろいろな面で便利な車です。

そんなレガシィB4で車中泊も可能というのはかなり意外な点であり、セダンという車種による窮屈な部分もありつつも車中泊用の車として考えるとなかなか悪くない選択肢といえるでしょう。