日産リーフは世界初の量産型電気自動車として登場した車で、日本を代表する環境対応車の1つです。
今回はそんなリーフのオプション装備に関してご説明します。
リーフのメーカーオプション
リーフは2010年に初めて登場した電気自動車で、世界でまだ電気自動車は普及していなかった時期に日産が先駆けて市場投入した車です。
それまで日本ではハイブリッドカーは普及していたのですが純粋な電気自動車はリーフが初となり、非常に話題になりました。
ガソリンを使わない自動車で環境に優しく、さらに静かで、モーターの走行感覚の良さなどが受け入れられ、2015年には世界累計販売台数20万台を達成しました。
そして2017年には初のフルモデルチェンジを迎え、デザインが大きく変わるとともに電気自動車の問題点であった航続距離が大幅に延長されました。
現在でも電気自動車はまだまだニッチな存在ではありますが、その中にあってリーフはとても高い存在感を見せています。
そんなリーフのオプション装備は次のようなものがあります。
メーカーオプション一覧と価格
リーフのオプション装備にはメーカーオプションとディーラーオプションの2種類がありますが、まずはメーカーオプションについてご説明します。
メーカーオプションは自動車の生産工場で組み付けられるオプション装備で、紳士ゃのオーダー時に一緒に注文しなければなりません。
そんなメーカーオプションには次のようなものがあります。
種類 | オプション | 価格 |
視界 | ヒーター付ドアミラー(G、e+ Gは標準装備)+寒冷地仕様(後席クッションヒーター+後席ヒーター吹き出し口+不凍液濃度アップ(50%)) | 27,000円 |
シート地 | 本革シート(内装色:エアリーグレー〈K〉)+BOSE(R)Energy Efficient Seriesサウンドシステム&7スピーカー | 216,000円 |
安全装備 | プロパイロット+ステアリングスイッチ(メーター・ディスプレイコントロール、オーディオ、ハンズフリーフォン、プロパイロット)+電動パーキングブレーキ+BSW(後側方車両検知警報)+RCTA(後退時車両検知警報)+インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム) | 77,760円 |
プロパイロット パーキング+インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)+インテリジェント ルームミラー+電動パーキングブレーキ+インテリジェント DA(ふらつき警報) | 126,360円 | |
インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)+インテリジェント ルームミラー+インテリジェント DA(ふらつき警報) | 81,000円 | |
その他 | ETCユニット(ビルトインタイプ)レス | -6,480円 |
6kW普通充電器(車載用) | 108,000円 | |
NISMO | NISMO専用本革巻3本スポークステアリング(レッドセンターマーク、レッドステッチ、ガンメタクローム加飾付)+ステアリングヒーター+ヒーター付ドアミラー+後席クッションヒーター+後席ヒーター吹き出し口+不凍液濃度アップ(50%) | 27,000円 |
プロパイロット+ステアリングスイッチ(メーター・ディスプレイコントロール、オーディオ、ハンズフリーフォン、プロパイロット)+電動パーキングブレーキ+NISMO専用電動パーキングブレーキスイッチ(ガンメタクローム加飾付)+フロント&バックソナー+踏み間違い衝突防止アシスト+BSW(後側方車両検知警報)+RCTA(後退時車両検知警報)+インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム) | 102,600円 | |
プロパイロット パーキング+インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)+インテリジェント ルームミラー+電動パーキングブレーキ+NISMO専用電動パーキングブレーキスイッチ(ガンメタクローム加飾付)+フロント&バックソナー+踏み間違い衝突防止アシスト+インテリジェント DA(ふらつき警報) | 151,200円 | |
プロパイロット+ステアリングスイッチ(メーター・ディスプレイコントロール、オーディオ、ハンズフリーフォン、プロパイロット)+プロパイロット パーキング+インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)+インテリジェント ルームミラー+電動パーキングブレーキ+NISMO専用電動パーキングブレーキスイッチ(ガンメタクローム加飾付)+フロント&バックソナー+踏み間違い衝突防止アシスト+BSW(後側方車両検知警報)+RCTA(後退時車両検知警報)+インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム)+インテリジェント DA(ふらつき警報) | 220,320円 | |
AUTECH | プロパイロット+ステアリングスイッチ(メーター・ディスプレイコントロール、オーディオ、ハンズフリーフォン、プロパイロット)+プロパイロット パーキング+インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)+インテリジェント ルームミラー+電動パーキングブレーキ+BSW(後側方車両検知警報)+RCTA(後退時車両検知警報)+インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム)+インテリジェント DA(ふらつき警報) | 201,960円 |
BOSE(R)Energy Efficient Seriesサウンドシステム&7スピーカー | 108,000円 |
リーフのメーカーオプションの特徴として、装備のいくつかをまとめてオプションパッケージとなっている点があります。
単一の機能のメーカーオプションとして設定されているものは少なく、複数の機能をまとめて導入する形になっています。
またグレードによって標準装備化されている装備もあり、それによって同様のメーカーオプションであっても装備の差によって価格や機能に差があります。
オプション人気ランキング
では前述のメーカーオプションの中から人気のものをご紹介します。
ランキング | 種類 | オプション | 価格 |
1 | 安全装備 | プロパイロット プロパイロット+ステアリングスイッチ(メーター・ディスプレイコントロール、オーディオ、ハンズフリーフォン、プロパイロット)+電動パーキングブレーキ+BSW(後側方車両検知警報)+RCTA(後退時車両検知警報)+インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム) | 77,760円 |
2 | その他 | 6kW普通充電器(車載用) | 108,000円 |
3 | 視界 | ヒーター付ドアミラー(G、e+ Gは標準装備)+寒冷地仕様(後席クッションヒーター+後席ヒーター吹き出し口+不凍液濃度アップ(50%)) | 27,000円 |
4 | シート地 | 本革シート(内装色:エアリーグレー〈K〉)+BOSE(R)Energy Efficient Seriesサウンドシステム&7スピーカー | 216,000円 |
5 | 安全装備 | プロパイロット パーキングパッケージ プロパイロット パーキング+インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)+インテリジェント ルームミラー+電動パーキングブレーキ+インテリジェント DA(ふらつき警報) | 126,360円 |
1位:プロパイロット
1位は日産最新の安全装備の1つである「プロパイロット」で、何種類もの機能が組み合わされたパッケージとなっています。
このパッケージにはオーディオやハンズフリーフォン、メーターディスプレイなど便利な装備もありますが、そこに後方車両検知機能や社線逸脱警報などの検知機能が組み合わされており、安全性能を高めることができます。
ですがこのパッケージでもっとも目玉の機能というのはその名前ともなっている「プロパイロット」です。
プロパイロットは一種の自動運転技術で、インテリジェントクルーズコントロールという先行車検知、及び追従機能です。
またハンドル支援機能もあり、あくまでドライバーが運転のメインではありますが非常に楽に安全に高速道路などを走行することができます。
なお現在はプロパイロット2.0という更に進化した自動運転技術もありますが、リーフのものは従来の機能です。
2位:6kW普通充電器(車載用)
2位は電気自動車であるリーフならではのもので、充電を短時間で行なうための車載用の充電器です。
リーフには標準装備として3kWの普通充電器が装着されていますが、その充電器を使って家庭や外出先などでバッテリーに充電ができます。
その装備ではリーフのバッテリーが空の状態から満充電には約16時間程度かかるのですが、それでは充電に要する時間が長すぎる場合があり、もっと早く充電できる装備が欲しくなります。
そこで用意されているのが倍の容量を持つ6kWの普通充電設備で、これをメーカーオプションとして設定されています。
これがあれば満充電まで約8時間程度と半分程度になり、例えば家庭で充電する際も夜間だけでしっかり充電できる時間が確保できます。またこの充電器は車載用なので外出中でも効率よく充電できます。
メーカーオプションとしては108,000円と少し高いものですが、リーフを有効に活用するなら装着しておきたいものです。
3位:寒冷地仕様装備
3位には「寒冷地仕様」という名称でパッケージング化されているメーカーオプションですが、普通のガソリン車などの寒冷地仕様とは少し違って便利機能が多いものとなっています。
ガソリン車やディーゼルエンジン車の寒冷地仕様では、おもに寒冷地でのエンジンの始動性を改善するのが目的で、エンジンのヒーターや冷却水の不凍液の強化、バッテリーの強化などがメインです。
ですが完全な電気自動車であるリーフではそういったエンジン関係の寒冷地仕様は不要であり、冷却水だけはあるので不凍液の強化は入っています。
そしてそれ以外の装備は後席のクッションヒーターや後席へのヒーターの吹き出し口追加など、室内の乗員に便利な装備になっています。
またドアミラーにもヒーターが装着され、たとえ寒冷地ではなくても冬季には便利な装備が比較的安価に装着できるメーカーオプションとなっています。
そのためガソリン車などとは違って寒冷地仕様は選択する理由のある装備です。
4位:本革シート+BOSEオーディオシステム
本革シートはリーフの高級装備の1つで上級グレードで選択できるメーカーオプションとなっています。
このオプション装備のメインは本革シートで、ブラックもしくはエアリーグレーの2色から選べるシートとなっています。
リーフはインテリアの装備であまり高級感のある装備は少ないのですが、その中で貴重な装備となっています。
またこのメーカーオプションには「BOSE(R)Energy Efficient Seriesサウンドシステム」というプレミアムなオーディオシステムも組み合わされており、7つのスピーカーとともに音響関係でも高級感、満足感の高い装備となっています。価格は216,000円と高額ですが、それだけの価値はあるでしょう。
5位:プロパイロット パーキングパッケージ
この装備も安全装備がいくつか組み合わされたパッケージになっていますが、その中でもっとも特徴的な機能が「プロパイロット パーキング」です。
プロパイロット パーキングは駐車時の支援を行なう機能で、これも日産の最新技術の1つです。これまでもカメラなどを使った駐車支援機能はありましたが、プロパイロットパーキングではほぼ全自動で前向き駐車や縦列駐車が可能です。
駐車をしたい場所の近くの指定された箇所に車をおけば、その後はスイッチを入れるだけでそこに自動で駐車ができます。
その際にはドライバーがハンドルに手を乗せているなどの条件が必要ですが、とても楽に駐車ができる便利な装備となります。
またこのパッケージにはインテリジェントルームミラーなどの後方確認装備も組み合わされており、駐車時の運転支援機能が組み合わされたパッケージになっています。
なおリーフのメーカーオプションにはほかにも安全装備がパッケージング化されたものが設定されていますが、そちらにはプロパイロットやプロパイロットパーキングなど全ての機能を全部組み込んだ仕様もあります。
またNISMOやAUTECHなどの特別仕様向けのパッケージもありますので、機能と価格を比較して選ぶと良いでしょう。
おすすめオプション
次に人気のメーカーオプションのほかにおすすめのメーカーオプションをご紹介します。
「インテリジェント アラウンドビューモニター」という駐車支援装備の機能が設定されていますが、この装備は前述のプロパイロットパーキングとは違ってドライバーメインの支援装備です。
アラウンドビューモニターは日産独自の技術で、車をまるで上から見て周囲を確認しているようなカメラが付いており、車内のモニターにその映像が映し出されます。それを見れば車の周囲の歩行者や障害物を発見する助けになる、とても便利な駐車支援装備です。
この機能には自動駐車機能はありませんが、その分比較的安価なメーカーオプションパッケージとなっており、使い勝手も良い便利なメーカーオプションです。
なお上級グレードのメーカーオプションにはプロパイロットパーキングとインテリジェントアラウンドビューモニターの両方が組み合わされているパッケージもあり、そちらは20,0000円を超える高価なパッケージとなっています。
いらないオプション
リーフのメーカーオプションはさまざまな便利な機能がありますが、その中にあまり便利でないものもあります。それが「ETCユニット(ビルトインタイプ)レス」というものです。
ETCユニットはリーフの仕様によっては標準装備されているものですが、このメーカーオプションはそのETCユニットを外して6,480円価格を安くするものです。
自前で持っているETCユニットを使う場合などにこれを選ぶことがあるのですが、その装着にはまた専用のスペースが必要であまりスマートではありません。
ETCはユニットが変わっても登録しなおせば使えるようになるので、結果的にはそちらのほうが綺麗に収まるでしょう。
たしかに購入費用は安くなるのですが、別のETCユニットを取り付けるにも別途費用が必要なので結果的にあまりコストメリットもないでしょう。
オプション総額
ではここまでのメーカーオプションについて、車の支払総額がいくらぐらいになるかを見てみましょう。こちらでは人気のメーカーオプションとおすすめメーカーオプションを分けて計算してみます。
人気メーカーオプションの総額
人気メーカーオプションは5種類をご紹介しましたが、プロパイロットとプロパイロットパーキングが両立できるのはAUTECH仕様のみとなっているので、こちらを選択します。
なおAUTECH仕様では本革シートは選択できませんので、この総額は4種類のメーカーオプションでの計算です。
グレード | 種類 | オプション | 価格 |
AUTECH(2WD) | 車両価格 | 3,931,200円 | |
税金等諸費用 | 110,619円 | ||
視界 | ヒーター付ドアミラー(G、e+ Gは標準装備)+寒冷地仕様(後席クッションヒーター+後席ヒーター吹き出し口+不凍液濃度アップ(50%)) | 27,000円 | |
その他 | 6kW普通充電器(車載用) | 108,000円 | |
安全装備 | プロパイロット+ステアリングスイッチ(メーター・ディスプレイコントロール、オーディオ、ハンズフリーフォン、プロパイロット)+プロパイロット パーキング+インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)+インテリジェント ルームミラー+電動パーキングブレーキ+BSW(後側方車両検知警報)+RCTA(後退時車両検知警報)+インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム)+インテリジェント DA(ふらつき警報) | 201,960円 | |
総額 | 4,378,779円 |
AUTECHは日産の上級グレードの中でも専用の装備が多数装着された仕様で、本革シートの設定はありませんがエクステリアやインテリアには専用仕様のパーツが付いています。
そこにメーカーオプションを4種類(仕様の上では3種類)を装着すると支払総額は4,400,000円弱となっており、車のクラスとしては少し高額です。
ですが電気自動車であるリーフはこのぐらいの価格が現在は一般的であり、オプション総額は300,000円程度とこのクラスではまあまあといったところです。
おすすめメーカーオプションの総額
では次におすすめメーカーオプションでの総額を計算します。こちらはリーフのグレードとしては「X」を選択します。
グレード | 種類 | オプション | 価格 |
X | 車両価格 | 3,661,200円 | |
税金等諸費用 | 110,619円 | ||
安全装備 | インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)+インテリジェント ルームミラー+インテリジェント DA(ふらつき警報) | 81,000円 | |
総額 | 3,852,819円 |
Xグレードはリーフの基本グレードの中では中間グレードとなりますが、このグレードでは安全装備をいくつも選択することができます。
その中でもっとも価格が安価なのがこのインテリジェントアラウンドビューモニターのメーカーオプションで、その支払総額は4,000,000円に達しておらず、比較的リーフを安価にまとめた仕様となります。
Xグレードではこのほかにプロパイロットやプロパイロットパーキングのメーカーオプションを選択することはできますが、他の安全装備と同時に装着することはできないのでどれかを選択する形になります。
リーフのディーラーオプション(後付けオプション)
では次にリーフのディーラーオプションをご紹介します。ディーラーオプションはメーカーオプションとは違って新車のオーダー後にも注文できる装備で、工場から新車が出荷されたあとにディーラーで組み付けられるものです。
メーカーオプションよりも様々なカテゴリーに属するアイテムが数多く揃っており、自分好みのアイテムを揃えることができます。
そんなディーラーオプションは次のようなものがあります。
ディーラーオプション一覧と価格
リーフのディーラーオプションは50アイテム近くが揃っているのですが、今回はその中から20〜30程度のアイテムをご紹介します。
種類 | オプション | 価格 |
エクステリア | フロントブルーアクセント | 32,301円(取付費・消費税込) |
サイドブルーアクセント | 50,463円(取付費・消費税込) | |
ボディサイドステッカー(ブルー、シルバー) | 各21,924円(取付費・消費税込) | |
ゼロエミッションステッカー(ボディカラー対応) | 各24,892円(取付費・消費税込) | |
LEDフォグランプ | ・ハロゲンフォグランプ無、インテリジェント アラウンドビューモニター無車用/付車用 74,859円 /81,771円(取付費・消費税込) ・ハロゲンフォグランプ付車用 68,962円(取付費・消費税込) | |
イルミネーション付エンブレム | ・インテリジェントアラウンドビューモニター無車用 37,088円(取付費・消費税込) ・インテリジェントアラウンドビューモニター付車用 44,000円(取付費・消費税込) | |
マッドガード | ・ボディカラー各色 各25,324円(取付費・消費税込) | |
BBS製ダーククロームカラーコートホイール | ・16×6.5J、インセット40 264,384円(取付費・消費税込) ・17×6.5J、インセット45 279,504円(取付費・消費税込) | |
リバース連動下向きドアミラー(助手席側) | 20,366円(取付費・消費税込) | |
プラスチックバイザー(アクリル製) | 18,792円(取付費・消費税込) | |
UV&IRカットフィルム(クリアフィルム、スモークフィルム) | 各43,092円(取付費・消費税込) | |
インテリア | デュアルカーペット(フロアカーペット『消臭機能付』、ブラック+ラバーマット) | 1台分:33,800円(消費税込本体価格) |
トノカバー(ブラック) | 19,800円(消費税込本体価格) | |
ラゲッジアンダーボックス(天板前後2分割付き) | 37,800円(消費税込本体価格) | |
マジカルイルミネーション | 39,800円(取付費・消費税込) | |
カップホルダーイルミネーション | 21,362円(取付費・消費税込) | |
充電サポートアイテム | 充電ポートカバー(チャージリッドカバー、収納袋付) | 29,800円(消費税込本体価格) |
充電ケーブル(コントロールボックス付) | ・15m、200V用 62,748円(消費税込本体価格) ・3m、200V用 55,080円(消費税込本体価格) ・7.5m、100V用 57,888円(消費税込本体価格) | |
充電ケーブルホルダー | 16,252円(消費税込本体価格) | |
充電ケーブルリール | 16,200円(消費税込本体価格) | |
リコメンドアイテムパッケージ | e-スタイリングパッケージ ・フロントブルーアクセント ・サイドブルーアクセント ・LEDフォグランプ | ・フロントブルーアクセント+サイドブルーアクセントの2点セット 通常合計価格82,764円→74,800円(取付費・消費税込) ・LEDフォグランプ+フロントブルーアクセント+ サイドブルーアクセントの3点セット 通常合計価格 164,535円 →144,912円(取付費・消費税込) |
EVベーシックパック ・充電ポートカバー ・UV&IRカットフィルム | 充電ポートカバー+UV&IRカットフィルムの2点セット 72,892円(取付費・消費税込) | |
ラゲッジパック ・トノカバー ・ラゲッジアンダーボックス | 通常合計価格 57,600円 →49,800円(消費税込本体価格) | |
NISMO | NISMO プラスチックバイザー | 23,112円(取付費・消費税込) |
フード デカール(ブラック) | 58,000円(取付費・消費税込) | |
NISMOキッキングプレート | 42,606円(取付費・消費税込) |
エクステリアやインテリアのディーラーオプションは他の車種でも設定はあるのですが、リーフ特有のアイテムとしてこちらにも充電関係のアイテムが揃っているのが特徴です。
またリコメンドアイテムパッケージといういくつかのアイテムをまとめたディーラーオプションも設定されており、そのいくつかは単品で購入するよりも安い割引が設定されています。
オプション人気ランキング
リーフのディーラーオプションにも任期のアイテムがいくつかあり、そちらをランキング形式でご紹介します。
ランキング | 種類 | オプション | 価格 |
1 | エクステリア | プラスチックバイザー(アクリル製) | 18,792円(取付費・消費税込) |
2 | 充電サポートアイテム | 充電ケーブル(コントロールボックス付) | ・15m、200V用 62,748円(消費税込本体価格) ・3m、200V用 55,080円(消費税込本体価格) ・7.5m、100V用 57,888円(消費税込本体価格) |
3 | インテリア | デュアルカーペット(フロアカーペット『消臭機能付』、ブラック+ラバーマット) | 1台分:33,800円(消費税込本体価格) |
1位:プラスチックバイザー(アクリル製)
リーフのディーラーオプションで人気なアイテムはプラスチックバイザーで、これはドアの上部にスモーク調のバイザーを取り付けるものです。
プラスチックバイザーの効果は雨天時にあり、窓ガラスを少し開けたときにそこから外気を取り込むことができます。
通常雨天時には少しだけ窓を開けてもそこから雨が吹き込んだりするのですが、プラスチックバイザーが装着されていれば雨を防ぎつつも空気の循環が可能です。
またディーラーオプションとしての家格も比較的安価で装着しやすく、ドレスアップパーツとしての効果もあるので人気があります。
なおリーフにはもう一種類プラスチックバイザーがあり、こちらは「NISMO プラスチックバイザー」というNISMOのアイテムとなります。
こちらのアイテムには「NISMO」のエンブレムが付いておりスポーティ感のあるバイザーとなっています。
2位:充電ケーブル(コントロールボックス付)
この充電ケーブルは標準装備やメーカーオプションにあった普通充電器とは別の装備で、主に家庭用電源とリーフを繋ぐために使うものです。
リーフの充電にはいくつか方法があるのですが、その中で家庭でも効率よく充電できるものの1つに200Vの家庭用電源があります。
100Vでは時間がかかる充電も200Vであれば半分以下で完了するので有効なのですが、それには専用の充電ケーブルが必要となります。
このメーカーオプションはそのためのもので、長さも3mと15mのに種類が用意されているので、家の駐車場と200V電源の位置関係に応じて選ぶことができます。
また100V用の7.5m充電ケーブルも意されており、こちらは100Vで離れた位置にある100V電源と繋ぐためのものです。
標準装備の充電ケーブルよりも長いので使い勝手はよくなっています。なおこれらの充電ケーブルは基本的に車載するものではなく家庭に据え置きするのがメインです。
そのために家庭に設置できる専用の充電ケーブルホルダーや充電ケーブルリールなども用意されており、車のオプション装備ですが電気自動車ではこういった車外のアイテムも必要になります。
少し高額のアイテムにはなりますが、リーフを最大限活用するには必要なものとなります。
3位:デュアルカーペット
3位はフロアマットの一種であるデュアルカーペットで、車内を綺麗に使い続けるためには便利な装備です。
フロアマットは運転席などの下側に敷くものですが、その効果は土や泥汚れで床が汚れてもマットを外して掃除すればすぐ綺麗になることです。
このことにより車の本体を汚すこと無く車に乗り続けることができるので、装着しておいて損のないアイテムです。
また純正のフロアマットは車への固定がしっかりしているため、社外品のようにずれたりすることがなく安定しているのも良い点です。
またリーフのデュアルカーペットはジュータン生地だけでなくその下側にゴム製のマットがセットされており、上側のジュータン生地をめくることでゴムマットとして活用できます。
この構造からデュアルカーペットという名前になっているのですが、キャンプなどで特に泥汚れが厳しくなるときなどにはゴムマットだけにしてより汚れに強いマットにできます。
ゴムマットであればかなり汚れても水洗いすれば綺麗になりますので、いつでもジュータンとゴムマットを切り替えられるデュアルカーペットは使い勝手がかなり良いです。
おすすめオプション
次に人気ディーラーオプションとは別におすすめのディーラーオプションをいくつかご紹介しましょう。
e-スタイリングパッケージ
まずエクステリア関係のドレスアップパーツですが、「e-スタイリングパッケージ」という名称で3つのアイテムがセットになっています。
このパッケージには2種類のアクセントパーツと「LEDフォグランプ」がセットになっており、フロントとサイドにリーフのイメージカラーであるブルーのアクセントパーツを装着します。
電気自動車であるリーフはその排気ガスの出ないゼロ・エミッション性能から青空をイメージするブルーカラーが各所に配置されており、このアクセントパーツはそれを強調するものです。
またフォグランプはLED化されますが、リーフは標準仕様でもフォグランプが搭載されているモデルはあります。
ですが標準仕様ではハロゲンランプが採用されていて消費電力が大きく、何よりバッテリーの電力消費にシビアなリーフではより消費電力の少ないLEDフォグランプはありがたい装備となります。
またこのパッケージでは単体購入する場合と比べて20,000円ほど割引が入っており、リーフの主要なドレスアップパーツをまとめて購入するにはおすすめです。
UV&IRカットフィルム
UV&IRカットフィルムは車のリアウインドウや窓ガラスの一部に貼る一種のフィルムですが、この装備もリーフにはとても有効な装備の1つです。
このフィルムの効果は名前にもある通り太陽光の紫外線と赤外線を遮断するものですが、それによって車室内では日焼け防止や紫外線対策ができます。
普通のガソリン車であればこれだけでも効果は十分なのですが、もう一つ赤外線を遮断するということでフィルムを張らない場合よりも室内の温度が上昇しにくいという効果もあります。
リーフにももちろんエアコンは装着されていますがその稼動はバッテリーによる電動式で、エアコンを使っていると少しずつですが車の航続距離に影響が出ます。
そのためできるだけ室内の温度が上がりにくい方がエアコンに使う電力を節約することができ、大幅にではありませんが車の航続距離を伸ばすことにも繋がります。
ガソリン車でもこういった効果はガソリン節約には役立ちますが電気自動車ほど顕著ではなく、バッテリーが生命線の電気自動車ならではのおすすめ装備といえます。
リバース連動下向きドアミラー(助手席側)
このメーカーオプションは安全装備の一種ですが装着してあると結構便利なものです。
通常ドアミラーは電動で調整や格納ができるようにはなっているものの、それ以外の用途では走行中に動いたりしません。
ですがリーフのメーカーオプションでは、車の後退時に自動的に助手席側のドアミラーが少しだけ下向きになることで、より車の横側にいる人間や障害物を発見しやすくなります。
特に走行中のミラーの角度では、車の左側に隠れた子供など背の低い人間は見つけづらい点があり、どうしても死角が生まれます。
ですが後退時だけに限ってみればミラーが下側に向いて死角を減らしてくれる方が有効で、それを自動で行ってくれるこの装備はなかなかの便利アイテムといえるでしょう。
なおこの装備はリーフ専用の装備というわけではなく、日産の他の車種にも採用される技術です。
フード デカール(ブラック)
リーフは排気ガスを排出しない環境対応車でエコがメインの車ではありますが、その走りは結構スポーティな面もあるのでそういったニーズもある車です。
ですが純正ではあまりスポーティなパーツというものは設定されていないのですが、このNISMOのフードデカールはそういったドレスアップパーツの一つとなります。
このドレスアップパーツは車のフードに独特の意匠を施したブラックのデカールを貼るのですが、そのデザインはリーフに設定されている2トーンカラーのデザインとマッチするようになっており、合わせて採用するとフロントからの見た目がシャープでスポーティなものへと変わります。
またリーフのNISMOバージョンを選択していれば、フロントやサイドの下側に赤いラインの入った専用パーツが採用され、フードのブラックと相まって締まった印象を持ちます。
塗装などでは表現できない部分のデザインですので、自分好みのリーフが欲しい人にはなかなかおすすめなパーツです。
いらないオプション
リーフのディーラーオプションには有用なものはたくさんありますが、中にはあまりおすすめできないものもあります。
その一つがカップホルダーイルミネーションで、このディーラーオプションは運転席と助手席の間のセンターのカップホルダー底部をライトで照らす装備です。
主に室内のドレスアップのためのイルミネーションなのですが、逆にいえばそれ以外の効果はなく、バッテリーの消費に対して気にすることの多いリーフではあまり採用しなくても良いアイテムでしょう。
なおイルミネーションにはもう一つ「マジカルイルミネーション」というものがあり、主に運転席と助手席の足元を何色ものカラーを選択して照らすことができる装備です。
こちらも消費電力を気にするのであれば採用しなくても良いものですが、一方で足元を照らせるのはなにか小物を落としたときなどにはとても便利な機能でもあります。
また夜間の乗り降りの際にも利用できるので、カップホルダーイルミネーションよりは様々な面で便利な装備といえるでしょう。
オプション総額
ではここまででまとめたディーラーオプションについて、人気ディーラーオプションとおすすめディーラーオプションに分けて車の総額として計算してみましょう。
人気ディーラーオプションの総額
まずは人気ディーラーオプション3種類を全て設定した場合の総額を計算します。
車のグレードは人気メーカーオプションのところでも上げたAUTECHを選択し、ディーラーオプションの充電ケーブルは3種類あるうちから「3m、200V用」を選択します。
グレード | 種類 | オプション | 価格 |
AUTECH(2WD) | 車両価格 | 3,931,200円 | |
税金等諸費用 | 110,619円 | ||
エクステリア | プラスチックバイザー(アクリル製) | 18,792円(取付費・消費税込) | |
充電サポートアイテム | 充電ケーブル(コントロールボックス付) ・3m、200V用 | 55,080円(消費税込本体価格) | |
インテリア | デュアルカーペット(フロアカーペット『消臭機能付』、ブラック+ラバーマット) | 1台分:33,800円(消費税込本体価格) | |
総額 | 4,149,491円 |
この仕様ではプラスチックバイザーとカーペットというベーシックなアイテムの組み合わせであり、この2つの合計ではそこまで高額にはなりません。
充電ケーブルに関しては結構な値段にはなりますが、リーフという車の性格上200Vで充電できる準備はしておいたほうが良いでしょう。
おすすめディーラーオプションの総額
次におすすめのディーラーオプションについて総額を計算してみましょう。こちらのグレードは「X」とします。
こちらではe-スタイリングパッケージには3アイテム全てを設定します。
グレード | 種類 | オプション | 価格 |
X | 車両価格 | 3,661,200円 | |
税金等諸費用 | 110,619円 | ||
エクステリア | e-スタイリングパッケージ ・フロントブルーアクセント ・サイドブルーアクセント ・LEDフォグランプ | 通常合計価格 164,535円 →144,912円(取付費・消費税込) | |
エクステリア | UV&IRカットフィルム(クリアフィルム、スモークフィルム) | 各43,092円(取付費・消費税込) | |
エクステリア | リバース連動下向きドアミラー(助手席側) | 20,366円(取付費・消費税込) | |
エクステリア | フード デカール(ブラック) | 58,000円(取付費・消費税込) | |
総額 | 4,038,189円 |
この仕様ではオプション総額は300,000円近くになりますが、車両価格が他の仕様に比べれば控えめなので総額としては4,000,000円ちょうどぐらいに納まっています。
e-スタイリングパッケージとフィルム、フードデカールなどによってエクステリアは結構スタイリッシュになっており、かなり満足感のある1台になっています。
リーフのオプション総額と値引き
では最後にリーフのメーカーオプションとディーラーオプション全ての総額を計算します。こちらも人気のオプションとおすすめのオプションにわけて計算します。
人気オプションの総額
まずは人気のメーカーオプションと人気ディーラーオプションの合計を計算します。こちらはグレードはメーカーオプションの関係でAUTECHとします。
グレード | 種類 | オプション | 価格 |
AUTECH(2WD) | 車両価格 | 3,931,200円 | |
税金等諸費用 | 110,619円 | ||
視界 | ヒーター付ドアミラー(G、e+ Gは標準装備)+寒冷地仕様(後席クッションヒーター+後席ヒーター吹き出し口+不凍液濃度アップ(50%)) | 27,000円 | |
その他 | 6kW普通充電器(車載用) | 108,000円 | |
安全装備 | プロパイロット+ステアリングスイッチ(メーター・ディスプレイコントロール、オーディオ、ハンズフリーフォン、プロパイロット)+プロパイロット パーキング+インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)+インテリジェント ルームミラー+電動パーキングブレーキ+BSW(後側方車両検知警報)+RCTA(後退時車両検知警報)+インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム)+インテリジェント DA(ふらつき警報) | 201,960円 | |
エクステリア | プラスチックバイザー(アクリル製) | 18,792円(取付費・消費税込) | |
充電サポートアイテム | 充電ケーブル(コントロールボックス付) ・3m、200V用 | 55,080円(消費税込本体価格) | |
インテリア | デュアルカーペット(フロアカーペット『消臭機能付』、ブラック+ラバーマット) | 1台分:33,800円(消費税込本体価格) | |
総額 | 4,486,451円 |
この仕様では豪華なメーカーオプションをほぼフル装備で装着している上に便利なディーラーオプション揃っており、リーフとしてもかなり装備の充実した形になります。
支払総額は4,500,000円弱となりガソリン車の高級車に手が届くほどですが、リーフの魅力はそれでも欲しいと思わせるものでもあります。
おすすめオプションの総額
次におすすめのメーカーオプションとディーラーオプションを合計した金額を計算しますが、グレードはこちらは「X」とします。
グレード | 種類 | オプション | 価格 |
X | 車両価格 | 3,661,200円 | |
税金等諸費用 | 110,619円 | ||
安全装備 | インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)+インテリジェント ルームミラー+インテリジェント DA(ふらつき警報) | 81,000円 | |
エクステリア | e-スタイリングパッケージ ・フロントブルーアクセント ・サイドブルーアクセント ・LEDフォグランプ | 通常合計価格 164,535円 →144,912円(取付費・消費税込) | |
エクステリア | UV&IRカットフィルム(クリアフィルム、スモークフィルム) | 各43,092円(取付費・消費税込) | |
エクステリア | リバース連動下向きドアミラー(助手席側) | 20,366円(取付費・消費税込) | |
エクステリア | フード デカール(ブラック) | 58,000円(取付費・消費税込) | |
総額 | 4,119,189円 |
こちらの装備では主に外観のメーカーオプションが充実した仕様となりますが、そこにインテリジェントアラウンドビューモニターを装着してバックの際にも便利な仕様です。
こちらも総額が4,000,000を越えていますが、リーフにオプション装備を取り付けるとこのぐらいの金額になります。
リーフのオプション値引きについて
新車の購入時にはディーラーで様々な値引きが入ってくるのが当たり前となってきていますが、オプション装備にもそういった値引きがあります。
リーフのオプション値引きは購入時期やディーラーによっても値引き額や値引き率はさまざま変わりますが、おおよそ値引き率でいうと10%〜20%程度となります。
リーフの前述の総額計算でオプション総額はおおよそ300,000円ぐらいになっていますので、値引き額としては30,000円〜60,000円ぐらいは期待できるでしょう。