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ジムニーの給油口の開け方を画像付きで解説!開かない場合の対処法も!

スズキ ジムニーは軽自動車の本格的なオフロード走行ができるSUVで、現行モデルは非常に大人気の車種となっています。

今回はこのジムニーの給油口についてご説明します。

ジムニーの給油口の位置

スズキ ジムニー参考:www.suzuki.co.jp

スズキ ジムニーは軽自動車としては非常に珍しいコンセプトの車で、クロカンSUVを軽自動車として実現した車になります。

軽自動車という車種は日本独自の規格に基づいた車であり、非常にコンパクトなサイズ感と効率重視のエンジンが規格で決められているためあまり大きな車やパワフルな車は作れないカテゴリーです。

しかしジムニーはその規格の中で国産車ではほぼ唯一と行っても良いクロスカントリー性能を備えた軽自動車として設計され、昔からスズキ ジムニーはコンパクトながら本格的な走破性を持つ車として愛されてきた1台です。

現行ジムニーは4代目となりますが、堅牢な構造と走破性の高さに加えてレトロフィーチャーなデザインが大人気となっており2018年の発売から現在まで納期が非常に長くなっています。

ジムニー リア参考:www.suzuki.co.jp

ジムニー サイド参考:www.suzuki.co.jp

そんなジムニーの給油口ですが位置的には車の右側面にあり、運転席側のフロントドアのすぐ後ろに位置しています。

運転席のドアのとなりに五角形の四角いフタのような部分がありますが、この内側にジムニーの燃料を給油するための燃料口があります。

一般的な軽自動車の多くはフロントドアとリアドア、テールゲートのある5ドアスタイルであり給油口は必然的に車のサイドの最も後方に位置することになるのですが、ジムニーは伝統的にドアは左右のフロントドアとテールゲートのみの3ドアスタイルであり、給油口の位置が幾分前側に寄る形となっています。

ジムニーの給油口の開け方

給油口

次にジムニーの給油口の開け方と給油の方法をご紹介します。

なお給油の前にはジムニーのドアとウインドウををしっかり閉めて密閉しておき、パーキングブレーキもしっかり掛けてエンジンをカットしておきましょう。

ジムニーの給油口の開き方

ジムニーの給油口はレバー式と呼ばれる方式の開閉方法となっており、簡単な操作で給油口を開くことができます。

MEMO

昔の車では給油口の開け方は鍵穴式が一般的であり、給油口の近くに設けられた鍵穴に車のキーを差し込んで回すことで給油口のロックを解除する方式です。

鍵穴式はシンプルな構造でコストもかからない一方でいちいちキーを差し込んで回すという作業が少し面倒であり、そのうちもっと簡単に開く方式としてレバー式が登場しました。

レバー式は車内に設けられたレバーやボタンを操作することで離れたところにある給油口のロックを解除する方式で、運転席にいながら簡単に給油口が開けられるので非常に楽になりました。

初期のレバー式は信頼性の問題からフェールセーフのために鍵穴式も並行して採用されていましたが、そのうち信頼性の向上とともに鍵穴は廃止され現在ではレバー式のみの採用が一般的です。

ジムニーの給油口の開閉方式もこのレバー式であり、給油口は車の外観上は鍵穴はなく車の外からは開けられないようになっています。

給油口を開くためのレバーであるフューエルリッドオープナーはジムニーの運転席のシートの足下にあり、シートのレールの右脇に設定されています。

このフューエルリッドオープナーを上に引き上げると、そこから給油口までつながっているワイヤーが機械的に動き、給油口のロックが解除されます。

フューエルリッドオープナーはシートの足下なので運転席に座った状態では見えづらい部分ですが、フューエルリッドオープナーにはガソリンスタンドの給油機のマークが付いているので一度見つけてしまえば次からは見つけるのは難しくないでしょう。

ジムニーの給油の方法

ジムニーの給油口が開いたら次は燃料口を開けて給油を実施します。

ポイント

ジムニーの給油口の内側には燃料タンクにつながる燃料口があるのですが、燃料口にはふたをするための燃料口キャップが閉まっていますのでこれをまずは取り外します。

燃料口キャップはねじ込み式で固定されていますので、燃料口キャップを左に回していくと外すことができます。

外した燃料口キャップは紛失防止のためのひもで車体とつながっていますが、さらに燃料口キャップは給油口のフタの裏にひっかけられるようになっているので、固定のためにも積極的に活用しましょう。

燃料口キャップが外れたら燃料給油が開始できるので、ガソリンスタンドの給油機のプロープを差し込んで給油を実施します。

給油が完了しましたら給油機のプロープを抜きとってから、給油口の閉める作業に移ります。

MEMO

まずは燃料口キャップを閉めるのですが、外したのと逆に右回しに燃料口にねじ込んでいくと途中で「カチッカチッ」という音がしますので、この音がしたら燃料口キャップがしっかり閉まった合図となっています。

燃料口キャップが閉まったらあとは給油口のフタを閉めるのですが、給油口のフタは手動で押し込むことでロックがかかります。

なお燃料口キャップが給油口のフタの裏にひっかけてあると閉めるときに引っかかるのですが、これが燃料口キャップの閉め忘れ防止に繋がりますので積極的に活用しましょう。

ジムニーの給油口が開かない場合の対処法

ジムニーの給油口の開閉機構はシンプルながら信頼性の高い機構ですが、もし万が一故障したりすると意外と対処が大変です。

ジムニーの給油口はフューエルリッドオープナーとの間でワイヤーやリンク機構で接続されており、フューエルリッドオープナーを引くことで給油口のロックが解除されます。

機械的な構造なので近年では信頼性が非常に高くて故障もめったにないのですが、それでも車の年式が古くなってきたときには経年劣化などによってワイヤーなどが切れてしまう可能性があり、そうなるとフューエルリッドオープナーを引いても給油口が開かなくなってしまいます。

もしそういった事態に陥ると個人での対処はなかなか難しく、ディーラーや自動車修理工場での修理対応が必要となります。

給油口の機構が故障したことに気づくのは多くはガソリンスタンドで給油を行うときなのですが、給油口が開かなくなってしまうと燃料が少なくなっていても給油することができません。

MEMO

ですがガソリンスタンドなどでは給油口を別の方法で開くことができないので、普段整備をお願いしているディーラーや自動車修理工場に依頼する必要があります。

近距離であれば残った燃料で自走して修理に入庫できるかもしれませんが、遠距離であると自走できずに燃料不足に陥る可能性があるので、燃料が減少しているときには陸送など他の手段で車を移動させなくてはならないでしょう。

とはいえ給油口の開閉機構が故障するというのは車に乗っている間にはほとんど遭遇しない故障なので、そこまで心配することはありません。

ジムニーの給油口レバーが壊れた場合の対処法

ジムニーの給油口が開かなくなった場合には修理対応が必要ですが、その修理に関しても個人で行ったりガソリンスタンドで応急修理できるものでもありません。

MEMO

ジムニーの給油口のロックとフューエルリッドオープナーをつないでいる機構はジムニーの車内を這うようにしてつながっているのですが、このワイヤーやリンク機構などの部品は簡単にアクセスできる場所にありません。

ワイヤーなどはシートや車内パネルの下、カーペットの下側などを這っており、これらを取り外さなければ故障箇所を発見するにも修理をしようにもアクセスできないのです。

ディーラーや自動車修理工場であればこういった部品の取り外しを含めて修理が出来るのですが、個人では難しいですしガソリンスタンドのスタッフでもなかなか手が出せない部分です。

また交換部品なども必要なので給油口の故障に対しては前述の通り車を修理に入庫させなければなりません。

なお国産車でも一部の車種にはフェールセーフとして別の方法で給油口を開けられる構造を持つ車があり、車内のパネルの一部を取り外したりしてアクセスホールを作れる車があります。

しかし現行のジムニーにはこういった構造は設けられておらず、緊急時の対応であっても対応ができません。

またジムニーではオフロードなどで走行することもあるのですが、オフロードで車をぶつけたり衝撃によって故障する可能性はあり、そういったときも山奥などで燃料が少なくなった場合には対処がかなり大変な内容です。

ジムニーの給油口カバー・ステッカーおすすめ

では最後にジムニーの給油口などをドレスアップするためのアフターパーツをご紹介しますが、ジムニーには遊び心のあるアフターパーツが多くあり給油口関連も結構充実しています。

まずこちらのアフターパーツはジムニーの給油口に貼り付けるタイプのステンレス製のカバーとなっており、標準仕様の飾り気のない給油口のフタが一気に存在感のあるデザインとなります。

ジムニーはエクステリアデザインがレトロフィーチャーなデザインでまとめられていますが、そこにこういった存在感のあるアイテムが入ることで力強いアクセントになっています。

金属製なのでしっかりしたパーツで色もこのメッキ調のほかにブラックやカーボン調などもあって、ボディカラーに合わせたセレクトが可能です。

取り付けも両面テープ式による簡便なものですので、個人でも楽に施工できるのも嬉しい点です。

こちらのドレスアップパーツはジムニーの給油口のフタ自体を別のパーツに交換するドレスアップパーツで、なんとただのフタであった給油口にクリアのガラスを設けることで給油口の内部が透けて見えます。

機能的には見える必要はそこまでないのですが、デザイン的には非常にインパクトのあるものとなりますので遊び心のあるジムニーにはピッタリのアイテムです。

こちらの商品にはジムニーのロゴもあしらわれていて実にカッコよく、ロゴも何種類もあるので選ぶのが面白いですね。

なお取り付けには純正の給油口のフタを取り替える形になるので作業はそこそこ大変ですが、工具などを扱える方であればなんとか施工は可能です。

こちらのドレスアップパーツは給油口のフタではなくその中にある燃料口キャップに関するパーツなのですが、このドレスアップパーツは純正の燃料口キャップにかぶせる形で使います。

あくまで燃料口キャップを飾るだけなので純正の給油口のフタでは外からは見えませんが、前述したガラスの入ったクリアの給油口になっていると内部を見ることができて赤い燃料口キャップは目立って見えます。

せっかく内部が見えるのであればこういった燃料口キャップのドレスアップパーツも一緒に取り付けたいところですね。