スズキ ハスラーはスズキの軽自動車のコンパクトSUVで、その遊び心のあるデザインが目を引く車です。
今回はそんなハスラーの給油口についてご紹介します。
ハスラーの給油口の位置
スズキ ハスラーは軽自動車ながらデザイン的に非常に特徴のあるクロスオーバーSUVで、現行モデルで2代目となります。
ハスラーは軽自動車として近年登場した都会的なデザインとアウトドア的なデザインを併せ持つクロスオーバーSUVで、一躍大人気となった車です。
ハスラーのデザインは軽自動車としてみてもかなり素敵で力強いデザインで、普段使いはもちろんのことアウトドアやレジャーにもぴったりなデザインとなっています。
またハスラーにはハイブリッドエンジンの搭載が基本で行われており、環境性能や燃費性能も高い車種となっています。
そんなハスラーは2020年に2代目に進化し、デザインコンセプトはキープコンセプトながら各所の質感が高まっています。
そんなハスラーの給油口は車の左側後方にあるのですが、給油口は四角いフタの部分です。
給油口はハスラーのリアタイヤのすぐ上、リアウインドウの脇にあるのですが、ハスラーは全体のデザインがスクエアデザインでボディもウインドウもドアも直線基調で作られているので、四角い給油口のフタは違和感なくデザインに溶け込んでいます。
この給油口を開くとその中に燃料口がさらにあり、その燃料口が床下の燃料タンクまでつながっています。
ハスラーの給油口の開け方
次にハスラーの給油口の開け方と給油の方法をご紹介します。
なお給油の前にはハスラーのウインドウやドアをしっかり閉めて密閉しておき、さらにパーキングブレーキをしっかりかけてエンジンも切っておきましょう。
ハスラーの給油口の開き方
ハスラーの給油口の開き方はレバー式という方式で、車内から簡単に給油口を開くことができます。
車の給油口の開閉機構はいくつかの変遷があるのですが、初期には鍵穴式が一般的であり給油口の近くにある鍵穴にキーを差し込んで回すことで給油口のロックを解除します。
この方式は構造はシンプルなのですが鍵穴にキーを差し込んで回すという手順が少し面倒であり、そのうちもっと楽に開く方法としてレバー式が登場しました。
レバー式は車の車内にあるレバーやボタンを操作することで給油口のロックを解除する方式ですが、初期にはフェールセーフから鍵穴式も並行して採用されていました。
その後信頼性の向上によってレバー式は鍵穴は廃止され、レバーでの操作のみで開閉する方式となっています。
ハスラーの給油口のフタもレバー式で解除する方式で、運転席の脇にあるフューエルリッドオープナーを操作することで給油口のロックが外れます。
フューエルリッドオープナーは運転席のダッシュボードの下のあたりに位置しており、ハンドルの右側を覗き込むと見つけることができます。
フューエルリッドオープナーにはガソリンスタンドの給油機のマークが入っているので、ちょっと探せばすぐに見つかるでしょう。
給油口のロックが外れたら給油口のフタが少しだけ浮き上がりますので、それをあとは手動で全開まで開いて燃料口を露出させましょう。
ハスラーの給油の方法
ハスラーの給油口が開きましたらその内側の燃料口を開いて給油を開始できます。
ハスラーの燃料口にはフタとなる燃料口キャップがかぶさっているのですが、その燃料口キャップはねじ込み式で固定されており左側に回していくことで取り外すことができます。
燃料口キャップは取り外しても車体とひもでつながっているので紛失防止になっているのですが、加えてそのひもを給油口のフタの裏側にひっかけられるようになっているので、これを活用すると燃料口キャップがブラブラせずに便利です。
燃料口が開きましたらそこにガソリンスタンドの給油機のプロープを差し込んで給油を実施します。
給油が完了したら給油機のプロープを抜いてから燃料口や給油口を閉める作業に移りますが、燃料口キャップは取り外した時人逆方向の右回しでねじ込んでいくと固定できます。
燃料口キャップをねじ込んでいくと途中で「カチッカチッ」という音がするのですが、この音がしたらしっかり燃料口キャップが閉まった合図となっています。
燃料口キャップが閉まったらその後は給油口を閉めますが、給油口のフタは手動で押し込むことで閉めることができロックも自動でかかります。
なお燃料口キャップが給油口の蓋の裏に引っ掛けてあると給油口を閉めるときにぶつかってしまうのですが、これが燃料口キャップの締め忘れを防止するフェールセーフにもつながっています。
そのため積極的にこの機構を活用すると良いでしょう。
ハスラーの給油口が開かない場合の対処法
ハスラーの給油口の開閉方式は構造的にシンプルで信頼性も高いのですが、万が一故障してしまうと対処が非常に難しい部分でもあります。
ハスラーの給油口は運転席の脇にあるフューエルリッドオープナーから車の後部にある給油口のロックまで結構な距離があり、その間はワイヤーやリンク機構などの機械的な構造でつながっています。
この機構は故障が少なく信頼性が高いのですが、それでも車の年式が古くなって経年劣化が進むとワイヤーが切れてしまったり錆で動かなくなってしまったときには給油口が開かなくなってしまいます。
給油口の故障に気づくときは多くの場合はガソリンスタンドで給油を行うときなのですが、そこで給油口が開かなくなると燃料の残量によっては車でほとんど走れなくなってしまいます。
もし給油口の故障が起こって開かなくなったとしても基本的に個人でなにか対処することはできず、ディーラーや自動車修理工場での修理が必要となります。
そのためガソリンスタンドなどで故障に気づいたときにはまず最初に普段整備してもらっているディーラーなどに連絡をし、その後の対処を相談するところから初めましょう。
結局は修理対応となることが多いのですが、修理するにしても車をディーラーや自動車修理工場まで移動させなくてはなりません。
もし遠出をしているときや修理が行えるところが車のガソリンの残量では辿り着けそうにない場合などは、自走以外で車を運ぶ方法も検討させなくてはならないでしょう。
ハスラーの給油口レバーが壊れた場合の対処法
ハスラーの給油口の故障に対しては専門家による修理が必要で、緊急対応だとしても個人での対処は難しいです。
給油口の開閉機構が故障するとガソリンの給油ができなくなるのでなんとかして給油口を開けたくなるのですが、基本的には車の車内や車外から開けることはできません。
故障の可能性のあるワイヤーやリンク機構などは車内を伝ってつながっているのですが、このワイヤーは車内のシートの下や車内のパネルの奥、カーペットの下などを這っています。
そのためこれらを取り外さなければワイヤーなどにアクセスすること自体ができず、個人での対処やガソリンスタンドでの対処ではなかなか難しいものとなっています。
ディーラーや自動車修理工場であればこういった部品を取り外した上で修理するので、修理の難易度的にはそこまで高いものではありません。
なおレバー式を採用している車の一部にはこういった緊急時のフェールセーフとして給油口のロックに直接アクセスできるようなアクセスホールがある車もあります。
ですがハスラーもそうですが近年の車にはそういった機構は備わっていないのが普通です。というのもそもそも給油口の開閉機構などはほとんど故障することのない箇所であり、普通に運用している間は十分な信頼性があるので心配するような箇所でもありません。
ハスラーの給油口カバー・ステッカーおすすめ
では最後にハスラーの給油口カバーをドレスアップするためのアフターパーツをご紹介しましょう。
まずこちらの商品はハスラーの給油口のフタをドレスアップしたパーツへと交換するドレスアップパーツとなっており、ただのシンプルなフタだった給油口をカッコよく仕上げてくれます。
このパーツはスズキの純正品となっており、パーツの固定や完成度なども非常に高いものとなっています。また取り付けも比較的簡単なので工具などが扱える方であればすぐに施工できるでしょう。
こちらのドレスアップパーツはステッカータイプのアフターパーツですが、これは基本的に汎用のステッカーとなっています。
ハスラーの各所に貼り付けて簡単にドレスアップが出来るのですが、サイズや形状で合うものがあれば給油口に使っても素敵でしょう。
ハスラーは人気者でこういったステッカーがさまざまな種類が販売されているので、自分の好みのドレスアップパーツを選べるのは楽しいところですね。