トヨタ ハイラックスはトヨタの大型ピックアップトラックで、現在日本で公式に購入できる唯一の乗用車ピックアップトラックでもあります。
今回はそんなハイラックスでの車中泊についてご説明します。
ハイラックスの車中泊に向かない点
参考:toyota.jp
トヨタ ハイラックスは1968年からラインナップが続く歴史の長い車ですが、最新モデルは2015年にフルモデルチェンジした8代目となります。
ハイラックスはピックアップトラックというタイプの車ですが、ピックアップトラックではボンネットタイプのボディとキャビンを持ちながら後部はトラックのような荷台になっている車です。
ピックアップトラックはなにより荷台があることで荷物運びに便利であるとともに、ある程度快適なキャビンによって普段使いも出来るのですが、逆に乗用車としては中途半端な部分もあります。
ピックアップトラックは欧米などでは人気車種なのですが日本ではあまり人気がないことでだんだん車種が減っていったのですが、トヨタは唯一ハイラックスをラインナップし続けています。
近年車の利用方法の一つとして車中泊という過ごし方があるのですが、これは旅行の宿泊手段として車の車内を使う方法です。
車中泊では旅行に必要なホテルや旅館の予約がいらないので費用を抑えることが出来ると共に、車での移動先でそのまま寝られるという気軽さも人気のもとになっています。
また車中泊ではキャンプでのテント代わりとして利用することも出来るので、車中泊メインのオートキャンプ場も登場してきています。
ハイラックスはピックアップトラック式のSUVなのでアウトドア、キャンプなどにもよく使われる車なのですが、ハイラックスでの車中泊についてはどうかを車のサイズから見ていきましょう。
スペック | ハイラックス | |
価格 | 3,382,500円〜4,034,800mm | |
乗車定員 | 5名 | |
全長 | 5,335mm | |
全幅 | 1,855mm | |
全高 | 1,800mm | |
室内長 | 約1,600mm | |
室内幅 | 約1,300mm | |
室内高 | 約1,100mm | |
ラゲッジルーム | 荷台 高さ | 480mm |
幅 | 1,535mm | |
奥行き | 1,520mm | |
運転席寸法 | 高さ | 約900mm |
幅 | 約500mm | |
奥行き | 約800mm | |
助手席寸法 | 高さ | 約900mm |
幅 | 約500mm | |
奥行き | 約800mm | |
後席寸法 | 高さ | 約900mm |
幅 | 約1,100mm | |
奥行き | 約700mm | |
3列目寸法 | 高さ | 3列目シートなし |
幅 | ||
奥行き |
ハイラックスは車の荷台が大きな特徴として目立ちますが、実はキャビン部分も結構な広さがあり2列シート5人乗りが可能です。
そのため車の全長は結構大きくなっており、5,335mmは国産車の中でもかなり大きなサイズです。また全幅も1,855mmはかなりワイドであり、日本車の乗用車としてはかなり大きいので慣れないうちは車の運転が大変です。
またハイラックスには耐久性の高いラダーフレーム構造が採用されていて、悪路走破性確保のためにも最低地上高も高く、その分車高も高くなっています。
このように大柄なボディを持つハイラックスではありますが、乗車するキャビンのサイズについては標準的な乗用車のサイズとなります。
室内長はむしろ多少狭めのサイズではありますが商用トラックほどの窮屈さはなく、前席ではリクライニングも可能です。
室内幅は多少広めにはなっているものの、室内高については車高の高さがあっても頭上空間がギリギリぐらいのサイズになります。
一方でラゲッジスペースである後部の荷台は屋根がないので広々としたスペースが確保されており、また奥行きや横幅も1,500mm近くあるのでかなりたくさんの荷物を積めるスペースがあります。
なおハイラックスのキャビンと荷台は車体でしっかり区切られており、キャビン内から荷台にアクセスはできません。
このようなサイズ感を持ってキャンプやアウトドアにはぴったりなスペックを持つハイラックスですが、車中泊に対しては次のような点から非常に不便な車となっています。
車内に寝台のスペースが作れない
参考:toyota.jp
ハイラックスではなにより車の各所にしっかり寝るためのスペースを確保することが難しく、車中泊の寝台が確保できません。
車中泊を行う上で車のサイズやスペックにはいろいろな条件が必要となるのですが、その中で重要なのは車内に支度の寝台と同じようにしっかり寝られる寝台のスペースを確保できるかという点がポイントです。
車の車内にはさまざまな車体構造やシートがあったり車内デザインで複雑な形状があり、普通の車種でも普段は寝台に出来るようなフラットなスペースは確保できません。
しかし最近の車種では車内のシートアレンジによってフルフラットモードが作れる車が増えてきており、もともとはラゲッジスペースの拡大機能ですがこれを活用することで寝台にも出来ます。
ハイラックスにも乗用車として利用できる2列シートのキャビンはあるのですが、そのキャビン内ではとてもフラットなスペースを確保するようなシートアレンジは不可能で、ハイラックスの車内での快適な車中泊というのはかなり厳しいです。
一応ハイラックスの車内でシートアレンジはできるのですが、可能なのは後部座席を跳ね上げて荷物を載せる空間を増やす機能だけなので、この機能では寝台の確保には利用できません。
普通の乗用車であれば後部座席とラゲッジスペースを繋げるような形で寝台に出来るものの、ハイラックスでは荷台はキャビンと完全に分離されているのでそういう使いかたも不可能です。
シートのリクライニングだけでは車中泊は厳しい
ハイラックスのキャビン内で車中泊をしようとすると一応方法はあるのですが、それではあまり快適に寝ることが出来ないでしょう。
ハイラックスの車内でどうしても寝ようとするのであれば前部座席のリクライニング機能を使う方法があり、前席の背もたれを後ろに最大まで倒せばシートを使った寝台が作り出せます。
この機能は普通の車にもあるものですが、ハイラックスはピックアップトラックでも後部座席のスペースがあることから前部座席を倒すことが出来るのです。
また後部座席を収納状態にすると邪魔にはなりますが、後部座席も多少倒したりすれば前席を倒すスペースを確保できます。
この状態であれば運転席と助手席に分かれて横になることは出来るのですが、シートのリクライニング機能というのはあくまで仮眠用のものであり長時間寝るのには不便です。
その理由はシートを倒したとしてもその上面がフラットにならないことで、シートに元々あるホールド性を高めるための凹凸や、足元空間は座るような形にしなければならない点など、自宅で寝るのとはかなり違う体勢になってしまいます。
またシートなので寝返りを打つ時などにもシートの張出しが邪魔になって難しく、高速バスなどで寝たことのある方ならわかるかも知れませんが身体が固定されたような状態で寝ることになります。
もちろん全然寝られないほどではないのですが、一晩もその上で寝るとなると朝起きたときに身体や腰が痛くなっていることでしょう。
荷台では雨風をしのげない
ハイラックスの車のスペースを見ると広々とした荷台で寝れば良いと考える人も少なくないでしょうが、当然ながら荷台で寝るとなると外で寝るのと変わらないので雨風をしのげません。
ハイラックスは車のサイズがかなり大きな車ですが、外観で見るとキャビンスペースより荷台のスペースのほうが大きくなっており、車中泊で寝るのであればそっちのほうが良さそうに見えます。
ですがハイラックスの荷台は完全にトラックと同じタイプの金属製のもので、もちろんですがその上で寝ることなど想定されていません。
また当然ながら荷台は屋根のないオープンタイプですので、もしこの荷台で寝ようとしても雨風を防ぐものは何もなく、テントで寝るよりもずいぶん快適性が低くなります。
一応ハイラックスには荷台部分に屋根を付ける装備も存在しており、トヨタのスポーツカーなどを手がけるTRD製のキャノピーが360,000円で販売されています。
この装備は荷台全体を金属製のキャノピーで覆うことでキャビンを延長したようなフォルムになり、荷台に雨が当たらないようにできる装備です。
これを使えば一応雨風対策は出来るのですが、キャビンと違ってキャノピーの保温性や防音性はほとんどなく車中泊のときには温度変化が激しかったり外の騒音が聞こえやすくなるという点が問題になります。
車中泊自体はもちろん不可能ではないものの、快適に過ごすという点ではあまり良くないですね。
荷台での車中泊でも寝台サイズが不足
参考:toyota.jp
ハイラックスの荷台で車中泊を過ごそうとするとその性能もそうですが、寝台としてのサイズも不足しています。
車中泊の寝台はその形状が自宅の寝台と同じようにフラットな空間が必要ですが、その他にそのサイズもしっかり足を伸ばして寝られるかどうかが重要となります。
その必要なサイズは寝る方の身長によって変わってくるのですが、身長170cmぐらいの人を想定すると最低でも1,700mmぐらいの奥行きがなければ足を伸ばして寝ることができません。
ですが身長ギリギリでも窮屈ですので実際には1,800mm〜1,900mmあれば快適に寝ることができ、身長がもう少し高い人でも対応することができます。
しかしハイラックスの荷台のスペースは奥行きが1,520mmとなっており、このスペースでは身長の低い人でなければとても足を伸ばして寝ることはできません。
荷台のスペースとしては1,500mmも奥行きがあればかなり大きな荷物を積み込めるのでピックアップトラックとしては十分すぎるのですが、車中泊の寝台にするにはもっとたくさんスペースが必要です。
一応この寝台の全長でも足を伸ばして寝る方法として荷台を斜めに使う方法があり、そうすれば1,600mm〜1,700mmは寝台スペースとしてつかえます。
ですがそれでは当然ながら1人しか寝台で寝ることができないので、大きなハイラックスで旅行するにも1人旅行しかできなくなってしまいます。
もともと荷台での車中泊はあまり現実的ではないので、無理して荷台で寝るぐらいならキャビン内で2人横並びで座席で寝るほうがましでしょう。
ハイラックスで車中泊をする方法
ハイラックスでは車中泊は実際結構厳しいのですが、どうしても車で一晩を過ごさなければならないときは次のようにすると良いでしょう。
キャビン内で寝るスペースを確保する
ハイラックスでの車中泊ではキャビン内で寝るか荷台で寝るかの2択になるのですが、どちらも寝台のサイズはあまり広く取れないので現実的にはキャビン内のほうが良いでしょう。
ハイラックスでの車中泊では寝台の前後サイズやフラットな形状などを見ると荷台のほうがまだ良さそうに見えますが、前述で触れた通り荷台では雨風を凌ぐ方法や温度変化が激しいことなどが大きな問題です。
それよりは多少狭くなっていたとしてもキャビン内のほうがましであり、少なくとも金属製のキャビンで囲まれた空間が安全です。
そのキャビン内で寝る方法は前席シートをリクライニングしてその上で寝る形のものであり、その他にあまり車内を寝台として活用できるスペースがありません。
キャビン内で寝る準備としては運転席や助手席のシートを最大まで後ろにリクライニングしてその上で寝る形になり、スライド機構なども駆使してできるだけ前後のサイズを大きく確保するようにしましょう。
後部座席については特別な操作などはいりませんが、車内で使う荷物などは後部座席の足元部分に収めておくと便利です。
ただしシートをリクライニングさせただけではあまり快適に一晩を過ごせるような寝台にはならないので、後ほどご紹介するような車中泊マットなども用意すると良いでしょう。
車中泊アイテムの準備
次に車中泊を快適に過ごすためのアイテムを用意しますが、ハイラックスでも必要なアイテムとしては2つあります。
まず1つめは車中泊用のマットで、これは普通の車での車中泊の時にも必要なものです。車中泊マットの役割は寝台の上のクッション代わりであり、固い感触の寝台で段差や凹凸が寝台にある場合にそれを吸収する役割もあります。
ハイラックスのキャビン内での車中泊ではシートの上に寝る形にはなりますが、シート自体の凹凸のある形状が邪魔になるので、そこに車中泊マットを敷くことでまだしも快適性を上げることができます。
さらには前席シートの足元空間をクッションや荷物などで埋めることで、寝る空間をできるだけフラットに近づけると良いでしょう。
もう1つ必要なものは車内の遮光アイテムで、これも通常の車中泊でも必要です。遮光アイテムはキャビンのウインドウを塞ぐためのものですが、これがないと車中泊の最中に外の街灯の光や他の車のヘッドライトの光が入ってきてしまい、安眠を妨げるものになってしまいます。
そのため車中泊を快適に過ごすためにウインドウをしっかり閉め切る必要があり、市販品の遮光カーテンや遮光ボードなどを使って隙間がないように埋めましょう。
遮光ボードには汎用品の大きなサイズのものがあるので、これをカットしてウインドウにマッチするようにすると良いでしょう。
車中泊の注意点
車中泊ではいろいろな準備が必要となりますが、その他に注意点があります。
その注意点とは車内で一晩を過ごす間に車内の換気をしっかり行うことなのですが、もし密閉度の高い車内でウインドウを閉め切って寝たとすると、朝起きたときに息苦しさを感じたり汗をかいていたりします。
これは車内の空気を呼吸で消費して二酸化炭素濃度が上昇しているためで、一晩ぐらいなら健康に問題があるレベルではないものの安眠を妨げてしまいます。
そのため車中泊の時にはしっかり車内を換気して空気の入れ替えを行う必要があり、一番簡単なのはウインドウを少し空けておくことでしょう。
しかしウインドウが開いたままだとそこから虫が入ってきたり外の音が聞こえやすくなるので、もっと良い方法としてはエアコンを使う方法があります。
エアコンには外気循環モードがあって車外と車内の空気の循環を行ってくれますし、エアコンなので温度管理も一緒にしてくれて快適な車内空間を保てます。
エアコンを動かしている間にはエンジンはアイドリング状態にしておく必要があるので、その際には燃料の残量なども気をつけましょう。
なおこの注意点に関して、ハイラックスではもし荷台部分で寝る時には密閉度が高くないこともありあまり換気に気を使う必要はないのですが、もちろんエアコンが使えないので夜中などはかなり冷え込むでしょう。
この状況は前述した荷台のキャノピーを使ってもあまり大差はなく、キャノピーとはいっても密閉度が高いわけではないのでやはりキャビン内で車中泊をするほうが良いでしょう。
ハイラックスの車中泊に適している点
ハイラックスは車内スペースなどを見ても車中泊に適している車とはなかなか言えないのですが、次のような点に関しては車中泊で便利な部分です。
ピックアップトラックなのでオフロードは得意
参考:toyota.jp
まずハイラックスで車中泊をする際の大きなメリットはその走行性能にあり、オフロードを得意とするクロカンSUV的な性能もあります。
ハイラックスのようなピックアップトラックは日本では商用車のように思われる人も少なくありませんが、海外では普段使いやレジャーなどさまざまな用途に使える多目的車両です。
ハイラックスはその構造的に耐久性の高いラダーフレームや高剛性のサスペンションを装備しており、大径タイヤとともにオフロード性能が高く、ディーゼルエンジンや4WDシステムなども走破性を高めています。
この性能はなによりキャンプやアウトドアで威力を発揮するもので、とくに路面の悪い山中や森林地帯、渓流などであっても立ち入ることができます。
ハイラックスのこの性能を活かすとキャンプで車中泊を合わせた使いかたが便利であり、一般的なキャンプ場に行くのであれば余裕でしょう。
また例えば山の中のレジャーや渓流釣りなどのシーンでは車で目的地まで移動して昼間は遊びを楽しみ、さらに夜にはその場で車中泊で宿泊するなどの過ごし方ができます。
ハイラックスの車中泊は一般的な乗用車と比べると狭めではありますが、その分高い走行性能活かした使いかたができます。
キャンプでの積載量は非常に高い
ハイラックスでは車内のサイズはそんなに広くないのですが、その分荷台の積載量が圧倒的で大きな荷物や沢山の荷物を持っていても困ることはないでしょう。
ハイラックスの最大の特徴はその荷台にありますが、荷台のサイズは軽自動車のトラックなどよりかなり広いサイズのものであり、5人乗りをしながらこれだけの広さの荷台が確保できている車は国産車ではほとんどありません。
この積載量の高さは普段使いでももちろん非常に便利ですが、旅行の際にもかなり便利です。とくにキャンプなどで大きな荷物をたくさん積んでいくときなどには最高の車で、車の車内を圧迫しないのも快適な旅行に嬉しい点です。
車中泊を組み合わせたキャンプでもこの積載量は大きな威力を発揮し、とくに車中泊で車内のスペースをフルで使っている時に車内に荷物を置かなくても済むので、少なくとも荷物で寝るスペースが圧迫されません。
また車中泊キャンプでは車中泊用品を載せるために多少荷物が多くなりがちになるのですが、ハイラックスではその荷物も荷台に載せておけるので不便なことはないでしょう。
もちろん荷台で車中泊をしようとする時にはこの限りではありませんが、そのときにはキャビン内を荷室代わりとして使えばよいでしょう。
キャンピングカーの装備をつけてようやく快適な車中泊ができる
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ハイラックスでは車の車内や荷台で車中泊をする時にいろいろな問題があるのですが、社外品の装備として車中泊を快適にする装備があります。
ハイラックスにはメーカー純正品のオプションとして荷台のキャノピーなどが用意されていますが、純正オプションではせいぜいそのぐらいの装備しかありません。
ですが社外品まで視野を広げてみるとハイラックス用のキャンプ用の装備があり、これを社外品として装着すると快適な寝台スペースが確保できます。
その中でも一番簡単なものとしては「ルーフテント」というものがあり、これはハイラックスの屋根の上に装着して展開式のテントになるものです。
走行中には邪魔にならないように折り畳まれていますが、キャンプのときには跳ね上げる形でテントが形作られ、車内で寝るよりも快適に寝るスペースが確保できます。
その他にはかなり大規模な装備としてキャンプカーキットというものがあり、これは ハイラックスの荷台に大型のボックス型の居住部分を装着するものです。
この居住部分はまさにキャンピングカーのように内部にテーブルや調理器具、空調などが設定されており、さらにしっかりしたフラットな寝台も設けられています。
これを装着すれば車中泊は最高に楽しく過ごすことができますので、荷台のあるハイラックスならではの使いかたと言えます。
またものによってはこのキャンピングカー部分を簡単に取り外すことが出来るようになっており、普段はトラックの荷台を活用しながら車中泊のときにはキャンピングカーキットを装着するという使い分けができます。
このキャンピングカーキットはかなり便利ではありますが、価格が結構高めなので導入するにはハードルは高いです。しかしハイラックスでの車中泊を快適に過ごすにはこれ以上の装備はないでしょう。
ハイラックスの車中泊の口コミ・評判
ハイラックスの車中泊についてはtwitterにもさまざまな評判が投稿されていますが、その中からいくつかご紹介します。
ハイラックス車中泊。
後部座席で寝るのはきつい。
— かっぱ@🏕🎣🥃🚴♂️ (@kappa_osoto) January 13, 2020
こちらの方はハイラックスの車内で車中泊を過ごしたことがあるようなのですが、後部座席で寝られたそうでかなりきつかったそうです。
後部座席でも一応寝れないわけでは無いのですがかなり窮屈であり、とても快適に寝ることはできないでしょう。
ハイラックス車中泊仕様 電熱寝袋 このバッテリーで8時間持ちます😄 pic.twitter.com/qGgeYyEsDb
— マック 315 (@tata33jp) December 21, 2020
こちらの方はハイラックスの車内でも快適に寝るようなスタイルを構築されていますが、なんと助手席シートを取り外してそこを寝台にしていらっしゃいますね。
助手席を取るのはかなり高度な使いかたではありますが、そこまでしても車内にはあまり広い寝台スペースはなかなか確保できないでしょう。
なお助手席は外した状態で走行するのはNGですので、車中泊をする時にいちいち取り外してあとでまた装着する形になるでしょう。
総評
ハイラックスはトヨタ唯一の乗用車ピックアップトラックとして独自の立ち位置を持っており、ピックアップトラックでしか味わえない力強さや使い勝手の良さを持っています。
ですが車中泊についてはハイラックスではかなり厳しいものとなっているので、車中泊用の車として探すのであれば素直に別のSUVにしたほうが良いでしょう。