トヨタ ハリアーは 中型のクロスオーバーSUVで、スポーティなデザインが特徴の車です。
今回はそんなハリアーのサイズや寸法についてご説明します。
ハリアーのサイズ・寸法と広さ・大きさ
参考:toyota.jp
ハリアーはトヨタの車種としては結構歴史のある車で、初代ハリアーは1997年に登場しました。
現在世界的にSUVという車種が大人気となっており、特に都会的なデザインを持つクロスオーバーSUVの人気が高いです。
クロスオーバーSUVはSUVらしいオフロード走行よりも一般道路の走行がメインとなっており、特にハリアーはクロスオーバーSUVが登場した比較的初期に登場した車です。
現行のハリアーは初代から数えて3代目となる車種で、スポーティなデザインが特徴です。
クロスオーバーSUVはトヨタのラインナップでも何車種も登場しているのですが、その中でハリアーは現行モデルから高級路線になっており、レクサスとの共同開発車ともなっています。
またエンジンにはハイブリッドモデルが投入され、燃費の良さもメリットの一つとなっています。
さらにハリアーは2020年中のフルモデルチェンジを控えており、今後もモデルは継続していきます。
今回はそのフルモデルチェンジ前の現行ハリアーについてご説明していきますが、まずは外観サイズを見ていきましょう。
ハリアーの外観
参考:toyota.jp
ハリアーはトヨタのラインナップの中では中型車に属する車種で、次のような外観サイズとなっています。
スペック | ハリアー | |
全長 | 4,725mm | |
全幅 | 1,835mm | |
全高 | 1,690mm | |
ホイールベース | 2,660mm | |
トレッド(前/後) | 1,560/1,560mm | |
最低地上高 | 160mm〜175mm | |
車両重量 | 1,660kg〜1,810kg | |
タイヤサイズ | フロントタイヤ | 225/65R17 235/55R18 235/50R19 |
リアタイヤ | 225/65R17 235/55R18 235/50R19 | |
ウインドウサイズ | フロントウインドウ | 約1,300mm✕400mm |
サイドウインドウ | 約1,800mm✕400mm | |
リアウインドウ | 約1,100mm✕300mm | |
ミラー幅 | 約2,100mm | |
エンブレム・ロゴサイズ | 約100mm✕100mm |
ハリアーの寸法
ハリアーはクロスオーバーSUVとしては中型車となるのですが、一口に中型車といっても大まかな区分があります。
普通車のサイズには大きく分けて2つの区分があり、5ナンバーサイズと3ナンバーサイズの2つがあります。
5ナンバーサイズは比較的コンパクトなサイズの車となっており外観サイズとエンジン排気量が控えめになっているのですが、それに対して3ナンバーサイズは大きな車となります。
以前はこの区分で税金の差などはありましたが現在はその差はなく、5ナンバーサイズはコンパクトな車、3ナンバーサイズは大きめの車というイメージが強くなっています。
スペック | 5ナンバー | 3ナンバー |
エンジン排気量 | 2,000cc以下 | 2,001cc以上 |
全長 | 4,700mm以下 | 4,701mm以上 |
全幅 | 1,700mm以下 | 1,701mm以上 |
全高 | 2,000mm以下 | 2,001mm以上 |
この区分に対してハリアーのサイズは3ナンバーサイズになっており、エンジン排気量の大きさと全長、全幅が3ナンバーサイズとなっています。
特に全幅は1,835mmと結構ワイドなサイズとなっており、3ナンバーサイズとして中大型セダンより大きめなサイズとなります。
ですが全長は4,725mmと5ナンバーサイズにとても近い寸法となっており、日本の狭い道に合うように中型車としてフィットするサイズになっています。
なお全高に関しては1,690mmと3ナンバーサイズに対して低めとなっていますが、乗用車としてはそれなりに高めのサイズです。
ですがセダン系の車種に比べれば150mm〜200mmぐらいは高いサイズでSUVらしいプロポーションを生み出すのにも大事な要素です。
ハリアーは駐車場に収まるか?
では次にハリアーの外観サイズで駐車場に収まるかどうかを見ていきましょう。駐車場は大きく分けて2種類の駐車場があり、平置きの駐車場と立体駐車場があります。
平置きの駐車場は自宅の駐車場や街中の有料駐車場、ショッピングセンターなどさまざまなところで見られるもので、駐車場としてのサイズは幅が2.5m・奥行き5.0mが一般的なサイズとなります。
そのサイズであればハリアーの外観サイズはしっかり収まるので、駐車する際に問題になることはないでしょう。
もう一つの立体駐車場はビルのような施設に上下に重ねて駐車する関係で、サイズの制限は高さ制限が厳しくなっています。
昔からある立体駐車場では「高さ制限 1.57m」という所が多く、この高さ制限ではハリアーは駐車することができません。
しかし近年は車高の高い大型ミニバンやSUVの増加によって高さ制限が緩和された立体駐車場が増えてきており、高さ制限2.0m以上の施設も多いのでハリアーも駐車できる立体駐車場は増えてきています。
そのためハリアーを立体駐車場に駐車する場合には高さ制限をしっかり確認するようにしましょう。
その他の外観のサイズ感
ハリアーの外観サイズの特徴としてSUVらしいデザインがあるのですが、それに対して車の最低地上高はそこまで高くありません。
SUVという車種は多目的乗用車という名称の通りさまざまな路面に対応できる車という意味です。
特にオフロードなどの悪路走行を重視した車種となっており、オフロード走行時に大きな石や岩、障害物などを乗り越えるために車の最低地上高が高くある必要があります。
そのためSUVという車種は大きなタイヤと頑丈なトランスアクスルを持ち、車体が高い位置にあるのでSUVらしいデザインとなっているのです。
それに対してクロスオーバーSUVはオフロード走行もある程度は可能な車種ではあるのですが、ハリアーのスペックである160mm〜175mmという最低地上高はオフロード走行には少し厳しめのスペックです。
キャンプ場程度の悪路であれば十分走行できるのですが本格的なオフロードは難しく、そういった用途は避けておいたほうが無難です。
ハリアーはクロスオーバーSUVなのでそのメインの走行条件は一般道であり、あくまでSUV風のデザインを持つ乗用車という捉え方のほうが正解です。
ハリアーの内装
参考:toyota.jp
次にハリアーの内装についてサイズ感を見ていきましょう。
スペック | ハリアー | |
室内長 | 1,965mm | |
室内幅 | 1,480mm | |
室内高 | 1,220mm | |
ラゲッジルーム | 高さ | 740mm |
幅 | 1,125mm | |
奥行き | 1,010mm | |
運転席寸法 | 高さ | 約1,000mm |
幅 | 約500mm | |
奥行き | 約900mm | |
助手席寸法 | 高さ | 約1,000mm |
幅 | 約500mm | |
奥行き | 約900mm | |
後席寸法 | 高さ | 約1,000mm |
幅 | 約1,300mm | |
奥行き | 約1,000mm |
ハリアーの車内の広さ
まずハリアーの車内のサイズ感ですが、中型車としては一般的なサイズ感となっています。
車内の室内長は1,965mmと2,000mmを少し割るサイズ感で、ミニバンのような圧倒的な広さはありませんが窮屈すぎることもないサイズ感となっています。
室内幅も1,480mmとなっているのですが、これも3ナンバーサイズ車として一般的なサイズ感です。
ハリアーは5人乗りで前席は2人乗りなので比較的余裕がありますが、後席は3人乗りなのでフル乗車で丁度いいぐらいのサイズ感です。
また室内高は1,220mmとなっており、セダンやコンパクトカーと同程度の室内高となっています。
ハリアーは車高がそこそこ高い車ではありますが、最低地上高を高めにしていることから室内高をそこまで大きくすることはできず、スタイル重視という感じになっています。
ハリアーのラゲッジルームの広さ
次にハリアーのラゲッジルームの広さを見ていきますが、クロスオーバーSUVはキャンプなどにも使う車種なのでラゲッジの広さは必要です。
そんなハリアーのラゲッジルームの広さは高さが740mmしかなく、車の大きさに対してそこまで広めの高さにはなっていません。
ですがラゲッジルームの幅は1,125mmとなかなか広々としており、横に荷物を載せる場合には結構な大きさまで積めるでしょう。
またラゲッジルームの奥行きは後席を使った状態でも1,010mmは確保されており、なかなか容量の大きなラゲッジルームとなっています。
ミニバンなどは車内長を広げるためにラゲッジルームが狭い場合などがありますが、ハリアーの場合は車内サイズとラゲッジルームの長さがバランスが取られています。
さらにハリアーの後席はシートアレンジによって収納することが可能で、そうすれば更にラゲッジルームの奥行きを広げることが可能です。
ハリアーのラゲッジルームのサイズであれば日常使いはもちろんのこと、キャンプなどでも結構使い勝手が良いでしょう。
その他の内装のサイズ感
ハリアーの座席のサイズは車高が高い車種としてはそこまで広いわけではないのですが、乗用車としては標準的なサイズと言えます。
ハリアーの室内長や室内高などはハリアーサイズのミニバンなどに比べると少し狭くはありますが、それでも前席も後席もそれぞれ1,000mm程度の奥行きが確保されており足元空間などはそれなりに広々としています。
とくに前席より後席のほうが奥行きが広めに確保されているので、同乗者のほうがより快適性が高いといえるでしょう。
前席も後席も高さは1,000mm程度あるので座席に座ったときの頭上空間はそこそこあります。
ミニバンほど圧倒的な開放感はありませんが、窮屈でなく必要十分なサイズはしっかり確保されているといえます。
SUVという車種は最低地上高を高くするために車内が狭くなる傾向にありますが、ハリアーは都会的なクロスオーバーSUVなので車内の広さを優先して設計されています。
ハリアーの運転
参考:toyota.jp
では次にハリアーの運転性を見ていきましょう。
スペック | ハリアー |
最小回転半径 | 5.4m〜5.7m |
ハンドルサイズ | 370mm |
ハリアーの旋回性
まず車の運転性としてみていくのは小回りがきくかどうかいう点ですが、スペック上は車の最小回転半径が関係しています。
最小回転半径は車の小回りがどの程度効くかを表したスペックで、ハンドルを左右どちらかに最大限切った状態で低速で走行し、その状態で低速走行したときに360°旋回するのに必要な半径を表します。
このスペックが小さいほど小回りが効くのですが、軽自動車は4.5m程度、コンパクトカーで5.0m程度、普通車で5.5m前後が一般的なスペックとなります。
それに対してハリアーの最小回転半径は5.4m〜5.7mとなっていますが、2WD仕様で5.4m、4WD仕様で5.7mとなっています。
2WD仕様は標準的な小回りがきくと言ってもよいのですが、足回りが複雑になっている4WD仕様では最小回転半径が大きく小回りはあまり効きません。
ですがもともとSUVはタイヤの大きさや足回りの頑丈さで最小回転半径が大きめとなる車種なので、ハリアーのスペックはSUVとしては十分小回りが効くと言って良いでしょう。
ハリアーの走行感覚
次にハリアーの走行感覚を見ていきますが、まずハリアーは車高の高さからドライバーの視線が高く遠くまで見渡せるという特徴があります。
SUVはそのタイヤの大きさや最低地上高の高さから座席が高いところに位置しており、ドライバーは高い視点から運転中に広々とした視界を確保できます。
上下もある程度広いフロントウインドウですので上下の視界も開けており、一般道路や高速道路で運転しやすい車です。
またフロントウインドウがスポーティな感じで寝ていますので左右の視界も良好で、走行中は乗りやすい車です。
ただハリアーはボンネットのフロントオーバーハングが結構大きめな車種で、大型のエンジンやハイブリッドシステムの搭載によってボンネットのサイズは大きい車です。
そのため車に慣れないうちはフロントの運転感覚はつかみやすいのですが、前述した視線の高さで慣れたらそこまで気になるサイズ感ではないでしょう。
リアもハッチバックタイプの車なのでサイズ感を把握しやすく運転は楽でしょう。
ハリアーの車内の運転感覚
ハリアーの車内からの運転感覚は前述で少し触れたとおりフロントについては良好です。
SUVはそのサイズが大きくて運転しづらいといわれることの多い車種ですが、ハリアーのサイズ感や視界などはそんなに運転が難しい要素はありません。
ハリアーはクロスオーバーSUVとして一般道での運転をメインとして設計されているので、その運転感覚は普通の乗用車とそこまで大差はないでしょう。
ですが後方についてはハリアーの後方視界はそこまで良いものではなく、運転時の後方確認やバックの際などにはちょっと運転しづらい点もあります。
ハリアーはそのスポーティなデザインを形作るために車の後部が少し低めになっていくシェイプをしており、フロントウインドウよりリアウインドウのほうが高さが狭めになっています。
また左右の幅もデザイン重視で狭くなっているので、全体的にリアウインドウが狭いのです。
一応運転するのに必要十分な後方視界はあるものの、実際に運転してみると狭いなと感じるシーンは多いでしょう。
ハリアーのサイズの評判
ハリアーのサイズについてはtwitterにもさまざまな情報があり、次のような評価が見られます。
3年半乗ったハリアーとも今日でお別れですね
5万㎞乗った感想は値段の割に内装の質感も良く、カタログ燃費より燃費も良くて
サイズ感も
日本に合ってると思いましたお疲れ様でした☺️#ハリアー pic.twitter.com/FE2gEjtr2T
— coco@RX450h verL 一条i-smart (@cocobianchi3) August 18, 2019
この方は長年ハリアーの乗り続けていらっしゃいましたが、この度手放すことにされたようですね。
ですがそのサイズ感はちょうどよかったそうで、燃費の良さなども合わせて満足感は高かったそうですね。
まじでオデッセイとハリアーかっこよすぎるーーー🤥🤥🤥🤥
でもハリアーは中狭い、視界が狭い、要するに乗りたいとは思わない🤥
だからオデッセイめちゃ欲しい😍 pic.twitter.com/mtPLtmkf7e— きゃんさん( ๑❛ᴗ❛๑ )✩⡱ (@madosroutsumono) December 17, 2019
こちらの方はハリアーとミニバンのオデッセイを比べていらっしゃるそうですが、どちらもかっこいいものの車内の広さなどで比べると少し見劣りする部分もあるようです。
スポーティで様々な用途に活用できるクロスオーバーSUVですが、広さという点ではミニバンには一歩及ばない部分があります。
ハリアーを他の車と比較
では最後にハリアーと同クラスのクロスオーバーSUVのサイズ感を比較してみましょう。
スペック | ハリアー | 日産 エクストレイル | ホンダ CR-V | マツダ CX-5 | |
価格 | 3,004,100円〜4,659,600円 | 2,272,600円〜3,546,400円 | 3,290,100円〜4,441,800円 | 2,618,000円〜3,976,501円 | |
全長 | 4,725mm | 4,690mm | 4,605mm | 4,545mm | |
全幅 | 1,835mm | 1,820mm | 1,855mm | 1,840mm | |
全高 | 1,690mm | 1,740mm | 1,680mm | 1,690mm | |
ホイールベース | 2,660mm | 2,705mm | 2,660mm | 2,700mm | |
トレッド(前/後) | 1,560/1,560mm | 1,575/1,575mm | 1,600/1,615mm | 1,595/1,595mm | |
最低地上高 | 160mm〜175mm | 205mm | 190mm〜210mm | 210mm | |
車両重量 | 1,660kg〜1,810kg | 1,510kg〜1,660kg | 1,520kg〜1,700kg | 1,520kg〜1,610kg | |
タイヤサイズ | フロントタイヤ | 225/65R17 235/55R18 235/50R19 | 225/65R17(20S、20Xi HYBRID レザーエディション、20Xi HYBRID、20S HYBRID) 225/60R18(20Xi レザーエディション、20Xi) | 235/60R18 103H | 225/65R17 225/55R19 |
リアタイヤ | 225/65R17 235/55R18 235/50R19 | 225/65R17(20S、20Xi HYBRID レザーエディション、20Xi HYBRID、20S HYBRID) 225/60R18(20Xi レザーエディション、20Xi) | 235/60R18 103H | 225/65R17 225/55R19 | |
室内長 | 1,965mm | 2,005mm | 1,970mm(7人乗りは2,520mm) | 1,890mm | |
室内幅 | 1,480mm | 1,535mm | 1,550mm(7人乗りは1,520mm) | 1,540mm | |
室内高 | 1,220mm | 1,270mm(サンルーフ付き車は1,220mm) | 1,230mm(電動パノラミックサンルーフ装備車は1,185mm) | 1,265mm | |
ラゲッジルーム | 高さ | 740mm | 845mm | 840mm | 795mm |
幅 | 1,125mm | 1,050mm | 1,050mm | 1,050mm | |
奥行き | 1,010mm | 950mm | 960mm | 950mm | |
最小回転半径 | 5.4m〜5.7m | 5.6m | 5.5mm | 5.5m |
ハリアーと日産 エクストレイルのサイズ感の比較
日産 エクストレイルはハリアーと同時期に登場したクロスオーバーSUVですが、都会的なハリアーとは対象的にオフロード走行性能の高さが特徴のSUVとなっています。
ハリアーとエクストレイルの外観のサイズ感は非常に近いサイズとなっており、全長や全幅は多少ハリアーのほうが大きめですがほぼ同サイズと言っても良いでしょう。
車高に関してはエクストレイルのほうが高めとなっており、比べてみるとエクストレイルのほうがハリアーより大きめのサイズ感に見えます。
また最低地上高に関してはエクストレイルは205mmとハリアーより大幅に高くなっており、クロスオーバーSUVとしてはしっかりした悪路走破性があるといえます。
車内のサイズに関してはハリアーよりエクストレイルが全体的に広めとなっており、車内長、車内幅、車内高とも多少ながらハリアーより大きめです。
とくに車内幅は結構エクストレイルのほうが広くなっており、後席の居住性はより優秀なサイズ感です。
エクストレイルは最低地上高は高いですがその分車高も高く、車内の高さは狭くはなっていません。
またラゲッジルームの広さはハリアーと同クラスのサイズ感で、使い勝手も悪くありません。
ただハリアーはそのコンセプト的に高級感のある質感やデザインが特徴なことに対して、エクストレイルはレジャーやアウトドアにマッチするデザインであり、そこが差別点となっています。
ハリアーとホンダ CR-Vのサイズ感の比較
CR-Vもハリアーと同時期に登場した歴史のあるクロスオーバーSUVですが、CR-Vはハリアーと同じく都会的なデザインが特徴のクロスオーバーSUVとなります。
CR-Vのサイズ感はハリアーより多少小さめのサイズ感となっており、その全長はハリアーより100mm以上短めとなっています。
ですが全幅に関してはCR-Vのほうがむしろ多少ワイドになっており、そのサイズ感はどっしりしたものとなっています。
しかしデザインがクロスオーバーSUVらしいマッシブなものとなっているので、そのサイズ感とよくマッチしています。
車内のサイズに関してはCR-Vとハリアーはほとんど同サイズですが、室内幅のサイズは全幅が大きいことからハリアーより多少大きめで広々としています。
またラゲッジルームのサイズはほぼ同等ですが、全体的にはCR-Vのほうが少し容量が大きく使い勝手は良好です。
さらにCR-Vはハリアーよりも最低地上高が高くなっているので、より悪路走行などには適応性が高い車種となっています。
ハリアーとCX-5のサイズ感の比較
マツダ CX-5はハリアーより多少小さめのサイズのクロスオーバーSUVですが、クラス的には同クラスの車です。
CX-5の全長はハリアーよりも200mm弱短いサイズ感となっており、そのコンパクトさが際立つ車です。
ですが全幅に関してはむしろCX-5のほうがわずかに広くなっており、こちらもワイドなサイズ感のSUVとなっています。
ですがCX-5はハリアーよりさらにシャープでスポーティなデザインを持つ車となっており、外観的には結構スリムな見た目をしています。
そんなCX-5の車内のサイズは全長の短さから室内長はハリアーより小さく、前席、後席の奥行きは CX-5のほうが少し狭めです。ですが室内幅は CX-5は結構広々としており、その居住性は決して悪くはありません。
ですがラゲッジルームの寸法は幅を除いては CX-5のほうが狭めとなっており、ラゲッジルーム使い勝手の面では多少及ばない部分もあります。
ですがCX-5の最大のメリットはその価格にあり、上級グレードもベースグレードもハリアーよりもかなり手に入れやすい価格帯といえるでしょう。
総評
ハリアーはクロスオーバーSUVの中では以前のモデルより高級感を高めてきている車種で、オフロード走行よりも一般道での快適性をより高めたクロスオーバーSUVとなっています。
そのサイズ感はライバル車などより最低地上高が低めで悪路走破性は下がりますが、普段の使い勝手の良さや燃費の面などではアドバンテージは多くクロスオーバーSUVとして求められる性能を突き詰めたサイズ感といえるでしょう。