それまでホンダの顔であったシビックから、コンパクトカーの座を引き継いだフィット。
ホンダ独自のセンタータンクレイアウトによって、コンパクトカーの常識では考えられないような居住性とシートアレンジを手にし、さらに高い燃費性能で一躍コンパクトカーのスタンダードにまで成り上がりました。
現在でも魅力は衰えず、ハイブリッドシステムやスポーツグレードなどたくさんの魅力あるモデルを展開しています。
その小さいボディに詰め込まれた安全装備や機能性の高さは、コストパフォーマンスも最強です。
そんなコンパクトカーらしい魅力に満ち溢れたフィットですが、購入するとなればできるだけ安く購入したいのが本音です。
ここではフィットの平均値引きや最大値引き額、そして価格交渉のポイントまで解説していきます。
フィットの値引き額の平均相場
フィットは国内でもスタンダードなBセグメントサイズのコンパクトカーで、ライバルにはアクアやノートなどの強豪がひしめく競争の激しいクラスです。
走行性能や使い勝手だけではなく、価格の安さも考慮される厳しいクラスだけに値引きの比較も多くあります。
そんななかフィットはどのような戦略で戦っているのでしょうか。またその値引き額は一体どのくらいが平均となっているのでしょうか。ここではフィットの平均値引き額を見ていきます。
本体値引きは13万円
フィットは1.3Lと1.5LのガソリンエンジンやハイブリッドシステムにDCTを組み合わせるなどスポーティなパワートレインをそろえていますが、値引き額はどれもほぼ変わらない金額で平均的に13万円前後となっています。車両価格の割合から言うと約9%程度の金額です。
つまり現在は車両価格の1割ほどの金額が値引きされていれば、十分な値引き額であると言えます。
オプション値引きは1割引きから2割引き
フィットを購入しようとディーラーで見積もりを出してもらいました。すると今日はキャンペーンということで、早速13万円の値引きを切り出してきました。
売れ筋グレードで値引率から考えると十分な値引き額なのでこのまま契約をします。と言うのも良いですが、ここからまだ値引きできる場所があります。
それはフィットの見積もりにはいっているフロアマットやバイザーなどといった、さまざまな用品です。この意外と高額なディーラーオプションからも値引きをしてもらいましょう。
このディーラーオプションからの値引きは、金額の1割から2割ほどが値引きの相場です。もちろん車両本体と同じくディーラーオプションからの値引きも、販売している地域やディーラーの販売力によっても違います。ネットでは2割引きだったのにと言われても、できませんといわれればそこまでです。
オプション値引きで気をつけないといけないのは、本体値引きとまとめて表示されることがあることです。
フィットは本体価格がそれほど高くないので、オプションの値引きとまとめて表示することで十分な値引きがされていると感じてしまいます。
交渉時には値引率などから冷静に値引き額を計算して、後々値引きが思ったより少なかったなどと後悔することのないように注意しましょう。
値引きの平均金額
車両本体、オプションそれぞれの平均相場が出ました。では見積書からどれくらい値引きがでていれば平均的なのでしょうか。グレードやオプションを使って一例を上げて紹介します。
価格 | 値引き額 | |
フィット 13GFパッケージ | 136万円 | 13万円 |
オプション | 30万円 | 3~6万円 |
値引き計 | 16~19万円 |
この条件であれば、合計16万円から19万円ほどの値引きが出れば平均的な値引きと言えるでしょう。
値引き額の月変動
ここでフィットの値引き額の変動を見ていきます。2013年9月に登場したフィットは、その後どのような値引き額になっていくのでしょうか。
販売時期 | 値引き額 |
2013年9月から | 7~11万円 |
2014年4月から | 11~17万円 |
2014年10月から | 17~12万円 |
2016年6月から | 12~17万円 |
2017年6月から | 11~15万円 |
フィットの値引き額の変動はこの様になっています。
2013年に発売した当初は車体からは7万円程度の値引きと、半期決算から決算を経て11万円まで広がります。しかしその後急激に値引き幅は広がります。ちょうどハイブリッドシステムのリコールDCTのリコール問題が上がった時期です。
ハイブリッドで販売が見込めない分ガソリン車で値引きを起こして、フィットの販売台数を稼ぐための戦略なのでしょう。リコールが一段落した同年10月からは2年をかけて仕様向上などを施し、値引きを徐々に抑えていっています。
こんな展開はめずらしく、なかなか見られません。2016年6月頃からは引き締めも一段落したのか、値引き幅は広がっていきます。
そして2017年6月に待望のマイナーチェンジが施され、値引きは再び引き締められます。その後も徐々に値引きは緩み続け、マイナーチェンジ前の水準に近づいています。
現在ではその流れのまま来ており、車両値引きは15万円ほどとなっています。
値引き額が16万円から19万円になる理由
現在フィットの平均値引き額は16万円から19万円だというふうにお話をしました。
コンパクトカーという車格から考えるとなかなか大きな値引き額ですが、これほどの額が平均値引き額になるのはどういった要因があるのでしょうか。値引き額の要因を解説していきます。
モデルライフ末期
フィットはすでに発売から6年経過しており、最近はホンダの社長自らが2019年下半期にフルモデルチェンジを明言してしまっています。これが値引き額幅を広げている要因の一つです。
すでにフルモデルチェンジが発表されているだけに、普通であれば次期型を待つでしょう。それでも現行モデルの販売を維持するためには、現行モデルを購入するお得さがなくては魅力がありません。そこで値引き額が大きくなってきているのです。
次期型を見てから決める、次期型まで待つ、そういったお客さんにお得感で訴求できるようにと、値引き幅が緩んでいるのです。
ライバルが多い
フィットが在籍するのはBセグメントコンパクトカーで、国内では主流のクラスになっており多くの魅力あるライバルが存在します。
それぞれにハイブリッドモデルやスポーツタイプ、スタイリングの優れたものなどフィットとはまた違った魅力で競争しています。
そんななかでいくらフィットが実用性が高く燃費も優れているとはいえど、値段の勝負を放棄してしまってはユーザーは離れていくばかりです。
さらには他メーカー車だけでなく、経営が違うホンダカーズ同士でフィットとの競合もあります。こういった直接的な勝負が多いということが平均値引き額を広げている原因とも言えるでしょう。
フィット独自の魅力
フィットはセンタータンクレイアウトによる車内空間の広さや、ハイブリッドシステムにDCTを組み合わせたスポーティなパワートレインで国産コンパクトの中でも走行性能の高さが売りです。
後部座席をチルトアップさせるシートアレンジなどは他メーカーではまずありえませんし、DCTといえばフォルクスワーゲンやアウディにも搭載されているミッションで、国産車ではGT-Rなどのようなスポーティなモデルに採用されているミッションです。
そういった唯一無二の部分があるフィットは使命買いも多いので、生半可な交渉では平均値引きはおろかディーラーに言いくるめられて大した値引きもなく購入してしまう場合もあります。
ですのでしっかり知識を入れて交渉しなければ、営業マンのもっている値引きだけで、うまく言いくるめられてしまいます。平均額以上を引き出すためにもしっかりと交渉材料をそろえて交渉する必要があるのです。
フィットの値引き額の最大・限界額
フィットの値引き平均額や、なぜそのようになるのかの理由を先程は説明しました。
では次は実際にユーザーが手にしたという、最大値引きの金額をご紹介していきます。一体どのような数値が出てくるのでしょうか。
フィットの最大値引きは30万円
フィットの最大値引きは30万円という額です。オプションの装着内容などもありますので一概には言えませんが、大きな金額です。
フィットにはいろいろと仕様が多いですが、最大値引きの額はどの仕様であっても同じような値引額となっています。
最大値引きが出た理由
フィットの値引きで30万円ほどの値引き額を得るからにはやはりそれなりの理由があります。その理由を解説します。
車両トラブルが続いた
フィットは発売から半年で非常に大きな値引きを起こしている時期があります。それがちょうどフィットのハイブリッドモデルのミッションで大規模リコールが発生した時期です。
そのためフィットの販売台数は大きく減りました。しかしそれでもフィットの販売目標を達成するためにガソリンモデルの値引き額を大きくなっています。
その後リコールが沈静化してから徐々に値引きが引き締められていったことからも、当時のフィットの販売がいかに厳しいものであったかがよくわかります。
リコール発生当時に不具合等をものともせずフィットを選んだ人たちには、発売から半年程度という状況であるにかかわらず、大幅値引きが獲得できています。
ライバル車としっかり競合させた
正攻法でフィットで最大値引きがでる要因として、まず最初に出てくるのはこの競合です。
フィットは独自の構造で実用性が高い車だけに、単体ではなかなか値引きが渋く、値引きを頼んでもそう簡単にはしてきません。最大値引きをいただくからには、必ず競合させたかどうかが重要になってきます。
フィットには多くのライバルがいますので、競合させるポイントさえ間違えなければ確実に値引きを引き出せるでしょう。
フィットの弱点と言える部分を補える他社の特徴をうまく活用して交渉して値引きをとったかどうか、これが値引き額を大きくした要因です。
値引きが大きい店舗を選んだ
フィットで最大値引きを引き出す要因のもう一つはフィット同士の競合です。
フィットを販売しているホンダディーラーはホンダカーズ〇〇という名前です。一見同じように見えますがよく見てみると〇〇の部分が若干違うことに気づかれると思います。それらは扱っている車種は同じでも、経営する会社が違うので販売方針がそれぞれ違います。
一台一台利益を考えて車を売るディーラーから、契約台数を達成するために値引きを大きくしてでも販売したいと考えるディーラーといろいろです。となるとフィットを購入するときにどちらの販売店の方が値引き額が大きくなるかはすぐわかるでしょう。
販売方針の違いはそれぞれ必ずありますので、値引きの大きな店舗を選んだというのが一つの大きな要因と言えます。
マイナーチェンジ直前のタイミングにあたった
フィットは2017年にマイナーチェンジをしています。それまでのイメージを払拭するようにフロントマスクや内装の質感の向上など、非常に変更点が多いのも特徴です。
リコール騒動収束後に急激に値引きが引き締められたフィットですが、マイナーチェンジのタイミングでは値引きが大きくなっていたのです。
常に情報を仕入れてマイナーチェンジ直前のタイミングなどで購入することで、普段よりも大きな値引きを獲得することはできます。
ディーラーが最大値引きが出しやすい時期
ディーラーの販売にも値引きが出しやすい時期とそうでない時期はあります。そして最大値引きが出しやすいといえば9月の半期決算や3月の決算月です。
この時期はメーカーとの契約台数を達成するために台数を読みますし、オプションプレゼントなどといった時期に合わせたメーカーからの販売施策も導入されます。
もちろんメーカーからの目標台数達成に対する施策を達成すると、ある程度インセンティブがはいってきます。なのでディーラーにとっても多少値引きが多くなっても施策を獲得した方が得になるのです。
まとめますと、フィットの値引き額が最大となった要因は、他メーカーの車や同じホンダ同士の競合で値引きを広げたこと、そしてリコール問題やマイナーチェンジ直前の在庫処分、決算期のタイミングが上手くハマったことが最大の値引きとなった理由だといえます。
フィットの値引きのレポート・体験・口コミ
フィットは仕様向上もあり、値引きが渋いのが現状です。
しかしできるだけ安く買うためにも、実際にフィットを購入したユーザーはどうやって交渉していくら値引きを獲得したのか実情を把握したいところです。
ここではツイッター上から交渉や値引き額などの実態を紹介していきます。
フィット(1.3G Fパケ)
さすが定番だね使い勝手はいい。値引きもまぁまぁだった(確か初回で17くらい)。ステアリングの操作感が気に入らないけどボディ剛性はしっかりしてるし加速も不満なし
しかし普通の車すぎて特に欲しくなる理由が見当たらなかったので消えた— ぴょわぇ〜 (@e11_zc13s) 2019年2月16日
こちらの方は購入は最終的になされなかったそうですが、切り出しから17万円もの値引きが提示されたそうです。
モデル末期や決算期という好条件ということもありますが、このままここの店舗で交渉していけば非常に好条件が引き出せそうですね。
今日は母が車買い換えるというので、営業と話しして即決してきた。はじめオプション10万+本体5万値引きのとこ、交渉で最終的にオプション11万+本体10万+下取り2万プラスまで持っていったが、クソ疲れた。。因みにホンダフィット
— nacrie (@nacrie) 2018年9月16日
最終的には22万円もの値引きと、当時の水準としてもかなり高い値引きだということがわかります。
当初の提示から本体値引きは2倍になっていますし、オプションからの値引きは11万円と最近の車らしく車両値引きをできるだけ抑えた提示です。
おそらくディーラーをいくつか回って交渉材料を集めてきたのでしょう。お疲れ様です。
1.3Lのフィットで24万値引きはディーラー結構がんばってくれたな
— ダブルバリキ (@2barikiboat) 2018年10月15日
こちらの方もフィットのガソリンモデルで24万円の値引きを獲得しています。
140万円ほどの車ですが、車両本体の値引きは1割を超えていますし、総額値引きでこれほど値引きが起きていればオプション値引きを考えてもかなりすごい金額です。
フィットの値引き目標金額
フィットは店舗によってガードの固さの違うことがツイッターから伝わってきます。やはり交渉の仕方で値引き額は大きく違ってくるようです。そこで値引きを頂いて購入するのに、絶対重要なのが目標値引き額です。
目標がなければ営業マンが値引きを提示してきても、それが好条件なのかどうか判断できませんね。フィットはいくらを目標に値引き金額に設定すればよいのでしょうか。
値引き目標額は本体で16万円、オプションで2割
フィットの目標値引きは、現在の相場では本体価格から16万円です。そしてマットやバイザーなどといったディーラーオプションからの値引きは1割引きは当然のこと、2割引きまで引き出せれば十分です。
フィットの値引き交渉は、強気で来きたかと思えばいきなりある程度大きな値引きを提示してくるなど、店舗によって値引き交渉の差が見られます。
そして車両価格がそれほど大きくない車ですので、オプション値引きを含めた総額値引きに惑わされないように、しっかり目標値引きを認識し、値引きの総額を大きくしたいところです。
目標値引きを上げましたが、実際にできる値引き額は地域差やディーラーの販売力によって差があります。一概には言えませんが、この金額を目標としておけば購入時の値引きが多いか少ないかは判断できるでしょう。
交渉の際にはしっかり目標値引きを把握して、営業マンの説得をうまく覆して最大の値引きを引き出しましょう。あとは購入の時期をしっかり配慮することで、プラスαの値引きを追加したいところです。
フィットの目標値引き額まとめ
今までの情報をまとめると、フィットの値引き目標金額はこのようになります。
本体値引き | 16万円 |
オプション値引き | オプションから2割 |
時期的なもの | 最大5万円 |
合計額 | 22~27万円 |
フィット購入の際には、この条件を引き出すことを目標として行きましょう。
この条件が今現在の値引き額のほぼマックスです。時期的なものというのは、決算など時期によってメーカーが出してくる施策で変わってくるので、この程度までくる場合もあればもう少し低い場合もあります。
フィットの値引き交渉のポイント
フィットの最大値引きのポイントや目標金額、そして一筋縄では値引きが出ないことわかりました。
あとは目標の値引きを手にするために交渉するだけですが、いきなり頭ごなしに値引きしろと値引きばかりを要求していては問題です。
値引きばかり言う人は後々のフォローが大変であったりサービスへの不満をいう人が多いです。厄介な人には売りたくありませんし、値引きをあまりせずに他のお店に行ってくださいと言わんばかりの対応であしらわれてしまう場合もあります。
ではどのように交渉すればよいのでしょうか。フィットの値引き目標金額を獲得する方法を考察していきます。
車が安くなる時期を狙う
まず車を購入するときに最大値引きを狙う場合は、車を買うタイミングが重要です。
最大値引きの要因でも話しましたが、ディーラーも一年中値引きがゆるいというわけではありませんし、車自体も値引きは変動があります。
まずはモデルチェンジの直前を狙うことです。値引きの推移でも見てもらったとおりモデルチェンジ直前の車は値引き幅が大きくなります。値引きを優先する場合はモデルチェンジ前を狙いましょう。
幸いにもフィットは現在フルモデルチェンジ間近と公式に発表されています。ここから半年間はフルモデルチェンジ直前の在庫処分などもありますので、大幅値引きを狙うのであれば最大のチャンスです。
次に重要なのが購入の時期です。車の値引きを狙って購入するならば、メーカーからの販売施策が出やすい1から3月の決算時期や8から9月の半期決算が良いでしょう。もちろん7月のボーナス商戦の時期もチャンスがあります。
車の売上が上がるのはナンバーが登録されたときなので、決算期の3月や半期決算の9月にナンバーをつけることがディーラーとしても望ましいです。
なのでそれにあわせるとなれば、フィットの納期からすると遅くとも登録タイミングの1月から2月前までに、ディーラーに出向いて契約をするのがよいでしょう。
フィットにはこの車で競合をしよう
フィットで値引きをするならばまずは他社競合です。もともと価格も安くてコスパが高いフィットは、値引き額は大きくありませんので、値引き額の真っ向勝負を期待してはいけません。
さてフィットと競合させる車ですが、人気のあるこのクラスはライバルたる車はたくさんあります。
価格優先で行くのならノートやヴィッツのガソリンモデルですし、ハイブリッドモデルに当てるならばノートe-powerやアクアなどと言った選択肢が出てきます。
それぞれスタイルや燃費性能、走行性能など優れたポイントがあるので、フィットの魅力と照らし合わせて競合しましょう。
自分はフィットハイブリッドが良いんだけど、奥さんが燃費の良いアクアを気に入っていて決めかねてるんだよ、というような話であればホンダの営業マンも値引きを”こっちに振り向いてもらわなくては”と頑張って平均額ぐらいまでは出してくれるでしょう。
競合で真剣に悩んでいることや予算の都合など、営業マンが勝負を仕掛けやすい状況を作ってあげてください。
ホンダディーラー同士で競合させる
他社との競合で値引きを獲得しましたが最大値引きにはちょっと手が届かないなど、もうすこし値引き額を上乗せしたいということであれば、次の手段としてホンダディーラー同士で競合してもらいましょう。
地域性もありますが最大値引きのポイントでも上げたとおり、ホンダカーズは経営の違う店舗がいくつかあります。
先程の見積もりを持って別のホンダへ行き、こっちよりも値段が安くなるならここで購入するということであれば値段を下げてくれるかもしれません。
もしかするとたまたま最初に行った店舗が、値引きに対して消極的なディーラーだっただけで、別系列の店へ行くと値引きが急に大きく出てきたということもあります。ですのでこちらもしっかり比較していきたいところです。
大幅値引きを狙うには3月
特に大幅な値引きを狙うというのなら、期待できるのは3月です。3月は1年を締めくくる決算最終月となり最後の追い込みになります。
特にメーカー契約に足らないディーラーは、その分未使用車を作ることになります。ただしこれはディーラーにとっても負債が増えるばかりで、あまり作りたくありません。そのためとにかくほしいのが3月中にナンバーが登録できる顧客売の車です。
フィットは価格も安く売れ筋の車で未使用車にするにもちょうどよい車です。なので月末でも在庫がある場合が多いです。
もしその在庫があなたのほしい条件にハマって3月登録ができるということであれば、苦しいディーラーにとっては助け舟のようなものなので値引きを頑張ってくれるでしょう。
このタイミングであれば奇跡のような値引きを引き出すことも可能です。