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デイズルークスの後部座席(2列目)の広さは狭い?倒す方法(リクライニング)も解説!

日産 デイズルークスはスーパーハイトワゴン系の軽自動車で、圧倒的な車内の広さが特徴です。

今回はこのデイズルークスの後部座席について見ていきます。

デイズルークスの後部座席の2列目・セカンドシート

日産 デイズルークス参考:www3.nissan.co.jp

日産 デイズルークスは日産の軽自動車シリーズであるデイズシリーズの1車種で、車高の高いスーパーハイトワゴンという車種です。

デイズルークスは最終モデルが2014年〜2020年まで生産された車で、現在は後継車のルークスになっています。

今回は2020年まで生産されたデイズルークスの後部座席について見ていきますが、まずは大まかなサイズ感からご紹介しましょう。

スペックデイズルークス
乗車定員4名
全長3,395mm
全幅1,475mm
全高1,775mm
室内長2,235mm
室内幅1,320mm
室内高1,400mm
ラゲッジルーム高さ1,100mm
950mm
奥行き250mm
運転席寸法高さ約1,200mm
585mm
奥行き約900mm
助手席寸法高さ約1,200mm
490mm
奥行き約900mm
後席寸法高さ約1,200mm
1,110mm
奥行き約1,100mm

デイズルークスは軽自動車の中でも車高が特に高いスーパーハイトワゴンで、軽自動車規格で決められた小さな車ながら車内の天井が特に広く確保されている車です。

全長や全幅は軽自動車規格ギリギリでありながら全高が1,800mm弱と中型ミニバンに匹敵するサイズがあり、かなり上下に長めの箱型フォルムとなっています。

デイズルークスは軽自動車ながら室内が非常に広々と確保されており、こちらも中型車並の室内長とミニバン並みの室内高がありますので軽自動車とは思えない圧倒的な広さがあります。

一方でハッチバックタイプの車なので後部座席の後ろにはラゲッジスペースがあるのですが、全長に規制のある軽自動車なので室内長が長い分ラゲッジスペースの前後サイズはかなり狭めとなっています。

ではこのデイズルークスの後部座席を詳しく見ていきましょう。

デイズルークスの広さ・居住性

デイズルークス シート参考:www3.nissan.co.jp

デイズルークスは軽自動車ということで規格で決められた4名乗車の車になっており、前席に2名、後席に2名というレイアウトになります。

ポイント

デイズルークスの後部座席はいわゆるベンチシート式の座席となっており、2席の座席が左右につながった座席になっています。

ベンチシートという名前の通りデイズルークスの後部座席は全体的にフラットなフォルムの座席になっており、ホールド性よりも乗降性などが優先されたデザインです。

後部座席への乗り込みは左右の後部ドアから行えるので左右どちらからでもアクセスでき、デイズルークスは左右ドアがスライドドアなので開口部も広くて楽に乗り込めます。

また後部座席の左右のサイズは1,100mm前後と全幅に規制の強い軽自動車ではギリギリのサイズとなっていますが、普通車のように3人掛けではなく2人掛けまでなので、このサイズでも横の人と肩が触れることはなく結構ゆとりがあります。

MEMO

またデイズルークスは車内の室内長が2,235mmと非常に広々とした車内スペースとなっていますが、前席と後席の割合でいうと後部座席のほうが広くなっています。

その広さはもはや軽自動車とは思えないほど広いものであり、座席に座ったときに前席シートのシートバックとのニースペースが拳2個分〜3個分は確保できてゆとりがかなりあります。

加えてデイズルークスは車高の高さから室内高も高いので上下方向にも解放感が非常に高く、軽自動車のイメージである窮屈さはデイズルークスの後部座席では感じないでしょう。

デイズルークスの最大の魅力はこの後部座席の広さと言ってもよく、軽自動車という1番小さな車ながら車内の居住性は十分以上です。

デイズルークスの後部座席のチャイルドシート対応

デイズルークスの後部座席ではファミリーカーとしてチャイルドシートもしっかり利用できるようになっており、軽自動車でもファミリーカーへの適性はかなり高いものとなっています。

チャイルドシートは子供専用の小型のシートのことで車のシートの上に乗せて使うのですが、車の通常のシートは子供の小さな体には大きすぎて安全に保護が出来ないためある程度の年齢まではチャイルドシートの仕様が義務付けられています。

チャイルドシートには乳幼児用や幼児用、学童用などさまざまな年齢や体の大きさに合わせたものがあるのですが、その搭載場所は事故の際により安全性の高い後部座席となることが多いです。

またチャイルドシートの固定には車の座席にあるシートベルトを利用するのが一般的ですが、近年では「ISOFIX」と呼ばれるチャイルドシート専用の固定規格が普及して来ており、これに対応していればより確実な固定が期待できます。

デイズルークスでは後部座席の左右席にそれぞれ1組ずつこのISOFIX対応の固定金具が用意されており、チャイルドシートを後部座席に2つまで固定することができます。

またその他にチャイルドシートを上で支えるストラップ用の「トップテザーアンカー」も後部座席の後ろに設けられており、両方を活用することでより確実な固定ができます。

デイズルークスは軽自動車というファミリーカーとして扱いやすい車でありながら左右ドアがスライドドアで子供を連れて乗り込みがしやすく、さらに後部座席のスペースが広いので子供を乗せるための操作も行いやすいのもメリットです。

最終的にチャイルドシートが搭載できるかどうかはチャイルドシートの大きさと後部座席のスペースで決まってくるのですが、デイズルークスは後部座席のスペースが中型ミニバンに匹敵するほど広いのでチャイルドシートの搭載で困ることはほとんどないでしょう。

デイズルークスの座り心地

デイズルークスの後部座席は軽自動車とは思えないほどしっかりした座席に仕上がっており、快適性は高い車となっています。

デイズルークスの後部座席はフラットなデザインのベンチシートではありますが、シートの座面や背もたれの厚みはしっかり確保されており固すぎて座りにくいといったことはありません。

見た目以上にクッション性もしっかり確保されており普段使いでは十分な座り心地であり、軽自動車ではありますので長時間座っていると少し疲れてくるような座席になります。

しかし後部座席は全体的なゆとりがあって座っていても体を十分動かせるスペースがありますので、長時間の走行でも結構対応できます。

またデイズルークスの後部座席には大型のヘッドレストが左右の座席にそれぞれ1つずつ装備されており、安全性の面でも性能の高いものとなります。

ヘッドレストは普段は乗員が頭を乗せるクッションですが、万が一の事故の際には頭を前後でしっかりと支えることでむち打ちを防ぐ重要な装備になります。

軽自動車ではヘッドレストがオミットされたり小型のものである場合もあるのですが、デイズルークスのヘッドレストは保護するのに十分な大きさを持っているので後部座席であっても安心して座ることができます。

デイズルークスの後部座席の装備

デイズルークスの後部座席にはいろいろな装備が設けられており、使い勝手は良いものとなります。

まずデイズルークスの後部座席のシートベルトについて見ていきますが、デイズルークスでは後部座席でも運転席や助手席と同じような3点式シートベルトがしっかり装備されています。

ポイント

以前の軽自動車では後部座席などは簡易的な2点式シートベルトだった頃もあるのですが、近年ではより安全性や走行時の安定性を確保できる3点式シートベルトになっているのはうれしい点です。

また3点式シートベルトは走行時にも体を支えてくれるので安定感もあり、シートベルト自体が座席のすぐ脇から出てきていますので使い勝手も良好です。

そのほかのデイズルークスの後部座席周りの装備としてまず目を引くのが助手席のシートバックに装備された収納式テーブルで、こちらを展開して使うと後部座席での飲食に利用できたりドリンクホルダーとして利用できます。

また軽自動車では珍しく後部座席向けの空調ダクトが前席の天井に設けられており、エアコンではなく送風のみですが後部座席との間の空気の循環が可能で快適性があがります。

左右のスライドドア部分にはドアポケットなどの収納はなくフラットな形状ですが、運転席側のシートバックの後ろに買い物袋などを引っ掛けるフックはあります。

また後述するようにデイズルークスの後部座席は大きく後ろにスライドできるのですが、最も後ろに送ったときには左右の車体部分に小物入れとスピーカーが設けられており後部座席で利用できます。

MEMO

さらにデイズルークスのユニークな装備として「助手席シートアンダーボックス」というものがあり、助手席の真下に収納式の小物入れがあります。

このシートアンダーボックスは後部座席側へも引き出して使うことができるので、後部座席での大きな収納としてはこの部分があります。

またグレードによっては後部座席の左右のウインドウにロールサンシェードを装備でき、後部座席で眩しいときなどに便利に利用できます。

デイズルークスのリクライニング・シートアレンジ

デイズルークス シート参考:www3.nissan.co.jp

デイズルークスでは後部座席でのリクライニングやスライド機能がしっかりと利用できるのが便利で、さらにシートアレンジも活用できます。

軽自動車では車内スペースがある程度限られていることから後部座席のスライドやリクライニング機能はないばあいが少なくないのですが、デイズルークスは後部座席のスペースが広くてゆとりがあるのでこれらの機能が装備されています。

まず後部座席は前後へ200mm以上のスライドが可能となっており、最も前にしたときには前席シートとの間に足をぎりぎり収めるサイズまで、最も後ろにしたときには足が伸ばせるほどのサイズに可変させることが出来るのが便利です。

また後部座席の背もたれを左右独立して前後へリクライニングさせることも出来、それぞれのシートで快適な背もたれの角度に調整できるのも便利です。

またシートアレンジとしてデイズルークスの後部座席は背もたれを前に倒して収納することでラゲッジスペースとして活用することも出来、標準のラゲッジスペースが特に狭くなっているデイズルークスでは買物などの際に積極的に利用する機能となるでしょう。

標準的なラゲッジスペースでは大きな荷物や長い荷物はとても乗らないのですが、後部座席のスペースも利用すればかなりのサイズのものまで乗せられるようになり、天井の高いデイズルークスでは自転車まで立てて載せることが可能です。

さらにシートアレンジは左右分割して行うことができるので、どちらかの座席をシートとして残して反対側に荷物を載せるなど使い分けも出来て非常に便利な機能となっています。

デイズルークスの後部座席の評価・口コミ

デイズルークスの後部座席についてはtwitterでもいろいろな投稿がありますが、その中からいくつかご紹介しましょう。

こちらの方は実際にデイズルークスの車内を見ておられるのですが、しみじみ後部座席の広さに驚いておられます。

デイズルークスは軽自動車なのでたしかに小型の車なのですが、それにもかかわらず見た目からも圧倒的な広さがあるのが後部座席となっており、快適性の高さはよくわかります。

こちらの方はデイズルークスの後部座席に座って足を伸ばしていらっしゃるのですが、運転席のシートまでまだゆとりがあるほどでその広さがよくわかります。

これだけの広さがあれば後部座席に1人で乗ればどんな体勢でも座ることができそうですね。

総評

日産 デイズルークスは軽自動車のスーパーハイトワゴンとして圧倒的な車内の広さが魅力であり、特に後部座席はかなりの快適性を誇る車になっています。

装備なども後部座席で便利に使えるものが多く装備されており、後部座席の広さはまちがいなく大きな魅力の一つです。

コストパフォーマンスとしては軽自動車の中では上の価格帯ではありますが、それでも十分満足できる価格なので手に入れて損はない車です。