中古車市場を見ていると格安の車が見つかったりしますが、よくよく見ると事故車だったりします。

安いのであれば買ってもいいと思うかもしれませんが、事故車のデメリットについてはご存知ありませんよね。

今回は中古の事故車を買う場合のデメリットについて4点ご説明します。

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中古車の事故車を買うことのデメリット

中古車市場における事故車とは、正式には「修復歴あり」の中古車と呼びます。

これは事故などで車の骨格部分の修理した車のことで、骨格部分に影響のない修理については「修復歴あり」とは呼びません。

そのため、中古車市場で事故車として売られている車は、事故を起こした状態ではなく、必ず大きな修理をされている証なのです。

そういった修理をされているにもかかわらず、事故車には次のようなデメリットがあるのです。

①事故の影響が残っている

修理された事故車であるとはいえ、修理が完璧に行われておらず、車の骨格部分に問題がのこったままの場合があります。

車の骨格部分に衝撃が加わると、骨格を形作っている金属製のモノコック部分が歪んだり、曲がったりします。

このモノコックには車の主要部品が固定されており、モノコックが変形することで、そこに付いている部品の位置やセッティングが狂ってしまいます。

中古の事故車両は一応修理受けてはいるのですが、うまく修理できなかったり、修理時に気づかない問題が残ったままだったりしている可能性があり、車の性能に大きな問題をもったままかもしれないのです。

事故車でよく問題となるのは次のような問題です。

車がまっすぐ進まない

車のサスペンションやステアリングに問題を抱えている場合に起こる症状です。車の事故で多いのは前面衝突で、正面衝突や左右フロントをぶつけること状況になります。

この衝突によって、サスペンションやステアリングの部品が固定されている骨格部分が歪んでしまうと、走行安定性に影響がでます。

サスペンションにはタイヤが直接固定されていますので、サスペンションの狂いはタイヤの狂いとなり、まっすぐ進まない原因です。

またステアリングもセッティングがズレると、ハンドルを真っすぐにしているのにタイヤだけは左右どちらかに曲がっていて、車が左右どちらかに曲がっていってしまいます。

こういった問題は修理をした業者さんは分かっているのですが、それでも骨格部分を修理が難しいこともあり、影響が残ったままの事故車が史上に出てきてしまうのです。

どこからか異音がする。

骨格部品の歪みや曲がりが原因で、通常は出ない異音がすることがあります。

前述のとおり骨格部品の歪みはほかの部品にも影響しますが、取り付け位置がずれたりすることで部品の共振や接触などで異音が出る可能性があります。

普通は異音が出ても少し気になる程度ですが、乗り続けていくと異音が大きくなっていったりします。

もし部品同士の接触が原因であれば、部品の破損やオイル、冷却水、燃料漏れなどの原因になります。

最悪の場合は燃料漏れによる火災や、ブレーキオイル漏れによるブレーキの利きの悪化などの事態になることもあります。

そこまでひどい事態に発展することは非常に稀ですが、異音がするようなら原因を突き止めておいた方が安全でしょう。

②車の衝突安全性の低下

一度事故を起こした車の場合、もともとの設計より車の衝突安全性能が悪化している可能性があります。

車の衝突安全性は、骨格部分の部品が変形することで衝撃を吸収して乗員を守るように設計されているのですが、一度変形してしまった部品には衝撃吸収の能力が無くなってしまいます。

たとえ修復を受けていたとしても、骨格の歪みや曲げの除去をするだけでは衝突性能は元に戻りません。

部品交換がされていれば多少は良いのですが、事故の衝撃は車全体に及びますので他の部分にも影響が出ている可能性はあります。

修復した工場でも、修復後の衝突安全性を確認できるわけではありませんので、リスクの一つとして認識しておく必要があります。

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③売却額が下がる

事故車は中古車購入時に安く買えるメリットがありますが、当然車を手放すときの買い取り価格も大きく下がってしまいます。

事故車の買い取りとなると、たとえ修復を受けた後の車であっても普通の相場の半額以下になってしまい、最悪の場合0円買い取りとなってしまうこともあります。

中古車業者としても、買い取ってもなかなか売りにくい事故車ですので、買い取り価格は下げざるを得ないのです。

事故車を購入する時は、乗りつぶすぐらいの覚悟で購入しましょう。

④死亡事故車の可能性もある

事故

事故車の中には死亡事故を起こした車がある可能性がありますが、購入時に見分ける事が非常に難しく、知らずに購入してしまうことがあります。

事故車(修復歴あり)の車には、事故車であることについてそれを販売する中古車業者に告知義務があります。

しかし、それがどんな事故が原因だったかについては特に告知義務がないのです。

その為、もし人身事故などを起こした事故車が中古車市場に出てきたとしても、見分ける方法がないのです。

車を販売する業者さんに聞いてみるのがほぼ唯一の方法ですが、事情を知らずに販売していることがほとんどですので、あまり期待できないでしょう。

死亡事故車に出会うことは本当に稀ですので、気にしないのが一番かもしれません。

事故車だからといって悪い車ではない

事故車を買う時のデメリットをご紹介してきましたが、事故車とはいっても基本的にはしっかりした修復を受けている車がほとんどですので、問題の残っている車はあまり多くないでしょう。

しかし修復した業者も把握できていない問題が残っている可能性はゼロではありませんので、値段が安い分リスクがあることは認識しておきましょう。

事故車でもよい状態の1台であれば、手放す時の価格が安い以外はメリットの大きい買い物です。

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この記事を書いた人

佐藤茂道
佐藤茂道
某自動車メーカーのエンジン部門で開発経験あり。子供の頃から車雑誌を切り抜きし、高校ではオートバイ・車にどハマりする。就職する際に、某自動車メーカーを選び、仕事でもプライベートでも車漬けに。今は日産スカイラインR33が愛車。