CX-8はマツダの現行ラインナップの中で最大級の車種で、大型SUVのランクになる車です。
今回はそんなCX-8のオプション装備についてご紹介します。
CX-8のメーカーオプション
CX-8はSUVの中で都会的なデザインを持つクロスオーバーSUVというタイプの車で、近年マツダがラインナップを拡充している車種です。
マツダはコンパクトSUVや中型SUVなど何車種ものSUVがあるのですが、CX-8はその中で最も大きなボディサイズと3列シート仕様が特徴の車です。
マツダは以前7人〜8人乗りの中型ミニバンをラインナップしていたのですが、SUV人気似合わせてミニバンは廃止されその代わりとしてCX-8が登場しました。
そのためCX-8はSUV的なニーズとミニバンの持つファミリーカーのニーズを1車種でまかなう車となっており、マツダの高級車的な立ち位置です。
またマツダは国内メーカーでは珍しくディーゼルエンジンを車のエンジンにラインナップしており、CX-8もクリーンディーゼルエンジン仕様があります。
ガソリンエンジンよりも燃費が良く、高トルクで走りも良いため人気のグレードになっています。一方でコストが高いデメリットがあるので、ガソリンエンジンモデルはコストパフォーマンスの面でメリットを持っています。
そんなCX-8のオプション装備ですが、まずはメーカーオプションからご紹介しましょう。
メーカーオプション一覧と価格
メーカーオプションはオプション装備の中でマツダの工場で取り付けられる装備を指し、CX-8の生産時に装着されます。
車の組立時に装着できるので中核システムに関係する装備が多いのですが、一方で新車のオーダー時にはメーカーオプションも一緒に注文しなければならず、後付はできません。
そんなCX-8のメーカーオプションは次のようなものがあります。
| 種類 | オプション | 価格 |
| オプションパッケージ | CD/DVDプレーヤー＋地上デジタルTVチューナー（フルセグ） | 33,000円（消費税込み価格） |
| ・CD/DVDプレーヤー＋地上デジタルTVチューナー（フルセグ） ・225/55R19 99Vタイヤ＆19✕7Jインチアルミホイール（シルバーメタリック塗装） | 88,000円（消費税込み価格） | |
| ・セーフティクルーズ・パッケージ ・360°ビュー・モニター+フロントパーキングセンサー（センター/コーナー） ・CD/DVDプレーヤー＋地上デジタルTVチューナー（フルセグ） | 159,500円（消費税込み価格） | |
| ・セーフティクルーズ・パッケージ ・360°ビュー・モニター+フロントパーキングセンサー（センター/コーナー） ・CD/DVDプレーヤー＋地上デジタルTVチューナー（フルセグ） ・225/55R19 99Vタイヤ＆19✕7Jインチアルミホイール（シルバーメタリック塗装） | 214,500円（消費税込み価格） | |
| ・360°ビュー・モニター+フロントパーキングセンサー（センター/コーナー） ・ルーフレール＋サイドガーニッシュ（ブライト） ・CD/DVDプレーヤー＋地上デジタルTVチューナー（フルセグ） | 134,200円（消費税込み価格） | |
| ・360°ビュー・モニター+フロントパーキングセンサー（センター/コーナー） ・CD/DVDプレーヤー＋地上デジタルTVチューナー（フルセグ） ・ボーズサウンドシステム（AUDIOPILOT2＋Centerpoint2）＋10スピーカー、サードシート充電用USB端子✕２（サイド） | 161,700円（消費税込み価格） | |
| ・360°ビュー・モニター+フロントパーキングセンサー（センター/コーナー） ・ルーフレール＋サイドガーニッシュ（ブライト） ・CD/DVDプレーヤー＋地上デジタルTVチューナー（フルセグ） ・ボーズサウンドシステム（AUDIOPILOT2＋Centerpoint2）＋10スピーカー、サードシート充電用USB端子✕２（サイド） | 218,900円（消費税込み価格） | |
| ・360°ビュー・モニター+フロントパーキングセンサー（センター/コーナー） ・ルーフレール＋サイドガーニッシュ（ブライト） ・電動スライドガラスサンルーフ（チルトアップ機構付） ・CD/DVDプレーヤー＋地上デジタルTVチューナー（フルセグ） ・ボーズサウンドシステム（AUDIOPILOT2＋Centerpoint2）＋10スピーカー、サードシート充電用USB端子✕２（サイド） | 306,900円（消費税込み価格） | |
| ・電動スライドガラスサンルーフ（チルトアップ機構付） | 88,000円（消費税込み価格） | |
| 電動スライドガラスサンルーフ（チルトアップ機能付き）レス | −88,000円（消費税込み価格） | |
| 6スピーカー | −82,500円（消費税込み価格） | |
| ・ルーフレール＋サイドガーニッシュ（ブライト） ・CD/DVDプレーヤー＋地上デジタルTVチューナー（フルセグ） | 90,200円（消費税込み価格） | |
| ・CD/DVDプレーヤー＋地上デジタルTVチューナー（フルセグ） ・ボーズサウンドシステム （AUDIOPILOT2＋Centerpoint2）＋10スピーカー、サードシート充電用USB端子✕２（サイド） | 117,700円（消費税込み価格） | |
| ・ルーフレール＋サイドガーニッシュ（ブライト） ・CD/DVDプレーヤー＋地上デジタルTVチューナー（フルセグ） ・ボーズサウンドシステム（AUDIOPILOT2＋Centerpoint2）＋10スピーカー、サードシート充電用USB端子✕２（サイド） | 174,900円（消費税込み価格） | |
| ・ボーズサウンドシステム（AUDIOPILOT2＋Centerpoint2）＋10スピーカー、サードシート充電用USB端子✕２（サイド） | 84,700円（消費税込み価格） | |
| ・電動スライドガラスサンルーフ（チルトアップ機構付） ・ボーズサウンドシステム（AUDIOPILOT2＋Centerpoint2）＋10スピーカー、サードシート充電用USB端子✕２（サイド） | 172,700円（消費税込み価格） |
CX-8のメーカーオプションの特徴として複数のオプション装備がセットになっているオプションパッケージになっている点で、CX-8のグレードによって選択できるオプションパッケージには差があります。
一部は単体装備のメーカーオプションもありますが、価格に応じてオプション装備が増えるような形になっているので通常はどれかのオプションパッケージ1つを選ぶ形になるでしょう。
CX-8のおすすめメーカーオプション
CX-8はメーカーオプションがオプションパッケージになっているので自由に選択できるわけではありませんが、含まれている装備の中でおすすめできるものをいくつかご紹介しましょう。
セーフティクルーズ・パッケージ
セーフティクルーズ・パッケージはメーカーオプションの中ではぜひ装着しておきたい装備で、安全性能を高める装備がいくつかセットになっています。
この安全装備は車に装着されたセンサーやカメラ、レーダーなどで障害物や車、歩行者などを検知することで安全性を高める装備です。
このパッケージには次のような機能が含まれています。
- スマート・ブレーキ・サポート（SBS）
- マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール（MRCC）
- ドライバー・アテンション・アラート（DAA）
- マルチインフォメーションディスプレイ
スマートブレーキサポートはこのオプションの目玉機能で、走行中に先行車との関係をセンサーやカメラで自動的に検知し、衝突の危険が生じた場合には自動ブレーキ機能でドライバーの衝突回避をサポートしてくれます。
また同様の機能は先行車と距離を保つレーダークルーズコントロールにも利用されており、非常に高機能な安全装備を利用できます。
その他にもドライバーに様々な情報を提供するディスプレイや、ドライバーの運転を学習して異常を検知するとドライバーに休憩を促すドライバーアテンションアラートなども装着されており、全体的にドライバーを補助してくれる装備がそろっていておすすめです。
360°ビュー・モニター+フロントパーキングセンサー（センター/コーナー）
このメーカーオプションは主に駐車時に活用できるオプション装備で、車の周囲を確認できるカメラで死角を減らす装備です。
このメーカーオプションを装着すると、CX-8のフロント、左右のサイド、リアにカメラが装着され、その映像はカーナビの画面に映し出されます。
その映像は車を俯瞰で見るような形に合成されており、ドライバーはあたかも車を上から見るような形で車の周囲を確認できます。
これにより車の周囲の死角をかなりの部分なくすことができ、駐車時に車の周囲の障害物や歩行者などを発見できます。
またこのメーカーオプションにはフロントバンパーのコーナーとセンターにセンサーが装着され、そこに近づく障害物や歩行者などがあるときにはドライバーに警告音で知らせてくれます。
これにより駐車時の接近具合も図ることができ、とても便利な装備となっています。
ルーフレール＋サイドガーニッシュ（ブライト）
このメーカーオプションは一種のドレスアップパーツのような効果があり、CX-8の外観をよりSUVらしくしてくれます。
CX-8はクロスオーバーSUVではありますが、ファミリーカーの側面もあるため通常は控えめなデザインとなっています。
ですがSUVにはルーフレールという屋根の上に荷物を載せるためのベースがよく装着されており、これを装着することでCX-8がよりSUVらしいデザインを手に入れられます。
もちろんデザインだけでなくルーフレールの持つ荷物積載の機能も使え、これは後ほどご紹介するディーラーオプションのアタッチメントを利用します。
またこれに加えてサイドガーニッシュという車のサイドに取り付けるドレスアップパーツがセットになっており、CX-8の横方向のデザインをシャープにしてくれます。
メーカーオプションでこういったドレスアップパーツが含まれているのは珍しいですが、シャープでスポーティなイメージの近年のマツダデザインならではの装備といえるでしょう。
電動スライドガラスサンルーフ（チルトアップ機構付）
クロスオーバーSUVでは屋根の上に装着されるサンルーフ系の装備が人気であり、CX-8にもそういったサンルーフがオプション装備として用意されています。
サンルーフは屋根の上にあって太陽光を取り入れる大型のウインドウで、車内の開放感や明るさを高めてくれます。
高級車に装着されることが多いですが、CX-8のようなSUVはレジャーに使われることが多くそういったシーンでも快適に活用できるため、人気の装備となっています。
CX-8のサンルーフは電動スライドガラスサンルーフとなっており、その名の通りサンルーフ全体が電動でスライドして開くようになっています。
そうすると外気を直接取り込める他、停車中にはそこから周囲の自然を楽しむことができます。加えてサンルーフの前側が跳ね上がるチルト機能もついており、これは走行中などに走行風を取り入れることができる装備です。
CX-8はSUVとしての使い勝手とミニバンとしての使い勝手を求められる車であり、サンルーフはどちらのシーンでも便利な装備なのでおすすめです。
なおこのサンルーフはグレードによっては標準装備となっているものもあります。
特殊なメーカーオプション
CX-8のメーカーオプションには2つほど特殊な装備が設定されており、「電動スライドガラスサンルーフ（チルトアップ機能付き）レス」と「6スピーカー」をご紹介していきます。
この2つのメーカーオプションはどちらも価格がマイナスで表示されているのですが、その通り選択すると車の価格を安くするものです。
どちらも特定のグレードのみで選択できるのですが、標準装備化された装備を無くすことでその装備分のコストを割り引いてくれます。
「電動スライドガラスサンルーフ（チルトアップ機能付き）レス」はCX-8のグレード「25T Exclusive Mode」や「XD Exclusive Mode」などで選択でき、標準装備となっている電動スライドガラスサンルーフを無くすことができます。
サンルーフを付けると快適性があがると同時に車内の温度が上がりやすいというデメリットもあるので、そういう点が気になる場合に選択すると良いでしょう。
もう一つの「6スピーカー」はグレード「25S L Package」などで選択できますが、このグレードには標準装備でスピーカーが10個装着されており、それを減らすことで割引があります。
10スピーカー仕様のグレード全部で選択できるわけではありませんが、例えば社外のスピーカーを装着する場合やオーディオにこだわりがない場合などはこれを選択すると良いでしょう。
これらのメーカーオプションは通常選択することはないものですが、こういった装備もあるということは覚えておくと良いでしょう。
オプション総額
ではメーカーオプションについて、装着した際の支払総額を計算してみましょう。
CX-8はメーカーオプションがオプションパッケージ形式なので、代表的な2つのグレードで計算します。
25S＋オプションパッケージ
25SはCX-8のガソリンエンジンモデルで、比較的価格のリーズナブルなモデルです。ここに基本的な安全装備が揃ったオプションパッケージを組み合わせます。
| グレード | 種類 | オプション | 価格 |
| 25S 2WD | 車両価格 | 2,948,000円（消費税込み） | |
| 税金等諸費用 | 232,370円 | ||
| メーカーオプションパッケージ | ・セーフティクルーズ・パッケージ ・360°ビュー・モニター+フロントパーキングセンサー（センター/コーナー） ・CD/DVDプレーヤー＋地上デジタルTVチューナー（フルセグ） | 159,500円（消費税込み価格） | |
| 総額 | 3,339,870円（消費税込）（内消費税 288,313円） | ||
このメーカーオプションパッケージには安全装備とオーディオ関係のオプションが揃っており、利便性の高い仕様となっています。
支払総額は3,330,000円とCX-8の支払総額としては控えめにまとまっています。
XD PROACTIVE 4WD＋オプションパッケージ
次にディーゼルエンジンモデルである「XD PROACTIVE 4WD」に、ルーフレールとボーズサウンドシステムなどの高級装備を祖雨着した場合の総額を計算します。
| グレード | 種類 | オプション | 価格 |
| XD PROACTIVE 4WD | 車両価格 | 4,064,500円（消費税込み） | |
| 税金等諸費用 | 132,370円 | ||
| メーカーオプションパッケージ | ・ルーフレール＋サイドガーニッシュ（ブライト） ・CD/DVDプレーヤー＋地上デジタルTVチューナー（フルセグ） ・ボーズサウンドシステム（AUDIOPILOT2＋Centerpoint2）＋10スピーカー、サードシート充電用USB端子✕２（サイド） | 174,900円（消費税込み価格） | |
| 総額 | 4,371,770円（消費税込）（内消費税 391,213円） | ||
この仕様ではディーゼルエンジンモデルということで車両価格が高めなのですが、メーカーオプション以外の標準装備も多く装着されています。
そこにクオリティの高いメーカーオプションを組み合わせており、満足感が高い1台となっています。
支払総額は4,370,000円となっており、ガソリンエンジンモデルより高くなっています。
CX-8のディーラーオプション（後付けオプション）
CX-8にはメーカーオプションの他にディーラーオプションもラインナップされており、さまざまなカスタマイズパーツがあります。
ディーラーオプションはメーカーオプションとは違ってマツダのディーラーで取り付けられるオプション装備です。
そのため新車のオーダー後であっても後付で注文が可能で、フレキシブルなカスタマイズが可能となっています。
そんなCX-8のディーラーオプションは次のようなものがあります。
ディーラーオプション一覧と価格
CX-8のディーラーオプションは何十種類もあるのですが、今回はその中から20〜30アイテムを抜粋してご紹介します。
| 種類 | オプション | 価格 |
| エクステリア | フロントアンダーガーニッシュ | 37,400円（消費税込み価格） |
| リアアンダーガーニッシュ | 48,400円（消費税込み価格） | |
| サイドガーニッシュ（ブライト） | 74,140円（消費税込み価格） | |
| ドアミラーガーニッシュ（ブリリアントブラック） | 8,690円（消費税込み価格） | |
| ドアミラーガーニッシュ（ブライトシルバー） 高輝度塗装 | 10,340円（消費税込み価格） | |
| シグネチャーウイングイルミネーション | 55,880円（消費税込み価格） | |
| デイライトキット | 29,040円（消費税込み価格） | |
| LEDフォグランプ | 45,210円（消費税込み価格） | |
| ウェルカムランプ | 30,580円（消費税込み価格） | |
| ウインカーバルブ（シルバー）フロント用、リア用 | 各5,060円（消費税込み価格） | |
| ブレーキキャリパーペイント（ゴールド、ブルー、レッド） | 19,690円（消費税込み価格） | |
| アクリルバイザー（メッキモール付き） | 31,260円（消費税込み価格） | |
| キャリア類 | トレーラーヒッチ | 130,240円（消費税込み価格） |
| システムキャリアベース（ルーフレール用/THULE製） | 38,500円（消費税込み価格） | |
| サイドタープ | 25,300円（消費税込み価格） | |
| インテリア | アルミペダルセット | 22,325円（消費税込み価格） |
| スカッフプレート（フロント/リア イルミネーション付き） | 54,780円（消費税込み価格） | |
| フロアマット（プレミアム）消臭機能付き | 55,660円（消費税込み価格） | |
| フロアマット（ラグジュアリー）消臭機能付き | 38,060円（消費税込み価格） | |
| オールウェザーマット | 24,860円（消費税込み価格） | |
| ラゲッジトレイ（ハードタイプ） | 23,760円（消費税込み価格） | |
| ラゲッジマット（カーペットタイプ） | 12,100円（消費税込み価格） | |
| ラゲッジエンドプレート | 20,240円（消費税込み価格） | |
| 赤外線カットフィルム（スモーク） | 43,874円（消費税込み価格） | |
| 自動格納ドアミラー | 10,362円（消費税込み価格） | |
| フットランプ＆イルミネーションセット1列目＋2列目＋3列目（ブルー、ホワイト） ・1列目：20,240円（消費税込み価格） ・1列目、2列目セット：33,660円（消費税込み価格） | 42,680円（消費税込み価格） | |
| オーバーヘッドコンソールLEDダウンライト | 11,550円（消費税込み価格） | |
| LEDバルブ（ラゲッジルームランプ） | 3,740円（消費税込み価格） |
CX-8のディーラーオプションはメーカーオプションのようにオプションパッケージ形式にはなっておらず、単独のオプション装備から選択する形になっています。
またドレスアップパーツに加えてキャンプに使える装備なども揃っており、CX-8の用途に沿った装備も用意されています。
オプション人気ランキング
ではディーラーオプションについて、人気の装備を3種類ご紹介します。
| ランキング | 種類 | オプション | 価格 |
| 1 | エクステリア | アクリルバイザー（メッキモール付き） | 31,260円（消費税込み価格） |
| 2 | インテリア | フロアマット（プレミアム）消臭機能付き | 55,660円（消費税込み価格） |
| 3 | インテリア | 赤外線カットフィルム（スモーク） | 43,874円（消費税込み価格） |
1位：アクリルバイザー（メッキモール付き）
アクリルバイザーは左右のドアの上側に装着するプラスチックバイザーで、その効果は雨天時に発揮されます。
雨天時には室内の換気をしたいのですが、雨の日に窓ガラスを少しだけ開けるとそこから雨が吹き込んできてしまいます。
そこでアクリルバイザーで窓ガラスの上側をカバーすることで雨が吹き込んでくるのを防げるので、室内の換気がしっかりできるようになります。その為快適性があがるので装着するユーザーさんは多いです。
またアクリルバイザーはドレスアップパーツ的な効果もあり、サイド方向のデザインに高級感を与えてくれます。
CX-8はシャープなデザインの車ですが、アクリルバイザーを装着することでアクセントを与えてくれるので素敵な装備です。
2位：フロアマット（プレミアム）消臭機能付き
フロアマットは室内の床面に敷くマットとなっており、室内の汚れを防ぐ効果が有ります。
車の室内には乗員の靴から土汚れや泥汚れなどが持ち込まれるのですが、それが直接床面につかないようにフロアマットを敷きます。
これにより汚れを防ぐと共に、フロアマット自体は取り外しが可能ということで取り外して簡単に掃除できるのがメリットです。
またCX-3は3列目シートまである車なのですが、このフロアマットは1列目から3列目まで全ての座席下に用意されているので、これを装着すれば1台分揃います。
またこのフロアマットには消臭機能などの別機能もついており、室内空間の快適性をあげることが出来ます。
加えてCX-8にはフロアマットが他にも用意されており、コストパフォーマンスに優れるラグジュアリー仕様や、ラバー製でより汚れに強いオールウェザーマットも用意されています。
ユーザーの使い勝手によってこの3種類から好みのものを選ぶことができます。
3位：赤外線カットフィルム（スモーク）
赤外線カットフィルムはウインドウ部に貼り付けるフィルムになっており、赤外線をカットする高機能フィルムとなっています。
赤外線は太陽光に含まれる成分で、車内に入ってくると乗員の日焼けの原因になったり室内温度の上昇につながります。
そこでこの赤外線を一部カットする装備をウインドウに貼り付けることでその影響を減らすことができ、快適な室内空間を生み出せます。
この装備は一種のスモークフィルムなのですが、法規上でフィルムはフロントウインドウとフロントサイドウインドウには貼り付けができないので、リアサイドウインドウとリアウインドウへ貼り付けとなります。
貼り付ける箇所は限定的になりますが、それでも赤外線カットの効果は便利なもので価格も控えめなので人気の装備です。
おすすめオプション
では次にディーラーオプションの中でおすすめの装備をご紹介します。
デイライトキット
デイライトキットはヘッドライト関係の装備となっており、近年自動車に装着されることの増えてきた安全装備でもあります。
デイライトキットはその名前の通り昼間にライトを点灯させる装備なのですが、これまで昼間は消灯するのが普通だったと思います。
ですが欧州を中心として昼間でもライトを点灯したほうが視認性が高まるという結果があり、安全性を高めるためにデイライトという機能が一般化してきています。
マツダも欧州での展開が活発なメーカーなのでデイライトの導入には積極的であり、ディーラーオプションとして設定しているのは他のメーカーではあまり見られません。
日本の道路事情でももちろんデイライトは効果的な装備であり、特に高速道路などでは他の車へ結構アピールができるのでオススメの装備となっています。
LEDフォグランプ
フォグランプは主に霧の中での視認性向上のための装備で、CX-8ではLED（発光ダイオード）式のディーラーオプションが用意されています。
これまでSUV系の車種に取り付けられるフォグランプは結構径の大きなものが多く、SUVとしての力強いデザインアクセントを与えていました。
ですがCX-8のようなスタイリッシュでシャープな車には必ずしも合うものではなく、バランスの難しい装備でした。
ですがCX-8のフォグランプはとても小型のものでデザインにマッチしており、おすすめです。また小型でもそのフォグランプとしての視認性は確保されており、LEDの特徴を活かして遠くまで光が届きます。
フォグランプは自車の視認性よりも対向車からの視認性を確保することが重要で、そういった点でもLEDの効果は高く便利な装備となっています。
ラゲッジエンドプレート
ラゲッジエンドプレートはラゲッジルームの端に取り付けるパーツで、リアバンパーの傷つきを防ぐ効果があります。
CX-8はSUVなのでハッチバックタイプのラゲッジルームとなっていますが、大型SUVなので荷物は沢山載せることができます。
重たい荷物や大きな荷物を載せることも多い車で、そういった荷物を載せる際には一度リアバンパーの上に載せてからスライドさせたりすることが多いです。
しかしそういう時に荷物のせいでリアバンパーを傷つけてしまうことがあり、長年乗っているといつの間にか傷が増えてしまいます。
そこで傷の付きやすい箇所にこのラゲッジエンドプレートを取り付けることでこれがプロテクターとなり、傷つきを防いでくれます。
価格の安いディーラーオプションなのですが装着しておけば必ず効果を発揮するもので、付けておいて損することはないでしょう。おすすめのディーラーオプションです。
いらないオプション
CX-8のディーラーオプション装備は便利なものや素敵なものが多いのですが、その中で「ブレーキキャリパーペイント」はあまり必要のない装備です。
ブレーキキャリパーペイントはタイヤの内側にあるブレーキキャリパーにレッド、ブルー、ゴールドの塗装をするディーラーオプションなのですが、色が変わる以上の効果はなくブレーキ性能は変わりません。
もともとはスポーツカーなどで高性能なブレーキをアピールするためにレッドなどでキャリパーが塗装されていることがあり、これを再現したものがこのブレーキキャリパーペイントとなっています。
そのためあくまで見た目だけの装備であり、わざわざCX-8のような車でアピールする必要性も薄いので、ほとんどの人には不要なディーラーオプションといえるでしょう。
オプション総額
ではディーラーオプションの中で、人気ディーラーオプションとおすすめディーラーオプションに分けた形でその総額を計算してみましょう。
こちらはメーカーオプションのときと一緒でガソリンエンジン車、ディーゼルエンジン車それぞれに組み合わせてみます。
人気ディーラーオプションの総額
ではまずはガソリンエンジンモデルである「25S」に、人気ディーラーオプション3種類を組み合わせた状態の総額を計算しましょう。
| グレード | 種類 | オプション | 価格 |
| 25S 2WD | 車両価格 | 2,948,000円（消費税込み） | |
| 税金等諸費用 | 232,370円 | ||
| エクステリア | アクリルバイザー（メッキモール付き） | 31,260円（消費税込み価格） | |
| インテリア | フロアマット（プレミアム）消臭機能付き | 55,660円（消費税込み価格） | |
| インテリア | 赤外線カットフィルム（スモーク） | 43,874円（消費税込み価格） | |
| 総額 | 3,311,164円（消費税込） | ||
この組み合わせではベーシックなディーラーオプションの組み合わせとなっているので、オプション総額は120,000円前後とCX-8の価格帯にしては控えめです。
ガソリンエンジンモデルということもあって、総額が3,300,000円程度に納まっているのはコストパフォーマンスに優れます。
おすすめディーラーオプションの総額
次にディーゼルエンジンモデルである「XD PROACTIVE」に、おすすめディーラーオプション3種類を組み合わせた総額を計算しましょう。
| グレード | 種類 | オプション | 価格 |
| XD PROACTIVE 4WD | 車両価格 | 4,064,500円（消費税込み） | |
| 税金等諸費用 | 132,370円 | ||
| エクステリア | デイライトキット | 29,040円（消費税込み価格） | |
| エクステリア | LEDフォグランプ | 45,210円（消費税込み価格） | |
| インテリア | ラゲッジエンドプレート | 20,240円（消費税込み価格） | |
| 総額 | 4,291,360円（消費税込） | ||
こちらはディーゼルエンジンモデルなので車両価格が高めで、支払総額は4,300,000円前後となります。
ですがオプション総額だけ見てみると90,000円程度となっており、そんなに高い装備ではありません。
CX-8のオプション総額と値引き
では最後にCX-8のメーカーオプションとディーラーオプションを合計した総額を計算してみましょう。
25S メーカーオプション＋人気ディーラーオプションの総額
最初は「25S」のガソリンエンジンモデルに、メーカーオプションパッケージと3つのディーラーオプションを組み合わせた形の総額を計算します。
| グレード | 種類 | オプション | 価格 |
| 25S 2WD | 車両価格 | 2,948,000円（消費税込み） | |
| 税金等諸費用 | 232,370円 | ||
| メーカーオプションパッケージ | ・セーフティクルーズ・パッケージ ・360°ビュー・モニター+フロントパーキングセンサー（センター/コーナー） ・CD/DVDプレーヤー＋地上デジタルTVチューナー（フルセグ） | 159,500円（消費税込み価格） | |
| エクステリア | アクリルバイザー（メッキモール付き） | 31,260円（消費税込み価格） | |
| インテリア | フロアマット（プレミアム）消臭機能付き | 55,660円（消費税込み価格） | |
| インテリア | 赤外線カットフィルム（スモーク） | 43,874円（消費税込み価格） | |
| 総額 | 3,470,664円（消費税込） | ||
この組み合わせでは安全装備の多いメーカーオプションと利便性の高いディーラーオプションの組み合わせで、使い勝手の良い車となっています。
オプション総額は合計で300,000円弱となっていますが、この組み合わせで総額3,500,000円程度は安いほうです。
おすすめオプションの総額
では次にディーゼルエンジンモデルの「XD PROACTIVE」にメーカーオプションパッケージとディーラーオプション3種類を組み合わせます。
| グレード | 種類 | オプション | 価格 |
| XD PROACTIVE 4WD | 車両価格 | 4,064,500円（消費税込み） | |
| 税金等諸費用 | 132,370円 | ||
| メーカーオプションパッケージ | ・ルーフレール＋サイドガーニッシュ（ブライト） ・CD/DVDプレーヤー＋地上デジタルTVチューナー（フルセグ） ・ボーズサウンドシステム（AUDIOPILOT2＋Centerpoint2）＋10スピーカー、サードシート充電用USB端子✕２（サイド） | 174,900円（消費税込み価格） | |
| エクステリア | デイライトキット | 29,040円（消費税込み価格） | |
| エクステリア | LEDフォグランプ | 45,210円（消費税込み価格） | |
| インテリア | ラゲッジエンドプレート | 20,240円（消費税込み価格） | |
| 総額 | 4,466,260円（消費税込） | ||
この組み合わせではもともとの標準装備の豊富さとメーカーオプションの高級装備があり、機能面では満足な仕様です。
そこにさらにデイライトキットなどの利便性の高いディーラーオプションが組み合わさり、もともとの燃費の良さも合わさって素晴らしい1台になっています。
CX-8のオプション値引きについて
新車の購入時にはディーラーの裁量で値引きが入ることが多いのですが、オプション装備についても値引きがあります。
CX-8のオプション値引き率は装備の種類や時期などによっては違うのですが、おおよそ20％〜30％ぐらい値引率が期待できます。
前述の総額の計算からオプション総額が300,000円ぐらいでしたので、そこから60,000円〜90,000円程度の値引きができるでしょう。
たった1分で車を60万円値引きできる裏技
これから車を買おうとしている方、値引き交渉の正しいやり方はご存知ですか？
値引き交渉は正しくやらないと、車を買う際に60万円以上の損をする可能性があります。
「値引きしてくれませんか？」「オプションをつけてくれませんか？」と何も考えずに交渉すると、営業マンに舐められます。
「この客はバカだなwww」と足元を見られ、値引きは低くなってしまうでしょう。
この正しいやり方さえ知っていれば、最大限まで確実に値引きできます。詳しくは下記の『たった1分で車を60万円値引きできる裏技！』ページをご覧ください。
たった1分で車を60万円値引きできる裏技！安く購入する秘密のテクニックとは？！