マツダ CX-3はコンパクトクロスオーバーSUVに属する車種で、マツダの新世代を象徴するような1台です。
今回はそんな CX-3のサイズや寸法についてご説明していきます。
CX-3のサイズ・寸法と広さ・大きさ
CX-3はマツダのSUVラインナップの中では最も小型のエントリーモデルであり、SUVの中でも小さなサイズのコンパクトクロスオーバーSUVです。
SUVという車種はもともとオフロードなどの悪路走行を考慮して設計された車種を指し、悪路を走破するための大きなタイヤや車高の高さ、車体の頑丈さなどが特徴の車種です。
ですが近年はそのSUVに一般道路走行メインにスタイリッシュなボディデザインを与えたクロスオーバーSUVというタイプが世界的に大人気であり、世界の各社が競って新型車種を投入しています。
クロスオーバーSUVでも悪路走行を考慮した車種もありますが、基本的には普通の舗装路の走行がメインでありSUV風デザインこそが最大の特徴ともいえます。
そんなクロスオーバーSUVは車のサイズは中型〜大型の車種が一般的なのですが、近年はより小型で取り回しのしやすい車種としてコンパクトカーのプラットフォームを利用した小型のSUVが増えてきています。
CX-3もそのカテゴリーに属しており、小型のハッチバックカーとクロスオーバーSUVが融合した形でコンパクトな車に仕上がっています。
また価格帯も比較的安価なので購入しやすく、マツダのエントリーモデルの一つとして存在感が高い車です。
ではそんな CX-3の外観サイズから見ていきましょう。
CX-3の外観
CX-3はコンパクトクロスオーバーSUVという名称の通りコンパクトな見た目を持つ車で、マツダのコンパクトカーであるデミオ(現マツダ2)のコンポーネントを利用して設計されています。
スペック | CX-3 | |
全長 | 4,275mm | |
全幅 | 1,765mm | |
全高 | 1,550mm | |
ホイールベース | 2,570mm | |
トレッド(前/後) | 1,525/1,520mm | |
最低地上高 | 160mm | |
車両重量 | 1,230kg〜1,370kg | |
タイヤサイズ | フロントタイヤ | 215/50R18 215/60R16 |
リアタイヤ | 215/50R18 215/60R16 | |
ウインドウサイズ | フロントウインドウ | 約1,200mm✕350mm |
サイドウインドウ | 約1,500mm✕350mm | |
リアウインドウ | 約1,200mm✕300mm | |
ミラー幅 | 約2,000mm | |
エンブレム・ロゴサイズ | 約100mm✕100mm |
CX-3の寸法
まずCX-3の外観寸法ですが、 CX-3は車のサイズとしては普通車に属しています。国産車の普通車の外観サイズは大きく分けて2種類のカテゴリーに分かれているのですが、比較的コンパクトな5ナンバーサイズとそれより大きな3ナンバーサイズとなっています。
以前はこの区分は税金額の差などがありましたが現在ではなくなっており、あくまでナンバーの区分で別れているだけです。
ですがこの区分は車のサイズのおおまかな指標としても使われており、5ナンバーサイズというとコンパクトなイメージが強くセールス上でも重要な要素です。
スペック | 5ナンバー | 3ナンバー |
エンジン排気量 | 2,000cc以下 | 2,001cc以上 |
全長 | 4,700mm以下 | 4,701mm以上 |
全幅 | 1,700mm以下 | 1,701mm以上 |
全高 | 2,000mm以下 | 2,001mm以上 |
CX-3の外観サイズのうち全長は4,275mmととてもコンパクトで、5ナンバーサイズと比較してもかなり短いことがわかります。
しかし全幅については1,765mmと5ナンバーサイズを超える寸法となっており、このことからCX-3は3ナンバーサイズの車となっています。
ですが全長が短いので車の外観のサイズ感は小さな車で、そこにワイドでどっしりした印象を持つ車になっています。
全高に関しては1,550mmとなっており5ナンバーサイズと比較しても低めですが、このサイズ感はベースとなったコンパクトカーであるデミオ(現マツダ2)より50mm程度高いサイズに収まっています。
クロスオーバーSUVはタイヤが大きかったり最低地上高が高かったりして車高の高い車種も多いのですが、CX-3はタイヤの径や車のデザインでSUVライクなスタイルにしているのに対し、実際の車高は低くなっているのです。
CX-3は駐車場に収まるか?
次にCX-3のサイズ感として駐車場に収まるかどうかをみていきますが、駐車場には大きく分けて2種類あり、平置きの駐車場と立体駐車場があります。
平置きの駐車場は自宅の駐車場や街中の有料駐車場、ショッピングセンターやコンビニなどさまざまな箇所で見られる一般的なもので、屋根などない青空駐車が普通です。
そんな平置き駐車場のサイズは施設によってまちまちですが、おおよそ幅が2.5m・奥行き5.0mぐらいのサイズが一般的となっています。
そのサイズに対してCX-3の外観サイズは結構余裕があり、全長が短いので駐車時はかなり運転が楽でしょう。
もう一つの立体駐車場に関しては駅前などの土地が少ないところにあるのですが、ビルのような施設に上下方向に駐車していくタイプなので車の高さに対して制限があります。
昔からある立体駐車場では「高さ制限1.57m」というところがほとんどですが、このサイズ感はセダン系の車種やコンパクトカー系に対応したものです。
SUV系の車種では車高の高さからこの高さ制限にひっかかることが多いのですが、CX-3は1.55mに車高が抑えられているので立体駐車場にもしっかり駐車できます。
また近年は大型のミニバンの増加によって高さ制限が2.0mより大きな立体駐車場も増えてきており、よりCX-3はゆとりを持って駐車できるでしょう。
その他の外観のサイズ感
CX-3の外観サイズ感でもう一つ注目する点はその最低地上高で、160mmという最低地上高のスペックはSUVとしてはあまり高くありません。
SUVは悪路走破のために車の下面から地面までの最低地上高を高く設計する必要があり、岩や木、地面の凹凸を乗り越えるためには車体は高い位置にないといけません。
ですがCX-3の最低地上高ではこういった悪路走破性は期待できないスペックであり、SUVではありますが悪路走行は避けたほうがよいでしょう。
CX-3はあくまでSUV風のスタイルを持つ乗用車であり、前述の立体駐車場への対応などもあるので車高も低くする必要があって悪路走行までは考えられていないといっても良いです。
その分一般道での使い勝手は良いし乗り心地も良好ですので、ヘビーな使い方はしないようにしましょう。
CX-3の内装
次にCX-3の内装のサイズ感を見ていきましょう。
スペック | C-HR | |
室内長 | 1,810mm | |
室内幅 | 1,435mm | |
室内高 | 1,210mm | |
ラゲッジルーム | 高さ | 790mm |
幅 | 940mm | |
奥行き | 700mm | |
運転席寸法 | 高さ | 約1,100mm |
幅 | 495mm | |
奥行き | 約900mm | |
助手席寸法 | 高さ | 約1,100mm |
幅 | 495mm | |
奥行き | 約900mm | |
後席寸法 | 高さ | 約1,100mm |
幅 | 1,240mm | |
奥行き | 約900mm |
CX-3の車内の広さ
CX-3の車内はコンパクトカーということで広々とはしていませんが、標準的なサイズは確保されています。
CX-3の車内長は1,810mmとなっていますがこれは乗用車としては一般的なサイズで、前席と後席の2列シート車では必要十分なスペースが確保されていると言えます。
また室内幅は車幅がワイドになっているために1,435mm確保できており、コンパクトカーとしては広めの車内幅を持っています。
CX-3は後席が3人座席のベンチシートですが、コンパクトカーとしては多少ゆとりはあると言えるでしょう。
また室内高は1,210mmとこちらもコンパクトカーとしては一般的なサイズ感で、車高を低めに抑えていることからミニバンぐらいゆとりのあるサイズではありません。
しかし頭上空間はコンパクトカーとしては一般的なレベルで、体の大きな人でなければそこまで窮屈ということはないでしょう。
CX-3のラゲッジルームの広さ
次にCX-3のラゲッジルームですが、CX-3はハッチバックタイプの車なのでリアシートから車両後部のスペースがラゲッジとなっています。
このスペースはコンパクトカーはあまり大きく確保できないところなのですが、それでもCX-3のラゲッジルームの奥行きは700mm確保されており必要十分なスペースがしっかり確保されています。
また高さや幅もこのクラスとしてはまあまあなサイズで、日常使いでの使い勝手は良いでしょう。
またCX-3のラゲッジルームは後席を倒すことで奥行きを広げることが可能で、そのモードにすればコンパクトカーながら広々としたラゲッジルームが確保できます。
後席は左右分割式なので片方だけ倒すようにすればラゲッジルームと座席の両立も可能です。
その他の内装のサイズ感
CX-3のその他の内装のサイズ感として気になるのはシートの足元空間ですが、CX-3は標準的なサイズといえます。
CX-3のシートのサイズ感はコンパクトカーとして標準的なサイズですが、前席および後席の奥行きはそれぞれ900mm程度であり広々とはしていませんが狭くもない感じです。
ベースとなっているデミオもほぼ同等の車内サイズを確保されていてシートの居住性は同じぐらいの性能となります。
また車内の高さもCX-3のサイズではコンパクトカーと同等のサイズ感で、居住性は必要十分といえます。
また後席はベンチシート式になっていて左右が広々と使えるので、SUVとしてだけでなく乗用車としても便利な使い勝手となっています。
後席は左右の6:4分割式となっているので左右どちらかを選んで倒すことでラゲッジルームの広さと乗車人数をフレキシブルに変えることができます。
CX-3の運転
では次にCX-3の運転性についてスペックを見ていきましょう。
スペック | CX-3 |
最小回転半径 | 5.3m |
ハンドルサイズ | 370mm |
CX-3の旋回性
CX-3の運転性を見るうえでまず気になる点は小回りがきくかという点で、それには車の最小回転半径が重要となります。
最小回転半径は車の旋回性を表すスペックで、車のハンドルを左右どちらかに最大限切ってからその後に低速で走行し、車が360°回転するのに必要な半径となっています。
このスペックが小さければ小さいほど車の小回りが効くのですが、軽自動車では4.5m、コンパクトカーでは5.0m前後のスペックが一般的となっています。
それに対してCX-3の最小回転半径は5.3mとなっており、コンパクトカーレベルとしては少し大きめのスペックとなっています。
ベースであるデミオが4.7m〜4.9mの最小回転半径となっているのでベースであるとはいっても小回りは結構な差があります。
これはCX-3のタイヤが大きなサイズであることなどが関係しており、足回りがSUVライクなものとなっているので最小回転半径は大きめになってしまいます。
ですが5ナンバー車は5.5mぐらいの最小回転半径となっていますので、それに比べれば十分小回りは効くといえるでしょう。
CX-3の走行感覚
次にCX-3の走行感覚を見ていきますが、CX-3の全長の短さは運転しやすさに直結しており、SUVといっても良好な走行感覚になっています。
CX-3のボンネットのオーバーハングはそれなりにコンパクトに収まっており、ドライバーから車両前方までの視界は良好です。
ベースモデルのデミオから車高の低さと大型のディーゼルエンジンの搭載などから圧倒的に小さなオーバーハングとはなっていませんが、コンパクトカーとしては十分なサイズ感となっています。
またCX-3のデザインはシャープで直線的なデザインとなっているので、複雑なデザインのSUVの中では素直な運転感覚といえるでしょう。
またリアに関してもハッチバックタイプの車で車両感覚はつかみやすく、全長も短いので車両後部も把握しやすい車となっています。バックの際にもコンパクトなので運転しやすく、便利な車となっています。
CX-3の車内の運転感覚
CX-3の車内からの運転感覚についてはコンパクトカーなので扱いやすくなっています。
CX-3のウインドウサイズは車高が控えめなためミニバンなどに比べれば控えめなサイズとはなっていますが、それでも乗用車としては標準的なサイズが確保されています。
フロントウインドウは走行時に十分な視界を確保されており、前方の見通しが良く運転しやすい車です。
またフロントウインドウは結構寝ているデザインをしているので左右のAピラーが視界の妨げとならず、左右視界も良好な車になっています。
ですが後方のリアウインドウに関してはその面積が多少小さめとなっており、これはSUVらしい後部デザインを採用するにあたってある程度しかたない面でもあります。
そのためCX-3の後方視界はコンパクトカーに比べてもちょっと狭めで、走行時の後方確認やバックの際などには少し不便です。
しかしコンパクトクロスオーバーSUVという車種の多くはデザインを優先してリアウインドウを狭くする傾向があり、他の車種に比べればCX-3のリアウインドウの広さはむしろ大きめとなっています。
CX-3のサイズの評判
CX-3のサイズ感はtwitterにもさまざまな情報が投稿されており、その中からいくつかご紹介していきます。
マツダのCX-3、カッコいいじゃん。
適度なサイズ感がいいよね。 pic.twitter.com/mUgap3JKgC— つ一たろ (@s14_with_jzx100) March 1, 2015
この方はCX-3の外観のデザインをとても気に入っていらっしゃっており、かっこいいデザインは海外でも人気です。
サイズ感も適度で良好であり、使いやすいと感じさせる外観寸法です。
運転して思ったんだが、CX-3ってリアガラスが小さくて高いところにあるし、リアドアもガラス部分が高く(後部乗員保護のためなのか?)致命的なほど後方視界が悪い…バックカメラがかなり広角なんで何とかなるのだろうが、目視では怖くてバックできないのね…デミオも似たリアドアの作りだった?
— atsushi (闇のインチキ薬剤師) (@maiayumio) September 11, 2017
こちらの方はCX-3を運転されているそうですが、後方視界についてはやはり残念な面があるようです。
バックカメラなどで補助はあるのですがどうしても肉眼での確認は厳しいところもあり、慣れが必要な面です。
CX-3を他の車と比較
では最後にCX-3とライバル車のサイズ感を比較してみましょう。
スペック | CX-3 | 日産 ジューク | トヨタ C-HR | ホンダ ヴェゼル | |
価格 | 2,167,000円〜3,151,786円 | 2,011,900円〜3,533,200円 | 2,367,000円〜2,863,000円 | 2,505,555円〜2,980,186円 | |
全長 | 4,275mm | 4,135mm | 4,360mm | 4,295mm(HYBRID RS・Honda SENSING、RS・Honda SENSINGは4.305mm) | |
全幅 | 1,765mm | 1,765mm | 1,795mm | 1,770mm(HYBRID RS・Honda SENSING、RS・Honda SENSINGは1.790mm) | |
全高 | 1,550mm | 1,565mm〜1,570mm | 1,550mm(ガソリン4WDは 1,565mm) | 1,605mm | |
ホイールベース | 2,570mm | 2,530mm | 2,640mm | 2,610mm | |
トレッド(前/後) | 1,525/1,520mm | 1,540/1,540mm 1,525/1,525mm 1,530/1,525mm 1,525/1,505mm | 1,540/1,540mm 1,550/1,550mm | 1,535/1,540mm | |
最低地上高 | 160mm | 155mm〜170mm | 140mm(ガソリン4WDは155mm) | 170mm〜185mm | |
車両重量 | 1,230kg〜1,370kg | 1,200kg〜1,380kg | 1,440kg〜1,470kg | 1,180kg〜1,390kg | |
タイヤサイズ | フロントタイヤ | 215/50R18 215/60R16 | 205/60R16 92H 215/55R17 94V | 215/60R17 225/50R18 | 215/60R16 225/50R18 215/55R17 |
リアタイヤ | 215/50R18 215/60R16 | 205/60R16 92H 215/55R17 94V | 215/60R17 225/50R18 | 215/60R16 225/50R18 215/55R17 | |
室内長 | 1,810mm | 1,835mm | 1,800mm | 1,930mm | |
室内幅 | 1,435mm | 1,470mm | 1,455mm | 1,485mm | |
室内高 | 1,210mm | 1,215mm | 1,210mm | 1,265mm | |
ラゲッジルーム | 高さ | 790mm | 680mm | 675mm | 780mm |
幅 | 940mm | 880mm | 1,100mm | 1,010mm | |
奥行き | 700mm | 660mm | 770mm | 800mm | |
最小回転半径 | 5.3m | 5.3m | 5.2m | 5.3m〜5.5m |
CX-3と日産ジュークのサイズ感の比較
日産ジュークはCX-3と同クラスのコンパクトクロスオーバーSUVとなっており、サイズ感も非常に似たものとなっています。
コンパクトクロスオーバーSUVは現在ではさまざまな車が登場しているのですが、その中で日産ジュークは比較的初期に登場した車で、長年モデルが継続している人気車種です。
そんなジュークの外観サイズはCX-3ととても近いサイズ感となっており、全幅は全く同じサイズ、全高もわずかにジュークが高めですがほとんど変わらないサイズです。
ですが全長はジュークのほうが100mm程度より短くなっており、CX-3のほうがゆとりのあるサイズ感となっています。
しかし車内サイズについては車内長はジュークのほうが多少長くなっていて、全長の差とは逆にほとんど車内サイズはかわりません。
室内幅や室内高もジュークのほうがサイズ的には大きめですので、ジュークの快適性もそこまで悪くはありません。
ですがラゲッジルームのサイズについてはCX-3のほうが大きめのサイズになっており、ラゲッジルームの高さや幅、奥行きともに広々としています。
価格帯についてはどちらもほぼ同額の価格帯となっており、ジュークはCX-3の直接的なライバル車種です。
CX-3とトヨタ C-HRのサイズ感の比較
トヨタ C-HRはCX-3とほぼ同時期に登場したコンパクトクロスオーバーSUVで、現在このカテゴリーで最も人気の車種です。
そんなC-HRのサイズ感はCX-3より多少大きめで、全長も全幅も少し大きめのサイズとなっています。
特に全長がCX-3より100mm程度大きく、車幅も少し大きめでデザインも力強いものなので全体的に存在感のある車になっています。
ですが全高に関してはCX-3とC-HRはほとんど変わらず、実際の車両サイズはそんなに大きいわけではありません。
車内のサイズについては全長の差がC-HRのほうが大きいにもかかわらず車内長はCX-3のほうが大きくなっています。
ただ室内幅はC-HRのほうが広めとなっていて室内高も変わらないので、サイズ感としてはほとんど買わないと言って良いでしょう。
ラゲッジルームに関しても高さはCX-3のほうが高いですが、幅や奥行きはC-HRのほうが広く、全体的な使い勝手としてはC-HRのほうがよいでしょう。
ただC-HRはCX-3よりも後方視界が狭いという点があり、運転性に関してはCX-3のほうが良いといえるでしょう。
CX-3とホンダ ヴェゼルのサイズ感の比較
ホンダ ヴェゼルはCX-3やC-HRと同時期に登場したコンパクトクロスオーバーSUVで、C-HRと販売台数を競っている車です。
ヴェゼルのサイズ感としては全長や全幅はCX-3とほぼ同サイズとなっているのですが、全高については1,605mmとCX-3より大きくなっています。
この全高の高さがあるのでヴェゼルは低い高さ制限の立体駐車場にとめることはできず、CX-3とのメリットの差が出ています。
とはいえ近年は大きな立体駐車場が増えてきているのでヴェゼルでも問題がある場面は減ってきています。
室内寸法についてはヴェゼルは車内長がCX-3よりかなり大きめになっており、車内幅も広めになっているので全体的に車内が広々としています。
室内高も車高が高い分車内は広くなっており、ラゲッジルームの広さも全体的にCX-3より広々としています。
ですがヴェゼルはCX-3より多少最小回転半径が大きい仕様があり、小回りに関してはCX-3のほうが有利でしょう。
総評
CX-3はコンパクトクロスオーバーSUVの中でもデザイン的なシャープさで特徴的な車で、そのサイズのコンパクトさからも人気が高い車です。
サイズ的にはCX-3より大きさや広さなどで優秀な車種はありますが、CX-3もバランスが取れていて人気車種の一つです。