○日本を代表する高級車クラウン。
日本の道路事情に合わせて設計されたボディサイズで非常に運転がしやすく、優れた静粛性で乗るものを満足させ、ハイブリッド技術による高い燃費性能はまさに日本の車文化を表しています。
現行モデルではそれまでのおとなしいイメージを覆すように、スポーツカーがテストを行うニュルブルクリンクで走行テストを行うなど、走行性能の向上も図られています。
必要十分なパワーに燃費性能、そして乗り手を満足させるデザインやインテリアなどまさに日本人のために作られた高級車と言って間違いないでしょう。
そんな優れた素性を持つクラウンですが、カラーバリエーションは意外なほど多く選択だけでもとても悩んでしまいます。
ここではそんなあなたにクラウンのボディカラーのバリエーションから人気ランキング、そしておすすめカラーまでご紹介していきます。
クラウンの色/カラーの種類/バリエーション一覧
クラウンは保守的なユーザーが多く、優れた塗装技術を活かした定番カラーが一般的でした。
しかし先代モデルからユーザーの若返りを目指しており、ジャパンカラーという鮮やかなものからおしゃれなものまで豊富に揃えられています。
ではクラウンのカラーラインナップを色番号からオプションの有無、そして価格まですべてを見ていきます。
ボディカラー | 色番号 | オプションカラー | 価格(税別) |
シルバーメタリック | 1F7 | ||
ブラック | 202 | ||
ダークブルーマイカ | 8S6 | ||
ホワイトパールクリスタルシャイン | 062 | ○ | 35,000 |
プレシャスシルバー | 1J6 | ○ | 50,000 |
プレシャスガレナ | 1K5 | ○ | 50,000 |
プレシャスブラックパール | 219 | ○ | 50,000 |
夜霞(よがすみ)ボルドーマイカメタリック | 3R9 | ○ | 100,000 |
紅(くれない)リッチレッドクリスタルシャインガラスフレーク | 3U2 | ○ | 100,000 |
茜色(あかねいろ)オレンジメタリック | 4R8 | ○ | 100,000 |
翡翠(ひすい)アルミナジェイドメタリック | 6W4 | ○ | 100,000 |
碧瑠璃(へきるり)ダークブルーマイカメタリック | 8W7 | ○ | 100,000 |
天空(そら)ピュアブルーメタリック | 8Y1 | ○ | 100,000 |
クラウンにはオプションカラーを含め13種類ものカラーがあります。
定番のブラックやシルバーメタリックもそうですが、柔らかで上品な印象をもたせるプレシャスブラックやプレシャスシルバーなどワンランク上のカラーリングもあります。
その他にも和名を用いたカラーは色鮮で、値段は張りますがその分特別感も強く、見るものを魅了します。
クラウンの色/カラーの人気ランキング
高級車らしいワンランク上の色彩を取り揃えるクラウンですが、なかでも人気が高いのはどのカラーなのでしょうか。
ここではランキング形式で紹介し、それぞれのカラーの口コミや特徴、そして評価を解説していきます。
ここでいう「傷・汚れ」は傷・汚れの目立ちやすさのことで、目立ちにくければ星は高くなります。
「色褪せ・退色」は色褪せ・退色のしやすさのことで、色褪せ・退色しにくければ星は高くなります。
「リセールバリュー」はリセールバリューの高さのことで、リセールバリューが高い、つまり高く売れるものは星が高くなります。
「かっこいい」「おしゃれ」「かわいい」はデザインに対する評価で、かっこいいほど、おしゃれであるほど、かわいいほど、星が高くなります。
「口コミ・評判」は口コミ・評判の良さのことで、口コミ・評判が良ければ星が高くなります。
1位 ホワイトパールクリスタルシャイン
参考:toyota.jp
1位はクラウンといえばパールホワイトと言わんばかりのホワイトパールクリスタルシャインです。現行ではコマーシャルカラーもつとめていますし間違いないでしょう。
パールのはいったホワイトは傷は目立ちにくく、退色などにも強いので洗車機でもほとんど気になりません。ホワイトなので汚れは目立ちますが洗車機で十分にきれいになりますので、まめに洗車することを心がければ問題ないでしょう。
上品なホワイトにパールの輝きと艶で美しく、まさに高級車としての風格を表すカラーです。グリルデザインや現行クラウンの特徴である6ライトウィンドウもしっかり表現されるこのカラーは、正直クラウンに乗るのであればこれ以外の選択肢は考えられないのではないでしょうか。
もちろんトヨタのホワイトパールクリスタルシャインは非常に人気の高いカラーです。リセールバリューも文句ありません。間違いのない選択肢です。
クラウンは新型出る度に乗り替えるオーナーが多いそうで
クラウンもホワイトパールが一番無難なんだがな— Tsukasa@GRX130乗り (@Tsukasa_X2017) December 2, 2018
クラウンは新型が出るたび乗り継ぐ人が多いです。ホワイトパールクリスタルシャインであればリセールもバッチリですし、やはり高級車らしい風格を持つので一番です。ただ他の人とかぶることも間違いありません。
ホワイトパール?の新型クラウンいい感じだなぁ
— Anew (@AnewWeb) November 29, 2018
クラウンのパールホワイトは誰が見てもよく見えます。カラーで悩むのであればホワイトパールクリスタルシャインにしておきましょう。
2位 ブラック
参考:toyota.jp
人気カラー第2位は定番カラーのブラックでした。やはり高級車には黒塗りが非常に似合いますね。
これはブラックのベタ塗り塗装なので傷やよごれには非常に弱いです。洗車機に入れればまず間違いなく線傷でくすんでいきますので、手洗い洗車で優しくメンテナンスしましょう。
ブラックはクラウンのスタイリッシュなボディに迫力をだし、ウィンドウモールやフロントグリルなど、メッキパーツによる装飾が非常に映えるので非常に高級感があります。
スタイリッシュなボディでかっこよくもありますので、高級車らしい風格を大事にするのであればこのカラーですね。
扱いには丁寧さが必要なカラーですがリセールバリューは抜群なので、オプション料金もなく次々乗り換えをするユーザーの多いクラウンにとってはとても良いカラーです。
新型クラウンの黒かっこいい pic.twitter.com/pj9Gs2BTmT
— Riku (@jpautm) June 27, 2018
やはりブラックはかっこいいという印象が強いようです。高級車であるクラウンにはなんだかんだで黒塗りが似合います。
3位 シルバーメタリック
参考:toyota.jp
クラウンの人気カラー第3位はシルバーメタリックです。こちらも定番のカラーですし、クラウンであればシルバーも高級感があります。
シルバーメタリックは傷汚れに強く退色などの心配もありませんので、いつも艶を放っているカラーです。頻繁に運転する人に良いでしょう。ただ傷汚れが目立たない分洗車のやりがいはあまりありませんので注意が必要です。
シルバーのセダンはスポーティな印象を持っています。現行クラウンはユーザーの若返りということもありスタイリッシュになっていますし、高級とはちょっと路線の違うスポーティセダンという方面を目指す人に良いでしょう。特にRSグレードに合いそうですね。
もちろんリセールバリューも安定しておりオプション料金もかかりません。メンテナンスは楽でボディも映えるという非常に便利なカラーです。
新型クラウンの人気カラー ランキング! おススメのボディカラーも紹介 https://t.co/fXGgREtTkI
シルバーメタリックはつまらん色だけど後々のことを考えたら無難な選択だと思う。しかし、3台続けて(家のを含めれば4台続けて)シルバーメタリックは異様かもしれんな— みなか™🍓 (@orgmrm334) October 21, 2018
シルバーメタリックはつまらないボディカラーだという印象があるようです。ただメンテナンスやリセールなど後々のことを考えると楽ですし、無難な選択だと言えます。
シルバーのクラウンとかほんとに覆面にしかry └(՞ةڼ◔)」
— 歩く地蔵@帝國臣民 (@rockon49764976) August 31, 2019
高速で走っているシルバークラウンを見ると身構えてしまいますね。変に目立ったりしないように注意深い運転が必要です。
4位 プレシャスガレナ
参考:toyota.jp
4位には青みがかったシルバーがきれいなプレシャスガレナがランクインしています。シルバーのようにも見える本カラーですが、実物は思ったより鉄のような質感で重厚感の感じられるカラーです。
メタリックの入った塗装なので傷や汚れは目立ちにくいですし、色褪せなどにも強いカラーなので、青空駐車のような吹きさらしの環境であってもそこまで気にする必要はないでしょう。メンテナンスは楽そうです。
定番カラーとは一味違うキャラクター性のあるカラーで、鉄の生き物のような印象をクラウンに持たせるようなカラーです。
光の加減によって色味が変わり、キャラクターラインもきれいに見せてくれますのでおしゃれな印象を与えてくれます。定番とは違うものが欲しい人におすすめです。
リセールバリューに関しては人気の高いカラーですので、マイナスになることはないでしょう。しかしリセールを狙うのであれば無難なシルバーのほうが条件が良いのでそちらを選んだほうが良いでしょう。
この色のクラウンは初めて見たな。少し青っぽいからプレシャスガレナかな。 pic.twitter.com/l0E5sDjgm0
— レミさとGP5 (@FITGP5_ZNE10G) March 9, 2019
プレシャスガレナは青みがかっており、非常にきれいなカラーという印象があります。スタイリッシュにも見えるカラーですのでおしゃれに乗りたい人におすすめです。
やっぱターボのクラウン愉しいな。。
TRDの19インチ、スポーティだけど乗りにくいこともなくて交換する価値はある。
プレシャスガレナは曇り空の下だと重たい印象だけど、色の質感がとても高いナ🤤 pic.twitter.com/k1D0Jk74Ll
— s206 (@s206_2215) September 15, 2018
プレシャスガレナは曇り空の下では重厚な雰囲気を感じさせるようです。塗装の質感の良さも感じられるイチオシカラーの一つと言えます。
5位 プレシャスブラックパール
参考:toyota.jp
5位はパールの輝きが特徴的なプレシャスブラックパールです。通常のブラックとは違いオプション料金がかかりますが、艶や輝きが強く高級感があります。
パールがはいった塗装は線傷が目立ちにくくなっていますが、それでも傷が増えれば輝きが消えていきますので丁寧な手洗い洗車で艶を維持していきたいですね。
もちろんブラックと同じく高級感が溢れていますが、ワンランク上の高級感を目指すのであればこのプレシャスブラックパールが良いでしょう。メッキなどとのバランスも良いですし、何より光にあたったときの輝きが違います。
もちろんリセールバリューは高いです。オプション料金はかかってしまいますが、こちらのブラックもおすすめです。
6位 プレシャスシルバー
参考:toyota.jp
6位にはクリアなシルバーがきれいなプレシャスシルバーがはいりました。シルバーメタリックよりも輝きがおとなしく、高級感のある落ち着いたシルバーです。
もちろんシルバーカラーですから傷や汚れは目立ちにくいです。退色などの心配もないので、特段扱いが大変ということもありませんので、頻繁なメンテナンスが面倒だという人にもおすすめです。
先程の通りシルバーメタリックのようにストレートな輝きではなく、一枚ベールをかけたような大人の輝きをしています。同じシルバーでも一味違う高級感のある色を求めている人におすすめしたいボディカラーです。
リセールバリューはシルバーですのでまず安定です。カラーとしても非常に定評があるのでリセールは悪くありません。
7位 ダークブルーマイカ
参考:toyota.jp
6位にはシックな色合が特徴的なダークブルーマイカが入りました。意外に鮮やかなブルーカラーで、光の加減で表情を見せるきれいな色です。
マイカの入った塗装なので傷は多少目立ちにくくなっていますが、黄砂などの汚れはそれなりに目立ちます。深めのカラーなので退色はそれほど気にしなくても良いですが、傷がつかないような丁寧な洗車をしないと気になるでしょう。
ブルーカラーのクラウンはなかなか想像しにくいですが、モノトーンばかりのクラウンとは違う一面が見られます。
メッキパーツとの対比も意外にきれいですし、ボディカラーのブルーが感じられるとさらっとしたおしゃれさが感じられます。
ただ人気のあるカラーとは言いにくいのでリセールバリューはそれほど期待できません。リセールよりも自分の好きなカラーに乗りたいという人に良いでしょう。
8位 紅リッチレッドクリスタルシャインガラスフレーク
参考:toyota.jp
8位にはクラウンならではのジャパンカラー、紅/リッチレッドクリスタルサンシャインガラスフレークが登場です。
先代からラインナップされるようになったこのジャパンカラーですが、クラウンのボディに合うものをトヨタが厳選しているだけに非常にかっこいいです。
赤いボディはガラス粒子の輝きなどのおかげで傷は目立ちにくいですが、やはり汚れはきになりますし赤色は退色も気になります。できるだけボディはきれいな状態を保ち、直射日光を避けることで車をきれいに保っていきましょう。
現行クラウンのスタイリッシュなボディはキャラクターラインなど光の加減が違って見える部分が多く、ワインレッドのカラーが非常に綺麗に見えます。魅力的な女性にぜひ乗っていただきたいボディカラーです。
ただリセールバリューはプラスになりにくいカラーです。最近は流行りですからそれほど影響はないと思いますが、基本的に自分好みの車を長く乗りたいという人に良いでしょう。
9位 天空ピュアブルーメタリック
参考:toyota.jp
9位には登場したのはこちらもジャパンカラーの天空/ピュアブルーメタリックです。メタリックな質感がクラウンのデザインをスポーティに見せるかっこいいカラーです。
メタリック塗装なので傷は目立ちにくくなっていますが、雨染みなどの汚れは気になるでしょう。洗車機でもそれほど傷は気にならないでしょうから、まめなメンテナンスができる人におすすめです。
スポーティな印象のピュアブルーメタリックはクラウンのボディをスポーティに彩ります。ワインディングロードをさっそうとかけるけるブルーカラーのクラウンは非常に魅力的でしょう。スポーティな印象にしたいんだという人におすすめのカラーです。
ただ人気のあるカラーとは言いにくいのでリセールバリューはそれほど期待できません。オプション価格も非常に高いですから、良いと思ったなら勢いで決めてしまいましょう。
10位 碧瑠璃ダークブルーマイカメタリック
参考:toyota.jp
10位にはさらに艶の増した碧瑠璃/ダークブルーマイカメタリックが登場です。ダークブルーマイカにメタリックが入ることで、光の加減でレーシーなテイストが感じられるカラーです。
マイカやメタリックの塗装とはいえ、暗いボディカラーですから汚れは気になるでしょう。傷も増えればツヤも減りますので手洗い洗車で優しい洗車を心がけるなど、なかなか手間です。
ダークブルーマイカにメタリックが追加されることで光があたったときの輝きに複雑さがまじり、クラウンの曲線部やキャラクターラインなどがはっきり見えます。不思議な魅力のあるボディカラーですから、その魅力に引き込まれたのならば決めるしかありませんね。
ただリセールバリューは確実に減点対象のカラーですので、自分好みの車を長く乗りたいという人に良いでしょう。
クラウンの不人気の色/カラー
人気のあるカラーは定番のカラーはもちろんのこと、現在の流行りなどもありとても魅力的です。
では逆にあまり選ばれていない不人気なカラーはどれなのでしょうか。こちらもカラーの評判や特徴なども交えて解説していきます。
夜霞ボルドーマイカメタリック
参考:toyota.jp
クラウンの中で不人気色の一つとして上げられたのが夜霞/ボルドーマイカメタリックです。深みのある紫で、名前の通り霞かかった夜の不思議な印象をカラーにしたようなボディです。
ただクラウンのボディカラーとすると、ベタッとした印象であまり高級な印象になりません。それにもともとモノトーンばかりが人気のあるクラウンの中で、カラーを選ぶ人は少ないです。
そのうえでオプション料金が高いとなると、よほど気に入ったという理由がなければ購入することはないでしょう。あえて選ぶという理由の少なさが不人気につながっているカラーです。
マイカメタリックですが暗目の塗装なので傷汚れはそれなりに気になるでしょう。きれいに保つにはメンテナンスには洗車機はおすすめできませんし、なかなか大変です。
それに不人気カラーということはリセールバリューの面では非常に不利ですし、クラウンのように新型を乗り継ぐことが多いユーザーにはおすすめできないカラーです。
クラウン…紫…現行…ある…
「夜霞(よがすみ)」だって… pic.twitter.com/zUJwKtoR3M— あれぐろぶるー (@allegro__blue) July 29, 2019
あまり良い印象がないようです。ダークブルーは落ち着いた印象がありましたが、紫になると急にこれじゃない感じが出てくるので、あまりにあっていないのでしょう。
クラウンの夜霞がみたくて蟹江まだ来たけど微妙だったなぁ
— たかみつ (@takamitsu4274) August 22, 2019
こちらの方はクラウンの夜霞を確認しに行ったそうです。しかしイメージとは違ったのでしょう。微妙だとのことです。
翡翠アルミナジェイドメタリック
参考:toyota.jp
不人気色のもう一つは翡翠/アルミナジェイドメタリックです。グリーンと言うよりは、グレーメタリックなボディにグリーンがほのかに感じられます。
スタイリッシュなボディに似合わないということもありませんが、ダークグリーンのような印象のボディはスタイリッシュなボディを地味にしてしまいます。正直オプション料金を払ってまで選びたいと思うようなカラーではありません。
ダークグレーのようなカラーですので傷や汚れが目立ちにくく、さらには退色にも強くなっています。それほどまめなメンテナンスはしなくてもきれいに見えますし、物臭な人にはちょうどよいかもしれません。
ただ人気がないカラーだということは、リセールバリューには良い影響はないカラーということです。そこらへんは割り切って選ぶ必要があります。
現行クラウンの翡翠って色始めて見たがよい。塗りたい。 pic.twitter.com/c3zAr2Bigk
— たまひ (@Pikaru2902) August 26, 2019
翡翠は好きな人には好きなボディカラーです。クラウンにはちょっと合わないかもしれませんが、意外にきれいな色です。
クラウンの翡翠の色とかいいよな… pic.twitter.com/gjtKj8MRZq
— えばりー@ZX600P (@SBRTN) February 7, 2019
なかなか見ることはありませんし選ばれないくいカラーですが、意外に人気のあるボディカラーのようです。もし気に入られたなら自信を持って選びましょう。
クラウンのおすすめの色/カラー
クラウンの人気の高いカラー、そして不人気なカラーをご紹介してきました。
幅広い需要に応えるために多くのラインナップをしていますが、中でも特におすすめのボディカラーをご紹介します。
プレシャスブラックパール
参考:toyota.jp
クラウンといえばホワイトのイメージですが、あえておすすめしたいのがプレシャスブラックパールです。
スタイリッシュさをブラックで重厚感に切り替え、クラウンの間延びした縦長ボディをメッキの輝きでうまく抑え、迫力のある高級車にします。
ブラックに比べれば傷は目立ちにくいのでメンテナンスも容易ですし、リセールも圧倒的です。綺麗さやリセールなどそれを補って有り余るくらいの魅力があるカラーです。
プレシャスシルバー
参考:toyota.jp
おすすめカラーの2つ目はプレシャスシルバーです。通常のシルバーの便利さに加えて、上品な印象を与えるこのカラーはクラウンならではの高級感を感じさせます。
スポーティなスタイルの現行クラウンはシルバーが似合いますが、ただの艶ばかりのシルバーではなくひと目見た瞬間に質感を感じさせるプレシャスシルバーはクラウンのイメージをすべて表現します。
それでいて傷が目立ちにくく退色にも強いこのカラーは、洗車はササッと洗車機で済ませることもできますしメンテナンスも容易です。さらにリセールバリューも高く取られますので安心です。
紅リッチレッドクリスタルサンシャインガラスフレーク
参考:toyota.jp
次におすすめなのが紅リッチレッドクリスタルサンシャインガラスフレークです。
鮮やかなこのレッドカラーはスタイリッシュなクラウンのボディにしっかり映えます。特に男臭さのあるクラウンですから、艶やかなレッドは女性らしさを感じさせますので女性にこそ乗って欲しいカラーです。
傷や汚れは気になりますが、比較的メンテナンスも楽です。リセールバリューはちょっとむずかしいですが、非常にきれいなボディカラーです。
クラウンの旧型の色/カラー
クラウンはどれもスタイリングを活かすカラーで、ハズレのカラーがありませんでした。自分の好みを通すのかリセールバリューを狙うのかという二者択一のような選択肢ですね。
では過去モデルではどのようなカラーが有り、人気だったのでしょうか。ここでは過去のクラウンのボディカラーについて解説していきます。
12代目S18型
12代目クラウンはゼロクラウンという愛称で人気のあったクラウンです。このモデルは8色のボディカラーがありました。
定番のボディカラーや傷の目立ちにくいメタリック系のカラーが多く、実用性の高いカラーラインナップが特徴的です。
ボディカラー | オプションカラー |
ブラック | |
スーパーホワイト | |
ジンジャーレッドマイカメタリック | |
ダークブルーマイカ | |
シルバーメタリック | |
クォーツグレーパールマイカ | ○ |
プレミアムシルバーパール | ○ |
ホワイトパールクリスタルシャイン | ○ |
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大人の落ち着きを持つクラウンは、このときもユーザーの若返りを求めスタイリッシュに変化しました。ボディカラーもレッドが追加されるなど大胆な変化です。
しかしどっしりしたおじさんセダンの印象の強いこのクラウンは赤はそれほど似合いませんね。
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やはりこのどっしりとしたセダンにはシルバーなどの定番カラーが非常に似合います。ただ男性的なイメージが強すぎるのが玉に瑕です。
13代目S200型
13代目のクラウン7色のボディカラーがありました。このときもオプションのシルバー塗装があるなど定番カラーを上質にしたものがラインナップされています。
ボディカラー | オプションカラー |
ブラック | |
ブラッキッシュレッドマイカ | |
ダークブルーマイカ | |
シルバーメタリック | |
シルキーゴールドマイカメタリック | |
プレミアムシルバーパール | ○ |
ホワイトパールクリスタルシャイン | ○ |
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さすがは高級車の定番を地で行くクラウンだけに、ブラックは非常に似合います。コーティングなどで艶を増すことで圧倒的な存在感を放っていますね。
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やはりなんだかんだでクラウンにはホワイトが似合っています。重厚な雰囲気はホワイトパールでもしっかりでており、人気の高さが伺えますね。
14代目S210型
14代目のクラウンはクラウンリボーンというキャッチのもと、さまざまな試みが図られたクラウンです。
伝統の多気筒エンジンから直4エンジンに切り替えたりデザインもスタイリッシュなものになったりと、今までのクラウンにはない思い切った変化の多いモデルでした。
このモデルからはジャパンカラーというカラーも始まり、現代的なアプローチの多いモデルです。
ボディカラー | オプションカラー |
ブラック | |
シルバーメタリック | |
ダークレッドマイカメタリック | |
プレシャスブラックパール | ○ |
ホワイトパールクリスタルシャイン | ○ |
プレシャスシルバー | ○ |
常盤色グリーンマイカメタリック | ○ |
胡桃ブラウンマイカメタリック | ○ |
黒曜ダークブラウンメタリック | ○ |
翡翠アルミナジェイドメタリック | ○ |
群青ダークブルーマイカメタリック | ○ |
紺碧ダークブルーマイカ | ○ |
白夜グレーメタリック | ○ |
天空ピュアブルーメタリック | ○ |
仄ローズメタリックオパール | ○ |
紅リッチレッドクリスタルシャインガラスフレーク | ○ |
茜色オレンジメタリック | ○ |
白光ライトイエローマイカメタリック | ○ |
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限りなく黒に近く見えますが、黒曜というジャパンカラーの一つです。
ブラウンのテイストが入ったボディカラーはただのブラックよりも落ち着いた雰囲気で、スタイリッシュなクラウンにおしゃれな雰囲気を追加します。
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14代目クラウンで見るものの度肝を抜いたショッキングピンクのクラウンです。
ドラえもんのどこでもドアをイメージしたボディカラーで、伝統のクラウンというイメージとのアンマッチさが光るボディカラーでした。