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タンク、ルーミーのメーター表示の見方!ランプの点滅などの意味も全解説!

トヨタ タンク、ルーミーはサイズのコンパクトなワゴンタイプの車で、軽自動車からステップアップする車として最適なⅠ台です。

今回はタンク、ルーミーのメーターについてご紹介します。

タンク、ルーミーのメーターのデザイン

トヨタ ルーミー参考:toyota.jp

トヨタ タンク、ルーミーはサブコンパクトカーと呼ばれるタイプのハイトワゴンで、コンパクトカーの中でも小型のサイズ感の車です。

タンクとルーミーは多くの部分を共通化している兄弟車で、違う点はエクステリアデザインの一部ぐらいでほとんどのコンポーネントが共通です。

タンクもルーミーも現在では販売終了している車であり、1代限りのコンパクトワゴンとなりました。

タンク、ルーミーは一般的なコンパクトカーよりも全長が短いサブコンパクトカーであり、その扱い易さは軽自動車に近い普通車となっています。

今回はタンクおよびルーミーのメーターについてご紹介しますが、メーターに関してはタンクとルーミーでは同一の仕様のため同時にご紹介します。

タンク、ルーミーのメーターのデザインについて

ルーミー メーター参考:toyota.jp

タンク、ルーミーのメーターは機能やデザインが完全に共通の装備となっていますが、グレードによっては差のあるメーターデザインとなっています。

ポイント

タンクとルーミーのメーターは主に上級グレードと下級グレードで違いがあり、大きな違いとして下級グレードのメーターにはタコメーターがなく上級グレードではタコメーターが装備されます。

それに伴って各種機能も下級グレードでは全体的にシンプルなものにとどまっており、上級グレードのメーターのほうが高機能な装備となります。

詳しくは後述しますが比較するとタコメーターなしのメーターはメーターの左側は簡単なパネルがはまっているだけでほぼ機能がないのですが、タコメーターありの仕様では左側が円形のタコメーターとなっています。

またタンクとルーミーのメーターはドライバーの目の前のハンドルの奥に各種アナログメーターがあるのですが、メーターの一部機能はいわゆるセンターメーターのような場所にあるマルチインフォメーションディスプレイにも表示されます。

MEMO

マルチインフォメーションディスプレイは運転席脇のセンターコンソールの上側に配置されており、カーナビの画面とは別に小型のディスプレイが配置されています。

このマルチインフォメーションディスプレイにはアナログメーターに表示されないさまざまな情報が表示できるようになっており、先進機能の大半はこちらに表示されます。

なおディスプレイへ表示される情報や機能もタコメーターありとなしのメーターで違いがあり、タコメーターなしのメーターではシンプルな液晶ディスプレイですが、タコメーターありの仕様は視認性の高いカラーディスプレイとなっています。

なおドライバー前のメインのメーターには表示切り替えボタンやクロックセットボタンなどがあるのですが、これは主にドライバーからマルチインフォメーションディスプレイの距離が遠目なので目の前で操作を出来るように配置されています。

また機能性の高いタコメーターありのメーターはグレードによってメーターのカラーなども違いがあり、ブルーかオレンジの色に発光するオプティトロンメーターになっています。

タンク、ルーミーのメーターのデザインについての評判

タンクとルーミーのメーターのデザインについてはX(twitter)にも投稿があり、その中からいくつかご紹介します。

こちらの方はルーミーのメーターがシンプルだとおっしゃっており、上級グレードのメーターでもシンプルと感じていらっしゃいます。

タンクやルーミーは基本設計が結構前の車ではありますので、最新車種の機能の多いメーターに比べるとかなりシンプルな仕様ではあります。

タンクやルーミーのメーターは運転席の目の前とセンターメーターに分散して表示する方式となっていますが、こういった方式は結構珍しいデザインです。

多くの車種はどちらかに統一して配置するものとなっていますが、タンクやルーミーでは基本的なメーター表示とそれ以外の情報表示を分けることで限られたスペースを活用した形のデザインと言えるでしょう。

タンク、ルーミーのメーター表示の意味・見方

次にタンク、ルーミーのメーターの詳細についてご紹介しましょう。

メーター表示メーター機能
タコメーター非装着車スピードメーター走行時速度表示
燃料計燃料残量表示
表示切り替えボタントリップインフォメーションの表示切り替え
クロックセットボタン時計の時刻調整
マルチインフォメーションディスプレイ時計表示現在時刻を表示
外気温表示現在の外気温の表示
シフトポジション表示現在のシフトポジションを表示
トリップインフォメーション走行に関するさまざまな情報を表示
・オドメーター、トリップメーター
・アイドリングストップ時間
・総アイドリングストップ時間
・瞬間燃費
・平均燃費
・航続可能距離
・メーター照度調整
・ディスプレイ照度調整
スマートアシストⅢ機能停止コード表示スマートアシストⅢの機能停止時のメッセージ表示
コーナーセンサー作動表示コーナーセンサーの作動時の表示
タコメーター装着車スピードメーター走行時速度表示
タコメーターエンジン回転数表示
燃料計燃料残量表示
表示切り替えボタントリップインフォメーションの表示切り替え
クロックセットボタン時計の時刻調整
TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ設定速度クルーズコントロールの設定速度表示
時計表示現在時刻を表示
外気温表示現在の外気温の表示
シフトポジション表示現在のシフトポジションを表示
トリップインフォメーションオドメーター、トリップメーター
ドライブインフォメーション表示走行に関するさまざまな情報を表示
・アイドリングストップ時間
・総アイドリングストップ時間
・瞬間燃費
・平均燃費
・航続可能距離
・メッセージ確認
SPORTモード表示走行モードの作動時の表示
エコキャラモードエコ運転時のイルミネーション、スタンプ表示
設定時計等各種設定の表示
警告メッセージ格システム異常時のメッセージ表示
スマートアシストⅢ機能停止コード表示スマートアシストⅢの機能停止時のメッセージ表示
コーナーセンサー作動表示コーナーセンサーの作動時の表示
パノラミックビューモニターパノラミックビューモニターの作動時表示
警告灯ブレーキ警告灯赤色:ブレーキ液不足、ブレーキ系統の異常
黄色:電子制御ブレーキシステム異常
高水温警告灯エンジン冷却水の高温異常
エンジン警告灯・エンジン電子制御システムの異常
・電子制御スロットルの異常
充電警告灯充電系統の異常
オートマチックトランスミッション警告灯オートマチックトランスミッション異常時の表示
SRSエアバッグ/プリテンショナー警告灯・SRSエアバッグシステムの異常
・プリテンショナー付きシートベルトシステムの異常
ABS警告灯・ABS(アンチロックブレーキシステム)の異常
パワーステアリング警告灯EPS(エレクトリックパワーステアリング)の異常
オートハイビーム警告灯オートハイビームの異常
スマートアシストOFF表示灯スマートアシストシステムの異常
車線逸脱警報OFF表示灯車線逸脱警報システムの異常
マスターウォーニング走行システムや電装品の故障などさまざまな以上に対する警告灯
警告ブザーおよび文字表示で内容を通知
スマートアシスト故障警告灯スマートアシストシステムの異常
スマートアシスト停止警告灯スマートアシストシステム停止時の表示
コーナーセンサー表示灯コーナーセンサー異常時の表示
スリップ表示灯・TRC(トラクションコントロール)システムの異常
・VSC(ビークルスタビリティコントロール)システムの異常
・ブレーキアシストの異常
クルーズコントロール表示灯クルーズコントロールシステムの異常
Stop&Startキャンセル表示灯・Stop&Startシステムの異常
・スタータの交換時期
・バッテリーの交換時期
LEDヘッドランプオートレベリング警告灯自動光軸調整システムの異常
キーフリー警告灯キーフリーシステムの異常
ブレーキオーバーライドシステム警告灯ブレーキオーバーライドシステムの異常
半ドア警告灯いずれかのドアが確実にしまっていない
燃料残量警告灯燃料残量が規定値以下
運転席・助手席シートベルト締め忘れ警告灯運転席、助手席シートベルトの非着用警告
後席シートベルト非装着警告灯セカンドシードのシートベルト非着用警告
パーキングブレーキ未解除警告灯パーキングブレーキがかかっているときの表示
表示灯方向指示表示灯ウインカー向き表示、駐車灯表示
尾灯表示灯テールランプ点灯時の表示
ハイビーム表示灯ヘッドライト、スモールランプ点灯表示
フロントフォグランプ表示灯フロントフォグランプ点灯表示
低水温表示灯エンジン水温低下時の表示
スマートアシスト作動灯スマートアシストシステム作動時の表示
スマートアシストOFF表示灯スマートアシストシステムOFF時の表示
車線逸脱警報作動灯車線逸脱検知時の表示
車線逸脱警報 OFF表示灯車線逸脱警報システムOFF時の表示
Stop&Start表示灯Stop&Startシステムでエンジンが停止した際の表示
Stop&Startキャンセル表示灯Stop&StartシステムOFF時の表示
スリップ表示灯・VSC(ビークルスタビリティコントロール)、TRC(トラクションコントロール)、ABSの作動時
VSC OFF表示灯VSC(ビークルスタビリティコントロール)OFF時表示灯
TRC OFF表示灯TRC(トラクションコントロール)OFF時表示灯
クルーズコントロール表示灯クルーズコントロール作動時の表示
クルーズコントロールセット表示灯クルーズコントロールセット時の表示
エコドライブインジケーターエコ運転ができた際の表示
エンジンイモビライザーシステム表示灯エンジンイモビライザーシステム作動時の表示
オートハイビーム作動灯オートハイビームシステム作動時の表示
コーナーセンサー表示灯コーナーセンサー作動時の表示

タンク、ルーミーのタコメーターなし仕様のメーター表示

まずはタンク、ルーミーのメーターで最もベーシックな仕様のタコメーターなし仕様について詳しくご紹介します。

タコメーターなし仕様のメーターはタンク、ルーミーの下級グレード向けの装備であり、コストパフォーマンスに優れた仕様となっています。

タコメーターなしのメーターはドライバーの目の前にあるメインのモニターにはアナログ式スピードメーターとデジタルタイプの燃料残量計があり、基本的な計器はこの2つというシンプルさです。

その他オドメーター、トリップメーターや時計の操作ボタンもありますが、これらの表示はセンターメーターのマルチインフォメーションディスプレイに表示されます。

マルチインフォメーションディスプレイはフロントダッシュボードのセンターに配置されており、ディスプレイ自体も最低限の機能の液晶パネルとなっています。

ですがマルチインフォメーションディスプレイにはさまざまな情報が表示されており、オドメーター、トリップメーターなどの走行距離、時計、外気温表示、シフトポジションインジケーター、コーナーセンサー作動状況などが表示されます。

また切替式でアイドリングストップの情報や燃費情報なども表示できますので、メインのメーターで確認できない情報はマルチインフォメーションディスプレイを活用する形になっています。

タンク、ルーミーのタコメーターあり仕様のメーター表示

次にタンク、ルーミーでタコメーターあり仕様のメーターをご紹介しますが、こちらの仕様は上級グレード向きのメーターとなります。

タコメーターありのメーターはタンクとルーミーの上級グレード向けで、前述したようにイルミネーションなどもあるデザイン性も高いものとなっています。

タコメーターありのメーターはその名前の通りタコメーターが装備されており、メインのメーターがアナログスピードメーター、タコメーター、燃料残量計のメーター類と各種スイッチで構成されます。

タコメーターが追加されたことでよりスポーティなメーターになっており、イルミネーションによってデザイン的な質感も高くなっています。

またタコメーターあり仕様でも多くの情報がマルチインフォメーションディスプレイに表示されるのですが、この仕様ではマルチインフォメーションディスプレイが情報量の多いカラーディスプレイに変更されています。

表示される情報はオドメーター、トリップメーター、時計、シフトインジケーターなどの基本的なものから、新たにドライブインフォメーション表示として燃費情報などが切替式で表示できるようになっています。

さらに走行モードやエコ運転関係の表示も出来るようになっており、カラーディスプレイを活かしたグラフィックによる表示も数多く設定されています。

上級仕様ということでタコメーターありのメーターは実に多機能となっており、マルチインフォメーションディスプレイのカラーもイルミネーションと同じくカラーもかわるなど質感も良いものになっています。

タンク、ルーミーの警告灯

タンク、ルーミーのメーターには各種警告灯が搭載されており、車のシステムなどに問題が起こった際に点灯されます。

警告灯は車のさまざまなシステムの問題をドライバーに通知するための表示灯であり、通常時は基本的に消灯しています。

ポイント

タンク、ルーミーには2つのタイプのメーターがあるのですが、基本的には警告灯は同一の表示となっています。

またタンク、ルーミーのメーターはドライバーの目の前とセンターメーターのマルチインフォメーションディスプレイに役割が別れているのですが、警告灯の多くはメインのメーターに表示されますが一部はマルチインフォメーションディスプレイにメッセージ等で表示されることもあります。

メインのメーターに表示される警告灯としては車として基本的なエンジン警告灯や高水温警告灯、充電警告灯、ブレーキ警告灯など一通りの警告灯が揃っており、表示も他の車でも見ることのある表示になっています。

その他警告灯としてはABSなどの安全装備関係の警告灯やクルーズコントロール等の運転支援システムの警告灯がありますが、これらは安全に走行するためのシステムなので点灯した場合には車を停車させて対応を考える必要があります。

MEMO

またタンク、ルーミーは基本設計をトヨタのグループ会社であるダイハツが行なっており、ダイハツの安全装備であるスマートアシスト関係の警告灯もあります。

さらにアイドリングストップシステムのStop&Startキャンセル表示灯というものがありますが、こちらは警告灯として点灯した際には関連する部品の交換を示唆するものとなっています。

なお警告灯の表示がわからない場合には車に備え付けの取扱説明書を確認するとすぐわかりますので、見覚えのない表示があるときにはそちらを確認しましょう。

タンク、ルーミーの表示灯

タンク、ルーミーには運転中の情報表示を行う表示灯も数多くそなわっており、表示灯は基本的にはメーターの種類では配置はほぼ変わりません。

表示灯は運転中の操作や機能の作動状態がわかるための表示であり、方向支持表示灯やライト関係の表示灯は普段から見かけることが非常に多いものです。

タンク、ルーミーにはヘッドライトだけでなくフォグランプや尾灯、オートハイビームの表示灯まであり、作動状況がわかりやすくなっています。

また安全装備であるスマートアシストの作動状態を通知する表示灯もありますが、一部の状況ではスマートアシストをOFFにする場合もありその際には専用の表示灯が点灯します。

タンク、ルーミーの表示灯には走行支援装備も数多くあり、車線逸脱警報機能やクルーズコントロール、コーナーセンサー表示灯などは仕様によってはグラフィックで表示されたりします。

またタンク、ルーミーはガソリンエンジン車のみの車種ですがエコ走行を行なった際のエコドライブインジケーターは装備されており、これを確認しながら運転することで効率の良い運転ができるでしょう。

さらにStop&Start表示灯でアイドリングストップの作動状態がわかりますので、停車中にはしっかり停車してアイドリングストップを行うと燃費向上につながるでしょう。

タンク、ルーミーのメーターの見やすさ

タンク、ルーミーのメーターの見やすさについては慣れによるところは結構あるでしょう。

タンク、ルーミーのメーターの見やすさについて

タンクやルーミーのメーターは他の車種と比べると少し特徴的な配置になっており、見やすさについてはメーターの仕様や機能にある程度慣れる必要があります。

車のメーターは多くの車種では1つのメーターに必要な情報が表示されるものであり、最近ではメーターに大型のマルチインフォメーションディスプレイを組み込む仕様も増えてきています。

またメーターの配置についてはドライバーの目の前に配置するタイプかダッシュボードのセンターに配置するセンターメーターの2つに大別されますが、ほぼすべての仕様はどちらかのメーター配置場所1つに集約されます。

ですがタンク、ルーミーのメーターは基本的に2つの配置場所に分散して情報を表示する方式なので、どこに何の情報が表示されるかを把握しておかなければなりません。

基本的なスピードメーターや燃料計については最も目の付く位置にありますが、その他の走行距離計などはすべてマルチインフォメーションディスプレイに表示されており、すべての情報を把握するにはどちらも確認しなければなりません。

MEMO

車に慣れてくれば状況に応じてメーターの見る場所を変えて対応できるようになりますが、車に乗り始めたころにはわかりにくい場合もあるでしょう。

こういった分散配置はあまり他の車では例のない配置であり、他の車で慣れている方には少し不便さを感じるかもしれません。

ですがメインの計器類が大きくドライバーの前に集約されてはいますので、そういった面で見やすいということもあります。

タンク、ルーミーのメーターの見やすさについての評判

タンクやルーミーのメーターの見やすさについてはX(twitter)でもいろいろな投稿があり、その中からいくつかご紹介します。

こちらの方はルーミーのメーターでタコメーターありの仕様について評価していらっしゃいますが、スポーティで少しイメージと違う感想だったようです。

ですがメーターについては見やすいとおっしゃっており大きなメーターがその要因でしょうか。

こちらの方はルーミーのメーターが大好きとおっしゃっており、その理由はブルーのイルミネーションが見やすいということのようです。

イルミネーションはタコメーターありメーターのグレードによってカラーが違うのですが、見やすさによって選んでも良いかもしれませんね。

タンク、ルーミーのメーターの故障

では最後にタンク、ルーミーのメーターの故障についてご紹介しましょう。

メーターという部品は車の部品の中では信頼性の高い部品であり、故障する可能性は結構低いものです。

ポイント

タンクとルーミーは現在は新車販売が終了しており中古車のみの車となっていますが、生産終了が2020年なのでまだ年式はそこまで古くなっていません。

メーターの故障は主に経年劣化によるものがほとんどですので、現時点ではタンクやルーミーのメーター故障をそこまで心配することはないでしょう。

ですがもしメーターが故障した際には修理が必要であり、アナログメーターの作動不良や警告灯、表示灯の電球切れなど色々な状況があります。

小さな故障であれば部分的な修理で対応できる場合もありますが、経年劣化による場合はメーター全体の交換が必要になります。

交換には数万円の費用がかかりますが、部品的にはまだ交換部品が十分にある時期なので心配はないでしょう。

ただしタンクやルーミーにはメインのメーターとマルチインフォメーションディスプレイの2つで分割表示する方式なので、もしどちらも故障した場合には一般的な車よりもメーターの修理費用はかかることになるでしょう。