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エスティマのメーター表示の見方!ランプの点滅などの意味も全解説!

トヨタ エスティマは大型サイズのミニバンで、そのスポーティなデザインが高い人気を誇る車です。

今回はこのエスティマのメーターについてご紹介します。

エスティマのメーターのデザイン

トヨタ エスティマはファミリーカーとして人気のあった大型ミニバンで、ミニバンブームの先駆けともなった車種です。

エスティマは初代モデルが1990年代に登場するとそれまでなかったデザインコンセプトで大人気となり、一躍ファミリーカー向けのミニバンとして注目されました。

エスティマは大柄なボディに7人〜8人乗りが可能な車内スペースの広い車であり、さまざまな用途に使い勝手の良い車となっています。

現在でもミニバンは国内で大人気なのですが、エスティマはこの流れの先駆け的な位置づけにあります。

なおエスティマは2代目、3代目とモデルチェンジを行なって2020年に生産終了となりましたが、最終モデルである3代目エスティマは2006年〜2020年という長期に渡って生産された人気を持続してきた車になっています。

今回はこのエスティマのメーターについてご紹介していきます。

エスティマのメーターのデザイン

今回は最終型となった3代目エスティマのメーターについてご紹介していきますが、まずはその大まかなデザインをご紹介しましょう。

エスティマの最終型は2006年から販売されている車種なので現在から見ると基本設計はかなり昔のものであり、2020年の生産終了までメーター周りは基本的に変更なしとなっています。

ポイント

エスティマのメーターはいわゆるセンターメーターというレイアウトになっており、メーターの位置は運転席から左側にあたるセンターコンソールの上あたりとなっています。

このセンターメーターレイアウトは従来のハンドルの奥にあるメーター配置よりも視線移動が少ないと言われており、この当時は流行もあってかなり多くの車種に採用されていました。

現在では他の理由もあってスタンダードなメーター配置が一般的になっていますが、エスティマは2006年当時の設計ということで終盤は貴重なセンターメーターの車だったと言えるでしょう。

センターメーターはメーターパネルがドライバー側に少し傾いて付いており、全体的に横長のメーターパネルになっています。

2016年のビッグマイナーチェンジでメーター内部のデザインは変更されましたが、センターメーターというレイアウト自体は据え置きとなっています。

センターメーターの中央にはアナログ表示式のスピードメーターがあり、その下から右側にかけてバー型のタコメーターがそなわっています。

MEMO

タコメーターは通常円形のメーターなのですが、センターメーターの横長レイアウトを活かす形で横長の珍しいタコメーターとなっています。

そしてスピードメーターの左側には各種表示等や警告灯とともにマルチインフォメーションディスプレイがそなわっており、マイナーチェンジ前よりもさらに細かい情報をドライバーに伝えてくれるようになっています。

ドライバーの目の前のハンドルの奥には基本的にメーター類の配置はなく、グローブボックスなどの小物入れや多少のスイッチ類がある程度となっています。

センターメーターレイアウトはこのように横長のスペースに円形のメーターを収める関係で変則的になることが多く、あまり上下方向のサイズを取れない配置なので最近では珍しくなっています。

ドライバーは運転中に視線を下に落とさず横に少し移動するだけで見えるので視認性がよいという方もいらっしゃいますが、多少遠い位置にあることで使いづらい方もいらっしゃるでしょう。

またセンターコンソールにはカーナビなどの大型ディスプレイを配置したいという点もあり、センターメーターはその制限となるために少なくなっていったという経緯もあります。

エスティマのメーターの評判

エスティマのメーターについてはX(twitter)にもいろいろな投稿があり、その中からいくつかご紹介していきます。

こちらの方はどうやら最近エスティマに乗られたようなのですが、メーターがセンターメーター式になっている点に未来感を感じていらっしゃいます。

以前はセンターメーターの車も多くてそこまで珍しいことはなかったのですが、最近の車ではあまり見かけない仕様なのでエスティマのデザインとあわせて魅力的な点の一つになっているようです。

こちらの方はエスティマにどこかの時点で乗り換えをされたらしく、センターメーターにようやく慣れられたようです。

センターメーター式はそれまで乗っていないと結構違和感があるものなのですが、結局は慣れの問題ということでしょう。

エスティマのメーター表示の意味・見方

次にエスティマのメーターの表示について細かくご紹介しますが、まずは表に一覧としてまとめました。

メーター表示メーター機能
標準表示スピードメーター走行時速度表示
タコメーターエンジン回転数表示
燃料計燃料残量表示
オドメーター&トリップメーター走行距離、総走行距離の表示
オドメーター、トリップメーター、メーター輝度粗表示切り替えボタン
※センターメーター式のためハンドルに設置
走行距離、総走行距離、メーター輝度表示の表示の切り替え
外気温表示現在の外気温の表示
メーター輝度調整
※オドメーター、トリップメーターと切り替え式
メーター全体の輝度調整表示
専用機能マルチインフォメーションディスプレイ以下の表示を切替式で表示
・ドライブインフォメーション
・ECO(燃費情報等の表示)
・LDA(レーンディパーチャーアラート)作動表示
・設定
ドライブインフォメーション・平均燃費、平均車速、走行時間、航続可能距離などの表示
・エネルギーモニター画面:ハイブリッドシステムの作動状況の表示
・ハイブリッドパワイメーター
・デジタル車速、航続可能距離表示
ECO・燃費履歴表示
・燃費ランキング表示
・5分間燃費+瞬間燃費
LDA作動表示LDA(レーンディパーチャーアラート)動作時の車線逸脱状態表示
設定画面次の設定項目の表示
・LDA(レーンディパーチャーアラート)警報感度調整
・先行車発進告知設定、タイミング設定
・エコドライブインジケーターランプON、OFF
・ドライブインフォメーション
・日時
・操作ガイド表示
・走行結果表示
・初期化
警告灯電子制御ブレーキ警告灯、ブレーキ警告灯:赤色、黄色赤色:ブレーキ液不足、ブレーキ系統の異常
黄色:電子制御ブレーキシステム異常
高水温警告灯エンジン冷却水の高温異常
充電警告灯充電系統の異常
油圧警告灯エンジンオイル圧力の異常
エンジン警告灯・エンジン電子制御システムの異常
・電子制御スロットルの異常
SRSエアバッグ/プリテンショナー警告灯・SRSエアバッグシステムの異常
・プリテンショナー付きシートベルトシステムの異常
ABS&ブレーキアシスト警告灯・ABS(アンチロックブレーキシステム)の異常
・ブレーキアシストの異常
パワーステアリング警告灯EPS(エレクトリックパワーステアリング)の異常
燃料残量警告灯燃料残量が規定値以下
マスターウォーニング走行システムや電装品の故障などさまざまな以上に対する警告灯
警告ブザーおよび文字表示で内容を通知
運転席・助手席シートベルト非装着用警告灯運転席、助手席シートベルトの非着用
スリップ表示灯・TRC(トラクションコントロール)システムの異常
・S-VSC(ビークルスタビリティコントロール)システムの異常
PCS(プリクラッシュセーフティ警告灯)プリクラッシュセーフティの異常
表示灯フォグランプ表示灯フォグランプ点灯中の表示
尾灯表示灯テールランプ点灯中の表示
スリップ表示灯・VSC(ビークルスタビリティコントロール)、TRC(トラクションコントロール)、ヒルスタートアシストコントロールシステムの作動時
方向支持レバーウインカー向き表示、駐車灯表示
ハイビーム表示灯ヘッドライト、スモールランプ点灯表示
オートマチックハイビーム表示灯ヘッドライトハイビーム表示
ドア開閉表示灯ドアロック開閉時の表示
クルーズコントロール表示灯クルーズコントロールの作動時の表示
クルーズコントロール表示灯クルーズコントロール作動時の表示
TRC OFFTRC(トラクションコントロール)OFF時表示灯
VSC OFF表示灯VSC(ビークルスタビリティコントロール)OFF時表示灯
LDA(レーンディパーチャーアラート)表示灯LDA作動時の表示
低音表示灯エンジン水温の状態表示
エコドライブインジケーターランプエコドライブ走行中の表示
セキュリティ表示灯イモビライザーシステム作動時の表示
PCS(プリクラッシュセーフティ)警告灯PCS OFF時の表示
EVインジケーターEVドライブモード(電気自動車モード)のON時の表示
クリアランスソナー表示灯クリアランスソナーON時の表示
READYインジケーターイグニッションONの状態表示およびハイブリッドシステムON状態の表示

エスティマのメーターの標準的な表示

エスティマのメーターは最近では珍しいセンターメーター式のレイアウトですが、その機能としては一通り標準的なものは揃っています。

スピードメーターはエスティマのセンターメーターの中でも大きな面積を占めており、アナログ式の円形のメーターとなっています。

タコメーターは前述でもご紹介したようにバー状の珍しいタイプになっており、使い慣れていないときには少し見づらさはあるもののセンターメーターの横長なスタイルを活かしたものとなっています。

この2つのメーターがデザイン的に絡み合うように配置されていますので、限られたスペースの中でありながらゆとりのある配置になっています。

スピードメーターの左側には長方形のマルチインフォメーションディスプレイがあるのですが、その周辺に各種情報系の表示がまとまっています。

マルチインフォメーションディスプレイの下側には燃料残量計とオドメーターorトリップメーターが配置されており、一般的な車の配置とは結構違うデザインになっています。

またマルチインフォメーションディスプレイの左側にはシフトポジション表示と外気温表示がそなわっており、マルチインフォメーションディスプレイ周辺を見れば標準的な表示はほぼすべて目に入ると言ってよいでしょう。

なおオドメーターとトリップメーターは切替式となっているのですが、その切り替えはハンドルにそなわったスイッチで行います。

エスティマのメーターの専門的な表示

エスティマのメーターで特徴的な表示はほぼ全てがマルチインフォメーションディスプレイにまとまっており、ディスプレイに表示する情報を切り替えることでさまざまな使い方をしています。

マルチインフォメーションディスプレイはサイズ的にはスピードメーターと同じぐらいの大きさを持つディスプレイで、1つの情報だけでなくマルチな情報はメッセージなどを表示できる場所です。

警告灯用の警告文なども流れるのですが、基本的な機能としては4つあります。まずドライブインフォメーションについては走行に関わる複数の機能がそなわっており、燃費情報や航続可能距離、デジタル表示のスピードメーターなども表示できます。

そのほかエスティマのハイブリッドモデルではエコ走行を表示するハイブリッドシステムの状況や走行モードを表示することもでき、ハイブリッドカーらしい表示もここにまとまっています。

ECO表示は燃費に関する車の状態を表示する機能であり、過去の燃費の情報や現在の瞬間燃費などを表示できます。

MEMO

そのほかLDAは走行時に車線をはみ出さないようにする機能ですが、LDAの運用時に車と車線の状態を表示しますので走行時にも見ることは多いでしょう。

さらにマルチインフォメーションディスプレイやその他機能に関する設定をここで行うようになっており、最近ではカーナビの画面で行っている設定はエスティマではメーター部分で行います。

このマルチインフォメーションディスプレイの機能の切り替えや設定の調整についてはすべてハンドルにあるスイッチで行うようになっていますので、結構複雑なので初めて使うときには車に備え付けの取扱説明書を読むと良いでしょう。

なおこのマルチインフォメーションディスプレイは3代目エスティマのビッグマイナーチェンジで追加された機能となりますので、前期型などではもう少し情報量の少ないメーターになっています。

エスティマのメーターの警告灯

エスティマのメーターには各種警告灯が多数装着されており、なにか問題が起こったときに点灯してドライバーに通知します。

警告灯は車の各種システムになにか問題が起こったときの表示等で、普段は消灯しており必要に応じて点灯します。

ポイント

エスティマのセンターメーターでは警告灯はほとんどが1番左の部分にまとまっており、ここにはブレーキ警告灯やエンジン警告灯、各種水温警告灯などの主要な警告灯があります。

またマスターウォーニングランプという警告灯もありこちらは最近の車種にはあまり見られませんが、車のシステムがなにか問題を検知したときに表示されるものであり同時にマルチインフォメーションディスプレイにメッセージなどが表示される場合があります。

マスターウォーニングランプが点灯していたらチェックが必要ということなのでディーラーなどで点検をしましょう。

またスピードメーターのすぐ脇にもいくつか警告灯があり、燃料残量の減少を知らせる燃料残量警告灯はメーターの左側にあって、最も見る機械の多い警告灯なのでこの位置にあるのでしょう。

もう一つメーターの右側にあるのが運転席・助手席シートベルト非装着用警告灯であり、こちらも比較的見ることの多い機能となっています。

とは言えこの2つ以外の警告灯は普通に走行していれば見かけることは稀ですので、エスティマのセンターメーターの左脇になにか表示が出ていない限りは正常に車が走っていると考えて良いでしょう。

エスティマのメーターの表示灯

エスティマのメーターには表示灯もさまざまなものがあり、その多くはメーターの周辺に配置されています。

表示灯は通常の走行時に使う各種システムの表示等であり、機能の作動時や逆にOFFにした際の通知などで点灯します。

よく使う表示灯として方向指示器やランプ系の表示灯はメーターの最も近い場所にまとまっており、スピードメーターからそこまで目を話さなくても視認できるようになっています。

センターメーター式のメーターはドライバーから比較的遠い位置にありますので、特に見る回数の多い機能が真ん中付近にまとめられているのは使い勝手の良いデザインです。

その他の表示灯は一部は警告灯と同じ表示の場所もありますが、走行支援系のシステムであるシステムなどはマルチインフォメーションディスプレイに表示されることもあります。

またECOインジケーターというエコ走行時の表示は視認しやすい位置にあり、運転しながら確認しやすい場所となっています。

さらに雪道などでの走行時にスイッチONで作動させるTCS OFF表示等やVSC OFF表示等などは普段はこれらの機能が作動しているので表示灯は消灯しており、システムをカットするスイッチと連動して表示されます。

ですがこういった表示灯も普段はそこまで必要性がありませんので、必要な表示灯はメーターの中央にまとまっていると考えておいてよいでしょう。

エスティマのメーターの見やすさ

エスティマのメーターの見やすさについては色々な意見がありますが、センターメーターレイアウトに関することが最も多いでしょう。

エスティマのメーターの視認性について

エスティマは歴代モデル2代目からセンターメーターレイアウトを採用しているのですが、これには当時のはやりのようなものもあります。

もともとセンターメーターレイアウトは海外で結構昔から使われていた方式であり、国産車での採用例はあまり多くありませんでした。

ですが1990年後半からトヨタプリウスで採用されたことを皮切りに多くのメーカーでセンターメーターの車種が一気に増加しており、エスティマもその中の1台です。

センターメーターレイアウトは走行中にドライバーが視線を落とさなくてもメーターを確認できるというのがメリットと言われていますが、その他に未来感のあるデザインも当時のトレンドと言えるでしょう。

3代目エスティマも初期設計が昔ということで最後までセンターメーターとなりましたが、現在他の車種の多くはセンターメーターを廃止してスタンダードなドライバーの前に置くタイプのメーターにしています。

センターメーターレイアウトのメリットの視認性に関しては実際のところ大差はなかったようで、それよりもセンターにあることでカーナビ画面の大型化の障害となる点が弱点だったようです。

エスティマのメーターの見やすさについては運転するドライバーの慣れによるところがかなり大きく、それまでセンターメーターの車に乗っていた人とそうでない人では感覚も違うものです。

結局はエスティマにどれだけ慣れているかということなので、今から乗り換える方でも馴染むのにはそこまで時間はかからないでしょう。

エスティマのメーターの見え方についての評判

エスティマのメーターの見え方についてはX(twitter)にも投稿がありますので、その中からいくつかご紹介します。

こちらの方はエスティマのセンターメーターが感触が良かったようで、見やすく運転もしやすかったそうです。

センターメーターに慣れた方にはやはり視線移動の少ない点はメリットであり、使いやすいメーターになっているようです。

一方でこちらの方はエスティマを初めて運転されたそうで、センターメーターの視認性はいまいちだったようです。

特に張りで動くアナログ式のメーターが見にくかったようで、慣れていない方には逆に視線移動を増やすものとなっているそうですね。

エスティマのメーターの故障

では最後にエスティマのメーターのコショウに対する状況をご紹介しましょう。

車のメーターは基本的に耐久性の高い部品であり、特にトヨタ車は信頼性が非常に高いことで有名なのでめったに壊れないでしょう。

またエスティマは最終モデルが2020年まで生産、販売されていましたので、まだまだ年式の新しい車が数多く残っています。

ポイント

そのため新しい年式のエスティマほどメーターの故障が起こる確率は低いですし、何年先まで問題なく乗り続けられる可能性は高いでしょう。

またもしエスティマのメーターが故障してもまだまだ交換部品も豊富にありますので、安心感もあります。

エスティマのメーターは基本的にはアナログ式なので電球が切れたなどの故障であれば修理は比較的簡単であり、メンテナンスしながら使い続けることができるでしょう。

メーターの主要な機能が故障してしまうとメーター交換が必要ですが、エスティマのメーターは部品として数万円で販売されていますので対応はすぐに出来るので2006年から販売されている車としてはこちらも安心な点でしょう。