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ロードスターにはチャイルドシートが1台取り付け可能?

マツダ ロードスターは軽量の2シータースポーツカーで、日本を代表するスポーツカーでもあります。

今回はロードスターへのチャイルドシート設置についてご紹介します。

ロードスターのチャイルドシートの設置可能場所

マツダ ロードスター参考:www.mazda.co.jp

マツダ ロードスターはマツダを代表するライトウェイトスポーツカーで、世界的にも人気のある車となっています。

ロードスターは現行モデルで4代目となりますが、初代から最新型までロードスターのコンセプトは一貫しています。

車全体のサイズが控え目で軽量なスポーツカーになっており、そこに2人乗りとオープンカーという要素を組み合わせた車種となっています。

普段使いの便利な車ではないのですが、趣味性が高くドライバーが走りを楽しむ車として人気となっています。

そのコンセプトは現在世界的にも珍しいものとなっており、日本だけでなく世界的にも人気の車種になっています。

今回はこのロードスターへチャイルドシートを搭載したときの状況についてご紹介します。

スペックロードスターロードスターRF
乗車定員2名
全長3,915mm3,915mm
全幅1,735mm1,735mm
全高1,235mm1,245mm
室内長940mm940mm
室内幅1,425mm1,425mm
室内高1,055mm1,040mm
ラゲッジルーム高さ467mm467mm
1,100mm(開口部770mm)1,100mm(開口部770mm)
奥行き500mm(開口部330mm)410mm(開口部330mm)
運転席寸法高さ900mm(ルーフ閉時)900mm(ルーフ閉時)
460mm460mm
奥行き940mm940mm
助手席寸法高さ900mm(ルーフ閉時)900mm(ルーフ閉時)
460mm460mm
奥行き940mm940mm
後席寸法高さ後席なし後席なし
奥行き

ロードスターは2人乗りライトウェイトスポーツカーという特異なコンセプトの車であり、オープンできるルーフ形状と2人乗りでコンパクトにまとまった2席の座席をもっています。

車のサイズとしてはコンパクトカーより短い全長と比較的ワイドな全幅を持ち、安定感のあるフォルムとかなり車高の低いスポーティな車になっています。

また現行ロードスターにはルーフの仕様として幌を使うソフトトップと金属製のルーフを持つハードトップがあり、ハードトップモデルが「RF」と呼ばれています。

ではロードスターにチャイルドシートが設置できるかどうかをご紹介します。なお車内のシートのレイアウトなどはソフトトップでもハードトップのRFでも状況はほぼ変わりません。

ロードスターのチャイルドシート設置場所

ロードスター チャイルドシート参考:www.mazda.co.jp

ロードスターはファミリーカーとしては座席の数やトランクルームの小ささで不向きな車ではありますが、その中でチャイルドシートが搭載できるかどうかを見ていきます。

まずチャイルドシートは子供専用の小型のシートのことで、通常の座席では子供の体には大きすぎて安全な保護が出来ないためある程度の年齢までチャイルドシートが必要となります。

チャイルドシートは車のシートの上に乗せて使うものとなっており、走行中の安定性や安全性のために固定が必要です。

チャイルドシートの固定には基本的にシートに備え付けのシートベルトを利用するものであり、安全性の高い3点式シートベルトが必要となっています。

ポイント

これに対してロードスターは運転席と助手席それぞれに3点式シートベルトがそなわっており、運転席を除けばチャイルドシートが設置できるのは助手席のみとなります。

ただし乗用車の助手席へのチャイルドシート設置はあまり推奨されるものではなく、助手席は車の前側で事故の際の影響が強いため子供を保護するためのチャイルドシートには不適当なのです。

しかしロードスターには助手席しか無いのでチャイルドシートを搭載するには仕方なく助手席を利用するしかなく、そもそものレイアウトがチャイルドシート搭載には向かない車です。

もしロードスターへチャイルドシートを搭載する場合は緊急時のみとしたほうがよく、普段は出来ればロードスター以外に使える通常の乗用車を持っていると良いでしょう。

ロードスターのチャイルドシートの可能台数

ロードスターへはチャイルドシート設置は不便ではあるのですが、それでもチャイルドシートを設置するときにはチャイルドシートの固定構造に気をつける必要があります。

チャイルドシートの固定構造にはシートベルト固定式とISOFIX固定式がありますので、それぞれでの設置時の状況をご紹介します。

シートベルト固定式のチャイルドシート設置可能台数

シートベルト固定式のチャイルドシートは基本的な固定構造の仕様であり、汎用性が高いものとなっています。

シートベルト固定式のチャイルドシートは多くのチャイルドシートで使われている方式で、多くの車種に搭載できます。

シートベルト固定式のチャイルドシートであれば3点式シートベルトさえあれば固定できるので取り付けも楽であり、初めて使う人も使いやすいでしょう。

加えてシートベルト固定式のチャイルドシートであれば他の車種から移設したり車の中でも別の座席から移動させたりと、汎用性が高くなっています。

ロードスターはチャイルドシートは助手席にしか取り付けが出来ませんので1台のみ設置可能となりますが、シートベルト固定式のチャイルドシートであれば取付可能となっています。

ただしチャイルドシートの製品によってはロードスターのシートや車体構造に合わない製品もあり、チャイルドシートメーカーが公表している適用表をしっかり確認する必要があります。

ただオープンカーなので座席の上側は大きく開けていますので、チャイルドシート設置時はかなり楽に搭載できますし、子供さんをチャイルドシートに乗せるときにもオープン状態であれば楽な体勢で乗り込むことができるでしょう。

ISOFIX式のチャイルドシート設置可能台数

ISOFIX式のチャイルドシートはチャイルドシート専用の固定規格を持つチャイルドシートで、シートベルト固定式よりも頑丈な固定ができます。

ISOFIX式はチャイルドシート固定用の専用の固定規格となっており、金属製の固定具で頑丈な固定をするものです。

ISOFIX式のチャイルドシートからは金属製の固定用の足がそなわっており、これをシート側への固定器具に差し込むことでしっかりした固定が出来ます。

またISOFIX式のチャイルドシートであれば安全性も高いので、最近では積極的にISOFIX式のチャイルドシートを利用する形となっています。

ISOFIX式のチャイルドシートを固定するには車側へも固定器具が必要なのですが、ロードスターは助手席へISOFIX式の固定器具がそなわっていませんのでISOFIX式チャイルドシートは使えません。

最近では通常の乗用車にもISOFIX式の固定器具はそなわっているのですが、それでも基本はセカンドシートなどにそなわっていて助手席に装備されていることはありません。

ロードスターでもしチャイルドシートを運用する場合はシートベルト固定式が必須となりますし、もし他の車から移設したりして利用する場合にもシートベルト固定式で統一しましょう。

ロードスターでのチャイルドシートの使用感

ロードスターへのチャイルドシート設置での使用感についてはX(twitter)に投稿がありますので、その中からいくつかご紹介します。

こちらの方はロードスターにチャイルドシートを積み込むことを検討されたようなのですが、チャイルドシートの適用表には記載がなかったようです。

それでも取り付けられそうなチャイルドシートを見つけて搭載しておられますが、取り付けは完全に自己責任となるでしょう。

こちらの方はこれまでロードスターに乗っていらっしゃったようなのですが、子供さんが産まれる直前ということで車を軽自動車へ乗り換えられています。

ロードスターはドライブするには最高の車ですが子育てには不便ですので、乗り換えをするのが安全性の面でももっとも良い方法でしょう。

ロードスターのおすすめのチャイルドシート

最後にロードスターで使えるチャイルドシートをご紹介したいところなのですが、ロードスターへ公式に取り付けられるチャイルドシートは現状ありません。

というのも一般的な乗用車でも助手席へのチャイルドシートの搭載は適用外となっており、もし助手席へチャイルドシートを取り付ける場合には完全にドライバーなど車の所有者の責任となります。

物理的には取り付けられたとしても万が一の事故の際などに致命的な影響もありますので、子供のことを考えれば助手席にはチャイルドシートを設置しないほうがよいのです。

ポイント

マツダのロードスターのアクセサリーカタログやHPなどにもチャイルドシートは記載がなく、他のマツダの車種ではカタログ等への記載がありますので完全にロードスターだけ別対応になっているのです。

また一般企業のチャイルドシートにも各車種への適応表が準備されているのですが、そちらにもロードスターへ適応するチャイルドシートの記載は発見できませんでした。

そのため今回はロードスターへ搭載できるチャイルドシートをご紹介できませんので、もしロードスターの搭載を考えている方は自分で搭載性を確認した上で自己責任で設置するようにしてください。

ですが結局最良の方法としてはロードスター以外の車へチャイルドシートを設置することです。