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スバルXVの後部座席(2列目)の広さは狭い?倒す方法(リクライニング)も解説!

スバルXVはスバルのクロスオーバーSUVで、スポーティなフォルムが特徴です。

今回はこのXVの後部座席について見ていきましょう。

XVの後部座席の2列目・セカンドシート

スバル XV参考:www.subaru.jp

スバル XVは現行モデルで3代目となるクロスオーバーSUVで、ステーションワゴンのボディにSUVらしい車高の高いプラットフォームが組み合わされています。

今回はこのXVの後部座席を詳しく見ていきますが、まずは大まかな車のサイズを見ていきます。

スペックXV
乗車定員5名
全長4,465mm
全幅1,800mm
全高1,550mm
1,595mm (ルーフレール装着車)
1,575mm (Advance:ルーフレール装着車)
室内長2,085mm
室内幅1,520mm
室内高1,200mm
ラゲッジルーム高さ777mm
1,090mm
奥行き820mm
運転席寸法高さ約1,000mm
約500mm
奥行き約800mm
助手席寸法高さ約1,000mm
約500mm
奥行き約800mm
後席寸法高さ約1,000mm
約1,300mm
奥行き約1,000mm

XVは車のサイズが全体的にコンパクトにまとまったSUVで、全長は中型車の標準的なサイズで全幅が多少ワイドニスVらしくなっています。

全高はクロスオーバーSUVにしては低いフォルムを有しており、かなりステーションワゴンに寄った車になっています。

そのため車内スペースも広めに確保された利便性の高い車で、室内長や室内幅が広くなっていてその後ろにあるラゲッジスペースも広く、ステーションワゴンのような利便性の高さを発揮します。

ではこのXVの後部座席を詳しく見ていきましょう。

XVの広さ・居住性

XV シート参考:www.subaru.jp

XVの後部座席は3人掛けのベンチシートとなっており、標準的な乗用車の後部座席となっています。

ポイント

XVは中型車で5人乗りの車となっていますが、後部座席はそのうち3席が備わっており3席が横に繋がったベンチシートというタイプです。

XVは後部ドアもある5ドアハッチバックタイプの車なので後部座席への乗り込みは左右ドアから行え、ドアの開口部も広くベンチシート式なので左右への移乗も楽なので乗降性は良好です。

また後部座席の左右幅は一般的な乗用車のサイズで2名乗車ならば広々としていますが、3名乗車になると多少窮屈ながらXVは室内幅が広いのでうまくずらして座れば座れないほどのスペースではありません。

またXVの後部座席は前後のスペースが広く確保されており、後部座席に座ったときの前席シートとのあいだのニースペースが拳2個分ぐらいは確保できるので、ひろびろとしていてかなり楽々座れます。

MEMO

これだけのスペースがあれば足を完全に伸ばせないまでも足の組み換えや体を動かすなどには十分余裕があり、近距離だけでなく長距離で長い時間座っていても疲れにくいシートに仕上がっています。

XVは車内の室内後は大型SUVほど広くはないものの、後部座席に座ったときの頭上空間は拳1個分ぐらいはあるので、ステーションワゴン式のレイアウトでは十分な広さがあります。

全体的にXVの後部座席は運転席や助手席よりもゆとりのある広いスペースが確保されており、後部座席はしっかりくつろげるシートになっています。

XVの後部座席のチャイルドシート対応

XVの後部座席ではチャイルドシートをしっかり搭載することができ、これによって子育て世代のファミリーカーとして便利に利用できます。

チャイルドシートは子供専用の小型のシートのことで子育て世代には必須の製品であり、主に車の後部座席に積み込んで利用します。

車の通常のシートは子供の体には大きすぎて安定した保護が出来ないため、ある程度の年齢まではチャイルドシートの利用が義務付けられています。

チャイルドシートには乳幼児用や幼児用、学童用などさまざまなサイズの製品がありますが、どのチャイルドシートでも助手席に積み込むよりも後部座席に積み込むほうが事故の際に安全性が高いです。

またチャイルドシートの固定にはシートベルトをそのまま使う方式が一般的ですが、近年は「ISOFIX」式のチャイルドシート固定規格が普及しており、これに対応した車であればより確実な固定が出来ます。

XVの後部座席にもこのISOFIX式の固定金具が設定してあり、ISOFIX式のチャイルドシートであれば後部座席の左右席に1つずつ搭載できます。

またチャイルドシートの上側を支える「トップテザーアンカー」も後部座席の背面に設けられており、ISOFIXと併用することでより確実な固定ができます。

XVの後部座席は全体的なスペースが広くて乗降性も良いので、子供を連れてチャイルドシートに乗せる際にも楽であり、子育て世代のファミリーカーとして持ってこいです。

なおチャイルドシートが搭載できるかどうかはチャイルドシート自体のサイズと後部座席のスペースで決まるのですが、XVの後部座席の広さであれば多くのチャイルドシートを積み込むのに不安がないのも便利です。

スバルにはメーカー純正のチャイルドシートというものもあるので、こちらを購入しても搭載性を確認されたチャイルドシートが手に入ります。

XVの座り心地

XVの後部座席の座り心地については左右座席の座り心地がそこそこ良好ですが、全体的にはコンパクトカーに近い座り心地となっています。

XVの後部座席では特に左右席に特徴があり、後部座席の背もたれや座面がホールド性が多少あるデザインとなっています。

その分センター席が少し盛り上がるような形状にはなっていますが、凹凸の差は小さいので3席どこに座っても座り心地には大差がないです。

XVの後部座席は座面や背もたれのクッション性は少し固めなので普段使いではそこまで気になりませんが、長時間乗車となると多少疲れやすい面はあるでしょう。

それでも後部座席周りのスペースが広いので窮屈さがないのはメリットであり、XVクラスの車の後部座席として見れば快適性のある後部座席にはなっています。

MEMO

またXVの後部座席では3席全てにヘッドレストが装備されており、安全性の面ではしっかりした装備になっています。

ヘッドレストは普段の走行中には乗員が頭を預けるクッションの部分ですが、万が一の事故の際にはヘッドレストで頭を支えて首のむち打ちを防ぐ安全装備になっています。

ヘッドレストは後部座席の左右席だけでなくセンター席にも十分なサイズのものが装備されており、上下への調整機能も備わっているので保護性能が高く、しっかり事前に調整することで安全性を最大限発揮できます。

XVの後部座席の装備

XVでは後部座席の装備は比較的シンプルなものが揃っており、使い勝手は悪くありません。

ポイント

まずXVの後部座席のシートベルトについて見ていきますが、シートベルトは3席すべてに3点式シートベルトが装備されており、事故の際の安全性が高いとともに走行中にも体を支えてくれるので疲れを低減する効果もあります。

後部座席の左右席のシートベルトについては座席のすぐ脇の車体部分から引き出す形になっており、こちらは運転席や助手席と同じような使い勝手なので装着性は良いです。

一方で後部座席のセンター席は多少変則的なシートベルトになっており、シートベルトは後部座席の右後方のラゲッジスペース脇から引き出す形です。

引き出したシートベルトをセンター席の背もたれの上の肩部分にあるフックに一度通し、それを座面の左右にあるバックルに装着することで3点式となる構造です。

ラゲッジスペースの広さや構造面で変則的なシートベルトではあるものの保護性能は問題ありませんが、装着にはある程度構造の把握が必要なので、初めて後部座席に乗る人にはドライバーがある程度補助してあげないといけないでしょう。

その他の後部座席周りの装備についてはある程度収納が揃っており、左右の後部ドアには大型のドアポケットが設けられ、ドリンクホルダーも併設されているので使い勝手は良いです。

MEMO

一方で前席シートのシートバックポケットについては助手席側にしか設けられておらず、以前の車が左右にシートバックポケットがあったのに比べると多少容量は減って最低限の装備となっています。

XVには後部座席用のリアエアコン用のダクトや後部座席用の充電ポートなども設けられておらず、全体的にはベーシックな装備のみとなっています。

なおXVでは前席のセンターコンソール内にはUSB式の充電ポートがあるので、後部座席からでも手を伸ばせばなんとか利用できます。

また後部座席の装備として便利なものにはリアセンターアームレストがあり、これは後部座席のセンター席の背もたれ部分から引き出す形で利用することができます。

このリアセンターアームレストにはドリンクホルダーも2箇所設けられていて手元でドリンクを置いておけるのでとても便利であり、左右席に座ったときには積極的に利用すると良いでしょう。

XVのリクライニング・シートアレンジ

XVの後部座席ではリクライニング機能などはないのですが、シートアレンジは装備されておりラゲッジスペースの使い勝手は良好です。

XVの後部座席は座席全体の前後スライド機能や背もたれの前後リクライニング機能は装備されておらず、後部座席自体は固定式の座席となっています。

XVの後部座席は全体的なスペースも広いのであまりスライド機能やリクライニング機能が必要ではありませんが、近年の車では装備されたクロスオーバーSUVも出てきているので基礎設計の古さが多少見える部分ではあります。

なお前席シートにはスライド機能もリクライニング機能もあるので、こちらである程度調整すれば後部座席は広く出来ます。

一方でXVの後部座席のシートアレンジとして後部座席の背もたれを前に倒すことができ、これによって後部座席の後ろにあるラゲッジスペースを後部座席部分まで拡大できます。

XVのラゲッジスペースは全体的に使い勝手の良いサイズではありますが長い荷物を積み込むには不十分な部分もあり、シートアレンジを活用することでより長い荷物を積込むことが出来るようになります。

またXVのシートアレンジは6:4分割式で左右どちらかを選択肢式で倒すことも出来るので、これを活用して片方は座席として残し片方に長い荷物を積込むなどのフレキシブルな使い方が可能です。

XVの後部座席の評価・口コミ

XVの後部座席についての評判はtwitterにもいろいろな投稿があり、その中からいくつかご紹介していきます。

こちらの方はどうやら初めてXVの後部座席に乗られたようなのですが、その広さにびっくりされていますね。

XVは車のサイズとしては実際に見てみると意外と大きくないイメージになるのですが、それに対して後部座席の広さはゆとりがあるので初めて見ると意外な広さを発見するでしょう。

こちらの方はXVの性能の良さに魅力を感じていらっしゃいますが、後部座席についても乗り心地が以前の車より良いとおっしゃっていますね。

特に体が振られないというのは後部座席の凹凸がある程度の効果を発揮しているのだと思いますが、昔のXVから進化した点となっていますね。

総評

スバル XVは扱いやすいサイズのクロスオーバーSUVであり、スポーティなデザインとちょうどよい性能で人気の車種です。

スバルにいくつかあるクロスオーバーSUVの中ではコンパクトなモデルになるのですが車内スペースは広く、後部座席は特に快適な広さとなっています。

また現行のXVはモデル末期ということもあって手に入れやすい状態となっており、次期XVもそろそろ登場が予定されています。