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ノートのサイズ/広さ/大きさは狭い?寸法(車高/長さ/車幅/最低地上高/重さ)まとめ!

日産ノートはハッチバックタイプのコンパクトカーで、同社のトップセールス車でもあります。

今回はそんな日産ノートのサイズや寸法についてご説明します。

ノートのサイズ・寸法と広さ・大きさ

日産 ノート参考:www3.nissan.co.jp

日産ノートは2005年から日産のラインナップに登場したコンパクトカーで、同社ではマーチについで小型のコンパクトカーとしてエントリーモデルに位置づけられています。

ノートはハッチバックタイプのコンパクトカーとして登場し、スポーティなデザインと燃費の良好なエンジンなどで日本や欧州で人気の車種です。

2000年台の日産の経営復活とともに生み出された車種であり、エントリーモデルとしてとても重要な位置づけをされています。

初代ノートは2005年から2012年の長期間生産されておりその人気がわかりますが、その後フルモデルチェンジした現行ノートも同じぐらいの期間販売される長寿モデルとなっています。

またノートは当初はガソリンエンジンモデルのみでしたが、途中からハイブリッドモデルである「e-power」が登場したことでより人気が高まり、現在では国内の販売台数のトップ3を争うモデルになっています。

e-powerは電動モーターでの走行をメインとした電気自動車のような特徴を持っており、燃費の良好さとともにその独特な走行感覚が人気です。

今回はノートおよびノートe-powerのサイズについてご説明していきますが、この2車種はほとんどの部分で共通の構造をしており、基本的な違いはパワートレインのみとなっています。

ノートの外観

ノート 外観参考:www3.nissan.co.jp

まずはノートの外観寸法やサイズ感などについてご説明していきましょう。

スペック日産 ノート/e-power
全長4,100mm
全幅1,695mm
全高1,520mm〜1,535mm
ホイールベース2,600mm
トレッド(前/後)1,480/1,485mm
最低地上高ノートe-power:130mm ノートガソリン:150mm〜155mm
車両重量ノートガソリン:1,030kg〜1,110kg e-power:1,190kg〜1,310kg
タイヤサイズフロントタイヤ185/70R14
リアタイヤ185/70R14
ウインドウサイズフロントウインドウ約320mm✕1,200mm
サイドウインドウ約320mm✕2,100mm
リアウインドウ約320mm✕1,200mm
ミラー幅約1,800mm
エンブレム・ロゴサイズ約100mm✕100mm

ノートの寸法

最初にノートの外観寸法についてご説明していきますが、国産車の普通車の外観寸法については5ナンバーサイズと3ナンバーサイズという2つの大きなくくりがあります。

5ナンバーと3ナンバーというのはナンバープレートの区分のことを指し、以下の基準によって決められています。

普通車の最も小型なサイズを持つのが5ナンバーサイズですが、基準のどれか一つでもオーバーするとその時点で3ナンバーとなります。

この区分は以前は税金額の違いなどがありましたが現在ではそういった差はなく、あくまで区分の違いだけとなっています。

スペック5ナンバー3ナンバー
エンジン排気量2,000cc以下2,001cc以上
全長4,700mm以下4,701mm以上
全幅1,700mm以下1,701mm以上
全高2,000mm以下2,001mm以上

ノートはこのうちサイズは5ナンバーサイズにしっかり収まる外観寸法をしており、コンパクトカーとしても小型の部類に入ります。

ですが全幅に関しては1,695mmと5ナンバーサイズギリギリの寸法に狙って設計されていて、5ナンバーと車内の広さを両立するようになっています。

5ナンバーサイズという区分は車のセールス上でも重要な指標で、5ナンバーサイズと聞くとコンパクトで扱いやすい車というイメージが国内では根強いです。

3ナンバーサイズとなると中大型の車という印象が出てきてしまうので、ノートのようなコンパクトカーではなおさら5ナンバーサイズを守れるような寸法となっているのです。

ノートは駐車場に収まるか?

ノートの車のサイズについてはナンバーの区分も重要ですが、もう一つ駐車場に収まるかどうかという点も注目される点です。

駐車場は大きく分けて2つに分かれており、天井がないもしくは制限のない平置きの駐車場と、ビルのような佇まいの立体駐車場があります。

このうち平置きの駐車場は自宅の駐車場や街中、ショッピングセンターなどでよく見られるもので、そのサイズは施設によってさまざまです。

ポイント

しかし一般的には幅が2.5m・奥行き5.0mのサイズになっていることが多く、このサイズであればノートの寸法なら余裕を持って駐車することができるでしょう。

もう一つの立体駐車場に関しては幅や奥行き以上に高さ制限が厳しくなっており、昔からある立体駐車場では「高さ制限1.57m」という施設が多いです。

ですがノートの全高であればこの高さ制限はしっかりクリアしており、ほぼどこの立体駐車場でも問題なく駐車できるでしょう。

更に近年は車高の高いミニバンなどの対応のために高さ制限が2.0m以上の立体駐車場も増えてきており、より余裕で駐車することができます。

その他の外観のサイズ感

ノートのその他のスペックで気になる点はノートのガソリン車とe-powerの違いでしょう。ノートは現行車のフルモデルチェンジの際には過給器付きの小型ガソリンエンジンを搭載して登場し、その数年後にハイブリッドモデルであるe-powerが登場しました。

ですが車の外観寸法やデザインはほとんどそのままで内部構造変更のみとなっており、基本的なサイズには違いはありません。

ですがe-powerは床下にハイブリッドモデル専用の大型バッテリーを搭載するなどの関係で最低地上高が低くなっており、ガソリンエンジンモデルより20mm近く低いものとなっています。

さらに車の重量もノートe-powerのほうが重たくなっており、これはハイブリッドモデルで搭載される電動モーターやインバーター、大型駆動用バッテリーなどの重量物が追加されているためです。

このためノートe-powerはガソリンエンジンモデルより200kg前後重たくなっているのですが、燃費に関してはハイブリッドモデルのほうがかなり良好で、走行性能も高くなっています。

その分ノートe-powerは価格が高くなって入るのですが、セールス上はノートe-powerが圧倒的な人気を誇っています。

ノートの内装

ノート 内装参考:www3.nissan.co.jp

では次にノートの内装スペックについてご説明しましょう。

スペック日産 ノート/e-power
室内長2,065mm
室内幅1,390mm
室内高1,255mm
ラゲッジルーム高さ700mm
950mm
奥行き620mm
運転席寸法高さ約1,100mm
495mm
奥行き約1,000mm
助手席寸法高さ約1,100mm
495mm
奥行き約1,000mm
後席寸法高さ約1,000mm
1,215mm
奥行き約1,000mm

ノートの車内の広さ

ノートの車内の広さについては前述の表のとおりとなっていますが、コンパクトカーとしてのサイズ感は一般的なものとなっています。

ポイント

ノートはコンパクトカーで車内の広さより車の外観サイズのコンパクトさが重要な車となっており、車内は決して広いというわけではありません。ですが窮屈ではなく使いやすいサイズ感と言えます。

ノートは5人乗りなのでフロントに2人、リアに3人乗車となっており、コンパクトカーとしての使い勝手は悪くはありません。

それでも室内長は2.0m以上は確保されていますし、室内幅も車幅が5ナンバーサイズに制限されているうちでギリギリ確保されています。

なお車内の寸法に関してはノートのガソリンエンジン車とe-powerでは差はありません。

ノートのラゲッジルームの広さ

ノートの車内の広さでもう一つ気になる点はラゲッジルームで、どのぐらい荷物が載せられるかもコンパクトカーでは重要です。

ノートのラゲッジルームはコンパクトカーというサイズに制限のある車なので圧倒的に広いわけではありません。

ですがハッチバックカーなのでそれなりに広々としたラゲッジ空間が確保されており、高さはコンパクトカーとしては十分でしょう。荷室幅はコンパクトカーとしては少し狭めですが、必要十分でしょう。

ただ奥行きに関しては前後のサイズが厳しいコンパクトカーなので620mm程度しかなく、大きな荷物は載せられないでしょう。

ですがノートのリアシートは左右分割式で倒すことができるので、シートアレンジを駆使することでラゲッジルームを広くすることもでき使い勝手は悪くありません。

なおラゲッジルームの広さについてもガソリンエンジン車とe-powerでは違いはありませんが、ガソリンエンジン車は床下に小さいアンダーラゲッジがあるのですが、e-powerではそこに補機用バッテリーなどが入っているのでアンダーラゲッジの分荷室は減っています。

その他の内装のサイズ感

ノートのほかのサイズ感としてはシートのサイズ感があります。

ノートのコンパクトカーとしてのサイズは一般的ですが、フロントシートは運転席はともかく助手席はそれなりに広く取られています。シートのサイズなども一般的といってもよいでしょう。

ただリアシートに関してはe-powerはシート下に駆動用のバッテリーを搭載していることもあって多少高さが犠牲になってる面もあり、リアシートから天井までの高さは少し低くなっています。

しかし窮屈になるほどの狭さではなく許容範囲内で、使い勝手が悪くはありません。

ノートの運転

ノート 運転参考:www3.nissan.co.jp

では次にノートの運転性に関係するスペックについてご紹介します。

スペックノート/e-power
最小回転半径4.7m〜5.2m
ハンドルサイズ370mm

ノートの旋回性

ノートの運転性に関係するスペックについて、まずは旋回性を見ていきましょう。

旋回性に関係するスペックは最小回転半径が関係しているのですが、この最小回転半径は車のハンドルを最大限左右どちらかにきったあとに低速で走った場合、360°回転するのに必要な半径を表します。

このスペックが小さいほど車の小回りが効くことになり、軽自動車ではこのスペックが4.5m前後となっています。

ポイント

ノートはガソリン車とe-powerで最小回転半径のスペックが違っており、ガソリン車の仕様は基本的に4.7mが最小回転半径となっています。

この仕様であればコンパクトカーとしては十分小回りが効くと言えますが、ガソリン車でも1仕様だけは5.2mとちょっと大きめとなっています。

さらにe-powerに関してはすべて5.2mの最小回転半径となっており、このあたりはパワートレインなどの仕様の違いから来ています。

ただ5.2mでもまだコンパクトカーとしては小回りがきく方であり、決して運転しづらいということはないでしょう。

ノートの走行感覚

ノートの運転感覚は小回りのほかにも車のサイズによる走行感覚もあります。ノートは流石にコンパクトカーということで車のサイズが小さくて運転しやすい走行感覚を持っています。

運転席から車の前側までのフロントオーバーハングは小さくなっており、ドライバーが車の前側を把握するのが容易になっています。

また車幅も5ナンバーサイズに収まっていることもあり、日本の狭い道でも運転しやすく扱いやすい車です。

ノートはリアの運転感覚も把握しやすく、全長のコンパクトさとハッチバックという車のボディタイプから運転感覚は良好です。最小回転半径も小さいのでバックの際などにも扱いやすいと言えるでしょう。

ノートの車内の運転感覚

ノートの車内からの運転感覚も非常に良好で、特にウインドウサイズがそれなりに広々としているので運転しやすいといえます。

コンパクトカーはその車のデザインからフロントウインドウは寝ている感じになり、ノートもこれによって運転席からの前方視界は広々としています。

サイドウインドウもコンパクトカーとして一般的な広さが確保されていて視界はよく、安全確保も十分可能でしょう。

またリアウインドウは同クラスのコンパクトハッチバックカーでは小さくて視界が悪い車もありますが、ノートはリアウインドウの広さも十分に確保されているので後方視界も良好です。

全体的にノートの運転感覚はバランスがよく、車が苦手な人でも十分運転しやすい車といえるでしょう。

ノートのサイズの評判

ノートのサイズ感についてはtwitterにもさまざまな情報があがっており、その中からいくつかご紹介しましょう。

こちらの方はノートをレンタカーで借りて乗られたそうですが、そのサイズ感のちょうど良さに感激されています。走行性能も満足行くものだったようで、ノートのバランスの良さが評価されています。

こちらの方もレンタカーでノートに乗られたそうですが、ヴィッツと皮革してノートの車内の広さが高く評価されています。

コンパクトカーとして使い勝手の良さもあり、長年に渡ってラインナップされる車となっています。

ノートを他の車と比較

では最後にノートを他のライバル車と比較してみましょう。

スペック日産 ノート/e-powerホンダ フィットトヨタ ヴィッツスズキ スイフト
価格1,937,100円〜3,087,700円1,455,300円〜2,411,200円1,203,400円〜2,361,700円1,368,400円〜1,985,500円
全長4,100mmHYBRID・S Honda SENSING:4,045mm その他仕様:3,990mm3,945mm3,840mm
全幅1,695mm1,695mm1,695mm1,695mm
全高1,520mm〜1,535mmFF:1,525mm 4WD:1,550mmFF:1,500mm 4WD:1,530mmFF:1,525mm 4WD:1,500mm
ホイールベース2,600mm2,530mm2,510mm2,450mm
トレッド(前/後)1,480/1,485mm1,480/1,470mm 1,475/1,465mm 1,490/1,480mm1,460/1,445mm 1,475/1,460mm 1,485/1,470mm1,480/1,485mm 1,475/1,485mm 1,490/1,495mm 1,485/1,495mm
最低地上高ノートe-power:130mm ノートガソリン:150mm〜155mmFF:135mm 4WD:150mm135mm〜145mm120mm〜145mm
車両重量1,190kg〜1,310kg1,010kg〜1,230kg970kg〜1,110kg840kg〜970kg
タイヤサイズフロントタイヤ185/70R14HYBRID・S Honda SENSING:185/55R16 83V 1.3L i-VTEC FF:175/70R14 84S RS Honda SENSING:185/55R16 83V その他仕様:185/60R15 84H165/70R14 175/70R14 185/60R15185/55R16 83V 175/65R15 84H
リアタイヤ185/70R14HYBRID・S Honda SENSING:185/55R16 83V 1.3L i-VTEC FF:175/70R14 84S RS Honda SENSING:185/55R16 83V その他仕様:185/60R15 84H165/70R14 175/70R14 185/60R15185/55R16 83V 175/65R15 84H
室内長2,065mm1,935mm1,920mm1,910mm
室内幅1,390mm1,450mm1,390mm1,425mm
室内高1,255mm1,280mm1,240mm1,225mm
ラゲッジルーム高さ700mm860mm865mm860mm
950mm1,135mm1,000mm1,000mm
奥行き620mm680mm620mm640mm
最小回転半径4.7m〜5.2m4.7m〜5.2m4.5m〜5.6m4.8m

ノートとホンダ フィットのサイズ感の比較

ホンダ フィットはホンダのエントリーモデルのコンパクトカーで、こちらの車種もガソリンエンジン車とハイブリッドモデルがあります。

ポイント

フィットも外観のサイズ感はノートとよく似たスペックとなっており、5ナンバーサイズに収まるコンパクトボディです。

ただ全長に関してはわずかながらフィットのほうが小さくなっており、最低地上高なども低めとなっています。その影響は室内にもあり、室内長に関してはノートのほうが多少広めです。

ですが室内幅や室内高に関してはフィットのほうが広めとなっており、特に室内高はホンダが得意とする低床化レイアウトの効果があってコンパクトカーながらクラストップレベルの室内の広さを実現しています。

ラゲッジルームの寸法もフィットのほうが全体的に広々としており、室内のレイアウトに関してはフィットのほうが上まわります。

なお燃費に関してはノートe-powerとフィットハイブリッドではノートe-powerのほうが上回っており、性能面でメリットがあります。

ノートとトヨタ ヴィッツのサイズ感の比較

トヨタ ヴィッツもノートと同クラスのコンパクトカーで、こちらの車種にもガソリン車とハイブリッド車があります。

ヴィッツの外観サイズも5ナンバーサイズとなっていますが、ノートに対して全長が少し短くなっています。

全幅は5ナンバーサイズギリギリのサイズとなっていますが、全高はノートのほうが高めとなっています。ですが4WDは車高が少し高めで、ノートと同水準となっています。

また車内の広さについてはほとんどノートと差はありませんが、室内長と室内高はノートのほうがわずかながら広くなっています。

ラゲッジルームに関しては奥行きは変わりませんが高さと幅に関してはヴィッツのほうが少し広く、このあたりが特徴の差といえるでしょう。

ノートとスズキ スイフトのサイズ感の比較

スズキ スイフトはノートと同クラスのコンパクトカーですが、特徴は少し違っておりスポーティなデザインのボディが特徴です。

ボディサイズに関しては全幅は同じく5ナンバーサイズの1,695mmに収まっていますが、全長はスイフトは結構小さめになっておりノートより見た目の面でもコンパクトになっています。車高はほとんど変わりませんが全長の違いとデザインでかなり印象は違うでしょう。

また車内の広さに関しても室内長はスイフトのほうが少し狭めですが、室内幅は案外スイフトは広めとなっており全体的な車内の感覚は変わらないでしょう。

ですが室内高はノートのほうが高く、窮屈さはノートのほうが快適です。なおラゲッジルームに関しては容量的にはほぼかわりません。

燃費などはノートのほうが全体的に上回っていますが、デザイン的な差はあるのでそちらの好みで選ぶ場合が多いでしょう。

総評

ノートは日産の車の中で最も販売台数を出している人気車種で、ガソリンエンジン車のコストパフォーマンスの高さやハイブリッドモデルの燃費の良さ、運転性の高さなど様々な面でコンパクトカーに求められる性能を満たしている車です。

コンパクトカーなのでサイズに制限がどうしてもあって広々としているわけではありませんが、同クラスのコンパクトカーと比較して狭すぎるということもありません。

価格面と燃費面でe-powerは良好な性能をバランスさせているのでおすすめの1台といえます。