ダイハツの第3のエコカーとして登場したミライース。
ボディの軽量化や空気抵抗の低減で走行の無駄を減らし、ミラーサイクルなどといった最新の技術を惜しみ無く取り込み、最大限に効率の良い走りを目指した車です。
その結果、ハイブリッド技術を使わずとも35.2km/Lの燃費性能を達成した車となりました。
車体デザインはボンネットを長く見せたり、切れ長のヘッドライトデザインを採用するなどスタイリッシュな一面を強調し、先代と一味違うかっこいいデザインです。
そんな惜しみない技術で作られたミライースはボディカラーにはどのようなものがあり、人気なのでしょうか。
ここではミライースのボディカラーのバリエーションから人気ランキング、そしておすすめカラーまでご紹介していきます。
ミライースの色/カラーの種類/バリエーション一覧
ミライースは誰もが気軽に乗れる低価格・低燃費・安全性の3重視が売りです。ただそればかりでつまらないボディカラーでは、なかなか選ばれないでしょう。
ではまずミライースのカラーラインナップを色番号からオプションの有無、そして価格まですべてを見ていきます。
ボディカラー | 色番号 | オプションカラー | 価格(税別) |
スカイブルーメタリック | B83 | ||
レモンスカッシュクリスタルメタリック | Y13 | ||
マゼンタベリーマイカメタリック | R72 | ||
ホワイト | W09 | ||
ブラックマイカメタリック | X07 | ||
ブライトシルバーメタリック | S28 | ||
スプラッシュブルーメタリック | B80 | ||
パールホワイト | W24 | ○ | 20,000 |
プラムブラウンクリスタルマイカ | R59 | ○ | 20,000 |
ミライースにはオプションカラーを含め9種類のカラーがあります。
嫌味のない外観が売りなだけに定番のボディカラーはもちろんのこと、強めのレッドやブルー、パステルカラーなどさまざまな世代に訴求できるカラーラインナップです。
ミライースの色/カラーの人気ランキング
たくさんのカラーパターンを用意しているミライースですが、なかでも人気が高いのはどのカラーなのでしょうか。
ここではランキング形式で紹介し、それぞれのカラーの口コミや特徴、そして評価を解説していきます。
ここでいう「傷・汚れ」は傷・汚れの目立ちやすさのことで、目立ちにくければ星は高くなります。
「色褪せ・退色」は色褪せ・退色のしやすさのことで、色褪せ・退色しにくければ星は高くなります。
「リセールバリュー」はリセールバリューの高さのことで、リセールバリューが高い、つまり高く売れるものは星が高くなります。
「かっこいい」「おしゃれ」「かわいい」はデザインに対する評価で、かっこいいほど、おしゃれであるほど、かわいいほど、星が高くなります。
「口コミ・評判」は口コミ・評判の良さのことで、口コミ・評判が良ければ星が高くなります。
1位 スカイブルーメタリック
ミライースの人気カラー第1位はスカイブルーメタリックでした。先代から続くスカイブルーですが、ソリッド塗装からメタリック塗装へと変化が加えられています。
淡いブルーですから退色には注意が必要です。ただメタリックカラーですから傷やよごれはほとんど気にならないでしょう。
メンテナンスが容易なのは良いですが、長年のっているとバンパーなどの色味のズレが出てくる場合がありますから注意が必要です。
質実剛健なミライースの無駄のないスタイルを、おしゃれにかっこよく見せてくれます。
無難な色にすると商用車感が増してしまう車ですから、淡くでも色が入っているカラーだと安心して乗れますね。
人気の高いカラーですからリセールバリューはある程度安定しています。自分好みの車を長く乗りたいという人にも乗り換え前提の人にも悪くないでしょう。
新型ミライースのイメージカラーのスカイブルーメタリックいいね pic.twitter.com/hbcdHvD16x
— shinryaku channel (@shinryakuchanne) May 11, 2017
スカイブルーメタリックは環境性能の高さを感じさせる優しい印象のカラーです。ミライースのイメージカラーとしてぴったりですね。
自分の車はスカイブルーのミライースなんだけど、ホントに、ホントに毎日一台はすれ違う。多すぎ(笑)
— やっさん (@iv_k5) April 16, 2018
ただほぼ毎日のようにすれ違うことの多いほど走っているようです。意識してみてみると走ってる台数にびっくりするかもしれませんね。
2位 スプラッシュブルーメタリック
人気カラー第2位にはスプラッシュブルーメタリックが入りました。鮮やかなメタリックブルーはスポーティな印象です。
スカイブルーメタリックよりも濃い色なので退色は問題なく、さらに傷や汚れもほとんど目立ちません。
メンテナンスは洗車機で十分ですし駐車環境も選びませんから、シルバーのように無難に使える非常に便利なボディカラーです。
実は空気抵抗を抑えるために全高の低いスタイルやスポイラーがついており、スポーティさが感じられるミライース。
爽やかなスプラッシュブルーメタリックはそれにうまくハマっていて、スポーティなカッコよさを演出します。眼力の強さも相まって迫力のあるかっこいい印象になるでしょう。
もちろん人気は高いですからリセールバリューは安定しています。扱いやすさやカッコよさなど、バランスの良いボディカラーです。
ミライースのスプラッシュブルーメタリックすき pic.twitter.com/e2GPhzARKX
— 🥶れいにこ (@reinico21) October 22, 2017
スプラッシュブルーメタリックのミライースは評判が良いです。ミライースのスポーティな一面を引き出してくれますから、スタイルが際立ちます。
ミライース見てきたぜ
しかもX SAⅢで僕の好きなスプラッシュブルーメタリックだ!俺得だよ😍
実物見たけど、いい感じ!価格にしては外観の質感がいい(о´∀`о) pic.twitter.com/zI0rPIOB1Q— タクラウン⊿ (@crown1204ngz) May 24, 2017
また鮮やかさと輝きのあるカラーですから、外観の質感がよく感じられます。これぐらいキャラクターが濃いほうが好まれるのかもしれませんね。
3位 パールホワイト
人気カラー第3位はパールホワイトでした。こちらはパール層が上塗りされており、ホワイトと違った高級感があるカラーです。
ホワイトですから雨染みなど色濃い汚れが目立ちますが、傷や退色はほとんど気にならない利点もあります。
ですから汚れた場合は洗車機でも良いので、まめにメンテナンスを行うことで綺麗さを保つことが可能です。
軽自動車らしいスタイルのミライース。メッキ装飾やこだわりのウィンドウグラフィックと言ったものがなく、デザイン性はそれほど高くないためか、せっかくのパールホワイトも商用車にしか見えません。
無難に選ぶには良いかもしれませんが、カラーによる魅力というものは感じられないでしょう。
ホワイトですからリセールバリューは高値で安定しています。オプションで価格が高めではありますが、乗り換えを前提の人は安心できるカラーです。
近所で先代型ミラに乗っていた方が、ホワイトパールの新型ミライースに乗り換えた。
新型ミライースは、平成30年1月登録だった。 pic.twitter.com/9VHJmczmmA— レパード アルティマターボ (@LEOPARD_ultimat) January 25, 2018
ミラからミライースの乗り換えも、パールホワイトであれば違和感なく乗り換えられます。下手すると車を変えたことに気づいてもらえないかもしれませんね。
#ミライース L SA Ⅲ パールホワイトⅢ ご成約誠にありがとうございました!#未使用車#軽自動車#千葉県#ご成約 pic.twitter.com/GV79p4MWts
— HA♛SUNAIKU 車&不動産 (@319hakuchan) August 25, 2018
ただツイッター上では中古車ディーラーでのミライースのパールホワイトの成約率が非常に高いです。無難に乗れる車として非常に人気が高いのでしょう。
4位 マゼンタベリーマイカメタリック
第4位はマゼンタベリーマイカメタリックです。鮮やかなカラーとメタリックな輝きで魅力的なボディカラーです。
深みにある色ですから傷や黄砂などの汚れが目立ちますし、赤系なので退色にも注意が必要です。
カーポートなどで直射日光を避け、コーティングやまめなメンテナンスでボディカラーの劣化から守りましょう。
フロントマスクなどにプレスラインの多いデザインですから、メタリックの輝きでボディラインがきれいに見えます。
深みのあるレッドはスポーティさやクールというより、落ち着いたおしゃれが決まるようなカラーです。意外に老若男女問わず似合うカラーであると言えるでしょう。
ただレッド系は減点対象になるカラーですのでリセールバリューは高くなりません。しかし人気のある色ですのでそれほど査定がガクッと下がるという問題はないでしょう。
車屋さんの方のツイートも久しぶりにします…#ミライース L SAⅢ マゼンタベリーマイカメタリック ご成約誠にありがとうございました!#未使用車#軽自動車#千葉県#ご成約 pic.twitter.com/OnbyLRzUw8
— HA♛SUNAIKU 車&不動産 (@319hakuchan) December 16, 2018
ミライースは非常に人気があるので中古車ディーラーのご成約ツイートが多いです。マゼンタも揺るぎない人気がありますね。
5位 プラムブラウンクリスタルマイカ
5位にはプラムブラウンクリスタルマイカが入っています。ひと世代前に流行ったブラウン系のカラーです。
ダーク系のカラーですから傷や汚れは目立ちます。そのかわり退色はそれほど目立たないでしょう。いかに小キズを増やさずにきれいな状態を保つかが鍵になってきます。
赤っぽいブラウンは一見可愛らしい印象のカラーです。ただミライースのスタイルやデザインにそれほど凝った部分がないですから、かわいらしい印象がないため変な落ち着きだけが目立ちます。どちらかというとおしゃれな高齢者向けかもしれません。
人気もそれほど高いとはいえませんからリセールは期待しないほうが良いでしょう。派手なカラーは嫌で、定番のカラーでも納得できない人にはよい選択です。
6位 ブラックマイカメタリック
6位にはブラックマイカメタリックがはいりました。メタリックの輝きが重厚さを適度に打ち消し、マイカとの兼ね合いでカジュアルな印象のブラックです。
もちろんブラックですから線傷や傷や黄砂などによる汚れが目立つのは避けられません。ただ退色にはほとんど影響はないでしょう。保管場所には悩みませんが、輝きを維持するには車の手入れは非常に気を使います。
プレスラインがかくかくしたデザインのミライース。ブラックマイカメタリックの複雑な輝きがそのラインをかっこよく見せます。
スタイルは平凡なので重厚さというのはあまり感じませんが、そのデザイン性のおかげでカッコよさが感じられます。
扱いにくいカラーですがリセールバリューは抜群です。オプションカラーではないので価格のアップなく、次々乗り換えを考えている人にとってはとても良いカラーでしょう。
7位 ブライトシルバーメタリック
7位にはブライトシルバーメタリックがランクインです。傷や汚れが目立たない色の代表で、一定の人気があります。
シルバーですから傷や汚れそして退色などに非常に強いです。青空駐車の吹きさらしの状態でも洗車が面倒であまりしてなくても一定の輝きを放ちます。車には手間を掛けられないという人にぴったりです。
シルバーといえばスポーティでかっこいい印象がありますが、ミライースのような実用車の場合はどちらかというと無難で、かっこよさやオシャレ感は期待してはいけません。思っている以上に仕事の車というような雰囲気が出てしまいます。
ただシルバーといえば車の基準カラーとなりますので査定による減点はありません。洗車が面倒だけどきれいに見えてリセールバリューにも影響がないほうが良いという方には便利の良いカラーです。
ミライースの不人気の色/カラー
人気のあるカラーは定番のカラーはもちろんのこと、現在の流行りなどもありとても魅力的です。
では逆にあまり選ばれていない不人気なカラーはどれなのでしょうか。こちらもカラーの評判や特徴なども交えて解説していきます。
ホワイト
不人気カラーのひとつめはホワイトです。ソリッドホワイトはスッキリして見えますから、精悍な印象を与えます。
ホワイトですから雨染み汚れは目立ちますし、塗装が弱ってくると洗車をすると色が溶け出してきます。
どんどん塗装が劣化していくような感じはありますので、大事に乗りたいという人はボディコートやカーポートで直射日光を避けるなど塗装の劣化からできるだけ守りましょう。
ソリッドホワイトのミライースとなると、もはや商用車的なイメージしかありません。
かっこよさやオシャレ感を狙って乗ることはないでしょうから、あえて狙って乗る人以外に需要はないです。そのためか、ツイッター上でも評判が一切ありませんでした。
リセールバリューも高いとは言えません。とりあえず車は安く買って次々乗り換えていきたいという人にはよいかもしれませんね。
レモンスカッシュクリスタルメタリック
不人気色のもう一つはレモンスカッシュクリスタルメタリックです。ド派手で非常に目立つカラーですから、目立つことが苦手な日本人にはあまり受け入れられないのかもしれません。
イエローですから色あせには注意が必要です。ただ傷や汚れは明るいカラーですので意外と目立ちにくくでしょう。こちらもカーポートで直射日光を避けるなど対策が必要です。
ミライースの目立ちにくいスタイルに、人目を引く派手なイエローはちょっと無理矢理感があります。
ただ後ろから見たときのリアスポイラーとコンビネーションランプの組み合わせが、ブラックとイエローのコントラスト加減でかっこいいです。
ただ悪目立ちしてしまう色なので、知り合いであればどこに出かけていたかなどが、一発でバレてしまう危険性があります。
もちろん不人気色ですからリセールバリューも期待できません。悪目立ちして置き場所などにも気を使うちょっと扱いにくいカラーです。
新型ミライースはレモンスカッシュクリスタルメタリックがレアカラーになりそうな感じだな pic.twitter.com/YbxzkBJM6f
— さっしー4101 (@4101y) May 13, 2017
発売当初にこちらのかたがおっしゃっていたように、レアカラーとなっています。イエローは人目を引きますから、なかなか乗る勇気が必要です。
#ミライース X SAⅢ レモンスカッシュクリスタルメタリック ご成約誠にありがとうございました!#未使用車#軽自動車#千葉県#ご成約 pic.twitter.com/CbGBxDhPam
— HA♛SUNAIKU 車&不動産 (@319hakuchan) August 9, 2018
それでも中古市場では売れています。逆に派手なカラーで販売価格が多少下がるからこそ、狙い目なのかもしれません。
ミライースのおすすめの色/カラー
ミライースの人気の高いカラー、そして不人気なカラーをご紹介してきました。
幅広い需要に応えるために多くのラインナップをしていますが、中でも特におすすめのボディカラーをご紹介します。
スプラッシュブルーメタリック
やはりミライースの中でもダントツでおすすめなのがスプラッシュブルーメタリックです。
爽やかな色合いのブルーが、ミライースのスポーティな部分を印象を強めます。ミライースの魅力を高めてくれるカラーですから気に入ったのであれば積極的に選んで良いでしょう。
さらには傷や汚れも比べ目立ちにくく、リセールバリューも高値を確実に狙えるということもあります。かっこよく乗りたいという人におすすめです。
マゼンタベリーマイカメタリック
次におすすめなのがマゼンタベリーマイカメタリックです。深みを感じさせる色合いとスッキリとした輝きで、高級感とフォーマルな印象を与えてくれます。
おしゃれな雰囲気を出しにくいボディですが、カラー自体の色気でミライースを魅力的に見せてくれます。
多少は扱いに気を使う所もありますが、人気も高くリセールバリューも安定なカラーですので、おしゃれに乗りたい人には良い選択でしょう。
パールホワイト
おすすめカラーの3つ目はこのパールホワイトです。商用車っぽさが出てしまいますが、パールホワイトならではの上品さでカバーします。
洗練されたヘッドライトデザインやリアデザインが精悍さを強調しますから、ストイックな魅力が欲しい人にはちょうどよいでしょう。
明るいカラーですからメンテナンス性は良いですし、リセールバリューも高値で安定です。色の入ったボディカラーに抵抗があるという人には、シンプルさが魅力のこのカラーが良いでしょう。
ミライースの旧型の色/カラー
ミライースは豊富なボディカラーで好みに合わせて選びやすいのが特徴です。
では過去モデルではどのようなカラーが有り、人気だったのでしょうか。ここでは過去のミライースのボディカラーについて解説していきます。
初代目LA300S型
初代ミライースは10色のボディカラーがありました。
軽自動車全盛期にダイハツの新たな戦略車として登場したこともあり、豊富なボディカラーでユーザーの受け皿を作っています。
ボディカラー | オプションカラー |
ブラックマイカ | |
コットンアイボリー | |
スカイブルー | |
ホワイト | |
ブライトシルバーメタリック | |
ライトローズメタリック | |
シャイニングレッド | |
プラムブラウンクリスタルマイカ | |
アーバンナイトブルークリスタルメタリック | ○ |
パールホワイト | ○ |
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全体的に角の取れたフレンドリーなデザインの初代モデルは、この柔らかい印象のブルーが人気がありました。
現在でもスカイブルーメタリックとして深化した形で採用されていますね。
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そしてやはり無難さと上品さを感じさせるパールホワイトは人気がありました。フレンドリーなデザインということもあり、可愛らしさも感じられます。