フリードはホンダのコンパクトミニバンで、手頃なサイズと多人数乗りが可能な人気車です。
今回はそんなフリードの納期についてご説明します。
フリードの納車期間・納期状況
フリードはホンダの5ドアミニバンで、中型ミニバンより小型のコンパクトミニバンというカテゴリーです。
フリードは現行車で2代目となりますが、2016年に発売された比較的新しい車種になります。また特徴としてはコンパクトカーでありながら7人乗りモデルがあることで、5人乗りモデルでは出来ない多人数乗りの用途に使えることです。
手頃なサイズ感と多人数乗りというメリットを持ち、非常に高い人気を誇ります。そんなフリードの納期は現在次の通りとなります。
フリードの納期
フリードの納期は現在1ヶ月〜2ヶ月となっており、通常の新車の納期と変わりません。
フリードは現在国内の月間販売台数のランキングで比較的上位に入っており、軽自動車を除いた普通車のランキングのトップ10に入ります。ホンダのミニバンとしてもトップの販売台数であり、中型ミニバンのステップワゴンを凌ぐほどです。
そのためフリードの発売当時には月間予定販売台数6,000台に対してわずか1ヶ月で27,000台もの受注を集めており、当時は新車の納期は現在より長期化していた時期もあります。
ですが現在はその新車のバックオーダーは解消され、納期は正常化しています。
フリードの納期に関する口コミ
フリードの納期についてはTwitterにもさまざまな口コミが投稿されていますので、その中からいくつかご紹介しましょう。
アトレーの走行距離がまもなく9万キロになるのでいい加減に買い替えようと思い立って2週間。結局、FREED+を購入することになりました。自動運転のHonda SENSINGはやめたけど憧れのハイブリッド車。今年の夏はこれで車中泊をしながらの登山に出かけます。5月末の納車が楽しみです。 pic.twitter.com/GpYJRSmZCD
— P24 (@24page_web) April 16, 2019
この方は今年の4月中にフリードのハイブリッド車を受注されましたが、納期は5月末とのことでおよそ1ヶ月半の納期となっています。夏にはキャンプなど楽しいイベントに沢山活用されるそうです。
フリードちゃんの納期8月かー
赤じゃなくて白にしたから少し納期早まるかなー— U (@U_Usagi_Ki) June 2, 2017
こちらの方は2017年の6月頭に受注されたのですが、その時は納期が8月ということで納期は2ヶ月〜3ヶ月の間と現在より多少長めになっていました。
それが数年経ってバックオーダーが解消された結果、現在のように1ヶ月程度まで短くなっています。
フリードの納車期間・納期の理由
フリードの納期が現時点で正常化している背景には受注の落ち着きも一つあるのですが、それ以外にホンダが行った生産体制の改善もあります。
フリードは当初月産6,000台の生産体制で発売されましたが、発売してみるとその台数を大幅に超える受注状況となり、納期は長期化しました。
そのためホンダは発売から数ヶ月で早々にフリードの増産体制を発表し、納期の短縮化を実施しました。その結果フリードの月産は8,000台に増加し、その生産体制が現在まで継続しています。
フリードの現在の月間販売台数は6,000台前後と以前好調ですが、それに対して十分な生産体制が整っているために納期が長期化せずに済んでいるのです。
フリードのグレード・仕様・色ごとの納車期間・納期
フリードにはいくつかのグレードとボディカラーが設定されていますが、その中で人気のものを選択することでも多少納期が短くなる場合があります。
フリードのグレードには燃費を重視したハイブリッドモデルの「ハイブリッドB」「ハイブリッドG」および「ハイブリッドEX」と、コストパフォーマンス重視のガソリンエンジンモデル「B」、「G」が設定されています。
またそれぞれに最上級グレードとして安全装備を標準化したHONDA SENSINGモデルもあります。この中で最も売れ筋モデルなのは安全装備と価格のバランスが良い「G HONDA SENSING」、その次が同ハイブリッドモデルとなっています。
ボディカラーに関しては新車の定番カラーといえるホワイト系が人気で「ホワイトオーキッド・パール」が一番人気となっています。
その次にはフリードのイメージカラーとなっているブルー系の「コバルトブルー・パール」、およびグレーシルバー系の「モダンスティール・メタリック」がつけており、毛筆の定番カラーであるブラック系はもう少し下となっています。
これらによる納期への影響はそんなに大きなものではありませんが、フリードのように台数の多い車種では受注の多い仕様のほうが生産体制が整っているといえます。
フリードの納車期間・納期の今後
フリードの納期は前述した増産体制の効果もあってかなり安定しており、今後納期が長期化することはあまりないでしょう。
ですがフリードはマイナーチェンジを行なうたびにオーダーがかなり増加する傾向にあり、その都度多少は納期が長くなる場合があります。
2017年にモデル追加のマイナーチェンジを行いましたが、その際には現在より少し納期は伸びたものの、すぐに正常化しています。そのためマイナーチェンジによる納期への影響はそこまで重大なものではありません。
もし現在より大幅に長期化することがあるとすればフルモデルチェンジを行った場合ですが、フリードはまだ発売から3年ほどしか経過していないので次期フルモデルチェンジまではまだ時間があり、しばらくは現在の納期が続くでしょう。
フリードの納車期間・納期を早める方法
フリードの納期は現時点でも新車の納期として最短クラスの納期となっていますが、これ以上に短縮したいのであれば「登録済み未使用車」を探すと良いでしょう。
登録済み未使用車は各ディーラーが自社で販売ノルマ達成のために新車を購入して登録した車で、それを中古車として再度販売している車になります。
走行距離がほとんどないので新車同然の車ですが、一方で完成車なので長い納期はひつようなく、場合によっては即納も十分可能となっています。
一方で中古車なのでグレードやボディカラー、装備の選択は出来ず、フリードの特徴でもある5人乗りか7人乗りかという点も選べません。
ですがフリードはその販売台数の多さにあわせて登録済み未使用車の数も多く、選択肢は十分にあるでしょう。価格面でもほとんど新車と変わりませんので、納期が気になる場合などに活用する車となります、
他の車の納車期間・納期
フリードのようなコンパクトワゴンやコンパクトミニバンは近年新型車が続々登場しているカテゴリーで、フリード以外にも次のような車が候補には挙げられます。
トヨタ シエンタ
シエンタはフリードの直接的なライバル車となる車で、フリード同様5人乗り仕様と7人乗り仕様のあるコンパクトカーです。
フリードが比較的大人しいデザインを持つのに対して、シエンタは現行モデルからツートーンカラーを積極的に採用する特徴的なデザインを纏う車になりました。
デザインに関してはユーザーの好みで別れますが、シエンタのほうが多少スポーティでしょうか。またエンジンにはトヨタが得意とする高効率のハイブリッドシステムを採用しており、燃費性能に関してはフリードに負けるとも劣りません。
シエンタも発売当初はオーダーの集中から納期が長くなっていましたが、現在では1ヶ月〜2ヶ月と標準的なものに納まっています。
スズキ ソリオ
現在国内の車で7人乗り+コンパクトワゴンという仕様はフリードとシエンタしかありません。ですが5人乗りで室内の広いコンパクトワゴンはほかにもあり、その一つがソリオです。
ソリオはスズキの代表的なトールサイズ軽自動車のワゴンRの普通車版といえる車で、1.2Lクラスのエンジンを搭載する車です。
現行車から標準車もマイルドハイブリッドとなり燃費性能は高くなっていますが、加えてフリードやシエンタ同様のストロングハイブリッド車も追加されており、その魅力は高まりました。
また5人乗車のため室内は広々としており、快適性ではフリードなどにも負けないだけのスペックを持ちます。ソリオも納期は標準的なものに落ち着いており、1ヶ月程度で納車されます。
ダイハツ トール
ソリオと同様な5人乗りコンパクトワゴンのもう一つがダイハツ トールで、トヨタとの共同開発モデルとなります。
トールはなによりその室内空間の広さに定評があり、競合他社をひとつ頭抜けた感じのある車となっています。
その一方でエンジンラインナップは1.0Lエンジンのみとなっており、ハイブリッド仕様がないことから燃費性能では一歩及びません。
その分価格は抑えめで、現在国内市場で圧倒的な人気を誇る車になっています。そのためトールの納期は現在2ヶ月〜3ヶ月待ちと結構長くなっており、他の車種に比べると待つ時間が必要なのがデメリットです。
なおトールにはデザイン違いの姉妹車が多数あり、トヨタ タンク/ルーミー、スバル ジャスティスも性能や室内空間などは全く同じで、主にフロントマスク周りのデザインで差別化しています。これらについても納期は2ヶ月〜3ヶ月と同様の状況となります。
フリードの納車後・納車式の口コミ・レビュー
では最後にフリードが納車された方々のレビューをいくつかご紹介しましょう。
わーい!納車した!
黄色のかわいいフリードちゃんです!! pic.twitter.com/q2kWwJsqZG— 夜月@ホココスは花嫁美智子 (@00_yazuki) March 31, 2019
こちらの方は明るい黄色のフリードを納車されたそうで、ポップで楽しそうな車に仕上がっていますね。
コンパクトミニバンというとどうしてもファミリーカーのイメージが強いのですが、近年は若者向けのカラーやデザインを取り込むことで幅広い層に受け入れられています。
昨日納車した車です(^^)
HONDAのフリードFREED +
色々な機能付いているんですが、使いこなせるんやろうか(*´-`)
仲良く遠出しようね♪♪ pic.twitter.com/wlRUfQH2Vy— 麻紀 (@happy215maki) January 26, 2019
こちらの方はブルーのフリードを納車されたそうで、これから日常使いはもちろんレジャーなどにも便利に使える車になりそうですね。
フリードの良い点はどんなシーンにも柔軟に対応できながら、コンパクトワゴンという取り回しのしやすい車であることです。