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ミライースの燃費は悪い?街乗りや高速の実燃費は?改善し向上させる方法まで解説!

手頃な車両価格と充実した安全装備が魅力的なミライース。

小さな車体で取り回しもよく、1~2人で乗るぶんには十分な使い勝手の車です。

燃料高騰の現在、家計を守る強い味方です。

そんなミライースですが燃費性能はどうでしょうか。

ここではミライースの燃費性能について解説していきます。

ミライースの燃費・実燃費

ダイハツ ミライース

まずはミライースの燃費を見ていきます。一般的に実燃費はカタログ燃費の6~7割ほどだと言われていますが、どの程度達成しているのでしょうか。

ミライースのカタログ燃費は34.2km/Lという数値です。では実燃費を見ていきましょう。

燃費の種類数値
カタログ燃費34.2km/L
街乗り燃費22~25km/L
高速燃費22~24km/L

実燃費は上記のようになっています。高速道路ではなかなか燃費が伸びにくく、街乗り燃費より悪い傾向があるようです。燃費達成率はカタログ値の7割と平均的な数値を記録しています。

実燃費が常に20km/Lを超えておりミライースの燃費性能の底力を見せつけられています。さすがは第3のエコカーと言われるだけのことはあります。

ミライースの燃費の口コミ

ミライースの燃費性能についてユーザーはどう感じているのでしょうか。ここではツイッターからミライースユーザーの実際の声を紹介していきます。

なんと30.9km/Lという数値をだしたそうです。もう少しでカタログ燃費を達成しそうな勢いですね。

やはり高速道路では若干燃費が落ちてしまうようです。ミライースはミッションやエンジンのセッティングなど、スピードレンジが街乗り用に特化されています。

満タン法で計測すると34km/Lという数値です。本当に原付バイクのような燃費性能ですね。

なおミライースの口コミ・評判については以下の記事でさらに詳しくまとめているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

ミライース 外装ミライースの口コミ/評判!価格から外装や走行性能まで全てチェック!

ミライースの歴代の燃費・実燃費

ユーザーによって燃費数値に幅があるミライースですが、歴代のミライースの燃費はどうだったのでしょうか。ここでは歴代の燃費を解説します。

A300の燃費・実燃費

 

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こちらは初代ミライースです。燃費はJC08モード燃費で32.0km/Lという数値です。実燃費は街乗りで21~23km/L、高速で22~27km/Lという数値になっています。

燃費の種類数値
カタログ燃費32.0km/L
街乗り燃費21~23km/L
高速燃費22~27km/L

現行モデルになって燃費性能は更に向上していますが、高速燃費は先代のほうが優れていたようですね。

ミライースの燃費の理由

ミライースは非常に良い燃費性能をもっています。ではその燃費性能を作り上げているのはどういったものなのか。ここではミライースの燃費が良い理由を解説していきます。

空気抵抗の少ないスタイル

ミライースはハッチバックスタイルですが、燃費向上のために空気を受け流す、空気抵抗の低いスタイルをしています。公式ページによると、先代のモデルに比べ3%の空気抵抗を減らすことに成功しているそうです。

空気抵抗はエンジンパワーのない軽自動車にとって想像以上に大きな負担になっています。それを減らすだけでも燃費は大きく変わってくるのです。

極限まで無駄を減らしたエンジン

ミライースのエンジンは内部抵抗をできる限り減らし、効率の良い燃焼を作り上げるために様々な技術が導入されています。

排ガスを再循環させる際にはピストン内の温度が上がらないように排ガスを冷却させるi-EGRや、吸気バルブの遅閉じで圧縮時の負担を減らすミラーサイクルのような動きをする制御、オルタネーターは減速時に充電することでエンジンに負担がかからない制御になっています。

その他にもECUで点火タイミングをしっかり監視していたりデュアルインジェクターを採用するなど効率の良い燃焼を制御しています。

ミライースのエンジンは軽自動車の中でもかなりシビアにコントロールされているのです。

軽量化されたボディ

ミライースのボディは670kgと最近の軽自動車とは思えないくらい軽い重量です。これは新型のモノコックボディを高剛性材との組み合わせ、フェンダーやバックドアなどボディ外板に樹脂パーツを多く採用することでこの重量を実現しています。

重量は走行性能や燃費に直結する部分なので非常にギリギリまで絞られています。

アクセルを踏みすぎる人が多い

ミライースは燃費重視のセッティングなので加速が非常に悪いです。そのため加速時にガバっとアクセルを踏んでしまう人が多く、燃料の消費はどうしても多くなってしまいます。

走り出しはエンジンの回転とタイヤの回転の同期が合わないので、非常に効率が悪い部分です。燃費を抑えるためにもアクセルの踏みすぎには注意しましょう。

ミライースの燃費改善・向上方法

ミライース 運転

さてもともと燃費の良いミライースですが、もっと燃費を良くする方法はないでしょうか。ここではミライースの燃費を向上する3つの方法をご紹介します。

ミライースで早く走ろうとしない

ミライースはストップアンドゴーの多い街乗りの走行に特化した燃費性能をしています。

そのため走り出しなどは他の車に比べても明らかにわるいです。これは走り出しに無駄な燃料を使用しないようになっている制御のためです。

なのでミライースでアクセルをガンガン踏み込んでしまってはなんの意味もないことは明白ですね。

ミライースは街乗り用の遅い車なのです。アクセル全開で普通の車のように走ろうなどは考えずに、適切なアクセルワークで無駄のない走行をしましょう。

エコ・ドライブアシストを参考にする

ミライースのメーターにはアクセルの踏み具合によって、効率の良い走行かどうか判断しやすいようにインジケーターがついています。これを参考にアクセル操作をすることで燃費の良い走行が可能です。

これがアンバーカラーにならないように走ることで適切なアクセルワークを身に着け、低燃費で走れるように頑張ってみましょう。

アイドリングストップを制御する

ミライースには停車時だけでなく、停車前アイドリングストップも採用されています。ですから減速の最中にエンジンが止まることがありますが、右左折時など状況によってはすぐにエンジンを作動させないと行けない場合があります。

アイドリングストップ採用車は3秒以上アイドリングストップしていると燃費の改善に貢献すると言われていますので、これではアイドリングストップが無駄です。

実はミライースはブレーキの踏み具合によってアイドリングストップの作動をある程度制御できます。たとえば停車前アイドリングストップを作動させたくないときは、減速中に一旦ブレーキを緩めると車はそのまま進むと思いアイドリングストップを作動させません。

こうした具合でアイドリングストップをブレーキ操作などで自分の思い通りに制御し、3秒以上停車しそうなときにアイドリングストップをするように制御してみましょう。

エンジンブレーキを使う

ミライースの走行中の無駄を減らすためにエンジンブレーキ使いましょう。ほとんどの車のエンジンは1,500回転以上でアクセルが離された状態であれば燃料供給がカットされ、エンジンブレーキがかかるようになっています。

CVTの場合はエンジンブレーキの効きが弱い場合が多いので、Sモードに切替えることでしっかりエンジンブレーキをきかせることもできます。

MEMO

もしミライースを買おうと考えているなら、あわせて正しい値引き交渉のやり方も覚えておくといいですよ。

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ミライースの燃費を他の車と比較

ミライースの燃費は非常に優秀です。ではミライースのライバル車たちの燃費はどうでしょうか。ここでは比較に上がりやすいスズキのラパン、ホンダのN-ONE、スズキのアルトと比較していきます。

スズキ ラパン

スズキ ラパン

ラパンはスズキの販売するデザイン性の高さが人気のハッチバック軽自動車です。クラシカルな外観やインテリアで女性に人気のあります。

カタログ値は35.6km/Lとなっています。では実燃費を見ていきます。

燃費の種類数値
カタログ燃費35.6km/L
街乗り燃費19~21km/L
高速燃費20~23km/L

実燃費を見ていくとなんとミライースのほうが燃費性能が良いという結果です。デザインでは全くかないませんが、価格設定や安全装備など車としての魅力はミライースのほうが優れています。

ホンダ N-ONE

ホンダ N-ONE

N-ONEはホンダの販売するスタイリッシュなワゴンタイプの軽自動車です。センタータンクレイアウトやワゴンサイズのボディで居住性ではミライースの上をいきます。

カタログ燃費の数値はミライースよりも低い28.4km/Lです。では実燃費を見ていきます。

燃費の種類数値
カタログ燃費28.4km/L
街乗り燃費16~18km/L
高速燃費19~22km/L

実燃費でもやはりミライースのほうが圧倒的に優れています。ただ車内の広さや使い勝手という総合性能を見ていくとN-ONEのほうが正直便利です。

スズキ アルト

スズキ アルト

ミラと長い間軽自動車のスタンダードを争ってきたスズキのアルト。マニュアルミッションを自動で変速する5AGSの採用やアルトワークスの復活など話題に事欠かない車です。

燃費を見ていくとカタログ値が37.0km/Lです。実燃費を見ていきます。

燃費の種類数値
カタログ燃費37.0km/L
街乗り燃費22~24km/L
高速燃費22~24km/L

実燃費ではほとんど数値が変わらないという結果が出ました。サイズも価格も似たような二台ですので勝敗がつけられません。

ミライースは圧倒的なコストパフォーマンス

ミライースはもともと小柄なボディで軽量な軽自動車を走行性能や乗り心地をある程度排除し、燃費性能に特化させた第3のエコカーとして登場しました。

そのため現在の車としては妥協し無くてはならない部分も多くありますが、燃費性能や車両価格など維持費に関しては間違いなくトップクラスの車です。

車のコストパフォーマンスを最優先させるならこの車以外の選択肢は無いでしょう。

なおミライースのほかのライバル車については以下の記事で取り上げているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

トヨタ ルーミールーミーの燃費は悪い?街乗りや高速の実燃費は?改善し向上させる方法まで解説!ダイハツ ムーヴキャンバスムーヴキャンバスの燃費は悪い?街乗りや高速の実燃費は?改善し向上させる方法まで解説!