1分で車を60万円値引きする裏技

中古車を購入する際の見積書で絶対に注意して見るべき7つの点!

「中古車を買うことにして見積もりを出してもらったけど、見方がよくわからない

「販売店にぼったくられないためには、見積書のどこに注意したらいい?」

中古車を買うときに出してもらう見積書、わかりにくいですよね。

ですが、見積書を見るときに7つの点に気を付けるだけで、その見積もりがきちんとしたものかどうか分かります。

7つともひとめでわかることなので、出してもらった見積書を手に取って、確認してみてください。

かんたんにできる! おかしな中古車見積書を見抜く方法7

見積もり

それでは7つの点をひとつずつ解説していきます。

諸費用の内訳が書いてあるかどうか

見積書を出してもらったら、まず諸費用の内訳が書いてあるかどうかを見ましょう。

きちんとした店の見積書は、何にいくらかかるのか、ひとつひとつ細かく書いてあります。

逆に合計金額しか書いていない店は、「諸費用」という名目で、必要以上に金額を上乗せしようとしています。

「諸費用がぜんぶで○○円」ではなく、「自動車税が○○円、車庫証明代行費用が○○」という見方をするのが、中古車を購入するうえで重要です。

車検がのこっているのに自動車重量税をとられていないか

内訳が書かれた見積書を出してもらったら、「自動車重量税」がいくらになっているか見ましょう。

自動車重量税は2年に1回の車検のときにはらう税金で、車検がのこっている中古車を購入する場合、前のオーナーがすでにはらってくれているので0円で済みます。

車検がのこっているのに取られていないかどうか、確認してください。

「車検整備付き」なのに車検整備費用がとられていないか

「車検整備付き」と書かれている中古車は、「車検が切れているから買い手がついたときに車検にとおす」という意味です。

この場合、車検整備代は車両価格にふくまれているので、別料金としてとられることはありません。

見積書をみて、「車検整備費用」という名目でお金をとられていないかどうか確認しましょう。もちろん車検がのこっている中古車にも、かかることはありません。

自賠責保険料に消費税がかかっていないか

自賠責保険

自賠責保険料には消費税はかかりません。見積書を見て、もしかかっていたら、間違いなので指摘しましょう。 

ただし自賠責保険料のところに「未経過相当額」と書いてある場合は、消費税がかかります。

「未経過相当額」というのは、前のオーナーがはらった保険料の有効期間がまだのこっているときにつく表示です。

その場合、保険会社にではなく中古車販売店にのこり期間分をはらう形になるので、消費税がかかるんです。仕組みは下の表のようになっています。 

前のオーナー1
自賠責保険の
有効期間内に
車を売る



自賠責保険料の
残り期間分を払う
2
中古車販売店3
自賠責保険料の
残り期間分を
請求する



保険会社ではなく
販売店に払うので
消費税がかかる
4
あなた

ややこしいですが、「未経過相当額」と書いてあれば消費税がかかり、書いてなければかからない、と覚えておいてください。

これから車の購入を考えているなら、値引き交渉の正しいやり方を覚えておくといいですよ。このやり方を知っているだけで数十万円は違ってきます。詳しく知りたい方は下記のたった1分で車を60万円値引きできる裏技のページをご覧ください。

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税金に消費税がかかっていないか

中古車の購入には税金として自動車税・自動車取得税・自動車重量税の3つがかかりますが、後者2つには消費税はかかりません。

もしかかっていたら、間違いなので指摘しましょう。ただし自動車税だけは、「未経過相当額」と書いてあれば消費税がかかります。

「未経過相当額」というのは、本年度分の自動車税をすでに前のオーナーがはらっているときにつく表示です。

自動車税を年度内に2回納税することはないので、この場合税金としてではなく、来年度までののこり月数分を販売店にはらう形になります。仕組みは下の表のようになっています。 

前のオーナー1
自動車税を納税
したあと年度内
に車を売る



年度末までの残り
月数分の自動車税
の金額を払う
2
中古車販売店3
年度末までの残り
月数分の自動車税
の金額を請求する



国に納めるのでは
なく販売店に払う
ので消費税がかかる
4
あなた

これもややこしいですが、「未経過相当額」と書いてあれば消費税がかかり、書いてなければかからない、と覚えておいてください。  

預り法定費用に消費税がかかっていないか

預り法定費用には消費税はかかりません。もしかかっていたら、間違いなので指摘しましょう。

必要ない手数料や費用がとられていないか

中古車の購入にかかる手数料と費用の項目は決まっています。以下の項目は、とられても問題ない費用です。

  • 検査登録手続き代行費用
  • 車庫証明手続き代行費用
  • 納車費用
  • 預り法定費用
  • 預りリサイクル預託金
見積書を見て、これら以外になにか手数料や費用がかかっていたら、なんの費用なのか質問しましょう。

悪質な店だと、「○○代行費用」とか「○○料」と適当につけて、必要ないお金をとろうとするので、注意が必要です。

ここまで書いてきましたが、私も初めて見積書を見たときはよくわかっていませんでした。この記事を読んだことで、おかしな見積もりにだまされないためのお役に立てれば幸いです。