1分で車を60万円値引きする裏技

プロボックスのメーター表示の見方!ランプの点滅などの意味も全解説!

トヨタ プロボックスは商用車の中型バンで、高い積載量が魅力の車です。

今回はプロボックスのメーターについてご紹介します。

プロボックスのメーターのデザイン

トヨタ プロボックス参考:toyota.jp

トヨタ プロボックスは国産商用バンとしてベストセラー的な1台であり、長年に渡って商店などを支えてきた車です。

プロボックスは中型車サイズのステーションワゴンタイプのバンで、2002年から販売されています。

2014年にはプラットフォームの変更など大幅な変更が施されて負現在に至っており、扱いやすいサイズ感と商用車に必要な高い積載性を両立した車となっています。

商用がメインの車なので特にコストパフォーマンスが重視されており、エクステリアデザインやインテリアデザインがシンプルかつコストの低い仕様となっています。

ではこのプロボックスのメーターについてご紹介しましょう。

プロボックスのメーターのデザインについて

プロボックス メーター参考:toyota.jp

プロボックスは商用車ということで車内の装備も最低限の機能にとどめてある車であり、メーターもかなりシンプルです。

ポイント

プロボックスのメーターは配置としてはオーソドックスな仕様であり、ドライバーの目の前のハンドルの奥に配置されています。

近年では車のメーターはかなり高機能かつデザイン的にイルミネーションを多用するデジタルメーターが増えてきましたが、プロボックスのメーターはコストパフォーマンスの高いシンプルなアナログ式メーターとなります。

メーター自体がセンターの大型円形スピードメーターを中心に構成されており、基本的にはスピードメーターさえしっかり確認できればよいといったデザインです。

一方でさまざまな情報を表示できるマルチインフォメーションディスプレイは装備されており、円形メーターの右下部分に比較的小さめな横長のディスプレイがあります。

MEMO

このディスプレイには非常にさまざまな情報が表示できるのですが、ディスプレイサイズは小さめなので多くの情報は切替式で表示されます。

そして円形メーターの左右は四角い枠で覆われているのですが、ここには各種警告灯や表示灯が配置されており、全体的に表示がコンパクトかつスペース効率を優先した配置となっています。

飾り気はなく目立った特徴もありませんが、マルチインフォメーションディスプレイもありますし商用車のメーターとしては十分すぎるほどの機能はそなわっているでしょう。

プロボックスのメーターについての評判

プロボックスのメーターについてはX(twitter)にもいろいろな投稿があり、その中からいくつかご紹介していきます。

こちらの方はプロボックスのメーターのデザイン的にスピードメーターのみの仕様に対して割り切りを感じるとおっしゃっています。

車のメーターはドライバーが普段から接することの多い箇所でデザインなども重要なのですが、この割り切り感が商用車らしい質実剛健さを感じますね。

こちらの方はプロボックスのメーターの仕様に違和感を感じたとおっしゃっていますが、どうやらメーターの仕様が変更されていたようです。

プロボックスは商用車なのでモデル期間が長く大きなアップデートはあまりないのですが、メーターについては結構変わっていますね。

プロボックスのメーター表示の意味・見方

では次にプロボックスのメーターの詳細についてご紹介します。

メーター表示メーター機能
メーター表示スピードメーター走行時速度表示
マルチインフォメーションディスプレイ以下の表示をディスプレイの各所に表示
・駆動用電池残量表示(現在の駆動用電池残量を8段階で表示)
・ハイブリッドシステムインジケーター(ハイブリッドシステムの出力や回生レベル表示) ・時計
・シフトポジション表示(現在選択しているシフトポジション表示)
・燃料計(燃料残量の表示)
・LDA(レーンディパーチャーアラート)/先行車発進告知機能
・トリップインフォメーション/PCS(オドメーター、トリップメーター、航続可能距離、燃費、走行に関する表示、外気温表示、PCS(プリクラッシュセーフティシステム)設定、メーター照度調整)
・カスタマイズモード
※Toyota Safety Sense装着車(LDA(レーンディパーチャーアラート)と先行車発進告知機能のカスタマイズ)
・Stop&Start System(ガソリン車モデルのみ、アイドリングストップ時間長さの変更)
表示切り替えボタンオドメーター、トリップメーター、燃費表示などの切り替えボタン
時計調整ボタン時計の時刻調整ボタン
警告灯電子制御ブレーキ警告灯、ブレーキ警告灯:赤色、黄色赤色:ブレーキ液不足、ブレーキ系統の異常
黄色:パーキングブレーキシステム異常
高水温警告灯エンジン冷却水の高温異常
ハイブリッドシステム異常警告灯ハイブリッドシステムの異常
ハイブリッドシステム過熱警告灯ハイブリッドシステムの高温異常
充電警告灯充電系統の異常
油圧警告灯エンジンオイル圧力の異常
エンジン警告灯・エンジン電子制御システムの異常
・電子制御スロットルの異常
SRSエアバッグ/プリテンショナー警告灯・SRSエアバッグシステムの異常
・プリテンショナー付きシートベルトシステムの異常
ABS&ブレーキアシスト警告灯・ABS(アンチロックブレーキシステム)の異常
・ブレーキアシストの異常
パワーステアリング警告灯パワーステアリングの異常
燃料残量警告灯燃料残量が規定値以下
シートベルト非装着用警告灯運転席、助手席シートベルトの非着用警告
スリップ表示灯・TRC(トラクションコントロール)システムの異常
・VSC(ビークルスタビリティコントロール)システムの異常
・ヒルスタートアシストコントロールシステムの異常
PCS(プリクラッシュセーフティ)警告灯プリクラッシュセーフティの異常
LDA(レーンディパーチャーアラート)表示灯LDA(レーンディパーチャーアラート)の異常
ブレーキオーバーライドシステム/ドライブスタートコントロール警告灯・ブレーキオーバーライドシステムの異常
・ドライブスタートコントロールの異常
※点滅の場合
・ブレーキオーバーライドシステムの作動 ドライブスタートコントロールの作動
オートマチックハイビーム表示灯オートマチックハイビームシステムの異常
半ドア警告灯ドアおよびロックが半ドアの際に表示
Pポジション要求表示灯駆動用電池残量低下、シフトレバー位置の違いによる始動不良などを通知
駆動用電池残量低下警告灯駆動用電池の残量低下
メンテナンス・点検警告灯・駆動用電池の冷却部品のメンテナンス時期通知
・吸入効果バーの目詰まりや冷却用吸入口がふさがっている、ダクトに隙間があるなどの問題の可能性
車両接近通報装置警告灯車両接近通報装置の異常
Stop&Startキャンセル表示灯
※ガソリンエンジンモデルのみ
Stop&Start Systemの異常
表示灯方向支持表示灯ウインカー向き表示、駐車灯表示
尾灯表示灯尾灯点灯時の表示
ハイビーム表示灯ヘッドライト、スモールランプ点灯表示
オートマチックハイビーム表示灯オートマチックハイビームの点灯表示
リアフォグランプ表示灯リアフォグランプの点灯表示
パーキングブレーキ表示灯パーキングブレーキの動作時表示
READYインジケーターイグニッションONの状態表示およびハイブリッドシステムON状態の表示
スリップ表示灯・VSC(ビークルスタビリティコントロール)、TRC(トラクションコントロール)、ABSの作動時
TRC OFF表示灯TRC(トラクションコントロールシステム)のOFF時の表示
VSC OFF表示灯VSC(ビークルスタビリティコントロール)OFF時の表示
PCS作動表示灯PCS(プリクラッシュセーフティシステム)作動時の表示
PCS警告灯PCS(プリクラッシュセーフティシステム)OFF時の表示
LDA(レーンディパーチャーアラート)表示灯LDA作動時の表示
EVドライブモード表示灯EVドライブモードON時の表示
EV走行インジケーターガソリンエンジン停止中や電気モーターのみでの走行時に表示
セキュリティ表示灯イモビライザーシステム作動時の表示
ECO MODE表示灯エコドライブモードON時の表示
Stop&Start表示灯 ※ガソリンエンジンモデルのみStop&Start Systemの作動時の表示
Stop&Startキャンセル表示灯
※ガソリンエンジンモデルのみ
Stop&Start System OFF時の表示
エコドライブインジケーターランプ
※ガソリンエンジンモデルのみ
燃費走行時の表示

プロボックスのメーター表示

プロボックスはメーターの基本的な表示が非常にシンプルで、一見しただけでも機能よりコスト重視ということがわかります。

プロボックスのメーター表示は基本的には円形のアナログスピードメーターのみが目立つ表示であり、その他はほぼすべての機能がマルチインフォメーションディスプレイに集約されています。

スピードメーターはサイズが大きく視認性は良好で、またアナログ式なので馴染みがあって直感的に確認できます。

一方でそれ以外の表示が小さめのサイズのマルチインフォメーションディスプレイに表示されますので、この部分は文字が小さい表示もあります。

なおマルチインフォメーションディスプレイは近年増加してきたカラー液晶ではなく単色の液晶パネルですので、明るいところなどだと視認性が若干低下することはあります。

MEMO

そしてマルチインフォメーションディスプレイには車の走行に必要なオドメーターやトリップメーター、シフトポジション、燃料残量計などが基本的に表示されており、常時確認が必要なものはエンジンONとともに表示されます。

そのほかにハイブリッドシステムインジケーターやLDAなどの安全機能、駆動用電池残量なども表示することができ、全体的に小さめなサイズの情報ながら情報量はかなり多いです。

またメーターには2種類のアナログスイッチがありますが、片方は時計の調整、もう片方はディスプレイ表示情報の切り替えなどに使用します。

マルチインフォメーションディスプレイの機能は商用車とは思えないほど充実していますので、一度車に備え付けの取扱説明書を確認して機能を把握しておくと良いでしょう。

プロボックスの警告灯

プロボックスのメーターには各種警告灯がそなわっており、主に円形メーターの左右のエリアに配置されます。

ただし重要な警告灯や表示の頻度の多い警告灯は円形メーターの内側にも配置されており見やすい位置にあります。

プロボックスはコストパフォーマンスを重視した商用バンですが車としての機能はかなり多機能で、それに対応した警告灯があります。

基本的な警告灯としてはエンジン警告灯、高水温警告灯、燃料残量警告灯などがありますが、現行プロボックスにはハイブリッドモデルもありますのでハイブリッド関連の警告灯も結構あります。

またブレーキやエアバッグ、ABS、シートベルト非装着警告灯など安全な運転に関する警告灯は充実しており、商用車ながら安全性の高い車種になります。

これらの警告灯が点灯したら安全な走行に不安がありますので、一度車を停車させて問題を確認すると良いでしょう。

MEMO

またプロボックスは走行安全システムや走行支援システムも充実しており、スリップ表示灯やPCS、LDAなどの走行安全システムに問題があるときにも確認を行いましょう。

そして近年の乗用車では装備がなくプロボックスに装備されている警告灯もいくつかありますが、メンテナンス・点検警告灯はハイブリッドモデルの駆動用電池の問題などをドライバーに伝えるもので、普段使いの乗用車ではないことから問題点を把握しやすくなっているのでしょう。

さらにPポジション要求表示灯という警告灯があり、こちらはシフトポジションがPポジションになっておらず始動などに問題があるときに点灯するのですが、こちらもドライバーが頻繁に変わる場合もある商用車ならではの機能と言えるでしょう。

プロボックスの表示灯

プロボックスには警告灯の他に表示灯も数多くあり、こちらも基本的にはメーターの左右のエリアに配置されます。

表示灯は警告灯とは違って普段ドライバーが運転する際に必要な表示を行うためのもので、方向指示器表示灯やライト関係のハイビームやフォグランプ表示等などはドライバーが毎日のように触れるものです。

ポイント

これら使用頻度の多い表示灯はメーターの上や中央に近い位置に配置されており、ドライバーからの視認性が良い箇所となっています。

また表示等についてもいろいろな支援システムが数多く組み込まれているので表示は多く、READYインジケーターやパーキングブレーキ表示等など始動時や停車時にしっかり状態を確認できるようになっています。

その他表示等には走行支援システム関連のものがあり、スリップ表示灯はVSCやTRC作動時の表示となりスリップ状態が把握できます。

また雪道など一部の状況においてはこれらのシステムが走行の妨げになる場合があるため一時的にシステムをOFFにする機能があり、これに対する表示灯もあります。

またプロボックスにはハイブリッドモデルとガソリンエンジンモデルがありますが、それぞれハイブリッド関連の表示灯かアイドリングストップ関連の表示灯かで設定される表示等には違いがあります。

EV走行時の表示灯やエコドライブインジケーターなどもあり、商用車ながら燃費走行をしっかり確認できるようになっているのは頼もしいです。

プロボックスのメーターの見やすさ

プロボックスのメーターは一見するとシンプルなメーターには見えますが、見やすさについては結構不便な場合もあります。

プロボックスのメーターの見やすさについて

プロボックスのメーターはなによりもコストパフォーマンス重視の設計であり、最低限の機能をコンパクトにまとめた仕様です。

メーターの見やすさと一口に言っても色々な要素があり、メーター自体の表示の見やすさや表示の大きさ、文字のサイズや表示地などがあり、ドライバーからの視認性やドライバーの慣れもあります。

その中でプロボックスのメーターは特にアナログスピードメーターが大きく配置されていますので、スピードメーターに関しては十分見やすいといって良いでしょう。

また各種表示灯や警告灯もメーター左右の広めのエリアに配置されていますので把握しやすいものであり、表示のマークさえわかっていれば見やすさは問題ないでしょう。

一方でマルチインフォメーションディスプレイに関しては小さめのサイズのディスプレイに情報がかなりの密度で詰まっており、こちらに関しては慣れが必要でしょう。

ディスプレイは白黒の液晶ですしメーターや文字のサイズもそこまで大きくはありませんので、瞬時に把握するためにはプロボックスに乗り慣れていなければ結構情報を探すことにはなるでしょう。

商用車として最低限の機能でまとまったメーターとしては十分な仕様ですが、さすがに見やすさについては乗用車並みにはなりません。

プロボックスのメーターの見やすさについての評判

プロボックスのメーターの見やすさについてはX(twitter)にもいろいろな投稿があり、その中からいくつかご紹介します。

こちらの方はプロボックスのメーターを見た際に違和感があったようなのですが、その理由はタコメーターがなくスピードメーターのみだったことのようです。

乗用車のメーターではスピードメーターのみという仕様はほとんどなくタコメーターやその他のメーターがあったりするのですが、プロボックスは特にシンプルな仕様なので初めて見ると結構違和感は感じるでしょう。

こちらの方は乗用車とプロボックスのメーターを比較していらっしゃいますが、そのデザインや仕様の違いに驚いていらっしゃいますね。

最近の乗用車のメーターはデジタル式を積極的に取り入れてかなり機能面でもデザインの面でも進化しているので、プロボックスにはそういった点は不要だとしても乗り換えると大きな差は感じますね。

プロボックスのメーターの故障

最後にプロボックスのメーター故障についてご紹介します。

メーターは車の部品の中で耐久性の高い部品であり、故障の頻度としては他の部品ほどは高くありません。

ですが経年劣化によって故障する場合があり、メーター本体の故障の他に表示灯や警告灯の球切れなどもあります。

球切れの場合であれば一部の交換だけで済む場合がありますが、基本的にメーターの故障はメーター全体の交換となります。

プロボックスの場合はメーター自体がかなり楽に外せるようにもなっており、シンプルゆえのメンテナンス性の良さはあります。

またプロボックスはまだ現行車種なので交換部品としては新品の部品があり、十分クオリティの高い修理が可能です。

現行プロボックスは2014年に仕様が大きく変わっていますが、その初期モデルでもそろそろ10年近く経ちますので経年劣化で故障する場合はあるでしょう。

修理費用としては30,000円前後となりますが、もし中古部品などを使用できればもっと修理費用は抑えられるでしょう。

修理部品の価格も比較的安価なのがシンプルなメーターの利点の一つでもあります。