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日産ノートの2ch(5ch)での評価まとめ!実際の意見をまとめて分析!

今や日産を代表する車となった日産ノート。

話題のe-powerは電気自動車の短い航続距離という弱点を、発電機をのせて走るという新しい発想で克服して登場しました。

既存のパワートレインも、ダウンサイジングターボを独自に解釈したエコスーパーチャージャーと、ユニークな走りが堪能できます。

最近はボディスタイルも基準車だけでなく、SUV風やプレミアム風などさまざまなニーズに対応してきており、オールマイティな魅力があります。

日産を31年ぶりの販売台数No.1へと導いたノートですが、実際の評判はどうなのでしょうか。

ここではノートの良い評判や良くない話をまとめて検証していき、買うべきかどうかを検証していきます。

ノートの2ch(5ch)での良い評価

日産 ノート参考:www3.nissan.co.jp

日産待望の小型ハイブリッドモデルとして、電気自動車のような走りでユーザーを魅了するノート。掲示板などではどういった意見がかわされているのでしょうか。まずは良い点を見ていきましょう。

外観

実車みると前期ノートとティアナを足して二で割った、ってところに落としてきた努力は見える
特にマーチや軽では満足出来ない20代正社員独身女子の問い合わせがあるのが特徴との事

このノートは先代のノートと上級コンパクトのティーダと両方のユーザーの受け皿として開発されました。そのため居住性とラゲッジスペースを両立するためにロングホイールベースとなっています。

ただ縦長なボディでスタイリッシュさにかけてしまう印象ですが、ボディサイドのスカッシュラインや張り出し感のあるエアロバンパーでデザインの良さを出しています。マーチサイズや軽自動車では満足したくない女性から、一定の支持があるようです。

内装

ノート シート参考:www3.nissan.co.jp

メーターの出来の良さに感動。エルグランドより立派かも。

現行型ノートはそれぞれのエンジンに合わせたメーターが作られています。

中でもDIG-Sモデルとe-powerモデルでは高精細のオプティトロンメーターが採用されており、そのキレイな発光はエルグランドよりも良いのではないかと言われるほどです。

シートは見た目も作りも確かに安っぽいけど
運転すると不思議と疲れにくい

ノートは安っぽいと言われがちなインテリアですが、波のような動きのある造形やソフトパッドに見えるように加工された樹脂パネルを採用するなど意外に頑張っているののです。

ただ実際に見てみると確かにシートも安っぽく見えます。しかし運転していても不思議と疲れにくくなっているようです。ここは椅子文化のフランス自動車メーカー、ルノーとの強力が見られるのかもしれませんね。

プレミアムホワイトインテリア、本革シートだよって言ったら知らない人なら信じるだろう
あんだけソックリに作れるのも凄いがオール合皮シートって珍しい

もちろん安っぽいと言われているばかりでは上級モデルであるティーダユーザーからの乗り換えをすすめることはできません。

後期型にはインテリアの質感を高く見せてくれる、プレミアムホワイトインテリアがオプションで選択することができます。

コストの関係かシートには合皮が使われていますが、手触りや質感はかなり本革に近づけられており、知らない人が見れば本革に感じられるほどのようです。そのオプション価格の設定も手頃で、ワンランク上の上質感を手軽に味わうことができます

D型ハンドルは前期型よりコンパクトで、内装との違和感も無い。
誰か書いてた通り、ドアの閉まり音重厚感あった。遮音のためにウェザーストリップ変更しただけかもしれないけど。ドアハンドルは全車メッキになってた。

ノートはそのモデルサイクルによってハンドルの形状も違います。後期モデルのノートはセレナやリーフなどにも採用されているD型のハンドルが使われており、上級車種のような触り心地です。

ノートはe-powerを搭載する際に、静音化を行うためにウェザーストリップや制振材の増強など、遮音性の向上も図られています。そのため乗り心地はまるで違う車のようになっているのです。

走行性能

ノート エンジン参考:www3.nissan.co.jp

出足はNA 1.5Lの先代の方がグッと出る感じが強いけど
あの神経質で過剰な演出が嫌いだったので、今回の1.2L SCの出足の
方が自然に感じた。踏み込んだトルクはエコモードでも全く不足は
ない。

ノートには1.2LNAエンジンと1.2Lスーパーチャージャー(SC)エンジン、そしてハイブリッドモデルのe-powerの3種類のパワートレインがあります。

SCエンジンはダウンサイジングの考えのもとターボの代わりに低回転からトルクの出やすいSCを採用しています。ですからターボに比べてトルクの発生は早く、過給器付きとは思えないなめらかな加速です。

スイッチひとつでSCをOFFにすることもできますから、過剰なトルクの必要ない街なかでは燃費良く走ることもできます。走りに関してはこちらの方の言う通り、それほど出力に不足は感じないようです。

加速はリーフのそれとほぼ同じ
2Lターボ車のパワー感は本当、いや低速時は上回ってるかも

現行ノートの目玉であるハイブリッドシステムのe-power。

電気自動車リーフに使われている技術をフル活用して実現したハイブリッドシステムで、その加速感は2Lターボエンジンを上回るのではないかといわせるほどの加速感が味わえます。

純粋な電気自動車と違いエンジンで発電しながら走る車ですから、充電する必要がなく電欠の心配もありません。

電気自動車は気になっているけど、まだネガティブなポイントで不安を感じている人への入門にちょうどよい車です。

安全性能

ノート ビューモニター参考:www3.nissan.co.jp

・スマートルームミラーは最初違和感あるけど、慣れれば使いやすい。
・アラウンドビューモニター、超便利。

ノートにはコンパクトカーとしてはかなり贅沢に安全装備が採用されています。

スマートルームミラーはルームミラーを鏡ではなくカメラで写した画像をミラーに投影させるもので、後席に大柄な人が乗っていても荷物をありえないほど積み込んでも視界を邪魔しません。

ただ鏡とは距離感が全然違いますから、こちらの方が言う通り最初は非常に違和感があります。

そして日産が長年使い続けているアラウンドビューモニターです。こちらは4方のカメラで車の死角となりやすい部分を潰してくれる、非常に便利なカメラです。こちらもなれは必要ですが、使い慣れてくると非常に便利ですよ。

まぁ、ノートはエマージェンシーの警告音鳴るから、そこそこ認識はしてると思う
>>430
ちょっと運転中によそ見してて(自分が悪いのは重々承知してます)
前の車がスピード落としたのを自分が気づく前に警告音鳴らしてくれたおかげで間に合ったことがある
付けてて良かったと思った
買うときにはあまり役にたたないと思ってた。

そしてノートには単眼カメラによって前方を監視しています。緊急ブレーキは実際に体感する場面はほとんどあまりありませんが、実際にはこのようにドライバーを助けてくれる場面もあるのです。

まだまだ実用的ではないなど批判的な意見も多く見られますが、あくまで補助装置の一環として付けておくことで、かならず守ってくれる放置と言えるでしょう。

乗り心地

エンジンは4気筒に対し振動や騒音面でハンデを持つ3気筒ながら、ほとんど気にならないレベルに抑え込めている。
また、滑らかなCVTということもあり、実用性能で不満を感じることはないと思う。

ノートのガソリンモデルは現行型から3気筒エンジンになりました。3気筒エンジンといえばバランスが良くないことから振動や騒音が気になりやすいエンジンです。

しかし実際にはよほど神経質な人ではない限り気にならないレベルにまで抑え込まれています。

ダウンサイジングで加速の不足も見込まれていましたが、CVTの特性をうまく利用することで乗り心地は全く問題なくなっているようですね。

Sモード、運転がうまい人なら瞬時に慣れてブレーキ踏まずアクセルだけで走行できる
減速Gだがゆっくりアクセル戻せばGもゆっくりとしかかからない
想像より自然な感じだた
ブレーキ踏まず停止まで逝くのは未体験ゾーン

e-powerには日産がワンペダル走法と名付けるSモードというドライブモードがあります。これはアクセルメダル一つで加速とブレーキングを行ってくれる仕組みで、ゴーカートのように運転が楽しめるのです。

なれるまでは違和感ばかりかもしれませんが、こちらの方が言うとおりでアクセルペダルの戻し加減をゆっくりにすることで、減速によってかかるGを抑えることができます。

こういったコツを掴んでいけば発進から巡航、停車までアクセルペダル一つで操作できるようになるでしょう。

・後部座席は思ったよりも広い。
・遮音性はメダリストだと段違い。

ノートの乗り心地で重要なのがこの後席です。コンパクトカーでありながらも上級セダンを彷彿とさせる空間を持っており、非常に快適な空間になっています。

そして上級グレードのメダリストになると遮音材の配置や遮音ガラスの採用などで遮音性はぐっと向上します。

普段遣いが通勤ばかりであれば通常のノートでも良いですが、一家に一台の車としておいておくのであれば、メダリストのほうが快適に使うことができそうですね。

燃費

普通にエコモードオンとアイストオンでエアコン付けてもリッター24走る。
大体、悪くてリッター20キロ、良くてリッター27キロ
信号は少なく、坂はあるが、登りは普通に登って登りきる直前にアクセルオフ→田舎なので前車も少なく坂を降りきるまでノンアクセルで十分なスピード出る。
信号も無い。その上に坂降りた後も十分スピード出てて、次の先々の信号までノンアクセルで到達できるみたいなエコ運転が可能な超田舎特権。

そして燃費性能ですがSCを使ったDIG-Sモデルがなんと27km/lという優れた燃費性能を発揮しています。

加速時にはSCで力強い加速をしますが、巡航時などパワーの必要のない場面ではSCはつながっておらず、さらにミラーサイクルを利用した必要最低限のパワーで走っているため燃料の消費はかなり抑えられます。

ハイブリッドシステムが一番燃費がいいと思われがちですが、ノートのDIG-Sエンジンはかなりのecoエンジンなのです。

ノートの2ch(5ch)での悪い評価

e-powerだけではなく、魅力的なパワートレインや最新の安全装備を搭載しているノート。良いことばかりのようですが、悪い評判もあるのでしょうか。次に良くない評判を見ていきます。

外観

ノート フロント参考:www3.nissan.co.jp

若々しくないな
オッサンくさい

外観についてはいきなり辛辣な意見が飛び出しました。ノートは発売当初からデザインがすでにおとなしすぎる、古臭いなどという意見が飛び交っていました。

ただ

デザインが平凡なだけ。自己主張しないデザインなので、万人向け。
ちと若い世代には受けない感じ。大人なクルマ。おじさん、おばさん向け。
若いヤツがこれに乗ってると、それだけで信頼度UPしそうなクルマ。
技術がすばらしいだけに、デザイン面でなんだかもったいない。

こちらの方が言うとおりで、おっさん臭いと言うよりは自己主張が少なく、万人受けするデザインだとも言えます。

e-powerの採用された後期型では、はやりのデザインである怒り顔や張り出し感などでデザインは改善されてきています。それでも最近の車のような威圧感や刺々しさは少なく、見た目で人を引きつけるという魅力は少なそうです。

DIG-Sエンジンやe-powerなど良い技術がたくさん採用されている車であるだけに、デザインで損していると言われるのは非常にもったいないですね。

今さらだけど、通常NOTEとe-powerはフロント周り
差別化なし?
>>28
グリルの青いストライプくらい?

ちなみに現行モデルでe-powerとガソリンモデルを見分ける方法はいくつかありますが、その一つがこのフロントグリルの青いストライプです。

セレナe-powerにも同様で環境イメージでブルーを使っているようですが、もうちょっとわかりやすい変化がほしいところではないでしょうか。

実はその他にもリアエンブレムなどよく見ると違う部分が見えてきますよ。

内装

ノート インテリア参考:www3.nissan.co.jp

リアの足元スペースはとても広いがシート座面は短いような?
リクライニングもしないしティーダーからの乗り換え用途には向かない
気がしますね。

現行ノートの売りである後席空間の広さですが、足元の空間の分座面が短いのではないかと感じる人もいます。

その他にも背もたれのリクライニング機構もありませんから、それらを全て網羅していたティーダからの乗り換えをすすめるには、ちょっと心もとないです。

インパネ回りハンドルなどのデザインはよし。シフトノブはプリウス的な短いもの。
ちょっと工夫がないと思ったのは、マップランプやサイドブレーキあたりが今までどお
りで豪華にみせる工夫がまったくないと思った。

その他にも天井のマップランプやサイドブレーキなど、ティーダユーザーを取り込むことを前提としているにしてはそのチープさを隠しきれません。

マップランプには小物入れがないどころかスイッチもチープですし、せめて足踏み式のサイドブレーキを採用するなどしていればもうちょっと質感は感じられたのではないでしょうか。

内装のチープさは認めるがこの車ってそういうの求めて買う車じゃないから

ただこちらの方が言うとおりで、この車はいかに安く乗るかというふうに作られた車でもあります。

特に初期モデルではHIDヘッドライトや後席ヘッドレストなど多くの装備を省いているなど、ノートが下駄車として作られたという実態をひしひしと感じられるモデルです。

はじめからティーダユーザーを取り込もうと考えること自体がおこがましいのかもしれませんね。

走行性能

出足はわりと良い感じでしたが、低中速では期待ほど力強さは感じられません。
そこで直線路でアクセルを踏み込むと、普通のCVTらしくウワッと回転数を上げてから過給が効いてきます。
思っていたより過給が効くまでのタイムラグがある感じ。
たしかにノーマルより上の伸びはあるんですが、スポーティな走りを期待していると裏切られますね。
普通、スーパーチャージャーだと低速から図太いトルクを出すってイメージですよね。

自然な走りでよいと言われていたDIG-Sエンジンですが、SCがついていることでスポーティな走りを期待すると裏切られてしまいます。

本来低回転からレスポンスの良い加速のはずのSCですが、CVTの特性である回転数を上げてから変速で加速していく仕組みによって加速までのタイムラグを感じてしまうようです。

もともとスポーティさを求めているものではないため過給圧もそれほど高くありませんから、スポーツ性能を求めてこのエンジンを選んではいけませんね。

モーターの出だしの加速は確かに速い。大排気量のトルクで走る感じ。
街中で走るには十分過ぎる走り。
ただ、高速はエンジンががさつな音がして駄目。後ハンドルが軽すぎて怖かった。

e-powerはモーターの特性である踏んだ瞬間が最大トルクということもあり、まるで大排気量の車に乗っているかのような加速感が楽しめます。

しかしそうするためにはかなり大きな電力が必要ということもあり、発電機であるエンジンはかなり高回転まで回ります。

一時的であればよいですが、100km/hぐらいで走る高速道路では常時エンジンが回りっぱなしになります。エンジン音は3気筒エンジンですからどうしても気持ちの良い音とは言いづらく、こちらの方のように気になる人にとってはだめでしょう。

そして電動パワステということもあり車速連動とはいえ、高速道路でハンドルが軽いというのはなかなかこわいですね。

個人的には加速感は思ったより感じなかったな
メーター見て思いの外加速しててビビったけど
リーフの時もそんな感じだった
エンジン音とか五感をくすぐる音がしないから
思ったほど加速感を感じないんじゃないの?

なかにはe-powerにのっても加速感が感じられない人やそんなにすごくないという人もいます。

これはおそらく、エンジン音という加速するときに当たり前に聞こえてくるはずのものが聞こえてこないことが原因なのではないかという意見もがあります。

実際にはメーターを見てびっくりするほど速度の伸びが早いですから、e-powerを運転される際は運転速度にしっかり注意しましょう。

乗り心地

Xとメダリストの両方試乗したけど、静音性能はわからなかった。
キュイーンと言うモーター音とコーッと言うロードノイズで加速中は違いが判別出来ず。

ノートe-powerのメダリストには制振材や遮音材の追加や遮音ガラスを採用しているなど、Xグレードとメダリストの静音性能は大きく異なります。

ただこちらのかたのようにほとんど違いがわからないという意見も多くありました。

試乗でX乗って「う~ん、音が・・・」という人はメダリストにも乗った方がいいですし、
逆にそこまで気にならないならグレード上げなくてもいいですからね。
乗り比べ、おススメです。

ですのでメダリストの内装やスタイルにこだわりがあるわけではなく、静音性能に惹かれているという人は、これら2つを乗り比べてみると良いでしょう。

走行ノイズは先程の方のようにインバーターの音やロードノイズが主に気になる人や、エンジンノイズばかりが気になる人、風切り音が嫌いな人など様々です。

遮音材や制振材ではエンジンノイズや風切り音を主に抑えてくれるものですから、乗り比べで違いがわからないのであれば、Xグレードで十分といえます。

それとちょっとあおるだけですぐにエンジンが唸るのはどうかという気がした。
リーフだといくら踏んでもタダだからってよくアクセルを底まで踏むようになった俺の使い方が悪いんだろうけど、
エンジンはかなり五月蠅い。フィットアクアよりも五月蠅い。

そしてe-powerはモーターで走る車だとは言っても、エンジンで電力を作り出しています。

リーフのようにバッテリーからの給電のみというわけではありませんから、EV走行がメインのハイブリッドモデルや電気自動車に乗っている人にとっては、この3気筒エンジンのがさつな音は非常に気になるでしょう。

もちろんライバルのフィットやアクアは4気筒エンジンなので、対策もする前からエンジンレベルで騒音が違います。

エンジンノイズがどうしても気になる人はしっかり対策がねられているメダリストを試してみましょう。

燃費

高速と流れの速い幹線道路をメインで試乗してきた感想。
出だしからトルクフルで加速は楽しい。時速70kまでならクラス内で無敵感がある。
70k~の加速は0加速より落ちるが問題なし。
しかし時速70k以上をキープして走ると燃費が目に見えて悪化する。ヒーターONで22k位。100~の加速はあらら鈍い。
大体高速の流れ時速90~120k位だと燃費は更に悪化して20kを大きく割り込む18k位。
通勤等で流れの速い幹線道路をメインで使ってる人は注意が必要かも。
今回はかなりパカパカしたのて悪化した可能性もあるけど燃費に関してはシーンを選ひ過ぎると言わざるを得ない印象。
スロコンを付くならエコに振れば高速域の燃費も改善するかも。

ハイブリッドモデルといえば燃費が良いイメージがあります。ノートはその電気自動車のような大トルクな走りが楽しめる車ですが、それはあくまで80km/h程度までです。

電気自動車は高速域での消費電力が非常に大きくなるためエンジンの回転も大きくなり、加速性能や燃費性能は著しく低下していきます。そのためe-powerは低速から中速を主に走る街なかでの走行が一番効率が良くなっています。

そして実は高速域ではエンジンのほうが効率が良いのです。そのため燃費が気になる人で、信号待ちの少ない田舎道や高速道路などを走ることが多い人は、DIG-Sモデルのほうがおすすめなようです。

ノートは買いなのか?

総評

ポイント

デザイン

日産ノートは最近の日産車の特徴であるVモーショングリルをフロントに入れ込み、怒り顔などの流行りのテイストを取り入れたスタイリッシュな車です。

ポイント

ただ他メーカーと比べるとこれだというような尖った特徴などはなく、古臭さを感じる部分もあります。目立った特徴のないデザインで万人受けしやすいフレンドリーなデザインといえるでしょう。

内装は先代に比べるとデザイン性は大きく向上していますが、プラスチック感が強く感じられるインパネや小さめなシートなど質感の低さが指摘されています。

ノートの上級車種であるティーダのような上級クラスから乗り換えるには基準車のままでは安っぽく感じられますから、最低限メダリスト、さらにはプレミアムホワイトインテリアなどで質感をしっかりと向上させておくべきでしょう。

そして小柄ながらもシートの座り心地はよく、後部座席の空間もクラスを超えた広さを有するなど、実用面ではかなり魅力的です。

走行性能

パワートレインには3種類用意されていますが、1.2LNAエンジンであってもほとんど無難にこなせるようです。

ただ燃費性能や走行性能を期待するのであればDIG-Sエンジンやe-powerの選択肢が濃厚となります。

DIG-Sエンジンはノートの本来のサイズである1.5Lクラスのパワーと高い燃費性能を誇っており、特に燃費性能においてはe-powerを超える部分もありますから侮れません。

e-powerは言わずもがなでクラスを超えたトルクフルな走りとハイブリッドらしい燃費性能でドライバーをしっかり楽しませてくれます。

ノートの予防安全装備は単眼カメラによって作動しています。これはセレナやエクストレイルなどに採用されているものと同じものなので、非常に精度が高いです。e-power限定ですが追従型クルースコントロールにも対応しており、運転の疲労を抑えてくれます。

その他にも車の全方位を見渡せるアラウンドビューモニターやカメラで後方を確認するスマートルームミラーなど、ドライバーを補助するアシスト装備で安心して運転できます。

MEMO

乗り心地は3気筒エンジン特有の振動や騒音などネガティブなポイントが挙げられていますが、実にうまく抑えられているようで気にならないほどです。

それでも3気筒エンジンには変わりませんから特有の音が嫌いな人にとってはガサツさが目立ち、安っぽく感じてしまうようです。

e-powerのワンペダルドライブはアクセルペダルをGを感じさせないようにゆっくり戻すコツを掴むことでとてもスマートに運転できるようになります。アクセルペダル一つで停車までできる操作感は病みつきになるようです。

ただe-powerの走行音は人によって感じ方は違うようで、うるさいと感じる人から静かという人まで様々です。メダリストは騒音対策がしっかりしていますから、気になる人はメダリストを試してみましょう。

その他

燃費性能はハイブリッドシステムだからといってe-powerが絶対に良いとは限りません。低速から中速が得意なe-powerは街なかでの走行では秀でた燃費を発揮します。

しかし高速道路での走行は電気自動車にとって負荷が非常に大きく、電力消費が多くなりますからその分エンジンを回す必要があり、燃費は悪くなります。

その点エンジンは高速走行では負荷が少ないことからDIG-Sエンジンは燃費が伸びます。ミラーサイクルで普段の街乗りからも燃費が良いこともあり、燃費面ではe-powerとDIG-Sエンジンはどちらも甲乙つけがたい存在です。

買いかどうか

ここまで総評をしてきましたが、新型ノートは買いなのでしょうか。安定した走行性能や優れた安全装備に惹かれる人にはおすすめです。ただ自身の使い方を把握した上でパワートレインは選びましょう。

ポイント

ノートはそのロングホイールベースによってコンパクトカーの中でも特別走行安定性が優れています。もちろん後部座席の座り心地も優れていますから普段から人を乗せることが多いユーザーにとっては非常に嬉しいでしょう。

さらにスマートルームミラーやアラウンドビューモニターなども非常にコストパフォーマンスが高く、予防安全装備も他車の一歩先ゆく性能で安心感があります。

ただパワートレインは売れているからe-powerを選んでおけば間違いないというわけでもなく、それぞれ一長一短があります。

燃費性能重視なのか走行性能重視なのか、高速道路が多いのか街乗りが多いのかなど、しっかり自分の使用法を考慮して選びましょう。

MEMO

逆におすすめできないのは燃費最優先のユーザーや見た目重視のユーザーです。ノートは確かに燃費は非常に良いですが他メーカーのハイブリッドモデルに比べてアドバンテージがありません。

ガソリン車であれば他メーカーとも渡り合えるかもしれませんが、ハイブリッドシステムと比べると難しいでしょう。

トルクフルな走りは魅力的ですが、やはり全速度域で燃費の良いトヨタやホンダのハイブリッドシステムには敵いません。

そしてノートは無難でフレンドリーなデザインをしているため万人受けはします。ただ他社に比べて一回り古く感じてしまうデザイン要素が多いこともあり、威圧感や尖ったデザイン、わかりやすい新しさが好みのユーザーにとっては魅力的に映らないでしょう。

外観を気にするユーザーや燃費優先のユーザーは購入前に一度考えたほうが良いかもしれません。