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ミライースはかっこいい?評判・人気が高い?値段まで解説!

ダイハツ ミライースは軽自動車のエントリーモデルで、小型でコストパフォーマンスに優れる車です。

今回はそんなミライースのデザインや人気についてご説明していきます。

ミライースのデザイン

ダイハツ ミライース参考:www.daihatsu.co.jp

ダイハツ ミライースは軽自動車として最も小型なエントリーモデルで、基本車種でもあります。

ダイハツは国内のメーカーとして軽自動車をメインに販売しており、以前から「ミラ」というブランドで何代も数える車種です。

MEMO

そのミラが2011年から車名をミライースに改めてよりエコ性能に磨きをかけるとともに、ミラブランドを受け継ぐ形となっています。

ミライースとしては現行モデルで2代目になりますがミラシリーズとしては9代目にあたり、ダイハツで最もオーソドックスな軽自動車となります。

軽自動車は日本独自の車種で軽自動車規格によって車のサイズやエンジンサイズなどが決められています。

現在主流の軽自動車はその規格の中で最大限スペースを広げたスーパーハイトワゴンというタイプの車種で、車高を高くして車内を広げ解放感を高めています。

また近年では軽自動車にもハイブリッドシステムが搭載されて来るようになってきており、燃費性能も以前より高まっています。

しかしミライースはそういったトレンドとは少し外れた車種で、ボディタイプは車高を低くした以前からあるいわゆる軽自動車スタイルです。

またミライースは同じダイハツの他の車種が搭載しているようなハイブリッドシステムなどの採用もなく、最もベーシックな性能となっています。

このようなタイプの軽自動車であるミライースですが、まずはそのエクステリアやインテリアのデザインをご紹介しましょう。

ミライースのエクステリアデザイン

ミライースは現行モデルで9代目となりますが、そのエクステリアデザインはかなりシャープでカッコイイものになっています。

ミライース フロント参考:www.daihatsu.co.jp

ミラという車種はダイハツのベーシックな車として比較的おとなしめのシンプルなエクステリアデザインがこれまで採用されたのですが、ミライースになってからはこの写真にあるような結構複雑なフロントマスクを持つようになっています。

ミライースのフロントマスクは角ばって力強いデザインのライト形状と複雑な構成のフロントバンパーは、軽自動車でありながらなかなかスポーティな印象を与えます。

またボンネットなども小さいながら凹凸をもたせたボンネット形状もアクセントになっており、安っぽい印象は感じません。

ミライース リア参考:www.daihatsu.co.jp

次にミライースのリアデザインを見てみますが、リアはハッチバックカーとしての大きなテールゲートをもたせたデザインです。

リアコンビランプはシンプルな形状ですがコンビランプから上側に黒いラインなどがあしらわれており、デザインにアクセントをあたえることでただシンプルにならないようになっています。

またテールゲート上部には小型のスポイラーなども装備されており、車のスタイルをスポーティにするとともに空力性能も高めています。

軽自動車は車のサイズに制限があるので横方向はどうしてもシンプルな直線基調にならざるをえませんが、その中でサイドパネルの凹凸やリアウインドウの角に三角窓を設けるなど、質感の高い軽自動車になっています。

ミライースのインテリアデザイン

次にミライースのインテリアのデザインを見てみましょう。

ミライース インテリア参考:www.daihatsu.co.jp

まず最初にミライースの運転席周りを見ていきますが、インパネ周りについてはシンプルにまとめながら各所にアクセントをあたえるデザインとなっています。

ミライースのインパネでひときわ目を引くのはハンドルの奥に位置しているデジタルメーター類で、視認性が高く便利なことのほかに青く縁取りしたデザインなど特徴的なものとなります。

またインテリアカラーによってはインパネが上下2段に色分けされるようになっており、コストをあまりかけられない中でも質感を高くするように設計されています。

全体的にはメッキパーツなどはなくカーナビやエアコンの操作部分もシンプルなデザインで、かっこよさよりは実用性重視と言えるでしょう。

ミライース シート参考:www.daihatsu.co.jp

シート類のインテリアについてはパット見でもシンプルにまとまっていることがわかるもので、フロントシートは左右分割式ながら少し平たいデザインとなります。

それでも中央と周辺を色分けするなど出来る限りの質感を与えてありますが、ヘッドレストが一体化していたりステッチがなかったりとベーシックなデザインです。

またリアシートはベンチシート式となっているのですが軽自動車にはありがちな凹凸のあまりないシートです。

それでも近年の安全性の観点から小型のヘッドレストが装備されるようになっており、以前は軽自動車ではオミットされていた装備なので進歩は見られます。

ですがミライースのインテリアは全体的に必要最小限のものでまとまっているという印象になっており、カッコよさよりはコストパフォーマンス重視の仕様です。

ミライースのボディカラー

ミライースのボディカラーには現在9種類のものが設定されており、車のボディカラーとして標準的なラインナップです。

ミライースボディカラーホワイト
ブライトシルバーメタリック
シャイニングホワイトパール
ブラックマイカメタリック
プラムブラウンクリスタルマイカ
スプラッシュブルーメタリック
ファイヤークォーツレッドメタリック
レモンスカッシュクリスタルメタリック
スカイブルーメタリック

ミライースのボディカラーで最もよく見かけることがあるのは「スカイブルーメタリック」という薄い水色のボディカラーですが、このボディカラーはミライースのイメージカラーになっており写真などで見かけることが多いものです。

ミライースはミラから名前が変わる際に「第三のエコカー」というキャッチフレーズを盛り込んでおり、よりエコ性能を重視したことでイメージカラーがアースカラーとなっています。

またその他にも派手なカラーとしてレッド、ブルー、イエローなども用意されており、前述の写真などでもスポーティに見えるボディカラーとなっています。

ポイント

一方で人気のあるカラーはこれらとは違った定番カラーであるホワイト、ブラック、シルバー系のカラーで、特に人気のホワイトにはホワイトパールとメタリックではない普通のホワイトが用意されています。

ブラック、シルバー系についてはそれぞれ1種類ですが、どちらもメタリックカラーなので存在感があり、ミライースのエクステリアデザインには結構似合うものです。

また特別なカラーとしてはブラウン系の「プラムブラウンクリスタルマイカ」があるのですが、こちらは落ち着きのある大人っぽいボディカラーです。

全体的にミライースの人気色はおとなしめのものが採用される傾向にあり、派手なカラーは見た目はよいものの実際に自分の車につけるかどうかは別ということですね。

ミライースは人気か?

ミライースは現行モデルが2017年にフルモデルチェンジを行いましたが、その車種がどのぐらい人気なのかを販売台数から見ていきましょう。

ミライース年間販売台数ランキング順位
2016(フルモデルチェンジ前)10位
20177位
20187位
20196位
20207位

軽自動車は日本だけの車種で販売しているメーカーも限られているため、乗用車に限定すればおおよそ20車種ぐらいがすべての新車車種となっています。

その中で2016年にはミライースとしての初代モデルが販売されていた時期ですが、この頃ではミライースの年間販売台数は10位なのでおおよそ中間程度の売れ行きでした。

しかし現行ミライースにフルモデルチェンジしてからは販売台数のランキングが上昇し、6位〜7位とそこそこの順位につけています。

ミライースより上の販売台数ランキングの車種はすべてがミライースより車高の高いハイト系ワゴンで、オーソドックスな軽自動車であるミライースのようなスタイルではこの車種が一番売れているといえます。

なおボディカラーについてはミライースには鮮やかなボディカラーもありますが、人気色として選ばれることが多いのはやはり定番カラーであるシャイニングホワイトパールです。

もう1色のホワイトも同系色ではありますが、シャイニングホワイトパールのほうが高級感のあるカラーで人気は上です。

その他の人気カラーもブライトシルバーメタリックやブラックマイカメタリックなども人気ではありますが、ミライースでは意外とイメージカラーであるスカイブルーメタリックも人気が高いボディカラーとなっています。

ミライースの評判

ミライースのデザインなどによる評価はtwitterにもさまざまな投稿があり、その中からいくつかご紹介します。

こちらの方は軽自動車をいろいろ比較検討されているのですが、その中でもミライースは結構良い感触を得られています。

ミライースのデザインはパット見ではシンプルには見えるのですが、ずっと見続けても飽きない普遍性を持っているともいえるのです。

こちらの方はダイハツの軽自動車をいくつか見ていらっしゃいますが、ミライースの他に同じトヨタのタクトなども見ていらっしゃいます。

タフトのほうが価格が高く装備も豪華なのですが、それと比べてもミライースの運転席も十分かっこいいものに仕上がっているとおっしゃっていますね。

こちらの方はミライースのテールレンズ周りをとても気に入っておられ、カーボン調の装飾はそれまでのコストパフォーマンスを重視した軽自動車にはあまり見られなかったものです。

その中でもミライースはスタイルを頑張って改善しておりなかなかカッコイイデザインに仕上がっています。

ミライースの欠点

ミライース インテリア参考:www.daihatsu.co.jp

ミライースは軽自動車の中でもコンパクトでコストパフォーマンスに優れた車ですが、同じ軽自動車にはほかにも背の高いハイト系ワゴンなどがあります。

現在の販売台数的にはハイト系ワゴンが圧倒的な人気を誇りますが、それはミライースのスタイルではどうしても車内が広くできないという欠点があるためです。

軽自動車はその軽自動車規格で車の全長、全幅、全高が決まっており、ミライースでもハイト系ワゴンでも外枠は変わりません。

MEMO

ハイト系ワゴンでは比較的余裕のある全高方向に大きく伸ばすことで車内のスペースを広くしているのですが、これに対してミライースは車高が低いスタイルの軽自動車であり車内スペースがどうしても小さくなります。

ミライースの車高の低めなスタイルやデザインは昔の軽自動車のトレンドではあり、小型軽量を突き詰めた結果のデザインではあるのですが現在のトレンドの車種に比べればどうしても狭さが際立ちます。

まずミライースの全高が低い点は車内の天井の低さにつながるのですが、乗車するには十分なものの解放感まで感じられるものではありません。

またミライースのスタイルでは高さの低さからボンネットの長さがしっかり残っていますので、車の全長に制限がある中では必然的に車内の室内長が少なくなります。

ポイント

これらの点からミライースのスタイルではどうしてもハイト系ワゴンより車内が小さくなり、居住性が低下したりラゲッジスペースが小さくなったりしてしまいます。

ミライースのスタイルは小型軽量な軽自動車を設計したり、コストパフォーマンスに優れる安価な車を作るのには役に立つのですが、その反面軽自動車で特に重要な車内スペースにはどうしてもデメリットを抱えてしまいます。

昔はエンジン技術などから燃費優先でミライースのようなスタイルが多くを占めていたのですが、燃費自体がどんどん改善されてきたことでハイト系ワゴンが増えてきており、何より車内が広くて居住性や使い勝手が良いということでミライースのようなスタイルの軽自動車をほとんど駆逐するようになっています。

ミライースはその中でも残っている以外と貴重な車種ともいえるでしょう。

ミライースの値段

最後に現行ミライースの新車価格や中古車価格についてまとめてみました。中古車価格についてはネット上の大型中古車情報サイトであるカーセンサーとgoo-netそれぞれで調べたものをまとめています。

ミライース新車価格中古車本体価格相場
ミライース(2代目)860,200円〜1,372,800円カーセンサー390,000円〜1,300,000円
goo-net398,000円〜1,375,000円

ミライースは新車価格からしてかなり安価な車であり、最も廉価版のグレードでは1,000,000円まで到達せず860,200円から新車の軽自動車を手に入れることができます。

また上級グレードであっても1,372,800円が最上級であり、この価格でも新車価格として考えればかなり安価な価格に収まっています。

近年のトレンドであるハイト系ワゴンの軽自動車では新車価格は1,200,000円〜1,800,000円ぐらいが一般的な価格となっていてグレードによっては2,000,000円を超える車種も出てきている中で、ミライースの新車価格はかなりコストパフォーマンスに優れていると言えます。

また中古車価格についても新車価格同様安価な価格帯にまとまっており、現行ミライースは初期型でもまだ年式が4年〜5年程度であるにもかかわらず最低価格はわずか390,000円程度と状態の良い中古車としても安価です。

上級グレードは中古車価格でも新車価格とほぼ同価格にはなっていますが、その間の中古車はたくさん市場にありますのでコストパフォーマンスに優れた軽自動車を手に入れたいならばミライースの中古車はかなりオススメです。

ミライースは前述したように最も小型にまとまった軽自動車で車内のスペースなどはハイト系ワゴンには及ばない点はありますが、その分小型の車体で価格が安価というのが大きなメリットになっています。

また車としての現行のミライースはデザインも前述のようにカッコイイという評判も高いので、車内の広さが十分ならばミライースはオススメの車です。