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レクサスLSのサイズ/広さ/大きさは狭い?寸法(車高/長さ/車幅/最低地上高/重さ)まとめ!

レクサスLSはレクサスの高級セダンで、同社で最も上級のフラッグシップモデルです。

今回はそんなレクサスLSのサイズや寸法について見ていきましょう。

レクサスLSのサイズ・寸法と広さ・大きさ

レクサス LS参考:lexus.jp

レクサスは日本を代表する高級車メーカーで、世界的な高級車メーカーと肩を並べる存在です。レクサスはトヨタのブランドの一つですが、日本車の高級車を世界的に高めたブランドとなっています。

そんなレクサス最上級の高級セダンがレクサスLSで、現行モデルが登場したのが2017年となります。

レクサスLSは最上級セダンとしてのゆとりのある外観サイズや車内の広さ、ラグジュアリー感の高い質感、乗り心地や静粛性などさまざまな点で最上級の車です。

またトヨタが得意とするハイブリッドシステムや信頼性の高いコンポーネントを持ち、車としての性能も最上級です。

レクサスLSは大型の4ドアセダンですが、近年のモデルは以前よりさらにスポーティな意匠が取り入れられ、押し出し感の強いグリルとともに存在感のある車です。

そのサイズ感は日本車として最大級のモデルであり、海外の名だたる高級セダンと肩を並べる存在となっています。

レクサスLSは現在はビッグマイナーチェンジの直前とはなっていますが、最終型モデルのサイズを見ていきましょう。

レクサスLSの外観

レクサスLS 外観参考:lexus.jp

まずはレクサスLSの外観サイズを見ていきましょう。

スペックレクサスLS
全長5,235mm
全幅1,900mm
全高2WD:1,450mm AWD:1,460mm
ホイールベース3,125mm
トレッド(前/後)1,630/1,635mm 1,630/1,615mm 1,635/1,635mm 1,635/1,615mm
最低地上高140mm
車両重量2,150kg〜2,390kg
タイヤサイズフロントタイヤ245/50RF19 101W 245/45RF20 99Y
リアタイヤ245/50RF19 101W 245/45RF20 99Y 275/40RF20 102Y
ウインドウサイズフロントウインドウ約350mm✕1,400mm
サイドウインドウ約350mm✕2,200mm
リアウインドウ約350mm✕1,400mm
ミラー幅約2,100mm
エンブレム・ロゴサイズ約100mm✕100mm

レクサスLSの寸法

レクサスLSは日本でも最上級のサイズを持つ車ですが、そのサイズ感は日本の区分である5ナンバーサイズと3ナンバーサイズに分かれています。

国産車はそのサイズ感が2つの大きな区分に分かれており、以前は税金の差などがありましたが現在では主に車の大まかなサイズを表すものになっています。

5ナンバーサイズは比較的コンパクトな車や中型車が含まれていますが、そのサイズを超えると3ナンバー車となって大きな車というイメージとなります。

近年は車の全幅を広げて車内を広くする車が多く、3ナンバー車が増えてきています。

スペック5ナンバー3ナンバー
エンジン排気量2,000cc以下2,001cc以上
全長4,700mm以下4,701mm以上
全幅1,700mm以下1,701mm以上
全高2,000mm以下2,001mm以上

レクサスLSはその全長が5,235mmと非常に大きな車となっており、区分としては文句なく3ナンバーサイズとなっています。

また全幅についても1,900mmと非常にワイドであり、車の全長と全幅は国内車では最大級です。特に全長が5,000mmを超える車は日本車ではなかなかなく、海外の高級セダンと同クラスのサイズ感となっています。

全高についてはレクサスLSはセダンなのでそこまで高くはなく、駆動方法で多少の差はありますが1,450mm〜1,460mmと低くスポーティな印象となっています。

こういった特徴もあって最高級セダンではありますがかなりシャープな印象を持つ車です。

レクサスLSは駐車場に収まるか?

次にレクサスLSのサイズで駐車場に収まるかどうかを見ていきましょう。

国内の駐車場はその殆どが平置きの駐車場となっており、天井のない枠だけの駐車が一般的です。
平置きの駐車場は自宅の駐車場を始めとして、有料駐車場、コンビニ、ショッピングセンターなどさまざまなところで見られるものです。

そのサイズは場所によってまちまちですが、一般的なサイズとしては幅が2.5m・奥行き5.0mとなっています。

これに対してレクサスLSのサイズでは全幅は収まるものの、全長は平置き駐車場の枠には納まりきらないサイズ感なので駐車の際には場所に気をつける必要があります。

ポイント

またもう一つ駐車場でよく見るものに立体駐車場がありますが、立体駐車場は駅前などの狭い土地でビルのような施設に上下に駐車していくタイプの駐車場です。

その構造から立体駐車場には車の高さに対して制限があるのですが、昔からある立体駐車場では「高さ制限1.57m」となる所が多くてレクサスLSの全高ならひっかかりません。

しかし立体駐車場は多くが全長5,000mm以下という制限も設けられており、レクサスLSの全長ではこの点で立体駐車場への駐車が難しい点があります。

国産車のほとんどは全長5,000mm以下なのでこの点で引っかかるのは輸入車がほとんどだったのですが、レクサスLSは海外のフラッグシップモデルとサイズ感が近いため立体駐車場でも引っかかる部分があります。

その他の外観のサイズ感

レクサスLSは現行モデルでその全長が5,235mmとなっていますが、この全長は実はロングボディと呼ばれる高級セダンの仕様に近いサイズ感です。

ロングボディとは高級セダンならではの仕様で、通常モデルの車よりも全長を長くして車内の広さをかくだしたモデルです。

レクサスLSのような最上級セダンはその用途として後部座席が最も重視されており、運転手などを抱えて広くて快適な後席で移動するなどの用途があります。

そのため後部座席の前後サイズを特に広くして快適性を増した仕様としてロングボディがあり、高級セダンの中でもさらに上位の仕様となっています。

レクサスLSも前型モデルまえは標準ボディとロングボディの2種類が設定されていたのですが、現在では1種類のみとなっています。

もともと標準ボディは5,000mm前後、ロングボディは5,200mm前後だったので、現行モデルのレクサスLSの5,235mmという全長はすべての仕様がロングボディと同じくなったというわけです。

海外の最高級セダンは現在も標準ボディとロングボディがあるので、レクサスLSはすべての仕様で上級グレードとなっているといえるでしょう。

レクサスLSの内装

レクサスLS 内装参考:lexus.jp

次にレクサスLSの車内のサイズを見ていきますが、車内の広さこそレクサスLSの最大の魅力です。

スペックレクサスLS
室内長“EXECUTIVE”、“version L”:2,080mm “F SPORT”、 “I package”:2,154mm
室内幅1,615mm
室内高1,160mm
ラゲッジルーム高さ約400mm
約1,500mm
奥行き約900mm
運転席寸法高さ約1,000mm
約500mm
奥行き約900mm
助手席寸法高さ約1,000mm
約500mm
奥行き約900mm
後席寸法高さ約1,000mm
約1,500mm
奥行き“EXECUTIVE”、“version L”:約1,000mm “F SPORT”、 “I package”:約1,100mm

レクサスLSの車内の広さ

まずはレクサスLSの車内の広さとして乗員の居住空間を見ていきますが、レクサスLSの車内のサイズはグレードによって少し違います。

レクサスLSは前席と後席の2列シートを持つ車ですが、その前後のサイズはベースグレードのEXECUTIVE”、“version L”と上級グレードの“F SPORT”、 “I package”で室内長が違います。

ポイント

ベースグレードでは2,080mmの室内長となっていてこれでもセダン系の車種としてはかなり広々とした足元空間が確保されています。

しかしさらに上級グレードで2,154mmまで延長されており、主に後部座席の広さが100mm近く広くなっているので非常に快適な車内空間となっています。

またレクサスLSの室内幅は全幅の広さを活かして1,615mmも確保されており、左右のサイズもとても広々としたものとなっています。

レクサスLSの後部座席には最大3名まで座ることが出来ますが、フル乗車した場合でも左右は底まで窮屈にはならず快適です。

室内高は車高の低いセダンなので1,160mmほどとなっていますが、それでも頭上空間はそこそこ確保されており窮屈すぎることははないでしょう。

レクサスLSのトランクルームの広さ

次にレクサスLSのラゲッジルームの広さを見ていきますが、レクサスLSはセダンなので車室とは独立したトランクルームがあります。

トランクルームはセダンの外観上の大きな特徴であり、その用途は普通の荷物などを積み込むとともにレクサスLSの用途で多いゴルフのためにゴルフバックを複数積み込むことが重要な点です。

レクサスLSのトランクルームは高さについてはセダンなのでそこそこのサイズ感となっていますが、その幅は車幅の広さを活かして1,500mm近くあり、かなり大きな荷物や長い荷物も積み込めます。

トランクルームには凸凹があるので場所によっては少し幅が狭い箇所もありますが、全体的には広く取られています。

またレクサスLSのトランクルームの奥行きは900mm近くあり、前後方向にも大きな荷物を積み込むことができるスペースとなっています。

この広いトランクルームには最大でゴルフバッグが4個程度積み込むことができるので、4人まとめてレクサスLS1台でゴルフに出かけることも出来ます。

このトランクの広さもレクサスLSの魅力の一つで、どんなシーンでも便利に活用できる車にもなっています。

その他の内装のサイズ感

レクサスLSの車内のサイズは前述したようにグレードで室内長が変わってきますが、そのサイズは後席の広さにつながっています。

レクサスLSの室内長はグレードによって120mm近く違いますが、どちらのグレードでも運転席や助手席の広さはほとんど変わりません。

その代わり後席はその前後のサイズが拡大されており、後席の前後のサイズが広くなったことで座ったときの足元空間の広さが拡大されています。

このサイズ感で後部座席の広さはセダンとしては最大クラスのものとなっており、最上級セダンの最大の魅力です。

レクサスLSの前型モデルまであった標準ボディとロングボディもこういった差がありましたが、現行モデルは外観サイズは変わりません。

ですが車内のサイズはグレードによって変わるので価格帯も結構な差があります。そのあたりはレクサスLSのユーザーによって選べるのでさまざまなニーズに対応しています。

レクサスLSの運転

レクサスLS 運転参考:lexus.jp

次にレクサスLSの運転性についてのスペックを見ていきましょう。

スペックレクサスLS
最小回転半径2WD:5.6m AWD:6.0m
ハンドルサイズ370mm

レクサスLSの旋回性

まずはレクサスLSの運転性について小回りの効きを見ていきますが、スペック的には最小回転半径が関係しています。

最小回転半径は車のハンドルを左右どちらかに最大まで切り、その状態で低速走行して360°旋回するのに必要な半径を指しています。

このスペックが小さければ小さいほど小回りが利くのですが、レクサスLSのような大型セダンは一般的に小回りがききづらい車と言われています。

ポイント

レクサスLSは3ナンバーサイズですが、3ナンバーサイズでも中型クラスのセダンでは最小回転半径が5.0m〜5.5mぐらいで、日本の狭い道で扱いやすいサイズ感がこのぐらいです。

これに対してレクサスLSの最小回転半径は2WD仕様で5.6mとなっており、全長もホイールベースも長いレクサスLSにしてはなかなかしっかり小回りが利くと言ってもよいでしょう。

しかし全輪駆動であるAWDでは最小回転半径は6.0mと大きくなっており、この仕様では少し扱いづらいスペックと言えます。

レクサスLSは現行モデルで全長の違いなど最小回転半径に直結する点はなくなりましたが、AWDは足回りの構造の問題でどうしても最小回転半径は大きくなってしまいます。

レクサスLSの走行感覚

レクサスLSの走行感覚は大型セダンらしく大柄なボディで、走行感覚は大型車特有のものとなっています。

レクサスLSの全長および全幅は国内車の中では最大クラスであり、その走行感覚はかなり慣れが必要です。

全長が5,000mmを超えているサイズは狭い道などでの取り回しがなかなか大変ですが、2WDについては最小回転半径が小さめに抑えられていることもあって以外と小回りがしっかり効く点は便利です。

またレクサスLSはボンネットのサイズが結構大きなオーバーハングとなっているので、前方の走行感覚の把握はしっかり行う必要があります。

またリア側の車両感覚についても全長の長さと後部座席、トランクの長さなどドライバーの位置から車後部までかなり距離があるので普通の車とはかなり感覚が違います。

トランクルームのオーバーハングもあるので見切りがあまり良くない点もあり、大型のボディに対して余裕を持って運転するのが良いでしょう。

レクサスLSの車内の運転感覚

レクサスLSの車内からの運転感覚についてはかなり慣れが必要です。

レクサスLSの運転席は車の中央付近に位置していますが、そもそもの全長の長さからドライバーから前方の視界は少し死角が多いです。

車のデザインがシャープになったことで前のモデルより車の前方の見切りは良くなりましたが、それでも車のサイズの大きさによる前方の長さは慣れが必要です。

ただセダンのAピラーのデザインは左右の視界の妨げになりにくい形状となっており、左右の見切りはそこそこ良好です。

後方に関してはレクサスLSはセダンなのでリアウインドウがそこまで大きく取れないのですが、それでも左右の幅はしっかりありますし高さも350mm程度確保できているのでセダンの中ではなかなか後方視界が開けています。

それでも車両サイズが大きいのでバックの際などには注意が必要な車ですが、近年はセンサーやカメラなどの補助システムが豊富なのでそれらを駆使することで安全性の確保ができるでしょう。

レクサスLSのサイズの評判

レクサスLSのサイズについてはtwitterにさまざまな評判が投稿されていますが、その中からいくつかご紹介していきます。

こちらの方はホンダの上級セダンであるレジェンドの隣にレクサスLSが駐車した写真を載せていらっしゃいますが、そのサイズの違いは結構びっくりしますよね。

レジェンドも決して小さな車ではないのですが、レクサスLSの堂々としたサイズはかなりのインパクトがあります。

こちらの方はレクサスLSと、そのライバルであるメルセデス・ベンツSクラスの小回りを比較されていますが、小回りについてはレクサスLSが有利だそうです。

交差点などのUターンは大きな車が最も苦手とするものですが、そこで切り返しがそこまでいらないレクサスLSはかなり運転しやすい車といえます。

レクサスLSを他の車と比較

では最後にレクサスLSのサイズ感をライバル車と比較してみますが、レクサスLSのようなサイズを持つ国産車は現在殆ど無く、ライバルは基本的に海外車種となります。

スペックレクサスLSメルセデス・ベンツ SクラスBMW 7シリーズトヨタ センチュリー
価格9,996,000円~15,691,000円11,920,000円~24,490,000円10,960,000円~25,820,000円19,962,963円
全長5,235mm標準モデル :5,115mm ロングボディ:5,225mm標準モデル :5,110mm ロングボディ:5,250mm5,270mm
全幅1,900mm1,900mm〜1,915mm1,900mm1,890mm
全高2WD:1,450mm AWD:1,460mm1,495mm標準モデル :1,480mm ロングボディ:1,485mm1,475mm
ホイールベース3,125mm標準モデル :3,035mm ロングボディ:3,165mm標準モデル :3,070mm ロングボディ:3,210mm3,025mm
トレッド(前/後)1,630/1,635mm 1,630/1,615mm 1,635/1,635mm 1,635/1,615mm1,630/1,645mm 1,625/1,635mm1,580/1,600mm1,575/1,575mm
最低地上高140mm130mm135mm135mm
車両重量2,150kg〜2,390kg2,000kg〜2,290kg1,840kg〜2,140kg2,070kg
タイヤサイズフロントタイヤ245/50RF19 101W 245/45RF20 99Y245/40R20 245/50R18 245/45R19245/40R20 245/50R18225/55R18 98H
リアタイヤ245/50RF19 101W 245/45RF20 99Y 275/40RF20 102Y275/35R20 245/50R18 275/40R19275/35R20 245/50R18225/55R18 98H
室内長“EXECUTIVE”、“version L”:2,080mm “F SPORT”、 “I package”:2,154mm標準モデル :約2,200mm ロングボディ:約2,400mm標準モデル :約2,200mm ロングボディ:約2,300mm2,045mm
室内幅1,615mm標準モデル :約1,600mm ロングボディ:約1,600mm約1,600mm1,605mm
室内高1,160mm約1,200mm約1,100mm1,185mm
ラゲッジルーム高さ約400mm約400mm約400mm約400mm
約1,500mm約1,500mm約1,500mm約1,300mm
奥行き約900mm約900mm約900mm約1,000mm
最小回転半径2WD:5.6m AWD:6.0m5.5m〜5.8m5.8m〜6.1m5.7m

レクサスLSとメルセデス・ベンツSクラスのサイズ感の比較

メルセデス・ベンツはドイツを代表する高級車メーカーで日本でも高い人気を誇る代表的な高級車ですが、その中でトップクラスの車がSクラスです。

Sクラスは日本でもハイクラスの高級セダンの代名詞であり、レクサスLSと最も近いライバルとなります。

ポイント

Sクラスには標準ボディとロングボディの2種類がありますが、標準ボディはレクサスLSより多少短い5,115mmでロングボディになってほぼ同サイズの5,225mmとなっています。

全幅や全高についてもレクサスLSとメルセデス・ベンツSクラスは非常に近しいサイズで、レクサスLSが世界トレンドに則った 日本の高級車であることがわかります。

車内のサイズについてはレクサスLSの広いサイズで2,154mmなのに対して、Sクラスの車内は標準ボディでもほぼ同等、ロングボディだともっと広々とした車内空間となっています。

室内幅や室内高はほとんど変わらないものの、さすがメルセデス・ベンツの最上級セダンだけあって室内で後席の広さは圧倒的なものを備えています。

トランクルームについてはサイズ感はそこまで大きく変わりませんが、内部の形状で多少出っ張りなどがあります。

なお前述のtwitterで小回りについてのものがありましたが、スペック上ではSクラスの最小回転半径はレクサスLSと大きく変わりません。それでも運転してみると感覚は結構違うようです。

レクサスLSとBMW 7シリーズのサイズ感の比較

BMWはメルセデス・ベンツと同じくドイツを代表する高級車メーカーで、その最上級セダンである7シリーズはレクサスLSのライバルとなります。

BMWはメルセデス・ベンツとは多少高級車のコンセプトが違い、運転性能にもこだわったモデルが多いメーカーです。

7シリーズもデザイン的にスポーティな車ですが、その全長は標準ボディで5,110mm、ロングボディで5,250mmとなっていてレクサスLSと同じぐらいの全長となっています。

また全幅は同サイズですが全高は7シリーズが多少高く、スポーティなもののどっしりとした印象になります。

車内のサイズは7シリーズの室内長が標準ボディで2,200mm前後、ロングボディで2,300mm前後となっており、レクサスLSより多少広めの車内です。

室内幅や室内高はほとんど変わらないサイズ感なので、車内の開放感は多少7シリーズが上と言えます。

トランクルームの大まかなサイズもほとんど変わりませんが、最小回転半径は7シリーズの方が大きいので小回りの効きはあまり良くないでしょう。

なお前述のメルセデス・ベンツSクラスもそうですが、BMW 7シリーズの価格帯はレクサスLSより多少高い位置にあり、ハイエンドクラスでは10,000,000円近い差があります。

しかしこれには輸入車としての価格も含まれていたりするので、車のサイズや性能面に関しては完全にライバル社といえるでしょう。

レクサスLSとトヨタ センチュリーのサイズ感の比較

レクサスLSは国内メーカーの車ではほぼライバルがいない車種となっていますが、現在唯一ライバル的な位置づけにあるのは同じトヨタグループのトヨタ センチュリーでしょう。

トヨタ センチュリーはレクサスが生まれる以前から国産車最上級のセダンとして存在感のある車種で、皇室でも使われるほどラグジュアリーな車です。

センチュリーは近年フルモデルチェンジを果たして近代的な車となり、トヨタの最上級車としてまた注目される車になっています。

そんなセンチュリーの外観サイズは全長が5,270mmとレクサスLSよりさらに長い車となっており、全幅や全高も同サイズなので車のサイズとしてはレクサスLSの同クラスとなります。

車内のサイズについてはセンチュリーの室内長は2,045mmとなっており、レクサスLSや海外の高級車に比べると多少短めの室内となります。

室内幅や室内高もほとんど同サイズとなっているので車内の広さについてはレクサスLSには及ばないものですが、センチュリーは日本独自の高級感のある内装など独特な特徴もあり、日本メインの高級車としての存在感があります。

なおトランクルームについてはほぼ変わらないサイズ感ですが、奥行きはセンチュリーが多少長くなっており使い勝手は良くなっています。

センチュリーはレクサスLSのように世界展開する車ではなく、日本の高級車の伝統に則った重厚なデザインも魅力の一つです。

日本専用車なのでレクサスLSより価格帯も上であり、海外の高級セダンにも匹敵するものとなっています。

総評

レクサスLSのサイズ感は日本を代表する最高級セダンとしての存在感に満ちており、外観サイズの同等した大きさは堂々としたものです。

車内の広さやラグジュアリー感も世界の高級車には決して負けておらず、最高級車の品格たっぷりな車です。

普通の車ではないので運転性など慣れが必要な部分もありますが、満足感は非常に高い車でしょう。