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ジムニーのサイズ/広さ/大きさは狭い?寸法(車高/長さ/車幅/最低地上高/重さ)まとめ!

スズキ ジムニーは軽自動車の中では非常に珍しい本格的なSUVで、その特徴から日本のみならず世界中で愛される車です。

今回はそんなジムニーのサイズや寸法について見ていきましょう。

ジムニーのサイズ・寸法と広さ・大きさ

スズキ ジムニー参考:www.suzuki.co.jp

スズキ ジムニーは初代モデルが1970年に登場した車ですが、基本的なコンセプトを受け継いでモデルチェンジしつつ現在まで継続している車種です。

ジムニーは軽自動車の一種で車のサイズやエンジン排気量に一定の基準が決められているのですが、その中で本格的なオフロード走行が可能なクロスカントリーSUVとして設計されており、和ある軽自動車の中でも特別な存在です。

ジムニーは初代モデルから一貫してラダーフレーム構造とリジッド式サスペンションという耐久性の高い仕様を採用しており、軽自動車では唯一でありなおかつクロスカントリーSUVには必須の構造です。

現行ジムニーは4代目となりますが、2018年にフルモデルチェンジして登場した際にはあまりの人気の高さから新車の納車が数年待ちになるなど、多くの人から愛されている車です。

現行ジムニーも基本コンセプトは受け継ぎつつも、特徴的なスクエアデザインと低燃費のエンジン、さまざまな最新の安全装備が装着されており、正常進化したジムニーとなっています。

また世界的にもSUVが人気となっている中でも、現在でも軽自動車でクロスカントリーSUVというのは、日本のみならず世界的に見てもジムニーのみが持つ特徴です。

そんなジムニーの外観サイズについてまずは見ていきましょう。

ジムニーの外観

ジムニー 外観参考:www.suzuki.co.jp

ジムニーの外観サイズは次のとおりとなっていますが、基本的には軽自動車規格に沿ったものとなります。

スペックジムニー
全長3,395mm
全幅1,475mm
全高1,725mm
ホイールベース2,250mm
トレッド(前/後)1,265/1,275mm
最低地上高205mm
車両重量1,030kg〜
タイヤサイズフロントタイヤ175/80R16 91S
リアタイヤ175/80R16 91S
ウインドウサイズフロントウインドウ約1,200mm✕400mm
サイドウインドウ約1,700mm✕400mm
リアウインドウ約1,000mm✕400mm
ミラー幅約1,900mm
エンブレム・ロゴサイズ約100mm✕100mm

ジムニーの寸法

ジムニーの属する軽自動車規格は日本の狭い道でも扱いやすい小型車として制定されたもので、税金の優遇などがある代わりにそのサイズには厳しい制限がかかっています。

軽自動車の規格ではエンジン排気量や乗車定員4名のほかに、車のサイズの規定として「車両寸法が長さ3.40 m (3,400 mm) 以内、幅1.48 m (1,480 mm) 以内、高さ2.0 m (2,000 mm) 以内」となっています。

このサイズ感は住宅街や狭い路地などでも取り回しがしやすいサイズとして決められており、特に全長と全幅が大きな規制となっています。

これに対してジムニーの外観サイズは全長3,395mm、全幅1,475mmとなっており、軽自動車規格にギリギリちょうど収まるサイズ感になっています。

ポイント

このサイズ感はなにもジムニーだけの特徴ではなく、近年の軽自動車は基本的にこのサイズで設計されており、車内の広さなどを最大限確保するようになっています。

ですがジムニーは全高については1,725mmと規制ギリギリにはなっていないのですが、そもそもの2.0m以内という基準がかなり車高の高い車のものであり、軽自動車としては1,725mmでも高いほうです。

なお近年はスーパーハイトワゴンという背の高い軽自動車が増えてきていますが、ジムニーの全高はそういったスーパーハイトワゴンと並ぶぐらいのサイズ感となっています。

ジムニーは駐車場に収まるか?

次にジムニーのサイズ感で駐車場に収まるかどうかを見ていきますが、駐車場のサイズには大きく分けて2種類存在しています。

1つ目は一般的な平置きの駐車場は自宅の駐車場や有料駐車場、ショッピングセンターなどで見られるもので、天井がない青空駐車が一般的です。

この平置きの駐車場はサイズは場所によってまちまちですが、おおよそ幅が2.5m・奥行き5.0mぐらいが一般的なサイズです。

このサイズに対してジムニーの外観寸法であれば余裕で駐車することができ、スペースがあるので駐車の際もとても楽でしょう。

もう一つの駐車場は立体駐車場という駅前などでよく見られるものですが、こちらは幅や長さの制限よりも車の車高に対して制限が厳しくなっています。

昔からある立体駐車場では「高さ制限1.57m」という所が多く、この高さ制限に対してはジムニーの車高では駐車することができません。

ジムニーは昔からこの問題を常に抱えており、軽自動車という小さな車ながら立体駐車場は不得意とする点が少し不便でした。

ですが近年は大型ミニバンの増加によって立体駐車場の高さ制限が緩和されつつあり、高さ制限2.0m〜2.5mという立体駐車場が増えていますのでジムニーも駐車可能な所があります。

その他の外観のサイズ感

ジムニーの特徴はなんと行っても本格的なオフロード走行ができる点ですが、そのためジムニーの最低地上高はかなり高めとなっています。

最低地上高はオフロードを走行するSUVにとっては大きく地上と車体の空間を開けるために必要で、岩や倒木などを乗り越える際に車体が当たらないようにしています。

軽自動車は全般最低地上高は低くてよいのですが、ジムニーに関しては205mmとかなり大きなサイズ感となっており、中型、大型のクロカンSUVと同程度のスペックです。

最低地上高がしっかり確保されているのでジムニーのサイズでも十分なオフロード走行が可能であり、他の軽自動車には出来ない点です。

またジムニーのタイヤサイズもオフロード走行に向くように大径のものが装着されており、これも軽自動車としては特別なものです。

近年はクロスオーバーSUVというSUVライクなデザインの乗用車も増えていますが、本格的なクロスカントリー性能を持つものは少なく、そういった意味でもジムニーの存在は基調です。

ジムニーの内装

ジムニー 内装参考:www.suzuki.co.jp

次にジムニーの内装のサイズ感について見ていきましょう。

スペックジムニー
室内長1,770mm
室内幅1,300mm
室内高1,200mm
ラゲッジルーム高さ850mm
1,300mm
奥行き240mm
運転席寸法高さ約1,100mm
約500mm
奥行き約1,000mm
助手席寸法高さ約1,100mm
約500mm
奥行き約1,000mm
後席寸法高さ約1,000mm
約900mm
奥行き約700mm

ジムニーの車内の広さ

ジムニーはデザインがかなり直線的なスクエアデザインをしているのですが、これは軽自動車というサイズ制限の厳しい中ではスペース効率に優れています。

ジムニーの室内幅は1,300mmと車幅に対して最大限室内を広めに確保するようにされており、ジムニーは前席に2人、後席に2人の4人乗りなので後席のベンチシートに左右に座ってもそこまで窮屈ではありません。

ポイント

ジムニーは車高の高い軽自動車ですが最低地上高も高いので室内高はそこまで広々とはしていませんが、それでも1,200mm確保されているので、昔のジムニーよりも居住性が高く改良されています。

ですが室内長に関しては1,770mmとなっており、他の一般的な軽自動車と比較すると室内長は狭くなっています。

これはジムニーがしっかりしたボンネットのサイズを確保しているためなのですが車の構造上仕方ない面であり、車体構造から違う他の軽自動車に対しては室内長が短くなります。

そのためシートに座ったときの前後の足元スペースが少し狭めになっており、軽自動車として全長も規制されているジムニーでは仕方ない点です。

ジムニーのラゲッジルームの広さ

ジムニーの室内長が短いという点はそのシート後ろにあるラゲッジルームにも影響しており、ラゲッジ寸法も狭くなっています。

軽自動車のサイズ制限は車のサイズと室内サイズ、そしてラゲッジルームそれぞれのトレードオフが必要なものとなっており、ジムニーでもそれは変わりません。

ジムニーは全長に対して車室の割合が他の軽自動車とくらべると狭めになっているのですが、その分ラゲッジルームの奥行きも狭くなっており、240mmの奥行きでは大きな荷物を積み込むスペースはありません。

ですがジムニーのリアシートは前方に倒すシートアレンジが可能であり、そうすればラゲッジルームの奥行きを広げることは可能です。

またラゲッジルームの幅に関しては1,300mm確保されており、この点については他の軽自動車よりも大きく広々とした寸法になっています。

これはジムニーの車高が高くタイヤの張り出しなどがあまり車室内に影響しないためで、クロカンSUVとしてのジムニーのメリットとなります。

ラゲッジルームの高さも850mm確保されているので、奥行き以外は広いラゲッジルームとなっています。

ジムニーのラゲッジルームは標準状態では広いとは言えないのですが普段の買物程度では十分なスペースであり、それ以外のシーンではうまくシートアレンジを駆使すると良いでしょう。

その他の内装のサイズ感

ジムニーは前席と後席の2列シート車ですが、そのサイズ感は前席よりも後席が狭くなっています。

車室内の広さを重視しているトールサイズの軽自動車などでは前席と後席の奥行きが同程度、もしくは後席のほうが広いことが多いのですが、これはドライバーシートより後席の居住性を重視しした結果です。

しかしジムニーは前席を利用することが多い車で、限られた車内スペースの中で後席の奥行きはそこまで重視していないため、後席に座ると足元空間が少し狭くなっています。

また座席の高さに関しても前席より後席のほうが少し短めとなっており、座ったときの天井との頭上空間は前席のほうが広くなっています。

後席は前述したシートアレンジの格納機能が備わっている関係で少しサイズ感が違うのですが、奥行きと相まって前席のほうが居住性が良いといえるでしょう。

ですがジムニーの後席はそのままでも荷物置きとして使えるので、普段はそういった使い方がよいかもしれません。

ジムニーの運転

ジムニー 運転参考:www.suzuki.co.jp

では次にジムニーの運転性に関するスペックを見ていきましょう。

スペックジムニー
最小回転半径4.8m
ハンドルサイズ370mm

ジムニーの旋回性

まずジムニーの運転性に関して一番気になる点は小回りが効くかという点であり、これは軽自動車であるジムニーには特に重要な点です。

軽自動車はそのサイズ感の小ささと合わせて小回りがとても効く車として知られており、狭い道や駐車の際などにもとても運転しやすい点が1つのメリットになっています。

車の小回りは最小回転半径というスペックで表されるのですが、これはハンドルを左右どちらかに最大限回転させた状態で低速走行し、360°展開するのに必要な半径を指します。

ポイント

軽自動車はこの最小回転半径が4.5m前後が一般的なスペックとなっており、車によってはこれよりも小さな最小回転半径を確保して小回りが効きやすい軽自動車もあります。

ですがジムニーの最小回転半径は4.8mとなっており、軽自動車の中では小回りがあまり聞きにくい車となっています。

軽自動車よりワンランク大きなコンパクトカーが最小回転半径5.0m程度が標準サイズなので、それよりは小回りは効くものの軽自動車としては少し取り回しが大変な種類です。

ジムニーはサスペンションなどの足回りがオフロード走行向けに耐久性が高い特別な仕様となっているので、その影響で最小回転半径が大きくなってしまいます。

ですが軽自動車ではないSUV系の車種はもっと最小回転半径が大きいので、それらに比べればクロカンSUVでありながら小回りが効く車といえるでしょう。

ジムニーの走行感覚

ジムニーの走行感覚は一般的な軽自動車とは少し違っており、そのタイヤの大きさや視点の高さなど普通車に近いものとなっています。

ジムニーの車高の高さおよび最低地上高の高さはドライバーの視点が高い位置にあるようになり、全体的にコンパクトなジムニーでは割合が大きめです。

そのため普通の軽自動車に乗ったあとだと少し違和感があるかもしれませんが、全体的な車の大きさ自体は小型なことは変わりませんので、案外運転はしやすい車です。

ジムニーはボンネットが軽自動車にしてはしっかりある車で前方の走行感覚は少し違いますが、それでも軽自動車のエンジンのサイズなのでオーバーハングは小さく少し慣れれば車のサイズ感はつかみやすいと言えます。

またジムニーはしっかり直線で構成されたスクエアデザインの車なので、車の左右のサイドの運転感覚もつかみやすいです。

車のサイズも全幅も全長も小型なのでサイズ感はつかみやすく、リアの角の位置もつかみやすいでしょう。

更にジムニーには最新のカメラシステムなどの安全装備も組み込まれているので、これらを併用することでより安全な走行ができます。

ジムニーの車内の運転感覚

ジムニーの車内からの運転感覚として特徴的なのはやはりドライバーの視線の位置でしょう。

一般的な軽自動車は全高が低めでさらに最低地上高が150mm前後ですので、ドライバーの視点の位置は低めとなっています。

車高の高いスーパーハイトワゴンでも高くなっているのはドライバーの頭上空間の広さであり、視線の位置はほとんど変わりません。

ですがジムニーはこれに対して最低地上高が200mmを超え、車高も高くなっているのでドライバーの視点は体感的に結構高めの感覚になっています。

この視点の位置は運転時に遠くまで見通すことができるので案外走行時は運転しやすい点であり、ほかのSUVと同じような特徴となっています。

またジムニーのフロントウインドウ、サイドウインドウ、リアウインドウはそれぞれ結構広々なサイズ感を持っており、全体的な視界も広くなっています。

ただ視点が高い分車の前方や後方の下側に死角が増えているので、安全確認はしっかり行いましょう。

ジムニーのサイズの評判

ジムニーのサイズ感はtwitterにもさまざまな評判が投稿されており、その中からいくつかご紹介していきます。

こちらの方はSUVの購入を検討されたようで、その中には中型のSUV何車種かとジムニーが対象となっていたようです。

ですがその中でジムニーのサイズ感がぴったりだったようで、小型でSUVらしいスペックもあるジムニーは大きな魅力があります。

こちらの方はジムニーの市場をされたそうですが、その独特の視点の高さは運転のしやすさにつながっており、とても評判が良かったそうですね。

ですが軽自動車のサイズ感からくる車内の広さに関してはさすがにしかたないと言われていますね。

ジムニーを他の車と比較

では最後にジムニーとライバル車のサイズ感を比較してみましょう。

ジムニーは軽自動車のクロスカントリーSUVという非常に特別なサイズ感を持つ車なのですが、現在事実上ジムニーのライバルとなるような車は存在しません。

以前は三菱にパジェロミニという同じようなコンセプトの車種はあったのですが現在では廃止されており、ジムニーは唯一の車となりました。

しかし軽自動車全体で見ると近いコンセプトの車やもっと販売台数の多い軽自動車もありますので、今回はそんな車種との比較をしていきます。

スペックジムニースズキ ハスラーダイハツ ウェイクホンダ N-BOX
価格1,485,000円〜1,875,000円1,365,100円〜1,746,800円1,375,000円〜1,875,500円1,411,300円〜1,926,100円
全長3,395mm3,395mm3,395mm3,395mm
全幅1,475mm1,475mm1,475mm1,475mm
全高1,725mm1,680mm1,835mm1,790mm(FF車) 1,815mm(4WD車)
ホイールベース2,250mm2,460mm2,455mm2,520mm
トレッド(前/後)1,265/1,275mm2WD:1,285/1,300mm 4WD:1,285/1,290mm1,305/1,295mm 1,305/1,265mm1,305/1,305mm
最低地上高205mm180mm140mm145mm
車両重量1,030kg〜810kg〜880kg990kg〜1,060kg890-1,030kg
タイヤサイズフロントタイヤ175/80R16 91S165/60 R15 77H165/55R15 75V 155/65R14 75S155/65R14
リアタイヤ175/80R16 91S165/60 R15 77H165/55R15 75V 155/65R14 75S155/65R14
室内長1,770mm2,215mm2,215mm2,240mm
室内幅1,300mm1,330mm1,345mm1,350mm
室内高1,200mm1,270mm1,455mm1,400mm
ラゲッジルーム高さ850mm900mm1,140mm1,230mm
1,300mm1,010mm875mm1,120mm
奥行き240mm290mm330mm345mm
最小回転半径4.8m4.6m4.4m〜4.7mm4.5m〜4.7mm

ジムニーとスズキ ハスラーのサイズ感の比較

現在ジムニーに最も近いコンセプトを持つ軽自動車といえば同じスズキのハスラーで、ハスラーは軽のクロスオーバーSUVといえる車種になっています。

クロスオーバーSUVは世界的に人気のある車種の1つで、クロカンSUVに近いデザインを持ちながら一般道路の走行をメインとした乗用車であり、オフロード性能は控えめですがデザイン的にSUVらしさが魅力となっています。

ポイント

ハスラーはこのクロスオーバーSUVの人気に合わせて計画された軽自動車で、その外観サイズはジムニーと同じ軽自動車なので全長と全幅はかわりません。

ですがハスラーは全高が多少低めであるとともに最低地上高は180mmとなっており、ジムニーよりオフロード性能を下げるとともに乗用車としての性能は高くなっています。

車内のサイズ感もハスラーは車内長が2,215mm、室内高が1,270mmも確保されており、ジムニーのサイズ感とは大きく違ってとても広々としています。

このあたりは車体の設計の違いなどが出てきており、ハスラーのボンネットのオーバーハングが小さいことが理由です。

ですが室内幅はほとんど変わらず、ラゲッジスペースの寸法もそこまで大きな差はありません。

ハスラーでもある程度のオフロード走行は可能ですがジムニーほど本格的な走行は控えておいたほうが良いです。

しかしその分車内の広さや快適性は大きく改善されており、乗用車としての魅力はとても高い車になっています。

ジムニーとダイハツ ウェイクのサイズ感の比較

ダイハツ ウェイクは軽スーパーハイトワゴンという車高の高い軽自動車ですが、そのコンセプトにキャンプやアウトドアでの使い勝手を重視している点があり、SUV風のデザインを取り入れています。

そんなウェイクの外観サイズはジムニーよりある意味大型で、全長と全幅は変わりませんが全高が1,830mmと非常に高くなっています。

ですが最低地上高は140mmと低いので、ウェイクのサイズ感は通常のトールワゴンをより上に伸ばして車内の広さを大幅に広くした車といえます。

そのためジムニーのようなオフロード走行には向きませんが、キャンプやアウトドアで沢山の荷物を運ぶような用途には向いています。

ウェイクの車内のサイズもジムニーより大幅に広くなっており、室内長は2,215mmととても広々としています。

室内幅はそこまでの差はありませんが、室内高が車高の高さから1,455mmも確保されており、座席に座ったときの頭上空間はとても軽自動車とは思えないほど広々としています。

またラゲッジスペースの奥行きは車としては多少狭めなっていますが、それでもジムニーよりは広く実用的です。

ウェイクはSUVとは呼べないサイズ感の車ではありますが、キャンプやアウトドアなどジムニーの用途の1つとしてはライバル車であり、オフロード性能と積載量の比較となるでしょう。

ジムニーとホンダ N-BOXのサイズ感の比較

ホンダ N-BOXは軽スーパーハイトワゴンの軽自動車ですが、ウェイクのようなオフロード風のデザインではなく都会的なデザインの軽自動車です。

しかしこのN-BOXこそ軽自動車の中で最も販売台数の多い車であり、もっとも魅力的な車ともいえます。

そんなN-BOXの外観サイズは全長や全幅は当然ながらジムニーと同サイズですが、全高はスーパーハイトワゴンらしく1,800mm前後確保されています。

最低地上高は低いのでオフロード性能などはありませんが、そのデザイン的な優秀さと使い勝手の高さなどで非常に高い人気を誇っています。

N-BOXの最大の魅力は車内の広さにあり、室内長、室内幅とも軽自動車ではトップクラスの広さを持っており使い勝手がとても高い車となっています。

室内高はウェイクの登場によってトップクラスではなくなりましたが、ジムニーと比較すれば圧倒的な車内の広さを持っています。

ラゲッジルームの奥行きはそこそこの広さですが、ラゲッジの高さや幅は非常に広々としており、こちらの使い勝手もトップクラスです。

N-BOXはその基本性能の高さと使い勝手の高さから人気は非常に高く、ジムニーのオフロード性能が不要であればN-BOXはとても現実的な選択候補となっています。

総評

ジムニーは軽自動車でありながらクロスカントリーSUVとしての本格的な性能を持つという、世界でもジムニーにしかない魅力を持っています。

そのサイズ感を見ると車内の狭さやラゲッジスペースなど、他の軽自動車と比較すると気になる点はありますが、ジムニーにしかない魅力もたくさんあるので根強い人気を常に持っている車です。