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中古車を探してもらうなら予め知っておくべき6つのこと!

「中古車を探してもらおうと思っているんだけで、トラブルってないのかな?」

これから中古車を探してもらおうと思っているあなた!

初めて中古車を探してもらうときって怖いですよね。

私が初めて中古車を探してもらったときは勤めていたベテランの営業マンにお願いしました。

私自身中古車の売買に関しては無知だったので怖いというわけではなくドキドキしたのを今でも覚えています。

そのときに思ったのは、「何も知らずに探してもらうって怖いことなんだな」という事実です。

中古車を探してもらうときは後々のトラブルがつきものだということをそのときに教わりました。

そこで、私が学んだ知識をあなたにも伝授しますので中古車を探してもらう前にチェックしてみてください。

中古車販売店の仕入先

車を探す

中古車販売店はユーザーに販売する中古車をどこかしらから仕入れてきます。その仕入先は大きく分けると下記の3つです。

  • オートオークション
  • 下取り・買取り
  • 同業者からの業務販売

オートオークション

オートオークションとはクルマを専門にした卸売市場で中古車を中心に取引が行われています。オークション会場は日本全国にあり、実に多くの台数が取引されています。

現在、中古車販売店で販売されている中古車の8割はオートオークションから仕入れているとも言われています。

オートオークションに参加できるのは参加資格を得ている事業所のみで、ヤフーオークションなどのネットオークションのように一般人が思いつきで参加できるものではありません。

下取り・買取り

2つ目はクルマを購入してくれたユーザーからの下取りや買取りです。下取りはその店で購入したユーザーに限定されるので台数も圧倒的に減ります。

下取り・買取りをしたクルマのすべてが自社で展示し販売しているわけではなく、むしろオートオークションで売却してしまう販売店の方が多いです。

同業者からの業務販売

3つ目は提携している中古車販売店からの業務販売です。こちらは購入する中古車販売店にとってあまりメリットがありません。

そのため、常連のお客様から「◯◯という車屋においてある◯◯が欲しい」とお願いされない限り同業者から業務販売で仕入れることはありません。

そもそも、すべての同業者が業務販売を許可してくれるわけではないので相手から断られることも珍しくありません。

中古車販売店は以上3つの方法で仕入れて中古車を販売していますが、現実的に割合の多くを占めるのはオートオークションからとなっています。

中古車を探してもらうメリットとデメリット

「中古車の仕入れはオートークションがほとんどである」ということは理解できましたか?

これから中古車を探してもらう上でオートオークションという言葉は頻繁に出てくるので確実に覚えるようにしましょう。

では、中古車を探してもらうと、どんなメリットがあるのでしょうか? 反対に探してもらうことでデメリットはあるのか、それぞれ解説していきます。

探してもらうメリット

中古車を探してもらうメリットは選べる台数が違うので選択の幅が広がるということでしょう。

それぞれの中古車販売店は売れないようなクルマをわざわざオートオークションで仕入れることはしません。

いつ売れるかわからない中古車を仕入れ、売れるまで展示させておくということは中古車販売店にとって非常にリスクが高くなります。

なぜなら、売れなければ利益も出ませんし、仕入れ金も回収できないので資金繰りに苦しむからです。

そのため、展示されているクルマはそのときの売れ筋の車種や人気のある車種に偏る傾向があります。

展示されている中であなたが欲しい1台があればいいのですが、ないことだって考えられます。そんなときでもオートオークションで探してもらうことができれば妥協することもなく、理想の1台が手に入りやすくなるのです。

これは全国から探してもらうからこそ可能になるメリットといえます。

探してもらうデメリット

一方、デメリットは現車の確認ができないことです。

中古車を探してもらう場合、基本的に中古車販売店はオートオークションで探すことになりますが、あなたがオートオークション会場に行けるわけではないので現車の確認ができません。

となると、現車の確認はお願いする中古車販売店に委ねることになります。しかし、その中古車販売店の担当者に目利き力がなければ程度の悪い1台を仕入れてくるかもしれません。

つまり、クルマの知識が豊富でオートオークションでの仕入れ経験も豊富な中古車販売店でなければ売り物にならないようなバタバタの1台を仕入れてくるかもしれないということです。

中古車はどこで探してもらうべき?

中古車を探してもらうメリットとデメリットを紹介しましたが、ではどんな中古車販売店で探してもらうと状態の良い理想の1台が手に入るのでしょうか?

その答えは下記2つの条件が揃っていることです。

  • 展示されている中古車の8割以上は内外装の程度が良い
  • 仕入れ担当者が信用できる

展示されている中古車の8割以上は内外装の程度が良い販売店

展示車がある販売店では並べられている展示車の状態をチェックしてみてください。

並べられている展示車の状態が悪ければ、その販売店は粗悪な中古車を仕入れて販売している中古車販売店の可能性が高いです。

反対に程度の良さそうな中古車ばかりが並べられているような販売店では粗悪な中古車を極力販売しない方針の店舗といえます。

仕入れ担当者が信用できる販売店

次に、仕入れ担当者が信用できるかもポイントです。

誰があなたの中古車を探してくれるかはその店の方針によって違います。具体的には下記の2パターンに分かれます。

  • 別に仕入れを専門で行っている担当者がいて、オークション会場に行けるのはその仕入れ担当だけという販売店
  • スタッフ1人1人が仕入れを行うという販売店
前者の場合は仕入れ担当がどのような人かがポイントになりますし、後者ではあなたの担当をしてくれる営業マンがどのような人かがポイントになります。

どれだけ程度の良い展示車が並べられていても、仕入れ担当者が「人間的に問題ありの人」や「生理的に受けつけない人」ではお願いするべきではありません。

あなたが現車を見ることはできないので信頼関係の有無は非常に重要なのです。

他にも相場観や経験、目利き力も重要ですが、まず信頼ができないと「いい買い物ができた」とは思えません。

ですので、最低限上記2点が揃っている販売店で探してもらうようにしましょう。

これから車の購入を考えているなら、値引き交渉の正しいやり方を覚えておくといいですよ。

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中古車を探してもらうために要する時間

中古車を探してもらうために要する時間はさまざまです。すぐに理想の1台があれば1週間以内に連絡がきます。

しかし、なければ出てくるまで探し続けるしかないので月単位で時間がかかります。

みつかったとしても、書類の手続きをしなければいけないので、仕入れてから最短で1週間はみておく必要があります。

車検が切れていれば、車検を受けなければ納車できないのでその期間も必要です。

ですので、いつまでに欲しいという希望があれば前もって伝えておくようにしなければいけません。

例えば、1ヶ月以内に納車してほしいというのであれば、1週間探してもらい、なければ妥協することも考えてください。

そうしないと、1ヶ月以内の納車は難しくなります。

中古車を探してもらうおすすめの時期

4月、5月

自動車業界は3月が繁忙期と言われており、新車、中古車問わず3月がもっとも販売台数が伸びます。

私が初めて中古車を探してもらう人におすすめする時期は3月を過ぎた4月、または5月です。

その理由は下記の2つです。

  • 営業マン1人あたりのユーザー数が減るから
  • 中古車市場の台数が増えるから

営業マン1人あたりのユーザー数が減るから

3月の繁忙期は台数を多く販売しなければいけないので営業マン1人あたりのお客様の数は必然的に多くなります。そのため、1人あたりに使える時間が少なくなってしまいます。

つまり、誤解を恐れずいうならば、ユーザー1人に対する接客が少なからず手抜きになってしまうのです。

これは接客業である以上致し方ないことですが、クルマは大金を支払って購入するので購入する立場からすれば面白くありません。この事態を避けるために繁忙期を過ぎて落ち着いた4月、5月を狙うというわけです。

中古車市場の台数が増えるから

3月は買い替えがもっとも盛んに行われます。そのため、買い替えた人の下取り車や買取り車が中古車市場に溢れることにもなります。

中古車市場に下取り車や買取り車が溢れるということはユーザー側からすれば選べる台数が多くなるということです。

少ない台数の中から、手抜きの接客を受け購入するか

台数の多い中から、じっくり向き合った接客を受け購入するか

このどちらがいいかといえば、私は後者を選びます。メリットしかないので当然といえば当然です。

このような理由から中古車を探してもらう時期は繁忙期の終えた4月、5月がおすすめといえます。

中古車を探してもらった後のキャンセル

キャンセル

「中古車を探してもらった後に断ってもいいのかな?」と悩む人は多いです。

私が車屋で働いていた頃はよく知人から相談されたものです。

断ることができる、できないは仕入れる前か、仕入れた後かで変わります。

仕入れる前のキャンセル

仕入れる前のキャンセルは基本的にありです。なぜなら、実害が出ていないからです。

ただし、販売店によってはわずかですが、キャンセル料を請求してくることもあるので、依頼をする際に必ず確認をとるようにしてください。

念のためいっておくと中古車は正式な書面上だけでの契約ではない、口頭での約束も認められます。

ですので、書面上での約束、口頭での約束問わず必ずキャンセル料について確認するようにしましょう。

仕入れた後のキャンセル

自動車は消費者を保護するクーリングオフが適用されません。そのため、基本的に仕入れた後のキャンセルができません。

ただ、大きく分けて以下の3つの場合は、仕入れ後でもキャンセルできることがあります。

キャンセル料を払う場合

基本的に、中古車販売店の仕入先であるオートオークションは、キャンセルを受け付けてくれません。

しかし、あなたがキャンセルをする相手はオートオークションの会社ではなく、中古車販売店です。

ですので、中古車販売店にキャンセル料を支払うことでキャンセルを受け付けてくれることもあります。

ただ、キャンセル料はまちまちです。車の購入価格と変わらないくらい高いこともありますのであまり当てにしない方がいいでしょう。

人気のある売れやすい1台である場合

売れやすいクルマの場合は、販売店によって、キャンセル料を支払うことを条件にキャンセルを認めてくれることもあります。

人気があれば仕入れても売れるので、販売店側が損することはありません。ですので、キャンセルを認めている販売店もあるというわけです。

ユーザーの希望とは違う条件の中古車を仕入れた場合

この場合、販売店がユーザーの許可を得ることなく勝手に落札し、仕入れているのでキャンセルはOKです。

通常、依頼を受けていた希望の1台がなければ、必ずユーザーに連絡をくれるものです。そこから、許可を得て落札し、仕入れることになります。

この仕入れの手順を無視しているわけですから、当然キャンセルする権利があります。

ただ、「キャンセルはできない」という悪徳な中古車販売店もありますので、注意が必要です。このような販売店はゴリ押しすればユーザーが折れてくれると思っているので、はっきりと断りましょう。

以上3つ紹介しましたが、それでもやはり基本的に「仕入れてからのキャンセルはできない」と思っておいた方がいいでしょう。

探してもらう場合は慎重に!

中古車を探してもらう前に知っておくべき知識を紹介しましたがいかがでしたか?

今回紹介したのは、基礎的なことが中心です。

この基礎的なことを知っているか、知っていないかで後々のトラブルや泣き寝入りがなくなります。

初めて中古車を購入する場合はわからないことばかりで、ただやみくもに契約してしまいがちです。

今回紹介した内容を事前に確認していただき、探してもらうリスクも十分に考慮して依頼するようにしましょう。